「そば」「日曜営業」で検索しました。
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蕎麦色と蕎麦の香りを纏った、吉田のうどん……? 最初、そう思った。硬く、コシの強い蕎麦を、啜っては噛み砕く……蕎麦の存在感が半端ない! また、蕎麦界のラーメン二郎と評される、その圧倒的なボリュームは、圧巻だ! なのに店内には『冷や大』という言葉が最も多く飛び交っている。 『冷やし肉そば』にはビールが合うと信じている。コシの強い蕎麦&きりりとした蕎麦つゆで煮込まれた豚肉&ネギ、それぞれがビールのアテになる。どばどば七味も、味変と香ばしい刺激となって、箸とビールが加速する。 御酒と書かれている、日本酒もあるが、『冷やし肉そば』にはビール! そう思うのは、私だけ?
1回
角平と私のおおよそ30年! 1994年春、初めて角平で蕎麦を啜ってから、30年近く経ってしまった。以来、我が家の年越し蕎麦は角平で、子供も孫も運動会の後は角平だった………。 90年代、私は若かった。大つけ天にかつ丼、Wで食べていた。温かいつけ汁に、胡麻油の香り漂う大海老の天麩羅が、そびえ立っているつけ天は、角平の名物だ。そして、かつ丼。分厚いとんかつの玉子とじ丼はボリューミーで、きりりとした角平のつけ汁で煮込まれ、超私好みだった。 2000年代、かつ丼を持て余すようになってきた。それでも、大つけ天は変わらなかった。で、かつ丼は、子供がシェアを求めてくるようになった。ついには、かつ丼を2つ頼む事が多くなってきた。その頃、段々一人角平をしなくなっていった……。 2010年代。蕎麦前が常となった。ビールの後は蕎麦湯割り! 板わさから、鳥わさがマストになり、調子が良ければもう一品。15時過ぎはほぼ二品で、〆は大つけ天。かつ丼は、少なくとも3人以上でないと頼まなくなった。が、大つけ天。恐らくこれは、意地としか言えない。普通サイズのつけ天でも大満足だとは思う。だが、勝手に口が大と言ってしまうのだ。ただ、我が口が偉いと思えるのは、種ごみ(大海老2本)、野菜、海老なしとは決して言わない事だ。頑なに大つけ天一本やり! いいんだか、悪いんだか……?
2019/09訪問
1回
冷たいビールの後は、蕎麦湯割りではなく菊正宗に決めていた。理由は、長くなるので割愛。とにかく菊正宗なのだ。 さて、蕎麦前、肴は何にする? 鳥わさか親子煮、さんざん悩んで親子煮に決めた。その甘しょっぱ辛さが菊正宗に合うと思ったからだ。山芋わさびも追加しての徳利2本、幸せホロ酔い気分全開で、もり1枚と、声をかけた。 蕎麦にわさびを乗せたり、乗せなかったりしながら啜る……。蕎麦好きでよかった、そう思った。 〆は、蕎麦湯。最低2杯! がマイ・スタイル。きりりとした蕎麦つゆの濃さを変えつつ、薬研堀の七味の刺激と香りも加えるのも好きだ。 〆の〆は、お猪口に残しておいた最後の菊正宗。ク~ッと一気に呷ってフィニッシュ! こんな日は、男の作法を再読しながら寝ちゃったりするのだ。
2019/09訪問
1回
