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120 件を表示 744

徳ㇵ本也

鞍馬口、今出川/日本料理

3.90

33

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

御所の北側、鞍馬口の静かな住宅街に突如現れる、雰囲気の良い料理屋さん。 まだオープンから数ヶ月ですし、場所的にも本来なら難しい場所だと思いますが、平日のお昼でも、カウンター席は満席。大将が和久傳出身という事もあってか、早速、話題になっており、以前からのお客さんを含めて、既に何度も来られている方もいらっしゃる様です。 古い建物をリノベーションされたのかと思いましたが、普通の住宅が並ぶ裏路地に更地の状態から新しく建てたものだそうです。新築でも、ここまで雰囲気の良いお店が出来上がるのは流石、京都といった感じでしょうか。 この日は霙混じりの雨も降る天気で、寒い日でしたが、席につくと、先ずは温かい生姜湯を出して頂き、和三盆の優しい甘さもあり、身体が温まり、ほっこりとします。 料理は旬の素材を中心にしたおまかせコース。 もっと料亭っぽい内容かと思いましたが、日本料理の基本をベースにカウンターならではの見せる、目の前で出来上がったばかりを提供する素晴らしい料理が続きます。畏まり過ぎず、高級食材に偏らない、少し崩した京都らしさも感じられる、こちらでしか頂けないスタイルだと感じました。 炭火で焼いただけのモロコや伊勢海老も焼き加減は抜群で、シンプルに見えて火の入り方や食感を計算されて焼いているし、牛蒡や海老芋などは一度揚げてから焼き上げるなど風味や食感が高まる感じはよく研究されていると感じた。 〆のご飯前に提供された白子のコロッケには自家製のウスターソースをかけて提供されますが、見た目は普通の餡掛けなのですが、味わいはまさに野菜の甘さやスパイスを感じるウスターソースで、驚きました。 その後の麺やデザートも驚きが続き、最後まで楽しめました。 ドリンクは料理に合わせて、おすすめの日本酒などを出して頂きましたが、有名なだけで無く、きちんと辛口過ぎない旨みの強い銘柄を多く用意されているのも好感が持てた。 また、京都で定期的に伺いたいと思えるお店が増えました。 生姜湯 和三盆 恵方巻き 鰻 車海老 カリフラワー すり流し 蟹 鮪 赤身 中トロ 蕪 白甘鯛 白葱 煎り酒 お椀 鱈 真薯 バチコ コゴミ 菜の花 牛蒡 海老芋 本諸子 胡麻和え 芹 椎茸 独活 伊勢海老 人参 行者大蒜 河豚白子 自家製ウスターソース のどぐろ 一夜干し 土鍋ご飯 粕汁 鴨そば 苺 あきひめ あまおう 白茶

2024/02訪問

1回

ル・サロン・プリべ

神谷町、六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ/フレンチ

3.18

18

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

日本人のトップパティシエの一人である成田一世氏。 以前は銀座にエスキスのデザート専門店があったので、比較的、気軽に彼のプロデュースするアシェットデセールを頂くことが出来ましたが、その後、閉店。なかなか彼のデザートを頂ける機会はありませんでしたが、昨年末に麻布台ヒルズのガーデンプラザAの二階にご自身のお店をオープンされました。 当初はランチ、ディナーのみでしたが、デザートのコースも始められたとの事で早速、伺いました。 場所は二階とは言え、屋根が無い、屋上テラスの通り路の様な場所。ブティックとレストランが並んで存在します。 場所的に天候の悪い日にはアクセスしづらいですが、神谷町駅側から直ぐのエレベーターで上がるとお店の入り口の目の前まで行けるので、雨の日でもほぼ濡れずに伺えます。 店内はカウンター席とテーブル席に分かれますが、カウンター席では特に目の前で成田氏が直接、お話をされながら、コースの説明をされたり、デザートを仕上げられて行く。 ここまで近くでコミュニケーションが取れるというのは、まさに圧巻で、身振り手振りをしながら語る彼の想いが強く感じられる。 こちらから聞かなくても、色々な説明が細かくあるのだが、彼自身もこういう機会なのでと、普段聞けない質問なども是非と促される。 そうじゃなくても、こちらからも色々と質問した事に対して、細かい点まで話してくださり、勉強になる。 目の前で仕上げられていくデザートは一見、クラシックの様で、旬の素材を活かした感じ。アルコールペアリングを推奨している通り、リキュールなどを上手くデザートにも取り入れて風味付けをしており、さりげなく香り付けをされたりバランスが良く、嫌味が無い。 ペアリングのロジックもしっかりと持たれており、センスも良いのだが、ちゃんと基本を勉強されていて、流行りの見た目だけのお店とは数段レベルが違う事を改めて感じさせる。 ペアリング一杯目に出されるスパークリングも最近のシャンパーニュなどではドライで酸が強い傾向にあり、デザートの甘さとは合わないが、それを補う為に甘口のソーテルヌを足して提供される。邪道な様ではあるが、理屈に適っている。 最後のデザートは成田さんらしい飴細工やムースを使ったもので、これも懐かしい。 ここまで、1時間ほどの所要時間だが、ハーブティーを頂きながら、色々と話を伺っていると、オマケで最後のデザートにも使われた「あまりん」という特別な苺を出して頂いたり、エスプレッソも提供して頂いたりと、かなり長い時間、その後も話を楽しませて頂いた。 これだけのクオリティ、レベルを感じさせるお店はなかなか国内でも無いと思うし、またランチやディナーなども頂きに伺ってみたいし、お隣のブティックでパンなども購入しに伺ってみたいと思います。

2024/02訪問

1回

restaurant ecoutieres

七ツ屋、北鉄金沢、金沢/フレンチ

3.06

6

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

定休日
-

夜の点数:4.2

昼の点数:4.2

昨年11月以来、数ヶ月を空けての訪問です。 これまではディナーでの訪問でしたが、今回は初めてのランチタイムでの訪問。とは言え、コース内容や価格設定は変わりません。 いつも通り、駅前から歩いて向かいますが、駅からは数分の道のり。天気予報よりも早く雨が降って来ましたが、マダムが心配されてお店の前の道路沿いまで出て、傘を持って待っておられて、こういう気遣いが相変わらず素晴らしいお店だと思います。 一月の震災をうけて、御本人もお店や自宅も被害を受けておられますが、シェフは早くから二月末までの営業をストップして、被害が大きく、支援が遅れている奥能登、特に珠洲方面の支援を現地で行い、その行動力、発信力にも頭が下がります。金沢周辺だけで無く、全国のシェフも賛同され、協力されたり、メディアでも報じられて、影響力は大きかったと思います。 その際のお話も色々と伺えましたし、環境の素晴らしさに惚れ込み、ご本人も珠洲の方に移り住みたいと話されているほど。笑 今回のコースもかなり気合が入っていて、品数も多いし、食材も驚く様なものが続く。でもやっぱり、こういう料理を作っていると集中出来る事もあると思いますが、充実していて楽しいとも話されていました。連日お疲れの中、活き活きと料理を仕上げられて、更にコースが終わった後もずっと立たれたまま、夕方まで話に付き合って頂き、楽しい時間を過ごせました。 料理もワインも金沢ではトップクラスなのは、相変わらず、こういう雰囲気も含めて、ファンが多いお店なのだと思います。前のお店に続き、今回、こちらのお店でもゴエミヨに掲載されました。今後、認知も人気も上がってくると思いますが、また定期的に伺いたいと思います。 Soupe 一献 長野 ホワイトアスパラ Amuse-Bouche 出会い 人参 雲丹 新湊 ホタルイカ 金沢 鯵 七尾 浅利 フランス 仔羊 おわら 最中 フォアグラ Hors d'oeuver 始まり 金沢港 加能蟹 Noto 能登への思い 七尾 水蛸 Reconstruction 復興 岩手 石黒農場 ホロホロ鳥 Toyamagolfe 富山湾 岩瀬 ボタン海老 Montagne 山の幸 フランス アスパラ モリユ茸 白山 熊 Cadeau de la mer 海からの恵み 岩瀬 アラ 七尾 梅貝 Bouch'ees 休息 デコポン Plat prinipal 渾身 岩手 小鹿 Grand Dessert 饗宴 林檎 苺 Mignardise 小さなお菓子 Cafe au The コーヒーまたは加賀紅茶 夏以来、数ヶ月ぶりに訪問です。 涼しい季節は駅から歩いても、あっという間に感じます。 お店の入口まで来ると、今回もマダムが外まで出て来て、出迎えてくれます。何かセンサーでもあるのかな? 以前から18時半にコースはスタートでしたが、予約サイト上の時間が扉のオープン時間の18時になっていて勘違いして早く訪れる客が多かった様ですが、予約サイト上の表記は判りやすい様に変更されています。 また以前と異なる点として、息子さんがお店を離れられている様で、現在はご夫婦お二人で営業されています。 その為、席数はかなり絞っている様で、2組4名程度を限度にして、予約も早めに止めている様なので、早めに予約される事をオススメします。 シェフも出来る限り、ちゃんと美味しいものを食べに来てくれる方を大事にされたい様で、そういうお客さんに集中して料理を作りたい様です。 そういう訳でこちらのお店には出来るだけ少人数で訪れる事をオススメします。その方が料理の内容もアップするかもしれません。 今回のコース内容は解禁されたばかりの蟹も含まれる内容。最高級の大きなものは含まれませんが、その分、リーズナブルな価格設定。とは言え、他ではなかなかお目にかかれない美しい個体。こちらでは通常は市場からその日に使うものを仕入れている様ですが、市場が休みの日はお店の水槽で生かしたまま管理されている様で、目の前で生きた蟹を見せてくれます。 コースは以前と同様に品数も多く、旬の地元の素材も贅沢に使った内容。 どの皿も流石と言った感じだし、綺麗に盛られた蟹の一皿もフレンチらしさも感じられる仕上がりで、これだけでゆっくりと飲みたいとも感じられる。 目の前で蟹しゃぶを仕上げて頂いたり、おまけで蟹のブイヤベースをメインの後に作って頂いたり、少人数ならではの贅沢な時間を過ごさせて頂いた。 本当に隠れ家とも言えるお店だが、金沢では一番実力も経験もあり、新しいことにも挑戦されている素晴らしいお店だと思う。また違う季節に金沢に訪れる度に伺いたいと思えるお店です。 Soupe 一献 能登島蕪 原木なめこ Amuse-Bouche 出会い 人参 雲丹 金沢 甘海老 フォアグラ ノルウェーサーモン 蛤 おわら 最中 Hors d'oeuver 始まり 金沢港 香箱蟹 キャヴイア Traditions 父からの伝承 愛知 鰻 Saison 季節 穴水 牡蛎 Montagne 山 椎茸 兎 Cadeau de la mer 海からの恵み 金沢港 加能蟹 岩手 松茸 Bouchees 休息 ザクロ Plat prinipal 渾身 山鳩 Avent Dessert 余韻 押水 無花果 ジャスミンのプティポー Grand Dessert 感謝 カシス Mignardise 小さなお菓子 Cafe au The コーヒーまたは加賀紅茶 金沢駅西口から徒歩8分ほどの住宅街に数ヶ月前にオープンされたばかりのフレンチレストラン。 以前は同じく西口に自社ビルを持ち長く市内でも多店舗経営をされていたプレミナンスの川本シェフが自宅の一階を店舗にリニューアルし、家族で新たな挑戦を始められました。 以前のお店ではミシュランやゴエミヨにも掲載されていましたが、コロナの影響で会社は昨年、破産されていましたが、ようやく再出発という感じで、以前からの常連さんを中心に早速、話題になっている様です。 これまでの大箱の店舗とは異なり、カウンター中心で、シェフやマダムともコミュニケーションを取りながら、調理しているところも目の前で眺めながら食事が出来る劇場型のシェフズテーブルといった感じ。 キッチン奥には薪火の窯が設置されていて、火を使った調理はそちらで行われます。炭火や熾火を器用に使い分けられているのも流石という感じです。 全国的に一気に増えて来ている薪火を使ったお店ですが、金沢周辺ではまだまだ少なく貴重な感じ、更に火の使い方もなかなかです。 料理の食材や使われている器も地元の石川を中心に北陸三県の有名生産者や作家のものを贅沢に使われている点でもローカルガストロノミーとしての評価もできる。 最初から釋永岳さんやShimooさんのものなども贅沢に使われている。 料理は運ばれて来た瞬間から見た目にも美しく目を奪われるが、皿も適切な温度で香りも立ち、五感で楽しめる。 現在のおまかせコースを始められてから、「皆さん、食べるのが早くて驚いている」と話すシェフであるが、目の前で仕上げられて行く様子を見ながら待っているのだから、出て来た瞬間に料理に集中して食べ進めてしまうのは当たり前な感じもします。 皿数は比較的ありますが、居心地も良く、ずっと食べていたいとも思えるクオリティ。これまでとは違うスタイルのコースだと思いますが、最近のトレンドも抑えながら、しっかりと仕上げてくるのは経験も豊かなシェフならではだと思います。 またサービスは息子さんがソムリエとして在籍。ワインや日本酒を中心にペアリングも提供されており、きちんと格も合ったワインを提供されている。 若干、人と話すのは苦手なのかなとも感じますが、頑張っている姿は微笑ましく、サービスに関しても素晴らしい。 気になったのは、やはり、窯の側の席は若干、暑く、グラスのワインも温まってしまうので、調整は必要かもしれない。 また予約時間はディナーは18時となっているが、実際にはドアオープンが18時、ディナー開始は18時半という事なので注意が必要です。 シェフはコースが始まるとお客さんと話している暇がほとんどないとの事なので、早く来てくれる分には、ゆっくり話せて有り難いとの事でしたが。 サービスで冷たいハーブティーなども出して頂けたので、コース開始まではゆっくりと過ごせながら、あっという間に感じました。 直ぐに認知も人気も上がりそうですが、また、機会を見て別の季節に伺いたいと思います。 Soupe 一献 アボガド Amuse-Bouche 出会い 能登 サザエ 人参雲丹 白海老四十物昆布〆 おわら最中 金沢 カマス Hors d’oeuver 始まり 珠洲 岩牡蛎 Tetre大地 河北潟 川端 蓮根 Traditions 父からの伝承 愛知 鰻 Ete’ 夏 犀川 鮎 Montagne 山 鶉 Cadeau de la mer 海からの恵み 能登島 アラ 水蛸 Bouch'ees 休息 高農園 赤紫蘇 Plat prinipal 渾身 岩手 小鹿 Avent Dessert 余韻 高松 デラウェア Grand Dessert Arri’ere-gout 饗宴 黒部山羊 桃 Mignardise 小さなお菓子 Cafe au The コーヒーまたは加賀紅茶

