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中華そば高野の兄妹店に行ってみた。
2022/11訪問
1回
塩そばが一番人気らしいが、醤油も味噌も、魚介白醤油も何でも、相当旨いなぁ、そう思っている。で、毎回、スープや具材に施された丁寧な仕事ぶりに嬉しくなってしまうのだ。しみじみとした塩、香ばしくほんのり甘い醤油、キリリと魚介白醤油、ガツンと奥深い味噌……気分次第で何れを選んでも間違いなし! さらにホレてまう! のが麺。春よ恋や、きたほなみ等の北海道産小麦100%使用という、ツルっとシコっとした麺が喉越し&歯応え共に超絶マイ・タイプだったりするのだ。蕎麦とラーメンは大盛にしない、そう思ってはいたが、地球の中華そばでは迷わず100円の大盛券を購入してしまう。麺は、細麺と平打ち麺、何方を選べるのも嬉しい。何となく、塩には細麺、他は平打ち麺にしていたりする。味噌&白醤油には手もみの平打ち麺という選択肢もある。個人的には、味噌には手もみのゴツゴツ感がいいと思う。 で、最近、中華そばのベストフレンドはチャーシューネギご飯(小)ではあるまいか!? と思っている。ゴロゴロとサイコロより大きく角切りされたチャーシューがたんまりと入っているご飯物だ。香ばしく、柔らか過ぎず、硬過ぎず、しっとりとした歯応えがグッドなのだ。+50円で普通サイズのチャーシューネギご飯が買えるのに、何故(小)か!? 麺の大盛券を購入したからでは、決してない! 普通サイズを食べたことはないので定かではないが、+50円という金額ではご飯の量は増えても、角切りチャーシューの量は同じではあるまいか!? そう思っているからだ。ご飯より角切りチャーシューが多いんじゃねぇ!? そう思える贅沢に浸りたいからなのだ。ご飯と角切りチャーシュー、塩ダレの絶妙なバランスは(小)でなければ……!? 普通サイズを食べたことはないのではあるが、思い込んでいる。 知り合いに、この辺で美味しいラーメンありますか? と聞かれて、近い事もあり、地球の中華そばは!? で、塩も醤油も、担々麺も好きだなぁ、そう応えた。実は余程親しい間柄ではない限り、旨いよとは言わないようにしている。後々、滅多にはないけど、やんわりと違うと否定された際、ちょっぴり傷ついたり、ムカついたりするのが嫌なのだ。 数日後、その知り合いと再会。地球の中華そば、行きましたよ。美味しかった、味噌ラーメン。それは良かった……ンッ!? 塩も醤油も担々麺もとは伝えたが、味噌!? エッ!? 味噌があるの!? という訳で、地球の中華そばへGoだ。久しぶりだけあって、何かメニューが増えた&変わった気が。白醤油そばも初めてのような……。が、今日は味噌ラーメンだ。で、正しくは味噌そば。手揉みの平打ち麺と細麺が選べるとのことで、当然!? 平打ち麺を選択。何となく、プラス100円の食券を買い足して、大盛にした。 待つこと数分、大盛の味噌そば参上! 2切れの大振りのチャーシューがデンと載って、白いネギには花山椒がパラリ……。シナチクと揚げカスのような物の横に鮮やかな緑色の……ニラ、だ。スープを掬った瞬間、魚介系の香りが漂い、ガツンと味噌! でありながらも、丸く優しい。そして、ほんのりと甘い豊潤な風味が口中を駆け巡る。で、揚げカスのような物がスープに滲みてシュンとなり、香ばしい。手揉みの平打ち麺で大正解! 縮れて更にスープを纏って滋味深い。麺は、小麦粉の淑やかな甘さと香ばしさに包まれている。で、ニラがグッドジョブ! っていうか、最近、ハマっている、胡麻油で豚バラ肉を炒めただけの熱々味噌汁に、生ニラをたっぷり入れた、自称な~んちゃって豚汁に似た感じが嬉しかった。当然、味噌そばの奥深さには叶わないが……。一味唐辛子でもあったらなぁ、とも思ったが、スープも完飲、大満足。次回は白醤油……だな。
2022/08訪問
2回
