「ラーメン」で検索しました。
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★こうしてタンメンに辿り着いた……。 はつね(西荻窪) はつねデビューは、ラーメンだった。寡黙に仕事をこなすご主人が、最初に始めるのは、チャーシューの丁寧な切り出しからだ。しかも、2~3の塊から切り出している。が、全く脂身のない、チャーシューだったので、マイタイプではない、そう思った。が、啜って食べてびっくり! 次回の注文は、チャーシューメンとなった! のだ。チャーシューメンの発注を繰り返している内に、はつねでは、タンメンの注文率が高いという事が分かった。およそ半分以上の確立だ。ならば、啜らないという選択肢はない! ある日、意を決してタンメンと発注したのだ。この時、4人分の注文を作り始めたのだが、タンメン3、ラーメン1だった。野菜を丁寧に炒め、スープを注ぎ入れ、味見を数度繰り返し、タンメン着丼。透明度の高いきれいなスープにたっぷり野菜……が、残念な事にチャーシューがない! 愕然としながら、チャーシューを追加しても……と、ご主人に頼んだ。もちろん、気持ちよくチャーシューを切り出してくれて、ホッとしたタンメン初日だった。以来、タンメン、チャーシュートッピングが定番となり、チャーシューメンの登場回数はめっきり少なくなった。醤油ベースのスープとチャーシューの相性もさることながら、塩味の効いた、野菜スープと、ほんのり醤油の香ばしさが漂うチャーシューとのマリアージュ、堪りません!
2020/10訪問
1回
「大番の餃子と湯麺はとても旨い。この店で餃子と湯麺を食べた人は、幸福である。食べなかった人は、残念ながら、残念である」 そう書かれた、車だん吉氏の色紙が飾ってある。ふ~む、納得である。しみじみと、優しい塩味のタンメン、じわりじわりと体に染み入ってくる。 ノスタルジックなラーメンも捨てがたいが、ラーメンとタンメンの麺は異なっている。タンメンは太麺だ。 タンメンとくれば、餃子。タンギョウっていい響きだなぁ。持論で恐縮だが、辣油が手作りの店の餃子に間違いはない! そう信じている。タンメンも然り!! だ! 大番の辣油は、しっかりと辛いので、気をつけて欲しい。
2019/10訪問
1回
目の前の丼から立ち上ってくる、豚骨特有の香り。目を閉じれば、ここは中洲か、長浜か!? そう感じさせてくれる、豚骨100%の純正スープ! が、目を開けてみる。と、そこには、本来の白濁したミルキーカラーの豚骨ラーメンではなく、淡麗なちょっと透き通った1杯が、早く啜ってと鎮座しているのだ。まずは、極細ストレート麺、丸見えのスープを啜った。えっ!? 正に豚骨! 豚骨の旨味が踊っている。しかも、淡麗な見た目と、通常の白濁とした豚骨ラーメンとのギャップが、旨味ダンスの激しさを、より加速させているように思った。 テーブルには、豚骨ラーメン、定番のトッピング、辛子高菜や紅生姜などが置かれてはいない。が、別皿で添えられている、生姜&醤油漬け青唐辛子が見事な味変を演出してくれる。個人的には胡椒も◎ 替え玉もOKだが、低温調理された国産豚のチャーシュー丼も捨てがたい。ほんのりと酸味の効いたタレが、チャーシューにもご飯ともベストマッチ! で、その優しい一口が、喉に纏わり残っている豚骨の旨味を洗い流してくれるのだ。そして、また再び、豚骨清湯スープを飲みたくなってしまうのだ。
2019/11訪問
1回