2024/03訪問

3回

木山

2024年Silver受賞店

The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店

日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

木山

丸太町(京都市営)、烏丸御池、京都市役所前/日本料理

4.35

424

¥30,000~¥39,999

¥15,000~¥19,999

定休日
-

昼の点数:4.2

京都の地下鉄丸太町駅からも程近い裏通りにある木山さん。風情のある一軒家と異なりマンションの様な建物に入っていますが、入り口を一歩入ると、かなり雰囲気のある造り。 個室もいくつかある様ですが、この日は全9席のカウンターへ。 最近は店内や料理の写真は撮影禁止の様ですが、特に明確な説明はありません。外国人の客などは知らないまま、普通に撮影もされている様です。 ただ、提供されるワインなどの撮影は良いようで、グラスでワインをいただきながら、そちらのボトルも記録に残させて頂きました。 ワインは全てコラヴァンを使用しており、この手の日本料理店にしては、かなり豊富なラインナップ。ジュラの自然派なども扱い、全て親方が選んでサーブもしてくださります。料理だけでなく、ワインにも詳しいのは流石といったところ。 また、初めてシャンパーニュなどスパークリングワイン向けのコラヴァンを拝見しました。普通スティル様に比べると色々と制限はある様ですが、充分にクオリティは維持できる様です。 ランチとはいえ、充分な数のワインをグラスでペアリングしながら楽しめるのはかなり贅沢で優雅な時間の過ごし方だと思います。 席につくと、まず、井戸水の白湯が提供されますが、近くのKOKEさんなども、まずは敷地内の井戸水を使ったスープを提供されていますし、やはり、京都は水を大切にされているのが感じられる。 この日の内容は、簡潔でうる覚えながら、以下の様な流れ。肉料理はありませんが、充分な内容とクオリティ。昨今のコースの値段高騰から考えるとかなりリーズナブルだと思います。また、〆のご飯ものはサイズや種類を選べますが、ほぼ全員が全種類を頂いている様でしたし、全て頂くことをオススメします。 先付け 胡麻豆腐 白海老 潤菜 揚げもの おつくり 縞鯵 一番出汁 本枯節 鮪節 粗節 昆布 お椀 万願寺とうがらし ヨモギダイ お造り 鳥貝 肝醤油 和え物 焚き物 賀茂茄子 ズワイガニ ご飯もの 4種 蛸 卵 ちりめん山椒 卵黄 煮麺 湯葉 イサキ お新香 味噌汁 水物 スイカ 和三盆ゼリー 抹茶 水菓子 木の芽

2023/06訪問

1回

ヴィラ・デラ・パーチェ

イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

ヴィラ・デラ・パーチェ

笠師保/イタリアン、オーベルジュ

3.92

46

¥20,000~¥29,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

ちょうど1年ぶりに伺いました。 どんな季節でも、どんな天気でも、こちらの店内の大きな窓から臨む景色はまるで絵画の様。 内海なので、比較的、波は立たないのに比べて、雲は素早く流れ、鳥達が飛び交います。晴れた日は元々は海水浴場だったお店の周辺を散策し、この雰囲気を味わう為だけにでも定期的に伺いたいと思えるくらい、全てが調和したローカルガストロノミーらしい最高のシチュエーション。 料理の方は昨年と同じ時期にも関わらず、使う素材は被るものは殆どなく、考え方も少し変えてきている。 昨年は解禁されたばかりの香箱蟹を使ったメニューも組み込まれていましたが、昨シーズンもある思いから、早々に蟹を使うことを停止。実際、コースの流れ的にも違和感はあったし、客層をコントロールする上でも良い決断だと思います。 更に最近はメインの食材を地元の野菜と捉えて、以前は各メニューの最初に書かれた食材は肉や魚介になっていましたが、今回はすべて野菜が一番最初に書かれており、提供される際も手間に野菜が来るようになっている。北陸の存在感の強い貴重な野菜が主になる様に全ての面から組み立て直している感じ。 能登周辺の秋から冬にかけた食の移り変わりを感じられた気がする。 また以前よりもシェフが料理をダイニングの客の前まで運び、直接、料理の説明をしたり、コミュニケーションを取られているのも、好印象。前回よりもシェフの人柄を感じられた気がする。 ドリンクは以前と大きく変わらないが、ワインをペアリングで頂いた。この席数のドリンクをタイミングよく準備されているのは流石。 ワインは自然派寄りのものを中心に地元のワインなども取り入れた構成。厳密なペアリングとなっていない部分もあるが、熟成されたワインも含まれ、一般的には満足される方が多いだろうと思う。 通常はランチは大きなテーブルに2名ずつ、トータル6名程度の利用が多いし、それが限界の様。それでも3時間を超える内容となってしまう。利用人数が多い場合は更に長く掛かる場合がある様子。 基本的には3名を超えるグループでの訪問は避けて、時間に余裕をもって伺うのが良いと思われる。 金沢からの電車の接続はあまり良くないので、途中の七尾や和倉温泉で時間を調整して前後1時間は余裕を持っておくのが、慌てなくて済むと思います。 また違う季節に伺ってみたい。 “霜月” 自然に寄り添い、窓から見える景色や人の営みの一部となれるような心地良さ 感じて頂けることが、私たちの目指す料理の形です。 アミューズ 銀茸 南瓜 春菊 白インゲン豆 アオリイカ なめこ汁 熊 里芋 万願寺 秋鮭 畑 蕪 柚子 マハタ 沢野ごぼう 猪 雑苔 黄金芋 柿 郁子 ここ最近は能登半島の僻地にありながら、地元の食材を使うローカルガストロノミーが増えており、ミシュランやゴエミヨも注目しているみたいです。 こちらもそういうお店の一つですが、主要駅からもまあまあ遠く、近隣の「のと鉄道」の駅からも歩くと10から15分位。和倉温泉からも車で10分程度ですが、金沢市内から特急を使っても1時間掛かるし、それなりに訪問するには難易度が高い場所です。 そういう事もあり、オーベルジュとして宿泊施設も備えており、一日一組ですが、車で行ってもかなりのんびりとした時間を過ごせると思います。 今回は一番近い笠師保駅まで電車で向かい、よく晴れて風も清々しい事もあり、徒歩でお店まで向かいました。 途中は本当に何もなくというか、日本の古い田園風景といった感じ。内海なので海面は穏やか。その辺も雰囲気が良いです。 場所は以前は古い海水浴場、塩津海水浴場の跡地。 そちらの地元の集会所などに使われていた古い建物をリノベーション、宿泊棟を建て増ししてオープンされた様です。こちらに移転前は七尾の比較的、山間のエリアで営業されていたので、その頃に比べて、周囲の雰囲気を含めてお店の環境はかなりおもしろい感じになったと思います。 店内からは湾の風景を切り取った様な大きな窓越しのリアルタイムに変わる風景が印象的。 元々、能登や北陸の風景は変わりやすいですが、雲の動きや日の陰り、水辺の波紋、風に揺れる草もずっと眺めていられる。 ランチタイムは12時に一斉スタート。 数組が訪れていましたが、皆さん、地元ではなく、都内など遠方からの訪問の様。この感じは石川や富山などのミシュラン獲得店と同様の客層だと思われます。 その為、食や食材、ワインなどに詳しいというよりは、有名店に行く事を目的にしたグループ客が殆どの印象です。 これはMakino ncîでも感じた事で、地方のミシュラン獲得の有名店の難しさなのだろうと感じます。 サービスとして前面に出てお客さん達と接するのはソムリエの塩士氏。なんとなくどこかのお店でお見かけした柔らかい雰囲気の接客だが、多分、初対面。 キッチンスタッフはこの規模のお店では比較的多いと思うが、シェフの平田氏も含めて客とのコミュニケーションがキッチンスタッフはあまり無いので、シェフの素顔や人柄が見えにくい。 コースの途中や最後にはシェフからの挨拶をちゃんとした方がいいのではとも感じた。 その辺もあってか、地元の食材や器も贅沢に使っているが、その情報が伝わりにくいし、料理の味わいからも感じにくいのが残念。まとめてメニューの裏には生産者のリストが載っているが、各皿ごとの説明を記述して欲しいと感じた。 料理自体はどれもクオリティが高く、変に高級食材を中心にした料理ではなく、地元の食材を贅沢に丁寧に使っている感じ。素材の味わいを活かしてワインとも合う感じに仕上げている。 ドリンクはワインペアリングをお願いしたが、たまたまという事であったが、ほぼ自然派ワインのラインナップ。 これはお店の雰囲気にもあっていると思うが、良いものが有れば能登周辺のワイナリーや酒蔵のものをもっと取り込んでも良いと感じた。 またランチの所要時間は3時間弱、本数の少ない特急電車の時間を考えるとかなりギリギリ。朝食や夕食の時間の都合もあり、難しい様ではあるが、30分開始を早めた方が電車で来る方には親切な気がする。 予約も取りづらくなっているが、次回は泊まりでも来てみたい。