八雲とくれば、ワンタン麺! そう思っている。肉ワンタンか、海老ワンタン!? と迷ったら、両方だ。後は白だし、黒だしのチョイスで、白黒付ければいい。前回とは違うテイストにしようと、記憶を掘り起こす。確か黒だしだったような、2019年……秋。あれまぁ、お久しぶりだったのね!? 等々思いつつ、特製ワンタン麺の白だしのボタンを押した。残念ながら、切り落としチャーシューには、品切れの赤ランプが点いていた。 着丼。淡麗の聖地とも称される、澄んだスープは、優しくふくよかで、力強い! 肉ワンタン、海老ワンタンの具材の存在感と、トゥルンとした皮の食感が楽しい。麺はツルンとしながらも心地よい歯応え……、程よく厚切りのチャーシューは2枚、しみじみと旨いなぁ、そう思う。つくづくと、切り落としチャーシューのゴツゴツ感、品切れだったのは残念だ。 白だしの一杯を啜りながら、黒だしの記憶を呼び起こそうとしたが、思い出せない。となると、日を置かず、再訪するしかない! そう思った次第。
2021/10訪問
1回
券売機の前で散々悩んで、ようやく選んだのは、今週のスペシャル牛肉ソバ。ハーフカレーも忘れずに購入した。 昭和レトロな店内には、著名人のサイン色紙が飾られている。島村様へ……なぬ!? あれッ!? 店主はなんと、島村さん! という訳で、島村さんが作る物は、作る前から、もう旨い!? 先ずは、ハーフカレー登場。茶碗はさておき、黒々として、生クリームがかかっていて、ホテルの欧風カレーみたいだな、そう思った。一口。欧風カレーの豊潤さ、濃厚さはそのままに、かなりスパイシー、本格的だ。と、うちのカレー、旨いでしょ! 島村さんが、島村に話しかけてきた。が、丁度、トロトロ牛肉を口に含んでいたので、ただ小刻みに頷くだけだった。一人前でもイケるな、そう思った。メインのラーメンも含めて……。 待つこと数分、牛肉ソバ参上!! 丼を覆っている、見事で大振りなローストビーフ! 3ミリ以上5ミリ未満……と、その厚さも圧巻だ! 更に、一口食して、そのしっとりとジューシーさに脱帽! 流石、島村さんと、視線を向けたが、お仕事中だった。スープはガツンと塩味。ガツンは、しょっぱ辛い、塩味ではなく、キレとスッキリとしたコクなどの旨味からくるもので、口中が豊かになるのだ。しかも、中細麺は、大量にスープを引き連れてくる。スープ、麺、ローストビーフの三角食べで、アッという間に完食! 時折、紫玉ねぎのシャキシャキ感が何とも言えず、心地い~い。スープを飲み干したら、黒胡椒が結構な量、沈澱していた。スープの旨味を纏っているのかな!? と、意地汚く(!?)レンゲで全部掬って食べてみた。が、やっぱり胡椒は胡椒、ヒーハー、刺激的だった。
2021/05訪問
1回
★釜揚げしらすご飯はいつ食べる!? それが問題だ。 先ずは、特製 醤油らーめん&釜揚げしらすご飯を券売機で購入。席について、いきなり目に付いたのが、びぎ屋のこだわり……。 ・チャーシュー→バラ肉は、秘伝のタレに漬け込まれた、煮豚。肩ロースは、やはり秘伝のタレに漬け込まれてから、丁寧に焼かれた焼豚……が、豚名は不明。それと、実際は、こだわりに書かれていない、鶏肉のチャーシューが2枚入っていた。何か得した気分になった。個人的には、豚バラの煮豚がマイ・タイプ。最初の一口と、スープに馴染んだ別の顔にグッときた。一方、焼きの肩ロースは、スープは纏っても、馴染まないけんね、という頑なさと、しっかりとした歯応えが対照的で面白い。 ・スープ→逆浸透膜で濾過しているという水が使用されているという。よくは分からないが、何か良さげ。で、大山鶏のガラ、丸鶏、豚骨、煮干し、さば干し、さば節、宗太鰹節、本節から丁寧に出汁を挽く。塩は沖縄、粟国の塩とベトナム産の天日塩。醤油も2種類。御殿場の天野醤油の丸大豆と、甘露しょうゆ……と、飲む以前に、見ただけで、もう美味しい。