特製醤油らぁ麺 ・鴨&大山鶏の丸鶏から丁寧に抽出されたスープ。先ずは、ほんのりした甘さが口いっぱいに拡がり、熟成醤油ダレと相まった香ばしく芳醇な旨味が、押し寄せてくる。そして、数種類の小麦粉をブレンドしたという、全粒粉のストレート麺は、しっかりと小麦粉の旨さと、大量のスープを纏って、口の中に飛び込んでくる! 盛り付け素材もワンダフル! 穂先メンマ、低温調理された豚&鶏のチャーシューは、しっとりジューシー、ネギは青く、煮玉子はキミはトロ~リの完璧な半熟状態! 丼に入れられる前に、茹で麺機で温められていた。 とにかく、作り手の自信が満々とみなぎっている! その主張は、カウンターにあり! カウンターには、胡椒も酢も、何にも置かれていないのだ。な~んもせんと、そのまんまを楽しんでね、そう暗黙の主張があろうかの様なのだ。もう一つ! 食券の券売機に大盛りがない! あるのは、替え玉。 これも自信の顕れ!? そう思った。
2019/12訪問
1回
最強自家製麺との闘いが、そこにはある。 ★MEN YARD FIGHT(横浜・反町) 啜る!? ナメたらあかんぜよ! この店は、啜るというよりは噛み拉く! だっ。この一麺、史上最強だと思っている。山梨は富士吉田市の吉田のうどんよりも太く硬く、名古屋の山本総本家の味噌煮込みうどんよりアルデンテ! 当に極太麺との格闘技なのだ! 屈強なアメフト選手が1ヤードを刻み、10ヤードをゲットするまで実直に闘い続けるが如く、最強自家製麺、完食までの麺ヤード・ファイトなのである! ……なんて格闘モードに勝手に浸れるのが、先ずは楽しい。野菜増し増しがない分、二郎系よりボリューミーではないが、咀嚼回数は圧倒的だ。すっかりカドの取れた醤油ベースの、香ばしくオイリーなスープは、ほんのりとした甘味が際立っている。ついつい飲み過ぎて、極太麺が半身浴状態になる……。豚増し、もしくは炙り豚をトッピングしたかったのだが、本日は品切れ、うずらの玉子を追加した。麺の食感とのギャップがいい箸休めとなった。溢れ漏れないように、上下を返しながら、麺を喰らう! 多めにしてもらったニンニクの刺激と、一味唐辛子で味変しながら、着実にヤードを刻み、10ヤード、完食を目指すのだ。
2020/12訪問
1回
来々軒(横浜・戸部) ★近くて遠かった! で、もっと早く行っておけば……と後悔。 最寄り駅は? そう聞かれると、戸部(京急線)と応える。国道1号線沿い、戸部駅の目と鼻の所に西平沼という大きな交差点があり、その北西の角に来々軒はある。横浜に移り住んで30年が過ぎた。その当時からずっとそこにあった。が、一度も利用したことはなかった。何の理由もない。単純にタイミングが合わなかったり、きっかけがなかっただけだ。で、最近、ついに初入店することとなった! 3時に歯医者の予約を入れた13時半過ぎ、軽く昼メシでもと思った目の前に、来々軒があったのだ。 30年以上前から営業し続けているんだもの……、でも、ま、まずはラーメンだよな。歯医者前なので飲めないけど、煮込みや冷や奴、野菜炒めなど、呑み助には嬉しいメニューも充実。あれっ、ミニカレーとラーメンのセットを発見。で、セットに変更だ。カラフルな店内のポップを眺めていると、半チャーン味噌バターラメンのポップに不安がよぎる……。の一方、ラーメン王、石神秀幸氏&横浜家系総本山、吉村家の吉村実氏の色紙発見で、期待値が……。ラーメン着丼、すぐにカレーも運ばれてきた。ラーメン、ナルトもメンマもないけれど……と、超シンプル! 海苔とチャーシューが2枚ずつにネギ、ウンッ、あ~もっと早く来ればよかったなぁ、そう思わせてくれる、懐かしさだ。カレーも以前、何処かで食べたことがあるような、親しみ深さが嬉しい感じだ。 食べてる途中で、常連さんらしき男性が入店してきた。厨房のおかみさんと会話をしながら、自らジョッキにビールを注いで飲んでいる……。そう言えば、生ビール、確か250円と表のポップに書いてあったことを思い出した。
