「ラーメン」「日曜営業」で検索しました。
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2022/11訪問
1回
初とらきち家。ようやく、啜るくんだ。と、厨房の中に見覚えのある、恰幅のいい男性を発見。確か、家系総本山の吉村家で、以前、見かけたぽっちゃり少年だった。が、すっかり貫禄のついた立派なオヤジになって……何か嬉しい。もう、啜る前からラーメンが旨い! で、中盛チャーシューメンを注文した。これは、吉村家でのマイ定番オーダーだったりする……。知った顔に出会って、引っ張られた!? 数分後、着丼。何か、吉村家よりスープの色が濃い感じ……比べても仕方が無いけれど、今日は吉村家を引きずってるなぁ。と、中太麺もスープもホウレンソウも海苔も、ザッツ・家系! となれば、家系でのマイ・楽しみ方を貫くだけだ。出されたまんまで、3分の1。で、行者ニンニクたっぷり回し入れて3分の1。辛み少々で麺を啜りきる。残ったスープに生姜を入れて、ジ・エンド! そうそう、海苔はスープに溶けない内に、麺を巻いて喰らうべし! だ。……と、チャーシュー! 吉村家のシュンと、噛み応えのあるジューシーなチャーシューとはまったく違う、ナイスなチャーシュー。吉村家のも好きだが、とらきち家のチャーシューは、低温調理っぽく仕上がっていて、超グッド! 中盛チャーシューメンで大正解だった。 店を出る際、吉村家にいたよね、そう小声で聞いてみた。と、はい、若い頃ね、そう笑ってくれた。若い頃……かぁ、何か歳を感じてしまったぜ。
1回
八雲とくれば、ワンタン麺! そう思っている。肉ワンタンか、海老ワンタン!? と迷ったら、両方だ。後は白だし、黒だしのチョイスで、白黒付ければいい。前回とは違うテイストにしようと、記憶を掘り起こす。確か黒だしだったような、2019年……秋。あれまぁ、お久しぶりだったのね!? 等々思いつつ、特製ワンタン麺の白だしのボタンを押した。残念ながら、切り落としチャーシューには、品切れの赤ランプが点いていた。 着丼。淡麗の聖地とも称される、澄んだスープは、優しくふくよかで、力強い! 肉ワンタン、海老ワンタンの具材の存在感と、トゥルンとした皮の食感が楽しい。麺はツルンとしながらも心地よい歯応え……、程よく厚切りのチャーシューは2枚、しみじみと旨いなぁ、そう思う。つくづくと、切り落としチャーシューのゴツゴツ感、品切れだったのは残念だ。 白だしの一杯を啜りながら、黒だしの記憶を呼び起こそうとしたが、思い出せない。となると、日を置かず、再訪するしかない! そう思った次第。
2021/10訪問
1回
8月の後半、2週間で3度も啜ってしまった、時雨。東京、荏原中延の行列店、多賀野を卒業したという、ご主人の作る中華蕎麦は、ほんのり甘くて、長年、多賀野の行列に並んできた輩には、懐かしくて堪らない1杯だ。 と、卓上のポップ、つけ蕎麦の美味しい食べ方、というのが目に入った。1.先ずは、麺そのものを味わう為、そのまま or 卓上の塩で、小麦(はるゆたか)の風味を味わって下さい。とあった。 2.は、つけだれに付けて。 3.出汁割り。つけだれを、様々な魚介系の出汁で割る、言わば、蕎麦湯のようなもの……。 2.はともかく、1.3.が気になって、仕方がなかった、醤油ベースの中華蕎麦ながら……。 数日後、散歩の途中で時雨にイン。ホロホロ南蛮つけ蕎麦の大盛を発注。