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1番のハイライトは大将の心配り。客を見て軽やかに握る姿は職人芸だし、知りたそうな時に解説を入れてこだわりを教えてくれる。 例えばマグロの赤みで驚いていると、ワサビの代わりに柚子胡椒です、とサッと一言。いやらしさのない言葉は心地よく、寿司の良さを実感できる。お昼でこれは素晴らしい! [皿に対する感想] 全体的に、塩味にすごく繊細で酸味に対してすごく大胆。 シャリはかなり柔らかめ。入りたてのお弟子さんがいらっしゃったが彼が昼は炊いたのだろうか。でも個人的にはもっちり感があって好み。 ガリは赤酢で漬けた珍しいもの。まろやかかと思いきやバリバリの新生姜で相当パンチは強い。 お弟子さんの関係もあって細かい指示出しが耳に入る。ランチならではよ光景だろうと思うが大将の頭の中が覗ける気がして個人的にはこれも好みでランチならではの贅沢かもしれない。 醤油のひとはけが小さく、魚の脂/旨みが最高 ネタは1.1万園とは思えない満足度 [皿の構成] 先付け ・トマトの蜂蜜漬け ・海鼠と海蘊酢 ・青菜と海葡萄 →柔らかくシルキー。優しくて美味しい 中トロ、ヒラメ、イワシ ハタ、イカウニ、エビフリットとバフンウニ、赤身の漬け、いくらとエビとキャビアのリゾット →イカウニが悶絶級。アオリイカのねっとりにウニの香りと風味が広がって、ずっと口の中が幸せ 茶碗蒸し →梅としらす、フカヒレというこれまた珍しい取り合わせ。ベースがプルプルしておらずほろほろ系で変な添加物を使わず卵のみで出汁を固めたのがわかる食感 穴子、三葉と生のりの赤だし、トロと奈良漬の巻物、玉、レモングラスティー →ツメは甘味が極限まで削られていて、ナチュラル。巻物が絶品、これは旨み爆弾。玉も表面がキャラメリゼされていて強いねっとり感で僥倖 [強いて言えば] こんなに美味しいのに外国人ばかりなのは勿体無い!スシテンとかが外国人ばかりなのは頷くがこういうイノベーティブで和を昇華させたようなお店は多くない。ある種外国人向けと言えるが、こここそ日本人に訪れて欲しい場所だと個人的には思う あと皿へのこだわりとかはそんなになさそう?
2024/04訪問
1回
総じて圧倒的なコスパでした。ぜひ再訪したいです 火入れから盛り付けまで全部オーナー自ら対応されていて、オペレーションと席数がうまく兼ね合っていない印象なのが課題なのかなといった印象ですが、コース全体での感情の流れまで組み込まれた練られたコースだなーと感動しつつ、席を後にしました 雪の下にんじんと六甲産ヨーグルトのムース →酸味と甘味のバランスが絶妙というか酸っぱ目というか。ワインに近い微妙なニュアンス。食欲はそそられつつ期待は高まる サラダ →やばい。これだけで4千円は価値ある。丁寧に下茹でされた野菜たち。見た目に美しく、味は抜群 越冬栗男爵とモッツァレラ →美味しい。ピアクル種の辛味と強い香り、香りは仄かで甘味の強い水分の抜けたじゃがいも、美味しいチーズ、素晴らしい一皿 真魚鰹とヴェルッタータ →ヴェルッタータが甘い甘い。真魚鰹の旨みがすごいすごい。真魚鰹ってこんな旨みのある魚じゃないのに、と思いつつコンテキスト上、繊細な品が続いて舌が繊細になっていることに気づく。シンプルだけどとっても骨太なストーリー構成 神戸ポークとかぶら →これまた美味しい。豚肉はほんの少し火が入ってる感あるけど、それを差し引くくらいにこれまでが美味しい。柚子胡椒と唐辛子のシーズニングは、マスタードと相性がよく分からず使い道に困ったけど、豚自体は旨み抜群 鯛の白子と碓氷えんどう豆のリゾット →素敵。白子に柚子胡椒と唐辛子のシーズニングが再登場。フレンチ感が減ってやや混乱するが此方にはあっている。えんどう豆が優しくリゾットがメインなのが 放牧牛のアイス →これは微妙。スッキリ系だけどぬめっと嫌な感じで歯に残る。あと喉にややくどい印象。デザート3品どう組み立ててくるのか?注目 イズールバターのフィナンシェ →素晴らしい。フィナンシェは好きだけどこれはカリカリふわふわでバターの香りと食感を味わう本来のフィナンシェって感じでした 宇治抹茶のフォンダン →抹茶感を存分に出したい気持ちはわかるけどくどいので、そこはより良いバランスを見極めて欲しい 細かい内装やコンセプトだと、 ・雰囲気は厨房が見通せて素敵 ・こだわりをこれでもかと話してくれるので、楽しい ・ただサーブはかなり遅め。シェフ自ら全て奮ってくれるのは嬉しいし厨房内での連携は素晴らしいが、店のキャパにコース数や品数が見合っていないので1人だと手持ち無沙汰かも
