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120 件を表示 749

CIVIDALE

伊勢佐木長者町、阪東橋、日ノ出町/イタリアン、パスタ、ビストロ

3.16

11

¥6,000~¥7,999

¥1,000~¥1,999

定休日
日曜日

昼の点数:3.7

横浜の地下鉄、伊勢佐木長者町の駅からも程近い裏通りに最近オープンされたばかりのイタリアン。 オープン情報は以前から得ていましたが、同じブルガリ出身の戸部のRISPETTOの井上シェフからも先日、少し話を聞いていたので、早速、伺って来ました。 ただ、場所的には横浜の中でも環境的にも客層的にも最悪と言っても良い場所。個人的には福富町辺りよりも飲食店をやるには微妙だと思うし、昼間は良いけれど夜にはあまり行きたくないエリアで、色々な方からも心配する声を聞きます。 お店のブロックから大通りを超えた地域はどちら側も風俗店街、ホテル街、アジア系外国人が多い地域などでかなり怪しいエリアに囲まれている。警察署や消防署もすぐ近くなので、頻繁では無いにしろ、出動の度に騒がしいのも残念。 周辺には最近はあまりまともなイタリアンは無かったので、地元住民が前を通りがてら、ふらっと入って来る感じ。 その為かランチは12時から13時まで一気に混み合う。昼に訪れるなら、その時間帯は避けた方が良さそうです。一応、ラストオーダーは14時らしいが明確になっておらず、現状、少し遅くても受け入れている感じ。フレキシブルにやっているのは良いが、トラットリアというよりは、夜も近所の会社の宴会で居酒屋の様になってしまっていないか心配してしまう。 戸部のBRICOの様に最初だけはファミレスや居酒屋系のイタリアンと勘違いした周辺住民の訪問が多い感じなのかもしれない。同様にgoogleでは低評価の洗礼も受けている。 お二人での営業で、混雑時はシェフもサービスの方もかなりバタバタしてしまう。それでも大きな提供の遅れも無く、一人で調理を熟されているのは流石。コースを含め、お酒もかなりリーズナブルなので、パスタランチは止めてコース中心で客単価を上げた方が客層のコントロールの意味でも良いと思います。オープン仕立てで色々と難しいのかもしれませんが、自分達も疲れるだけで損していそう。 今回はランチのおまかせコースを頂いた。ランチでも6から7皿ほど提供される。ランチも4500円だが、ディナーも5900円とかなりリーズナブル。2、3割は値段を上げても良い気がする。 ただ、基本的にはシェフの経歴には反して、料理はかなりクラシックなスタイル。値段的なものもあるが、前菜はかなりシンプル。横浜の客層的にはモダンなスタイルを経験した事の無い方が大半なのでウケは良いと思うが、他のお店でも頂ける様な料理のラインナップは個性も消してしまっている感じで、何だか残念で勿体無い。 コース中盤からはシェフの個性や腕を感じさせる内容ではあった。特に手打ちのパスタは食感がいい。平日の昼から手打ちのパスタを出す店は横浜には少ないし、嬉しい。 使っている素材やその組み合わせにもシェフの拘りや腕を感じさせられた。 ワインは正式にメニューには無いけれどペアリングも可能。どうやらサービスの方もブリアンツァの出身の様。ワインも良いものはコラヴァンで提供しており、管理もしっかりとしている。横浜では昼も夜もワインを飲む客が少ないので、普通に抜栓しづらいという事もあるのだろう。 また、ボトルでセルフの水を提供するなら、FuocoやKenzoの様にガス入りの水をデフォルトで提供して欲しい気もする。 トータルとして、シェフの経歴からすると、都内でオープンしたら、絶対にもっと話題になる感じだと思う。 そういう意味では選んだ場所も、クラシックな個性を出しづらいスタイルもちょっと勿体無い。 予めお願いすれば、モダン寄りの内容のコースも提供出来るし、ワインも調整できるとの事。 現状、お店の場所に関してはどうしようも無いが、わざわざ遠方から関係者の来店も多く、色々とアドバイスは受けている様で、シェフの個性と経歴を活かして、更にクオリティの高いお店に進化していって欲しいと思う。 定期的に時間のある時にでも覗いてみたいと思います。 ゼッポリーニ フォカッチャ 神奈川野菜 バーニャカウダ スズキ カルパッチョ グリーンアスパラガス ズッキーニ グアンチャーレ カバテッリ マリナーラ しらす 栃木牛 サルサヴェルデ トウガラシ ティラミス マスカルポーネ お茶菓子 フィナンシェ メレンゲ

2024/06訪問

1回

aru

フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

aru

駅前大通、駅前、新川/フレンチ

4.03

71

¥15,000~¥19,999

¥10,000~¥14,999

定休日
日曜日

昼の点数:4.1

豊橋駅からも程近い場所のローカルガストロノミー。なかなかタイミングが合わず、半年近く空けての訪問です。 その間に今年もゴエミヨに掲載されて、入り口の階段にはゴエミヨのエンブレムが更に増えていました。 色々な季節に伺わせて頂いていますが、最初に訪れたのは、ほぼ同じ季節の6月。同じ様な食材も多く使われるのかなと思いましたが、一般的に夏野菜と思われているトマトやレタスの使用は減っており、今回は糖度の高い白い玉蜀黍のゴールドラッシュを使ったものが多く提供されました。やはりタイミングもあると思いますが、若干、季節のズレは出てきているのもあるのかなとも思います。元々、メニューに無いものも追加で提供されて、贅沢に旬の素材を楽しみながら、コースを楽しみました。 相変わらずコース全体として、野菜の使い方が上手く、それぞれの良さを引き出す仕立てになっていて、素晴らしい。火入れも食感や旨みを引き立てる感じで流石。皿も適度に温められており、香りもたつので頂く前から心が躍る。 特に何もしていないというメインの猪もまるで長時間熟成させた様な仕上がりで、上手く水分が抜けて良い食感。今年はなかなか良い脂身が付いた猪を頂く機会はありませんでしたが、脂は別途しっかりと焼かれてこれもなかなか美味しい。 ドリンクは今回もワインペアリングで。ワインも貴重な日本ワインを含めたペアリングで色々と勉強にもなる。 また異なる季節に訪れたいと思います。 東三河の畑から コールドラッシュ ミニトマト イチローファームさんのズッキーニ トウガラシ海老 スフィーダさんの空芯菜と男爵 北河さんの夏アスパラガス 春人参 ゴールドラッシュ 冷製スープ フラン 大根 黒ムツ ゴールドラッシュ にこまる 東三河の季節野菜 猪 エルダーフラワー ヴェルヴェーヌ 約3ヶ月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 季節ごとに変わる料理ですが、今回はこれまでよりも、より地元の野菜の味わいを感じられる内容で、更に和のニュアンスが多く入ってきている様に感じました。 現状は前菜も動物性のものが使われていますが、この方向性であれば、思い切って肉や魚を全く使わないヴィーガンコース一本に一度振り切ってみても面白い様に感じます。 今回はメインの和牛もサスティナブルを意識した経産牛になっていましたし、名古屋周辺の客層的には難しいと思いますが、都内や関西、更に海外のお客さんを増やす為には、野菜をもっと前面に押し出していくと面白くなるのではと感じます。 東三河の畑から 青首大根 ミニトマト 金時人参 スナップエンドウ 蕪 フェンネル 平目 春菊と芽キャベツ イチローファームさんの玉レタス スフィーダさんのチーマディラーパ 鰆 北河さんのスナップエンドウとにこまる 東三河の季節のお野菜 経産和牛(源氏) ゆめのか檸檬 久しぶりに約半年ぶりに伺いました。 ちょうど約一年前にも伺っており、素材が被っているかもとの事でしたが、その時折の旬の素材を活かした料理はまた違った印象で新鮮。 皿の温度感、運ばれて来た瞬間から立ち上がる香り、調理法や火入れの工夫により素材の風味や食感を引き出す技、全てが素晴らしいと改めて感じます。 ペアリングは今回は日本ワインに加えて、フランスのものや日本酒も加えた感じ。 味わいに厚みもありながら、優しい雰囲気のものが多く、こちらの料理の方向性にも合っている。 色々な季節にこちらには伺っているが、また直ぐにでも伺いたいと思えるお店はなかなか少ない。 予約が取りやすい内に、また伺いたいと思います。 東三河の畑から 秋の玉蜀黍 落花生 和栗 次郎柿 蕪 墨鳥賊 備中蓮根 鈴木製茶さんの椎茸 渡り蟹 八名丸と秋の胡瓜 紅葉鯛 スフィーダさんの新米とマコモ茸 東三河の季節のお野菜 本州鹿 キウイ ごとう製茶さんの豊橋紅茶 もう少し早いタイミングで伺いたかったのですが、前回の訪問から3か月以上空けての訪問でした。 入り口の階段を上がると3月に発表された今年のゴエミヨのエンブレムが並び、3つ目が輝いていました。 料理の方は、まだ春らしい素材やメニュー構成かなと思っていましたが、意外と初夏や夏らしい素材も入ってきており、シェフも今年は1か月くらい早いと仰っていました。 それでも、やっぱり、どの皿を頂いても旬の野菜のクオリティ、三河の農産物の底力みたいなものを感じますが、やっぱり、シェフの野菜の扱いの上手さには、毎回、驚かされます。 人参のタルトはまるで後味が雲丹の様に感じますし、個人的にはトマトが苦手なのですが、世界一好きとも思える様なミニトマト。普通はチーズを詰める事が多い花ズッキーニには野菜もたっぷり。 その味わいを更に上質なものにしているのが、奥様が選ぶ日本ワイン中心のペアリング。今回は見ていると、全てのテーブルでペアリングを選択されていて、ペアリングの認知度が上がっているのは嬉しい限りです。 日本ワインが好きなお客さんも増えている様ですし、ここ数年、色々と寝かせているワインも増えている様なので、また何か企画などもあると面白そうです。 また、季節が変わった頃にでも伺いたいと思います。 東三河の畑から 春人参 あやめ雪 胡瓜 アンデスレッド 花ズッキーニ 白蕪とルッコラ 彩誉 Rivermond Farmさんの完熟ミニトマト 真羽太 北河さんのグリーンアスパラガス 東三河の季節のお野菜 恵鴨 文旦 鈴木製茶さんの茶畑から 甘夏 今回は年末年始を避けて、約3ヵ月ぶりの訪問となりました。 東三河の食材、特に野菜を贅沢に使った料理が人気ですが、ここ最近は異常に寒かったり、雪も降った為、そのクオリティやコース内容にも心配しましたが、杞憂に終わった様です。 色々とお話しを伺っていると、やはり路地物は全滅に近い様ですが、ハウスものは特に影響ない様です。 生産者のもとにも出掛けられて、通常では出回らない様なまだ青いウエタトマトなど、どれもフレッシュながら、素材の組み合わせや味わい、食感、風味も印象的な料理が続きます。今回は近郊のマダムの実家産の野菜なども使われ、優しい雰囲気の味わいが印象的でした。 野菜だけで無く、魚や肉の火入れや扱いも絶妙な感じ。どうしても年末年始の時期はどこのお店も素材が似てきますが、こちらではどの皿も新鮮な印象を受け、新しい発見がある気がします。 ドリンクは今回もペアリングをお願いしましたが、いつもの日本ワイン中心のペアリングに多分初めて日本酒が入ってきました。海苔の風味や全体的に旨みの強い一品だったので効果的に使われていたと感じました。 最後は旬の柑橘なども贅沢に使った感じ。デザートだけで無く、お茶にも使われており、これがまた素晴らしかったです。 また少し時間をあけて季節が変わる頃に伺いたいと思います。 3か月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 季節が変わって使う素材も夏から大きく変わりましたが、どの皿も新しい驚きを感じさせる味わい。香りや風味も非常によくて、運ばれてきた瞬間からその素晴らしさがわかります。 地元の素材の良さもあると思いますが、その良さを引き出す技術やセンス、丁寧な調理には脱帽です。 まず、最初に運ばれてきた澄んだスープは玉蜀黍の甘みや風味を引き出したもの。実の部分は使っていないのにこの美味しさは凄いです。 鴨の澄んだ出汁も驚くほど、綺麗で旨みのあるスープ。そこに合わされたきのこやフランも美味しい。 次郎柿には柚子胡椒が使われて、甘さを引き立てている。 ホクホクとした新鮮なマコモダケを焼いた際の食感も新しい。 秋茄子はまるでローストした林檎や梨の様な甘みや食感。 伊勢海老や九絵も贅沢だけれど、今年産まれた仔猪の肉は繊細で食感、風味もよく、火入れも絶妙。 これらに合わせられた日本ワイン中心のペアリングも素晴らしい。貴重なヴィンテージも含めて、自ら熟成させて、毎日、状態を見ながらでないと、難しい自然派の日本ワインをいいタイミングで出すことは出来ないと思われる。このポテンシャルを引き出すセンスも改めて素晴らしいと思う。 味来 クインニーナ/バターナッツ南瓜 次郎柿 あいち鴨 三浦さんのマコモ茸 イチローファームの秋茄子 虎河豚 スフィーダの八名丸 伊勢海老 小松菜 九絵 仔猪 キウイ 黒無花果 和栗 2か月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 入り口の階段脇にゴエミヨ2022のプレートが加わっていました。 メニューは前回訪問時から全て入れ替わっており、夏野菜が贅沢に使われています。 どの料理も素材のポテンシャルを引き出し、素材本来の味わいを活かした感じに仕上げています。更に素材同士の相乗効果やソースやオイルなどできちんと味わいをまとめているセンスもとびきり。 特に素材の温度を調整し、香りが皿が目の前に置かれた瞬間から立ち上がってくる感じは食べる前から期待を高めてくれる。 料理の盛り付けや色合いも美しいですが、使われる器も料理を引き立てますよう有名作家のものも素晴らしいですが、地元の作家さんにお願いしてカスタマイズして作ってもらっているものもストーリー性があり世界観を作り上げています。 ドリンクは今回もペアリングでお願いしました。量が選べるので、あまり飲めない方も是非、試してもらいたい。 日本ワイン中心のペアリングは珍しいものや貴重なものも出して頂き、有り難い。また、日本ワインはメリハリが無かったり、バランスが悪いものが多く、ペアリングとしては難しいものも多いが、こちらはセレクション的にもバランスが良いものを選び、料理との相乗効果が上手く引き出されている。 次回はまた涼しくなった頃にでも伺ってみたい。 豊橋駅からほど近い場所にあるフレンチレストラン。 地元の素材、愛知県内でも特に東三河の旬の素材を活かした料理を提供されています。 以前から気になっていたお店のひとつで、コロナ禍の中、SNSで追いながら、訪問するタイミングを計っていました。 駅からは5分ほど、新幹線のホームからも10分程度で伺えるので、地方でも比較的、伺いやすいと思います。 平日のランチもおまかせコース一本なので、今回はランチで通常のおまかせコースとワインもおまかせでペアリングでお願いしました。通常は6杯のところ、この日はペアリングする料理が7皿の為、うち2杯は半量に調整して頂いています。ワインの量も最初から選べるので、沢山飲めない方も安心です。 こちらでは日本ワインを中心に提供されており、一杯目のスパークリングと途中の一杯を除いて、ほぼ日本ワインのペアリングでした。飲んだことがあるものもいくつかありましたが、貴重なものも。更にセラーにはもっと貴重なワインがあるのも覗けて、そのうち提供されるのも楽しみ。 コースは春人参を使った冷製のスープから。 もう一口目から虜になる人参の甘さを活かした味わい。 その後もトマトが非常においしいと感じたり、自然な素材の美味しさを上手く活かした調理と味付け。素材を知っているだけではなく、センスも無いとこういう風にまとまった味わいには仕上げられないと感じます。 ただ地元の物を使っていると謳って有り難がらせたり、下手な調理をして、素材を活かし切っていないお店が多い中で、レベルが明らかに違います。 魚や鴨も火の入り具合も絶妙でした。 ソースも必ず目の前で皿にかけるプレゼンテーションも徹底している。 お店の空か造りも凄く上手く、雰囲気が良いだけでなく、ナチュラルな感じもバランスがいい。 テーブルの間隔も非常に広く、こういう時期でも他の客が全く気になりません。 少し遠いですが、新幹線なら1時間程度ですし、また定期的に伺いたいお店が増えました。