当然、そのまま&塩で、はるゆたかを堪能……ふ~む、小麦の繊細な風味は多少、感じたような気がする。が、分かる大人的なことをしている自分に、酔っているだけかも……!? ツルシコな麺、シコはともかく、ツルは半端ない! 超絶、滑らかに喉を駈け抜けていく。で、大盛! 麺の啜り応えも相まって、何とボリューミーなことか。満腹、満腹、大満足だ。さて、お次は出汁割り、だ。飲み干す自信はなかったが、つけだれが全く別物に大変身! 究極の味変! しかも、超マイ・タイプ。特製の七味(中華蕎麦にも合う)も楽しみつつ、完飲! 満腹の胃袋の全ての隙間は、出汁割りで埋め尽くされたのだ。 と、さらに数日後。同じ感動よ、再び! とばかりに、時雨イン。青唐辛子酸辛つけ蕎麦、多少辛めであるならば、更に刺激的な自家製辣油の辛メンマも追加して……以下同様、でした。
1回
芳ばしい醤油の香りと、すっきり風味の優しいスープ……懐かしさが口いっぱいに拡がってくる。昔ながらの中華そば……の中の優等生! ってな一杯だなぁ、そう思った。 にしても、右手にサイ箸、左手に手持ちのザル。で、サイ箸1本で、鍋から1人前量の麺を掬い上げ、ザルに移し、丼に入れる。一連の見事な動き、ずっと見ていたい……。と、その麺、気持ちいい程にツルシコで、丼の縁まで注がれたスープを大量に纏って、なだれ込んでくる。1杯の丼全体が優等生で、さらに中身それぞれも個々に優等生! 小麦粉の甘味、風味の活きた麺、肉々しくしっとりと、歯応えのある焼豚、その厚みと、チャーシュー麺かと思ってしまう程のボリュームに、ニンマリが止まらない! で、存在感のあるメンマ……。そうそう、玉ねぎ中華そばだった。なので、玉ねぎが、生と揚げ玉ねぎの2タイプが入っている。生のシャキシャキと揚げ玉ねぎのシュンとした食感が楽しい! でもって、揚げ玉ねぎは、ジンワリとスープに滲み出して、コク増し味変、だ! 大盛りでもいけたな、そう思っていると、横の席の学生らしき若者に、焼豚どんぶり御飯が着丼した。ピンク色の焼豚と、小丼とは思えないボリュームに、次回は、大盛りではなく、焼豚どんぶり御飯にしよう、そう思った。
2021/08訪問
1回
券売機の前で散々悩んで、ようやく選んだのは、今週のスペシャル牛肉ソバ。ハーフカレーも忘れずに購入した。 昭和レトロな店内には、著名人のサイン色紙が飾られている。島村様へ……なぬ!? あれッ!? 店主はなんと、島村さん! という訳で、島村さんが作る物は、作る前から、もう旨い!? 先ずは、ハーフカレー登場。茶碗はさておき、黒々として、生クリームがかかっていて、ホテルの欧風カレーみたいだな、そう思った。一口。欧風カレーの豊潤さ、濃厚さはそのままに、かなりスパイシー、本格的だ。と、うちのカレー、旨いでしょ! 島村さんが、島村に話しかけてきた。が、丁度、トロトロ牛肉を口に含んでいたので、ただ小刻みに頷くだけだった。一人前でもイケるな、そう思った。メインのラーメンも含めて……。 待つこと数分、牛肉ソバ参上!! 丼を覆っている、見事で大振りなローストビーフ! 3ミリ以上5ミリ未満……と、その厚さも圧巻だ! 更に、一口食して、そのしっとりとジューシーさに脱帽! 流石、島村さんと、視線を向けたが、お仕事中だった。スープはガツンと塩味。ガツンは、しょっぱ辛い、塩味ではなく、キレとスッキリとしたコクなどの旨味からくるもので、口中が豊かになるのだ。しかも、中細麺は、大量にスープを引き連れてくる。スープ、麺、ローストビーフの三角食べで、アッという間に完食! 時折、紫玉ねぎのシャキシャキ感が何とも言えず、心地い~い。スープを飲み干したら、黒胡椒が結構な量、沈澱していた。スープの旨味を纏っているのかな!? と、意地汚く(!?)レンゲで全部掬って食べてみた。が、やっぱり胡椒は胡椒、ヒーハー、刺激的だった。
