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120 件を表示 1308

褒美 松翔

平沼橋/居酒屋

3.01

10

¥15,000~¥19,999

-

定休日
月曜日、日曜日

夜の点数:3.4

横浜の外れで質の良い肉を使いながらリーズナブルな焼肉店、松翔苑を成功させ、更に最近は二郎系ラーメンの豚仙人を流行らせた会社の集大成として、オーナーが最近、立ち上げた新しいスタイルのお店。場所は横浜の繁華街から外れた浅間下近くの裏通り、人気イタリアンのgoffoの向かい辺り。肉の卸の松翔の名前を使っており、肉が中心のコース仕立てにしているのかと思ったが、大きく裏切られた。 大将は居酒屋を目指した様だが、店の造りは京都にでもありそうなカウンター割烹という感じ。 居酒屋を目指しているという事で、出される料理は肉以外を使ったものが多く、高級感や品格も出しきれておらず、大衆的。得意分野とやりたい事の乖離があり、ただの大将の趣味のお店になっている。その為、内容的に肉割烹とは言いづらい。 大将は日本料理店での経験は全く無く、焼肉とラーメンの知識から、試行錯誤している様で、調理や盛り付け、サービスの様子を見ていても、お世辞にも手際が良いとは言えない。折角のカウンターなのに、調理中や提供時の料理や素材の説明やプレゼンテーションもちゃんと出来ていない。全7席だが、席数は半分くらいに抑えるか、よほど経験のあるサービススタッフを置かないと難しいと思われる。オープン直後という事もあると思うが、もっと全ての点で改善していかないと人気店にはならないだろう。 現状、大々的に宣伝はしていないので、客層的には松翔苑や豚仙人に通う人達や関係者がほとんど。中途半端に高級感を出すだけで、今の料理でも満足するのだろうが、食材が良いだけにコースの価格設定は客層的には高すぎて、難しいように感じる。 更にドリンクもあまり充実しておらず、狙っている客層がよくわからない。普段、有名高級店には行けないが、ちょっと背伸びしてという感じで年に一回くらい行くならという感じだろうか。 ただ、トータルとして、やはり得意の肉や麺を活かした本当の意味での集大成のお店に進化していって欲しい。 ・和牛カルパッチョ スライスした肉を炭火で焼いて、サラダにのせているものを何故かカルパッチョと呼んでいる。脂が多いので柔らかくて、判りやすい美味しさだが、肉屋が出すなら、もっと生に近い肉がメインの本来のカルパッチョを目指してほしい。 ・牡丹海老 ・アオリイカ ・金目鯛 ここで手慣れないお造りが続けて提供される。これまでこちらのグループとして魚を扱った事はなく、新しい試み。モノ自体はいいモノだと思うが、松翔として魚を出す意味はあるのだろうか?と疑問に感じる。お造りを求めるなら、本格的な割烹に行く方が数倍も増しだと思うし、肉屋らしく肉がメインのコースを貫いて欲しい。 ・毛蟹 クリームコロッケ 中身は塩っぱい。揚げたてで提供されるが、冷たい箇所と熱い箇所があり、冷凍されたものを揚げているのだろうが、残念。また、贅沢に蟹肉は使われているが、仕込みの際に手で触れば判るだろうに大きめの筋が入っていたり、食感も残念。 ・牡丹海老ミソ リゾット これも手間は掛けているが味は濃い。このタイミングで米料理を出す理由もよく判らない。ワインと合わせるには良いと思うが、下手な日本酒と合わせると苦味が際立ちそう。 ・鰆 西京焼 大きめの個体でしっかりとしているが、ここまで魚介が続き、やはり不思議な感じ。どれも本格的な日本料理や割烹が提供する料理に比べると見劣りは感じ、素材の良さだけが際立つ感じ。得意な肉を使った料理のバリエーションを増やした方が良いと感じる。良い素材だけに拘るのは系列のラーメン屋での経験からなのか? ・炭火焼き アスパラソバージュ 皿が冷えているのは残念。ナイフなどは提供されず、箸で食べさせるのに、アスパラソバージュをカットせず、そのまま出してしまうのも食べづらく残念。 やはり、ちゃんとしたお店での職務経験も、利用した経験も乏しいのだろうと想像してしまう。何の肉なのかの説明も全く無かった。肉質や火入れも日本人の大衆的な判りやすさはあるが、感動するほどでは無く、炭火の良さは出ていない。 ・漬け鮪 土鍋ご飯 ・そぼろご飯 脂の多い鮪に更にラーメンのかえしを基にした甘い出汁醤油を使っており、味わいの強さだけ感じてしまう。折角の素材を台無しにしており、上品さは無い。米は魚沼産コシヒカリ。土鍋で炊いている分、香りは良いが、若干、柔らかいのは残念。 ・アップルマンゴー これも素材だけを意識した感じ。 日本料理では〆にフルーツを出す事は多いが、このコースの流れでは何となく、物足りなさを感じられる。最後にお茶も提供されないのは更に残念。