2020/11訪問
1回
モチモチベジーな餃子&元気モヤシに乾杯だ! 天龍 銀座街店(神奈川・川崎) 『かわさき餃子みそ』で餃子を喰らうぞ! そう思ったら、ビール瓶が浮かんだ。夏だったら生ビールのジョッキか……!? と、天龍は、川崎駅からほど近い、銀柳街入口の信号の所にある。天龍のコの字型のカウンターに座るやいなや、餃子とニラレバ炒め、それとビールを注文した。もちろん、瓶ビールをだ。12月だというのに、全員、何故か黒いTシャツ姿のスタッフに、ここは夏か!? と思い、生……と言いかけたが、すんでの所で瓶ビールと注文できた……。スタッフのTシャツには、『天下一いずま』と書かれていた。そういえば、暖簾にも……。 餃子、川崎、みそダレ! ということで、みそダレ……。『かわさき餃子みそ』7に、辣油1、酢2がお勧めらしいが、個人的には『かわさき餃子みそ』6に辣油3、酢は1か、もしくは入れなかったりする。今日は入れない! で、先ずはビールをグビリ。そして、みそダレを準備して、餃子の登場を待つ。と、数分後、いい焼き色、いい面構えで、ちょっぴり小振りの餃子、6個が運ばれてきた。すかさず、みそダレをちょい付けして、熱々をマウス・イン。カリッ&サクッかなと思いきや、もっちりモチモチ! キャベツやニラなど、ベジーな旨味が口いっぱいに広がって、幸せいっぱい、だ。でもって、これが、みそダレとビールに合う~ッ! と、4個がすぐに無くなった所に、ニラレバ炒めがやってきた。餃子を追加し、出来たてのレバニラ炒め、野菜、とくにモヤシが元気なうちに、先ずは一口。醤油ベースのキリリとした味付けに、まるで活きているかのようなモヤシのシャキシャキ食感、すごい! 堪らない! って、ビールと合う~ッ! と最後の一口を飲み干して、ウーロンハイにチェンジ。またまた合う~ッ、だ。……このニラレバ炒めのモヤシ、くたばりにくいモヤシ!? 何故か、シャキシャキ感が止まらない、魔法のモヤシ!? その持続力、嬉しくなるのだ。モチモチベジーな餃子&元気モヤシの逸品で、ちょっぴりホロ酔って……。で、〆は、今どき440円の財布に優しいラーメン。シンプル・イズ・ベスト! スープを飲んでは、麺を啜る。胡椒で味変、酢をちょい足し、ごちそうサマー! 12月だけど。
2020/12訪問
1回
登龍(北品川) てんこ盛りのご飯にびっくり! 品川での打合せが早く済んだので、長原散歩に対抗して、旧東海道散歩でもしようかと……。青物横丁辺りまでかな? と歩き始めて数分後、新馬場辺りだろうか、いい感じに古びた中華料理店を発見。っていうか、14時前なのに、数人がウエイティングしていたので、気になったのだ。何処かで蕎麦でもと思っていたのだが、気になったら入るべし! だ。ん!? 焼き肉定食680円!? ニラレバ炒めもだ。悩んだ末、珍しく焼き肉定食を選択。で、何となく中華っぽくしたほうがいいかなと、餃子も頼んだ。散歩途中だ、ビールは止めとこうと決めた。 先ずはスープと漬物、それとご飯が運ばれてきた。エ~ッ!!! ご、ご飯の量が半端ない! 丼より少し小さめだが、大きめの茶碗にてんこ盛り! 通常の3倍? 4倍の量ほどだ。実に挑戦的な量だなぁ、そう思った。と、焼き肉定食のおかずがやってきた。多少ボリューミーであるとは思ったが、ご飯量とのバランスには無理がある。足りないなぁ、そう思いつつ食べ始めた。