で、それぞれが調和されたバランスの良さに、明日も啜れるな、と思わせてくれるのだ。 ・麺とその他→国産小麦100%の中細ストレート麺。ほんのりとした甘さを感じる麺は、歯応えというか、コシというか、最後までしっかりしていて、嬉しかった。メンマは、穂先&細切りの2種類。煮玉子は何も記されてはいないが、濃厚半熟◎! 因みに丼は有田焼だそう。 ……と、釜揚げしらすご飯である。らーめんより先に着丼したものの、甘露しょうゆを回し掛けた所にらーめん参上。となると、後回し。らーめんが先になる。白飯だったら、ワンバンしながら、楽しむことができるが、釜揚げしらすご飯である。ワンバンはしちゃいけない気がして……。で、麺を全部啜り終えてから、スープと共にマウス・イン。なので、釜揚げしらすご飯とらーめんとの相性……は、スープとはバッチ・グー! としか言えない。
2021/01訪問
1回
知らず知らずの内に完食、完飲! 塩ラーメンが食べたい。できれば初体験の店がいいと、思ってしまった。で、考えた。そして、一度はと思っていた、藤花にしようと決めた。ここは、何度か車で行ったことがある。が、行列&駐車場問題などで断念してしまっていたのだ。とにかく、駅から遠く、バスでとなると、なかなか行き辛いのだ。が、今回は、絶対諦めない決意でGo! だ。すると、運良く店前に駐車。行列も6名、カップルと4人家族だった。 10分程の待ち時間で入店。券売機を前にして、初、藤花記念だ、特製塩らぁ麺だ! と、友人から薦められていた、炙り焼豚丼も購入。 程なくして、黄金色に輝く特製塩らぁ麺、着丼。小松菜と穂先メンマが丼の淵に細長く置かれ、濃厚こってりの鈴木養鶏場の鈴卵使用の味玉、香ばしい焼豚の下には鳥チャーシューが横たわっていて、ネギ3種(白髪ネギ、万能ネギ、紫玉ネギ)が彩り良く、ハンサムな盛り付け……見た目だけでもう旨い! まずはスープから。茨城産の丸鶏とガラから取ったと書かれていたが、鶏だけとは思えないほど、複雑でバランスのとれたスープに、日本、モンゴル、フランスなど国際色豊かな塩味が、飽きのこない、優しいタッチで舌や喉、五臓六腑を刺激する。と、海老雲呑、入れ忘れました、と別皿で登場。湯冷めしないように、すぐさま湯船、否、スープに投入。 そして、細身の麺を啜った。ほんのりと甘く、スープに負けてはいない、存在感! 大盛にすればよかった、そう思った。海老雲呑はぷっくり、焼豚の香ばしさ、鳥チャーシューのしっとり感……すべての具材が一等賞! さらに、アーリーレッド、紫玉ネギの歯応えと刺激が堪らない! で、炙り焼豚丼の甘辛旨い香ばしさ、気がついたら、炙り豚丼の写真を撮り忘れ、丼は空になっていた。おっとっと、いつもは一身上の都合で、スープは完食、完飲しないようにしているのに、知らず知らずの内に……。
2020/12訪問
1回
中華そば おかべ(神奈川県・川崎) 豚骨ベースで魚介系の強烈な風味と香り、それに負けない中太麺の存在感、で、最強の豚ばら肉のチャーシューが織り成すハーモニー!? 川崎駅西口から徒歩5、6分、ソリッドスクエアのバス停前におかべはある。で、ビジネス・イン・オカベという看板の下に、中華そば おかべと書かれている。おかべがオカベ!? オカベがおかべ!? ○×△……。 ビジネスホテルの1階が店になっていて、暖簾の手前に発券機があった。券売機が目に入った瞬間から、ラーメン屋さんらしい、鰹節などの魚介系の心地よい香りに包まれる。品揃えは、中華そばに担々麺、それぞれのつけ麺、後はチャーシューと味玉のトッピングなどだ。 担々麺も、つけ麺も、未体験なれど、迷わずにチャーシュー麺のボタンを押す。着席すると、麺の量を聞かれるので、やはり迷わずに大盛と応えた。大盛は無料で、特盛は有料となっている。待つこと数分、カウンター5番さんという声と共に着丼。中太麺が浸る程度のスープに、モヤシ、メンマ、味玉が整然と盛られ、豚ばら肉のチャーシューがほとんどスープに浸ることなく、一面に並べられている。