2024/05訪問

1回

hectopascal

ピザ 百名店 2023 選出店

食べログ ピザ 百名店 2023 選出店

hectopascal

二俣川/ピザ、イタリアン

3.79

211

¥8,000~¥9,999

¥3,000~¥3,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

数ヶ月ぶりに訪問です。 現在はAISHO個展が店内で行われており、いつもよりスッキリとした雰囲気。店内の壁などにシルクスクリーンなどの作品が並びます。 今回も保土ヶ谷からバスで向かってみます。 保土ヶ谷駅からは約30分ほどの行程。二俣川から向かうよりはバスも空いていて、比較的、のんびりと伺えるし、バス停もお店の目の前なので、暑い時期は良いと思います。 今回も日替わりの旬の素材を使ったメニューを中心に頂き、それらに合わせて自然派ワインを合わせてグラスで出してもらいました。 先ずは生ハムメロンから。メロンもイタリア産のものの様ですが、食べ合わせもあるのか、意外と甘みも感じますし、スパークリングワインともよく合います。暑い日はこれで暫く飲んでいたい。 ピザは季節の甘夏を使ったもので、夏らしい雰囲気。意外と塩味も感じられ、鰯も良いアクセントで、アンチョビの様なニュアンスも感じられる。 合わせて頂いたのは貴重なトモブラン。ちょっと酢酸や揮発酸、マメっぽい穀物感もあり、本来なら欠陥として扱われるフレーバーもありますが、意外とバランスは良く、食事とも合う感じで面白い。 帰りは別ルートのバスで横浜に戻りましたが、初めてのルートでしたが意外とスムーズ。掛かる時間は電車で戻るのとあまり変わらないので、全行程、タクシーや車を使わない限り、アリかなと思いました。 また、タイミングを見ながら伺いたいと思います。 来月はまたイベント営業をされる様です。 なかなかタイミングが合わず、前回訪問から数ヶ月ぶりの訪問です。 今回は久しぶりに保土ヶ谷からバスで向かいます。 お店の目の前の南本宿インター前までは約30分で、意外と楽。途中、横浜でも雪深い場所を通るのか、先日の雪が日当たりの良い場所でも道路脇や屋根の上にかなり残っていて驚きました。 お店に着くと、以前と比べてスタッフが増えていて、まず驚きますが、一月以降は季節的なものもありますが、やはり平日は若干余裕がある様です。 この日は遅い時間まで残っているお客さんも少なく、カウンターでいつもよりゆっくり過ごせました。 メニューは以前と比べて大きく変わりませんが、旬の素材を使った前菜やピザを堪能出来ます。イタリアからの素材も多く使われており、贅沢な気分です。 寒い時期という事もあるのか、生地はもっちりとしていながらも意外と軽く、一枚を食べ切ってもお腹は余裕がある感じ。久しぶりにラザニアも一気に頂いてしまいました。 また暖かくなる前にゆっくりと訪れたいと思います。 約2か月ぶりの訪問です。 やっぱり暑い時期は駅からも遠いこちらのお店からは少し足も遠のいてしまいます。 ただそれでも、平日の昼間でも地元の方が多く訪れている様子で、以前よりも遅めの時間帯に利用されている方も増えている感じ。 久しぶりにピザを一枚頂きましたが、やっぱり一枚食べないと本来の味わいも解らないし、満足感も得られ無いなと改めて感じました。 海外ではグループでピザ店に行っても、1人ずつ個別でオーダーし、1人で1種類のピザを食べるのが普通。シェアして食べている姿は見たことがありません。 日本でしかグループでシェアして一片ずつ食べている様子は見た事ないし、自分も体験したことはありません。 最近はピザを一片ずつカットしたものを提供しコース仕立てにしている高級店もありますが、一品ずつが印象に残りづらいし、満足感も上がりません。 こちらでも、出来れば一枚をシェアするのは最大限でも2、3人までにして、ちゃんとピザの生地や素材を味わってみて欲しい。 1人で一枚を食べ切った際の印象はまた異なると思います。 今回頂いたのは昨年も頂いたこの時季ならではの黒イチジクを使ったもの。 チーズの風味も良いけれど、その塩味と適度な甘さの無花果との相性も良い。 今回は他にも前菜をいくつか頂きながら、オススメの自然派ワインも頂きました。 また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 1ヶ月半ぶりの訪問です。 今回も二俣川駅の北口側から別途、タクシーをアプリで呼んで向かいます。 駅のタクシー乗り場には北側も南側もほとんどタクシーは来ないし、長い列が出来ています。特に昼間はバスで向かうのがスムーズな様です。タクシーも周辺には少なく、タイミングによってはアプリでも見つけづらいので、注意が必要です。 夏休みが近いせいか、百名店の影響か、お店は以前よりも混雑しており、二階もほぼ満席。 平日でも、週末の様に近所の方などで賑わっていて、かなり騒がしい。 以前の客層ともかなり変化がある様に感じます。また、以前よりもかなり長居する客も増えている様なので、予約は必要ですし、訪れるタイミングも注意が必要かもしれません。 前菜などは定番のものから、旬の素材を使ったものなどもありますが、大きく変わらない感じ。ブッラータなどは未だに安定して入っていない様にも見受けられます。 いくつか前菜を頂きながら、グラスでオススメの自然派ワインも頂きます。 ピザは定番に加えて、この日はズッキーニの素揚げを使ったものがあり、こちらを選択。生ハムはイタリア産が復活しそうとの事ですが、今回はフランス産との事。 暑い日が続いている事と、店内は乾燥しやすい事などもあり、生地はこれまでとも若干、異なる雰囲気。 縁は膨らみが強く、厚い感じ。更に表面は触っても判るくらいに固め。表面が渇きやすい影響が出ているのもあると思いますが、ズッキーニのせいもあるのか、いつもより後味に苦味を感じる。更にモチモチ感も強いかなと思いました。 夏場は生地を安定させるのは難しいと思いますが、何度か通ってる方は逆にこの生地の変化も楽しんで欲しいなと思いました。 次は涼しくなる頃にでも機会を見て伺いたいと思います。 もっと来てるつもりでしたが、なんと3ヶ月ぶりの訪問でした。 相変わらず、平日でも人気の様で、テーブルもカウンターも複数のグループ客の利用でほぼ満席。食べログ上での評価も上がっているせいもあるのだと思いますが、初訪問っぽいお客さんも多い感じ。 そのせいもあるのか、スタッフも増えていて、忙しさが想像できます。 今回も前菜をいくつか頂いてから、ピザに移ります。 先日、マンダリンオリエンタルのピッツァバーに伺った事で、改めて、こちらの生地の旨味やモチモチ感による食べ応えを感じられ、真逆の方向性の生地だなと思いました。軽さが無いので、あまり一度に多くを頂ける感じはないですが、その分、どんな味わいの強いトッピングでも、それを支えてくれる力強さ、バランスが取れる感じもありますし、生地だけ頂いても充分に美味しい。 今回頂いたものは発酵したシラスやレモンの強さもあり、合わせるワインも難しそうではありますが、比較的、味わいの濃いものを出して頂き、面白いペアリングに。チーズ系のピザですが、ロゼや赤とかでもいけそうな雰囲気も感じました。 今回の訪問では、雨が降ったりもしていたので、電車、バス、タクシーを使っての訪問。バスは相変わらず混んでいるし、タクシー乗り場では北口も長い列が出来ていた。可能ならば、駅の外で別途捕まえるかアプリで呼ぶのがスムーズ。北口は免許センターから戻ってくるタクシーが多く、捕まえやすい様です。 今年に入ってから初訪問。 今回初めて横浜市街地の西区内からタクシーで直接伺ってみましたが所要時間は20分弱。意外と近いので、車で行けると楽ですね。 この日はウォークインも含めて、早い時間帯は結構混み合った様子。 平日昼でも予約されるのをオススメします。 13時半くらいになると平日は静かになるイメージですが、生地が売り切れる場合もあるので、やはり予約すべきでしょう。 