2023/11訪問

2回

Restaurant Koke

烏丸御池、丸太町(京都市営)、二条城前/イノベーティブ

3.78

89

¥20,000~¥29,999

¥15,000~¥19,999

定休日
月曜日

夜の点数:4.3

昼の点数:4.1

今回は3ヶ月をおいての訪問です。 前回はディナーでしたが、今回はランチでの利用で、ショートコースですが、内容的にも充実しているし、満足度も高いと思います。 京都市内でもピークよりは落ち着いたものの外国人観光客は多くなっている印象ですが、こちらでも最近は半数は外国人の様。 ミシュラン掲載店は特に外国人が増えている様。隣の席の外国人の方と少し話ましたが、RED u-35の賞を獲得されているシェフにも注目されている様で、他の国内のREDでグランプリを獲ったお店にも伺う予定との事でした。 今年はこちらの中村シェフもSilverまで残っており、来年の決勝、グランプリ発表も楽しみです。 ドリンクは前もってペアリングをお願いしましたが、前回同様にノンアルコールも含めたミックスで。マダムがかなり真剣に作り上げており、素材も味わいも面白く仕上がっている。ワインと同時に頂くとワインがどうしてもフレーバーの強さで負けてしまう感じはありますが、アルコールのボリューム感がない分、どうしても味わいは強く仕上げないと料理とのペアリングは難しいので、これは仕方ないかなと思います。 逆にワインはそれだけ繊細な味わいのバランスで出来上がっているし、それでペアリングを行っているというのは、凄い事なんだなと改めて思います。 こちらのソムリエの大山さんには今回も幅広いラインナップでワインを出して頂き、どれも高いレベルでペアリングが成立していたと思います。 料理内容に関してですが、以前と似た素材を使っている部分もありますが、それぞれは仕立てが違ったり、別の素材を組み合わせたり、味わいとしても進化しているなと感じさせます。たった数ヶ月をおいての訪問ですが、一気にイメージが変わった部分も多くありました。 今後の進化にも期待し、また、定期的に伺いたいと思います。 Water 水 Snack スナック Abalon あわび Tapas タパス Smoked beetroot 燻製ビーツ Redbanded grouper アカハタ Pigeon 鳩 Sweets 小さなデザート Chestnut 栗 前回から約半年を空けての訪問です。 今回はディナーでの訪問。京都の街は少し前に比べると、学生や外国人などの観光客も落ち着いているが、こちらのお店は明らかに客も増えており、その半数は外国人。世界的にも認知が上がって来ているのは嬉しいところ。 最近、こちらのお店では自家製ノンアルコールドリンクのペアリングにも力を入れていて、Instagramでも情報を発信されている。 https://instagram.com/nona_koke_drink 担当されているのはMarutaなどでも職務経験のあるマダム。訪問前から相談して、ワインとのミックスペアリングにしようかとも話していましたが、折角なので、ハーフサイズでのワインとノンアルコールとのダブルペアリングでという事に。 全ての皿に2脚ずつのグラスとボトルが並ぶのは圧巻です。 全てのドリンクが自家製で、素材の組み合わせもよく考えられている。またよくノンアルコールやティーペアリングで失敗しがちなボリューム感の欠如で完全に料理の味わいに負けてしまったり、余韻が短く、後味が残りづらいという点もしっかり対策されていて、かなり勉強や研究もされているのがよくわかる。 元の素材は発酵なども取り入れており、アルコール発酵が起きない様に注意もされているが、素材の風味や香りがちゃんと活きる様に工夫もされているし、季節の素材を色々と発酵させて保存させたりもしている様子。 今後も進化発展も楽しみです。 どのドリンクも上手く甘み、酸味などバランスを取っており、味わいに厚みを持たせているのは流石。実際に料理に合わせるとそれぞれ単体では感じにくい風味を感じられたのは面白いと思いました。 今回ダブルペアリングにした分、逆にワインが単調な味わいに感じられ、ノンアルコールの方が風味やボリューム感も強く、そちらに負けてしまった感じが出てしまったのは残念ながらも面白いと思いました。ワインはそれぞれ単体でも料理とシンプルに合わせると、どれも素晴らしいものではあるのですが。それでも後半はワインもノンアルコールに負けてはいませんでした。 料理は全体の流れや構成はこれまでと大きく変わらず、ソースや味わいなどもオープン以来のスペシャリテらしいものが続きながらも変化や進化もしている感じ。この時期は素材的にも難しいところはあるが、上手くまとめられている。 料理もワインもノンアルコールもと贅沢かつ我儘に堪能させて頂きましたが、次回以降も楽しむべき要素が増えてしまい大変ですが、また違う季節にのんびりと伺いたいと思います。 Water 水 Snack スナック Spot prawn 牡丹海老 Mozuku もずく Tapas タパス ROOT BEER ルートビア Smoked beetroot 燻製ビーツ Longtooth grouper クエ Duck 七谷鴨 Arroz caldoso おじや Hops ホップ Hibiscus ハイビスカス Sweet treats 茶菓子 前回訪問から2ヶ月ちょっと空けての訪問。 前回は週末のランチでしたが、今回はディナーでの訪問です。 これまでは庭の紅葉が綺麗な時季の訪問でしたが、葉が落ちた冬らしい樹々のライトアップされた感じも印象的です。 入り口に近づくと今回もこちらがドアを開ける前にマダムが扉を開けて出迎えて頂きました。 早めに伺ったつもりでしたが、他のお客さん達は既に席に付かれています。波はある様ですが、ディナーの時間帯も京都市内や外国からを含めた観光客も戻ってきている感じ。 大きめの幅広のカウンターはそれでもゆったりとして居心地がいい。 料理は一部のものは被るものの仕立てや印象が異なり、新鮮。ペアリングされるワインの味わいの影響もあるのかもしれないが既視感がある料理はほぼ無く、面白さや驚きも感じられる。 薪火を使ったお店は全国的にも、京都でも増えているが、さりげなく薪の香りを付けたり、バランスよく使われている感じ。 ドリンクは今回もワインペアリングでお願いした。クラシック寄りのものも一部あるが、クリーンナチュラルが中心でうまく組み立てているのは流石だと感じられる。料理の味わいの方向性に合ったものをワインのフレーバーも見ながら合わせており、ワイン単体でも面白いと感じるものがいくつかあった。 あっという間の2時間半でコースは終了したが、この日は比較的、早い方らしい。テンポよく他の客も食べ終わっていたけれど、バー営業もすれば良いのにと思える雰囲気の良い空間。 またゆっくりと別の季節に伺いたいと思います。 約1年ぶりにKOKEさんへの訪問。 烏丸御池からすぐの裏通りの井戸を中心とした施設内にあり、庭の紅葉もこの時期は綺麗。 昨年より少し紅葉は遅れている様ですが、夜はライトアップもされていて、より綺麗に見えます。 今回はランチでの訪問です。 夜に比べると短いコースですが、エッセンスは十分に感じられる内容だと思います。 前回、訪問した際にも料理もワインペアリングも素晴らしいと感じましたが、完成度が高い分、コースの流れや内容的に変化は少ないかなと感じていましたが、それを覆す、料理。 全体的なイメージは変わらないものの、ひとつひとつは初めての感じ。和の要素もありながら、味付け的にはスペイン料理っぽい。 ワインペアリングもおまかせでお願いしましたが、自然派ワイン中心のペアリング。前回の様にオーストラリアやカリフォルニアのものは入って来ませんでしたが、一般的にも受け入れられやすく面白いと感じるラインナップ。国際的なワインリストの評価でもアジア1位を得ており、今後も楽しみ。 スタッフが減って、若干、大変そうではありましたが、以前よりもサービスは安定感を感じました。 トータルでも今回伺った京都のお店の中でも満足度は非常に高い。 次回は是非、ディナーで伺いフルのポテンシャルを再確認したい。 京都で4月にオープンされたばかりのお店。 最近、どこのお店に行っても噂に上がるのは此方のお店でした。グルメなお客さんだけでなく、飲食店の方からもオススメされたり。 オープンから一年経たずにミシュランで星を取られたことも最近は話題ですが、実際に訪れてみると、そんなことはどうでも良いと思えるくらいに魅力の多いお店でした。 シェフとソムリエは神戸の有名店カセント出身。東京の薪火料理で有名なマルタを経て独立されました。 お店はIDOという名称の建物の中。京都らしい細い通りの奥にライトアップされた庭木が先ずは目を惹きます。 大きなお店ではありませんが、カウンター越しのオープンキッチンとテーブル席。比較的ゆったりと距離感を保った席も好印象。 適度な距離感を保った客への接し方も最初から最後まで居心地の良さを感じました。 洗練された丁寧に調理された料理はどれも美味しいですが、ワインもクラシックからモダンなクリーンナチュラルな自然派まで幅広く扱われており、ワインもかなりツボ。星付きの名店でここまでペアリングでもハマるお店は日本では滅多になく、本当に毎月でも伺いたいと感じるお店です。