旨ッ! しっかりと濃いめの甘辛、旨辛タレがご飯の消費を加速する! が、ご飯が多過ぎる。おかずがほぼ無くなりかけた時、ご飯はてんこから、平地になっただけだった。餃子も運ばれてきた。で、でかッ! あんもぎっしり、肉々しい。旨いおかずには違いないが、炭水化物が増えた感じだ。餃子でご飯は半分近くは片付けられそうだが、やはりおかずが足りない。で、先ほど迷ったニラレバ炒めを追加した。売られた喧嘩は勝たねば! なのだ。ニラレバ炒め……やはりご飯に合うしっかりした味付け、レバーもしっとりとして、大きかった。時間をかけると食べられなくなる、そう思って、汗をかきながら、ひたすら、黙々と食べ進めた。最後にはご飯が足りず、ニラレバ炒めが最後の一口となった。 や、やった! 達成感と満腹感で大満足! と、外に出たら、散歩困難となっていた。で、新馬場で京急に乗車した。
2020/12訪問
1回
鶴廣(横浜) 体調は? ボチボチだよ。そう。……。最近、鶴廣のエビチャーハンにハマってるんだよね。ふ~ん。エビが○×△……。どこ? 鶴屋町。へぇ~。……。じゃまた来るわ。 某日、3歳の孫娘を連れてきた愚息との全会話である。 12月の某日。散歩がてらに行ってみた。自宅近くの野毛山動物園から横浜駅東口まで約30分、東口から鶴屋町の交差点まで、10分以内ほどだ。 交差点のすぐ近くに鶴廣はあった。天気のいい日だった。平日の13時半頃なのに、ほぼ満席。カウンターの一番隅が空いていた。目的はエビチャーハンだ。が、喉が渇きまくりだ。ビールと餃子、それに、ニラレバ炒めと口走っていた。相当、喉が渇いていたのか、ニラレバ炒めが運ばれてきた時、瓶は空、グラスに半分ほどになっていた。当然、2本目を頼んだ。シャキシャキもやしにしっとりレバー、ご飯も進む強い味は、ビールも進むクンだ。2本目も快調に飛ばし、餃子の登場がビールの消費をさらに加速させた。肉汁溢れる、もっちり肉々しい餃子で、ビールは3本目に突入。ニラレバ炒めも餃子も普通以上にボリューミーで、ビール3本、お腹もいい具合だ。だが、今日の目的はエビチャーハンだ。 と、横の席にエビチャーハンが運ばれてきた。山盛りチャーハンの上に、ボリューミーなエビが4、5匹、ド~ンと鎮座していた。……。〆には余りにもボリューミー。で、チャーハン、少な目でお願いします、そうお願いした。玉子のイエロー、グリーンピースのグリーン、そして、ナルトのピンクが華やか! パラパラなのにしっとりと……。少な目にって、言ったのに、とボヤキつつも、レンゲは止まらなかった。フ~ッ、だ、大満足。
2020/12訪問
1回
とら食堂のオーナー竹井和之氏の『プロフェッショナル その1杯に、情熱はあるか』の再放送を録画しておいたのを見てしまった。という訳で、12年振り3度目のとら食堂に……って、福島はさすがに遠過ぎるし、今はコロナ禍だし……な。 が、ツルンとしていて、コシのある中太の縮れ平打ち麺。スープは鶏ガラベース、それと、チャーシューの旨味を纏った、豊潤で香ばしい醤油ダレが飽きのこない1杯を……が、頭から離れない! 福島が無理なら、仲町台! 白河中華そば! とら食堂一門の店。そう思いついたのが、日曜日の15時過ぎ。日曜の昼営業は16時まで。だが、17時には夜営業開始だ、行ける! 野暮用を済ませ、16時半頃出発。17時15分頃到着。すでに数組の客がいた。 自販機で、中華そばを取り敢えず購入。炙り丼、焼豚丼、どちらか……ンッ!? 支那そば……!? 違いは、魚介類系の出汁とのダブルスープだということだ。悩んだ末、ご飯系は止めにして、連食しようと決断。ラーメン博物館以外で連食するのは、初めてだ。 