2023/05訪問
1回
前菜 →素材をとても大事にした自信の一皿と言った感じ どの皿も優しく、構成もきっちり練られている印象(例:脂身多めの焼豚の後に、酸味が非常に強いクラゲ。これを登り龍に見立てることで、狙い通りの順番で食べさせることに成功している)。結構食べ方に煩いタイプのシェフなのだろうと想像しながら、その中で発明したこの設計と再現度に感服 エビワンタン、うすい豆、澄ましスープ →旨み爆弾 鶏ベースと思われる澄んだスープは、塩味が先程から一段加速して口の中で旨みが広がる。うすい豆が強い香りで、柔らかく弾けて豆独特の旨みを相乗。 ワンタンは極め付け。すりえびに加えて干し椎茸?みたいな旨みが付加されていて、エビの香りと合わせて鼻に抜けていく。花粉シーズンなのにこんなに香りを感じる一皿は貴重 春の春巻き →極めて高度で繊細 かぶりつくと、八角の香りがふわっと。ぷりぷりな食感に椎茸が貢献して、春野菜のまとまった甘味が口に広がる。野菜のポテンシャルを引き出した一皿。特にこの春巻き、全く油臭さがないのがすごい。これだけ繊細な香りを纏わせて、春巻きとして臭みが出ずまとまっているのは、油やその使い方にもこだわりorセンスがあるのだろう 子羊の腸詰 →これはちょっと残念 素晴らしいルックス。麻辣ソースもベースは同じでも酸味が効きテクスチャーも水っぽくからみすぎない設計になっていて見事。ただし、羊の良さが消えるくらいに麻辣ソースが強く、香りも味も麻辣味。このレベルの料理を出す人でも麻辣の扱いは極めて繊細で難しいんでしょうね フカヒレスープ →才能を感じる一皿 スープに旨みを凝縮させる才能を感じました。地芋のスリ流しがねっとりとしたスープと強く絡まって口の中は旨味でいっぱい。そして同添されている蛤のうまいこと。その上で魚沼のコシヒカリ。これにスープとスリ流しが絡んで最高にうまい。正直フカヒレは値段的にも納得しているが細々した胸ビレだしお米が甘いのに玉ねぎがちょっと邪魔などは思うが素晴らしい一皿 牛肩ロース、酸辣ソース →これは正直よくわからん ここまでで相当腹いっぱいな中、出てきたのは牛。スパイスは効いているが牛の脂が強い。お腹いっぱいになってきている中体育会系な山盛りのお肉。笑 酸辣ソースで旨味だけが強調されるスタイルを目指しているのはわかるが、やや脂と塩味が強く、方向性がちょっと見えない 火鍋スープ麺 →バカ辛いがうまい王道の火鍋 舌で把握できるで恐縮ですが、主成分は唐辛子(多分絡み担当+旨み担当で数種類?)、山椒、クミン(これ結構強め)、ごま。20種類のスパイスとのことなので花山椒や八角、カルダモン、クローブみたいなのも入ってるんでしょうねー。すすれないほど辛いですが、比重の関係で辛い油が上に来ているだけなので、下側を丁寧に掬えば鶏ベースとおもわしきうまうまなスープが表出! デザートは 店の雰囲気は、個室でない限り相当周りに影響されます。特に中華なので大勢で大声で話す人たちも一定存在し、やや運ゲー感は否めませんので、利用シーンは意外と限られるかも。 大事なデートや家族との食事というよりは、中華好きな友人のお祝いとか、なんでもない日のパートナーへのサプライズなんかに似合うお店でしょうね
1回