日替わりのAMICIなど小皿でいくつか頂きながら、いつも通り自然派ワインを頂きます。 毎回、異なるものを頂けるのも嬉しいところ。 菊芋のフリットは素揚げにしただけとの事ですが風味や食感も良い。スープに添えられた石窯パンもピザの生地を使っていても味わいや食感も異なる感じ。どうやら焼き方が違うので、開店前に時間を掛けてたいているそう。 ピザはこの日は暖かくなってきた事もあり、普段よりも比較的ふっくらとした厚みのある出来。それでも意外と軽く頂けます。 トッピングはレギュラーのハンプティダンプティっぽい感じですが、ユーマーサイという聞き慣れない野菜を使ったもの。見た目はロメインレタスにも近いですが、焼くと独特の風味や香りが出てくるそう。 中国野菜らしい感じですが、どこかで味わったことのある様な感じで面白い。 今回はデザートはスキップしましたが、次回は楽しみたいと思います。暑くなる前にはまた訪れたいと思います。 今回も約2ヶ月ぶりの訪問でした。 この日は年内の最終営業日。早い時間帯は結構賑わっていた様です。 最終営業日ながら、いつもより惣菜の種類も多く、色々と相談しながら贅沢に頂きました。 それでも野菜を多く使ったメニューばかりなので、意外とペロッといけちゃいます。 ピザは鮪のオイル漬けを使ったもの。 元々、メニューにはソースやチーズの説明は無く、伺うとチーズのみの使用との事でしたが、トマトソースも合うかもという事だったので、少しだけトマトソースも使ったアレンジバージョンに。 トマトソースの甘酸っぱい感じとツナの旨みもよく合って、美味しく頂きました。のせてるフェンネルも自家製との事。ハーブが難しい時期だけに逆に良いですね。 食後酒は普段飲みませんが、オススメのAMAROがあるとの事で、アイスと合わせて頂きました。どちらも甘さ控えめなので、よく合いますし、飲んだあとにフワッと拡がるコーヒーの風味、香ばしさはなかなかのものでした。 年明けは7日から営業との事。今年もよく伺いましたが、来年も気軽に伺える内はまた伺いたいと思います。 春以降は相鉄線の都内からのアクセスが良くなるので、予約が今よりも取りづらくなると困りますが。 因みに店内はこの日まで木材を使ったT-PLASTERの展示も。年明けは以前のHectopascalらしい感じに戻すそうです。 約2ヶ月ぶりの訪問でした。 日差しがあると暑さは感じるものの、風は冷たく、二俣川駅から歩いて向かうのも良さそうな季節です。 今回は実際には北口からバスで向かいました。このルートが一番スムーズな気はします。南口からのバスとは逆側でお店の前から少し手前なのでちょっとだけ歩きます。タクシーで向かう際も南口はほぼ来ないので北口で乗るのが良いと思われます。 この日は秋らしい旬の素材も入っており、サツマイモや黒いちじくなども。 今回は今だけだしという事で、6種類のチーズと黒無花果を贅沢にのっけたピザ。無花果は良く熟して甘みの強いものですが、塩味のあるチーズや少し甘みのあるワインと合わせると、意外と無花果の甘さはほとんど感じず、チーズの風味も感じやすい。 店内は10月中はハロウィンっぽい飾り付けでしたが、また11月以降は異なる感じになる様で、ギャラリーとしての展示も続けていく様です。 1ヶ月限定で、内装のアレンジが少し変化。 秋らしい装いに変化しています。 来月はまた変化がある様で、既にミニカボチャなどが飾られていますが、ハロウィンらしさが増す様な感じになるかもとの事。今後もギャラリーっぽい使われ方が増えそうです。 ピザは今回は比較的シンプルなものを頂きました。 マストゥニコーラはソースを使わない事から、生地の火の入り方が少し他のピザとは異なる様で、食感や風味も違って感じられます。なんとなく生地だけ焼いた感じにも近いですが、同じ生地を使った窯焼パンとも生地に残る水分量が異なるせいか食感が全然変わるのは面白い。 1か月ぶりの訪問です。 今回もこれまでとは別の方法で向かってみます。 敢えて全行程をバスで。公共交通機関を使うなら相鉄線で二俣川まで行くのが一般的だと思いますが、今回は保土ヶ谷からバスで向かってみます。(横浜市市街地から保土ヶ谷のバスターミナルまでもバスでも行けますし、JRの横須賀線でも横浜から一駅。) バスは保土ヶ谷東口からヘクトパスカルの目の前の南本宿インター前まで乗り換えなしの直通。一律料金の220円です。時間帯や渋滞などの状況によりますが30分前後で到着。途中、横浜とは思えない、どこの田舎だろうという感じの景色が続きます。笑 ただ、そんなに混まないし、ずっと座っていけるので、相鉄を使ったり、二俣川からバスに乗り換えることを考えると意外と楽で、この経路を今後も使ってみようと思いました。 さてお店の方ですが、平日ランチでもほぼ満席が続いている様なので、相当遅い時間でない限り、以前の様に飛び込みは難しいと思います。予約して伺うのをオススメします。 メニューは前回とほとんど変わりませんが、日替わりのメニューは夏野菜を使ったものやメニューに載らないものも。 贅沢はカポナータっぽい冷製のトマト煮込み、生ハムメロン、ソーセージを頂いた後に自家製トマトソースのマルゲリータを頂きました。フレッシュながら濃厚のソースはチーズとも生地とも相性はよく、合わせたワインも単体では濃厚ですが、ピザの旨みと合わせると良い感じ。 春以降、配合は変えていますが、ピザの生地は明らかに以前よりも伸びが良く、成形したり窯に移す際の様子を見ていても柔らかさがよくわかります。 焼き立てを頂きますが、以前よりも水分量が多く感じられます。水分量は変わらないとの事でしたが、発酵時間や室温の影響を受けている様です。 少し時間が経つと以前の生地と風味や食感は似てくるので、生地の変化に気づいていない方は常連さんでも多そう。 何度も訪れていますが、今回、初体験がいくつか。 まずは初めてデザートを頂きました。桃のコンポートにミルクアイスをのせたもの。間にグラニテの層があり、食感も楽しい。甘さは控えめなので、さっぱりと。 更に食後に二階とテラスを見せて頂き、風車も間近で拝見。涼しくなったらテラスでワインを飲みながら過ごしてみたい雰囲気。アートな空間もちょっと異世界っぽくて楽しい。 また、機会をみて伺いたいと思います。 約2ヶ月ぶりの訪問。 梅雨が明けて、暑い日が続いており、駅から歩いて向かうのは困難。。タクシーも考えましたが、南口はなかなかタクシーが来ない様で、今回はバスを利用。昼時はバスも地元の高齢者で混んでいるので余裕を持った方が良さそう。 ピークの時間を避けて遅めの訪問。最近は平日も満席のことが多く、2階の利用も増えている感じ。週末の様にサービススタッフを頼んでいることも多い様子。 この日もカウンターの利用でしたが、初めて右端の窯の真正面の席に。窯は見えますが、実は生地を伸ばしたりする姿や窯の中まで伺うのは難しい席の様子。カウンターは真ん中辺りがベストのポジションかもしれません。 更に意外と窯の熱気がカウンターまで少し感じられるので冷房はかかっていても少し気温が高く感じられます。 メニューを見ると、少し変化があり、ハンプティダンプティが復活したり、新しくクルスキが加わったり。 相談しながら、ピザは辛くない唐辛子を使ったクルスキにして、久しぶりのブッラータ、日替わりのメニューからポテトサラダを頂きました。 ドリンクはまずオーストラリアのホップを使ったシードル。缶のものですが、やっぱりオーストラリアはシードルを造るのが上手い。 ピザを頂く前にある程度余裕を持っておきたいのですが、チーズもサラダもフレッシュで美味しい。しっかりとあるボリュームでも食べてしまいます。 目の前で生地を伸ばして具材を載せて窯に入れて焼き上げるのを眺めながら、ピザを待ちます。 出てきたピザを一口食べて直ぐに気づいたのは、以前よりも生地が軽く、表面はサクッとしながらも中は柔らかいというかフワッとした感じ。全体的にモチモチした感じが増しています。 