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ラーメン&半チャーハンに、餃子か、ニラレバ炒めで乾杯しよう! 何の乾杯かは分からないが、乾杯はめでたいから、幸せなのだ。で、餃子とビール、先ずはそう注文した。あらま、餃子は無いとのこと。ならばニラレバ炒め、だ。 生レバーの塊から切り分け、丁寧に下処理し、揚げ置いて、仕上げる大連のニラレバ炒め、堪らん! 辣油を回し掛け、香ばしさと辛味で、シャキシャキもやし&ニラがビールを更に爽やかにさせてくれる! で、ラーメン&半チャーハンで仕上げよう! そう思っていた。が、カウンター横のいい感じの女性が、今日は担々麺にしようかなと、優しく囁いた……ような気がした。となれば!? ラーメンじゃなく担々麺に決まりだ! で、半チャーハンとのセットにした。女性は単品だ。大連の人気メニューでもあるらしいが、ラーメン、タンメン以外は啜ったことが無い! 初担々麺だ。胡麻風味はなく、ニュータンタンっぽい一麺。しかも、優しい見た目とは裏腹に、意外と辛い。豆板醤が溶け出す程に辛くなる! ビールが清涼感を与えてくれる。半チャーハンは、何となく辣油繋がりで、辛めに味変して、担々スープと交互に喰らった! 何気にかの女性は、涼しい顔をして担々麺を啜っていた。負けた、今日の所は……。そう思った次第。 2週間ほど前に、食べて(ニラレバ炒め)、飲んで(ビール)、啜った(ラーメン)のに、すごく久しぶりな気がする。ま、いろいろあったし……。今日は、長女と二人で昼ご飯。餃子とニラレバ炒め、タンメンとムスロ丼をシェアすればどう!? チャーハンも美味しかったけど、分かったと了解してもらった。じゃビールでも……昼だし止めとけば、ダメだね。そう言われて諦めた。 ニラレバ炒めと餃子がほぼ同時に登場。モヤシもっとたくさんでもいいのに……そう思いながらもレバーが最高! 長女はレバー嫌いだったはずなのに。パクパク食べている。で、ここの餃子の皮がモチモチで気に入っていると……。何と先週来たらしかった。程なくムスロ丼着丼。玉子焼きにキクラゲたっぷりのあんかけご飯、だっ。長女は初めてらしく、気に入ったらしい。茶碗に分けてもらい、ご相伴に預かった。お次はタンメン。長女の分を茶碗に取り分け、丼で啜った。半分をまんま、残りに辣油をたっぷり回し掛けるのが、マイ・スタイル。野菜はたっぷりとは言えない、塩味ベースの滋味深いスープは、何かほっこりする。 ……にしても、ビール、飲みたかったなぁ。ま、娘にダメ出しされたら逆らえないもんだな。ちょっと未練タラタラ気分になった。と、長女が言った。○○(長男で弟)先週、3回ニラレバ食べに来たって。あらま、味覚は親子だったりして!? 暖簾を潜る。餃子とビール、先ずはそう声をかける。餃子は今日はありません、そう女将が応える。昼は中々餃子に巡り会えない。ならばとばかりに、じゃニラレバ炒め、ビールは一緒で、そうお願いする。ニラレバ炒めは餃子のあるなしに関わらず、マイ必須アイテムなのだ。 女将が冷蔵庫から豚レバーの塊を取り出し、そっと大将に手渡す。大将は中華鍋に油を注ぎ入れて、受け取った鮮やかなレバーをまな板の上でカットし、ボールに入れ、下処理、下味、片栗粉を手早く混ぜる。そして、油の温度を確かめると、レバーをドボン……。数分かき混ぜながら、程よく揚げられたレバーを油切り。中華鍋にモヤシと人参、キクラゲ、タケノコが放り込まれ、手早く炒められる。ニラもざっくり放り入れられ、塩、胡椒などで調味され、最後に揚げ置かれたレバーを加え、炒め合わせ仕上げられる。女将が冷えたビールを持ってきてくれた。目の前にはニラレバ炒め、ク~ッ、幸せ! 味変は辣油。3分の2程を食べ終えたら、ラーメンを追加する。タンメンもムースー丼も捨てがたいが、今日はシンプル・イズ・ベスト、ザ・昭和のラーメンを啜りたい気分だったのだ。 ある日の大連訪問レポートでした。 餃子とレバニラ炒め、ビールをお願いします。そう言うと、冷蔵庫からアンと皮を出し、餃子を包み始める。