・CP最高。1万円で構成、クオリティ抜群 ・特徴としては、水分量がかなり多く、ウエット。その分酸味を抑えて塩味が強く、シャリは固く。水分量と塩分量を魚の旨みで補う構成 ・畳に掘り炬燵。音楽は一切なく、カジュアルだが静かで独特の雰囲気。個人的には非常に好ましい ・器は鈍がかった空色。ナラのお盆、鯛の箸置き ・ガリ寿司ともに酢は控えめ。一方で塩味はかなりしっかり目に感じられる。単調になりやすそうだが実際は魚の旨みで塩味が引き立つ ・ネタはランチだからもあるかな、ピンキリ。カツオは11月非常に旨みが強くおいしい。イクラはノリに塩味が効いて皮が薄いいくらのジュースが弾ける。中トロも上物。一気にペースが上がるお店。ボタンエビが頂点、と思いきやカマトロがとてつもない旨味と香りの爆弾。ランチでも良い値段取る分のリターンがあるお店と感じさせてくれます ヒラメ、赤身、シマアジ、カツオ、いくら、スミイカ、中トロ、ボタンエビ、金目鯛、バフンウニ、カマトロ、穴子、鉄火巻
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
三軒茶屋、西太子堂/イタリアン、ピザ、パスタ
イタリア人おすすめ、人生1とのこと
1回
長岡花火で利用 味わいは非常に良いがお弁当なので出来立て感はない よくあるいい感じの料亭のご飯において、温かいものがない感覚に近い。 とは言え地のものをふんだんに採用しており、特にお米は非常に美味しい。次行く際も利用したい
2023/08訪問
1回
【総括】 ・メンチカツに合わせるが為の欧風カレー ・雰囲気も明るく静かで、街のいいトンカツ屋さん ・やや砕けた関係性以上なら誰と行くにも○ 【味】 ・カレーは酸み強めで濃厚なメンチカツの味を受け止めてくれる。一方フルーツの甘みもしっかりあり、感覚的には欧風カレー × 特製のウスターソース ・メンチカツは、じゅわっと感こそ控えめだが非常に濃厚で揚げたてでカレーとは別に運び込んでくれる ・青森のお米も美味しく、パーツの強さ、組み合わせた際の強さがシンプルに考えられた非常に良いお皿
2022/05訪問
1回
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、県庁前/チョコレート、ケーキ、カフェ
・コスパは相当高い ・ジャンドゥーヤロールとピスタッキオをチョイス ・味はかなり上品。その分ロール地とかダックワースが重いのが残念 ・店内は狭いのでテイクアウトして近所の公園推奨 ・立地的な使い勝手とか全体的な印象込みで、2度目はなしかな、、
1回
【総括】 ・味は赤身系は良いお仕事で高いクオリティ。他は押し並べて微妙。ランチだしお弟子さんがしてるのかな ・結論、再訪はなしかな 【お店の基本情報】 ・ネタは薄く、マダム向け上品サイズ ・シャリは小さめ。ツブがばっちり立っていて酢控えめの甘み重視タイプ。拘りを感じる ・ガリはコロコロ系。甘めでよく漬けタイプ ・雰囲気、乃至、器や茶器はうーん。まあ価格帯的にこんなもんかなと言った印象 【注文コース】 握りおまかせ 7,700円 【注文詳細】 ・先つけ:カツオ →やや玉ねぎのタレが水っぽいがカツオは熟成が程よく口の中でとろけつつ旨味が凝縮されていて○ ・握り :エビ、スミイカ、鱒、赤身漬、鯵、タイラガイ、春子鯛、小肌、中トロ、イクラ、穴子、干瓢、卵 →赤身漬、中トロはハイクオリティ。シャリと相性が良くつかり具合も完璧。これはきた価値アリ! →白身系、青魚系は酢や塩の入り方のボラティリティ大で雑。特に小肌は酸っぱすぎるし塩辛すぎる。春子鯛は逆にフレッシュ過ぎなのかそもそも旨味が弱く、酢や昆布も入ってなくて微妙 →タイラガイ、、特に出ますね。うん →穴子はむしすぎでねちゃねちゃ →イクラは大粒で温度のあるシャリと合わさって美味しい。新しい発見 ・甘味 :わらび餅 →美味しい!シンわらび餅か、は置いておいて柔らかくトロトロで甘味とのバランスも非常にハイレベル
2022/05訪問
1回
2024/02訪問
1回