夏場で暑いので発酵が進みやすいせいかと思いましたが、どうやら春から気温のせいなどもあり、生地がダレて伸ばして形にする前に穴が開いてしまうとの事で、粉の配合を変えたとの事。少しグルテンが多い粉を使ったり、色々と変えたい部分があり、調整は常にしている様子。以前より食べやすい生地になり、お腹にも少し軽い感じになったので、以前よりも食べられるかも。それでも適量は2人で一枚だと思いますが。 今回もデザートはあきらめましが、次回こそ何か頂こう。 真夏はなかなか伺うのは大変ですが。。 1ヶ月半ぶりに訪問。 比較的、涼しい日だったので歩いて向かおうか迷いましたが、相鉄線二俣川駅からバスで向かってみました。 横浜市内はバスは定額かと思っていましたが、相鉄バスは違うんですね。南本宿インター前で降りるとお店は目の前です。徒歩の半分くらいの時間で到着します。 結構、年配の方でバスは満員なので、バス利用でも余裕を持って伺うのが良さそう。一応、日中は12分おきに出ている様です。 認知度は上がっているとはいえ、平日ランチでもほぼ満席。グループ客含め、半数以上は初めての訪問の方が多い様で、食後に店内を見学されている方も多いです。 定番メニューは変わっていないので、手書きの本日のメニューからいくつか。。 タケノコのフリットは終わってしまったとのことで、パン入りサラダ、新玉ねぎのブルスケッタを頂き、ホワイトアスパラのピザに。ハンプティダンプティがしばらく売り切れになっているので、これが代わりになっているのでしょうか? 抑え気味に注文したつもりでしたが、やっぱりこの生地は素朴で家庭的な感じで、歯切れや口あたりは軽いもののお腹にはしっかりと溜まり、食べ応えがあります。一般的にピザ屋のものよりもサイズは小さいですが、重い生地だと思います。 2種類以上、食べたいなら、3名以上で伺うのがいいと思います。 この日もワインはグラスでおまかせで合わせて出してもらいました。個性的なワインも多いですが、それぞれ上手く合っていて、美味しく頂きました。 少し時間が出来たので、2週間ぶりにこちらへ。 今回は二俣川駅から前回とは別のルートで向かってみます。今回の方が坂は緩やかかなと思いましたが、最後はしっかりとした下り坂。途中の道も夜はつらそうかなと感じました。まだ風が冷たい内は多少日差しが強くても大丈夫ですがそろそろ歩いての訪問は辛くなりそうです。 前回はちゃんとお店の二階の風車の写真を撮り忘れましたが、反対側からのルートなら。ただ、改めて日本の電線の多さには呆れますね。 平日のランチはまだまだ波がありますが、この日は2回転の席もあり、ほぼ満席。飛び込み客やテイクアウトの客もいますが、予約はしてから伺った方が良さそうです。 実際、色々な方面で話題な様で、多くの方から行ってみたいとの話を聞きます。飲食業界の関係者も多いですが、普通に美味しいものが好きな方も。 因みに14時くらいまでの入店で大丈夫な様です。 休日前のせいもありますが、徐々にヨーロッパからの入荷の影響も出てきている様で、この日はブッラータは無し。他にも売り切れのメニューがチラホラ。 という事で、まずはシンプルにサラダをハーフサイズで。新鮮な野菜が美味しいです。 合わせて泡をグラスで。この日はたまたまシャンパンが開いていて少し豪華に。 前菜の選択肢が少ないという事で、揚げパンに生ハムをのせて頂きます。 何故か店内メニューは別々のオーダーになっていますが、どちらか頼むなら両方とも頼むのがマストだと思います。 店内で薄く切られた生ハムも、ピザ生地を使った揚げパンも単体でも美味しいし、ワインとも合うのですが、揚げパンにのせて、脂がとろけて来た感じで頂くと生ハムの風味も上がるし、揚げた生地の食感とも合わさってより美味しいです。 海外でもニョッコフリットを頂ける機会はなかなかありませんが、薄切りのプロシュートのこの感じもなかなか味わえないので嬉しい限り。この量でピザ一枚の半量くらいだそうです。 ピザを迷いながらオーダー。 オーダーしたのはンドゥイヤ。 辛みはそれほどでも無いし、乗ってる部分は少ないからとの事でしたが、直接舌には当たらないものの、一片頂くとそれなりに口の中に辛さは拡がります。トマトソースやチーズの味わいを堪能したい場合にははやっぱりマルゲリータのほうが良いかも。 ワインを合わせるなら、果実味や少し甘みがあり、渋みが強すぎないものの方が良いと思います。 サルシッチャも少しのってるし、お肉も少し食べたいという場合にはこの選択肢は良いと思いますが、生地も比較的しっかりと食べ応えはあるので、一枚頂いた後には、お腹はいっぱいに。 食後のコーヒーもエスプレッソにするか迷いましたが、冷たいものも出来るとの事で、アイスラテを頂いて終了。 次回はゆっくり伺って、デザートも頂けると良いなあと思います。笑 昨年、12月にオープンされてから、横浜でも都内でも話題のピッツェリア。 相鉄線の二俣川駅から、徒歩だと結構の距離もあるのに、話題なのは、その経歴や以前からのファンの存在もある様子。 オープン以来、実際に自分の知り合いでも既に伺っている人も何人かいるし、以前の都内のお店から知っていたり、横浜のイタリアン関係者でも話題になっていたりします。 二俣川駅からは徒歩で15分ほど、もっと掛かるかなと思いましたが、真夏でなければ、歩ける距離だと思います。まず、拘りのある外観、ちょっとウエスタンっぽい感じで屋根には風車も見られます。内観もかなり素敵な空間で、2階も気になります。次回は空いている時にでも、じっくり覗いてみたい。 今回はあらかじめ予約して平日、ランチでの訪問。場所柄、日によってバラツキはある様ですが、この日は近所の主婦層などでほぼ満席。予約無しでも入れる事はあるようですが、予約は入れた方が良さそう。特に週末は常に近所の方や都内からの客も含めて混んでいる様子。 メニューには前菜や肉料理、副菜、デザートなども載りますが、やっぱりピザが中心。 多くの種類が載りますが、まずは一枚、前菜の後に頼んでみました。比較的、調理時間が短いので、様子を見ながら頼めるのはピザの良いところ。 トマトソースのものと迷いましたが、国産レモンとアンチョビを使ったチーズピザを先ず頂きました。生地は風味がよく、サクッとした感じで、意外と食べ応えもあり、しっかりとした印象。よくある流行りのお店の柔らかい伸びのいい軽い生地とは明らかに異なり、その分、サイズ感も一回り小さい様に感じる。風味や色合いから全粒粉を使っているのかと想像しましたが、2割入れているとの事。ベースの小麦粉もグルテンが少ないものだそうで、その辺からもこの食感が出ていそう。以前に自宅で全粒粉を使ったピザを作ったりもしていましたが、その時の食感に近い生地だと思いました。 味わい的にはレモンの爽やかさ、苦味、アンチョビの塩味などもバランスよく、合わせて出して頂いたフレッシュな感じのオレンジワインともよく合いました。 ピザはやっぱり食べ応えがあるので、2枚目は諦めました。通常なら2人で1枚くらいの量が適量で前菜などを頼むのが良いと感じました。 複数の種類を頂くなら3名以上で伺うのが良いかなと思います。 ピザの前にはブッラータがメインの前菜がいくつかメニューに載っており、この日は日替わりのローストキャベツとサルサヴェルデを添えたもの、ピザの後にはポルケッタを頂きました。見た目的にはまあまあの量ですが、意外とペロリといけてしまいます。 全ての料理にイタリアの自然派ワインを合わせて出してもらい、料理ともよく合いました。ウォークインセラーが店内にあり、詳しい様であれば、中に入って自ら選んでもいいそうです。グラスで開いていないものでも、開けてくれるそうです。 また、最後にマキアートを頂きましたが、メニューには載っていませんが、大丈夫との事でした。 完全にお一人での営業をされていますが、10人くらいの客がいても、タイミングよく料理もドリンクも提供されていて、ピザが比較的、短時間に提供出来るとはいえ、安定感のあるサービスも心地よいものでした。 今後、人気が出過ぎて予約が取りづらくなる可能性は高いので、今のうちにまた色々頂きに伺いたいと思います。