そして、タッパーから鮮やかなレバーの塊を取り出して、必要分を切り分け、調味し、少々の小麦粉をまぶして揚げ始める……何度となく見かけた光景だ。 初めて目の当たりにした時、ニラも切り始めた事もあって、仕込みもしてないのかと、少しイラッとしたのを思い出した。が、今となってはその光景が好きだったりする。特に何も言わないと、何方かの料理が仕上がる直前に出されるビールも、遅いなぁではなく、グッド・タイミング! そう思うようになった。 大概、餃子が一番乗りだ。見た目以上に皮の存在感があり、野菜や肉のアンが、まるで摺り下ろしたように滑らかで優しい。そのギャップが楽しい。で、レバニラ炒めが仕上がってくる頃に、決めなければいけない事がある。ビールはまだ半分以上残ってはいるが、ビールと何かアテの料理を追加して仕上げるか、ラーメンもしくはタンメンで〆るか!? いい具合に揚げ炒められた、ジューシーなレバーを摘まみながら、決断しなければならないのだ。 今日は、素朴で懐かしいラーメンにしようかと思っていたが、口から出たのはタンメンだった。理由は、別の人がタンメンを注文したので、思わず便乗、しただけだったりするのだ。王道、正統派、大上段、タンメンらしいタンメン……。何気に野菜分だけラーメンよりボリューミーで、大満足! でした。 実は、五反田時代の大連に行ったことがある。もう15年以上前の話ではあるが、その大連が偶然にも家の近所に移ってきたのである。それから、既に数年の時が経っている。でもって、五反田の大連が戸部の大連と同じというのを知ったのは、つい最近のこと……。五反田時代も戸部に移ってからも、常連という程通った覚えもなく、たま~に啜ったり、つまんだりなのに、何故かよく知ってる風を装ってしまうのは、何という身勝手なんだろう……。と思いつつ、五反田時代の古びた店構えの記憶だけは鮮明だったりするのだ。 タンメンと、レバーの塊から切って揚げて仕上げる、ニラレバ炒めがたまに訪れる時の定番だが、本日は知人からの推薦メニュー、ムスロ丼にした。餃子も頼んだが、品切れとのことで、ラーメンも注文。 ムスロとは、木須肉(ムースーロー)が載った丼もの、木耳の多さと玉子のふっくら感が上品で◎! ラーメンは、中華もしくは支那そばと呼びたくなる程に懐かしく、鶏ガラ出汁が心地よく、明日も啜れそうな一杯だなぁ、そう思った次第……。
2022/11訪問
5回
時折、鍋焼きうどんモードに陥ることがある。流石に真夏日にはそうならないが、春夏秋冬季節を問わずである。で、何故か、お蕎麦屋さんで啜る場合が殆どである。……うどん専門店で啜った記憶は無い。 話は変わって、沖縄のお弁当は白飯が見えない! それ程までにおかずが盛り沢山で、白飯が見えるお弁当は売れない!? そう聞いたことがある。……という訳で、そんな沖縄のお弁当アイデンティティが、私の場合、鍋焼きうどんに当てはまる! のだ。味も大切だが、スカスカな盛り付けの鍋焼きうどんに愕然とするのである。味!? お蕎麦屋さんだから大概外れ無し! だ。具材にも拘らない。海老天さえ鎮座していれば、他は何でも構わない。 で、茂の鍋焼きうどんである。海老天はもちろん、揚げ餅、椎茸、エノキ、ネギ、小松菜、玉子に玉子焼き、薩摩芋、蒲鉾……他も諸々。柚子が香って、うどんが見えない! だから、啜る前からもう旨い! 幸せ! で、汗をカキカキ喰らっていく……。次回は蕎麦にしよう。 ある日、カウンターでせいろう蕎麦を啜っていた。すると、隣に品のいいおばさんが座った。すかさず、メニューも見ずに、鍋焼きうどんと一声。お馴染みらしく、ホールの女性と二言三言交わしていた。ん!? 蕎麦処で鍋焼きうどん!? 一瞬そう思ったが、鍋焼きうどんって、意外とお蕎麦屋さんで食べることが多い&この店の看板にはうどんの文字があったなと、一人納得していた。で、蕎麦湯をグビリしていると、隣に鍋焼きうどんが……。オ~ット旨そッ! と目が丸くなった。 2週間ほど経って再訪。11時半前だったが、ほぼ満席。運よくカウンターの前と同じ席に案内された。