2021/05訪問
1回
食べログの平均使用金額を見ると、昼夜同様で1000~1999円とある。ラーメン一杯650円の店なのに、だ! 町中華店というが、チャーハンと餃子以外は、タンメンや名物のもやしそばなどの麺料理がほとんど。1000円越えのチャーシューメンを除くと、大概800円前後という極々普通の料金設定。一品だけでは、この平均使用金額にはならない。餃子だ、餃子に違いない。つまり、何が言いたいのかというと、餃子(500円)によって、ラーメン一杯650円の店の客単価が、1000~1999円までにアップするほどに、餃子が旨い! という事が言いたかったのだ。あ~しんど。 かれこれ付き合いは、30年以上になる。大井町といったら、先ず永楽となる。ニンニクの効いたパンチのある餃子……ビールとの相性◎。麺は、名物のもやしそばもいいが、もっぱらラーメン一筋だ。揚げネギの香ばしさと、芳醇な醤油の旨味に平打ち麺がベストマッチ! 餃子、ビール、ラーメンの三角食べが楽しい! で、もうちょっと酔いたい時には、餃子のお替わりと、チャーシューがおすすめだ! ……ビール3本として約4000円……。平均、楽に超えちゃった!? ★大井町=永楽! そう思っていたりする……。 大井町に来たら、永楽は避けては通れない。たとえ満腹であっても、あ~元気でやってるな、と細い路地に足を踏み入れてしまうのだ。 行列は数人だった。が、一人が幸いして、相席なら先にとのこと。待ち時間は数分だった。 永楽では、皮はモチモチ、野菜たっぷりアンのジューシー餃子と、黒々と香ばしく歯応え抜群のつまみチャーシューに、固茹での煮玉子でビールを飲む。この3品、煮玉子、つまみチャーシュー、暫くして餃子という順番で、ほぼほぼ出てくる。なので、中瓶のビールは、チャーシューまでで1本、餃子で2本目となってしまう。時々、大瓶だったらなぁと思ったりする……。 餃子の到着と同時に、そばを頼むのを忘れてはいけない。そばとは、揚げネギ&茹でもやしたっぷりの、醤油のキレ◎で、独特の平打ち麺が、モチつるのラーメンのこと。 で、最後の餃子をビールで流し込んだ頃合に、ラーメン参上となれば、そのタイミングの絶妙さに、満足度は高まるのだ。そして、次回は、野菜炒め&餃子に、あんかけが嬉しいもやしラーメンしようと思うのだが……!? そばの魔力に負けることが多い。
2021/02訪問
2回
★釜揚げしらすご飯はいつ食べる!? それが問題だ。 先ずは、特製 醤油らーめん&釜揚げしらすご飯を券売機で購入。席について、いきなり目に付いたのが、びぎ屋のこだわり……。 ・チャーシュー→バラ肉は、秘伝のタレに漬け込まれた、煮豚。肩ロースは、やはり秘伝のタレに漬け込まれてから、丁寧に焼かれた焼豚……が、豚名は不明。それと、実際は、こだわりに書かれていない、鶏肉のチャーシューが2枚入っていた。何か得した気分になった。個人的には、豚バラの煮豚がマイ・タイプ。最初の一口と、スープに馴染んだ別の顔にグッときた。