良くも悪くも雰囲気重視 ネタのクオリティは高くない。厳密にはいいネタなはずなのに、ポテンシャルをうまく活かせられてない。 あまり寝かせておらず、食感は相当コリコリで旨味や香りは少ない。マグロ等々、漬けは高クオリティ シャリは相当小さい部類なので種類を食べるにはグッド。 食器は拘りとか特になさそうで、カウンターは化粧板。ずっとJ-popが流れていて、雰囲気は相当カジュアル。
1回
雰囲気は◎。一方で雰囲気にかまけて味は▲ 頼んだのはペペロンチーノ。 上にはふんだんにチーズと黒胡椒がふんだんに乗っていてカチョエペペのような仕上がり 麺は極太なのに塩が十分に入っていない ソース側は胡椒が強すぎてそれをチーズで同程度強くしにかかっている結果、ひたすらにしつこい 全体的にどよっとした一皿でした。これが2,000円は高い
1回
▶︎総評 ・雰囲気は最高。素材は淡白目で悪くないと思うが、料理の腕が微妙といわざるを得ない ・雰囲気重視で女子とくるのには悪くないかなという印象 ▶︎雰囲気 ・器がいい。特に飲み物のグラス。厚みや素材感など見て触って楽しめる ・音楽、静かさ、カウンターの照明など随所に拘りを感じるいい店内空間 ▶︎メニュー別 『但馬玄 特選赤身 江戸前漬け』 ・微妙。そもそも旨味が乗り切ってない肉を醬油漬けしていて、そりゃ醬油味だよねって感じ 『テール100%スープ』 ・味わいは濃厚で香り高く、すごくいい。ただ食感的にいけてないのでテール肉は濾してほしいけど 『但馬玄 特選赤身 牛すき 実山椒』 ・こんなの出なかったです 『但馬玄 牛カツ』 ・同じく旨味が乗り切ってない状態で味付けして揚げてもそりゃ醬油味だよねって感じ。部位的にはラムシンで非常に柔らかく、華やかな香りがあるはずなだけに残念 『自家製 数の子 昆布』 ・1番意味が不明。なぜ出したのかな?臭いし、、 『田中農場 卵 黄身醤油漬け』 ・1番クオリティが高い。濃いめなのに黄身が負けておらず、ねっとり感と黄身の香りで芳醇な味わい 『但馬玄 100% スパイスカレー』 ・甘み、酸み、塩み、辛みのバランスが絶妙。強いて言うと甘みと辛みが単調で奥行きはないのと、牛の旨みも弱く全体のバランスだと負けている 『滋賀県 ミルキークイーン 釜炊き 白米』 ・これはめちゃくちゃ美味しい。いい香りと食味で粒がしっかり立っている。お米は炊き方が命と分かっている素材使い 『自家製 胡瓜芥子漬け』 ・普通にきゅうりとザーサイ。きゅうりは甘いけど、あれだけ淡白な肉ならもう少し味のトーン落とした方がいい。ザーサイは仄かな辛みだけどこれまた甘くてうーん 『コーヒーゼリー アイスクリーム』 ・アイスはダマが多く、微妙。コーヒーゼリーはすっきり感はあるが、凍らせてたのか、香りがあまり立っていないし結構しゃりしゃり。鬼灯は、普通
2022/05訪問
1回
雰囲気重視、ナポリピッツァではないです。 生地の加水率が全然低い、低すぎます。 雰囲気は素晴らしいですし、前菜は非常に美味しいですが、肝心のピッツァが。 注文したのはアンティコサポーリ。燻製モッツァレラが食べたことない味わい。でもナポリピッツァは生地を楽しむもの。こんなに固くて瑞々しさのないのは、大括りでレンチンピザと同じです。
2024/04訪問
1回
普通においしくはないです。
1回
和食の可能性。確実にリピート ・独創的な雰囲気、空気感、加えて接客の質。何より料理の組み合わせ。異世界に迷い込んだような唯一無二の価値 ・美味しさの構成要素として、他店でも中々ない旬への感度。例えば鰆一つとっても滅多にありつけない脂のノリ。太刀魚も左に同じ。単に旬だからこれを作りたい、にならない徹底的に食材ベースで組み立てる即興性の賜物 ・正直単価に比して、原価は相当低いはず。でも旬の見極めと異世界のようなブランド価値によって8,800円の価格が違和感なく正当化されている。今後飲食店はこの方向性を作れればサステイナブルに三方よしな世界線を作れるのだろうなと思いつつ ・5点満点と思いながら終盤、ホタルイカ鍋。これは全然美味しくなくてちょっと安心。やっぱり液体上で海鮮を煮込むのは難しい。次のしらすご飯、名物〇〇にもダマがあり後半は明確に失速感。でも序盤〜中盤の引きが強すぎて全体の満足感は高いです