彩りのネギがグッジョブ。丼の端から麺を押さえつけるようにして、先ずはスープを一口。豚骨ベースで、ほんのりとろみのある、魚介系の風味と香り満載のスープに圧倒される。で、そのスープに負けない力強い麺、程好い縮れがスープをしっかり纏って、口福になるのである。でもって、豚ばら肉のチャーシューである。一見、色白で優しそうな感じなのだが、見た目と味覚は全く違って、歯応えも味わいも、力強さを感じて嬉しくなるのだ。塩味ではなく、スープに浸り切っていないチャーシューの味の強さ……。このチャーシュー、スープにしっかり浸らせて味わうと、麺も全てをグレートアップしつつも、チャーシュー自体の旨味はそのままに味わうことが出来る、優れものなの……だ……何故か熱くなる。もっとうまく説明したい、が出来ない……。食べれば分かる! そう思う。 半分以上を啜り進めてから、黒胡椒でキリリとさせて、旨味満載、謎の自家製辛味調味料は、最後の最期に投入して、味変するのだ。数度の味変満喫。迷わずに大盛! 大正解なのだ。
2020/12訪問
1回
その日訪れたのは、13時半過ぎ。丁度、店主が醤油ダレの中に仕込み置いたチャーシューを取り出し、巻かれた紐を丁寧に解いていた。そして、私の入店を確認し、ある塊を選び、数切れをカットしたように思えた。そして、再びチャーシューの塊肉の紐を外し始めた……。 注文はいつものヤツ、つけ麺にチャーシュー&ネギトッピングだ、30年来変わっていない。麺量は大にした。小を頼むことは無い。つけ麺は、中以上が30数年来の慣習だ。恐らく店主の勤務終了時間は14時。既に息子が待機していたが、本日最後の一杯を店主自らが作ってくれた。 先ずはつけ汁参上。いつものように、自家製の焦がし辣油をよ~く掻き混ぜ黒々とさせて、レンゲに一杯を回し入れる。と、大盛の麺が大量のチャーシューを着飾って運ばれてきた。切りたての瑞々しさ、脂身が光っている。ひと目でもう旨い! チャーシューを先ず摘まむ。◎! そして2枚をつけ汁に浸してから、太麺をしっかりつけ汁に泳がせて啜る! で、絶好調のチャーシューを喰らう! しみじみと柔らかく、ジューシー! じんわり感無量していると、着替え終えた店主が帰り際、今日の旨いでしょ!? とニタリノフしながら、声を掛けてくれた。口いっぱい啜り途中だったので、左手を挙げて親指を立てた。ナイス! そう言えば、30年以上のお付き合いの中で、たった2度ではあるが、チャーシュー、止めといたほうがいいよと、言われたことがある。仕入れの都合上、どうしても調子の良くない肉塊もあるんだそうだ。でもご安心を。そんな時は、スープ割りに浸せば復活する! そう思ってる。 ガソリン代高騰が半端ない! そう嘆きつつも、つけ麺啜りたさに第三京浜を東京方面へ安全運転する。保土ケ谷から玉川まで片道390円、往復で780円。車中、考えることは、麺を大(900円)にするか、中(800円)にするかである。トッピングは20数年変わらない。ねぎ(200円)&チャーシュー(250円)だ。駐車料金はかからない。離れてはいるが、専用駐車場がある。駐車場から店舗に向かいながら、ようやく決心した。大だ。大にしよう! ……と、わざわざ啜る為だけに上京する時は、大概大になる。何かしらのついでの際は中が多いことに気が付いた。費用対効果か!? いじましいなぁ……。 大つけ、ねぎチャーシュー! これがマイ・オーダーの一声。と、大は麺2玉。最近、特大3玉がメニューに加わったが、いつか試してみたい!? が、ヘルパーがいるときにだ。 待つこと数分、大つけ、ねぎチャーシュー参上。先ずは、自家製の焦がし辣油をよく掻き混ぜて、黒々とした辣油をレンゲに1杯、つけ汁に入れ、掻き混ぜる。で、麺の上に並べられたチャーシューを1、2枚つけ汁に浸しておく。準備完了! 後は、大盛の麺をつけ汁によ~く浸しながら、啜るのだ。