2023/12訪問

5回

イナカーザ

イタリアン EAST 百名店 2023 選出店

食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店

イナカーザ

神奈川、京急東神奈川、東神奈川/イタリアン

3.76

84

¥15,000~¥19,999

¥10,000~¥14,999

定休日
-

夜の点数:4.2

昼の点数:4.1

隠れ家で頂く、常に進化を続けるモダンイタリアン

2024/04訪問

23回

Florilege

神谷町、六本木一丁目、御成門/フレンチ

3.77

85

¥20,000~¥29,999

¥10,000~¥14,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

昨年以来、数ヶ月ぶりの訪問です。 今回もランチでの利用ですが、ディナーコースを選択。麻布台ヒルズに移転以降、メインに野菜を選ぶ事も可能ですが、今回も肉を選ばせて頂きました。 この日は12:30からのスタートを選びましたが、ほとんどの方は12:00からのスタートの様で、自分がダイニングエリアに入った際には9割がた席が埋まっている感じ。また、相変わらず、外国人観光客らしい利用客も多く、7割くらいが外国人に見えます。 ただ、この日は、比較的、節度のある雰囲気の方々が多かった様に思えます。 また、日本人の利用客もそろそろ二度目以降の方も多いのか、伺ってみるとこの日は全員がメインを肉にされていた様です。実際、プラントベースが売りになった事で、オープン当初はメインを野菜にする方も多かった様ですが、最近は落ち着いているのかもしれません。ただ、伺ってみると、今でも半数が野菜を選ばれている日もあるとの事でした。メインを野菜にされると、それ以外の料理も自動的にプラントベースの料理だけになる様で、ビーガン対応になる様です。 海外では敢えて、ビーガン向けのコースを頂くこともありましたが、国内では、味わいも含めて面白いと思えることは、個人的にはなかなかありませんでした。 今回のコースでもメインが肉の場合でも、いくつかプラントベースの料理が含まれましたが、以前よりも品数は減って、より自由に旬の食材が使われていて、バランスが良くなった様に感じます。 季節的なものもあると思いますが、以前よりもプラントベースの料理も味わい的にも上手く旨みを引き出し、利用していて、より最近のビーガン向けの料理の世界的なトレンドに近い味わいになっている様に感じました。 そういう事もあり、次回は一度、野菜のメインも試してみようかなと思います。 また前回は客席で料理を仕上げる事は皆無でしたが、今回はプレゼンテーションが増えており、少しずつ、新しいお店でも改善はされてきている様です。 ドリンクは今回はワインとノンアルコールをミックスでペアリング。料理次第でおまかせで出して頂きましたが、やはり、以前のお店でも感じた様にノンアルコールのペアリングの方が面白いし、料理の良さを引き出している様に感じました。 とは言え、ワインペアリングも今回はレベルが高かったと思います。ただ、お店のコンセプトや料理の味わい的にも、もっとナチュラルワイン寄りに攻めても良いのかなとも感じました。 また、ターブルドットというコンセプトに関しては、それを感じられる部分が少ないのは相変わらず。共通のメニューを分け合って、同じテーブルをシェアしている感じがより出る様にして、スタッフがより客同士のコミュニケーションをリードする様な雰囲気になれば面白いのかなと思います。 先日、Asia's 50 best restaurantsでアジア2位に選ばれた事もあり、更に人気も上がりそうですが、今後も進化を続けて頂きたいと思いますし、また、予約が取れれば伺いたいと思います。 蓬 フェンネル 蕗のとう 百合根 白菜 花山椒 さより 長芋 茶葉 トリュフ 大豆 山菜 稚鮎 行者大蒜 大豆 ホワイトアスパラ スナップエンドウ 帆立 干瓢 モリーユ ひじき ホロホロ鳥 菜の花 蕾菜 えごま 桜オイル トマト トレビス もちきび 芹 ホロホロ鳥 米 全粒粉 蕎麦粉 和三盆 チコリ レモン 茶菓子 外苑前から麻布台ヒルズに移転されたフロリレージュ。麻布台ヒルズの中でも離れの様なビルという事もあってか、以前からプレオープンとして営業されていましたが、11/24から正式オープン。先の予約枠を絞っているのか、既に以前よりも予約が難しい様にも感じます。 訪れている客層は以前よりもアジア系外国人観光客が多く、この日のランチの様子を見ていると約8割が外国人で、移転前と比較しても異常な割合に感じます。 更にランチタイムとはいえ、かなりカジュアルな格好で訪れている方が殆どで、襟なしのシャツやパーカー、スニーカーという方などばかりで驚いた。まるでホテルのカフェに朝食でも食べに来ている様な雰囲気なので、これはお店の方からも予約時に注意を促すべきだろう。 お店のフロアへはエレベーターのみでアクセス可能で、地下や一階の他の店舗があるフロアからは直接エスカレーターでは行けず、一般客は通常は入って来ない様になっている。 お店のエントランスを入ると正面にレセプション。 待ち合わせスペースが脇にあり、ダイニングエリアには更に通路を通っていくが、どこかで見た様な鉄柵の扉が設置されているのはアプローチとしては面白い。 店内は以前のキッチンを囲むカウンター席という感じとは少し異なり、横長のキッチンの向かいのカウンター席を中心に両端が大きなテーブル席的に繋がって設置されている。ある意味、横並びのカウンター席が両端で折り返して設けられている感じ。 その為、一部の席は直ぐ向かいに別のお客さんがいる相席的な雰囲気になってしまいます。多少の間隔はありますが、場合によっては気になる方もいるかもしれません。 ターブルドットが新しいお店のテーマの様ですが、一斉スタートでは無く、各席がバラバラに進むので、料理の説明などもバラバラで隣同士や向かいの席とのコミュニケーションは取りづらく、海外のお店の様に一つのテーブルを皆でシェアする感じとはかなり異なります。 キッチンは目の前で、移転前の遠くで調理しているのを眺めるという感じではなく、大半の席がシェフズテーブル的に目の前で調理している様子を感じられますし、席によってはキッチンの直ぐ脇で横から全体を覗ける感じで面白い。 ただ、以前の様に目の前でスタッフが仕上げる様なパフォーマンスが一切無くなったのは若干残念。タイミングによってはシェフが直接、料理の説明もされるので、シェフとの距離は近くなったが、同じく最近移転されたラルジャンの様に全てシェフが直接説明される程の近さは感じにくいかもしれない。 また以前同様に、メインが出し終わるとシェフは裏に隠れてしまわれるのも若干残念なところ。ターブルドットを謳うのであれば、全ての客が帰るまで見届けて欲しい。 因みにトータルの席数は以前よりも若干増えている様です。ただ、もう少し、席数を抑えた方が全体のクオリティは上がる様に思います。 料理は以前のコースの流れや内容ともかなり異なる印象を受けた。前菜はほとんどがプラントベースとなっている事もあるが、甘み、旨みの重なりと発酵による酸味が中心で表現されている料理が多く、若干、味わいが単調に感じてしまう。料理を二種類ずつ提供して、口直し的に味わいの変化が出る様にはしているが、それでも海外で頂く一昔前のローフードやビーガンっぽい雰囲気を感じてしまい、海外の最先端のビーガン料理とも味わいは少し異なる。一品一品は美味しいと思うのだが、続いてしまうと、もう少し味わいのメリハリが無いと飽きてしまうし、疲れてしまい、魚料理に辿り着いて、漸く少しホッとする感じ。疲れさせない為にはどの皿もポーションをもっと少なくしても良いのかもしれない。 ワインペアリングは上手いと思うが、もう少し攻めても面白いし、そうしないとこの料理の味わいを補完出来ない様にも思える。多分、ノンアルコールの方が以前同様に面白いかもしれない。 今回は国産のマッコリも使われていたが、この酸味が良い感じで、一番、料理と合わせても落ち着く感じで口直し的にも良かった。 他にも残念な点はいくつか。 - 移転前と同様に相変わらず、コースに限らず料理と料理の間隔が長く空くことがある。これは皿数が少ないランチコースの方が手持ち無沙汰なことが多いかもしれない。遅めのスタートでもメインが出し終わるタイミングはどの席もほとんど変わらなくなるので、テンポよく頂きたいなら遅めのスタートが良さそう。トータルでランチコースでも2時間半から、3時間程度掛かる感じ。 - 以前より料理のバリエーションが減っているのか、ランチコースとディナーコースでの素材や料理の違いは見られるが、客によって全く別の内容という様な感じは無かった。 - サービススタッフは以前は正面からの対応だったが、現在は後ろや脇からの対応となり、コミュニケーションが取りづらい場合が多くなった様に感じる。 移転前にも感じた事だが、最先端というよりは、海外に比べて十年くらい遅れて模倣している様に感じる。 今後も修正しながらの進化を期待したい。 卵 米 ムース 菊芋 お焼き フロマージュブラン ビーツ トマトコンソメ 切干し大根 唐辛子オイル 茄子 ラビオリ 昆布 発酵白菜 クッキー 蕪 パイ包み 百合根 トリュフ 豆乳フラン 根ほっけ 小松菜 トンブリ キャビア 海老 恵鴨 舞茸 椎茸 ほうじ茶 アイス クッキー 五郎島金時 林檎 パイ 茶菓子 四種

2024/04訪問

2回

ラルジャン

虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、国会議事堂前/フレンチ

3.52

42

¥15,000~¥19,999

¥10,000~¥14,999

定休日
木曜日

昼の点数:4.1

銀座の一等地から霞ヶ関/虎ノ門に移転されたばかりのL’ARGENTさん。 銀座の雰囲気があまりにも凄かったイメージがありますが、場所的に客層も全体的な雰囲気も以前のSublimeの頃と比べ、少し違うかなという雰囲気もありました。 最高の立地での営業を止めてまで、この場所に移ったのは、どんな理由があるのかなと思いましたが、単純に契約更新のタイミングだった様です。 とは言え、今の場所は周辺地域に比べてもまともな飲食店も少ないし、官公庁や日本企業が多く、昼も夜も食にはお金を掛けない人達が多いエリアで、集客は難しいと思われ、以前からの常連やミシュラン至上主義の外国人観光客じゃないと利用は無いようにも思えます。実際に、最近の利用客は外国人が半数との事でした。 今回はランチでの訪問です。 居酒屋なども入るオフィスビル内の立地で、入り口は別に設けているとは言え、銀座やsublimeなどと比べて、また違ったモダンな雰囲気。 比較的、大きなガラス張りの明るい雰囲気で、カウンター中心の客席。 キッチンは奥にありますが、加藤シェフが前面に出て、直接、客の目の前で料理を仕上げたり、料理の説明をされるので、銀座の頃に比べると、かなり距離感が近く、色々な話を伺えて、良い方向に変わった様に感じました。 料理は相変わらずフレンチベースの北欧感を感じますが、若干、クラシック寄りになったかなとも感じます。 相変わらず、発酵マッシュルームのスープは有名で人気ですが、最近は地元静岡の抹茶を使ったフォアグラの一品をスペシャリテに位置付けている様で、ランチでも提供されています。 全体的に日本の食材にフォーカスしたコース内容になっていますが、より静岡の食材には注目していきたいそうです。また、サステイナブルな食材にも注目をされている様です。 味わい的にも、どの料理も上手く酸味を効果的に使われているのは流石。そこに苦味が以前より入る様になってきている印象です。苦味は抹茶や春菊などの自然な要素もありますが、焦がしバターの風味も比較的多く使われていた様です。 途中で出されるパンは広尾のbrodさんのもの。酸味のあるサワードウなど、食事に合うものを選ばれており、自家製のバターとも相性が良い。 ランチはショートコースになりますが、ディナーでも訪れてみたくなりました。メニューは季節毎くらいのタイミングで変わる様です。 ミシュラン発表直前の訪問で、移転時期が微妙だった事もあり、心配されていましたが、無事に一つ星を維持。おめでとうございました。 銀座の頃の様に高級感だけ期待する客層では無いと思われ、冒険もしやすいと思うので、今後の更なる進化を期待します。 宮城 畠山さんのムール貝 ムール貝 茄子 エスプーマ スウェーデン産キャビア 愛媛 シマアジ 縞鯵 柚子果汁 ミント ディル 静岡 掛川茶✕フォアグラ フォアグラ 掛川茶 ラタフィア ピスタチオ ブリオッシュ 愛媛 白甘鯛 白甘鯛 春菊 柑橘 京都 弥栄の七谷鴨 七谷鴨 芋 青森 はつ恋ぐりん 青リンゴ エルダーフラワー オゼイユ 静岡 ミニャルディーズ 和紅茶 シークアーサー 抹茶 二郎柿 サトウキビ