時折、鍋焼きうどんモードに陥ることがある。流石に真夏日にはそうならないが、春夏秋冬季節を問わずである。で、何故か、お蕎麦屋さんで啜る場合が殆どである。……うどん専門店で啜った記憶は無い。 話は変わって、沖縄のお弁当は白飯が見えない! それ程までにおかずが盛り沢山で、白飯が見えるお弁当は売れない!? そう聞いたことがある。……という訳で、そんな沖縄のお弁当アイデンティティが、私の場合、鍋焼きうどんに当てはまる! のだ。味も大切だが、スカスカな盛り付けの鍋焼きうどんに愕然とするのである。味!? お蕎麦屋さんだから大概外れ無し! だ。具材にも拘らない。海老天さえ鎮座していれば、他は何でも構わない。 で、茂の鍋焼きうどんである。海老天はもちろん、揚げ餅、椎茸、エノキ、ネギ、小松菜、玉子に玉子焼き、薩摩芋、蒲鉾……他も諸々。柚子が香って、うどんが見えない! だから、啜る前からもう旨い! 幸せ! で、汗をカキカキ喰らっていく……。次回は蕎麦にしよう。 ある日、カウンターでせいろう蕎麦を啜っていた。すると、隣に品のいいおばさんが座った。すかさず、メニューも見ずに、鍋焼きうどんと一声。お馴染みらしく、ホールの女性と二言三言交わしていた。ん!? 蕎麦処で鍋焼きうどん!? 一瞬そう思ったが、鍋焼きうどんって、意外とお蕎麦屋さんで食べることが多い&この店の看板にはうどんの文字があったなと、一人納得していた。で、蕎麦湯をグビリしていると、隣に鍋焼きうどんが……。オ~ット旨そッ! と目が丸くなった。 2週間ほど経って再訪。11時半前だったが、ほぼ満席。運よくカウンターの前と同じ席に案内された。当然、鍋焼きうどんを頼むつもりだ。と、品のいいおばあさんに限りなく近いおばさまが、あ~らいっぱい、カレーうどん、持ち帰りで。10分くらいしたら取りに来ますと言って、去っていった。そういえば、右隣の男性は温蕎麦と、ミニカレーらしき丼、殆ど残っていなかったが丼の縁が黄色かった、のセットを食べていた。……決めた! 鍋焼きうどんとミニカレー丼のセットだ。頼み終えると店員さんに確認された。鍋焼きうどんとミニカレー丼のセットですね!? イエス・サーだ。さらに、カレーは鶏肉と豚バラ肉が選べますが!? と聞かれ、豚バラ肉でと応えた。 鍋焼きうどんが先着だった。グツグツ、アチチなので、器に取り分けながら……。程よく柔らかく煮込まれたうどんに、柚子の香り漂う、そして、黒々とした汁が懐かしく、嬉しかったりした。それにしても具沢山! 海老天、揚げ餅、麩、蒲鉾2種類、玉子&玉子焼き、鶏肉、ホウレンソウ、ネギ、三ツ葉、筍、蕗、椎茸などなど……盛り沢山。 一度目の取り分け分を啜り終えた頃、ミニカレー丼が運ばれてきた。ミニカレー丼のセットです。ん!? セット!? セットには味噌汁と漬物、かりんとうが付いていた。ミニカレー丼はともかく、味噌汁は無理だな、そう思った。 で、ミニカレー丼。見た目◎。正真正銘、お蕎麦屋さんのカレーだ! トロトロして、程よく黄色……。具材はタマネギと豚バラ肉とシンプルながらも出汁の旨味とスパイシーさが見事に調和された一品、大正解だった。そして、ミニカレー丼を掬っては鍋焼きうどんを啜り、汗まみれになった。で、かりんとうをボリボリしながら、やっぱり残すのは嫌だなと、温めの味噌汁を最後に飲み干した。シジミと若芽、三ツ葉が入っていた。 蛇足ながら、食べ終えた頃、鍋焼きうどんの品のいいおばさんが、再び左隣に座り、今回は、彩り蕎麦を注文したのだった。 散歩の途中で啜りたくなった。となると、最近はもっぱら蕎麦モードになるお年頃だ。と、お蕎麦屋さん発見! の11時半少し前。12時前だし空いてるだろうと暖簾を潜ってびっくり! 何とほぼ満席、カウンターは残り1席だった。初めての店だし、お昼時間近だし、混みそうな気配だし、ビールは諦めた。もり蕎麦でもと思っていたら、日替わりの蕎麦は大盛サービスと書かれた、店内ポップが目に飛び込んできた。ならば日替わりにするべし、だ。中身もよく分からないまま、日替わり、蕎麦は大盛で、そう発していた。 