一方、焼きの肩ロースは、スープは纏っても、馴染まないけんね、という頑なさと、しっかりとした歯応えが対照的で面白い。 ・スープ→逆浸透膜で濾過しているという水が使用されているという。よくは分からないが、何か良さげ。で、大山鶏のガラ、丸鶏、豚骨、煮干し、さば干し、さば節、宗太鰹節、本節から丁寧に出汁を挽く。塩は沖縄、粟国の塩とベトナム産の天日塩。醤油も2種類。御殿場の天野醤油の丸大豆と、甘露しょうゆ……と、飲む以前に、見ただけで、もう美味しい。で、それぞれが調和されたバランスの良さに、明日も啜れるな、と思わせてくれるのだ。 ・麺とその他→国産小麦100%の中細ストレート麺。ほんのりとした甘さを感じる麺は、歯応えというか、コシというか、最後までしっかりしていて、嬉しかった。メンマは、穂先&細切りの2種類。煮玉子は何も記されてはいないが、濃厚半熟◎! 因みに丼は有田焼だそう。 ……と、釜揚げしらすご飯である。らーめんより先に着丼したものの、甘露しょうゆを回し掛けた所にらーめん参上。となると、後回し。らーめんが先になる。白飯だったら、ワンバンしながら、楽しむことができるが、釜揚げしらすご飯である。ワンバンはしちゃいけない気がして……。で、麺を全部啜り終えてから、スープと共にマウス・イン。なので、釜揚げしらすご飯とらーめんとの相性……は、スープとはバッチ・グー! としか言えない。
2021/01訪問
1回
知らず知らずの内に完食、完飲! 塩ラーメンが食べたい。できれば初体験の店がいいと、思ってしまった。で、考えた。そして、一度はと思っていた、藤花にしようと決めた。ここは、何度か車で行ったことがある。が、行列&駐車場問題などで断念してしまっていたのだ。とにかく、駅から遠く、バスでとなると、なかなか行き辛いのだ。が、今回は、絶対諦めない決意でGo! だ。すると、運良く店前に駐車。行列も6名、カップルと4人家族だった。 10分程の待ち時間で入店。券売機を前にして、初、藤花記念だ、特製塩らぁ麺だ! と、友人から薦められていた、炙り焼豚丼も購入。 程なくして、黄金色に輝く特製塩らぁ麺、着丼。小松菜と穂先メンマが丼の淵に細長く置かれ、濃厚こってりの鈴木養鶏場の鈴卵使用の味玉、香ばしい焼豚の下には鳥チャーシューが横たわっていて、ネギ3種(白髪ネギ、万能ネギ、紫玉ネギ)が彩り良く、ハンサムな盛り付け……見た目だけでもう旨い! まずはスープから。茨城産の丸鶏とガラから取ったと書かれていたが、鶏だけとは思えないほど、複雑でバランスのとれたスープに、日本、モンゴル、フランスなど国際色豊かな塩味が、飽きのこない、優しいタッチで舌や喉、五臓六腑を刺激する。と、海老雲呑、入れ忘れました、と別皿で登場。湯冷めしないように、すぐさま湯船、否、スープに投入。 そして、細身の麺を啜った。ほんのりと甘く、スープに負けてはいない、存在感! 大盛にすればよかった、そう思った。海老雲呑はぷっくり、焼豚の香ばしさ、鳥チャーシューのしっとり感……すべての具材が一等賞! さらに、アーリーレッド、紫玉ネギの歯応えと刺激が堪らない! で、炙り焼豚丼の甘辛旨い香ばしさ、気がついたら、炙り豚丼の写真を撮り忘れ、丼は空になっていた。おっとっと、いつもは一身上の都合で、スープは完食、完飲しないようにしているのに、知らず知らずの内に……。
2020/12訪問
1回