2023/12訪問

1回

Lito

久屋大通、高岳、栄町/イタリアン

3.77

50

¥20,000~¥29,999

¥10,000~¥14,999

定休日
-

昼の点数:4.1

年が明けて、1月からメニューが変わったこともあり、約二ヶ月を空けての訪問です。 名古屋も1月に入ってから、街は若干静かな感じで、お店も暇なところは多い様ですが、こちらは平日のランチでもほぼ満席です。 地元の方々もいらっしゃいますが、遠方から訪れるグルメな方々も増えているとの事。 素材を活かしたモダンな雰囲気は名古屋市内では、まだまだ少なく地元の客層には受け入れられづらいと思いますが、周辺地域にはaruの様なお店も増えており、実際にaruにも通われているお客さんが訪れるケースも多い様です。料理の方向性は若干異なりますが、旬の素材を活かして、器にも拘る感じを含めて、遠方からわざわざ訪れる客層の好みは被る様です。 新しいコースですが、流れは似た感じで、どの料理にも発酵が使われている点は同様です。上手く素材の風味や旨みは高めていますが、トータルの味わいとしてはさりげなく発酵が使われている様に感じます。一部、前回と同じ料理や素材もありますが、定点観測的な意味合いもあるのでしょうか。〆のスープドポワソンはオープン時から継ぎ足している様で、メイラード反応の影響もあるのか、以前よりもかなり濃厚に感じる味わい。柚子オイルが若干のリフレッシュ感を加えますが、普通に柚子果汁を加える方がサッパリと頂けるのではと感じました。 全体的には冬らしく高級食材も使われているものの嫌味の無いバランス感。 今回もランチでディナーのコースを頂きましたが、一部の素材の違いと数品が間に追加される感じ。 量的には前回とあまり変わらないと思いますが、肉料理に到達する前にはまあまあお腹が膨れてきます。 ランチで飲みながらなら、通常のランチコースでも十分に満足感を得られると思います。 料理やワインの説明は以前同様にシェフが全てテーブル毎に行っており、調理も進めながら、熟す姿はやっぱり圧巻。 口頭での料理の説明も紙のメニューの数倍におよぶ素材の数や情報量があり、なかなか全てを記憶したりメモするのも大変。料理を味わう事に集中する為、細かい情報の記録は途中から諦めてしまいました。笑 ドリンクは今回もワインペアリングでお願いしました。ワインも日本ワインや自然派ワインに理解のある方には十分に面白いと思うし、高級ワインに偏らない感じは良い。ただ、発酵も取り入れた自家製のノンアルコールのペアリングも興味深い。 ミックスペアリングやワインと半量ずつのハーフサイズでダブルペアリングという事も可能との事なので、次回は両方試してみたい。 Lunch ヴィーナス 蛤 牡蠣 白海老 甘鯛 猪 白子 龍の瞳 ブラータチーズ アマゾンカカオ 名古屋の久屋大通駅からも程近いオレンジビルの二階にオープンされたばかりのモダンイタリアン。 予約の取れない軽井沢のNazの立ち上げメンバーであった事などもあり、早速、名古屋では話題になっている様です。 お店の入口は通りに面した階段から直接つながる感じで、他の二階フロアからは直接行けないので、注意が必要です。 今回はランチでの訪問。 店内に入ると、小さなお店ですが、多くのスタッフが迎えてくれます。 キッチン前のカウンターには4席。 店内奥にはテーブルが二つ。通常は8名程度を限度で営業されている様です。 席に着いて、先ず目に付くのが、席にセッテイングされた皿が田中信彦さんのもの。国内の有名作家さんの物を多く取り揃えられた様で、最初から拘りを感じます。最近はもっと高額なものを使うお店も増えていますが、有名で人気な割にリーズナブルな作家さんでもあるので、親近感も湧きます。 空間設計にNodeさんが携わっている様で器のセンスの良さも納得。 客が揃うと一斉スタート。 昼でも夜のコースを頂けるので、自分は夜のコースを頂きますが、ランチコースは若干、素材は異なる物もある様ですが、夜の内容から抜粋した感じです。全席、ほぼ同じペースでコースは進むので、異なるコースでもテンポよく進む感じで、もう少し時間が掛かるかなと思っていましたが、2時間程度で終了する感じでした。 メニューはシンプルにメイン食材が書かれている。 旬の高級食材が目立つので、こちらも名古屋らしい高級食材を押し出した派手好きな傾向の客層をターゲットにしているのかとも想像したが、コースが進むにつれて、その想像を覆された。 ほぼ全ての皿に発酵を取り入れており、それも異なる形で使っている。 最近は国内でも発酵をメインテーマにしているお店は増えているが、日本人が苦手な酸味が残り過ぎていたりするケースはよくあるが、風味や香りがさりげない感じで上がる様に使われていて、出汁にしたり、パウダーにしたりと使い分けている。 味わい的にもモダンな雰囲気をバランスよく取り入れている。最初の皿が目立つ様に高級食材を使いシンプルに旨み中心の構成で温度も低すぎる感じだったので、一口目は正直ガッカリしたが、ワインを一口頂くとその酸味が旨みを引き立てる様に計算されているのがよくわかり、驚かされた。 シェフは調理もサービスも全て前面に立って動いており、若いスタッフ3名はそれを補う感じで、既にチームとしてよく出来ている。最近はソムリエとして他のお店にも立っていたシェフの胸元にはソムリエバッジが輝いている。ワインペアリングは料理からもワインからも考えられており、味わい的にもペアリングがあってこそ完成される感じで、ペアリングを頼んでない客はこちらのお店を正しくは評価出来ないし、そのポテンシャルの半分も楽しめてはいないだろう。 使っているワインは国内外の自然派ワイン。センスを感じるセレクションで、変にフランスの有名生産者に偏っておらず、モダンなスタイルの果実感をバランスよく持つワインが多い印象で、食事を引き立てている。普通のお店なら白ワインを出すであろう料理にも醸したオレンジワインを提供し、敢えて一切、白ワインを出されていないのもシェフの拘りを感じさせる。ノンアルコールも発酵を取り入れて作っている様で、こちらも気になる。 また〆に出して頂いたご飯は一瞬、カレーの様に見えるけど、スープドポワソンを大粒の地元の品種の米にかけたもの。濃い魚介の風味がまるで濃厚魚介系つけ麺のスープの様で、新体験。ご飯も粒が立って美味しい。カレーを出されてしまうと流れを破壊してしまう感じがあるが、こういうのは面白い。 メニューは季節毎に変えていく予定との事。 名古屋では珍しいスタイルで素材を活かしたモダンな雰囲気は最近は世界的にもトレンド。有名店での経験が評価されがちではあると思うが、シェフのセンスの良さやサービスも調理もこなす姿は圧巻で印象的。 シェフは元々、知多の出身という事で、今後は地元の食材をもっと積極的に使いたいとの事で、ローカルガストロノミー的な進化も期待できる。 また年明け以降にでも予約の取れる内に伺いたいと思います。 発酵カリフラワー 寒鰤 天然きのこ 発酵マッシュルーム ホッキ貝 仙鳳趾 牡蠣 発酵フランボワーズ パプリカ 生クリーム ンドウィヤ ドライトマト 自家製パン チャバタ 生醤油 長時間発酵 高加水 素麺 白海老 発酵トマト 赤スグリ 大葉オイル 九絵 ほおづき 金時人参 発酵青レモン おかひじき 短角牛と黒毛の掛け合わせ 蝦夷鹿 黒ニンニク 紅はるか 発酵ジュニパーベリー アツシマささげ 烏賊墨タリオリーニ 甲烏賊 芹 カラスミ 龍の瞳 スープドポワソン ブッラータ 柿 マルドン塩 松の実 お茶菓子 松ぼっくり蜂蜜

2024/01訪問

2回

寿司つばさ

寿司 WEST 百名店 2022 選出店

食べログ 寿司 WEST 百名店 2022 選出店

寿司つばさ

平和通、旦過、小倉/寿司

3.92

162

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

定休日
火曜日、水曜日

昼の点数:4.1

北九州市、小倉の駅前から続く、アーケード街の魚町銀天街沿いにある寿司店。 ビルの中に日本風の建物がそのまま入った様な感じで不思議な造りです。 雨の多い九州ですが、行きも帰りもずっと屋根の下を通れるし、駅からも徒歩圏内なのは嬉しいところ。 ビルの二階にエレベーターで上がり、店内へ。 内部も贅沢な造りです。 ランチの開始時間は12時からと13時からになっていて、入れ替えでは無く、時差スタートという感じ。 基本的には親方が握り、女将がサービス。更に弟子っぽい方が裏方にいる様です。 基本おまかせコースで、昼とはいえ、なかなかの品数。 最初は一部握りも入りますが摘みが続いて、その後は握りにという流れ。 最近、頂いた寿司店の中でも驚きが多く、ネタだけで無く、薬味など食材の組み合わせや、仕上げにもセンスを感じられます。 小倉にも有名な寿司店はいくつもありますが、小倉のポテンシャルの高さを十分に感じられるお店だと思います。 ドリンクは様子を見ながら、日本酒を合わせて、おまかせで出して頂きましたが、こちらもセレクションの良さを感じます。 また九州を訪れた際は小倉周辺の寿司店をもっと探索したいと思います。 鱧 ノドグロ 握り 蛸 真魚鰹 酢橘 茶碗蒸し 槍烏賊 河豚 白甘鯛 キス 柚子胡椒 漬け 鮪 トロ 車海老 鰹 鯵 小肌 雲丹 穴子 いぶりがっこ トロ 稲荷