2024/06訪問

8回

Lito

久屋大通、高岳、栄町/イタリアン

3.77

51

¥20,000~¥29,999

¥10,000~¥14,999

定休日
-

昼の点数:4.1

久屋大通近くの話題のイタリアン。 いい意味で名古屋らしく無いので、地元の方にはウケは良く無いかもしれませんが、遠くからでも通いたくなる雰囲気があります。 新幹線の名古屋駅を降りてからも地下鉄ですぐとアクセスも良いです。 もっと早いタイミングで来たかったのですが、数ヶ月ぶりに訪問です。以前に季節ごとにメニューを変えるとおっしゃっていましたが、初夏っぽい内容。 旬の地元周辺の素材を活かして仕上げられており、ローカルガストロノミーらしさも上手く出されているし、芯になる様な定番の料理みたいなものも活かされている感じ。 最近は以前よりも落ち着いているのか、波もあると思いますが、ランチは若干、席は余裕もある感じで、特に全ての席がランチコースだとテンポよく料理も提供されます。以前はランチでもディナーコースを頂いていたのですが、今回は初めてランチコースを頂きました。 品数は絞られますし、今回はパスタの提供もありませんでしたが、意外とお腹はいっぱいに。かなり満足度も高いですが、パスタの追加も可能との事でした。 料理の味わい的にも見た目に相変わらず拘りを感じ、発酵をさりげなく使った素材の組み合わせも秀逸です。 そこに今回もワインをペアリングで。ノンアルコールペアリングも面白いので、試してみようかとも思いましたが、今の内容だとランチはワインがオススメとの事で、ワインだけのペアリングに。クリーンナチュラルを中心に一般的にもウケのいい内容だと思います。 スタッフは一部入れ替わりもある様ですが、相変わらずシェフが前面に出て調理しながら、サービスも熟されており、それをスタッフがバランスよくサポートしている感じはやっぱり凄いなと思う。 この日は時間もあり、食後にゆっくりとシェフとも色々お話しできました。 次はまたディナーコースを頂きに伺いたいと思います。 桃 岩牡蠣 障泥鳥賊 太刀魚 愛知牛 北寄貝 メロン 白くま 年が明けて、1月からメニューが変わったこともあり、約二ヶ月を空けての訪問です。 名古屋も1月に入ってから、街は若干静かな感じで、お店も暇なところは多い様ですが、こちらは平日のランチでもほぼ満席です。 地元の方々もいらっしゃいますが、遠方から訪れるグルメな方々も増えているとの事。 素材を活かしたモダンな雰囲気は名古屋市内では、まだまだ少なく地元の客層には受け入れられづらいと思いますが、周辺地域にはaruの様なお店も増えており、実際にaruにも通われているお客さんが訪れるケースも多い様です。料理の方向性は若干異なりますが、旬の素材を活かして、器にも拘る感じを含めて、遠方からわざわざ訪れる客層の好みは被る様です。 新しいコースですが、流れは似た感じで、どの料理にも発酵が使われている点は同様です。上手く素材の風味や旨みは高めていますが、トータルの味わいとしてはさりげなく発酵が使われている様に感じます。一部、前回と同じ料理や素材もありますが、定点観測的な意味合いもあるのでしょうか。〆のスープドポワソンはオープン時から継ぎ足している様で、メイラード反応の影響もあるのか、以前よりもかなり濃厚に感じる味わい。柚子オイルが若干のリフレッシュ感を加えますが、普通に柚子果汁を加える方がサッパリと頂けるのではと感じました。 全体的には冬らしく高級食材も使われているものの嫌味の無いバランス感。 今回もランチでディナーのコースを頂きましたが、一部の素材の違いと数品が間に追加される感じ。 量的には前回とあまり変わらないと思いますが、肉料理に到達する前にはまあまあお腹が膨れてきます。 ランチで飲みながらなら、通常のランチコースでも十分に満足感を得られると思います。 料理やワインの説明は以前同様にシェフが全てテーブル毎に行っており、調理も進めながら、熟す姿はやっぱり圧巻。 口頭での料理の説明も紙のメニューの数倍におよぶ素材の数や情報量があり、なかなか全てを記憶したりメモするのも大変。料理を味わう事に集中する為、細かい情報の記録は途中から諦めてしまいました。笑 ドリンクは今回もワインペアリングでお願いしました。ワインも日本ワインや自然派ワインに理解のある方には十分に面白いと思うし、高級ワインに偏らない感じは良い。ただ、発酵も取り入れた自家製のノンアルコールのペアリングも興味深い。 ミックスペアリングやワインと半量ずつのハーフサイズでダブルペアリングという事も可能との事なので、次回は両方試してみたい。 Lunch ヴィーナス 蛤 牡蠣 白海老 甘鯛 猪 白子 龍の瞳 ブラータチーズ アマゾンカカオ 名古屋の久屋大通駅からも程近いオレンジビルの二階にオープンされたばかりのモダンイタリアン。 予約の取れない軽井沢のNazの立ち上げメンバーであった事などもあり、早速、名古屋では話題になっている様です。 お店の入口は通りに面した階段から直接つながる感じで、他の二階フロアからは直接行けないので、注意が必要です。 今回はランチでの訪問。 店内に入ると、小さなお店ですが、多くのスタッフが迎えてくれます。 キッチン前のカウンターには4席。 店内奥にはテーブルが二つ。通常は8名程度を限度で営業されている様です。 席に着いて、先ず目に付くのが、席にセッテイングされた皿が田中信彦さんのもの。国内の有名作家さんの物を多く取り揃えられた様で、最初から拘りを感じます。最近はもっと高額なものを使うお店も増えていますが、有名で人気な割にリーズナブルな作家さんでもあるので、親近感も湧きます。 空間設計にNodeさんが携わっている様で器のセンスの良さも納得。 客が揃うと一斉スタート。 昼でも夜のコースを頂けるので、自分は夜のコースを頂きますが、ランチコースは若干、素材は異なる物もある様ですが、夜の内容から抜粋した感じです。全席、ほぼ同じペースでコースは進むので、異なるコースでもテンポよく進む感じで、もう少し時間が掛かるかなと思っていましたが、2時間程度で終了する感じでした。 メニューはシンプルにメイン食材が書かれている。 旬の高級食材が目立つので、こちらも名古屋らしい高級食材を押し出した派手好きな傾向の客層をターゲットにしているのかとも想像したが、コースが進むにつれて、その想像を覆された。 ほぼ全ての皿に発酵を取り入れており、それも異なる形で使っている。 最近は国内でも発酵をメインテーマにしているお店は増えているが、日本人が苦手な酸味が残り過ぎていたりするケースはよくあるが、風味や香りがさりげない感じで上がる様に使われていて、出汁にしたり、パウダーにしたりと使い分けている。 味わい的にもモダンな雰囲気をバランスよく取り入れている。最初の皿が目立つ様に高級食材を使いシンプルに旨み中心の構成で温度も低すぎる感じだったので、一口目は正直ガッカリしたが、ワインを一口頂くとその酸味が旨みを引き立てる様に計算されているのがよくわかり、驚かされた。 シェフは調理もサービスも全て前面に立って動いており、若いスタッフ3名はそれを補う感じで、既にチームとしてよく出来ている。最近はソムリエとして他のお店にも立っていたシェフの胸元にはソムリエバッジが輝いている。ワインペアリングは料理からもワインからも考えられており、味わい的にもペアリングがあってこそ完成される感じで、ペアリングを頼んでない客はこちらのお店を正しくは評価出来ないし、そのポテンシャルの半分も楽しめてはいないだろう。 使っているワインは国内外の自然派ワイン。センスを感じるセレクションで、変にフランスの有名生産者に偏っておらず、モダンなスタイルの果実感をバランスよく持つワインが多い印象で、食事を引き立てている。普通のお店なら白ワインを出すであろう料理にも醸したオレンジワインを提供し、敢えて一切、白ワインを出されていないのもシェフの拘りを感じさせる。ノンアルコールも発酵を取り入れて作っている様で、こちらも気になる。 また〆に出して頂いたご飯は一瞬、カレーの様に見えるけど、スープドポワソンを大粒の地元の品種の米にかけたもの。濃い魚介の風味がまるで濃厚魚介系つけ麺のスープの様で、新体験。ご飯も粒が立って美味しい。カレーを出されてしまうと流れを破壊してしまう感じがあるが、こういうのは面白い。 メニューは季節毎に変えていく予定との事。 名古屋では珍しいスタイルで素材を活かしたモダンな雰囲気は最近は世界的にもトレンド。有名店での経験が評価されがちではあると思うが、シェフのセンスの良さやサービスも調理もこなす姿は圧巻で印象的。 シェフは元々、知多の出身という事で、今後は地元の食材をもっと積極的に使いたいとの事で、ローカルガストロノミー的な進化も期待できる。 また年明け以降にでも予約の取れる内に伺いたいと思います。 発酵カリフラワー 寒鰤 天然きのこ 発酵マッシュルーム ホッキ貝 仙鳳趾 牡蠣 発酵フランボワーズ パプリカ 生クリーム ンドウィヤ ドライトマト 自家製パン チャバタ 生醤油 長時間発酵 高加水 素麺 白海老 発酵トマト 赤スグリ 大葉オイル 九絵 ほおづき 金時人参 発酵青レモン おかひじき 短角牛と黒毛の掛け合わせ 蝦夷鹿 黒ニンニク 紅はるか 発酵ジュニパーベリー アツシマささげ 烏賊墨タリオリーニ 甲烏賊 芹 カラスミ 龍の瞳 スープドポワソン ブッラータ 柿 マルドン塩 松の実 お茶菓子 松ぼっくり蜂蜜

2024/06訪問

3回

本家とんとん亭

七ツ屋、金沢、北鉄金沢/とんかつ

3.48

178

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.3

2024/04訪問

1回

RISPETTO

戸部、高島町、平沼橋/イタリアン、フレンチ、パスタ

3.57

84

¥10,000~¥14,999

¥3,000~¥3,999

定休日
水曜日

夜の点数:4.0

昼の点数:4.0

隠れ家で頂くモダンイタリアン

2024/05訪問

12回

cenci

イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

cenci

神宮丸太町、東山、三条京阪/イタリアン、イノベーティブ

3.93

348

¥20,000~¥29,999

¥8,000~¥9,999

定休日
月曜日、火曜日

夜の点数:4.1

昼の点数:4.0

平安神宮近くの人気のイタリアン。 数ヶ月ぶりに訪問です。最近は昼に訪問してもディナーコースを頂く事が多かったですが、久しぶりにランチコースを頂きました。 以前から地元の方々がランチで訪れている感じですが、ミシュランやAsia’s 50bestなどの発表直後であり、かつ外国人旅行者が増えている事などもあってか、外国人客の利用も以前よりも増えている様です。 今回はランチコースなので、比較的、カジュアルでシンプルな構成。一時期はアジアンなニュアンスが強かった仕立ては京都らしい和のテイストが入ったイタリアンとしてバランスを取っている感じ。 一品目はいつものペルシュウから。 パスタ生地を揚げたものにのせていますが、やはり、ペルシュウをそのまま頂くよりは若干、優しくトロける感じは感じにくいものの、最初から楽しい。 その後もテンポよく前菜が続き、あっという間にメイン、パスタへ。 とは言え量も充分だし満足感は高いが、ゆっくり色々と味わいたいなら昼でもディナーコースを頂くのが良いかもしれない。 またデザートは以前よりも香りが印象的に感じた。シンプルなものだったせいもあるのかもしれないが、レベルが上がっている様に感じられた。 ドリンクは今回もペアリングで。 イタリアの自然派が中心だが、初めて頂くものが多く、勉強にもなる。 タイミングよく予約が取れれば、また定期的に伺いたいと思います。 ペルシュウ 賀茂茄子 胡瓜 帆立ココナッツ ホワイトアスパラ きなこ豚 赤万願寺 リゾット グリーンアスパラ ピスタチオ パクチー 紫蘇 スナップエンドウ トマト 京地鶏 ローリエ 絹かわなす 鱒 バジルリングイネ 上賀茂胡瓜 すじ青のり 雲丹 タリオリーニ パイナップルライム ミント アニス アマゾンカカオ ブラックベリー ラベンダー 年末以来、数ヶ月ぶりの訪問です。 前回はディナーでの利用でしたが、久しぶりにランチでの訪問です。 平日、ランチでの利用でしたが、平日はショートコースの利用が多い様子。更には意外とお一人での利用も多い感じ。 ショートコースとフルコースは周囲を見ていると、流れも中身も大きく異なっており、ほとんど同じ料理はありませんでした。頂いた後の印象も異なると思うので、出来れば両方を一度は経験されることをオススメします。 昨年は海外シェフとのコラボも多く、アジアのニュアンスが強く感じられる雰囲気の料理がコース全体に多かったですが、今回は和の雰囲気とアジアをイタリアンをベースにバランスよく取り入れてきていると感じました。昨年は外苑前のĂn Điさんともコラボをされていましたが、その時に教えてもらった食材なども使われているとの事でした。 ワインは今回もペアリングで。 以前よりも定番のイタリアの自然派ワインが多い様ですが、中には酸化のニュアンスを取り入れたマニアックなものもあり、中々面白い。 また、久しぶり貴重なボー・ペイサージュも頂けました。 また、予約が取れれば、定期的伺いたいと思います。 カリフラワー 蕎麦 鰯 すじ青のり ペルシュウ 海老芋 菜の花 伝助穴子 大根 レモン 蓮根 紅ズワイガニ セロリ タマリンド 百合根 北寄貝 豆乳 香茸 パクチー ほうれん草 菊芋 キヌア 馬告 根セロリ 九条葱 猪 金柑 完熟山椒 シークワーサー キウイ フェンネル キャベツ 牡蠣 アーモンド タリオリーニ そら豆 七谷鴨 胡麻 リゾット アマゾンカカオ 苺 トンカ豆 林檎 シナモン クローブ ちょうど半年ぶりの訪問です。 今回もディナーでの利用ですが、初めてテーブル席へ。 意外と少人数での利用も多い様子。 相変わらずスタッフも多く、新しいスタッフも入っている様に見えます。 ドリンクのオーダーをして、温かいウエルカムハーブティを頂きます。身体が温まる様にカモミール 、ジンジャー、エルダーフラワーが使われており、食前にも最適。 いつもの様にシェフが席まで来てご挨拶して頂き、コースが始まります。 コースは相変わらず、旬の素材を贅沢に使い、それぞれの味わいを上手く活かしている感じ。貴重なペルシュウもしっかりと頂け、コースの流れも大きくは変わりませんが、一皿ごとの満足度は以前よりも上がっている。 というのも、以前は和のニュアンスをバランスよく取り入れたイタリア料理という感じでしたが、最近はインドのお店とのコラボの影響が強く出てきており、スパイスやハーブがふんだんに使われていて、肉料理まではどの皿もアジアのニュアンスが強い印象。それも半年前よりも使われ方が上手くなっています。海外のお客さんが増えている事もあると思いますが、日本人だけで無く、世界的にも評価が上がる様に感じます。 それを支えるペアリングもワインはイタリアのものだけで無く、カリフォルニアなどニューワールドのものも良いものはバランスよく取り入れており、今後も日本ワインをはじめ面白いものは積極的に使っていって欲しい。 イベントなども積極的に行われている為、通常営業の予約は難しくなってきていますが、また定期的に伺いたいと思います。 聖護院蕪 柿 もろこ ペルシュウ 安納芋 グラニースミス 大根 鰆 白味噌 白菜 天然きのこ クエ ハラペーニョ レモングラス 九条葱 海老芋 雲子 クミン 根セロリ 椎茸 豆腐 洋梨 ほうれん草 大豆 蝦夷鹿 ラズベリー パクチー 梨 柿 クローブ 小蕪 桜海老 黄柚子 フェットチーネ ポロ葱 北寄貝 リゾット 栗 黒糖 小豆 アマゾンカカオ みかん シナモン 約半年ぶりの訪問でした。 前回はランチでの訪問でしたが、今回はディナーでの利用です。 早い時間から店内は、テーブル席もカウンターもほぼ満席で賑わっています。18時からの利用がこの日は多かった様です。 連日、予約は埋まっている様で、以前よりもスタッフも増えている様にも感じ、その分、賑やかさも忙しさも増して感じます。 席に着くと、シェフが挨拶に来られます。この辺の対応は相変わらず完璧。 料理は貴重なペルシュウから。 極薄の生ハムの食感は絶品ですが、添えられたヤングコーンも驚いた。旨みや甘みもあり、これがペルシュウの旨みとも良く合いますし、更に髭の部分に酸味が加えられていて、初めてヤングコーンの髭が美味しいと感じられました。こういうセンスは流石だなと思います。 そのあとの料理もアジアンっぽいニュアンスがあったり、季節柄もあると思いますが、適度に酸味が加えられているものが多く、最近のコラボの影響もあるのかなと感じられました。 ドリンクはペアリングをお願いしました。 以前は日本ワインやニューワールドのものなどを含めたペアリングでしたが、今回はほぼヴィナイオータ祭りという感じ。マグナムボトルや見たことのないものも含めて貴重なワインが次々と。 近所にあったら、本当に通い尽くしたいと思えるお店です。 ペルシュウ 茄子 黒米 桜海老 木の芽 胡瓜 長芋 太刀魚 ディル グリーンアスパラ 烏賊 ホワイトアスパラ 胡麻 アーモンド トマト 芽生姜 七谷鴨 パクチー パッションフルーツ 紅芋酢 ヨーグルト ライム 北寄貝 バジル マリーゴールド フェットチーネ 賀茂茄子 雲丹 カルナローリ 酢橘 甘夏 レモン フェンネル アマゾンカカオ 放牧乳 苺 カシス 京都で以前から人気のイタリアン。 平安神宮のすぐ近くで、駅からは遠いものの周辺はツアーの観光客らしい方達が団体で歩いていたりもします。 周辺の他の観光客向けのお店とは異なり、外には目立つ看板もなく、前を通っただけでは何のお店かはわからないかもしれません。 入店すると先ずはハーブティーをウエルカムドリンクとして出して頂きます。京都の冬は寒いので有り難いですね。更にシェフからもご挨拶。 意外と奥は広い店内で、中央は掘り下げたフロアになっており、海外のお店の様な贅沢な造り。ただ全体的にカジュアルさもあるバランスの良さも感じる。 今回はドリンクは料理に合わせてペアリングをお願いしました。ランチのショートコースとはいえ、料理の品数もクオリティも充分、満足度が高い。 ワインも貴重なものも含めて、グラスで提供されており、素晴らしい。ランチだとワインを飲む方は他のお店でも少ない印象だが、こちらはスタッフがセラーにも度々、入られていたので、飲む客も多い様子。 貴重なボーペイサージュを含めて日本ワインも力を入れておられる様ですし、日本では珍しくカリフォルニアのクリーンナチュラルワインもペアリングに入れているのも好感が持てる。 料理はペルシュウをはじめ、貴重な食材を使い、和の要素、雰囲気も取り入れた感じの少しカジュアルなイタリアンという雰囲気。 どの料理も運ばれてきた瞬間から香りがたっており、食べる前から期待が高まる。 ランチでも総じて満足度が高く、次回は是非、夜に伺いたいと思いました。