当然、鍋焼きうどんを頼むつもりだ。と、品のいいおばあさんに限りなく近いおばさまが、あ~らいっぱい、カレーうどん、持ち帰りで。10分くらいしたら取りに来ますと言って、去っていった。そういえば、右隣の男性は温蕎麦と、ミニカレーらしき丼、殆ど残っていなかったが丼の縁が黄色かった、のセットを食べていた。……決めた! 鍋焼きうどんとミニカレー丼のセットだ。頼み終えると店員さんに確認された。鍋焼きうどんとミニカレー丼のセットですね!? イエス・サーだ。さらに、カレーは鶏肉と豚バラ肉が選べますが!? と聞かれ、豚バラ肉でと応えた。 鍋焼きうどんが先着だった。グツグツ、アチチなので、器に取り分けながら……。程よく柔らかく煮込まれたうどんに、柚子の香り漂う、そして、黒々とした汁が懐かしく、嬉しかったりした。それにしても具沢山! 海老天、揚げ餅、麩、蒲鉾2種類、玉子&玉子焼き、鶏肉、ホウレンソウ、ネギ、三ツ葉、筍、蕗、椎茸などなど……盛り沢山。 一度目の取り分け分を啜り終えた頃、ミニカレー丼が運ばれてきた。ミニカレー丼のセットです。ん!? セット!? セットには味噌汁と漬物、かりんとうが付いていた。ミニカレー丼はともかく、味噌汁は無理だな、そう思った。 で、ミニカレー丼。見た目◎。正真正銘、お蕎麦屋さんのカレーだ! トロトロして、程よく黄色……。具材はタマネギと豚バラ肉とシンプルながらも出汁の旨味とスパイシーさが見事に調和された一品、大正解だった。そして、ミニカレー丼を掬っては鍋焼きうどんを啜り、汗まみれになった。で、かりんとうをボリボリしながら、やっぱり残すのは嫌だなと、温めの味噌汁を最後に飲み干した。シジミと若芽、三ツ葉が入っていた。 蛇足ながら、食べ終えた頃、鍋焼きうどんの品のいいおばさんが、再び左隣に座り、今回は、彩り蕎麦を注文したのだった。 散歩の途中で啜りたくなった。となると、最近はもっぱら蕎麦モードになるお年頃だ。と、お蕎麦屋さん発見! の11時半少し前。12時前だし空いてるだろうと暖簾を潜ってびっくり! 何とほぼ満席、カウンターは残り1席だった。初めての店だし、お昼時間近だし、混みそうな気配だし、ビールは諦めた。もり蕎麦でもと思っていたら、日替わりの蕎麦は大盛サービスと書かれた、店内ポップが目に飛び込んできた。ならば日替わりにするべし、だ。中身もよく分からないまま、日替わり、蕎麦は大盛で、そう発していた。 日替わりとは、コロッケ、一口かつ、ごはん(お替わりできます)とミニとろろわかめ蕎麦(温、冷)だった。大盛(1.5人前)にしたら、ミニじゃないよなぁ、そう感じつつも今朝、とろろだったことを思い出した。待つこと数分、ミニとろろわかめ蕎麦がビッグになって、コロッケと一口かつがミニ皿に盛られてやってきた。ソースはあったが、辛子はないなぁ、そう思いつつ、蕎麦ファーストだ。先ずは蕎麦を啜る。蕎麦は、十勝産の北の恵だそうだ。そうと分かれば、啜る前から旨い! 啜って2度旨い!! で、北の恵、蕎麦の香りが仄かに口中を駆け巡る。喉越しがキリリと心地いい。大盛で大正解だ。わかめで春を感じ、さっぱり男気あるツユがとろろを纏って、胃の腑に堕ちていく……。1.5人前がアッという間に消えた。で、残ったツユに蕎麦湯を注ぎ、七味唐辛子を振り入れて、汁ものの準備を滞りなく整え、コロッケ&一口かつのミニ皿定食に立ち向かったのだ。 ふらりと立ち寄ったお蕎麦屋さんが大正解だと、しみじみ嬉しいもんだなぁ、そう思った。帰る折には数人のウエイティング、次回は夜か。
2022/09訪問
3回
風邪を引いたら、すぐ太源
2021/07訪問
3回