2024/05訪問

14回

Le Repertoire

横浜、平沼橋、新高島/イタリアン、パスタ

3.53

64

¥5,000~¥5,999

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日

昼の点数:3.0

8月はずっと休まれていましたが、2022年9月12日からリニューアルオープン。 お店の雰囲気はあまり変わりませんが、料理は残念ながら、よりカジュアルな方向になって、グランドゥーカ系列らしい雰囲気に。 シェフも残念なことに、トロワグロ出身の方から、新しいシェフに変わってしまいました。 新しいシェフのポテンシャルはまだ未知数ですが、今後に期待します。現状では他のお店との差別化は出来ておらず、どこでも食べれる感じなのが非常に残念です。 その内、ディナーでも伺いたいと思います。 因みに元々のシェフは熱海のホテルで料理長をされている様です。 久しぶりにこちらのお店に訪問しました。 3月からリニューアルとの事ですが、特に内装も変わっていないし、テーブルや椅子も以前のままで雰囲気は変わっていません。コースを頂く分にはランチの内容的にも以前と大きな変化は感じられません。 強いて言えば、以前おられた有名ホテルやオーベルジュの経験のある年配のソムリエの方がいなくなっている事。 彼の選ぶワインはかなり昔の横浜のフレンチで出る様なオーソドックスな雰囲気でしたが、今回は若干モダンなセレクションになったかなという感じ。ただマリアージュのセットでワインをお願いしましたが、ペアリングはかなり下手というか、料理の方がある程度決まっているにも関わらず、最初からあまり考えていない一般ウケの良いグラスワインのセレクションという感じでした。 料理はランチで一番上のコースを選択。 前菜の盛り合わせは内容も盛り付けも以前とは変わらない感じ。味わいもさることながら、盛り付けも美しく、さすがはトロワグロ仕込みと言った感じか? その後のスープや魚、肉料理も以前からよりはビストロ寄りの若干、豪快さもある感じですが、やはりどこか上品さを感じるので、リニューアルしてランクを横浜の客層に合わせたとは言え、スタイルは大きく変わっていない様に感じる。(夜はアラカルトメニューが多くビストロらしい料理も多くある様です。) ただサービスやソムリエの技量やレベルは以前より格段に落ちており、シェフの方が調理しながらでも、客の動きをちゃんと見ていて、ひとつ先の動きをしっかりとしている雰囲気。 このシェフの本来の技量が今のお店では発揮出来ていないし、使いたい素材も使えず、ストレスも溜まるのではとちょっと心配もしますし、勿体無いなと思います。思いっきりやりたい事も出来ていない様にも感じるので、こちらのお店の認知が上がり、より高品質な料理が提供できる様になると面白いかなと感じました。その為には横浜の客もお店側から育てていってほしい。 この春、コロナ禍の中、横浜駅からも程近い北幸のハマボールの裏、GEMSの3階にオープンした横浜では久しぶりの正統派フレンチ。 以前は中途半端なスペイン料理店があった場所なので不安要素もあると思っていましたが、シェフはフランスのミシュランでも常連のミシェルトロワグロの新宿店に長くおられた方、ソムリエは横浜でも有名な老舗のホテルニューグランドや箱根のオーベルジュで長く働かれた方との事。訪問後に詳しい話は知りましたが、モダンな盛り付けの割にはクラシックな調理法や素材選び、ワインもクラシックでリーズナブルながらもセンスのあるセレクションは納得です。 どうやら横浜でチェーン展開するイタリアンのグランドゥーカ系列というのも驚きで、シチリア系のイタリアンとも異なるフレンチというのも今後の発展に期待します。 これまでコロナ禍と言うこともあり、ワインも出せず、認知度はまだまだ低いですが、週末は少しずつ予約も増えている様子。 平日はランチもコースは数千円するので一般のサラリーマンの利用は皆無ですが、少し余裕のある主婦層や自営業の方の利用は増えてきている様。 今後はなかなかの人気店になりそうで、注目していきたいと思います。