2024/05訪問

5回

徳ㇵ本也

鞍馬口、今出川/日本料理

3.93

37

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

京都の鞍馬口から少し住宅街に入った上御霊神社と賀茂川の間に位置する日本料理屋さん。 数ヶ月ぶりに訪問です。 和久傳出身という事もあり、オープン当初から京都周辺での認知度は高いですが、この春に早速、ミシュランの星を獲得された事もあって、外国人の訪問も増えて来ている様です。 ただ、他のお店でも感じられる点ですが、英語でのコミュニケーションが完璧に出来るスタッフがいなかったり、外国人客のマナーに関しても客同士の距離が近いので注意は必要かなと感じました。過渡期でもあるので、これからの課題でしょうか。 さて、料理の方は、冬に来た際とはまた雰囲気が異なる旬の素材を活かした内容。 季節先取りでたまたま入った松茸や、鮑などの高級食材も使われていますが、嫌味の無い良いバランス。 日本料理がベースですが、京都らしいというか、大将らしい自由な発想で仕上げられているのも面白い。 季節ごとに拘りの器もガラッと入れ替わり、料理を引き立てている。 お昼と夜では若干、料理内容が異なる様ですが、ランチコースでも十分に満足度は高く、前回よりもお腹はいっぱいに。 最後に目の前でお茶菓子も仕上げられているのは流石。出来立てならではの柔らかさ。 ドリンクはおまかせで日本酒などを頂きました。 お伺いすると前半は日本酒、後半はワインが合うとのことで、その様に合わせて出して頂きました。木山さんほどでは無いにしてもワインも色々と用意はされている様で、本格的な日本料理にクオリティの高いワインをグラスでも色々と合わせて頂けるのは有り難い。 少しずつ予約は取りづらくなって来ており、特に夜は埋まってきているとの事。 予約が取れる内はまたお伺いしたいと思います。 賀茂茄子 渡り蟹 じゅんさい 菖蒲 蓬 うすい豆 伝助穴子 煮えばな 生姜 鰹 フライ 八丁味噌 明石 鯛 烏賊 雲丹 お椀 鳥貝 蓬 蛤 松茸 琵琶湖 稚鮎 炭火焼き 白みる貝 鮑 炭火焼き 牛肉 山椒 桜鱒 土鍋御飯 桜海老 天豆 御飯 草餅 御所の北側、鞍馬口の静かな住宅街に突如現れる、雰囲気の良い料理屋さん。 まだオープンから数ヶ月ですし、場所的にも本来なら難しい場所だと思いますが、平日のお昼でも、カウンター席は満席。大将が和久傳出身という事もあってか、早速、話題になっており、以前からのお客さんを含めて、既に何度も来られている方もいらっしゃる様です。 古い建物をリノベーションされたのかと思いましたが、普通の住宅が並ぶ裏路地に更地の状態から新しく建てたものだそうです。新築でも、ここまで雰囲気の良いお店が出来上がるのは流石、京都といった感じでしょうか。 この日は霙混じりの雨も降る天気で、寒い日でしたが、席につくと、先ずは温かい生姜湯を出して頂き、和三盆の優しい甘さもあり、身体が温まり、ほっこりとします。 料理は旬の素材を中心にしたおまかせコース。 もっと料亭っぽい内容かと思いましたが、日本料理の基本をベースにカウンターならではの見せる、目の前で出来上がったばかりを提供する素晴らしい料理が続きます。畏まり過ぎず、高級食材に偏らない、少し崩した京都らしさも感じられる、こちらでしか頂けないスタイルだと感じました。 炭火で焼いただけのモロコや伊勢海老も焼き加減は抜群で、シンプルに見えて火の入り方や食感を計算されて焼いているし、牛蒡や海老芋などは一度揚げてから焼き上げるなど風味や食感が高まる感じはよく研究されていると感じた。 〆のご飯前に提供された白子のコロッケには自家製のウスターソースをかけて提供されますが、見た目は普通の餡掛けなのですが、味わいはまさに野菜の甘さやスパイスを感じるウスターソースで、驚きました。 その後の麺やデザートも驚きが続き、最後まで楽しめました。 ドリンクは料理に合わせて、おすすめの日本酒などを出して頂きましたが、有名なだけで無く、きちんと辛口過ぎない旨みの強い銘柄を多く用意されているのも好感が持てた。 また、京都で定期的に伺いたいと思えるお店が増えました。 生姜湯 和三盆 恵方巻き 鰻 車海老 カリフラワー すり流し 蟹 鮪 赤身 中トロ 蕪 白甘鯛 白葱 煎り酒 お椀 鱈 真薯 バチコ コゴミ 菜の花 牛蒡 海老芋 本諸子 胡麻和え 芹 椎茸 独活 伊勢海老 人参 行者大蒜 河豚白子 自家製ウスターソース のどぐろ 一夜干し 土鍋ご飯 粕汁 鴨そば 苺 あきひめ あまおう 白茶

2024/05訪問

2回

CHINA TONGUE

丸太町(京都市営)、烏丸御池、二条城前/中華料理

3.09

27

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

京都地下鉄の丸太町駅からも歩いて直ぐの中華料理店。 ランチは人気で混み合っている事も多いですが、同様に現地に近いクオリティの料理を気軽に頂けるのがモーニング営業。 朝7時半から開いており、まさに中国や台湾で頂けるお店の様です。 メニューはお粥や麺などもあり、それなりに価格は高いですが、量も少し多め。一人で頂くよりは二人くらいでシェアして頂くと丁度良い量かもしれません。 麺のスープやお粥の味付けはシンプルで美味しいですが、水餃子は若干、辛めで個人的には合わなかった。 それでも他のメニューも色々とあって、他のものも気になります。 提供スピードは朝の空いている時間で仕込みなどもやりながらの営業という事もあってか、若干遅めなので、あまり時間が無いかたは利用を避けた方が良いかもしれません。 夜は酒場的な営業になりますが、提供しているワインなども朝から提供可能との事。 ただし、朝は支払いは現金のみなので、注意が必要です。 その内、また他のメニューなども頂きに別の時間帯でも伺ってみたい。

2024/05訪問

1回

MOKO

丸太町(京都市営)、烏丸御池、二条城前/フレンチ

3.58

15

¥15,000~¥19,999

¥6,000~¥7,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

昼の点数:3.9

数ヶ月ぶりに訪問です。 前回、訪問時には既にミシュラン掲載がプリアナウンスされていましたが、正式に一つ星獲得が発表されてからは、更に反響が大きい様子。 元々、外国人観光客は早い時間帯か、かなり遅い時間帯の利用を好みますが、この日も最終入店時間に複数組の外国人が入ってきていました。 日本人の利用者も徐々に増えてきている様ですが、一般の方はよほど有名かリーズナブルなお店じゃないと難しいのかもしれませんね。 東京などの遠方から訪れる方も増えると面白いかなと思いますが、先日、こちらのお店が虎ノ門のアンダーズのダイニングでポップアップを5日間行い、反響も良かった様で多少は認知も上がった様です。 この日はディナーでの利用でしたが、メニュー構成や料理のクオリティも以前よりも良い方に向かっている。焼き物全般を任せられるスタッフが加わった事もあると思いますし、より積極的に国内の旬の素材を使っていることもありそう。 熟成庫には鴨が何羽も入っている。 遠目に見るとまるでローストしている様な色合いだけれど、実際には低温でドライエージングしており、生ハムなどに近い状態なのかもしれない。 この日はメインで数週間熟成したものを頂きましたが、レアに仕上げられた肉は食感も味わいも面白い。 他の前菜などの料理も以前より手間が掛かっているし、以前は奥のキッチンテーブルで仕上げていた料理もカウンター目の前で仕上げていて、より臨場感も増している。 まだまだ今後も進化する可能性を感じられ、今後も定期的に伺っていきたいと思います。 石川 桜鱒、大原の山菜 Ishikawa Cherry Trout, Ohara Mountain Vegetables ホワイトアスパラガス、甘海老 White Asparagus, Sweet Shrimp 北海道産帆立貝、ほうれん草 Hokkaido Scallop, Spinach 大分産子羊肉、茄子 Oita Lamb, Aubergine 茨城産鴨肉、スイートコーン Ibaraki Duck, Sweet Corn 'Mythese'チーズセレクション(別途料金¥1,500) 'Mythese' Cheese Selection (Supp. ¥1,500) パイナップル、マンゴーソルベ Pineapple, Mango Sorbett 多良間島産黒糖タルト、ジンジャーアイスクリーム Tarama Island Brown Sugar Tart, Ginger Ice Cream コーヒーもしくはティー Coffee or Tea レモン メレンゲ フィナンシェ 地下鉄丸太町駅からも歩いてすぐの古い町家を改築されて昨年オープンされたMOKOさん。 オープンから間もない昨年の夏前にランチで伺っていましたが、久しぶりに今回はディナーで訪問です。 年末にお店の前を通ったところ、以前にジャンジョルジュに居られたソムリエの方が気づいて、前まで出て来られて、少し立ち話をしていた事もあり、その後の変化や進化が気になっていました。 こちらのお店自体、間もなくオープンから一年を迎えますが、少しずつ認知度も上がってきていて、更に4月に出版されるミシュランガイドの先行発表で、掲載される予定である事が既にアナウンス。 まだ星の数などは判りませんが今後が楽しみ。 また、早速、目ざとい外国人の予約が増えてきているとの事で、ミシュランの正式発表後は予約も取りづらくなるかもしれません。 今回のディナーはランチに比べても品数は多いですが、以前からの進化も充分に感じられる内容。一週間ほど自前で熟成させた魚を使った料理も旨みが増していて素晴らしいですが、合わせる素材の組み合わせなども流石のセンスを感じさせる。 更にソムリエが加わった事で、以前よりもナチュラルワイン主体のペアリングとなり、料理の味わいを引き立てている。基本、クラシックなクリーンナチュラル系なので、自然派のクセが苦手な方でも充分に楽しめるセレクションだと思う。 夜遅くまで色々と話も伺えて、今後の進化も楽しみだし、また別の季節に伺いたい。 アミューズ ブリオッシュ、烏賊 Amuse 大分産天然鰤、人参 Oita Wild Amberjack, Carrot 北海道産帆立、カリフラワー Hokkaido Scallop, Cauliflower 三重産平目、ロマネスコ Mie Flounder, Romanesco 京都大原産鹿肉、キャベツ Kyoto Ohara Deer, Cabbage 熊本産黒毛和牛、菊芋 Kumamoto Black Wagyu, Jerusalem Artichoke "Mythese"チーズセレクション 'Mythese' Cheese Selection 林檎、ヴァニラアイスクリーム Apple, Vanilla Ice Cream ヴァローナグアナラチョコレート、オレンジ Valrhona Guanaja Chocolate, Orange コーヒーもしくはティー Coffee or Tea 京都地下鉄の丸太町駅からも程近い路地裏にオープンされたばかりのお店。 古い町家を改装されて、かなり贅沢でモダンなスペースを造り上げておられます。 店内に一歩入ると、意外と広いスペースと多くの席があるのに驚きます。 まだ認知が低いこともあり、予約はまだ落ち着いており、カウンターメインの営業の様ですが、将来的には逆に敢えて、カウンターは使わずに、テーブル席中心でのサービスにするのも、意外と雰囲気は良い気がする。 ただカウンター席に座って驚くのは、大きな一枚板を使われていること。かなり長い板なので、継ぎ目を探してみてが見つからない。どうやら元は8メートルもあるチェリーの板で、逆にこれを削ったり、端は棚など別の用途にも使われている様。 またキッチン脇にはドライエイジング専用の冷蔵庫が置かれている。熟成肉専門店ならわかるが、こういうレストランで見かけたのは初めて。上には肉、下には魚が綺麗に吊るされている。今後、ジビエなども提供したいとの事で、その季節が楽しみです。 全体的にすごくお金が使われていることが判るが、どうやらシェフの奥様の実家の会社がバックアップされている様。 シェフは元々、ロンドンなどでジャンジョルジュ系列のお店での経験が長い様子。この春に京都にジャンジョルジュの国内二店舗目が営業を開始しているが、そちらの準備などにも関わって居られた様子。そちらのオープンが遅れている間に独立し、こちらのオープン準備を進めていた様。サービス担当の女性も最近まで、ジャンジョルジュの開店に携わっていた様です。 この女性も海外が長いのか、シェフもそうですが、お二人とも綺麗な英語を話されていて、外国人客が多い京都ではかなりの強みになるだろう。 料理はランチコースだと、かなり皿数も限定されていますが、それでも海外出身シェフならではの料理を堪能できます。最近は海外のモダンな有名店で修行した日本人シェフも多いですが、酸味やハーブの使い方は外国人シェフの方が抜群に上手く、センスを感じることが多いです。 全体的に熟成もかけながら、うまく素材を活かした料理になっていると思います。予約が安定してくると更に進化が期待出来そうです。 最初に出されるパンは香りが良く、驚いたが、二階にベーカリースペースがあり、天然酵母を使った自家製との事。長時間発酵をされているので、サワードウに近い優しい酸味も感じられ、食事にもよく合う感じ。バターもフワッとしたホイップバターっぽい。 ドリンクは厳密にペアリングコースを提供されていないが、グラスでも色々と提供されており、泡、白、赤を料理に合わせて出して頂いた。現状、フランスのクラシック寄りのものが多い感じだし、ちゃんとしたソムリエが居られれないので、今後の課題だろう。 近くのKOKEさんとも仲良くされている様だし、モダンな料理にも合う、自然派ワインもうまく取り入れていくと面白いお店になりそうだと感じた。 蔵の中や個室なども食後に見させて頂いたが、かなりの拘りを感じられ、今後の展開も色々考えている様で、更なる進化が楽しみです。 また別の季節に訪れてみたいと思います。 明石産鯵のグリル、きゅうりの焦がしヴィネグレットと昆布オイル マリネした大原産トマト、トマトウォーターゼリー、湯葉、カモミールとレモンのオイル 和歌山産鰹、ズッキーニ、ソースヴィエルジュ オーストラリア産ラムロインと肉の白味噌煮込み、賀茂茄子、黒ニンニクと黒オリーブペースト “Miythese”チーズセレクション グアナラチョコレートのガナッシュ、ヘーゼルナッツとチョコレートのアイスクリーム コーヒーもしくはティー