海苔はびたびたにならない内に、太麺を巻いて啜らなければならない。好不調が時折ある、チャーシューは好の時は、浸しながら喰らい、不調の際は、スープ割りに浸すと好調っぽく変身してくれたりする……。 通い続けて30年オーバー! 頼むメニューは、20年以上変わっていない。つけネギチャーシュー、つまり、つけ麺にネギとチャーシューのトッピング。サイズは中か大、並は頼んだ事がない。 ネギとチャーシューを、トッピングする理由、それは……。 ネギの場合、ラーメンの醤油だれと、塩胡椒、胡麻油で、しっかり味付けされているので、つけ汁が薄まるのを防ぐというのが、一番の理由。ネギが好きというのは二番目だ。 チャーシューは、時折、とても柔らかく、しっとりとしたヤツに巡り合う、それが忘れられないから必ず頼むのだ。たまに親父さんから、今日は調子良くないから止めたほうがいいよと、言われた事もある。 で、何故、ラーメンではなく、つけ麺かである。それは、自家製の焦がし辣油がカウンターに鎮座しているからなのだ。この究極に香ばしい辣油をよりエンジョイできるのは、熱々のラーメンよりも、つけ麺、そう信じているからである! 自家製焦がし辣油は、よ~くかき混ぜて、黒々とさせた方が好きだ。で、まずは、レンゲにはなみなみ一杯をつけ汁にぶち込んで欲しい! 後は、麺を啜るだけ。 と、忘れていた。トッピングのチャーシューは麺の上に乗せられてくる。なので、 食べる際は、なるべく早い段階で、焦がし辣油まみれのつけ汁に浸した方が旨い! そう信じている。 大きなお世話ではあるが、スープ割りはマストだ。で、チャーシューをスープ割り用に1枚残しておくことをお勧めする。チャーシューがまた別の顔を見せてくれるのだ。 お試しあれ!
2022/06訪問
3回
今は亡き、ラーメンの鬼と呼ばれた支那そばや、佐野実氏のお弟子さんのお店。20年程前は足げく通ったもんだなぁ、を思い出しつつ、十数年ぶり、久しぶりの再訪だ。 久しぶりなら特製だ、とばかりに特製醤油らーめんを注文。担々麺なんて以前、あったっけ!? と、悩ましかったが、久しぶりなもんで、王道を贅沢に! そんな思いで特製にした。で、大盛かとも考えたが、ご飯ものも充実していて(チャーシュー飯、数量限定の鶏めし、高菜飯に白飯)直感、高菜だ! と、ミニサイズで追加した。 着丼。ほぼ2品同時だった。特製醤油らーめん。丁寧な盛り付けと特製だけに豪華な具材が、いい仕事ぶりで仕上がってます、そう訴えているようだった。麺ファースト、がマイ・スタイル。先ずはスープをひとつ飲み。鶏と昆布から丁寧に摂ったと言われる滋味深い味わいに20年程前を思い出し……って、記憶力には滅法自信もなく、全く覚えてもないのにシミジミと頷いたりしていた。端から見れば、ジジイがニタリノフしながら、啜っている感じか!? っていうか、端から眺められてもいないのではあるまいか。……兎に角! 麺はツルシコ、流石としかいいようのない安定感に、またもやニタリノフ、スープを多めに残して啜り終えた。お次はミニ高菜飯だ。具材が高菜と煮玉子とシンプル。ザックリ感のある盛り付け。間違いない。で、らーめんの丁寧さとのギャップが面白い。らーめんスープと交互に摂取し、アッと言う間に完食&完飲。スープは、少しは残さなきゃと思っていたのに……。でした。
1回
何となく店名が気になっていた。が、ひとふんばりかぁ……と、中々暖簾を潜れなかった。で、ある日、お昼時に数人がウエイティング。行列には並ばなかったが、後日、すごく暑い日にめでたく初入店、券売機で魚介とんこつらーめんを購入。らーめんのバリエーションは、魚介とんこつ(醤油)、ピリ辛味噌、塩、あさり塩の4種に、魚介とんこつ&ピリ辛味噌にはつけ麺という選択肢もある。グラスに水を注いで一口、爽やかなレモンの香りが清々しい! 何か、啜らずともらーめんは旨い! そう思った。 待つこと数分、らーめん参上。