中華そば 八五(東銀座) 人気の成せる事!? こんな偶然……○×△!? 12月某日、初対面の方と、12時半に歌舞伎座前にて待ち合わせと相成った。それはそれとして、せっかくの東銀座、話題の八五へ行こう! そう思った11時半過ぎ、八五の前に行列はなく、すんなりと店の中へ。すると、お召し上がりですか? 14時10分となります。1000円頂きます。そう言われて整理券を渡された。あと2時間余り……!? でも、啜れるということだ。 お腹は空いていたが、我慢して、銀ブラちょろりを約束の時間まで。で、滞りなく打ち合わせを済ませた13時45分、グッドな時間配分だ! と自分を褒めつつ、八五へ向かう。が、打ち合わせ相手の初対面だった人が、ず~っと、7~8メートル先を歩いている。で、花山うどんの前を通過して、その先の路地を左折。い、一緒だ。まさか八五じゃ……!? 店の角で振り向いた○○氏、びっくり眼&笑い眼で、14時10分ですか? と聞いてきた。思えば、1時前には打ち合わせ自体は終わっていてもおかしくはなかった。が、それから40分ほど、他愛もない世間話と、仕事のような話で盛り上がった風だったのは、こういうことだったのね。と、お互い気まずいような、照れっ恥ずかしいような……!? すると、ご一緒ですか? という店員さんの声。○○氏はきっぱりと、いいえ! だって。そりゃそうだ、とは思いつつ、6席だけという狭い店内、隣合わせになったら嫌だなと思ってしまった。が、幸い端と端、あ~良かった。 メニューは、中華そば(850円)、味玉中華そば(950円)、特製中華そば(1050円)、季節のそば(3000円)の4種類、各大盛は100円だ。それに白米と特製肉ご飯があった。が、季節のそばと特製肉ご飯は品切れのランプが点滅していた。最初はシンプルに! がモットーなので、中華そばを注文。敵(!?)はどうやら特製らしかった。敵では無いけれど、キッパリいいえ! を引きずっていたのかも。 中華そば 八五。まるで高級鮨店のカウンターに座っているような雰囲気、自然と声が小さくなり、丁寧にもなった。水の注がれたグラスは、薄張りのグラスだった。ほうじ茶のご用意もありますが……。当然、頂きます、だ。丁寧に水から抽出したというほうじ茶がしみじみと旨かった。中華そば前にお替わりしてしまった。ラーメン店らしからぬ厳かな雰囲気に、ちょっぴり緊張していたのかもしれない!? 喉か渇いていたのだ。 中華そば参上。澄んだスープの表面には、透明な丸い油膜がきらきらと輝き、1ミリ未満幅にカットされた青ネギの緑色が鮮やか! で、バラ肉のチャーシューの上にはペッパーキァビアという、貴重!? な野生の胡椒がバラパラと……。でもって、浅草、開花楼の細麺が櫛で梳かされたようにいい感じで沈んでいる。もう、啜る前から旨い! ってな具合にビューティフル! で、一口スープを……旨いッ! っていうか、マイタイプ。ストレートな細麺もスープに負けていない力強さがあり、バラ肉のチャーシュー、メンマも丁寧な仕事っぷりが垣間見えて、嬉しくなる。が、不思議なのが、全てが主張し過ぎてはいない感じがするのだ。特にスープ。和風の昆布なども、鴨や比内鶏なども旨い具合に姿を消して、中華そば仕様、テイストになっている……と、馬鹿舌が感じてしまったのだ。が、ペッパーキァビアは違った。ガツンと胡椒、胡椒以上の胡椒! 只者ではない。 ……とうだうだ啜っていたら、丼の底がはっきり、くっきり! と、誰かが軽く肩を叩いて通り過ぎた。お先って、負けた!?