2024/05訪問

4回

十五

そば WEST 百名店 2024 選出店

食べログ そば WEST 百名店 2024 選出店

十五

元田中、茶山・京都芸術大学/そば、麺類

3.72

46

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

銀閣寺そばの哲学の道沿いにある蕎麦専門店。 ミシュランガイドでビブグルマン、グリーンスターを獲っており、以前から人気のお店。海外のグルメ番組の配信などでも紹介され、更に話題になっている様で、訪れる海外の方たちもこれらから情報を得ている様。実際に訪れている客も9割以上が外国人旅行者の様。その為、新しい文化に触れたいという点では素晴らしいと思うのだが、それ程、食に興味が無かったり、蕎麦自体も海外で色や食感も微妙なものしか食べた事無かったり、マナーも出来ていない方も多い感じなのは、勿体ないし、残念。 これまでも何度か訪れたかったのですが、蕎麦畑の作業などの為に休業期間が長かったり、タイミングが合わず、なかなか伺えませんでした。 現在はネットでの事前予約が必要で、頼む食事やドリンクなども入力が必要です。ただし、当日の支払いは現金のみなので、注意が必要です。 また、当日、席は多少空いている回もある様ですが、タイミングが合わないと対応も出来ないので、基本的には完全予約制。少し遅れるとキャンセル扱いになるのも注意です。 入口は時間丁度くらいに開いて、店主さんが出迎えます。それまでは皆さん、扉が開くのを外で待つ感じ。次の回の方達もほぼ全員外国人でした。 お店は店主さん一人で営業されており、流暢では無いものの英語で外国人達とコミュニケーションを取りながら、これまた、若干不器用な感じでサービスも熟す。一通り、注文の確認が済むと奥の厨房にこもって、蕎麦がき、蕎麦の順で作って提供されます。 蕎麦を打つ様子はカウンターからも見えますが、外国人達は最初は興味深い様ですが、直ぐに飽きてしまっている感じ。 提供までに2、30分かかっていたので、尚更かもしれません。 蕎麦は殻の黒い粒が見えるかなり太めに切られた田舎蕎麦。 日本人でもこの感じの蕎麦は食べたことない人が多いと思うので、外国人には更に新鮮な驚きを与えるだろう。 食べ方は三種類案内されるが、蕎麦つゆも薄口醤油も味が濃いので、個人的には塩が欲しく、全てそれだけで頂きたいと思った。 蕎麦がきも土鍋を火で炙って練られたもの。 熱々で表面も煎餅の様になってくるので、なかなか面白い。 蕎麦の実や大根おろしを付けて食べる様に言われるが、これはどちらも適度に塩味が加わってなかなか美味しい。 また機会があれば、彼の蕎麦を頂いてみたいし、自分でも彼の蕎麦を真似て作ってみたい。

2024/05訪問

1回

SCHOOL BUS COFFEE BAKERS

丸太町(京都市営)、烏丸御池、二条城前/パン、カフェ、サンドイッチ

3.49

111

-

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:3.7

久しぶりに朝食で利用。 最近は京都の観光地や繁華街以外でも外国人が歩く姿が多く、昼間でも日本人をほぼ見かけない事も。 こちらでも利用者のほぼ全員が外国人で混雑していて驚いた。 以前は学生などの日本人も見かけたのだけれど、たまたまだろうか? 朝食のセットを頂いたが、しっかりと英語のメニューも用意されていた。 フラットホワイトはなぜか豆の種類を聞かれなかったが、これもたまたま? 丸太町駅やホテルのロビーからも直結で雨の日でも利用しやすいのは嬉しい。 久しぶりの利用です。 ランチ前にちょっとだけ時間調整です。 頂いたのはフラットホワイト。 エスプレッソ向けの豆は2種類用意されており、浅煎りの方もミルクとは合うとの事で、そちらをチョイス。特別な豆の様で、価格は100円プラス。 なかなか面白い味わいですが、好きな雰囲気でした。 丸太町駅の出口からすぐの人気のカフェ。 朝早くから訪れるお客さんも多いし、写真を撮って楽しんでいる方も多い。 朝食のセットは3種類だけれど、軽く済ませるならベーカリーのパンとコーヒーという組み合わせもあり。 常連さんは比較的、軽く済ませている方が多そう。 この日はベーグルのセットを頂きました。 色々挟んで、髪に包んで食べるのをオススメされますが、食べづらさはあるので、普通にナイフでカットして頂く方が良いかもしれません。 地下鉄丸太町駅目の前の人気のカフェ。 駅出口直結のホテル Hyatt Placeとも通りに出ずに中で直結しており、ホテル宿泊者にも利便性が高い。 月曜以外は朝から焼き立てのパンも提供されていて、そちらも人気の様子。 関西には数店舗あり、元々、認知度も高いと思いますが、朝から夜まで、多くの方が店内利用されているのを見かけます。 店名や、お店の雰囲気、黄色いスクールバスの商品待ちの引き換えのタグも含めて、アメリカらしい感じですが、コーヒーのメニューを見るとフラットホワイトがイチオシの中心メニューになっていて、オーストラリアやニュージーランドのお店?と不思議な感じ。 なんとなく、色々とコンセプトがミックスされた感じですが、以外と特に気にする方いない様子。 コーヒー豆は二種類から選べますが、スタッフの方と話すと酸味も強いインドネシアの浅煎りの豆も意外とミルクとの相性もよくオススメとの事。カフェラテとかでは深煎りの方がミルクとの相性はいい気もしますが、フレッシュな酸味もなかなかのもの。 柔らかくクリーミーなスチームミルクも美味しく頂きました。 結構、店内や料理の写真を撮っているお客さんもいて、SNS映えを求めて訪れる方も多い様ですが、意外とコーヒーも美味しく、居心地も良いカフェでした。 また京都に訪れた際には伺いたいと思います。

2024/05訪問

5回

あなご厨房 日本橋玉い 新横浜駅店

新横浜/あなご、弁当、天ぷら

3.06

17

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:3.6

長い間、工事をしていてずっと閉まっていた新横浜駅の三階がリニューアル。12/7から一斉にオープンしており、お弁当屋さんもいくつか入っており、早速、賑わっています。 こちらは日本橋の玉ゐさんが出店。 天丼とあなご飯が売りの様で、それぞれ色々とバリエーションがあり、中身や値段で選べます。 今回は天ぷらと穴子の両方がリーズナブルに楽しめるものを選択。 お店は売り場のカウンターのみで座って食すことは出来ませんが、カウンター奥に厨房があり、オーダーが入ってから仕上げている様で、5分ほどで受け渡し。 現在はオープン記念という事でペットボトルのお茶を一本サービスされています。 そのまま直ぐに新幹線に飛び乗って車内で頂くのも良いですね。 老舗だけあって、サービスも流石ですが、味付けも申し分無く、美味しく頂きました。 今回は比較的シンプルな内容のものでしたが、もっと色々と天ぷらが入った豪華なものを次回は試してみたいと思います。

2024/05訪問

3回

Orby Restaurant

神谷町、六本木一丁目、麻布十番/フレンチ、イノベーティブ

3.30

33

¥15,000~¥19,999

¥5,000~¥5,999

定休日
火曜日

昼の点数:3.0

麻布台ヒルズ、タワープラザ3階にオープンされたお店。 麻布台ヒルズはオープンから数ヶ月経つが、春休みに入ったせいか学生や観光客が平日でも以前よりも目立ち、更にはツアーバスで訪れる外国人客を含めて、外国人も増えている様に感じる。 その分、周りを見ないで通路を歩いていたり、走り抜ける様に急ぐ人も見られ、よく大きな事故が起きないなと不安にも感じる。 こちらのお店が入る3階は特に他にも飲食店が多く入っており、人気店のプロデュースするお店も多く、ランチの時間帯はほとんどのお店の前に長い行列が出来る。 こちらは予約オンリーなのかと思っていたが、そうでは無いらしく、開店前から予約の客とそうでない客が入り混じって店の前に集まっていて、オープン時間を過ぎても、かなり経たないと入店できず、入店前からオペレーションの悪さに不安を覚える。 入店すると意外と席数は多く、キッチンもサービスもスタッフがかなり多い。若い人材が多く、バイトも多そう。既にオープンから数ヶ月経つのに不安を感じさせる点があまりにも多すぎる。 メニューはどうやらプリフィックスで前菜、メイン、デザートを三品ずつから、それぞれ選ぶ感じ。 ヴィーガンのメニューも含まれるが、どう選んでも、素材が被る感じで、メニュー構成自体にかなり疑問を感じた。 コースの値段と内容が合っていない様にも感じ、プリフィックスでは無く、ヴィーガンとノンヴィーガンで分けて、少量ずつでも、ちゃんとしたコースの構成に出来ないのだろうか。 お店には紺野さんも立たれていたので、メニュー作りには携わっていると思うが疑問に思わないのだろうか。特に調理には関わらず、常連客と話す事が仕事の様であったが。 また出てきた料理もお粗末な感じで残念だった。若いスタッフが作っているせいか、味付けやソースもワインに合わせるにしてもかなり濃い。付け合わせのパスタも茹で過ぎというか、予め茹でて置いてあったものを温め直して使っている様な柔らかさと食感。前菜にもメインにも芽キャベツなど同じ素材が使われていて、不思議に感じられる。盛り付けも雑な部分が多い。 更にこれだけメニューの数が絞られ、キッチンには何人も人がいるのに提供時間が異常に掛かっている。同じテーブルで別々の料理を頼む際にもかなり時間差がある様なので注意が必要です。 デザートのクレープも焼きたてでは無く、予め焼いておいたものを使っていたのも残念に感じられた。 また、パンは安易にパーラー江古田のものを使っている様。よく自然派ワインのイベントなどでも出店されているお店だが、酸味や旨みは乏しく、あまりワインや食事には合わないので、根本的なセンスを疑ってしまう。 更にこちらの出店はコンランショップとのコラボだが、その為、使っている食器などは全てそちらのものの様だが、あまり元々のorganやこちらで提供している料理や盛り付けとはセンスや品格が合っていないと思う。コラボ自体が失敗では無いかと感じてしまう。 また食器を売りにするお店のはずなのに、席に置かれたカトラリーに気になる点があり、飲食店としてもう少し管理をしっかりとして欲しいと感じた。 そんな店でも、食事を終えて外に出ると更に待っている人は増えていて、場所的には観光客がいる間はどんな営業をしていても、客は入るのだろうなと感じた。