2022/09訪問

3回

おみ乃 椿

京橋、宝町、銀座一丁目/焼き鳥

3.78

47

¥20,000~¥29,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

昼の点数:4.0

東京駅からも徒歩圏内。地下鉄京橋駅の出口の目の前なので、これからの雨の時期や暑い季節でも重宝しそう。 いつの間にかランチ営業を始められたという事で、伺える内に行っておこうという事で、久しぶりに数ヶ月ぶりに訪問です。 押上や神谷町のお店はスタッフに任せて、相変わらず親方はこちらで焼かれています。なので、本来のおみ乃の焼鳥を味わうなら、こちらのお店に伺うのがベストだと思われます。 押上の本店は以前から旅行客や外国人の利用が多いですが、こちらも最近はSNSなどで知ったのか、外国人の利用が増えている様。本店と間違えて予約しているケースもある様ですが、逆にラッキーなのかもしれません。ただ、スタッフは片言の英語でコミュニケーションをとっており、うまく伝わっていない点も多いと思います。またマナーやルールが解っていない外国人も多そうで、若干、雰囲気を悪くしているのは残念。コントロールの仕方は検討した方が良いかもしれません。 さて、コースの方ですが、伺う度に旬の素材を使った新しい料理が入ってくるのは流石というか、素晴らしい。 焼き鳥の方も、若干、仕立てが変わっているものもあるが、やはり、その火入れは凄いというか、完璧。火が入りすぎると硬くなりやすい肉だと思うが、ジューシーで食べ応えがある。 今回、追加では希少なハツモトとフリソデを頂いた。特徴的な食感や味わいは貴重な体験。 追加はしなくても今回はコース自体もしっかりボリュームがあり、〆のご飯の前に若干、お腹はいっぱい。お酒の飲む量が多いと食べ切るのは大変だったかもしれない。 この日もランチでも、ほぼ満席。少しずつ予約は取りづらくなってきているが、また、定期的に伺いたい。 旬菜サラダ 笹身 菜の花 春キャベツ うるい アスパラガス 比内地鶏 モモ肉 抱き身 鬼おろし 伊達鶏 レバー 砂肝 厚揚げ豆腐 ソリレス 新じゃがいも すり流し 薬研軟骨 スナップエンドウ レバーペースト トマトピクルス 丸ハツ レバー 蓮根 はさみ揚げ アスパラガス 京しろ菜 土佐和え 高原比内地鶏 胸肉 抱き身 手羽先 天豆 茄子 ハツ元 追加 つくね 塩 高原比内地鶏 振袖 追加 親子 そぼろ 丼 ハーフ&ハーフ 林檎ミルクアイス おみ乃さんの新店舗に数ヶ月ぶりの訪問です。 16時半と早い時間のスタートでも、ちゃんと席が埋まるのが凄い。 この場所とこの時間帯を選んで営業されているのには、それなりに訳がある様だし、客層的にも狙い通りと言える感じ。 グランドオープンから数ヶ月経つが、オープン当初と比較して大将がきちんと全体を見ながらも、オペレーションとして安定してきており、細かい流れまで、スタッフが理解して、動いている様に見える。それでも足りない部分は大将が客を見ながら、串を焼きながらも即座に対応しており、さすがと言える。 カウンター席は最大7名まで対応できるとの事だが、通常は5から6席で営業されており、それくらいがクオリティを維持するにも最適の様子。 焼き加減は流石という感じで、押上本店の弟子が焼いたモノを頂いた際に感じる安定感の無さや危うさは全く無い。 モノによってはじっくり焼く必要もあり、時間は掛かるが、食べる側としてはそれほどストレスは感じなかった。この日は前回よりもお腹がいっぱいになる感じがあり、頼まなかったが、追加分もスタッフがその日の在庫を把握して一斉に確認する様になっていて、以前よりもスムーズに。〆のご飯も同様。 元々、親子丼もそぼろ丼も人気で、両方食べたいという客が多かった様だが、最近は両方を一度に頂けるハーフアンドハーフを始めた様で、この日は全員がこれを頼まれていた。 ドリンクは日本酒はグラスで色々と頂けるが、オープン当初に用意したものは殆どが売り切れており、今後もラインナップをどう充実させていくかが課題だろう。ワインも同様に高級銘柄に頼らず、面白いものがグラスでも揃う様になってくると、色々な楽しみ方も増えるし、コースとしても流れも含めて、充実してくる様に思う。 また、タイミングを見ながら、定期的に伺いたいと思います。 茶碗蒸し 百合根 きのこ 捏 砂肝 銀杏 高原比内地鶏 鳥刺し レバー 砂肝 腿肉 南瓜 すり流し 白玉 食道 ぽん酢和え レバーペースト 薬研軟骨 合鴨 伊達鶏 飛龍頭 菜花 お浸し 赤茄子 春巻き 丸ハツ 椎茸 レバー 捏 親子 そぼろ ハーフアンドハーフ 安納芋 アイス 人気のおみ乃さんの新店舗。 京橋、宝町駅からも程近く、東京駅からも徒歩圏内の小さな雑居ビルの地下に出店されました。 場所は初めてだとわかりづらく、一階にカフェが入るビルの脇の細い路地を入り、脇の通用口の様な扉を開けて、エレベーターか階段で地下一階へ。ここに焼鳥店が入っているのは場違いな感じだし、店構えも高級感のある感じで不思議な感じですが、以前もこちらには焼鳥店が入っていた様です。 先月のオープンから間もないですが、既に予約困難になりそうな予感。オープン当初は関係者など招待客を中心に営業され、11月中はomakaseで予約リリースされた直後に予約が埋まっている状況で、貴重な席。 現在、16時半からと、19時半からの二回転されていますが、カウンター席は7席あるところに、まだ慣れないところもあり、各回4席程度の営業と更に絞っており、更に贅沢な雰囲気です。 また親方はこちらで焼かれており、高いクオリティーの焼鳥を堪能させて頂きました。こちらのお店のスタッフも2名から3名に最近、増やされた様で、そろそろ全開で営業される準備も整って来ている感じです。 押上や神谷町のお店ともコンセプトや雰囲気は異なっており、料理はおまかせコースのみ。こちらでも伊達鶏を中心に使っており、串は十数本程度で、一品料理がバランスよく間に入り、〆に親子丼、そぼろ丼、卵かけご飯が選べる感じ。 料理も空間も品もある雰囲気で、大人のための焼き鳥店に進化されています。 特徴的なのは焼き台が透き通っていて、炭火で焼いている手元が正面に見られるところ。煙を上から吸っていることもあって、実現出来たとのこと。 その分、親方は煙全て浴びて大変でしょうが。笑 ドリンクは有名銘柄の日本酒を多く用意。料理にも合わせやすい純米大吟醸がほとんどです。 ワインはグラスで提供されている種類は少ないですが、焼鳥や料理にも合いやすいもの。ボトルでは更に多く用意されていて、地下二階は倉庫兼、セラーにもなっており、色々と用意されているらしい。 この雰囲気なら客層的にもペアリングやグラスワインを充実されても良いと思いますし、料理も更に充実させていく様なので、今後の進化も楽しみです。 茶碗蒸し きのこ餡 胸肉 抱き身 大根おろし 新銀杏 南瓜すり流し 砂肝 かしわ もも肉 タレ レバーペースト やげんなんこつ 茄子 飛竜頭 レバー 丹波 本しめじ 手羽 蓮根 餅米 丸ハツ せせり ししとう うづら玉子 つくね 厚揚げ 食道 追加 赤 追加 親子丼 そぼろ丼 安納芋アイスクリーム