2023/09訪問

1回

手打蕎麦 こより

そば WEST 百名店 2024 選出店

食べログ そば WEST 百名店 2024 選出店

手打蕎麦 こより

金沢、北鉄金沢/そば、日本料理

3.79

65

¥8,000~¥9,999

¥6,000~¥7,999

定休日
月曜日、日曜日、祝日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

震災の影響で、客足の低下や食材の仕入れなども考えて、1、2月はコースの提供をやめて、席は予約制ですがアラカルトメニューのみを地元の方々を中心に提供されていました。 3月からは少し状況も落ち着いた事もあり、コースメニューを復活。ただアラカルトの方も暫く続ける様で、時間帯によってアラカルトとコースを頂いているお客さんもいて、店主さんは以前よりも忙しそう。 今回は早めの時間にコースを頂きました。 最初から蕎麦がきを揚げたものなど、あまり他では見かけない料理も提供され、クオリティは以前以上で、どの料理を頂いてもなかなかの感動レベルです。 かけ蕎麦のつゆも鰹や昆布の風味の良い香りがして、季節によっても調整されているんだなと感じられる。トッピングにも菜の花が使われて季節感もしっかりと出されている。 鴨ロースの付け合わせの蓮根餅も素晴らしいし、蕎麦粥のしじみの出汁も美味しい。 これらに合わせてオススメの日本酒をグラスで出して頂いたが、適度に華やかで甘さを残したものが多く、料理との相性もいい。更に食材の産地と酒の産地を合わせてみたり、ワインやペアリングの知識もかなりあるのかもしれない。 最近、能登牡蠣を含め、大ぶりの牡蠣を頂く機会が多かったが、ワインとの相性は難しいなと感じられる事が多かったが、岩海苔も使い磯臭さが強くなりそうなのに、日本酒では全く嫌な風味も出ず、改めて牡蠣には日本酒のペアリングが良いなと再確認させられた。 〆はアラカルトメニューから今だけの胡麻だれで頂いた。胡麻の風味も柑橘の風味も非常に良く、蕎麦の風味とも良く合って美味しく頂いた。 これで大体、一年を通して、異なる季節に訪れたが、また機会を見つけて訪れたい。 また、これだけ食べて飲んでも支払いがリーズナブルで毎回、驚かされる。コースの値段はもっと上げても良い様に思う。 蕎麦がき 揚げ出し 盛り合わせ かけ蕎麦 菜の花 鴨ロース 蓮根餅 行者大蒜 蕎麦粥 うるい しじみ 天ぷら 能登牡蠣 岩海苔 蛍烏賊 蕗のとう 胡麻だれ蕎麦 苺大福 はるひ 季節が変わって涼しい風が吹く時期の訪問。 新蕎麦も始まったばかりで、蕎麦にとっては新年に当たるのだそう。 お店に伺うと新しい鮮やかな蕎麦玉が店頭に飾られ目を惹きます。 最近は週末を中心に夜の営業もされており、本当は夜に伺いたかったのですが、今回も昼の訪問。真夏の暑い時期に比べて、店内は天井が高いせいか、冷えやすい様ですが、個人的には過ごしやすい。日差しも、店内奥まで入り、木漏れ日も美しい。 今回も料理は蕎麦懐石といった感じのおまかせコース。合わせてメニューに載っていない日本酒を中心に店主さんのおまかせをグラスで頂きます。半号で600円程度なので色々と試しやすいのも嬉しい。 先ずは蕎麦粥から。 蕎麦の実が優しい味わいで最初から気分が和らぎます。 続く蕎麦がきは新蕎麦に合わせてか、いつもよりふんわり。湯もいつもより濃く、とろみも強く、蕎麦の優しい味わいをしっかりと味わえる。 季節も感じられる盛り込みの後は、温かい蕎麦。十割蕎麦でも相変わらず極細。綺麗でコシもあり、風味も旨みも強い。更に今回はいつもより出汁の酸味が強く、それが更に蕎麦の旨み、甘みを引き立てている。どうやら蕎麦に合わせて、いつもより昆布を強めにしているらしい。こういう細かい点にも拘りが感じられるし、よく蕎麦を研究されているなと思う。 鴨ロースは藁焼きの香りや風味も良く、絶妙な火入れ。一品も良いが、一緒に蕎麦も頂いてみたい。 気を使って頂いたのか、実家近くの里芋を優しく調理して出して頂いたり、続く天ぷらも白子やムカゴが入り、季節の変化を更に感じられた。 冷たい蕎麦は普通の盛りか、戸隠ならではの水を切らないぼっち盛りが選べるとの事だったが、十割蕎麦の香りを堪能するなら、普通の盛りの方が店主さんはオススメとの事で、そちらを頂いた。 十割蕎麦らしい風味はしっかりとあるが、しっかりとした食感もあり、難しいだろうに極細に仕上げているのは凄い技術者だと思う。戸隠の蕎麦の品種的な特徴もあるとの事だが、やはり素晴らしいと思う。 最後の栗のお汁粉も優しい味わいで、あっという間にコースが終わってしまったのが名残惜しい感じ。 日本酒を色々と頂いても、一万円で収まるのも凄いし、また直ぐにでも伺いたいと思えるお店です。 蕎麦がゆ 丸いも とんぶり 蕎麦がき 新そば 盛り込み 出汁巻 柿白和え 大根 サワラ にしん 五郎島金時 銀杏 十割蕎麦 昆布 自家製 藁焼き鴨ロース 加賀蓮根 クレソン 南砺産 里芋 大和 きのこ餡掛け 天ぷら 天使の海老 白子 ムカゴ 大黒しめじ 下仁田葱 十割蕎麦 もり 利平栗お汁粉 蕎麦粉白玉 前回訪問から約2か月を空けての訪問です。 金沢駅西口からは徒歩だと10分程度ですが、真夏のこの時期は日差しが強く、日陰も少なく大変なので、近いですがタクシーでの訪問が良いと思われます。 季節を感じられる素材や料理が最初から続き、味わいだけでなく、運ばれて来た瞬間から香りや見た目の美しさにも心を惹かれます。 こちらの蕎麦は極細で、その豊かな風味、旨みに加えて、食感も印象的。 何故か、どういう理由からか、蕎麦は喉越し、啜って食べるのが通と、思い込んで、自身も通ぶって啜っている方をこちらのお店を含め、蕎麦専門店ではよく見かけますが、こちらの蕎麦を啜って頂くと多分、こちらの蕎麦の魅力の半分も感じていないと思われ、勿体ないと思います。きちんと噛み締めながら、食感と甘み、旨みを味わって欲しい。 この時期は更に素晴らしいのはトロける食感の水羊羹。丁寧に作られていて、その美しさにも感動する。盛り付け自体もかなり大変だと思われる。 また8月からは夜の営業を開始されていて、週末はディナーでも同様の素晴らしいコースを頂けます。 次は涼しくなってきた頃にでも訪問したいと思います。 金沢駅西口から少し離れた、歩くと10分ほどの住宅街にある古民家を利用した蕎麦店。 かなり古い造りで外観も内側もしっかりとしており、どこかから移築してきたのかと思ったら、どうやら奥様の御実家だそうで、元々どういう謂れの建物なのか気になります。 以前から気になっていたお店ですが、この3月からは昼間のコースのみの提供となっていて、今回、ようやく伺いました。 予約はInstagramからのメッセージでも可能な様です。 平日の利用者は遅い回だと比較的空いていることが多い様ですが、コース料理のみになったことを知らずに店の前まで来られている方も複数おられました。 店内に入ると郊外や田舎のレストランの様にゆったりとした造りで、大きなテーブルが並ぶ待合室があり、しばらくすると、更にその奥のスペースに案内されます。 庭側に向かう二人席と小上がりの大きなテーブル席。更に座敷もあり、そちらでの食事も大丈夫とのことでした。 コースは蕎麦や旬の食材、出汁を使った料理が少しずつ出されます。かなり上品な味付けや内容で金沢というよりも京都っぽい味付け。食材的にも金沢では使わないものもあり不思議でしたが、ご主人は京料理の経験もあるとか。 蕎麦は御出身の長野の戸隠そばをモチーフにしたもの。 蕎麦はかなり細く味わいも優しく風味も良い。その分、麺の弾力や食感は乏しく感じますが、新しい蕎麦の体験が出来た気がします。 温かい蕎麦はコースの前半で提供され、優しい鰹と昆布の出汁だけで頂く感じは風味豊か。中盤に出される蕎麦がきは、これまで頂いたことのある蕎麦がきの印象を覆すほどに、ふわっとした感じ。 〆の蕎麦は敢えて水切りをしないザル盛りで、これが風味を豊かにしていて塩と薬味で頂くと良い感じ。日本酒ともよく合います。 関東などでは醤油の風味が強いツユやスープで頂く事が多いですが、こちらでは自然な出汁で頂けて、蕎麦の旨みをよく感じられる。 蕎麦湯も優しい味わいで、蕎麦湯だけで頂ける様に別途お猪口も提供される。 蕎麦粉はその日に直前で挽いたものを蕎麦がきなどには使っているそうで、風味や香りが豊かなのも頷ける。 現在、奥様は出産などで休まれており、スタッフは二名いらっしゃいましたが、基本的にはご主人が全て蕎麦も料理も仕込みをされており、なかなか多くの客を一度に対応されるのは難しそう。コース一本にした事で客層も絞れて、単価も上がって多少は負荷は下がっていると思うが、人気も上がっているので、平日昼間だけの営業とはいえ、予約も取りづらくなりそうで、若干心配もある。 トータルとして新しい経験が出来た感じがして、金沢らしさはないが、観光客よりも地元や遠方から、本当に美味しいものを追求する方に訪れてほしい感じのお店だと感じた。

2024/03訪問

4回

aru

フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

aru

駅前大通、駅前、新川/フレンチ

4.03

70

¥15,000~¥19,999

¥10,000~¥14,999

定休日
日曜日

昼の点数:4.1

約3ヶ月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 季節ごとに変わる料理ですが、今回はこれまでよりも、より地元の野菜の味わいを感じられる内容で、更に和のニュアンスが多く入ってきている様に感じました。 現状は前菜も動物性のものが使われていますが、この方向性であれば、思い切って肉や魚を全く使わないヴィーガンコース一本に一度振り切ってみても面白い様に感じます。 今回はメインの和牛もサスティナブルを意識した経産牛になっていましたし、名古屋周辺の客層的には難しいと思いますが、都内や関西、更に海外のお客さんを増やす為には、野菜をもっと前面に押し出していくと面白くなるのではと感じます。 東三河の畑から 青首大根 ミニトマト 金時人参 スナップエンドウ 蕪 フェンネル 平目 春菊と芽キャベツ イチローファームさんの玉レタス スフィーダさんのチーマディラーパ 鰆 北河さんのスナップエンドウとにこまる 東三河の季節のお野菜 経産和牛(源氏) ゆめのか檸檬 久しぶりに約半年ぶりに伺いました。 ちょうど約一年前にも伺っており、素材が被っているかもとの事でしたが、その時折の旬の素材を活かした料理はまた違った印象で新鮮。 皿の温度感、運ばれて来た瞬間から立ち上がる香り、調理法や火入れの工夫により素材の風味や食感を引き出す技、全てが素晴らしいと改めて感じます。 ペアリングは今回は日本ワインに加えて、フランスのものや日本酒も加えた感じ。 味わいに厚みもありながら、優しい雰囲気のものが多く、こちらの料理の方向性にも合っている。 色々な季節にこちらには伺っているが、また直ぐにでも伺いたいと思えるお店はなかなか少ない。 予約が取りやすい内に、また伺いたいと思います。 東三河の畑から 秋の玉蜀黍 落花生 和栗 次郎柿 蕪 墨鳥賊 備中蓮根 鈴木製茶さんの椎茸 渡り蟹 八名丸と秋の胡瓜 紅葉鯛 スフィーダさんの新米とマコモ茸 東三河の季節のお野菜 本州鹿 キウイ ごとう製茶さんの豊橋紅茶 もう少し早いタイミングで伺いたかったのですが、前回の訪問から3か月以上空けての訪問でした。 入り口の階段を上がると3月に発表された今年のゴエミヨのエンブレムが並び、3つ目が輝いていました。 料理の方は、まだ春らしい素材やメニュー構成かなと思っていましたが、意外と初夏や夏らしい素材も入ってきており、シェフも今年は1か月くらい早いと仰っていました。 それでも、やっぱり、どの皿を頂いても旬の野菜のクオリティ、三河の農産物の底力みたいなものを感じますが、やっぱり、シェフの野菜の扱いの上手さには、毎回、驚かされます。 人参のタルトはまるで後味が雲丹の様に感じますし、個人的にはトマトが苦手なのですが、世界一好きとも思える様なミニトマト。普通はチーズを詰める事が多い花ズッキーニには野菜もたっぷり。 その味わいを更に上質なものにしているのが、奥様が選ぶ日本ワイン中心のペアリング。今回は見ていると、全てのテーブルでペアリングを選択されていて、ペアリングの認知度が上がっているのは嬉しい限りです。 日本ワインが好きなお客さんも増えている様ですし、ここ数年、色々と寝かせているワインも増えている様なので、また何か企画などもあると面白そうです。 また、季節が変わった頃にでも伺いたいと思います。 東三河の畑から 春人参 あやめ雪 胡瓜 アンデスレッド 花ズッキーニ 白蕪とルッコラ 彩誉 Rivermond Farmさんの完熟ミニトマト 真羽太 北河さんのグリーンアスパラガス 東三河の季節のお野菜 恵鴨 文旦 鈴木製茶さんの茶畑から 甘夏 今回は年末年始を避けて、約3ヵ月ぶりの訪問となりました。 東三河の食材、特に野菜を贅沢に使った料理が人気ですが、ここ最近は異常に寒かったり、雪も降った為、そのクオリティやコース内容にも心配しましたが、杞憂に終わった様です。 色々とお話しを伺っていると、やはり路地物は全滅に近い様ですが、ハウスものは特に影響ない様です。 生産者のもとにも出掛けられて、通常では出回らない様なまだ青いウエタトマトなど、どれもフレッシュながら、素材の組み合わせや味わい、食感、風味も印象的な料理が続きます。今回は近郊のマダムの実家産の野菜なども使われ、優しい雰囲気の味わいが印象的でした。 野菜だけで無く、魚や肉の火入れや扱いも絶妙な感じ。どうしても年末年始の時期はどこのお店も素材が似てきますが、こちらではどの皿も新鮮な印象を受け、新しい発見がある気がします。 ドリンクは今回もペアリングをお願いしましたが、いつもの日本ワイン中心のペアリングに多分初めて日本酒が入ってきました。海苔の風味や全体的に旨みの強い一品だったので効果的に使われていたと感じました。 最後は旬の柑橘なども贅沢に使った感じ。デザートだけで無く、お茶にも使われており、これがまた素晴らしかったです。 また少し時間をあけて季節が変わる頃に伺いたいと思います。 3か月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 季節が変わって使う素材も夏から大きく変わりましたが、どの皿も新しい驚きを感じさせる味わい。香りや風味も非常によくて、運ばれてきた瞬間からその素晴らしさがわかります。 地元の素材の良さもあると思いますが、その良さを引き出す技術やセンス、丁寧な調理には脱帽です。 まず、最初に運ばれてきた澄んだスープは玉蜀黍の甘みや風味を引き出したもの。実の部分は使っていないのにこの美味しさは凄いです。 鴨の澄んだ出汁も驚くほど、綺麗で旨みのあるスープ。そこに合わされたきのこやフランも美味しい。 次郎柿には柚子胡椒が使われて、甘さを引き立てている。 ホクホクとした新鮮なマコモダケを焼いた際の食感も新しい。 秋茄子はまるでローストした林檎や梨の様な甘みや食感。 伊勢海老や九絵も贅沢だけれど、今年産まれた仔猪の肉は繊細で食感、風味もよく、火入れも絶妙。 これらに合わせられた日本ワイン中心のペアリングも素晴らしい。貴重なヴィンテージも含めて、自ら熟成させて、毎日、状態を見ながらでないと、難しい自然派の日本ワインをいいタイミングで出すことは出来ないと思われる。このポテンシャルを引き出すセンスも改めて素晴らしいと思う。 味来 クインニーナ/バターナッツ南瓜 次郎柿 あいち鴨 三浦さんのマコモ茸 イチローファームの秋茄子 虎河豚 スフィーダの八名丸 伊勢海老 小松菜 九絵 仔猪 キウイ 黒無花果 和栗 2か月ぶりに豊橋駅前のaruさんへ。 入り口の階段脇にゴエミヨ2022のプレートが加わっていました。 メニューは前回訪問時から全て入れ替わっており、夏野菜が贅沢に使われています。 どの料理も素材のポテンシャルを引き出し、素材本来の味わいを活かした感じに仕上げています。更に素材同士の相乗効果やソースやオイルなどできちんと味わいをまとめているセンスもとびきり。 特に素材の温度を調整し、香りが皿が目の前に置かれた瞬間から立ち上がってくる感じは食べる前から期待を高めてくれる。 料理の盛り付けや色合いも美しいですが、使われる器も料理を引き立てますよう有名作家のものも素晴らしいですが、地元の作家さんにお願いしてカスタマイズして作ってもらっているものもストーリー性があり世界観を作り上げています。 ドリンクは今回もペアリングでお願いしました。量が選べるので、あまり飲めない方も是非、試してもらいたい。 日本ワイン中心のペアリングは珍しいものや貴重なものも出して頂き、有り難い。また、日本ワインはメリハリが無かったり、バランスが悪いものが多く、ペアリングとしては難しいものも多いが、こちらはセレクション的にもバランスが良いものを選び、料理との相乗効果が上手く引き出されている。 次回はまた涼しくなった頃にでも伺ってみたい。 豊橋駅からほど近い場所にあるフレンチレストラン。 地元の素材、愛知県内でも特に東三河の旬の素材を活かした料理を提供されています。 以前から気になっていたお店のひとつで、コロナ禍の中、SNSで追いながら、訪問するタイミングを計っていました。 駅からは5分ほど、新幹線のホームからも10分程度で伺えるので、地方でも比較的、伺いやすいと思います。 平日のランチもおまかせコース一本なので、今回はランチで通常のおまかせコースとワインもおまかせでペアリングでお願いしました。通常は6杯のところ、この日はペアリングする料理が7皿の為、うち2杯は半量に調整して頂いています。ワインの量も最初から選べるので、沢山飲めない方も安心です。 こちらでは日本ワインを中心に提供されており、一杯目のスパークリングと途中の一杯を除いて、ほぼ日本ワインのペアリングでした。飲んだことがあるものもいくつかありましたが、貴重なものも。更にセラーにはもっと貴重なワインがあるのも覗けて、そのうち提供されるのも楽しみ。 コースは春人参を使った冷製のスープから。 もう一口目から虜になる人参の甘さを活かした味わい。 その後もトマトが非常においしいと感じたり、自然な素材の美味しさを上手く活かした調理と味付け。素材を知っているだけではなく、センスも無いとこういう風にまとまった味わいには仕上げられないと感じます。 ただ地元の物を使っていると謳って有り難がらせたり、下手な調理をして、素材を活かし切っていないお店が多い中で、レベルが明らかに違います。 魚や鴨も火の入り具合も絶妙でした。 ソースも必ず目の前で皿にかけるプレゼンテーションも徹底している。 お店の空か造りも凄く上手く、雰囲気が良いだけでなく、ナチュラルな感じもバランスがいい。 テーブルの間隔も非常に広く、こういう時期でも他の客が全く気になりません。 少し遠いですが、新幹線なら1時間程度ですし、また定期的に伺いたいお店が増えました。