日替わりとは、コロッケ、一口かつ、ごはん(お替わりできます)とミニとろろわかめ蕎麦(温、冷)だった。大盛(1.5人前)にしたら、ミニじゃないよなぁ、そう感じつつも今朝、とろろだったことを思い出した。待つこと数分、ミニとろろわかめ蕎麦がビッグになって、コロッケと一口かつがミニ皿に盛られてやってきた。ソースはあったが、辛子はないなぁ、そう思いつつ、蕎麦ファーストだ。先ずは蕎麦を啜る。蕎麦は、十勝産の北の恵だそうだ。そうと分かれば、啜る前から旨い! 啜って2度旨い!! で、北の恵、蕎麦の香りが仄かに口中を駆け巡る。喉越しがキリリと心地いい。大盛で大正解だ。わかめで春を感じ、さっぱり男気あるツユがとろろを纏って、胃の腑に堕ちていく……。1.5人前がアッという間に消えた。で、残ったツユに蕎麦湯を注ぎ、七味唐辛子を振り入れて、汁ものの準備を滞りなく整え、コロッケ&一口かつのミニ皿定食に立ち向かったのだ。 ふらりと立ち寄ったお蕎麦屋さんが大正解だと、しみじみ嬉しいもんだなぁ、そう思った。帰る折には数人のウエイティング、次回は夜か。
2022/09訪問
3回
所要で、奈良5丁目という所に行くこととなった。最寄り駅はこどもの国。初めての場所だ。で、用事を済ませた1時過ぎ、ツルッと何か啜ろうか、そう思った。こんな時、最近はラーメン系より、蕎麦処を選ぶようになった。電車での場合は苦労はあまりしないが、車での外出の時は、ラーメン系ばかりが目立って、なかなか蕎麦処と巡り合わない。でも、駐車場近くに蕎麦処発見! ちょっと看板が手作りっぽくて不安だった(すいません、主観です)が、蕎麦モードは全開だったので、暖簾を潜った。……と店内は満席状態、1時過ぎだというのに。 発注は、ランチのセット。で、そばと海鮮丼のランチ。天ぷらとの組合せもあったが、そうなると、ビールが飲みたくなるので諦めた。すると、蕎麦は温かいの、冷たいの? と聞かれ、冷たいのと応えた。さらに、冷たいそばは、冷たねきとざるが選べますが……。で、冷たぬき。でもって、蕎麦は、普通盛、中盛、大盛も同じ料金ですが……。ちと考えた後、中盛1.5をお願いした。 待つこと3、4分、お盆に載ってやってきた。当然、蕎麦ファーストだ。先ずは蕎麦だけを引っ張り出して啜った。やったぁ、大正解! キリリとした〆具合、喉越しが心地いい! 一口目で大盛にしなかったことを後悔した。2啜り目は、冷たぬきらしく、よく掻き混ぜて掻き込んだ。個人的にはキュウリの千切りもあればとも思ったが、揚げ玉が妙に嬉し懐かしかった。 蕎麦を啜り終えて、海鮮丼に取り掛かった。シラス以外の全ての海鮮をワサビたっぷりの醤油に漬けてから載せ返し、漬け丼にして食べた。で、冷たねきの残ったツユに蕎麦湯を少し加え、七味唐辛子を振り入れて飲み干したのでした
2022/04訪問
1回
大凡20年ほど前、五反田にゆで太郎がオープンした。(平成16年に開業とのこと)勤務地が五反田駅近くだったこともあり、しばし、ハマッた事がある。江戸前風の色白そばに、キリリと甘さ控えめの塩っぱ辛いそば汁は黒々と……。半年程は、週2~3のペースで、たまに朝昼だったり、昼夜だったりした事もあった。次第に回数は減っていったが、それでも月に2~3回は啜ったと思う。が、しかし、勤務地の変更で、通勤&生活圏内からゆで太郎が消えてしまったのだ。 以来、所要、使用等の出先でゆで太郎は見かけても、中々タイミングが合わず、啜なかった。個人的に思ったのだが、以外と、ゆで太郎は駅近ではなく、ちょっぴり主要駅から離れたロケーションにあるのでは!? そう感じていた。 