先ずは中華そば。鶏出汁が全面にと 思いきや、醤油ダレの芳ばしさの方が前を歩いている感じがした。支那そばは、ほんのり魚介系が感じられるも、それより、醤油ダレの芳ばしさが柔らかくなった気がした。両品とも、手打ちの自家製縮れ麺がグッド! 喉越しツルンで、しっかりとした歯応えのコシ……。で、中華そばも、支那そばも胡椒で味変パート1して、ニンニクで味変パート2、最後はスープに軽く酢を入れて、パート3! 2杯啜って、程よく満足。白河中華そばの支那そばを満喫した上で、失礼ながらも、とら食堂に行った気分にもなりました。
2020/12訪問
1回
千家(横浜・黄金町) 家系とカレーの相性は◎ 正月明け、例年通りカレーが食べたくなった。が、これは想定内の事。毎年そんな気分になる。が、今年はラーメンも食べたくなった。こうなりゃ千家だ! そう思った1月某日の午後1時過ぎ。横浜ぶらり、浦舟町から黄金町までテクテク歩き、2時前に千家に到着。迷う事なくラーメン&ミニカレーのチケットを購入した。 数分後、ミニカレー着丼。ラーメン前に先ずは一口。心地よい甘さが口いっぱいに拡がる。少し遅れてスパイシーさがやってくる。こんなカレーが食べたかったと、思わせてくれる一皿。レベル高いなぁ。 カレーを半分ほど食べた頃、ラーメン着丼。麺は伸ばすな、伸びる前に啜れ! がモットーなので、カレーは後回しだ。 千家のスープは、家系の中では意外とあっさり目。もちろん、脂少な目とオーダーしたのもあるが、胡麻の香ばしさが、なお一層そう感じさせてくれるのかもしれない。豚骨醤油の豊潤なスープには、やっぱり太麺がいい。コシという歯応えと、大量のスープを纏った太麺は、口福感◎! 私的に家系ラーメンに、ニンニクとショーガは必須アイテム! 途中、ニンニクで味変、最後はスープにショーガを加えて楽しむのだ。と、今回は麺を啜り終えて、カレーに突入だ。すると、カレーの味わいが最初に食べたカレーと、違っていることにびっくりするのだ。ち、違っている……いや、違っているような気がする……。どんな化学反応が起きているのか!? どんな魔法なのか!? とにかく、ますますカレーが美味しくなって、スープも空になった。千家、恐るべし! だ。
2021/01訪問
1回
餃子バンザイ かれこれ30年あまりのお付き合い。百軒棚の喜楽の看板が目に入ると、間違いなく入りたくなる。で、中華そばを頼む。と、シャキシャキもやしに辣油を効かせて……く~っ、もやしそばにすれば良かったと後悔してしまう。しかし、もやしそばを選ぶと、次は焦がしネギの効いた醤油ベースのスープ、シンプルな中華そばにしよう! と、もやしそばを啜りながら、中華そばを思う、優柔不断な自分が常にいる! が、だ! 餃子は違う、迷うことなく、必ずラーメン丼の前後左右にいつも、常に! 鎮座している。つまり、喜楽に行く=餃子を喰らう事だったのだ。ニンニクの効いたパンチのある、超オーソドックスなラーメン屋さんの餃子らしい餃子! なのだ。自家製辣油も旨いが、最近は酢胡椒もなかなかっ! ビールが進むクンだぜ。 ※蛇足だが、8割方、ニラレバ炒めもオーダーする。
2021/01訪問
1回