2024/02訪問

1回

enso

鎌倉/フレンチ、創作料理、イノベーティブ

3.27

44

¥6,000~¥7,999

¥6,000~¥7,999

定休日
水曜日

昼の点数:4.0

この4月にオープンから二周年を迎えて、鎌倉の裏通りの古民家を活用した料理屋さんとしても認知度は上がってきている様です。 鎌倉自体も外国人観光客や修学旅行生が異常に増えていて、小町通り周辺ではトラブルがいつ起きてもおかしくない状況。駅や電車も異常な混雑なので、そろそろ修学旅行で鎌倉に来ると言うのはデメリットしか無いのではと思ってしまいます。 そんな喧騒から離れた裏通りという事もあって、店内は静かで大人の雰囲気。席も以前より埋まっていることが増えている様です。 今回は久しぶりの窓側の席で明るい雰囲気。夏場は以前はクーラーの効きが悪くて大変でしたが、増強されているせいか、この日は客席側のクーラーはオフのままでも特に問題はありませんでした。 料理は相変わらず自家製の発酵食材を多く使った唯一無二の料理ばかり。全ての皿で発酵食材を使っており、料理と一緒に小瓶に入ったものを見せて頂きました。 特に野菜中心の皿はクオリティが高く、味わいのバランスも風味も良い。この感じなら、全てビーガンの構成のコースをされても面白そうと感じます。 更に発酵ノンアルコールドリンクも以前よりも充実。ノンアルコールドリンクのペアリングも始められ、リーズナブルに楽しめる様になった様です。 以前は同じ素材を使ったドリンクを同調的に合わせてオススメされる事もありましたが、今回のペアリングは以前からあるものもありますが、料理とは異なる素材を使っていてもお互いの風味が引き立つ様なペアリングで、以前よりもレベルが上がった感じ。 一部の料理は若干、単体では味わいが強すぎるかなと感じるものもあったので、ドリンクがあってこそ、味わいが完成されると感じた。なので、こちらではペアリングを選ばないのは損しているとも思えるほど。 定期的にコースの内容は変わるので、一期一会的な感もありますが、混雑する時季を外して、また伺いたいと思います。 柚花 フルーツトマト 鎌倉産切り干しビーツ 一年発酵湘南ゴールド 新玉葱 発酵グリーンピース 初鰹 enso産発酵塩柚子 鯖 発酵じゃがいも 発酵空豆肉味噌 発酵軍鶏 発酵唐辛子 白胡麻 マンゴー パイナップル バジル なかなかタイミングが合わず、思いがけず、数ヶ月ぶりの訪問になったensoさん。 鎌倉の街を歩く事自体もかなり久しぶりですが、以前にも増して駅周辺は修学旅行っぽい中学生が非常に多くて驚いた。中学生もそんなに暇な時期では無いと思うが。 鎌倉の街自体も建て直しや新店舗の出店が目立ち、少し歩くだけでも新鮮に感じる。観光地なので、本格的な良いお店が増えることは期待していないが。 そんな路地を通り過ぎて、いつものコースでensoさんへ。 こちらもオープン当初から比べると認知も上がっていますが、平日はやはり波はある様子。どこに聞いても年明けからは比較的落ち着いていると聞きますが、こちらも同様で年末に比べると直前でも予約は取りやすい様子。 ただコース内容は頻繁に変わり、クオリティも上がっているし、ほぼ全ての料理に何らかの発酵素材が使われているし、シェフの個性もより出ている様に感じる。 映えを意識した見た目だけの料理とは異なり、比較的、落ち着いた地味な色合いの料理が続くが、どれも香り高いのは変わらず、更に風味や旨みもしっかりだし、以前よりも食感や味わい、食材の組み合わせなども含めてバランスが良くなっている様に感じる。 発酵食材も一年前に仕込んだ大根おろしや、自前で熟成させた魚など、明らかに変態と言っていい領域。普通なら熟成専用の高価な冷蔵庫を購入するのでしょうが、そういう機材を使わず発酵の力を使って魚も熟成させてしまうのは流石。 以前は玄関に発酵用のガラス瓶が並んでいましたが、手狭になったのか他にもスペースを作られている。今後も面白い発酵食材を使った料理が色々提供されるだろうし、楽しみです。 ドリンクも自然派ワインに加えて、自家製の発酵ノンアルコールドリンクも新しいものが加わっていて、通常のペアリングの合間にそれらを頂きましたが、普通にミックスペアリングとして提供されても面白いのではと感じました。 また、タイミングを見ながらゆっくり訪れたいと思います。 根喰 ずわい蟹 鎌倉産カリフラワー 自家製唐墨 鎌倉産菊芋 発酵金時人参 燻製里芋 鎌倉産大根 焼きネギ 発酵鰤と発酵大根おろし 活け〆熟成魚 冬瓜 乳酸発酵鎌倉産ラディッシュ 自家製鮭フレーク 発酵トマト梅酢 ロースト苺 発酵ピスタチオ餡子 蜂蜜マスカルポーネ 鎌倉は夏休みシーズンを終えて、以前よりも若干、人通りは落ち着いていて、若者や外国人がお店の前で並ぶ様子は減っている様。それでも週末は混む事が多い様ですが。 定期的に伺っているこちらのお店。今回は前回から約二ヶ月を空けての訪問です。 客が増えている事もあるのか、最近はオープン当初よりもメニューが変わる頻度は増えており、短期間で新しい料理がメニューに入ってくる感じです。 その為、今回のメニューも全て新しいものです。 どの皿も香りがたっており、運ばれてきた際に食べる前から期待が高まる。 季節は本来、もう秋ですが、若干、まだ夏らしい素材も使われています。まあ、今年の残暑を表現する上でもありなのかも。 発酵のニュアンスを上手く使っているのは相変わらず。 玄関前の棚のガラス瓶は減らされていましたが、別の場所で発酵は色々とされている様です。 今回も自家製のキノコ醤油を味見させて頂きましたが、なかなか面白く仕上がっており、醤油というよりも魚醤の様で、興味深い。 今回、ドリンクはノンアルコールを中心にあまりペアリングについて深く考えずに一皿ごとに一杯ずつ頂きましたが、南瓜を使ったドリンク以外は比較的、万能でどの皿にも合わせやすいと思いました。 ノンアルコールを頼む方は最初から最後まで一杯で通す方も多いと思いますが、ノンアルコールでもペアリングの様に試してみて欲しいと思います。 また、涼しくなった頃にでも伺いたいと思います。 Seasonal course 残夏 発酵栗 青森カシス カカオ 金糸瓜 発酵海老醬 パクチー ライム ナス科のお野菜 発酵唐辛子 炭火焼きアボカド 旬魚 発酵青紫蘇 青柚子 コシヒカリ 戻り鰹藁焼き 梅干し 新生姜 無花果 赤葡萄 フィグリーフ 今回、3か月以上を空けての訪問でした。 メニューは全て一新されて完全に夏のメニューに。 一品ずつ徐々に入れ替わっていく形式ですが、以前よりもメニューの更新が早くなっており、シェフによると春からだと2周していますとのこと。 初夏のメニューを食べ損ねたことになりますが、SNSなどにも上げているかたは少ない様です。 既に秋以降のメニューも試作や準備に入っている様で、発酵素材の増加もあり、今後も楽しみです。 今回のメニューもフレーバーや香りに驚かされる料理が多かったですし、以前よりもワインにも合わせやすい感じになっていると思います。 とはいえ、今回はノンアルコール中心に頂いてみました。以前からある定番のものが多いですが、トマトのクラフトコーラはかなり万能の様に感じます。 ワインも三杯のペアリングセットが出来たり、醍醐のしずくなどの日本酒もメニューに載ってきており、以前よりも楽しむ幅が拡がっていると思います。 また昨年は古い造りで真夏は暑さを感じる店内でしたが、今年はエアコンも増設して気にならない程度に過ごしやすくなっていると思います。 次はもう少し早いタイミングで伺いたいと思います。 Seasonal course 楽夏 神奈川産発酵とうもろこし バスク唐辛子 ライム ゴールデンビーツ 発酵湘南ゴールド パッションフルーツ 鎌倉産じゃがいも インゲン 神奈川産ズッキーニのジェノベーゼ 旬魚 鎌倉産発酵トマト 一年熟成鰯魚醤 ルッコラ コシヒカリ 小柴穴子 焼き茄子 乳酸発酵胡瓜 山椒 西瓜 発酵牛乳 フルーツトマト 胡瓜 青柚子 4/1に昨年のオープンから一周年を迎えられたensoさん。 一周年を迎えるにあたって、色々な変化や進化を遂げられています。 まずは予約時間が三部制となり早い時間帯もよりフレキシブルになった感じ。それでもほぼ満席で、外には目立つ看板も無いにも関わらず、認知度も人気も上がってきている様子。 4月からはコース内容がより充実。以前より品数が増えて全6品に。最初はスープから始まる様になりました。 陶芸家の方にお願いしてensoの為だけに作られたものを使う事で器が一新されました。 自然の風合いも活かされており、器自体も以前よりしっかりとしたものばかりで目を惹きますが、その分、料理も映える様になっていると思います。 ドリンクメニューも充実で、デフォルトでペアリングの選択肢が。ただ、スープとデザートを除いても4品のところに3杯のペアリングなので、若干、説明不足や準備不足も感じられる。ロゼワインもメニューには加わっているので、一皿ごとにしっかりと合わせて4杯の構成にするか、泡、白、ロゼ、赤を効果的に出してほしい。また、以前よりも自然派志向が無くなっているので、もっとナチュラルワインらしいクオリティも高いものを若干値段が高くなっても入れていった方が料理にも合うと思われる。ペアリングの場合は量も調整しても良いかもしれない。 シェフ自身が全く飲めない事もあり、自家製のノンアルコールドリンクも充実しているのでノンアルコールだけのペアリングやワインも合わせてミックスペアリングもあると全体的に幅が拡がる様にも思う。シェフの負担は上がると思われるが。 トータルとして、品数が増えた事よりも、料理のレベルが一段階上がって、手間もかかっているなと感じられる点が強い。どの皿も香り豊かな感じはそのままに、素材を増やしながらも、活かしている感じ。発酵させた素材もより贅沢に使っており、風味も豊か。 その分、味わいが強すぎると感じる場合もあるので、よりワインとのペアリングが重要になってくると感じられる。 この一年、ほぼ2か月毎に訪れたが、シェフの師でもあるレフェルヴェソンスの生江さんのスペシャリテでもある蕪を使った皿も色々なバリエーションで提供されており変化を感じられた。 原点に返りつつも新しいものを取り入れ続けており、今後の進化も楽しみです。 Seasonal course 陽春 アスパラガス トマト 発酵湘南ゴールド 鎌倉蕪 発酵しらす サヤエンドウ マスカルポーネ ミント 台湾胡椒 旬魚 自家製塩麹 鎌倉発酵白菜 enso産柚子 ササニシキ 桜海老 空豆 発酵海老トムヤムクン 苺 神奈川産関山桜とルバーブ 発酵カカオ After drink 足柄茶 箱根山麓紅茶 和ハーブティー 昨年末から2ヶ月弱を空けての訪問でした。 一部のメニューは被りますが仕立てやオーダーも変わっており、全て新鮮な感じで頂きました。 時季的なものもありますが、以前より全体的に香りが立ちにくい感じはありますが、どの料理も素材の美味しさを引き出していますし、組み合わせが他のお店では見られない面白さを感じます。 また発酵がさりげなく使われており、これが更に旨みや酸味など良いアクセントになっています。 ドリンクも今回は自家製の発酵ノンアルコールドリンクを中心に頂きました。特に面白いと思ったのが、発酵トマトコーラ。トマトと麹を発酵させてシロップに仕上げている様です。トマトが苦手でもトマトのフレッシュな出汁の感じが効いていて、これがスパイスやハーブの雰囲気ともよく合って美味しいと感じました。もうこれだけ売っても商売になりそうな出来だと思いました。 春らしい暖かな陽気の日には平日でも結構、席は埋まっており、シェフもスタッフも忙しそう。最近は業界でも話題になっているのか、飲食店関係者が勉強に訪れている事も多い様です。次々と面白い皿を生み出しているシェフにも脱帽です。また春には新しい試みも考えている様で今から楽しみです。 Seasonal Course 蕪 自家製唐墨 塩蔵赤紫蘇 カリフラワー 蟹 発酵カシス 笠子 鎌倉栞と酒粕 ササニシキ ちりめん山椒 発酵大根おろし 柑橘 発酵人参 コリアンダー 今回も約2ヶ月ぶりの訪問。 鎌倉は人出も戻ってきていますが、少し前よりも落ち着いている感じ。 ただ、こちらのお店は比較的、認知も上がってきている様に感じました。 メニューは相変わらず発酵を取り入れた感じで、和の要素も強くなってきていますが、ensoスタイルと言って良いくらい、独自の感じでフレンチなどの要素ともバランスを取っている感じ。 クラシックな昭和時代以前から変わってない和食が日本では多い中で、新しい形の和食として進化している途中なのかもしれません。 かなり平日でも人出が戻ってきている鎌倉。 電車や駅周辺も外国人観光客が目立つようになってきている様です。 小町通りはなぜか日本人ばかりですが。。 通りの喧騒を抜けて、裏通りのこちらへ約2か月ぶりに。 表には目立つ看板は無いので、やはり未だに多くの人は気になりながらも通り過ぎていきます。認知度は上がって来ているものの隠れ家で、平日はかなり落ち着いて食事が出来ます。 メニューはオープンの春以来、完全に全て入れ替わっており、秋らしい料理となっています。 スタイル的に発酵をより取り入れた感じで、以前よりも和の要素が強くなり、鎌倉らしい野菜や魚介を中心とした内容になっています。 運ばれてきた瞬間から、どの料理も見た目以上に香りが立っており、温度感や香りを引き立たせる感じは相変わらず流石という感じ。 風味や味わいも発酵由来だけでなく、調理方法でも工夫が見られ、特に金目鯛の感じは熟成させながらも、レア気味に仕上げ、旨みは今まで食べた金目鯛の中でも非常に強く仕上げられている。 最初のスープもうまく甘みと苦味を活かしているし、焼きおにぎりもサーモンにじわじわと食べながら火が入って半生の状態になる感じも計算されていそう。 11月には冬メニューに変わる様なので、また年内にでも新しいメニューを頂きに伺いたい。 Seasonal Course 発酵鎌倉南瓜 エスプレッソ カカオ 横浜生椎茸 発酵キノコ 銀杏 かぼす 金目鯛 発酵海老 ササニシキ 信州サーモン 自家製いくら シャインマスカット 発酵牛乳 アロエ 青柚子 少し久しぶりの訪問。 前回は梅雨に入った頃、今回は晩夏。 鎌倉の街自体は夏休み中という事もあり、普段よりも高校生や大学生くらいの若い人が駅構内から異常に多い。子供連れ客も多い印象です。 その分、ガイドブックに紹介される有名店やリーズナブルなお店に客が集まる様で、普段は空いているお店も行列が出来ていたり、横浜同様に本来の質とは異なる形で人が集まる状態はいつも不思議に感じます。 そういう風景を横目に見ながら、裏道を入り、こちらのお店へ。 ランチのコースは予約のみですが、最近はこういう街の状態もあり、大人な客層は夏休み中は鎌倉を避けている様で、8月は比較的、のんびりで予約は入れやすい様です。 前回、訪れた際とメニュー上は変わらない料理もありますが、実際に料理が運ばれてくると驚かされます。 冷たい料理も温かい料理も香りがすごく上がってきて、料理を頂く前から気分が上がります。同じメニューでも素材の組み合わせや調理法のブラッシュアップも見られて、明らかに香りだけでなく、風味や味わいも強くなっていたり、食感なども意識されているのがよくわかります。 化粧品ブランドが運営されている事もありますが、この方向性はシェフの感性や技術もうまく表現されているのだと思います。 入り口付近には発酵された食材の瓶が並べられていて、実験的なものも含めて、なかなか面白い。プロの方や発酵に興味ある方はかなり興味深く見られる様で、帰り際にシェフに色々と質問される方も多い様です。 この話を聴くことを目的に伺うのも面白いかもしれません。 定期的に自家製の発酵ドリンクも変わりますし、秋以降のメニューもそろそろ始まりそうだし、また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 古民家なので、冷房が効きにくいとの事でしたが、日差しが強く35℃を超える日だと難しいかもしれませんが、既に日差しは秋っぽさもあり、気温が30℃くらいだと屋内は廊下や玄関先でも涼しく感じました。 約2ヶ月ぶりに久しぶりに伺いました。 梅雨入りして曇や雨の日が続きますが、鎌倉は紫陽花の季節が訪れて、表通りはかなり人が多くなってきた印象です。 こちらは駅から近いのに静かな裏通りで、目立つ看板も出ていないので、落ち着いて食事が出来る穴場です。ただ、認知度は上がっているので、予約で満席になっている日も増えている様です。 週末は時間をずらして遅めのランチや平日のカフェタイムの利用も出来ますが、Webから予約をして伺いましょう。 メニューは、コースの内容がほぼ入れ替わっており夏らしい料理や素材になってきています。 前回訪問時からの変化でまず気づくのが、どの皿も以前よりも香りや風味が立っており、運ばれてきた瞬間から素材や出汁の香りが感じられ、シェフも意識して料理を作り上げているのが感じられます。それぞれの素材も提供時の温度まで気遣っているのがよくわかります。前回の料理も素材の使い方などにセンスを感じましたが、少し以前とはスタイルの異なる料理もありますが、コンセプトがしっかりとした方向性に好感を覚えます。 自然派ワインをグラスで提供されていますが、泡、白、赤と順番に飲むことでペアリングの様にも。どのくらい意識して選ばれているかは判りませんが、意外と良いペアリングとなりました。 自家製の発酵ドリンクも入れ替わってきているので、次回こそ、色々飲んでみたい。こちらも複数、選択肢があるのでノンアルコールのペアリングも出来そうです。 また、サービスの方も安定感が増しており、危うさは殆ど感じず、色々とお話も伺え、楽しい時間を過ごせました。 しばらくは鎌倉は混雑する時季が続きますが、また定期的に伺いたいと思います。 鎌倉小町通りの一本裏、表には明確な看板も出ておらず、立派な門構えの古民家で、高級料亭とも思える外観のお店。 今月頭にオープンされたばかりの化粧品などをプロデュースするOSAJIが運営するレストラン。オープン前にたまたま知って Instagramで暫くチェックしていましたが、コンセプトも面白そうなので、早速、伺ってみました。 ランチとティータイムのみの営業だし、まだまだオープン直後という事もあり、認知度も低く、小町通りの喧騒を離れてゆっくりとした贅沢な時間を過ごせます。 門を潜る前から駅の直ぐ近くの割に、その雰囲気の良さは、流石、鎌倉だなあと思える環境の良さを感じます。 入り口の脇にはエッセンシャルオイルの調香を体験できるスペースが併設されており、そちらの体験も面白そう。 入店時の消毒用のアルコールも柑橘の香りがして、期待を高めます。 古民家らしい造りの廊下を奥まで進むと、光の入り方も素敵な感じのダイニング。 元々は古い置屋だったものを近年は住宅として使われていたそうです。古い建物ですが、丁寧に使われて保全されている雰囲気です。 こちらの料理ですが、L’Effervescence系列のbricolage出身のシェフが作るモダンフレンチをベースにした素材を大切にした料理という感じ。シェフによるとレフェルヴェソンスの生江さんを師と仰ぐそうで、料理にもなんとなく、そのエッセンスを感じます。 ドリンクは色々と選択肢があり、ノンアルコールの自家製の発酵ドリンクも気になりますが、今回はワインを頂きました。ワインは自然派ワインを近くの湘南ワインセラー の監修で提供されているとの事。昼営業だけだし、アルコール類を飲む客はまだまだ少ないと思いますが、泡、白、赤と一種類ずつ提供されている様子。選択肢の少なさは現状では仕方ありませんが、自然派ワインを提供するお店も多い鎌倉ですし、今後のラインナップの充実にも期待したいと思います。 コースの頭に一口だけ提供されるドリンクも非常に美味しく、次回はノンアルコールも堪能したいと感じました。

2024/05訪問

11回

レウカ

逗子・葉山、逗子/中華料理

3.06

8

-

-

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

逗子の駅前から少し離れた場所に1年半くらい前に出来たカウンター中華のお店。 昨年どこかで、このお店の噂を聞いて、その内、伺おうと思っていましたが、なかなか伺う機会が無く、ようやく。 店主は横浜中華街の有名店、聘珍楼や同發などで修行された、かなりの本格派。コースは手頃なものから、高級食材を使った手の込んだコースまで色々とあり、都内や横浜などの有名店でもなかなか頂けない様なクオリティです。 まだまだオープン仕立てと言うこともありますが、あまり宣伝もうまく出来ていない様で、かなりの穴場だと思います。店内はカウンター数席だけの小さなお店で、店主さんが目の前で造るのを見ながら、料理を頂け、色々と話も直接伺える貴重な体験のできるお店。都内にあったら間違いなく、話題になっているであろうお店だと思います。 都内だとこのスタイルだとサエキ飯店さんを思い浮かべますが、サエキさんも聘珍楼出身。場所柄、そこまで突き抜けた感じはありませんが、香港の現地の雰囲気は十分に味わいに出ていますし、聘珍楼譲りの部分もあると思いますが、同様にオレンジワインも提供されており、本格中華とワインのペアリングも少ない銘柄ながら楽しめる。 大人数を集めなくても1名からクオリティの高いコースを頂けるのも嬉しいところ。 近所に有れば、本当に通い詰めたいと思うほど。 逗子や葉山周辺も横浜や鎌倉同様に意外と食やお酒にお金をかけたり、拘りが無く、どうしてもリーズナブルなお店や有名店などに偏る傾向があり、こちらでもなかなか認知が上がっていない。 ちょっとしたキッカケで一気に人気は出そうだが、現時点では予約も取りやすく、人気になっていないのは、なんだか勿体ないと思ってしまう。 中華街の様な観光客向けや日本人向けになり過ぎてない本格中華を求めて、また機会を見ながら伺いたいと思います。 本日の前菜9種盛り Leuca 式薬膳蒸しスープ 季節野菜の炒め ホタテと海老のガーリックバター蒸し 国産牛リブロース 本日の煲仔飯 豆乳杏仁 マカオ式(ポルトガル式)エッグタルト 【Leuca のご紹介】 Leuca-レウカーは、香港のソウルフード「焼味(シュウメイ)」をはじめとした、広東料理を楽しんでいただける中華ダイニングです。 焼味とは、特別な味噌やお酒などで下味をつけた肉を、専用窯であぶり焼きにしたもの。 又焼(ローストポーク)、焼鴨(ローストダック)などが有名で、広東料理の王道のごちそうの一つです。 また、逗子近海でとれた魚介や三浦野菜などを使用した薬膳料理もご用意。 化学調味料や添加物をほとんど使わず、自然の恵みを存分に楽しめる美容と健康に良いメニューも取り揃えています。 【店名の由来】 店名のLeuca-レウカーは、店主が大好きな花 Leucadendron-レウカデンドロン-から名づけられました。 Leucadendron は南アフリカ原産のワイルド・フラワーで、白や緑の葉に包まれるようにして、赤や黄色の鮮やかな花を咲かせます。 その花言葉は「閉じた心を開く」。 おいしい料理を通じて、おなかだけでなく心も満たされてほしい、花しい日常によって閉じかけている心を開放してほしい この店名には、店主のそんな想いが込められています。