2020/12訪問
1回
弘明寺 ノ貫(横浜・弘明寺) 初の米体験! ピンクの豚肉とピリッと辛いタレ! 久し振りのノ貫。弘明寺の店は初めてだ。並んでいない様子なので、暖簾をくぐったら、外の壁側でお待ち下さいと言われた。で、外、店の横に待ち人2名が……。横浜・福富町のノ貫も入口から離れた場所に並ぶんだったなと、思い出した。タイミングよく、ものの数分で店内へ。比較してどうなるものでは無いけれど、福富町よりも、ひ、広い、厨房が! L字型のカウンター、席数はあまり変わらないが、背中がゆったりだ。煮干し蕎麦だよな、と決めていたのにも関わらず、限定の表記と、赤文字に滅法弱い、昭和生まれの還暦越え、気持ちが揺らぎ……。揺らいだ時点で、煮干し蕎麦は消えた。となると、限定メニューは2種類。伊吹いりこニボプレッソと、銀鱗貝五種の潮蕎麦だ。ニボプレッソとは煮干しの濃ゆいのに違いない! 煮干しを諦めたのに、再び煮干しにしがみつくようなことはしない! 昭和の男気!? という訳で、銀鱗貝五種の潮蕎麦に決定。……と、炙り肉飯!? ノ貫で初の米体験だ! しかも、大好物のピンク(低温調理)の豚肉を炙って、米に乗せて、タレかけて、だ。当然、注文。で、定番トッピングの肉増し別皿は我慢した。……と、麺より早く着丼。スープとのマリアージュをと、思ってはいたが、食べたさが勝り、麺の到着前に完食! ほんの2~3口サイズとはいえ、濃厚でピリッとしたタレが、食べるスピードを加速してくれた。程なくして、麺、到着。嬉しいことに、ピンクのチャーシュー1枚付きだ。銀鱗貝五種の潮蕎麦……。銀鱗とは煮干し!? 貝五種は、ホタテ稚貝、イタヤ貝、ホンビノス貝、白貝、浅蜊、そうメニューに書かれていた。正に魚貝系! の滋味溢れるスープに、ノ貫の細くて強い、アルデンテの麺がバッチリ合っている。本来ならば、和え玉といきたいところだが、炙り肉飯も食べたことだし、これくらいで許してあげよう!?
2020/12訪問
1回
風邪を引いたら、すぐ太源
2021/07訪問
3回
「本当にラーメンが大好きな方、どーぞ、お入り下さい」と、ヨレヨレの黄色い紙に黒い文字が擦れている。開店15分前。30人程の行列に驚いた! ふ~む、ラーメンが大好き人は多いんだな、改めてそう思った。みんな淡々&黙々と待っている。およそ1時間程で入店することが出来た。 下品の大盛を注文。100(醤油ダレ不使用)にはしなかった。牛骨をベースに、スッポン、赤エビ、あん肝、セイゴカニ、シャコ貝、夜光貝などなど、様々な素材で抽出するスープは、日々面白い! テーブルには醤油ダレが置かれているので、100でも心配はないのだが、何故か下品しか頼んだことがない。 悪魔肉(甘辛く煮込んである豚バラ肉)を避けながら、スープを一口。ガツンとくる旨味と、パンチの効いた塩味……旨塩っぱいが押し寄せてくる! コメカミに軽く響く程の塩っぱさなのだが、スープを掬う左手が全く止まらない後を引く旨塩っぱさなのだ! 下品ながらも、素材の複雑怪奇、ではなく、複雑快喜な力強い旨味に圧倒されるのである。 中太麺と力強いスープの見事なマリアージュを支えているのは、悪魔肉、厚切りチャーシュー、メンマなどの強力サポーター。それぞれの複雑快喜な力強さに圧倒されながらも、煮玉子でほっとするのは、私だけ!? 病みつきになるのは必然!?