その日訪れたのは、13時半過ぎ。丁度、店主が醤油ダレの中に仕込み置いたチャーシューを取り出し、巻かれた紐を丁寧に解いていた。そして、私の入店を確認し、ある塊を選び、数切れをカットしたように思えた。そして、再びチャーシューの塊肉の紐を外し始めた……。 注文はいつものヤツ、つけ麺にチャーシュー&ネギトッピングだ、30年来変わっていない。麺量は大にした。小を頼むことは無い。つけ麺は、中以上が30数年来の慣習だ。恐らく店主の勤務終了時間は14時。既に息子が待機していたが、本日最後の一杯を店主自らが作ってくれた。 先ずはつけ汁参上。いつものように、自家製の焦がし辣油をよ~く掻き混ぜ黒々とさせて、レンゲに一杯を回し入れる。と、大盛の麺が大量のチャーシューを着飾って運ばれてきた。切りたての瑞々しさ、脂身が光っている。ひと目でもう旨い! チャーシューを先ず摘まむ。◎! そして2枚をつけ汁に浸してから、太麺をしっかりつけ汁に泳がせて啜る! で、絶好調のチャーシューを喰らう! しみじみと柔らかく、ジューシー! じんわり感無量していると、着替え終えた店主が帰り際、今日の旨いでしょ!? とニタリノフしながら、声を掛けてくれた。口いっぱい啜り途中だったので、左手を挙げて親指を立てた。ナイス! そう言えば、30年以上のお付き合いの中で、たった2度ではあるが、チャーシュー、止めといたほうがいいよと、言われたことがある。仕入れの都合上、どうしても調子の良くない肉塊もあるんだそうだ。でもご安心を。そんな時は、スープ割りに浸せば復活する! そう思ってる。 ガソリン代高騰が半端ない! そう嘆きつつも、つけ麺啜りたさに第三京浜を東京方面へ安全運転する。保土ケ谷から玉川まで片道390円、往復で780円。車中、考えることは、麺を大(900円)にするか、中(800円)にするかである。トッピングは20数年変わらない。ねぎ(200円)&チャーシュー(250円)だ。駐車料金はかからない。離れてはいるが、専用駐車場がある。駐車場から店舗に向かいながら、ようやく決心した。大だ。大にしよう! ……と、わざわざ啜る為だけに上京する時は、大概大になる。何かしらのついでの際は中が多いことに気が付いた。費用対効果か!? いじましいなぁ……。 大つけ、ねぎチャーシュー! これがマイ・オーダーの一声。と、大は麺2玉。最近、特大3玉がメニューに加わったが、いつか試してみたい!? が、ヘルパーがいるときにだ。 待つこと数分、大つけ、ねぎチャーシュー参上。先ずは、自家製の焦がし辣油をよく掻き混ぜて、黒々とした辣油をレンゲに1杯、つけ汁に入れ、掻き混ぜる。で、麺の上に並べられたチャーシューを1、2枚つけ汁に浸しておく。準備完了! 後は、大盛の麺をつけ汁によ~く浸しながら、啜るのだ。海苔はびたびたにならない内に、太麺を巻いて啜らなければならない。好不調が時折ある、チャーシューは好の時は、浸しながら喰らい、不調の際は、スープ割りに浸すと好調っぽく変身してくれたりする……。 通い続けて30年オーバー! 頼むメニューは、20年以上変わっていない。つけネギチャーシュー、つまり、つけ麺にネギとチャーシューのトッピング。サイズは中か大、並は頼んだ事がない。 ネギとチャーシューを、トッピングする理由、それは……。 ネギの場合、ラーメンの醤油だれと、塩胡椒、胡麻油で、しっかり味付けされているので、つけ汁が薄まるのを防ぐというのが、一番の理由。ネギが好きというのは二番目だ。 チャーシューは、時折、とても柔らかく、しっとりとしたヤツに巡り合う、それが忘れられないから必ず頼むのだ。たまに親父さんから、今日は調子良くないから止めたほうがいいよと、言われた事もある。 で、何故、ラーメンではなく、つけ麺かである。それは、自家製の焦がし辣油がカウンターに鎮座しているからなのだ。この究極に香ばしい辣油をよりエンジョイできるのは、熱々のラーメンよりも、つけ麺、そう信じているからである! 自家製焦がし辣油は、よ~くかき混ぜて、黒々とさせた方が好きだ。で、まずは、レンゲにはなみなみ一杯をつけ汁にぶち込んで欲しい! 後は、麺を啜るだけ。 と、忘れていた。トッピングのチャーシューは麺の上に乗せられてくる。なので、 食べる際は、なるべく早い段階で、焦がし辣油まみれのつけ汁に浸した方が旨い! そう信じている。 大きなお世話ではあるが、スープ割りはマストだ。で、チャーシューをスープ割り用に1枚残しておくことをお勧めする。チャーシューがまた別の顔を見せてくれるのだ。 お試しあれ!