2024/05訪問

3回

ターブル ドゥ クドウ

三島田町、三島広小路、三島/フレンチ

3.26

10

¥10,000~¥14,999

-

定休日
火曜日、水曜日、木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.9

昼の点数:3.8

三島の隠れた名店となっているクドウさん。 今の場所に移られて暫く経ちますが、地元でも認知度が上がってきている様です。 毎月、9日から13日までの期間だけディナータイムにオープンされ、月替わりのコースを提供されますが、今回もそれに合わせての訪問です。 こちらでも季節的に素材は難しい様で、何を使うか悩まれた様。 普段は使わないという烏賊も、普段の料理とは異なるモダンな仕立てでの提供。他の料理はいつも通り、クラシックですが、たまには全てモダンで仕上げたり、バランスよく取り入れられても素材が活きて面白いと感じました。普段はやらないスタイルでも、高いクオリティで仕上げられているのは流石だなと感じます。 ドリンクは今回もワインをグラスで合わせて出して頂きます。ちゃんと皿数に合わせたバリエーションを用意されているので、リーズナブルにペアリングを楽しめるのも嬉しいところ。 更に今回は貴重な日本ワインも提供されており、思わずニヤけます。 また、予約の取れる時にタイミングが合えば、わざわざ訪れたいと思わされる素敵なお店です。 2024 Mai Amuse 新牛蒡とベーコンのブランマンジェシフォンケーキを添えて Calmar アオリイカと空豆のサラダ仕立て Bourguignon つぶ貝とサンジョルジュのブルギニオン オランデーズソース Poisson 本日入荷の白身魚のコトリヤード Viande ピレネー産アニョー・ド・レのロティ Dessert 杏のクレームダンジュ Cafe お茶 夜の営業日になかなかタイミングが合わず、数ヶ月ぶりの訪問です。 三島に降りたっても感じますが、年が明けてから、街は人も車も少なく、連休が続いたせいなのか、年明けから暗いニュースが続いたせいなのか。 それでも、こちらは認知度も上がっているのだと思いますが、予約で満席。常連さんをはじめ、多くの方々が訪れています。 今年は三島も暖かい日が多い様ですが、古い建物という事もあってか、店内は冷えやすい様。以前にも寒い時期には訪れていますが、暖かい服装で伺うのが良さそうです。 コースは年始という事もあってか、いつもより贅沢な食材を使われて仕立てもクラシック。 全体的に白い雰囲気や淡い感じですが、味わいは食材の味わい活かした方向性。 ワインはいつも通りにグラスでペアリング風に。 最初のシャンパンが美味しかったし、以前に輪島で頂いたという奥能登の貴醸酒も提供されていた。これは確かにバランスも良く美味しい。 酒蔵は今回の地震で潰れてしまったが、仕込みも最盛期だったはずで、元通りになるのもかなり先だと思われますが、復活を祈りたいし、何らかのサポートは続けていきたい。 Amuse 毛蟹とカリフラワー、オマール海老のカクテル Huitre 岩手、牡蠣とアンディーブのグラタン Oreille de mer 蝦夷鮑のムニエル 牛蒡のソース Poisson 駿河湾、金目鯛の蕪蒸し 春菊のスープ Viande フランス、仔牛ロースのパイ包み ブランケットソース Dessert いちごのスープ仕立て ミルクアイスとティグレ Cafe お茶 前回はランチだったので、かなり久しぶりのディナー利用です。 今回は理由があってか、隠しテーマとして円形の料理が続きました。 毎回、もしかしたら裏テーマが実はあったりするのかも。 ワインは珍しく、メニューに載っているものを順番に頂くだけで、ペアリングが完成。 ワインを飲む方も増えているのかも。 また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 2023 Septembre Amuse 馬刺しのタルタルと雲丹 ヴァンデ産フォワグラのコンフィとパンデピス Carpaccio 天然活〆ヒラメと和梨のカルパッチョ 酢橘のかおり potiron “恋するマロン”の温かいポタージュ かぼちゃのケークサレ添え Poisson 太刀魚のポーピエット ソースデュグレレ Viande 上州牛バラ肉のブレゼ 赤ワインソース 栗とジロール茸とともに Dessert シャインマスカットのタルト ミルクティのアイス Cafe お茶 約3か月ぶりに訪問。 本来は旬の月替わりの料理を頂きにディナータイムに伺いたいですが、なかなかスケジュールが合わなかったり、月に5日のみの貴重な席という事で、予約も最近は埋まりやすくなっている気がします。8月は既に満席の様です。 という事で、今回はランチでの初訪問。 メニュー内容はクラシックで通年、大きく変わらず、ほぼ同じ内容との事ですが、意外と夏らしいとも感じる内容でした。 値段の割には贅沢さも感じられますし、品数も十分。 更に素材の良さも、シェフの技術やセンスの良さも感じられる。 平日、昼でも満席なのも納得。 安いプリフィックスのコースもありますが、大半の方がおまかせコースを頼んでいたのも印象的。 のんびりと時間を過ごせる感じも嬉しいです。 次回はまたディナーでお伺いしたいと思います。 Menu Table Amuse アミューズ oursin ウニと人参のムース コンソメジュレを重ねて Kegani 毛ガニとアボカドのタルタル フレッシュトマトソース Soupe オニオングラタンスープ Poisson 白身魚のポワレ 季節の蒸し焼き野菜 バルサミコソース Viande 上州牛ランプ肉のステーキ Dessert クレームブリュレ Cafe 食後のお飲み物 今月もこちらのディナーへ。 月に数日だけの貴重な席。 三島駅から歩いて向かいますが、水辺が多いので、涼しさはありますが、陽は延びていて、春らしい感じ。 今月の料理も春らしさを感じる素材が多く使われていて、また素材の組み合わせや調理法からも季節を感じる。 ワインはいつも通り、オススメのものを少しずつペアリングして頂きました。 2023 Avril Amuse ポワローのブランマンジェ フリュイ・ド・メール (ボタンエビ、ウニ、毛蟹、ホタテ) Asperges ロワール産ホワイトアスパラのムニエル 生ハム添え ルッコラのジェノベーゼ Cocotte 赤イカとピエブルー、筍のココット 木の芽のかおり Poisson 須崎クロムツのソテー 蕗の薹のブールノワゼット Viande フランス産 仔牛フィレのシャルルマーニュ風 リドヴォーのヴォローヴァン Dessert いちごのタルトレット Cafe お茶 3ヶ月ぶりの訪問でした。 若干、日は長くなってきた感じはありますが、こちらのオープン時間には薄暗くなってきていますね。 メニューも少し春らしさを意識した感じに。 更に反射炉ビヤさんとコラボしたクラフトビールがなかなか印象的な仕上がり。 夏のモヒートを意識したもの、秋のスパイスクッキー、冬のクリスマス菓子に合わせたスパイスビールに続いて春のハーブを使った感じも面白い。 今回のメニューは比較的クラシックな仕立て。 しっかりとした味わいですが、自然派中心のワインともよく合いました。 今月もこちらのディナーへ。 毎月、9日から13日までの間だけディナー営業をされていて貴重な席。 12月は洋菓子の仕込みもあり、レストラン営業も限られており、この日が年内最後のレストラン営業だった様子。 メニューや店内の雰囲気も既に年末っぽさが出ており、早い時間からの予約も多かった様子。 料理は相変わらず流石のクオリティという感じですが、ワインのラインナップも貴重なものがグラスで飲めたり。 ほとんどのお客さんはあまり知識がない様で、有り難みはわかっていない感じですが、それでも年末らしくワインはよく出ている様でした。 2ヶ月ぶりの夜のKudoさん。 昼間は晴れると暑いのに陽が沈むと風は冷たい。さらにオープン時間はまだ明るかったのに、今はもう真っ暗。。 今月のメニューは秋らしい素材も入ってきながら、なんだか豪勢。 フレンチらしい料理はクラシックながら繊細。素材の良さを引き出す感じはやっぱり素晴らしい。 ワインはいつも通り、グラスワインをペアリングで。 Amuse スモークサーモンといくらのタルトレット Blanc-manger 落花生のブランマンジェ はまぐりと毛ガニのジュレ Terrine 秋刀魚と秋茄子のテリーヌ 2種のソース Soupe 栗とマッシュルームのカプチーノスープ 栗のニョッキ マッシュルームを使ったスープといえば、やっぱりラルジャンの加藤シェフのものや、 芦屋次郎の小久江シェフのものなどを思い浮かべますが、こちらのも風味が良く、なかなかのもの。 Homard オマール海老のソテー ビスクソース Viand イベリコ豚のロースト マスタードソース Dessert かぼちゃのプリン キャラメルくるみのアイス 今月も夜のKudoさんへ。 月に数日だけの夜営業の貴重な席。 夏祭りの雰囲気が漂う三島の街を歩きながら向かいます。 残暑は富士山と伊豆に挟まれた三島市内でも日差しの下では感じますが水辺の多い三島では小川沿いでは冷たい風を感じ気持ち良い。 この日は早い時間帯は静かな店内。 カウンター席は貸し切り。 コース内容は先月も夏らしい雰囲気でしたが、今月は更に夏らしい雰囲気。 ドリンクも夏らしいものが揃います。 2ヶ月ぶりの夜のクドウさんへ。 ディナーは月に数日だけのオープンで貴重な席。 街中に水路や川があり、比較的、涼しさを感じられる街ですが、日暮れの時間帯でもやっぱり湿度を感じる。 古民家の雰囲気はやっぱり素敵。 普段はランチや洋菓子も楽しめるので、涼しくなったら昼間も伺ってみたい。 この日は女性のお一人様も多く、気軽に一人でも予約出来る雰囲気。 以前から来たいと思っていたお店。 横浜からは新幹線で30分ほど、伊豆の玄関口である三島駅からは徒歩10分くらい。雰囲気の良い小さな川沿いの道を歩いて古い街並みの中を進みます。 古民家というか古いお店をそのまま使った雰囲気は本当に素敵です。 普段は洋菓子店、ランチの営業のみですが、月に5日間ほどだけディナーの営業をされており、非常に貴重なお席。 タイミングを見てと思っていましたが、ようやく訪問できました。 入ってすぐにはショーケースなどがあり、更にその奥へ入ると、テーブルが並び、奥にはカウンターが。どの席も比較的、ゆったりとした造りで雰囲気もいい。カウンター越しの大きなガラス窓の奥には裏庭の風景も臨めます。 シェフやマダム、スタッフも皆さん、常に丁寧で落ち着いた対応、雰囲気で、最初から最後まで居心地も良く、毎月、伺いたいと思えるお店です。 明確なペアリングのメニューはありませんが、今回はワインを料理に合わせて出して頂きました。 ラインナップは日本ワインや自然派ワインが中心。近くのLucaWineさんから仕入れているものが多いそうです。 マダムはあのタカヒコさんと同じ大学で学ばれた様でよくご存知な様。なかなかワインも詳しそうです。 料理も美味しく、旬の素材を適切に調理されており、センスを感じますが、ペアリングも特に明確に考慮していない様でメニューにあるものから、さりげなく提供されるものもよく料理と合っており、どれも美味しく頂きました。