・出会いは、お土産ラーメンだった。衝撃的な旨さに、山形は、一杯のラーメン啜るためには遠過ぎるなぁ、そう思っていた。ある時、お土産提供者の息子が、新横のラーメン博物館にあるよと教えてくれた。新横浜だったら何時でも行ける! しかし、大概、その何時でもは、なかなか実現しない……。で、数年が過ぎ、ようやく実現! 車でと思ったが、やっぱビールだろう、そう思って電車で向かった。 見た目は、色白の味噌ラーメンだ。が、気を付けないと火傷しそうな程熱くて、オイリー。で、赤い辛味がど真ん中に鎮座している。長い豚バラチャーシューが2枚と青海苔がいい感じに盛り付けられている。麺は太めの縮れ麺。赤い辛味を溶かさない様に、先ずはプレーンでスープを飲んでみる。魚介系の出汁が効いた甘く、芳醇な味噌の旨味が心地いい。全くオイリーさは気にならない。麺はスープを纏って、味わい深い。後は、龍上海独自の真っ赤な辛味を自由自在に溶かしながら、色白の味噌ラーメンを赤湯の如く染めながら、啜るだけだ。やはり、電車で来て正解! 辛味と旨味をビールが引き立ててくれる。 ここは、ラーメン博物館、一杯じゃもったいない。お次はどこに、そう思った次第。
1回
高菜麺、醤蛋(ジャンタン)トッピング ・丼の縁いっぱいに注がれたスープが何時まで経っても冷めない。で、熱く無さそうに思える薄い色合いで、油膜のせいで湯気も目立たない。いきなり啜れば、アチチ、ア~チ~と、ひろみ郷になってしまう!? 中華そば……。かれこれ20年以上の付き合いだ。寡黙な店主の、無駄の無い立ち居振る舞いと、万能ネギと高菜のたっぷり加減が大好きだ。 四ツ谷のこうやを彷彿させる、雲呑も名物ではあるが、雲呑麺ではなく、皿雲呑にして、ビール。で、高菜麺というのがマイスタイル。 丁寧に仕込まれた、高菜漬けの旨味と、ピリッとしたほのかな辛味……。丼の中で、じんわりとゆっくりと、味変を楽しむのだ。高菜漬けの中に乾しエビを見つけると、得したような気持ちになって、何故か嬉しくなる。 叉焼麺には、2種類の大ぶりの叉焼(バラ肉&ロース肉)が4枚も入っていて、相当ボリューミーだ。雲呑もしっかり肉々しくガツンとくるので、叉焼との合わせ技は、個人的にはNG、食べきれない! また、醤蛋と書かれた、煮玉子は、半熟ではないものの、その豊かな香りと風味で、すべてをグレードアップしてくれる、そう思っているのだ。
2021/03訪問
1回
★滅多に訪れることのないエリアだったのに……!? 所用で港南台辺りへ。滅多に訪れることの無いエリアだが、昼は啜りたい! そう思ったら、思い出した。らーめん森や……近いはずだ。メモで確かめた。本郷台。ナビに住所を入れたら、5分程で着く近さだった。しかも専用駐車場有り。滅多に訪れることの無いエリアでは、駐車場探しに右往左往することも多いので、嬉しい。 と、暖簾を見て、驚いた!? 店名の森やの森の字は、木が3つの森ではない。木と水と土が合わさっていて、森のように見えているだけだった。自然の素材、大地の恵みを大切に、というポリシーからだそうだ。当然、化学調味料は不使用、砂糖も使っていないとのことだ。 ともあれ、幸運にもすんなりとカウンターに座れた。で、手書き!? のメニューを手に取った。何やら沢山書かれているので、悩ましい……。そんな時は左上。で、左上には、らーめん、細麺(北海道産4種類の小麦のブレンド)、ストレート麺、黒富士農園の放牧丸鶏のスープ&自然卵使用、塩、醤油、味噌……などと書かれていた。何やら旨そうならーめんは、塩、醤油、味噌の3タイプがある。なら、先ずは醤油だと思っている。……ご飯ものは無さそうだなぁと勝手に思い込み、細麺の醤油らーめん、大盛にして、チャーシュー2枚をトッピング。チャーシューは、そこかしこに貼ってある、手書きのポップに書かれていて、目に付いたので、注文できた。どうやら、北海道のカリフリ農園で飼育された、豚肉を使用しているらしい。 注文し終えてニンマリ、ウエイティング……。と、二人連れが二組と男性一人が続けて入ってきた。