2022/06訪問
3回
おそば屋然として、何かホッとする佇まいに感無量の一二三屋。大きな暖簾を潜って、店内に入って、またまた懐かしさが溢れてくる。 鰊そば&カレー南蛮を頼む時以外は、立ち食いそばでは温そば、おそば屋では冷たいそば、を専ら啜る主義ではあるが、ここでは両刀使い。気分次第で楽しんでいる。温冷共にマイ・タイプなのだ。で、そば膳処と謳っているせいか、大概、何かしらのミニ丼を注文している。またまた個人的な趣向で恐縮だが、立ち食いそばではミニカレー、おそば屋ではミニかつ丼が定番だったりするのだ。が、近頃はミニ天丼をチョイスしがちな自分に、年のせい!? でも、両者揚げ物だしなぁと、ちょっと不思議。で、一二三屋さんのミニ天丼は何種類かあって、その中で、海老&イカにハマッている。海老天はご想像通り。2個入りのイカ天、超絶柔らかく、ほんのり甘旨ダレとベストマッチなのである。 よくは分からないが、茶色い品々は旨い! 幸せ! ◎。そう思う次第であるのだ。 おそば屋然として、何かホッとする佇まいに感無量の一二三屋。大きな暖簾を潜って、店内に入って、またまた懐かしさが溢れてくる。 鰊そば&カレー南蛮を頼む時以外は、立ち食いそばでは温そば、おそば屋では冷たいそば、を専ら啜る主義ではあるが、ここでは両刀使い。気分次第で楽しんでいる。温冷共にマイ・タイプなのだ。で、そば膳処と謳っているせいか、大概、何かしらのミニ丼を注文している。またまた個人的な趣向で恐縮だが、立ち食いそばではミニカレー、おそば屋ではミニかつ丼が定番だったりするのだ。が、近頃はミニ天丼をチョイスしがちな自分に、年のせい!? でも、両者揚げ物だしなぁと、ちょっと不思議。で、一二三屋さんのミニ天丼は何種類かあって、その中で、海老&イカにハマッている。海老天はご想像通り。2個入りのイカ天、超絶柔らかく、ほんのり甘旨ダレとベストマッチなのである。 よくは分からないが、茶色い品々は旨い! 幸せ! ◎。そう思う次第であるのだ。
2022/09訪問
2回
ここは、定食の白飯がお替わり自由にも拘わらず、チョモランマな中華料理店。で、麺類と半チャーハンのセットを頼む人も多い。ならば、デビュー戦の基本は、ラーメンと半チャーハンだろうと、思った次第。 先ずは麺ファースト、ラーメンから啜るのがマイ・スタイル、っていうか、ラーメン先着で、半チャーハンは遅れてやってくるとのこと。メニュー写真にはチンゲンサイ入ってないけど……ま、気にせずスープを一口。シンプルな見た目で昔ながらの中華そばかと思いきや、何か、中国や香港を感じる、大陸的な風味と香りが広がってきた。ラーメンというより、拉麺の方が合ってる感じ。恐らく一切れのチャーシューから滲み出ている模様……だ。ほんのり甘く香ばしい醤油も◎。と、そこに半チャーハン登場! 急ぎ麺を啜り終え、パラパラ半チャーハンに立ち向かった。恐らく、この店の1人前のチャーハンの半分なんだろうが、1人前の量が多めなので、半チャーハンも大盛半チャーハンってな感じでボリューミー。味変は辣油。少量回し掛けると、拉麺スープに合って、ニーハオと相成ってしまうのだ。 ここ2ヶ月余りで、麺類と半チャーハンのセットに3度も挑んでしまった。2度目はワンタンメン。大粒のワンタンが5つ入りで、チャーシューはなし。お陰で、拉麺がラーメンになった感じ。3度目は、サンマーメン。麺の量は変わらなくても、野菜がボリューミー! 過ぎて、半チャーハンを平らげるのが、キツかった。……そう、このセットには杏仁豆腐も付いてくる……のだ。 ※実はパーコーメンのセットも啜ってみた。やはりあのラーメンを拉麺に変化させるチャーシューは入っていなかった。 ニラレバ炒めにするべきか、回鍋肉にするか、はてまた本日のお薦めとボードに書かれた牛肉とピーマンの細切り炒め(青椒肉絲)にするか!? とりあえず餃子は頼もうか……。悩みつつも、ニラレバ炒め定食に。ビールを飲みながら待つこと数分、ニラレバ炒め定食が数人の響めきと共にやってきた。ご飯が天こ盛り! なのである。小振りの茶碗ではあるが、零れ落ちそうで、崩れそうな、絵に描いたようなチョモランマ。確か、定食のご飯はお替わり自由と書かれていたが……!? 気を落ち着けて冷静になってみると、定食を頼んだ人の半分近くは、ご飯少な目でと言っていたような気がする。……にしても、この年でご飯の量で見も知らぬ人からニタリノフされるのは恥ずかしいものだ。 で、ニラレバ炒めは何気に辛かったりした。どうやらベースは四川風に仕上げられている。付け合わせの搾菜も赤みを帯びていて、後を惹く辛さだったりもした。出されたものは残さない主義なので、このちょい辛は幸いだった。ご飯が意外と進むのだ。ビールは、肉々しくジューシーな餃子で飲み干して、ひたすらチョモランマ的ご飯を切り崩していった。……にしても、ご飯お替わり自由なんだから、そんなにチョモランマする必要はない気がするのだが、新しく入って来た人が、チョモランマぶりに驚くのを眺めるのは、ちと楽しかったりする。
