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ラグジュアリーなホールで、高いレベルの接客はとても心地よい。 東京駅を見渡せるトレインビューな立地で、窓からは新幹線を含めた列車の動きをよく見渡せるし、周囲のかっこいいビルも素敵だが、窓際の席も座席は内向きに設定されている。 最初のスパークリングワインはペアリングに含まれずグラスでも4〜5種ある。高級店でなんかよくわからない高そうなのはたのめない。ペアリングは高級店によくある2種類設定があり高いのはコース料金よりだいぶ高いので、お手頃な方をとオーダー。 お料理はもちろん美味しいが、甘鯛の鱗の火入れはベストではなかったような。メインの鴨のあとに出てきた鴨の出汁とかを使ったリゾット的なのはとても美味しかった。今日は中華料理を意識したようなアプローチがいくつかあった。 今日のお客は、半分以上外国の方のようだった。コースを出し終えると、ホールからみえるレンジフードも磨いてるようだった。きっとキッチンの床はピカピカだろう。
2023/10訪問
1回
迫力を感じる料理が並ぶ。安定感があり、完成している。 今日のお肉は特にものすごくおいしかった。こういう風に仕上げられたお肉が食べたいと思うように焼き上げられていた。ペアリングのお酒も、とっても心地よい。 こちらに来たのは移転後まだ7回目ほど。 八幡浜の甘鯛をがでてきました。杉野シェフが仕上げる甘鯛はいつも素敵。 鴨も美味しかったよ。 高いワインはほぼ飲んだことないし、そもそもワインの味はあんまりわかんないけど、いつのまにかフリウリっぽいのが出てくるとほっとするような体になってます。 今日ランチはお客さんいっぱいでした。白甘鯛とっても美味しかった。 今日もシンプルで力強いアプローチ。しっかりとした個性を表現していて、それが高いレベルで仕上げられている。心地よい薪火の音と、素敵なワインを楽しんだ。ペアリングのグラスワインもなかなか魅力的でニヤリとした。 静かな店内では、機器や空調の音と薪のパチパチという音が聞こえる。目前の薪火を見つめているとなんだか心も落ち着くようだ。 以前、誰かがSNSにあげてた杉野シェフの甘鯛の料理写真が美しくて、気になってたけど、4回目の来店でようやく出会えた。今日も美しい仕上がり。 全体的に個性的で面白く、品質の高い仕事。 移転後にやっと3回目。 今日は他に客がおらず、独りで貸し切り。薪焼きの店に独りできてしまうと、特に申し訳ない気分。だが、香ばしさも引き立つ素敵な料理がテンポよくでてきて、ほどほどに酔った。
2024/04訪問
8回
気になっていたイタリア料理店にやってきた。5月にも一度予約したのだが、諸事情で少し前にキャンセルしたことがある。 今回予約して、しばらくして星を取ったが、その後の予約が殺到したりはしてないと。以前は気軽に独りでも予約させてくれても、星を取ったりして人気が出ると独りではなかなか入れてくれなくなったりする店があるが、これからも入れてくれるかな? かわいい感じの奥様と2人でされているが、奥様の接客は臨機応変でとても心地よい。帰りに尋ねると、物理的にはスペースがあるお店なのに、最大で6〜8人しか入れないという。皿数も多いから、それくらいしか対応できないと。それでも、今日の金曜の夜は満席ではなかったようだ。 帰りに奥様が、飲んだワインを書き出してくれた。そんなことをしてくれたのはずいぶん前に、IL ghiottoneで村尾さんがしてくれて以来だ。
2019/10訪問
1回
数年前のMauroシェフのpop upも面白かったので、日曜日のランチにやってきた。綺麗に整備された”将門塚”を通り過ぎてすぐ立派な看板があり、ビルの一階の角がお店になっている。天井の高いホールは2面がガラス張りになっており、入り口の大きな扉の先には風除はあるものの、入り口の扉を開けてホールに入る際にはどちらも開いた状態になり、外気がダイレクトに入ってきて、ホールの温度が変わる。これからの寒い時期は大丈夫だろうか。 それほど広くはないホールの奥には、かっこいいオープンキッチンが見渡せる。一流のプロの所作は見ていたいものだが、客席からはわりと離れているので細かな作業は見えない。また、ホールから見て左側の1番手前には薪焼きの設備がある。アルゼンチン出身のMauroシェフの意向とのことで、メインの肉料理に使うと。せっかく客席側にあるけど、火は見えないしちょっと残念。こんなかっこいいキッチンを自由に使って料理をすることができたら楽しいだろうなぁ。 野菜を使った温かいスープでほっこりした後、 植物の成長cycle(根、葉、花、果実)を表現した4種のタパスでお店のコンセプトをしっかりとアピール。 ターメリックと人参や雲丹を使った皿は、バランスが面白かった。 有名なスペシャリテは、ほっとするような安定感を生む。 続いて、上に添えられていた香ばしく焼かれた里芋の皮が印象深く、帆立と里芋のソースがおいしくまとまっていた。 鴨川七里という枝豆や葉っぱが浮かべられた下に緑色のラビオリ。スープまでしっかりおいしい。 春菊のソースに海藻やフィンガーライム、春菊が添えられたアンコウ。下に海藻やソテーした春菊が。 