2024/01訪問

7回

ラ ジュネス

代官山、中目黒、恵比寿/フレンチ、バー、ケーキ

3.56

78

¥10,000~¥14,999

¥3,000~¥3,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

スタッフ全員がエンターテイナー

2016/06訪問

1回

レミニセンス

フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

移転レミニセンス

大須観音、矢場町、伏見/フレンチ、イノベーティブ

4.41

520

¥20,000~¥29,999

¥15,000~¥19,999

定休日
-

昼の点数:4.1

ストーリー性のあるコースで魅了

2016/09訪問

1回

MOKO

丸太町(京都市営)、烏丸御池、二条城前/フレンチ

3.57

12

¥15,000~¥19,999

¥6,000~¥7,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

昼の点数:3.9

地下鉄丸太町駅からも歩いてすぐの古い町家を改築されて昨年オープンされたMOKOさん。 オープンから間もない昨年の夏前にランチで伺っていましたが、久しぶりに今回はディナーで訪問です。 年末にお店の前を通ったところ、以前にジャンジョルジュに居られたソムリエの方が気づいて、前まで出て来られて、少し立ち話をしていた事もあり、その後の変化や進化が気になっていました。 こちらのお店自体、間もなくオープンから一年を迎えますが、少しずつ認知度も上がってきていて、更に4月に出版されるミシュランガイドの先行発表で、掲載される予定である事が既にアナウンス。 まだ星の数などは判りませんが今後が楽しみ。 また、早速、目ざとい外国人の予約が増えてきているとの事で、ミシュランの正式発表後は予約も取りづらくなるかもしれません。 今回のディナーはランチに比べても品数は多いですが、以前からの進化も充分に感じられる内容。一週間ほど自前で熟成させた魚を使った料理も旨みが増していて素晴らしいですが、合わせる素材の組み合わせなども流石のセンスを感じさせる。 更にソムリエが加わった事で、以前よりもナチュラルワイン主体のペアリングとなり、料理の味わいを引き立てている。基本、クラシックなクリーンナチュラル系なので、自然派のクセが苦手な方でも充分に楽しめるセレクションだと思う。 夜遅くまで色々と話も伺えて、今後の進化も楽しみだし、また別の季節に伺いたい。 アミューズ ブリオッシュ、烏賊 Amuse 大分産天然鰤、人参 Oita Wild Amberjack, Carrot 北海道産帆立、カリフラワー Hokkaido Scallop, Cauliflower 三重産平目、ロマネスコ Mie Flounder, Romanesco 京都大原産鹿肉、キャベツ Kyoto Ohara Deer, Cabbage 熊本産黒毛和牛、菊芋 Kumamoto Black Wagyu, Jerusalem Artichoke "Mythese"チーズセレクション 'Mythese' Cheese Selection 林檎、ヴァニラアイスクリーム Apple, Vanilla Ice Cream ヴァローナグアナラチョコレート、オレンジ Valrhona Guanaja Chocolate, Orange コーヒーもしくはティー Coffee or Tea 京都地下鉄の丸太町駅からも程近い路地裏にオープンされたばかりのお店。 古い町家を改装されて、かなり贅沢でモダンなスペースを造り上げておられます。 店内に一歩入ると、意外と広いスペースと多くの席があるのに驚きます。 まだ認知が低いこともあり、予約はまだ落ち着いており、カウンターメインの営業の様ですが、将来的には逆に敢えて、カウンターは使わずに、テーブル席中心でのサービスにするのも、意外と雰囲気は良い気がする。 ただカウンター席に座って驚くのは、大きな一枚板を使われていること。かなり長い板なので、継ぎ目を探してみてが見つからない。どうやら元は8メートルもあるチェリーの板で、逆にこれを削ったり、端は棚など別の用途にも使われている様。 またキッチン脇にはドライエイジング専用の冷蔵庫が置かれている。熟成肉専門店ならわかるが、こういうレストランで見かけたのは初めて。上には肉、下には魚が綺麗に吊るされている。今後、ジビエなども提供したいとの事で、その季節が楽しみです。 全体的にすごくお金が使われていることが判るが、どうやらシェフの奥様の実家の会社がバックアップされている様。 シェフは元々、ロンドンなどでジャンジョルジュ系列のお店での経験が長い様子。この春に京都にジャンジョルジュの国内二店舗目が営業を開始しているが、そちらの準備などにも関わって居られた様子。そちらのオープンが遅れている間に独立し、こちらのオープン準備を進めていた様。サービス担当の女性も最近まで、ジャンジョルジュの開店に携わっていた様です。 この女性も海外が長いのか、シェフもそうですが、お二人とも綺麗な英語を話されていて、外国人客が多い京都ではかなりの強みになるだろう。 料理はランチコースだと、かなり皿数も限定されていますが、それでも海外出身シェフならではの料理を堪能できます。最近は海外のモダンな有名店で修行した日本人シェフも多いですが、酸味やハーブの使い方は外国人シェフの方が抜群に上手く、センスを感じることが多いです。 全体的に熟成もかけながら、うまく素材を活かした料理になっていると思います。予約が安定してくると更に進化が期待出来そうです。 最初に出されるパンは香りが良く、驚いたが、二階にベーカリースペースがあり、天然酵母を使った自家製との事。長時間発酵をされているので、サワードウに近い優しい酸味も感じられ、食事にもよく合う感じ。バターもフワッとしたホイップバターっぽい。 ドリンクは厳密にペアリングコースを提供されていないが、グラスでも色々と提供されており、泡、白、赤を料理に合わせて出して頂いた。現状、フランスのクラシック寄りのものが多い感じだし、ちゃんとしたソムリエが居られれないので、今後の課題だろう。 近くのKOKEさんとも仲良くされている様だし、モダンな料理にも合う、自然派ワインもうまく取り入れていくと面白いお店になりそうだと感じた。 蔵の中や個室なども食後に見させて頂いたが、かなりの拘りを感じられ、今後の展開も色々考えている様で、更なる進化が楽しみです。 また別の季節に訪れてみたいと思います。 明石産鯵のグリル、きゅうりの焦がしヴィネグレットと昆布オイル マリネした大原産トマト、トマトウォーターゼリー、湯葉、カモミールとレモンのオイル 和歌山産鰹、ズッキーニ、ソースヴィエルジュ オーストラリア産ラムロインと肉の白味噌煮込み、賀茂茄子、黒ニンニクと黒オリーブペースト “Miythese”チーズセレクション グアナラチョコレートのガナッシュ、ヘーゼルナッツとチョコレートのアイスクリーム コーヒーもしくはティー