2022/07訪問
2回
何となく店名が気になっていた。が、ひとふんばりかぁ……と、中々暖簾を潜れなかった。で、ある日、お昼時に数人がウエイティング。行列には並ばなかったが、後日、すごく暑い日にめでたく初入店、券売機で魚介とんこつらーめんを購入。らーめんのバリエーションは、魚介とんこつ(醤油)、ピリ辛味噌、塩、あさり塩の4種に、魚介とんこつ&ピリ辛味噌にはつけ麺という選択肢もある。グラスに水を注いで一口、爽やかなレモンの香りが清々しい! 何か、啜らずともらーめんは旨い! そう思った。 待つこと数分、らーめん参上。一見、家系っぽい感じだったが、スープを一口飲んで、含んで、ゴックンして驚いた! ガツンと魚介、何やら節のインパクトが半端ない! やられたぁ! そう思った。で、とんこつ感はゆっくりとジンワリと、滋味深くトロ~リ、ほんのり優しい甘さを携えて拡がってくる……。スープと麺の無限ループだ。チャーシューはホロホロやわやわ、メンマに施された仕事にも丁寧さが伝わってくる。味変は卓上の胡椒と、何となく七味唐辛子も入れてみた。胡椒もいいが、個人的には七味唐辛子のほうが合うように感じた。で、久しぶりにスープまで飲み干ししまった。という訳で、ひとふんばり歩かなければ、そう思った次第。 ちょいとハマっている、味噌らーめんがある。それがピリ辛味噌らーめんだ。スープのベースは魚介とんこつ、味噌との相性抜群なのは言うまでもない。が、スープ一口目のガツンとくる魚介感が堪らないのだ。とにかく、一口目。よくは分からないが、味噌らーめんなのにっていう違和感と、気持ちのいい裏切られた感! みたいなものが、自分的に心地良過ぎるのだ。で、二口目以降は、その違和感は薄れていき、ただの好きな味になっていってしまうのだが……。ピリ辛味噌つけめんも試したが、つけ汁では、その裏切られた感は味わえなかった。 で、そのピリ辛味噌らーめんに最適だと思っているのが、白ネギのトッピング。+50円で、ピリ辛白ネギも程良い辛さがマシマシになり◎。で、白ネギは一度、スープに沈めてから、麺と一緒に味わうのがマイ・レギュレーション。スープに沈めた時間差で白ネギは歯応えと風合いを変化させてくれる、見事な味変を演出してくれる。で、時折、卓上の七味唐辛子を撒き散らし、辛みというより香りを楽しみつつ、薄ら染み出た額の汗を拭うのだ! ……とこれを書きながら、味噌らーめんモードになってきた。ハマってるというのは、そういう事なんだなぁ、そう思った次第。
2022/08訪問
2回
一人楽園は何度もある。大概、あんかけ焼きそばか、日替わりランチを食している。が、今日は、二人楽園。食べたかったメニューを片っ端から……。とばかりに、事前予約の必要な、中華きしめんを先ず確保。で、当日、事前シミュレーションした上位の品からオーダー。 ハチノスとセンマイの和え物、揚巻、海老ワンタン、モンゴウイカの炒め、レバー炒め、餃子……と矢継ぎ早に注文。と優しく注意された。 牛バラ焼ききしめんは用意してます。揚巻も大丈夫。ハチノスとセンマイの和え物は、何方を選んで下さい。センマイかハチノスか!? 海老ワンタンとモンゴウイカはひょっとしてご用意出来ないかもしれません。とりあえず、後は料理が出来上がって、食べてからにしたらどうですか? そう言われた。なので、餃子はお願いします、そう応えて、ビールも付け加えた。 乾杯の後、先ずはセンマイの和え物参上! あらま、ハチノスも頼めばよかった、そう思った。ネギとパンチ力と、生姜の控え目な存在感が堪らない。揚巻。春巻きとは違った揚げ物で、専用の皮で、海老や野菜など具沢山に巻かれている。食感と旨味に感無量。個々見た目以上にボリューミーで、4個、相方5個で分け合った。