蝦夷鹿は薪焼のあと、ストウブの中で仕上げられる。 そして、2品のデセールと続くが、2品目はpop upの時も出てきたスペシャリテ。 最後に、また"根、葉、花、実"が表現される。 世界を制したシェフのスペシャリテは安定するし、独創的な料理も完成度が高い。メニューは2カ月に一度とか、季節変わりとかじゃなくて随時変わっていき、再来の客はある程度の対応もできるようだ。 ホールの右側には立派なセラーが置いてあって、ワインに詳しくない小生でも知ってるような、わかりやすい高額なワインがたくさん並べられていた。ホールの方々はスムーズな動きで無駄がない。所作を見ているだけで心地がよい。 今回は11:30の予約で来たが、12:00前までは他の客は来なかったので、30分ほどは新しい話題のレストランは貸し切り状態。なかなか贅沢な時間だった。結局12:00前に1組来て、その後3組来たが、広いホールは割とゆとりがある状態だった。お料理はテンポよく出て来て、13:48にはお店を出た。
2023/11訪問
1回
はじまりはやや難解な皿が続いたが、やはり理論的に構成されたうまみを強調するようなお皿が続く。簡単な組み合わせじゃないのにとっても美味い。 ニョッキと呼ばれるものが入っている料理が出てきたが、葛粉を使っていると。前回きたときにニョッキと呼ばれていたものは上新粉が使われていた。 ヒジキを焦がしバターと合わせたペーストも面白い。 前回来たときは、まだ周りの施設はオープンしてなかったので、早めに麻布台ヒルズにきてウロウロ。Tower Plazaっていう棟の一階の案内で、”フロリレージュまでどうやって行くのが1番近いですか”と尋ねたら、少し端末をみて、”本日は臨時休業と伺っています”と。ドキッとしたけど、聞き流してtable checkで再度予約を確認した。 お店につくと、ちゃんとやっているようで安心した。キッチンをよく見渡せる真ん中の席に案内され、お皿が仕上げられるのもよくみえる。今日はシェフはいなかったけど。 中に白子が隠れているお椀には、ニョッキと言われたものが乗っていたが、かなり香ばしく仕上げられていた。上新粉に黒トリュフを練り込んで蒸して焼いたとうかがった。もはやそれはニョッキなんだろうか。 今日もなかなか面白い構成。 素人には分かりにくいお料理なんかと思ってたら、運ばれてきた料理は複雑に仕上げられてるのに、完成したものは分かりやすい美味しさ。特に、こんがり焼き上げた鰻にいろいろ海藻をあわせたお皿はウマミが際立っていた。 全部埋めても30席弱だろうか。一斉スタートだが、お料理は席ごとに、何回かに分けられて運ばれて、複雑な工夫がされているようだった。お料理、サイドディシュとノンアルコールペアリングの組み合わせはなかなかのバランス。 コースは20000円(+サービス料2000円)だが、東京の高く評価されているダイニングは近年どんどん高騰化しているので、なんだか安く感じる。シェフは、値段を上げて自由にやるより、制約のなかで作り上げることに興味があるのだと。オープンなキッチンの他に2か所調理場があるらしいが、バックヤードのはひろくはないらしい。
2024/04訪問
3回
どこか面白そうなイタリア料理店はないかなとみてると、気になるところがあった。今年の4月にオープンしたお店で、Ristorante hideki nakagawa。シェフは店名のとおり中川英樹という方らしい。 ん? たしか、中川英樹っていう、有名な実力派のイタリア料理のシェフが福岡にいたような... 同姓同名なのね。存じていませんでしたが、当店の中川シェフはイタリアでも長く活躍されていたようだ。わりといそうな名前なので、もう一人くらい同姓同名のイタリア料理のシェフはいないかな。 飲食の経験はないというオーナーも店にたっており、安定感のある構成。 お酒をしっかり飲んだあと、日差しが強い中、坂を下っていくとクラクラする。
2023/07訪問
1回
京都に泊まってゆっくりするのは3年ぶりくらいかも。とても気になっていた人気店に。 軽く飲んだが、ポカポカしていて眠くなる…
2023/04訪問
1回
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ WEST 百名店 2023 選出店
野町/フレンチ、イノベーティブ
美術館からふらりと歩いてイノベーティブなお店に。繊細な仕事でちゃんと美味しい。お酒もたっぷり飲んで、わりと眠い。 メニューは、食材の絵が書いてあるカードがならんでいる。
2023/01訪問
1回
2022/12訪問
1回
オープンキッチンを囲み、客席は一段高く作られている。今日は真横の席で、シェフの一挙一動がよく見える良席。目の前での調理過程での音・香りがダイレクトに伝わる。 こんなにオープンなキッチンだから、オーナーの意向かと思ったが、シェフの意向だと。金目鯛はウロコを立てないで綺麗に仕上がっていた。 運営会社はもうすぐオープンの宿を含めて、湯布院や別府などに4軒のオーベルジュ的な宿を運営しているらしい。そこも気になる。 総合力のある安定した仕事を感じた。今回はあまり期待しないで来たが、今度は期待して夜来てみたい。
2022/12訪問
1回
実力派シェフとホール担当の藤本氏の高レベルな接客