数年前から定期的に散歩するようになって、横浜の伊勢佐木長者町辺りで、数軒のゆで太郎を見かけるようになった。懐かしいなぁと思いつつも、中々啜ることはなかった。その内に、というのはいい加減なものだ。が、ようやくゆで太郎の発券自販機の前に立つこととなった。ワカメそばにしようかと、探したが見つけられず、かき揚げそばにして、大盛券も購入した。ワカメは諦めた。以前とのシステムの違いにドギマギしてしまった感じだ。大盛券を購入したのも、ミニカレーを探せなかったからだ。と、壁にミニカレーは現金にて、と書かれていた。カレーは次回のお楽しみとなった。 ……かけ汁は、男気のあるキリリとした辛口で、麺は細面の色白、ツルツル、喉越しすっきり……。以前と同じか、違うのかは分からないけど、丼は空になった。
2022/03訪問
1回
横浜で生を営むようになって、30年余りが過ぎた。という訳で!? 横浜駅は人生における、最も重要なハブ・ステーションだ。が、意外にも立ち食いそばが少ない! 有ることは有る。が、30年前は無かった、と思う。駅構内に今ある1店舗は、比較的大人しい場所にひっそりとある……。 時折、発作的に、黒々と甘じょっぱ辛い、醤油と出汁の香り立つ蕎麦ツユを欲する特異体質!? 胃袋!? を備える我が身がある。そんな時、お蕎麦屋さんではなく、立ち食いそばがいい! そう思っているのだ。 で、マイ重要ハブ・ステーション横浜の立ち食いそばの話である。その立ち食いそばは、横浜駅構内ではなく、相鉄横浜駅の向かい側にずっとある。なので、30年余りのお付き合いということになる。で、恐らく初めてだと思うが、カウンターで啜った。写真を撮るためだ。毎度、そばを受け取ると、お店の向かい側にある手摺りに寄り掛かって啜るのがマイ・スタイルだった。ソーシャルディスタンスという言葉が蔓延る、ずいぶんと前に密を避けていたのだ。ここのそば、特に何かということはなく、黒々と甘じょっぱ辛く……クセになる。で、マイいつもながらのオーダーは、ちくわ天そば、ワカメそば、天ぷらそばの順なのだ。 でもって、今更ながら驚いた! この駄文を書く際に、30年余りで、初めて知った!! 店名が鈴一だっていうことを……。
1回
どういう訳か、立ち食いと言えば、そば! 温そばオンリーだったはず。なのに、「十割蕎麦 さ竹」じゃ、もりそばを啜っている。っていうか、温そばを啜ったことがない! 何故? 何故(?_?) 何故? なのだ。あっ!! さ竹は、立ち食いっぽいけど、腰掛けられる椅子があるから、立ち食いではないからか!? よく分からない。 ちょいと太目というか、太目の平打ちの十割蕎麦、コシというより、ちょいと硬めの自家製麺を、ちょいと甘めのそば汁にちょちょいと付けて、啜っては噛み砕く……。180円の生ビールとの相性は抜群だ! 揚げたてのかき揚げ、もしくは、鶏天ぷらを肴に生ビールを1、2杯、〆はもりそば&3杯目の生ビールで、センベロならぬ、センホロ! ガッツリいきたい時は、ガリ鯖飯がいいのだ。
2019/10訪問
1回
もうすぐ10月なのに暑い! 短パンにTシャツだ。なので、まずはビールだ。出汁巻きは、時間がかかるとのことなので、注文はしておいて、ポテトサラダなら早いだろう! そうだ、舞茸の天ぷらも……。うん? 生姜の肉巻き天も面白そうだ。 早々にビールは空になった。生のお替わりと、蕎麦焼酎の蕎麦湯割も念のため頼むべし! 静岡の黒はんぺんも旨そうだな。馬刺しは食べきるかな? 蕎麦湯割の焼酎は濃いめがいいな。あれっ? 何杯目? 明るい時間帯の酒は効くなぁ! 今日こそ板そば、一人で制覇しようと思ったのに……。飲み過ぎ&食べ過ぎ! それでも、板そば を注文すると、多いと思います。蕎麦は同じですから、せいろに……って言われちゃいました。 ありがとう(^人^)