1回
広島流中華そば。茹で上がった中太ストレート麺を、温めた丼に入れる。そこに、鶏がらスープを注ぐ。で、更に、門外不出の醤油ダレを、豚の背脂で煮込んだスープ(タレ?)も加えるのだ。どうやらこの過程が、広島流らしい。盛り付けは、薄切りのチャーシューと自家製メンマ。そこに、大量の青ネギ! 麺もメンマもチャーシューも、まったく見えない程だ! まずはスープを一口。豚背脂の甘いオイリーさと、香ばしくドッシリとした、力強い醤油の風味が口いっぱいに拡がってくる! スープの口当たりの滑らかさが、超気持ちいい! 麺を啜る。麺は、強い醤油ベースのオイリーなスープを纏って、口の中に 滑らかに飛び込んでくる。 大量の青ネギが、実にいい仕事をしてくれている。啜り過ぎの防止&オイリーさの緩和……。何はともあれ、この中華そばに、青ネギのトッピングは、必須アイテム! そう実感した。 蕎麦前ならぬ、ラー前に、つまみ3種(メンマ、煮玉子、一味唐辛子たっぷりの刻みチャーシュー )と餃子で、ビール&缶チューハイ。炒飯も食べたかったが、諦めた。
2019/11訪問
1回
餃子の王さまの王さまの餃子 ・関東エリアの餃子としては、ちょっと小ぶり!? かと言って、一口餃子のサイズじゃない、王さまの餃子。その中毒性についての一考察。 ピザは生地が命! と同様、餃子の命も皮にあり!? という訳で、王さまの餃子の皮は◎。噛む程に、タネの存在を邪魔しない、控えめな旨味が拡がってくる。また、その食感は、香ばしく焼かれたパリパリ感だけではなく、ウエッティな、シットリさも併せ持った、二刀流だ! しかも、オイリー過ぎずに、カラッと焼かれているのだ。なので、体に負担の少ない軽さと、たっぷり野菜のタネのジューシーさ&皮の旨味と相まって、止められない、止まらない! のかっぱえびせん状態に陥ってしまうのだ。 箸休めは、肉餃子。打って変わった肉の存在感が刺激的。自家製辣油の酢醤油タレもいいが、酢胡椒タレも、さっぱりして味わい深い! 個人的には、王さまの餃子2個に肉餃子1個 with ビールが心地いい。
2019/11訪問
1回
20食限定のコク塩。なんとまぁ綺麗なこと! 一目で只者ではない1杯だと、感じさせてくれる。 鮮やかな九条ネギ、紫玉ネギ、ドライトマト、メンマ、カボチャ? ん!?カボチャ? と、彩り豪華な野菜たちと共に、低温調理された豚チャーシューとジューシーな阿波尾鶏のチャーシューが、見事に盛り付けられている。 阿波尾鶏とホンビノス貝から丁寧に抽出したWスープは、自家製の白トリュフ・オイルで薄い黄金色に輝いている……。白トリュフ・オイルに合うようにと考案された自家製麺を啜る&スープを飲む、で、その都度広がる華やかで芳潤なトリュフの香り……。ちょっとハイになった気持ちになる! 更に、この白トリュフ・オイル、香りのみならず、コク塩のコクや旨味をブラッシュアップしてくれている! 箸とレンゲが止まらない! 終盤戦で黒胡椒を投入! 味変大成功! 丼は空になった。ふ~っ、ン!? 自家製生胡椒? トッピング? エ~ッ、気が付かなかった。次回の楽しみとなった。
2019/10訪問
1回
初めて行った折、嬉しくなった! それは、唐辛子なる辛味調味料! 濃厚でありながら、繊細な豚骨醤油スープを、見事に刺激的に味変してくれたのだ! よって、俺流、家系の楽しみ方が変化した。手つかずにそのまんまで4分の1。まずは、家系定番の行者ニンニクたっぷりで半分以上。で、唐辛子を加えて汗をかく! がプラスされたのだ。仕上げは、おろししょうが! すっきりさっぱり飲み干して、店を後にする。他店の刻みしょうがもグッド! トッピングのほうれん草、旨い! スープとほうれん草とのあまりにもウィンウィンな関係に驚いた! 燻製香をしっかり纏った叉焼、これだけでビールは旨くなる。が、好みは別れるんだろうな、そう思った。
2019/09訪問
1回