一見、家系っぽい感じだったが、スープを一口飲んで、含んで、ゴックンして驚いた! ガツンと魚介、何やら節のインパクトが半端ない! やられたぁ! そう思った。で、とんこつ感はゆっくりとジンワリと、滋味深くトロ~リ、ほんのり優しい甘さを携えて拡がってくる……。スープと麺の無限ループだ。チャーシューはホロホロやわやわ、メンマに施された仕事にも丁寧さが伝わってくる。味変は卓上の胡椒と、何となく七味唐辛子も入れてみた。胡椒もいいが、個人的には七味唐辛子のほうが合うように感じた。で、久しぶりにスープまで飲み干ししまった。という訳で、ひとふんばり歩かなければ、そう思った次第。 ちょいとハマっている、味噌らーめんがある。それがピリ辛味噌らーめんだ。スープのベースは魚介とんこつ、味噌との相性抜群なのは言うまでもない。が、スープ一口目のガツンとくる魚介感が堪らないのだ。とにかく、一口目。よくは分からないが、味噌らーめんなのにっていう違和感と、気持ちのいい裏切られた感! みたいなものが、自分的に心地良過ぎるのだ。で、二口目以降は、その違和感は薄れていき、ただの好きな味になっていってしまうのだが……。ピリ辛味噌つけめんも試したが、つけ汁では、その裏切られた感は味わえなかった。 で、そのピリ辛味噌らーめんに最適だと思っているのが、白ネギのトッピング。+50円で、ピリ辛白ネギも程良い辛さがマシマシになり◎。で、白ネギは一度、スープに沈めてから、麺と一緒に味わうのがマイ・レギュレーション。スープに沈めた時間差で白ネギは歯応えと風合いを変化させてくれる、見事な味変を演出してくれる。で、時折、卓上の七味唐辛子を撒き散らし、辛みというより香りを楽しみつつ、薄ら染み出た額の汗を拭うのだ! ……とこれを書きながら、味噌らーめんモードになってきた。ハマってるというのは、そういう事なんだなぁ、そう思った次第。
2022/08訪問
2回
自慢!? の自家製麺は、細麺、平打麺、太麺の3種類から選ぶ。しかも、手揉みもあるし、和え麺まであるから迷ってしまいがち。どうやら一番人気は太麺らしいが、何となく平打麺にした。山梨出身だし……宝刀じゃないって!? トッピングは水餃子とハーフチャーシュー。チャーシューは、ノーマルまたは、炙りの2タイプで、炙ってもらった。 つけ汁は、動物系&魚介系&野菜と果物のトリプルスープで、濃厚なのにクドくない、というのがお店のキャッチフレーズ。で、実際に濃厚で、少々クリーミー、優しい口当たりが心地いい。そして、平打麺。この存在感、スープの絡み具合、歯応えが凄過ぎ! 啜り喰らう小麦粉の旨味は、感動的ですらある。トッピングの水餃子は、トゥルンとモチモチで、麺とのギャップがこれまた楽しい。つけ汁の中には、メンマやナルト、角切りのチャーシューがいい仕事を施されて、それぞれの個性を発揮してくれている。で、炙ってもらって大正解のハーフチャーシューは、分厚く、香ばしく、つけ汁に浸しても、そのまんま食らいついても◎。マイ必須アイテムになった、そんな気がする。味変は七味唐辛子と揚げ玉。〆はスープ割り、柚子と魚介系の香りが爽やかで、完飲。で、次回は、太麺だな、そう思った次第。
2022/06訪問
1回
つけ麺専門店という肩書だが、何故か中華そばもある。ラーメン屋さんだから当たり前って言えば、当たり前なのだが、いつかは啜ってみたいとは思っている。 つけ麺は、中盛以上というのがマイ・スタイル。何となく温麺以上に麺が啜れてしまうのだ。で、ここには私的に絶対外せない一品がある。それは、豚バラ軟骨のチャーシューだ。中々ラーメン店では見かけないが、沖縄そばのソーキのこと。濃厚魚介系とろとろつけ汁に浸してもいいが、まんまをつけ麺のアテ、もしくはミニチャーシュー丼のおかずで味わうのが好きだ。 麺はしっかり極太。啜るというより、喰らう感じに啜る。で、荒削りの唐辛子をつけ汁に入れて、時に極太麺にまぶして搔き込むのだ。この唐辛子、辛みは多少感じるが、それよりも濃厚さを清々しく、香ばしくしてくれるように思う。仕上げはスープ割り。夜は柚子のサービスがあるが、昼はないのが残念無念だが、個人的には薄目に調整して、とろとろの豚バラチャーシューとネギのミニチャーシュー丼と一緒に食べるのだ。つけ麺にミニチャーシュー丼、ちょっと食べ過ぎたな、そう思っていたら、同席していた長女がポツリと呟いた。学生みたい……やめて、だって……。