2024/05訪問

1回

喜久や

金沢、北鉄金沢、七ツ屋/天ぷら、居酒屋

3.47

48

-

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.7

昼の点数:3.8

今回はふらっとランチでの訪問です。 金沢駅西口のクロスゲートは入り口の案内では多くの飲食店が入る様に見せていますが、その半数くらいが、今では撤退や休業しており、中に入ると結構、淋しい雰囲気。 年末頃の様に蟹を求めて、外国人旅行客がおでん屋や寿司屋の前に並んでいる姿も見られません。 地震以降、更になかなか難しい状況だとは思いますが、やっぱり穴場なのはこちらかなと思います。 お昼は天ぷら定食をリーズナブルな値段で頂けますし、単品追加も可能。 この時期は白子の天ぷらも頂けたりします。 大根おろしたっぷりの天つゆで頂く天ぷらも久しぶりで美味しいですが、多分、在庫限りで、もう二度と入手出来ないであろう能登の粗塩も提供されていて、その塩で頂く天ぷらは絶品です。 能登での塩の生産が復活するのを期待したいけれど、今のところはかなり難しい様で、貴重なものになっています。 また近くに行った際には伺いたいと思います。 約一年ぶりに伺いました。 金沢駅前のクロスゲート内のエスカレーターで二階に上がった目の前のお店。 最近は海外からの観光客が増えていて、こちらのカウンターもいっぱいの事が多い様。 気軽に天ぷらを頂けるのが利用しやすい理由にもなっている感じ。 今回はランチタイムに伺いましたが、リーズナブルなランチメニューだけでなく、通常のアラカルトメニューも頼める様です。 値段だけを気にする方は普通にランチのセットで良いと思いますが、旬の素材を色々と頂きたいなら、やっぱりアラカルト。 こちらも値段は比較的リーズナブル。 更に素晴らしいのは、解禁されたばかりの香箱蟹も頂ける事。駅周辺の予約が要らない比較的カジュアルなお店は寿司店を中心にどこも普段よりも長い列が出来ており、明らかに蟹目当ての客が多い。 そんな中、こちらではお店で詰め直した香箱蟹をリーズナブルな価格で提供。サイズは小さいながら、卵も多く、身もしっかり。味わいは充分、堪能出来る。 他にも大きな白子の天ぷらや白海老のかき揚げも外せないし、加賀野菜などの天ぷらも素材も揚げ方もなかなかです。 天つゆ以外に、塩も三種類、用意されており、素材によって色々と試せるのも嬉しい。 ピーク時間帯を外さないと混む事が増えていますが、また機会をみて訪れたい。 金沢駅西口側のクロスゲートの二階にあるお店。 エスカレーターを上がると直ぐに大きな暖簾で仕切られたカウンター席のこちらのお店が目に入ります。 二階のフロアは夜はランチの時間帯に比べて人も疎ですが、奥の回転寿司屋さんと焼き鳥屋さんは早い時間から人気の様。 金沢は昔からあまり天ぷら専門店は無いイメージですが、こちらは20時前は静かな雰囲気でしたが、それ以降はそれなりに席が埋まっていました。 天丼の様なメニューもありますが、夜は飲みながら天ぷらを一品ずつ楽しむ感じ。オーダーしてから出てくるまでは早いので、数品ずつ、その都度オーダーして揚げたてを頂くのが良いと思います。 一品それぞれは比較的、リーズナブル。 白海老や加賀野菜などの地元ならではのものもお得に頂けます。 こちらでは胡麻油を使っていないとの事で、店内の匂いも、それほど油臭く無い。衣も色は薄く、揚げる直前に粉を溶いているので、かなりサクサクで揚げる温度も良い感じで美味しいです。 変わりダネも色々ありますが、意外と豚カツが凄く美味しくて驚きました。衣はパン粉ではなく、天かすを使っているとの事。元々、細くサクサクして油っこくない天かすなので、できる技かと。更に余熱で火を入れているそうで、中はピンク色で肉質も柔らかい。普通に豚カツ屋だけやっても人気になりそう。 どの品もワインやお酒とも相性がよく、気軽に頂ける感じも良いと思います。

2024/02訪問

3回

hectopascal

ピザ 百名店 2023 選出店

食べログ ピザ 百名店 2023 選出店

hectopascal

二俣川/ピザ、イタリアン

3.81

214

¥8,000~¥9,999

¥3,000~¥3,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

数ヶ月ぶりに訪問です。 現在はAISHO個展が店内で行われており、いつもよりスッキリとした雰囲気。店内の壁などにシルクスクリーンなどの作品が並びます。 今回も保土ヶ谷からバスで向かってみます。 保土ヶ谷駅からは約30分ほどの行程。二俣川から向かうよりはバスも空いていて、比較的、のんびりと伺えるし、バス停もお店の目の前なので、暑い時期は良いと思います。 今回も日替わりの旬の素材を使ったメニューを中心に頂き、それらに合わせて自然派ワインを合わせてグラスで出してもらいました。 先ずは生ハムメロンから。メロンもイタリア産のものの様ですが、食べ合わせもあるのか、意外と甘みも感じますし、スパークリングワインともよく合います。暑い日はこれで暫く飲んでいたい。 ピザは季節の甘夏を使ったもので、夏らしい雰囲気。意外と塩味も感じられ、鰯も良いアクセントで、アンチョビの様なニュアンスも感じられる。 合わせて頂いたのは貴重なトモブラン。ちょっと酢酸や揮発酸、マメっぽい穀物感もあり、本来なら欠陥として扱われるフレーバーもありますが、意外とバランスは良く、食事とも合う感じで面白い。 帰りは別ルートのバスで横浜に戻りましたが、初めてのルートでしたが意外とスムーズ。掛かる時間は電車で戻るのとあまり変わらないので、全行程、タクシーや車を使わない限り、アリかなと思いました。 また、タイミングを見ながら伺いたいと思います。 来月はまたイベント営業をされる様です。 なかなかタイミングが合わず、前回訪問から数ヶ月ぶりの訪問です。 今回は久しぶりに保土ヶ谷からバスで向かいます。 お店の目の前の南本宿インター前までは約30分で、意外と楽。途中、横浜でも雪深い場所を通るのか、先日の雪が日当たりの良い場所でも道路脇や屋根の上にかなり残っていて驚きました。 お店に着くと、以前と比べてスタッフが増えていて、まず驚きますが、一月以降は季節的なものもありますが、やはり平日は若干余裕がある様です。 この日は遅い時間まで残っているお客さんも少なく、カウンターでいつもよりゆっくり過ごせました。 メニューは以前と比べて大きく変わりませんが、旬の素材を使った前菜やピザを堪能出来ます。イタリアからの素材も多く使われており、贅沢な気分です。 寒い時期という事もあるのか、生地はもっちりとしていながらも意外と軽く、一枚を食べ切ってもお腹は余裕がある感じ。久しぶりにラザニアも一気に頂いてしまいました。 また暖かくなる前にゆっくりと訪れたいと思います。 約2か月ぶりの訪問です。 やっぱり暑い時期は駅からも遠いこちらのお店からは少し足も遠のいてしまいます。 ただそれでも、平日の昼間でも地元の方が多く訪れている様子で、以前よりも遅めの時間帯に利用されている方も増えている感じ。 久しぶりにピザを一枚頂きましたが、やっぱり一枚食べないと本来の味わいも解らないし、満足感も得られ無いなと改めて感じました。 海外ではグループでピザ店に行っても、1人ずつ個別でオーダーし、1人で1種類のピザを食べるのが普通。シェアして食べている姿は見たことがありません。 日本でしかグループでシェアして一片ずつ食べている様子は見た事ないし、自分も体験したことはありません。 最近はピザを一片ずつカットしたものを提供しコース仕立てにしている高級店もありますが、一品ずつが印象に残りづらいし、満足感も上がりません。 こちらでも、出来れば一枚をシェアするのは最大限でも2、3人までにして、ちゃんとピザの生地や素材を味わってみて欲しい。 1人で一枚を食べ切った際の印象はまた異なると思います。 今回頂いたのは昨年も頂いたこの時季ならではの黒イチジクを使ったもの。 チーズの風味も良いけれど、その塩味と適度な甘さの無花果との相性も良い。 今回は他にも前菜をいくつか頂きながら、オススメの自然派ワインも頂きました。 また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 1ヶ月半ぶりの訪問です。 今回も二俣川駅の北口側から別途、タクシーをアプリで呼んで向かいます。 駅のタクシー乗り場には北側も南側もほとんどタクシーは来ないし、長い列が出来ています。特に昼間はバスで向かうのがスムーズな様です。タクシーも周辺には少なく、タイミングによってはアプリでも見つけづらいので、注意が必要です。 夏休みが近いせいか、百名店の影響か、お店は以前よりも混雑しており、二階もほぼ満席。 平日でも、週末の様に近所の方などで賑わっていて、かなり騒がしい。 以前の客層ともかなり変化がある様に感じます。また、以前よりもかなり長居する客も増えている様なので、予約は必要ですし、訪れるタイミングも注意が必要かもしれません。 前菜などは定番のものから、旬の素材を使ったものなどもありますが、大きく変わらない感じ。ブッラータなどは未だに安定して入っていない様にも見受けられます。 いくつか前菜を頂きながら、グラスでオススメの自然派ワインも頂きます。 ピザは定番に加えて、この日はズッキーニの素揚げを使ったものがあり、こちらを選択。生ハムはイタリア産が復活しそうとの事ですが、今回はフランス産との事。 暑い日が続いている事と、店内は乾燥しやすい事などもあり、生地はこれまでとも若干、異なる雰囲気。 縁は膨らみが強く、厚い感じ。更に表面は触っても判るくらいに固め。表面が渇きやすい影響が出ているのもあると思いますが、ズッキーニのせいもあるのか、いつもより後味に苦味を感じる。更にモチモチ感も強いかなと思いました。 夏場は生地を安定させるのは難しいと思いますが、何度か通ってる方は逆にこの生地の変化も楽しんで欲しいなと思いました。 次は涼しくなる頃にでも機会を見て伺いたいと思います。 もっと来てるつもりでしたが、なんと3ヶ月ぶりの訪問でした。 相変わらず、平日でも人気の様で、テーブルもカウンターも複数のグループ客の利用でほぼ満席。食べログ上での評価も上がっているせいもあるのだと思いますが、初訪問っぽいお客さんも多い感じ。 そのせいもあるのか、スタッフも増えていて、忙しさが想像できます。 今回も前菜をいくつか頂いてから、ピザに移ります。 先日、マンダリンオリエンタルのピッツァバーに伺った事で、改めて、こちらの生地の旨味やモチモチ感による食べ応えを感じられ、真逆の方向性の生地だなと思いました。軽さが無いので、あまり一度に多くを頂ける感じはないですが、その分、どんな味わいの強いトッピングでも、それを支えてくれる力強さ、バランスが取れる感じもありますし、生地だけ頂いても充分に美味しい。 今回頂いたものは発酵したシラスやレモンの強さもあり、合わせるワインも難しそうではありますが、比較的、味わいの濃いものを出して頂き、面白いペアリングに。チーズ系のピザですが、ロゼや赤とかでもいけそうな雰囲気も感じました。 今回の訪問では、雨が降ったりもしていたので、電車、バス、タクシーを使っての訪問。バスは相変わらず混んでいるし、タクシー乗り場では北口も長い列が出来ていた。可能ならば、駅の外で別途捕まえるかアプリで呼ぶのがスムーズ。北口は免許センターから戻ってくるタクシーが多く、捕まえやすい様です。 今年に入ってから初訪問。 今回初めて横浜市街地の西区内からタクシーで直接伺ってみましたが所要時間は20分弱。意外と近いので、車で行けると楽ですね。 この日はウォークインも含めて、早い時間帯は結構混み合った様子。 平日昼でも予約されるのをオススメします。 13時半くらいになると平日は静かになるイメージですが、生地が売り切れる場合もあるので、やはり予約すべきでしょう。 日替わりのAMICIなど小皿でいくつか頂きながら、いつも通り自然派ワインを頂きます。 毎回、異なるものを頂けるのも嬉しいところ。 菊芋のフリットは素揚げにしただけとの事ですが風味や食感も良い。スープに添えられた石窯パンもピザの生地を使っていても味わいや食感も異なる感じ。どうやら焼き方が違うので、開店前に時間を掛けてたいているそう。 ピザはこの日は暖かくなってきた事もあり、普段よりも比較的ふっくらとした厚みのある出来。それでも意外と軽く頂けます。 トッピングはレギュラーのハンプティダンプティっぽい感じですが、ユーマーサイという聞き慣れない野菜を使ったもの。見た目はロメインレタスにも近いですが、焼くと独特の風味や香りが出てくるそう。 中国野菜らしい感じですが、どこかで味わったことのある様な感じで面白い。 今回はデザートはスキップしましたが、次回は楽しみたいと思います。暑くなる前にはまた訪れたいと思います。 今回も約2ヶ月ぶりの訪問でした。 この日は年内の最終営業日。早い時間帯は結構賑わっていた様です。 最終営業日ながら、いつもより惣菜の種類も多く、色々と相談しながら贅沢に頂きました。 それでも野菜を多く使ったメニューばかりなので、意外とペロッといけちゃいます。 ピザは鮪のオイル漬けを使ったもの。 元々、メニューにはソースやチーズの説明は無く、伺うとチーズのみの使用との事でしたが、トマトソースも合うかもという事だったので、少しだけトマトソースも使ったアレンジバージョンに。 トマトソースの甘酸っぱい感じとツナの旨みもよく合って、美味しく頂きました。のせてるフェンネルも自家製との事。ハーブが難しい時期だけに逆に良いですね。 食後酒は普段飲みませんが、オススメのAMAROがあるとの事で、アイスと合わせて頂きました。どちらも甘さ控えめなので、よく合いますし、飲んだあとにフワッと拡がるコーヒーの風味、香ばしさはなかなかのものでした。 年明けは7日から営業との事。今年もよく伺いましたが、来年も気軽に伺える内はまた伺いたいと思います。 春以降は相鉄線の都内からのアクセスが良くなるので、予約が今よりも取りづらくなると困りますが。 因みに店内はこの日まで木材を使ったT-PLASTERの展示も。年明けは以前のHectopascalらしい感じに戻すそうです。 約2ヶ月ぶりの訪問でした。 日差しがあると暑さは感じるものの、風は冷たく、二俣川駅から歩いて向かうのも良さそうな季節です。 今回は実際には北口からバスで向かいました。このルートが一番スムーズな気はします。南口からのバスとは逆側でお店の前から少し手前なのでちょっとだけ歩きます。タクシーで向かう際も南口はほぼ来ないので北口で乗るのが良いと思われます。 この日は秋らしい旬の素材も入っており、サツマイモや黒いちじくなども。 今回は今だけだしという事で、6種類のチーズと黒無花果を贅沢にのっけたピザ。無花果は良く熟して甘みの強いものですが、塩味のあるチーズや少し甘みのあるワインと合わせると、意外と無花果の甘さはほとんど感じず、チーズの風味も感じやすい。 店内は10月中はハロウィンっぽい飾り付けでしたが、また11月以降は異なる感じになる様で、ギャラリーとしての展示も続けていく様です。 1ヶ月限定で、内装のアレンジが少し変化。 秋らしい装いに変化しています。 来月はまた変化がある様で、既にミニカボチャなどが飾られていますが、ハロウィンらしさが増す様な感じになるかもとの事。今後もギャラリーっぽい使われ方が増えそうです。 ピザは今回は比較的シンプルなものを頂きました。 マストゥニコーラはソースを使わない事から、生地の火の入り方が少し他のピザとは異なる様で、食感や風味も違って感じられます。なんとなく生地だけ焼いた感じにも近いですが、同じ生地を使った窯焼パンとも生地に残る水分量が異なるせいか食感が全然変わるのは面白い。 1か月ぶりの訪問です。 今回もこれまでとは別の方法で向かってみます。 敢えて全行程をバスで。公共交通機関を使うなら相鉄線で二俣川まで行くのが一般的だと思いますが、今回は保土ヶ谷からバスで向かってみます。(横浜市市街地から保土ヶ谷のバスターミナルまでもバスでも行けますし、JRの横須賀線でも横浜から一駅。) バスは保土ヶ谷東口からヘクトパスカルの目の前の南本宿インター前まで乗り換えなしの直通。一律料金の220円です。時間帯や渋滞などの状況によりますが30分前後で到着。途中、横浜とは思えない、どこの田舎だろうという感じの景色が続きます。笑 ただ、そんなに混まないし、ずっと座っていけるので、相鉄を使ったり、二俣川からバスに乗り換えることを考えると意外と楽で、この経路を今後も使ってみようと思いました。 さてお店の方ですが、平日ランチでもほぼ満席が続いている様なので、相当遅い時間でない限り、以前の様に飛び込みは難しいと思います。予約して伺うのをオススメします。 メニューは前回とほとんど変わりませんが、日替わりのメニューは夏野菜を使ったものやメニューに載らないものも。 贅沢はカポナータっぽい冷製のトマト煮込み、生ハムメロン、ソーセージを頂いた後に自家製トマトソースのマルゲリータを頂きました。フレッシュながら濃厚のソースはチーズとも生地とも相性はよく、合わせたワインも単体では濃厚ですが、ピザの旨みと合わせると良い感じ。 春以降、配合は変えていますが、ピザの生地は明らかに以前よりも伸びが良く、成形したり窯に移す際の様子を見ていても柔らかさがよくわかります。 焼き立てを頂きますが、以前よりも水分量が多く感じられます。水分量は変わらないとの事でしたが、発酵時間や室温の影響を受けている様です。 少し時間が経つと以前の生地と風味や食感は似てくるので、生地の変化に気づいていない方は常連さんでも多そう。 何度も訪れていますが、今回、初体験がいくつか。 まずは初めてデザートを頂きました。桃のコンポートにミルクアイスをのせたもの。間にグラニテの層があり、食感も楽しい。甘さは控えめなので、さっぱりと。 更に食後に二階とテラスを見せて頂き、風車も間近で拝見。涼しくなったらテラスでワインを飲みながら過ごしてみたい雰囲気。アートな空間もちょっと異世界っぽくて楽しい。 また、機会をみて伺いたいと思います。 約2ヶ月ぶりの訪問。 梅雨が明けて、暑い日が続いており、駅から歩いて向かうのは困難。。タクシーも考えましたが、南口はなかなかタクシーが来ない様で、今回はバスを利用。昼時はバスも地元の高齢者で混んでいるので余裕を持った方が良さそう。 ピークの時間を避けて遅めの訪問。最近は平日も満席のことが多く、2階の利用も増えている感じ。週末の様にサービススタッフを頼んでいることも多い様子。 この日もカウンターの利用でしたが、初めて右端の窯の真正面の席に。窯は見えますが、実は生地を伸ばしたりする姿や窯の中まで伺うのは難しい席の様子。カウンターは真ん中辺りがベストのポジションかもしれません。 更に意外と窯の熱気がカウンターまで少し感じられるので冷房はかかっていても少し気温が高く感じられます。 メニューを見ると、少し変化があり、ハンプティダンプティが復活したり、新しくクルスキが加わったり。 相談しながら、ピザは辛くない唐辛子を使ったクルスキにして、久しぶりのブッラータ、日替わりのメニューからポテトサラダを頂きました。 ドリンクはまずオーストラリアのホップを使ったシードル。缶のものですが、やっぱりオーストラリアはシードルを造るのが上手い。 ピザを頂く前にある程度余裕を持っておきたいのですが、チーズもサラダもフレッシュで美味しい。しっかりとあるボリュームでも食べてしまいます。 目の前で生地を伸ばして具材を載せて窯に入れて焼き上げるのを眺めながら、ピザを待ちます。 出てきたピザを一口食べて直ぐに気づいたのは、以前よりも生地が軽く、表面はサクッとしながらも中は柔らかいというかフワッとした感じ。全体的にモチモチした感じが増しています。 夏場で暑いので発酵が進みやすいせいかと思いましたが、どうやら春から気温のせいなどもあり、生地がダレて伸ばして形にする前に穴が開いてしまうとの事で、粉の配合を変えたとの事。少しグルテンが多い粉を使ったり、色々と変えたい部分があり、調整は常にしている様子。以前より食べやすい生地になり、お腹にも少し軽い感じになったので、以前よりも食べられるかも。それでも適量は2人で一枚だと思いますが。 今回もデザートはあきらめましが、次回こそ何か頂こう。 真夏はなかなか伺うのは大変ですが。。 1ヶ月半ぶりに訪問。 比較的、涼しい日だったので歩いて向かおうか迷いましたが、相鉄線二俣川駅からバスで向かってみました。 横浜市内はバスは定額かと思っていましたが、相鉄バスは違うんですね。南本宿インター前で降りるとお店は目の前です。徒歩の半分くらいの時間で到着します。 結構、年配の方でバスは満員なので、バス利用でも余裕を持って伺うのが良さそう。一応、日中は12分おきに出ている様です。 認知度は上がっているとはいえ、平日ランチでもほぼ満席。グループ客含め、半数以上は初めての訪問の方が多い様で、食後に店内を見学されている方も多いです。 定番メニューは変わっていないので、手書きの本日のメニューからいくつか。。 タケノコのフリットは終わってしまったとのことで、パン入りサラダ、新玉ねぎのブルスケッタを頂き、ホワイトアスパラのピザに。ハンプティダンプティがしばらく売り切れになっているので、これが代わりになっているのでしょうか? 抑え気味に注文したつもりでしたが、やっぱりこの生地は素朴で家庭的な感じで、歯切れや口あたりは軽いもののお腹にはしっかりと溜まり、食べ応えがあります。一般的にピザ屋のものよりもサイズは小さいですが、重い生地だと思います。 2種類以上、食べたいなら、3名以上で伺うのがいいと思います。 この日もワインはグラスでおまかせで合わせて出してもらいました。個性的なワインも多いですが、それぞれ上手く合っていて、美味しく頂きました。 少し時間が出来たので、2週間ぶりにこちらへ。 今回は二俣川駅から前回とは別のルートで向かってみます。今回の方が坂は緩やかかなと思いましたが、最後はしっかりとした下り坂。途中の道も夜はつらそうかなと感じました。まだ風が冷たい内は多少日差しが強くても大丈夫ですがそろそろ歩いての訪問は辛くなりそうです。 前回はちゃんとお店の二階の風車の写真を撮り忘れましたが、反対側からのルートなら。ただ、改めて日本の電線の多さには呆れますね。 平日のランチはまだまだ波がありますが、この日は2回転の席もあり、ほぼ満席。飛び込み客やテイクアウトの客もいますが、予約はしてから伺った方が良さそうです。 実際、色々な方面で話題な様で、多くの方から行ってみたいとの話を聞きます。飲食業界の関係者も多いですが、普通に美味しいものが好きな方も。 因みに14時くらいまでの入店で大丈夫な様です。 休日前のせいもありますが、徐々にヨーロッパからの入荷の影響も出てきている様で、この日はブッラータは無し。他にも売り切れのメニューがチラホラ。 という事で、まずはシンプルにサラダをハーフサイズで。新鮮な野菜が美味しいです。 合わせて泡をグラスで。この日はたまたまシャンパンが開いていて少し豪華に。 前菜の選択肢が少ないという事で、揚げパンに生ハムをのせて頂きます。 何故か店内メニューは別々のオーダーになっていますが、どちらか頼むなら両方とも頼むのがマストだと思います。 店内で薄く切られた生ハムも、ピザ生地を使った揚げパンも単体でも美味しいし、ワインとも合うのですが、揚げパンにのせて、脂がとろけて来た感じで頂くと生ハムの風味も上がるし、揚げた生地の食感とも合わさってより美味しいです。 海外でもニョッコフリットを頂ける機会はなかなかありませんが、薄切りのプロシュートのこの感じもなかなか味わえないので嬉しい限り。この量でピザ一枚の半量くらいだそうです。 ピザを迷いながらオーダー。 オーダーしたのはンドゥイヤ。 辛みはそれほどでも無いし、乗ってる部分は少ないからとの事でしたが、直接舌には当たらないものの、一片頂くとそれなりに口の中に辛さは拡がります。トマトソースやチーズの味わいを堪能したい場合にははやっぱりマルゲリータのほうが良いかも。 ワインを合わせるなら、果実味や少し甘みがあり、渋みが強すぎないものの方が良いと思います。 サルシッチャも少しのってるし、お肉も少し食べたいという場合にはこの選択肢は良いと思いますが、生地も比較的しっかりと食べ応えはあるので、一枚頂いた後には、お腹はいっぱいに。 食後のコーヒーもエスプレッソにするか迷いましたが、冷たいものも出来るとの事で、アイスラテを頂いて終了。 次回はゆっくり伺って、デザートも頂けると良いなあと思います。笑 昨年、12月にオープンされてから、横浜でも都内でも話題のピッツェリア。 相鉄線の二俣川駅から、徒歩だと結構の距離もあるのに、話題なのは、その経歴や以前からのファンの存在もある様子。 オープン以来、実際に自分の知り合いでも既に伺っている人も何人かいるし、以前の都内のお店から知っていたり、横浜のイタリアン関係者でも話題になっていたりします。 二俣川駅からは徒歩で15分ほど、もっと掛かるかなと思いましたが、真夏でなければ、歩ける距離だと思います。まず、拘りのある外観、ちょっとウエスタンっぽい感じで屋根には風車も見られます。内観もかなり素敵な空間で、2階も気になります。次回は空いている時にでも、じっくり覗いてみたい。 今回はあらかじめ予約して平日、ランチでの訪問。場所柄、日によってバラツキはある様ですが、この日は近所の主婦層などでほぼ満席。予約無しでも入れる事はあるようですが、予約は入れた方が良さそう。特に週末は常に近所の方や都内からの客も含めて混んでいる様子。 メニューには前菜や肉料理、副菜、デザートなども載りますが、やっぱりピザが中心。 多くの種類が載りますが、まずは一枚、前菜の後に頼んでみました。比較的、調理時間が短いので、様子を見ながら頼めるのはピザの良いところ。 トマトソースのものと迷いましたが、国産レモンとアンチョビを使ったチーズピザを先ず頂きました。生地は風味がよく、サクッとした感じで、意外と食べ応えもあり、しっかりとした印象。よくある流行りのお店の柔らかい伸びのいい軽い生地とは明らかに異なり、その分、サイズ感も一回り小さい様に感じる。風味や色合いから全粒粉を使っているのかと想像しましたが、2割入れているとの事。ベースの小麦粉もグルテンが少ないものだそうで、その辺からもこの食感が出ていそう。以前に自宅で全粒粉を使ったピザを作ったりもしていましたが、その時の食感に近い生地だと思いました。 味わい的にはレモンの爽やかさ、苦味、アンチョビの塩味などもバランスよく、合わせて出して頂いたフレッシュな感じのオレンジワインともよく合いました。 ピザはやっぱり食べ応えがあるので、2枚目は諦めました。通常なら2人で1枚くらいの量が適量で前菜などを頼むのが良いと感じました。 複数の種類を頂くなら3名以上で伺うのが良いかなと思います。 ピザの前にはブッラータがメインの前菜がいくつかメニューに載っており、この日は日替わりのローストキャベツとサルサヴェルデを添えたもの、ピザの後にはポルケッタを頂きました。見た目的にはまあまあの量ですが、意外とペロリといけてしまいます。 全ての料理にイタリアの自然派ワインを合わせて出してもらい、料理ともよく合いました。ウォークインセラーが店内にあり、詳しい様であれば、中に入って自ら選んでもいいそうです。グラスで開いていないものでも、開けてくれるそうです。 また、最後にマキアートを頂きましたが、メニューには載っていませんが、大丈夫との事でした。 完全にお一人での営業をされていますが、10人くらいの客がいても、タイミングよく料理もドリンクも提供されていて、ピザが比較的、短時間に提供出来るとはいえ、安定感のあるサービスも心地よいものでした。 今後、人気が出過ぎて予約が取りづらくなる可能性は高いので、今のうちにまた色々頂きに伺いたいと思います。