そばと概ね称されるラーメンを食べると、 ①低温調理された豚肉をトッピングする権利をゲットできる! これでビール1本。 ②各種、和え玉を注文する権利をゲットできる! ハーフも可。で、ビールもう1本。 以上! 思い返せば3年ほど前、ノ貫にドハマリ、週2、3回のペースで半年位啜ったことがある。これ程までに長い間、啜り続けたのには理由がある。定番の煮干しそば以外のスペシャルメニューが超絶充実していること。和え玉もしかり。黒酢&アサリの和え玉が定番。なので、ほぼほぼ同じそばや和え玉を啜ったことはないのだ。 本日はというと、定番以外のスペシャル3種(寒平目そば、イリコの島の伊吹塩そば、渡り蟹そば)と、定番以外の和え玉2種(ホタテ、蟹味噌)だった。で、渡り蟹そばとホタテの和え玉をセレクト。何故ならば、寒平目とイリコには、大好物の低温調理のお肉が付いていないからだ。ま、追加すればいいのだが。で、蟹に蟹味噌の和え玉では芸が無さ過ぎる! という訳で、2麺を啜ることにした。ノ貫では必ずそばと和え玉、2麺を啜るのがマイ・ルールなのだ。 先ずは、渡り蟹そば参上! で、先ずはスープから……とはならないのがノ貫スタイル。先ずは、アルデンテ以上バリカタ未満(!?)の小麦粉感すら感じる麺を掬い啜る! と、ノ貫のそばスープは、大概粘着性のあるトロリものなので、細麺ながらも大量にスープを纏って口中に飛び込んでくる。今回の一品は、渡り蟹だか○○ガザミだかの蟹が縦横無尽に走り回って……!? 蟹は縦には動けないので、横ばいまくってくる! 箸休めは、低温調理肉。何ともかんとも、好きなんだなぁ! たまに、ビールのアテに肉増し、別皿にしてもらうと、程よく塩胡椒されて◎。ウズラの玉子もアテには最適だ。 そばを4分の3ほど啜ったら、和え玉をお願いするタイミングだ。そばを啜り終える頃合いに、バッチリ登場してくれる。今回は、ホタテの和え玉、しっかり混ぜ混ぜして味わうと、ほんのりとホタテの甘さと旨味が口中を優しく駈け抜けていく。相変わらず細麺は、バリカタ以上アルデンテ未満(逆だった!?)の存在感で心地いい。やっていいのか、いけないのか!? 1、2回ほどそば汁に浸して啜ったりしている。 因みに、ノ貫のスペシャルシリーズに甲殻類の登場頻度は高い! 煮干しの濃度、産地のこだわりものも多い。個人的にはソーキ系も好きだったりした。 2019年、半年余りで30数回! 私が『ノ貫』にハマッた理由(ワケ)。 ・その1 低温調理のチャーシューにグッときてしまったから! 以来、チャーシュー別皿でビールが定番となってしまった。 ・その2 極細、バリ硬のストレート麺。最初はフムッ!? お次はムムッ! 終いにフ~ム……と、大納得。定番、煮干しそばにベストマッチだった。 ・その3 日替わりの限定メニューが驚くほどに充実。カレー風、オリエンタル風、沖縄風に加え、海老や蟹各種、魚貝類などの濃厚なフレーバー、さらに味噌、醤油、塩というスープベースの違い等々、バリエーションの豊富さは半端ない! 半年余りで30数回ハマッた際、同じメニューを頼んだ事はなかった。 ・その4 和え玉という混ぜそばの存在。黒酢の和え玉は常備品。浅利の和え玉が準常備品。さらに限定品も充実! ほぼほぼ日替わりペースで展開されている。 そばと称されるラーメンに大盛がない。なので、リーズナブルな和え玉は、満腹感を得るのに欠かせないのだ。また、和え玉は、麺自体の旨味をより強く感じられるのだ。 ・その5 定番の煮干しそばのバリエーションもすごい! 煮干しそばは常にある。でもって、限定に度々、頻繁に煮干しが登場する。ニボプレッソ、灰汁中華、特濃、怒特濃等々、煮干しの濃さや引き出し方などで差別化されている。和え玉でも然り、煮干しフレーバーが度々登場する。 以上、ハマッた理由! でした。 ※ラーメン専門店『ノ貫』は昼のみ。夜の『ノ貫』は、神奈川の地酒『雑草蓬莱』を楽しむ日本酒BARとなる。
2022/11訪問
2回
中華そば高野の兄妹店に行ってみた。