常連さんらしく、最初の二人連れは、ゆめはるかの醤油と味噌、それにチャーシューご飯。男性一人は、ゆめはるかの醤油とチャーシューご飯。若そうな二人連れ、ゆめはるかの醤油と細麺の……後は聞き取れなかった。 チャーシューご飯だって!? ご飯ものはなかったはず? ……メニューを裏返すと、載っていた。まさかの裏メニュー!? 気付かなかった。それよりももっと気になったのは、ゆめはるかの注文率の高さ……。メニューをよ~く見ると、ゆめはるか100%。中太。縮れ麺……などと書かれている。ゆめはるかという小麦は、よく耳にするのだが、100%ってのは初めてかもしれない……!? で、縮れ麺!? 縮れには弱いタイプな上に、滅多に訪れることの無いエリア……。が、今さら変更は出来るはずもなく、気を取り直して待つこと数分、着丼! 事前情報の多さのせいで、啜る以前から、旨そうな匂いが漂ってはいるものの、スープを一口……香ばしい醤油の優しい風合いは、思っていた以上。細麺……、歯応えのあるしなやかなコシと、ほんのりとしながらも際立つ、小麦粉の香り……大満足! 大正解の細麺! なのだが、それ故に、益々、ゆめはるか100%への想いは強くなってゆくのは、否めなかった。 更に、卓上のスパイスが追い打ちをかける。スパイスは4種類。一味、胡椒、四椒粉(醤油)、黒胡麻カレー(味噌)だ。一味以外をすべて試したが、お店のお薦め通り、四椒粉(胡椒、山椒、一味と、あと一つは教えてもらったが、忘れた)は、抜群にマイタイプ! ならば、ゆめはるかの味噌らーめんに黒胡麻カレーは、いかなるものなのか!? が頭から離れなくなってしまったのだ。 数日後、滅多に訪れることのないエリア……今度はナビに住所を入れる必要は無い。履歴でGoだ。で、ゆめはるかの味噌で、ワカメトッピング。当然、やみつきチャーシューご飯もオーダー。味噌はもちろん、醤油のモロミ香もガツンと感じる味噌らーめん。で、中太の縮れ麺、ゆめはるかはというと……○×△。滅多に訪れることのないエリアだったのだが、たまに訪れるべきエリアとなっていた。
2021/03訪問
1回
★甘旨チャーシューでご飯一杯! 後は混ぜるだけ! ・自家製麺てんか(横浜・鶴見) 特製汁なし担々麺には、特大の分厚いチャーシューが2枚、ホロ甘いタレを纏って載っていた。このままだと混ぜにくいと思い、先ずは肉にかぶりついた。適度な柔らかさと、しっとりとした歯応え、そして、汁なし担々麺らしからぬ仄かな甘さ……。このタレと豚肉1枚で丼1杯はイケる! そう思った。実際、ミニご飯はスープと合わせる前になくなってしまった。ヤバ! 豚肉もなくなっちゃいそうだ! その気持ちを押し殺し、汁なし担々麺、混ぜねばならぬ! と、最上級クラスの極太自家製麺と、肉味噌、茹でキャベツ、刻みネギ、温泉卵、煎り胡麻、粉唐辛子などの具材とタレをひたすら混ぜた。でもって啜った。辛味……は、さほど強くはない、そう感じた。が、次第に、額に、じんわりと汗が浮かんできた。ホアジャオと八角の優しい刺激も汗の一因かなとも思う。が、何より、すべてが混ざり合った旨味と、極太麺の存在感が半端ないッ! クセが強っ、だッ! 混ぜそば特有の強く濃厚な味わいを楽しみながら、程好い麻辣な刺激に汗ばみ、最強の極太麺と格闘する……。さらに、卓上のニンニクチップ&唐辛子酢&唐辛子で、ちょい味変するのもご機嫌だ。で、8割方啜ったところでスープ割り。濃厚で強くコシのある汁なし担々麺に、スッキリとさわやかなコクが加わった、担々麺に衣替え……。あ、ここに白飯で雑炊だったなと、チャーシューで空になった茶碗を眺めながら、後悔した。次回は……って、クセになりそうだ。