2022/05訪問
1回
味噌らーめん&ねぎ豚めしの食券を購入し、一人待っていた。ここは京急線戸部駅の改札を出て、直ぐ左手にあるがら屋。昼時で万席状態だった。待つこと数分、味噌らーめん&ねぎ豚めしがほぼ同時に運ばれてきた。味噌らーめん、こんな色だったっけ!? いつもは大概醤油らーめんなので、赤強めなスープに多少の違和感はあったものの、ガツンと鶏ガラ、濃厚味噌……ちと辛い!? えっ大分辛い!?茶色の が、辛いの先の旨味に箸が止まらない。 と、横の席の若者が、すいませ~ん、違ってます。旨辛頼んだんですけど……。で、気が付いた。そして思わず手を上げた。こ、これ味噌らーめんだと思って食べちゃてます。若者に謝った。若者は手を横に振り振りしながら、すんなりと味噌らーめんを受け入れ、啜り始めた。にしても、恐らく自らが進んで注文することはないと思われる、旨辛味噌らーめんに、手違いとは言え出合えたのはラッキーだった。そして、濃厚辛味噌スープと、ねぎ豚めしのサッパリ感にしみじみとした。が、改めて写真を見ると、何故、気が付かなかったのか! と、情け無くなったりもした。
2022/05訪問
1回
恵比寿駅から駒沢通りを代官山方面へ2、3分、中々見つけにくい、ビルの奥まった場所に、柿田川ひばりの店舗はある。表の看板が目印だが、奥の方に足を踏み入れるのには、多少、勇気が必要な感じ……。ともあれ、初柿田川、味噌ラーメンと昆布水の店、看板にそう書かれていたので、先ずは味噌ラーメン、そう思った。昆布水の味噌つけめんは、次回のお楽しみだ。腹減りマックスだったので、大盛も考えたが、水餃子ではなく、水包餃子!? 何じゃ!? という訳で、水包餃子4個の食券も購入した。 待つこと数分、特製味噌ラーメン参上。一目見て、もう旨い! 低温調理されたピンク色のチャーシュー、その盛り付け方……等々、その丁寧な仕事ぶりが、啜る前から既に美味しいオーラを出しまくっている。着丼前に読んだ、拘りメモ、純水使用、麺は浅草開花楼、スープは、鶏&豚&野菜と背脂の甘味、火入れしていない、5種類の味噌をブレンドした味噌ダレ……。拘りメモが更に、美味しさそう! を加速する。で、ひと啜り。ハイ、正解! 更に、ピンクのチャーシュー、柿田川ひばりでは、レアチャーシューと呼ぶみたい、をファースト・バイト。と、びっくり、このレアチャーシュー、只者じゃない! 何かを纏っている! 美味しい何かの鎧を纏っている! とにかく、グッドだ。 半分程度啜ったところで、水包餃子登場。お熱いのでと、注意されつつ、運ばれてきた。表面がウエッティで滑らかそう……だ。取り急ぎ、レンゲに載せて、恐る恐る食べようとすると、ツルンではなく、トゥルンという感じで滑って、なかなか口の中に入ってくれない。ようやく捉まえると、硬くはないものの、柔らかすぎない、厚めで絶妙な歯応えの皮は、モチモチで、中からジュワッと、肉汁が溢れ出してきた。しっかりと味付けされていて、何も付けず……○×△!? テーブルにあるのは、さんしょう&とうがらし&ニンニクのみだった。この3種は、味噌ラーメンに入れつつ、10分ほどで啜り終えた……。
2021/05訪問
1回