2024/03訪問

3回

cenci

イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ イタリアン WEST 百名店 2023 選出店

cenci

神宮丸太町、東山、三条京阪/イタリアン、イノベーティブ

3.95

345

¥20,000~¥29,999

¥8,000~¥9,999

定休日
月曜日、火曜日

夜の点数:4.1

昼の点数:4.0

年末以来、数ヶ月ぶりの訪問です。 前回はディナーでの利用でしたが、久しぶりにランチでの訪問です。 平日、ランチでの利用でしたが、平日はショートコースの利用が多い様子。更には意外とお一人での利用も多い感じ。 ショートコースとフルコースは周囲を見ていると、流れも中身も大きく異なっており、ほとんど同じ料理はありませんでした。頂いた後の印象も異なると思うので、出来れば両方を一度は経験されることをオススメします。 昨年は海外シェフとのコラボも多く、アジアのニュアンスが強く感じられる雰囲気の料理がコース全体に多かったですが、今回は和の雰囲気とアジアをイタリアンをベースにバランスよく取り入れてきていると感じました。昨年は外苑前のĂn Điさんともコラボをされていましたが、その時に教えてもらった食材なども使われているとの事でした。 ワインは今回もペアリングで。 以前よりも定番のイタリアの自然派ワインが多い様ですが、中には酸化のニュアンスを取り入れたマニアックなものもあり、中々面白い。 また、久しぶり貴重なボー・ペイサージュも頂けました。 また、予約が取れれば、定期的伺いたいと思います。 カリフラワー 蕎麦 鰯 すじ青のり ペルシュウ 海老芋 菜の花 伝助穴子 大根 レモン 蓮根 紅ズワイガニ セロリ タマリンド 百合根 北寄貝 豆乳 香茸 パクチー ほうれん草 菊芋 キヌア 馬告 根セロリ 九条葱 猪 金柑 完熟山椒 シークワーサー キウイ フェンネル キャベツ 牡蠣 アーモンド タリオリーニ そら豆 七谷鴨 胡麻 リゾット アマゾンカカオ 苺 トンカ豆 林檎 シナモン クローブ ちょうど半年ぶりの訪問です。 今回もディナーでの利用ですが、初めてテーブル席へ。 意外と少人数での利用も多い様子。 相変わらずスタッフも多く、新しいスタッフも入っている様に見えます。 ドリンクのオーダーをして、温かいウエルカムハーブティを頂きます。身体が温まる様にカモミール 、ジンジャー、エルダーフラワーが使われており、食前にも最適。 いつもの様にシェフが席まで来てご挨拶して頂き、コースが始まります。 コースは相変わらず、旬の素材を贅沢に使い、それぞれの味わいを上手く活かしている感じ。貴重なペルシュウもしっかりと頂け、コースの流れも大きくは変わりませんが、一皿ごとの満足度は以前よりも上がっている。 というのも、以前は和のニュアンスをバランスよく取り入れたイタリア料理という感じでしたが、最近はインドのお店とのコラボの影響が強く出てきており、スパイスやハーブがふんだんに使われていて、肉料理まではどの皿もアジアのニュアンスが強い印象。それも半年前よりも使われ方が上手くなっています。海外のお客さんが増えている事もあると思いますが、日本人だけで無く、世界的にも評価が上がる様に感じます。 それを支えるペアリングもワインはイタリアのものだけで無く、カリフォルニアなどニューワールドのものも良いものはバランスよく取り入れており、今後も日本ワインをはじめ面白いものは積極的に使っていって欲しい。 イベントなども積極的に行われている為、通常営業の予約は難しくなってきていますが、また定期的に伺いたいと思います。 聖護院蕪 柿 もろこ ペルシュウ 安納芋 グラニースミス 大根 鰆 白味噌 白菜 天然きのこ クエ ハラペーニョ レモングラス 九条葱 海老芋 雲子 クミン 根セロリ 椎茸 豆腐 洋梨 ほうれん草 大豆 蝦夷鹿 ラズベリー パクチー 梨 柿 クローブ 小蕪 桜海老 黄柚子 フェットチーネ ポロ葱 北寄貝 リゾット 栗 黒糖 小豆 アマゾンカカオ みかん シナモン 約半年ぶりの訪問でした。 前回はランチでの訪問でしたが、今回はディナーでの利用です。 早い時間から店内は、テーブル席もカウンターもほぼ満席で賑わっています。18時からの利用がこの日は多かった様です。 連日、予約は埋まっている様で、以前よりもスタッフも増えている様にも感じ、その分、賑やかさも忙しさも増して感じます。 席に着くと、シェフが挨拶に来られます。この辺の対応は相変わらず完璧。 料理は貴重なペルシュウから。 極薄の生ハムの食感は絶品ですが、添えられたヤングコーンも驚いた。旨みや甘みもあり、これがペルシュウの旨みとも良く合いますし、更に髭の部分に酸味が加えられていて、初めてヤングコーンの髭が美味しいと感じられました。こういうセンスは流石だなと思います。 そのあとの料理もアジアンっぽいニュアンスがあったり、季節柄もあると思いますが、適度に酸味が加えられているものが多く、最近のコラボの影響もあるのかなと感じられました。 ドリンクはペアリングをお願いしました。 以前は日本ワインやニューワールドのものなどを含めたペアリングでしたが、今回はほぼヴィナイオータ祭りという感じ。マグナムボトルや見たことのないものも含めて貴重なワインが次々と。 近所にあったら、本当に通い尽くしたいと思えるお店です。 ペルシュウ 茄子 黒米 桜海老 木の芽 胡瓜 長芋 太刀魚 ディル グリーンアスパラ 烏賊 ホワイトアスパラ 胡麻 アーモンド トマト 芽生姜 七谷鴨 パクチー パッションフルーツ 紅芋酢 ヨーグルト ライム 北寄貝 バジル マリーゴールド フェットチーネ 賀茂茄子 雲丹 カルナローリ 酢橘 甘夏 レモン フェンネル アマゾンカカオ 放牧乳 苺 カシス 京都で以前から人気のイタリアン。 平安神宮のすぐ近くで、駅からは遠いものの周辺はツアーの観光客らしい方達が団体で歩いていたりもします。 周辺の他の観光客向けのお店とは異なり、外には目立つ看板もなく、前を通っただけでは何のお店かはわからないかもしれません。 入店すると先ずはハーブティーをウエルカムドリンクとして出して頂きます。京都の冬は寒いので有り難いですね。更にシェフからもご挨拶。 意外と奥は広い店内で、中央は掘り下げたフロアになっており、海外のお店の様な贅沢な造り。ただ全体的にカジュアルさもあるバランスの良さも感じる。 今回はドリンクは料理に合わせてペアリングをお願いしました。ランチのショートコースとはいえ、料理の品数もクオリティも充分、満足度が高い。 ワインも貴重なものも含めて、グラスで提供されており、素晴らしい。ランチだとワインを飲む方は他のお店でも少ない印象だが、こちらはスタッフがセラーにも度々、入られていたので、飲む客も多い様子。 貴重なボーペイサージュを含めて日本ワインも力を入れておられる様ですし、日本では珍しくカリフォルニアのクリーンナチュラルワインもペアリングに入れているのも好感が持てる。 料理はペルシュウをはじめ、貴重な食材を使い、和の要素、雰囲気も取り入れた感じの少しカジュアルなイタリアンという雰囲気。 どの料理も運ばれてきた瞬間から香りがたっており、食べる前から期待が高まる。 ランチでも総じて満足度が高く、次回は是非、夜に伺いたいと思いました。

2024/02訪問

4回

デュ・ヴァン・ハッシシ

フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店

デュ・ヴァン・ハッシシ

石川町、日本大通り、関内/フレンチ、イタリアン

3.68

154

¥15,000~¥19,999

¥8,000~¥9,999

定休日
日曜日

夜の点数:4.1

昼の点数:4.0

まだまだランチで楽しめます

2023/08訪問

13回

鮨 さいとう 麻布台

神谷町、六本木一丁目、麻布十番/寿司

3.65

47

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

麻布台ヒルズのグランドオープンから早数ヶ月。 先日、遅れてオープンとなったヒルズマーケット内に出来た超有名店の鮨さいとうさんの分店。 出店される事自体は以前から分かっていましたが、数週間前に突然アナウンスされてomakaseでの予約が開始され、即時、開放された予約枠が埋まる人気ぶり。予約開始直後はomakaseのサイト自体がアクセス集中して、まともに予約を進められないほどの人気ぶりで驚きました。 そんな中、運良くこちらのお店に訪問が叶いました。 ヒルズマーケット自体、人気で週末には混み合う様ですが、平日はそこまででは無い様子。マーケットの奥、これまた有名店のやま幸さんの隣に目立たない感じで扉が設置されていました。 現在、ランチは二回転となっていて、早めに着くと前の回がまだ終わっていない様子。全ての客が退店された後は一旦、鍵を閉められて準備をされている様で、予約の時間を過ぎた頃に一気にお客さんを呼ばれて入店。 まだオープンから間もなく、慣れていない事もあったり、仕込みもあって、なかなか時間通りとはいってない様子。 とは言え、実際にコースが始まると一気に握りがテンポよく提供され、1時間ちょっとで全ての料理が提供される感じでした。 ネタはコースが始まる前に全て切られて並べられていく。この様子も目の前で見ていて圧巻。担当されている大将は本店でも長く活躍された滝本さん。 本店と同じ素材を使われているのだと思いますが、最初に出される鯛がネットリとした食感と旨みで一気に心が惹きつけられる感じ。続くネタも熟成させるものはしっかりと熟成させている感じで、ただ新鮮な高級なものだけで勝負している感じとは異なる。こういう寿司はちょっと久しぶりでした。 ドリンクは種類が限られており、ワインはグラスでは現在、泡のみの提供とのこと。日本酒も黒龍だけのラインナップだが、限定ものも出されていて、オススメをグラスでいくつか頂いた。どれも流石の美味しさではあったが、最初の能登半島復興支援のタグがついたものは断トツだった。 予約の取りづらさもあり、客層的には常連さんというよりは、頑張って予約を勝ち取った遠方から新幹線などで訪れる観光客が多い印象。それでも本店よりは通える可能性も高く、本店に近いクオリティを感じられるのは嬉しい。 また機会があれば、夜に伺ってみたい。 鯛の子 真鯛 鰆 漬け 小肌 桜鱒 漬け 春子鯛 赤身 漬け 中トロ 大トロ 馬糞雲丹 車海老 穴子 巻物 トロたく お椀 赤出汁 玉子

2024/03訪問

1回

ブリーザー コーヒー

逗子、逗子・葉山/カフェ

3.45

45

-

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

かなり久しぶりの逗子。 鎌倉から一駅とはいえ、鎌倉から先に足を伸ばすことは、何か目的や用事が無いとなかなか難しい。 夏場は海沿いは混み合うが、特に冬は地元の人たちくらいしかいないだろうし、街中の商店街は相変わらずの雰囲気。 そんな逗子の駅から徒歩数分の距離に何年か前に出来た本格的なコーヒー専門店。 時間が出来たので、暇潰しの目的で寄ってみました。 外観も内観もシンプルながらおしゃれな雰囲気。 大きなガラス張りなので、店内は明るい。 店内は小さなカウンター席のみなので、長居するというよりは純粋にコーヒーを楽しむ感じ。 メニューを見るとWhiteとBlackの区分け。もしかしたら、オーストラリアで修行された店主なのかなと思いながら、メニューを眺めます。細かい説明は書いていないので、普通の日本人は常連さんでもちゃんと判って無いのでは?意外と値段もかなりリーズナブル。 今回はFlat Whiteを頂きます。 一杯ずつ丁寧に仕上げており、オーダーから数分で席に店主が運んできます。 ミルクたっぷりの感じに美しく描かれたラテアート。 味わい的にも優しい感じで、メルボルンなどで頂く感じに近い。 オーストラリアのカフェ文化を知る方にはかなり貴重な存在だと思いますし、逆にそれを知らずに訪れて何となく利用している地元の方には勿体無い。何故、逗子を選ばれたのだろうか? 店内で豆もローストされていて、かなりの拘りも感じられる。 また近くに行った際には必ず寄りたいと思います。

2024/01訪問

1回

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