2024/05訪問

14回

Le Repertoire

横浜、平沼橋、新高島/イタリアン、パスタ

3.51

70

¥5,000~¥5,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:3.0

8月はずっと休まれていましたが、2022年9月12日からリニューアルオープン。 お店の雰囲気はあまり変わりませんが、料理は残念ながら、よりカジュアルな方向になって、グランドゥーカ系列らしい雰囲気に。 シェフも残念なことに、トロワグロ出身の方から、新しいシェフに変わってしまいました。 新しいシェフのポテンシャルはまだ未知数ですが、今後に期待します。現状では他のお店との差別化は出来ておらず、どこでも食べれる感じなのが非常に残念です。 その内、ディナーでも伺いたいと思います。 因みに元々のシェフは熱海のホテルで料理長をされている様です。 久しぶりにこちらのお店に訪問しました。 3月からリニューアルとの事ですが、特に内装も変わっていないし、テーブルや椅子も以前のままで雰囲気は変わっていません。コースを頂く分にはランチの内容的にも以前と大きな変化は感じられません。 強いて言えば、以前おられた有名ホテルやオーベルジュの経験のある年配のソムリエの方がいなくなっている事。 彼の選ぶワインはかなり昔の横浜のフレンチで出る様なオーソドックスな雰囲気でしたが、今回は若干モダンなセレクションになったかなという感じ。ただマリアージュのセットでワインをお願いしましたが、ペアリングはかなり下手というか、料理の方がある程度決まっているにも関わらず、最初からあまり考えていない一般ウケの良いグラスワインのセレクションという感じでした。 料理はランチで一番上のコースを選択。 前菜の盛り合わせは内容も盛り付けも以前とは変わらない感じ。味わいもさることながら、盛り付けも美しく、さすがはトロワグロ仕込みと言った感じか? その後のスープや魚、肉料理も以前からよりはビストロ寄りの若干、豪快さもある感じですが、やはりどこか上品さを感じるので、リニューアルしてランクを横浜の客層に合わせたとは言え、スタイルは大きく変わっていない様に感じる。(夜はアラカルトメニューが多くビストロらしい料理も多くある様です。) ただサービスやソムリエの技量やレベルは以前より格段に落ちており、シェフの方が調理しながらでも、客の動きをちゃんと見ていて、ひとつ先の動きをしっかりとしている雰囲気。 このシェフの本来の技量が今のお店では発揮出来ていないし、使いたい素材も使えず、ストレスも溜まるのではとちょっと心配もしますし、勿体無いなと思います。思いっきりやりたい事も出来ていない様にも感じるので、こちらのお店の認知が上がり、より高品質な料理が提供できる様になると面白いかなと感じました。その為には横浜の客もお店側から育てていってほしい。 この春、コロナ禍の中、横浜駅からも程近い北幸のハマボールの裏、GEMSの3階にオープンした横浜では久しぶりの正統派フレンチ。 以前は中途半端なスペイン料理店があった場所なので不安要素もあると思っていましたが、シェフはフランスのミシュランでも常連のミシェルトロワグロの新宿店に長くおられた方、ソムリエは横浜でも有名な老舗のホテルニューグランドや箱根のオーベルジュで長く働かれた方との事。訪問後に詳しい話は知りましたが、モダンな盛り付けの割にはクラシックな調理法や素材選び、ワインもクラシックでリーズナブルながらもセンスのあるセレクションは納得です。 どうやら横浜でチェーン展開するイタリアンのグランドゥーカ系列というのも驚きで、シチリア系のイタリアンとも異なるフレンチというのも今後の発展に期待します。 これまでコロナ禍と言うこともあり、ワインも出せず、認知度はまだまだ低いですが、週末は少しずつ予約も増えている様子。 平日はランチもコースは数千円するので一般のサラリーマンの利用は皆無ですが、少し余裕のある主婦層や自営業の方の利用は増えてきている様。 今後はなかなかの人気店になりそうで、注目していきたいと思います。