高菜麺、醤蛋(ジャンタン)トッピング ・丼の縁いっぱいに注がれたスープが何時まで経っても冷めない。で、熱く無さそうに思える薄い色合いで、油膜のせいで湯気も目立たない。いきなり啜れば、アチチ、ア~チ~と、ひろみ郷になってしまう!? 中華そば……。かれこれ20年以上の付き合いだ。寡黙な店主の、無駄の無い立ち居振る舞いと、万能ネギと高菜のたっぷり加減が大好きだ。 四ツ谷のこうやを彷彿させる、雲呑も名物ではあるが、雲呑麺ではなく、皿雲呑にして、ビール。で、高菜麺というのがマイスタイル。 丁寧に仕込まれた、高菜漬けの旨味と、ピリッとしたほのかな辛味……。丼の中で、じんわりとゆっくりと、味変を楽しむのだ。高菜漬けの中に乾しエビを見つけると、得したような気持ちになって、何故か嬉しくなる。 叉焼麺には、2種類の大ぶりの叉焼(バラ肉&ロース肉)が4枚も入っていて、相当ボリューミーだ。雲呑もしっかり肉々しくガツンとくるので、叉焼との合わせ技は、個人的にはNG、食べきれない! また、醤蛋と書かれた、煮玉子は、半熟ではないものの、その豊かな香りと風味で、すべてをグレードアップしてくれる、そう思っているのだ。
2021/03訪問
1回
とら食堂のオーナー竹井和之氏の『プロフェッショナル その1杯に、情熱はあるか』の再放送を録画しておいたのを見てしまった。という訳で、12年振り3度目のとら食堂に……って、福島はさすがに遠過ぎるし、今はコロナ禍だし……な。 が、ツルンとしていて、コシのある中太の縮れ平打ち麺。スープは鶏ガラベース、それと、チャーシューの旨味を纏った、豊潤で香ばしい醤油ダレが飽きのこない1杯を……が、頭から離れない! 福島が無理なら、仲町台! 白河中華そば! とら食堂一門の店。そう思いついたのが、日曜日の15時過ぎ。日曜の昼営業は16時まで。だが、17時には夜営業開始だ、行ける! 野暮用を済ませ、16時半頃出発。17時15分頃到着。すでに数組の客がいた。 自販機で、中華そばを取り敢えず購入。炙り丼、焼豚丼、どちらか……ンッ!? 支那そば……!? 違いは、魚介類系の出汁とのダブルスープだということだ。悩んだ末、ご飯系は止めにして、連食しようと決断。ラーメン博物館以外で連食するのは、初めてだ。 先ずは中華そば。鶏出汁が全面にと 思いきや、醤油ダレの芳ばしさの方が前を歩いている感じがした。支那そばは、ほんのり魚介系が感じられるも、それより、醤油ダレの芳ばしさが柔らかくなった気がした。両品とも、手打ちの自家製縮れ麺がグッド! 喉越しツルンで、しっかりとした歯応えのコシ……。で、中華そばも、支那そばも胡椒で味変パート1して、ニンニクで味変パート2、最後はスープに軽く酢を入れて、パート3! 2杯啜って、程よく満足。白河中華そばの支那そばを満喫した上で、失礼ながらも、とら食堂に行った気分にもなりました。
2020/12訪問
1回
特製鶏つけそば&和え玉 国産小麦使用の中細ストレート麺は、昆布水とも、TAKANO WATERとも書かれた、よく冷やされたスープの中に入って提供される。麺と一緒に盛り付けられているのは、穂先メンマ、とろろ昆布と、三ツ葉だ。昆布水は、しっかりと味付けされている。 まずは、そのまま啜ってみた。コシというより、硬めのプッツリとした歯応えの麺は、たっぷりと昆布水を纏って、胃の中に落ちていく。あれ!? これだけでイケる! が、器ごと温められた熱々のつけ汁が待機している。 つけ汁は、信玄鶏から丁寧に抽出した鶏ベースのスープに、4種類の醤油や魚醤をブレンドした、タレを合わせたもの。鶏胸肉のチャーシューが器に添えられ、底には炙った鶏チャーシューが沈められていた。つけ汁は、以外としっかりとオイリーで、麺によく絡んでくる。当然だが、昆布水とは全く違った味わい! なので、そのまま啜って、付けて啜っての無限ループ! あっという間に完食、丼と器は空になった。 和え玉登場! 刻みチャーシュー、キノコ風味のソースとタレ、ネギをよく混ぜて、一気に啜る! 濃厚でクリーミーなソースに、プッツリと硬い麺の歯応え……堪りません! ハーフタイムにレモンで、爽やかに味変! 和え玉、貴方も主役! そう思った。