そのまんまでもしっかり味付けられているが、辛子醤油も香ばしくて◎。3番目に餃子が運ばれてきた。中々ボリューミーで存在感のある餃子で、皮のモチモチ感と、アンの中国○○○年の歴史感がハンパない! ……と、中華きしめんが運ばれてきた。きしめんは何種類かあるが、牛バラ焼ききしめんを事前に注文していた。パッと見、牛肉ゴロゴロ、とても一人じゃ食べきれない、二人で良かった、そう思った。たっぷり牛バラアンの下に中華きしめんが横たわっている。焼きという事だが、想像以上によ~く茹でられているせいか、トロケルほどにヤワヤワだ。中華きしめん自体が初体験なので、そういう物なのだと、啜るというより、切り崩しながら、アンに絡めて、頬張った。焼かれた香ばし感はないものの、不思議な感覚で面白かった! 牛バラは想像通り! 程よく柔らかく、ねっとりとジューシーで、アンがまた旨かった。 と、何だか満足感がググッと押し寄せてきた。腹一杯な感じなのである。二人でたった4品でである。すると、店のおばさんがやってきて、レバー炒めは止めておきますか? そう言った。レバー炒めどころか、海老ワンタンもモンゴウイカも出されてはいない。が、もう入らない! 相方も同意した。残念だが、終了と相成った……。帰り掛け、おばさんが一言、中華ですから! ……。何となく満足感の中の敗北感……。 土曜の11時過ぎ、中華街は大賑わいだった。で、その中華街のメインストリート、善隣門のすぐ近くに楽園はある。とにかく私の知る限り、ずっ~とある。煌びやかな中にひっそりと控え目にあるのだ。 牛バラのスープそばにするか、安心安定、リーズナブルのランチもグッドだなぁと思いつつ、席に着こうとした時、作業着スタイルの男性ペアが入店してきた。で、椅子に座る前に、一人がCランチ、もう一人があんかけ焼きそば、そう注文した。あんかけ焼きそば!? で、思わず、あ、こっちも! 大盛で、と便乗オーダー。しかも、大盛って、セコい優越感を盛り込んでしまった。 どういう訳か、普通盛りのあんかけ焼きそばとランチCが先着で、遅れること数分、先ずはスープが到着。超優しい、中華玉子スープ! あんかけ焼きそばにスープが付いているのが、嬉しい。一口、二口啜って、胡椒を振って、あんかけ焼きそばの到着を待つ。スープは飲み干さないで。最後にとっておくのだ。と、あんかけ焼きそば参上。麺の焦げ具合と、イカやエビに、野菜いっぱいの黄金色にテカっているあん……。食べる前にもう旨い! で、麺を絡めて一啜り、控え目な味付けに麺の芳ばしさが◎。味変は、先ずは辛子。で、辣油の辛さ味変2連発。そしてお酢でオイリーさをサッパリさせて仕上げるのがマイ・スタイル。で、最後はすっかり冷めてしまってはいるが、体と心に優しい玉子中華スープ胡椒入りで、ホッコリするのだ。
2022/11訪問
2回
さらば、びぃどろ亭。 2022年6月15日に閉店すると知ってから、どうにもチャンポンは啜っておかないと……と、その思いが、散歩の足を吉野町方面へ向かわせている。2度はまだ早いと、通り過ぎたが、3度目には暖簾を潜ってしまったのだ。まだ4月、5月にもなっていないのに……だ。 4人のお客、入口近くのカウンターに着席。……チャンポン大盛で。え!? 大丈夫!? 多いよ、残したら罰金(笑)。2玉で野菜もたっぷりだよ。だ、大丈夫だと……。写真撮って構いませんか? (笑)事前に聞いてくれたらOKなんだよなぁ。真上からの方がいいよ。 丼が大きいせいか、見た目ではあまりボリュームを感じなかった。豊潤ながらも優しい旨味がじんわりと押し寄せてくる。しかし、モチモチ柔らかな太麺や海鮮と野菜などの具材は中々減っていかない。時々、胡椒と自家製の辣油で味変し、啜ってゆく。白濁した丼の中でひときわ派手なピンク色の蒲鉾っぽいものを見ると、異人感を覚えるのは何故だろう。で、アサリやイカが嬉しかったりしてしまうのだ。レンゲの凹みが薄く、入るスープの量が異様に少な過ぎたので、最後は丼を抱えて飲み干したのでした。 6月の閉店までにあと何回啜るだろうか!? が、明日の散歩の足の向きは吉野町方面ではない、と思う。 なんと2022年6月をもって店仕舞するとな……。パンデミック閉店が多いとはいっても、ご近所さんが消えてゆくのは、何ともかんとも寂しい限りだ……。 やっぱチャンポンだな、と思って暖簾を潜ったが、この日は4月だというのに真夏日、26度もあった。