2019/09訪問
1回
十割と二八の味比べ……。双方旨いんだ、な……!? 手打ちそば寿徳庵(横浜・金沢文庫) 天せいろとビール、歴史を感じさせる暖簾をくぐるなり、そう注文した。とにかく、ビールに天ぷら、それに蕎麦を啜りたかったのだ。だから、天せいろで間違ってはいない。と、4人掛けのテーブルに一人で着席後、お品書きを見ていると、せいろの横に十割蕎麦と書かれていた。ンッ!? 天せいろは十割蕎麦じゃない? 訊ねると、せいろは、二八蕎麦。で、せいろと、十割蕎麦、韃靼蕎麦、ワイン切りの3種類の蕎麦から、一つを選ぶことができる、二色蕎麦がお得ですよ、天ぷらは付きませんが。そう教えてくれた。注文変更。ビールに天盛り、せいろと、十割蕎麦の二色蕎麦をお願いした。ワイン切りはともかく、ルチン豊富な韃靼蕎麦も魅力的だったが、やっぱり二八と十割の味比べでしょうと、通ぶったフリをした。 香の物と昆布の和え物でビールをグビリ、天盛りがやって来た。海老が2匹にキス、野菜、キノコなどボリューミー。で、カラッ&サクッというより、平仮名のからっ&さくっ……熱々ながらシュンとした感じも少しあって、出汁&ビールとの相性◎。 丁度ビールを飲み終える頃合に蕎麦参上。まずは二八のせいろから。しっかりと冷水で引き締まった蕎麦は、エッジの利いた喉越しと、仄かな蕎麦の香りが……。すかさず十割蕎麦だ。本山葵をちょこんと載せて、一気に啜る、旨い、その違いは……。と、その時、おかみさんが、二八もいいでしょう? 十割蕎麦は少し甘味があるので、おろし汁でも食べてみて下さい、と言ってくれた。そ、その通り! 十割蕎麦はほんのり甘いのかもしれない……が、口には出さず、ただただ、男は黙って啜るのみ、だ。おかみさん、お勧めのおろし汁、辛味よりも程好い苦味が蕎麦の甘味を……って大人過ぎる味がした。ま、この年で言うのも何ですが。両蕎麦を啜り終えると、蕎麦粥が待っていた。あまりの素朴さに、蕎麦粥用のぬき実をお土産として購入した。 蕎麦は二八も十割もナイス! だが、違いの分かる男にはなれなかったけど、蕎麦湯の旨さは分かった気がした! トロトロの蕎麦湯は、蕎麦粉を足して提供しているんだとか。そのまんまで一口。蕎麦汁を足して、ネギを加えて一杯。2杯目は、七味をたっぷり入れて! これ、最近のマイ・ブーム。……、蕎麦湯割り、旨いんだろうな、次回は……そう思った次第。
2020/11訪問
1回
★春爛漫!? 蕎麦満開!? 兎に角、一杯遣りたかった。気分は池波正太郎だ。蕎麦前は、春野菜の天ぷら……たらの芽、こごみ、蕗の薹、竹の子などなど。山芋の磯辺揚げと、茗荷の梅和え……ビールに熱燗。 変わり蕎麦のさくらきりで蕎麦湯割りをリクエスト。さくらきり、山葵と蕎麦汁もいいが、塩で啜ると、和菓子の香りが口の中いっぱいに広がった。春だなぁ。 〆は、鴨せいろ。柚子胡椒でピリッと引き締まったあったか汁、鴨の旨味、田舎蕎麦の極太なコシと風味がバチバチして、楽しい! 香り豊かな七味も振って、啜りかき込んで、蕎麦湯割りで洗い流す……。で、蕎麦汁と鴨汁双方を、蕎麦湯を足して飲み干すのだ。流石にお腹がチャッポン……ハ、ハクショ~ン! どうやら薬の効きが悪くなったみたいだ。春だなぁ!?