2022/09訪問

3回

おみ乃 椿

京橋、宝町、銀座一丁目/焼き鳥

3.78

50

¥20,000~¥29,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

昼の点数:4.0

東京駅からも徒歩圏内。地下鉄京橋駅の出口の目の前なので、これからの雨の時期や暑い季節でも重宝しそう。 いつの間にかランチ営業を始められたという事で、伺える内に行っておこうという事で、久しぶりに数ヶ月ぶりに訪問です。 押上や神谷町のお店はスタッフに任せて、相変わらず親方はこちらで焼かれています。なので、本来のおみ乃の焼鳥を味わうなら、こちらのお店に伺うのがベストだと思われます。 押上の本店は以前から旅行客や外国人の利用が多いですが、こちらも最近はSNSなどで知ったのか、外国人の利用が増えている様。本店と間違えて予約しているケースもある様ですが、逆にラッキーなのかもしれません。ただ、スタッフは片言の英語でコミュニケーションをとっており、うまく伝わっていない点も多いと思います。またマナーやルールが解っていない外国人も多そうで、若干、雰囲気を悪くしているのは残念。コントロールの仕方は検討した方が良いかもしれません。 さて、コースの方ですが、伺う度に旬の素材を使った新しい料理が入ってくるのは流石というか、素晴らしい。 焼き鳥の方も、若干、仕立てが変わっているものもあるが、やはり、その火入れは凄いというか、完璧。火が入りすぎると硬くなりやすい肉だと思うが、ジューシーで食べ応えがある。 今回、追加では希少なハツモトとフリソデを頂いた。特徴的な食感や味わいは貴重な体験。 追加はしなくても今回はコース自体もしっかりボリュームがあり、〆のご飯の前に若干、お腹はいっぱい。お酒の飲む量が多いと食べ切るのは大変だったかもしれない。 この日もランチでも、ほぼ満席。少しずつ予約は取りづらくなってきているが、また、定期的に伺いたい。 旬菜サラダ 笹身 菜の花 春キャベツ うるい アスパラガス 比内地鶏 モモ肉 抱き身 鬼おろし 伊達鶏 レバー 砂肝 厚揚げ豆腐 ソリレス 新じゃがいも すり流し 薬研軟骨 スナップエンドウ レバーペースト トマトピクルス 丸ハツ レバー 蓮根 はさみ揚げ アスパラガス 京しろ菜 土佐和え 高原比内地鶏 胸肉 抱き身 手羽先 天豆 茄子 ハツ元 追加 つくね 塩 高原比内地鶏 振袖 追加 親子 そぼろ 丼 ハーフ&ハーフ 林檎ミルクアイス おみ乃さんの新店舗に数ヶ月ぶりの訪問です。 16時半と早い時間のスタートでも、ちゃんと席が埋まるのが凄い。 この場所とこの時間帯を選んで営業されているのには、それなりに訳がある様だし、客層的にも狙い通りと言える感じ。 グランドオープンから数ヶ月経つが、オープン当初と比較して大将がきちんと全体を見ながらも、オペレーションとして安定してきており、細かい流れまで、スタッフが理解して、動いている様に見える。それでも足りない部分は大将が客を見ながら、串を焼きながらも即座に対応しており、さすがと言える。 カウンター席は最大7名まで対応できるとの事だが、通常は5から6席で営業されており、それくらいがクオリティを維持するにも最適の様子。 焼き加減は流石という感じで、押上本店の弟子が焼いたモノを頂いた際に感じる安定感の無さや危うさは全く無い。 モノによってはじっくり焼く必要もあり、時間は掛かるが、食べる側としてはそれほどストレスは感じなかった。この日は前回よりもお腹がいっぱいになる感じがあり、頼まなかったが、追加分もスタッフがその日の在庫を把握して一斉に確認する様になっていて、以前よりもスムーズに。〆のご飯も同様。 元々、親子丼もそぼろ丼も人気で、両方食べたいという客が多かった様だが、最近は両方を一度に頂けるハーフアンドハーフを始めた様で、この日は全員がこれを頼まれていた。 ドリンクは日本酒はグラスで色々と頂けるが、オープン当初に用意したものは殆どが売り切れており、今後もラインナップをどう充実させていくかが課題だろう。ワインも同様に高級銘柄に頼らず、面白いものがグラスでも揃う様になってくると、色々な楽しみ方も増えるし、コースとしても流れも含めて、充実してくる様に思う。 また、タイミングを見ながら、定期的に伺いたいと思います。 茶碗蒸し 百合根 きのこ 捏 砂肝 銀杏 高原比内地鶏 鳥刺し レバー 砂肝 腿肉 南瓜 すり流し 白玉 食道 ぽん酢和え レバーペースト 薬研軟骨 合鴨 伊達鶏 飛龍頭 菜花 お浸し 赤茄子 春巻き 丸ハツ 椎茸 レバー 捏 親子 そぼろ ハーフアンドハーフ 安納芋 アイス 人気のおみ乃さんの新店舗。 京橋、宝町駅からも程近く、東京駅からも徒歩圏内の小さな雑居ビルの地下に出店されました。 場所は初めてだとわかりづらく、一階にカフェが入るビルの脇の細い路地を入り、脇の通用口の様な扉を開けて、エレベーターか階段で地下一階へ。ここに焼鳥店が入っているのは場違いな感じだし、店構えも高級感のある感じで不思議な感じですが、以前もこちらには焼鳥店が入っていた様です。 先月のオープンから間もないですが、既に予約困難になりそうな予感。オープン当初は関係者など招待客を中心に営業され、11月中はomakaseで予約リリースされた直後に予約が埋まっている状況で、貴重な席。 現在、16時半からと、19時半からの二回転されていますが、カウンター席は7席あるところに、まだ慣れないところもあり、各回4席程度の営業と更に絞っており、更に贅沢な雰囲気です。 また親方はこちらで焼かれており、高いクオリティーの焼鳥を堪能させて頂きました。こちらのお店のスタッフも2名から3名に最近、増やされた様で、そろそろ全開で営業される準備も整って来ている感じです。 押上や神谷町のお店ともコンセプトや雰囲気は異なっており、料理はおまかせコースのみ。こちらでも伊達鶏を中心に使っており、串は十数本程度で、一品料理がバランスよく間に入り、〆に親子丼、そぼろ丼、卵かけご飯が選べる感じ。 料理も空間も品もある雰囲気で、大人のための焼き鳥店に進化されています。 特徴的なのは焼き台が透き通っていて、炭火で焼いている手元が正面に見られるところ。煙を上から吸っていることもあって、実現出来たとのこと。 その分、親方は煙全て浴びて大変でしょうが。笑 ドリンクは有名銘柄の日本酒を多く用意。料理にも合わせやすい純米大吟醸がほとんどです。 ワインはグラスで提供されている種類は少ないですが、焼鳥や料理にも合いやすいもの。ボトルでは更に多く用意されていて、地下二階は倉庫兼、セラーにもなっており、色々と用意されているらしい。 この雰囲気なら客層的にもペアリングやグラスワインを充実されても良いと思いますし、料理も更に充実させていく様なので、今後の進化も楽しみです。 茶碗蒸し きのこ餡 胸肉 抱き身 大根おろし 新銀杏 南瓜すり流し 砂肝 かしわ もも肉 タレ レバーペースト やげんなんこつ 茄子 飛竜頭 レバー 丹波 本しめじ 手羽 蓮根 餅米 丸ハツ せせり ししとう うづら玉子 つくね 厚揚げ 食道 追加 赤 追加 親子丼 そぼろ丼 安納芋アイスクリーム

2024/05訪問

3回

ターブル ドゥ クドウ

三島田町、三島広小路、三島/フレンチ

3.26

10

¥10,000~¥14,999

-

定休日
火曜日、水曜日、木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.9

昼の点数:3.8

三島の隠れた名店となっているクドウさん。 今の場所に移られて暫く経ちますが、地元でも認知度が上がってきている様です。 毎月、9日から13日までの期間だけディナータイムにオープンされ、月替わりのコースを提供されますが、今回もそれに合わせての訪問です。 こちらでも季節的に素材は難しい様で、何を使うか悩まれた様。 普段は使わないという烏賊も、普段の料理とは異なるモダンな仕立てでの提供。他の料理はいつも通り、クラシックですが、たまには全てモダンで仕上げたり、バランスよく取り入れられても素材が活きて面白いと感じました。普段はやらないスタイルでも、高いクオリティで仕上げられているのは流石だなと感じます。 ドリンクは今回もワインをグラスで合わせて出して頂きます。ちゃんと皿数に合わせたバリエーションを用意されているので、リーズナブルにペアリングを楽しめるのも嬉しいところ。 更に今回は貴重な日本ワインも提供されており、思わずニヤけます。 また、予約の取れる時にタイミングが合えば、わざわざ訪れたいと思わされる素敵なお店です。 2024 Mai Amuse 新牛蒡とベーコンのブランマンジェシフォンケーキを添えて Calmar アオリイカと空豆のサラダ仕立て Bourguignon つぶ貝とサンジョルジュのブルギニオン オランデーズソース Poisson 本日入荷の白身魚のコトリヤード Viande ピレネー産アニョー・ド・レのロティ Dessert 杏のクレームダンジュ Cafe お茶 夜の営業日になかなかタイミングが合わず、数ヶ月ぶりの訪問です。 三島に降りたっても感じますが、年が明けてから、街は人も車も少なく、連休が続いたせいなのか、年明けから暗いニュースが続いたせいなのか。 それでも、こちらは認知度も上がっているのだと思いますが、予約で満席。常連さんをはじめ、多くの方々が訪れています。 今年は三島も暖かい日が多い様ですが、古い建物という事もあってか、店内は冷えやすい様。以前にも寒い時期には訪れていますが、暖かい服装で伺うのが良さそうです。 コースは年始という事もあってか、いつもより贅沢な食材を使われて仕立てもクラシック。 全体的に白い雰囲気や淡い感じですが、味わいは食材の味わい活かした方向性。 ワインはいつも通りにグラスでペアリング風に。 最初のシャンパンが美味しかったし、以前に輪島で頂いたという奥能登の貴醸酒も提供されていた。これは確かにバランスも良く美味しい。 酒蔵は今回の地震で潰れてしまったが、仕込みも最盛期だったはずで、元通りになるのもかなり先だと思われますが、復活を祈りたいし、何らかのサポートは続けていきたい。 Amuse 毛蟹とカリフラワー、オマール海老のカクテル Huitre 岩手、牡蠣とアンディーブのグラタン Oreille de mer 蝦夷鮑のムニエル 牛蒡のソース Poisson 駿河湾、金目鯛の蕪蒸し 春菊のスープ Viande フランス、仔牛ロースのパイ包み ブランケットソース Dessert いちごのスープ仕立て ミルクアイスとティグレ Cafe お茶 前回はランチだったので、かなり久しぶりのディナー利用です。 今回は理由があってか、隠しテーマとして円形の料理が続きました。 毎回、もしかしたら裏テーマが実はあったりするのかも。 ワインは珍しく、メニューに載っているものを順番に頂くだけで、ペアリングが完成。 ワインを飲む方も増えているのかも。 また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 2023 Septembre Amuse 馬刺しのタルタルと雲丹 ヴァンデ産フォワグラのコンフィとパンデピス Carpaccio 天然活〆ヒラメと和梨のカルパッチョ 酢橘のかおり potiron “恋するマロン”の温かいポタージュ かぼちゃのケークサレ添え Poisson 太刀魚のポーピエット ソースデュグレレ Viande 上州牛バラ肉のブレゼ 赤ワインソース 栗とジロール茸とともに Dessert シャインマスカットのタルト ミルクティのアイス Cafe お茶 約3か月ぶりに訪問。 本来は旬の月替わりの料理を頂きにディナータイムに伺いたいですが、なかなかスケジュールが合わなかったり、月に5日のみの貴重な席という事で、予約も最近は埋まりやすくなっている気がします。8月は既に満席の様です。 という事で、今回はランチでの初訪問。 メニュー内容はクラシックで通年、大きく変わらず、ほぼ同じ内容との事ですが、意外と夏らしいとも感じる内容でした。 値段の割には贅沢さも感じられますし、品数も十分。 更に素材の良さも、シェフの技術やセンスの良さも感じられる。 平日、昼でも満席なのも納得。 安いプリフィックスのコースもありますが、大半の方がおまかせコースを頼んでいたのも印象的。 のんびりと時間を過ごせる感じも嬉しいです。 次回はまたディナーでお伺いしたいと思います。 Menu Table Amuse アミューズ oursin ウニと人参のムース コンソメジュレを重ねて Kegani 毛ガニとアボカドのタルタル フレッシュトマトソース Soupe オニオングラタンスープ Poisson 白身魚のポワレ 季節の蒸し焼き野菜 バルサミコソース Viande 上州牛ランプ肉のステーキ Dessert クレームブリュレ Cafe 食後のお飲み物 今月もこちらのディナーへ。 月に数日だけの貴重な席。 三島駅から歩いて向かいますが、水辺が多いので、涼しさはありますが、陽は延びていて、春らしい感じ。 今月の料理も春らしさを感じる素材が多く使われていて、また素材の組み合わせや調理法からも季節を感じる。 ワインはいつも通り、オススメのものを少しずつペアリングして頂きました。 2023 Avril Amuse ポワローのブランマンジェ フリュイ・ド・メール (ボタンエビ、ウニ、毛蟹、ホタテ) Asperges ロワール産ホワイトアスパラのムニエル 生ハム添え ルッコラのジェノベーゼ Cocotte 赤イカとピエブルー、筍のココット 木の芽のかおり Poisson 須崎クロムツのソテー 蕗の薹のブールノワゼット Viande フランス産 仔牛フィレのシャルルマーニュ風 リドヴォーのヴォローヴァン Dessert いちごのタルトレット Cafe お茶 3ヶ月ぶりの訪問でした。 若干、日は長くなってきた感じはありますが、こちらのオープン時間には薄暗くなってきていますね。 メニューも少し春らしさを意識した感じに。 更に反射炉ビヤさんとコラボしたクラフトビールがなかなか印象的な仕上がり。 夏のモヒートを意識したもの、秋のスパイスクッキー、冬のクリスマス菓子に合わせたスパイスビールに続いて春のハーブを使った感じも面白い。 今回のメニューは比較的クラシックな仕立て。 しっかりとした味わいですが、自然派中心のワインともよく合いました。 今月もこちらのディナーへ。 毎月、9日から13日までの間だけディナー営業をされていて貴重な席。 12月は洋菓子の仕込みもあり、レストラン営業も限られており、この日が年内最後のレストラン営業だった様子。 メニューや店内の雰囲気も既に年末っぽさが出ており、早い時間からの予約も多かった様子。 料理は相変わらず流石のクオリティという感じですが、ワインのラインナップも貴重なものがグラスで飲めたり。 ほとんどのお客さんはあまり知識がない様で、有り難みはわかっていない感じですが、それでも年末らしくワインはよく出ている様でした。 2ヶ月ぶりの夜のKudoさん。 昼間は晴れると暑いのに陽が沈むと風は冷たい。さらにオープン時間はまだ明るかったのに、今はもう真っ暗。。 今月のメニューは秋らしい素材も入ってきながら、なんだか豪勢。 フレンチらしい料理はクラシックながら繊細。素材の良さを引き出す感じはやっぱり素晴らしい。 ワインはいつも通り、グラスワインをペアリングで。 Amuse スモークサーモンといくらのタルトレット Blanc-manger 落花生のブランマンジェ はまぐりと毛ガニのジュレ Terrine 秋刀魚と秋茄子のテリーヌ 2種のソース Soupe 栗とマッシュルームのカプチーノスープ 栗のニョッキ マッシュルームを使ったスープといえば、やっぱりラルジャンの加藤シェフのものや、 芦屋次郎の小久江シェフのものなどを思い浮かべますが、こちらのも風味が良く、なかなかのもの。 Homard オマール海老のソテー ビスクソース Viand イベリコ豚のロースト マスタードソース Dessert かぼちゃのプリン キャラメルくるみのアイス 今月も夜のKudoさんへ。 月に数日だけの夜営業の貴重な席。 夏祭りの雰囲気が漂う三島の街を歩きながら向かいます。 残暑は富士山と伊豆に挟まれた三島市内でも日差しの下では感じますが水辺の多い三島では小川沿いでは冷たい風を感じ気持ち良い。 この日は早い時間帯は静かな店内。 カウンター席は貸し切り。 コース内容は先月も夏らしい雰囲気でしたが、今月は更に夏らしい雰囲気。 ドリンクも夏らしいものが揃います。 2ヶ月ぶりの夜のクドウさんへ。 ディナーは月に数日だけのオープンで貴重な席。 街中に水路や川があり、比較的、涼しさを感じられる街ですが、日暮れの時間帯でもやっぱり湿度を感じる。 古民家の雰囲気はやっぱり素敵。 普段はランチや洋菓子も楽しめるので、涼しくなったら昼間も伺ってみたい。 この日は女性のお一人様も多く、気軽に一人でも予約出来る雰囲気。 以前から来たいと思っていたお店。 横浜からは新幹線で30分ほど、伊豆の玄関口である三島駅からは徒歩10分くらい。雰囲気の良い小さな川沿いの道を歩いて古い街並みの中を進みます。 古民家というか古いお店をそのまま使った雰囲気は本当に素敵です。 普段は洋菓子店、ランチの営業のみですが、月に5日間ほどだけディナーの営業をされており、非常に貴重なお席。 タイミングを見てと思っていましたが、ようやく訪問できました。 入ってすぐにはショーケースなどがあり、更にその奥へ入ると、テーブルが並び、奥にはカウンターが。どの席も比較的、ゆったりとした造りで雰囲気もいい。カウンター越しの大きなガラス窓の奥には裏庭の風景も臨めます。 シェフやマダム、スタッフも皆さん、常に丁寧で落ち着いた対応、雰囲気で、最初から最後まで居心地も良く、毎月、伺いたいと思えるお店です。 明確なペアリングのメニューはありませんが、今回はワインを料理に合わせて出して頂きました。 ラインナップは日本ワインや自然派ワインが中心。近くのLucaWineさんから仕入れているものが多いそうです。 マダムはあのタカヒコさんと同じ大学で学ばれた様でよくご存知な様。なかなかワインも詳しそうです。 料理も美味しく、旬の素材を適切に調理されており、センスを感じますが、ペアリングも特に明確に考慮していない様でメニューにあるものから、さりげなく提供されるものもよく料理と合っており、どれも美味しく頂きました。

2024/05訪問

11回

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