なので、先ずは缶ビールと叫んでしまった。こうなりゃ、ばらもん(薩摩揚げ)と餃子も追加するしかない。という訳で、仕上げは皿うどんだ。ばらもんをつまみながら、缶ビールをグビリ、沁みるぜ! と、ばらもん、撮り忘れた。そうだ、びぃどろ亭は撮影禁止とメニューに書かれている。が、ご主人に事前にお願いすると、ニタリノフしながらも了解してくれるのだ。この日は、いいよのついでに、若い連中が味もよく分かりもせずに、くだらねぇこと書くんだよ、そうの賜った。……俺は若者には見えないってことか!? まぁ60過ぎだしなぁ、そう思った次第。 餃子&皿うどんが同時にやってきた。餃子の、アンが鱈腹入った、ぷっくり加減が堪らない。そのアンはベジーで、ほの甘く優しいのだ。当然、缶ビールは2本目に突入だ。皿うどんの揚げ麺は超極細で、絶妙なとろみのアンをしっかり背負って、口中に入ってくる。しばし、皿うどんはそのまんま&ベジー餃子をワンバンさせて……を楽しみ、自家製の辣油っぽいヤツで味変。さらに仕上げはウスターソースとなる。その頃には、缶ビールはしっかり空き缶となっていて、皿うどんのとろみも大分緩くなってくる。で、最後は皿を両手で持ち上げ、すっかりサラサラなスープとなったアンを飲み干すのだ。で、6月までにチャンポンを、と思ったりしている。
2022/04訪問
2回
大豚から小豚と、啜る量こそ減ったが、二郎ではラーメン、野菜マシマシ、ニンニク一筋! を凡そ40年貫いてきた。が、だっ!! 汁なし二郎命という輩と出合ってしまった! 酔いに任せて喧喧諤々言い合って、最終的に食べてもいないのに邪道とは何たることか!! と怒鳴られ、金は出すとまで言われ、啜ることとなった次第。 とある日、ラーメン二郎、横浜関内店の行列に輩と一緒に並んだ。奢るよ、そう言われたが、自分の腹は自分でと断った。輩は、汁なしにチーズとキムチ、ネギをトッピング。私は、ネギのみをトッピング。小ラーメンに汁なし券とネギを別途購入して列に戻った。聞き耳を立てていると、何となく半々の割合で汁なし二郎ファンがいるらしかった。 待つこと15分ほど、席は離れていたが、二人同時に案内された。お好みは? と聞かれ、野菜マシ、ニンニクでと応じた。着丼。ふ~む、確かにスープがない! 汁なしだ。先ずはよく混ぜてから、啜り喰らうらしい。何となく玉子の黄身を最初から潰すのは嫌だなと思いつつ、エイヤーとかき混ぜ、口の中に放り込んだ。二郎だぁ、がファースト・インプレッション、玉子の黄身感は滑らかさとなって、薄かった。で、ラーメンより強く二郎感がある。塩味が効いているのではなく、ガツンと強い二郎、そう思った。途中、一味唐辛子で味変し、一気に喰らってしまった。いつもの二郎滞在啜り時間の凡そ3分の2ほどだった。フ~ッと店を出て、邪道は言い過ぎた、ありだよなぁ、そう輩に呟いた。が、最後まで飲みきれなかった、タレ!? 汁!? にスープ割りをしたかったなと思ったのも事実だった。 汁なし二郎、濃くて強かった。 2022年、初二郎! だ。年に数回訪れる、超絶二郎モードがやってきた。実は、1月にもあったのだが、長女と孫に、いい加減止めとけば!? 絶対最年長だよ、店内じぁ! で、渋々我慢したのだ。だから、当然、内緒での訪問だ。オーダーは、ここ20年以上、小豚の野菜マシマシ、ニンニクだっ。ク~ッ、至福のキャベツとモヤシのチョモランマ! 先ずは、丼の底の方から、自家製の極太麺を引っ張り出し、茹で蒸された野菜マシマシを二郎汁に浸す、ドボン返しが最初の作業だ。とにかく、溢れこぼれ落ちないように、細心の注意が必要。で、ニンニクを全体に散りばめ、二郎汁をガツンと一口。再会二郎をスープで確認するのだ。お次は当然、極太麺、啜るというより、噛み拉き、かっ喰らい、小麦を味わうのだ。で、マシマシ野菜で何となくヘルシーかも!? 的気分になり、豚の塊肉で野生を取り戻す! とにかく、箸を止めてはいけない! 動かし続けて、半分ほどになったらならば、一味唐辛子で味変だ。で、店先の自動販売機で事前に買っておいた、黒ウーロン茶を回し開け、口中を洗い流し、辛みマシマシの二郎を喰らい尽くすのだ。 大概、どういう訳か、汗ばんでいる。で、周囲を見渡して、やはり最年長か……と、多少焦燥する。で、こんな日は、夕飯を頑張らなくてはいけない……のだ。
2022/09訪問
2回
ようやくのカレー焼そば!