2024/05訪問

11回

おかしやうっちー

スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店

食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店

おかしやうっちー

北参道、千駄ケ谷、国立競技場/ケーキ、洋菓子

3.90

430

-

¥5,000~¥5,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

テイクアウトの点数:-

数ヶ月ぶりに訪問です。最近は定期的に伺わさせて頂いていてありがたい。 相変わらずの人気店で、イートインはほぼ予約が埋まっています。 席の利用は一時間なのですが、前の利用者がいる間は入店できないので、これからの雨の多い時期や暑い時期は外で待つのも大変そう。利用者は時間を守って利用しましょう。 今回も四品頂きましたが、季節的にフルーツは難しいのか、今回は全て果実を使わないものばかりでした。今年は特に今の時期は素材が難しいとフレンチなどでも良く聞きます。 とは言え、旬の素材をうまく使われていて、普通は洋菓子では使わない素材なのに、素材の良さを活かしたバランスに仕上げているのは流石。甘さや香り、後味などの風味もちゃんと洋菓子らしく仕上がっていて、面白い。 わらびもち よもぎプリン たまねぎムース トマトみるく 北参道の裏通りのお菓子屋さん。 数ヶ月ぶりに訪問です。 イートインは1時間おきの入れ替え制ですが、お店の前で待っている間もテイクアウトを購入される方も来られたりして、相変わらず人気なようです。 前回訪問時に予め予約しての訪問ですがが、曜日にもよると思いますが、大体2、3ヵ月先だと予約が取りやすいようです。 テイクアウトが難しいものも含めて、4種類を頂きましたが、どれも使う砂糖の量は最小限に留めて、旬の素材の風味を活かした調理を徹底している様に感じる。 まずはヘイゼルナッツを使った冷製スープから。流石に自然の甘さだけでは難しい様で砂糖は使っているとの事。火入れも最低限の様で、若干、後味には青さを感じ、まるで茹で落花生の様なニュアンスも感じられる。 スフレは焼きたてが提供される。 かなり軽く、滑らかな生地になっており、かなりメレンゲを軽く作っている様で、焼きたてにも関わらず、食べている間もあまり沈んでこないし、中も詰まっている。 卵がメインなので、茶碗蒸しに近い食感や風味も感じられる。 ふんわりとしたクリームを使ったケーキや、他では見られない百合根のタルトは定番で人気の様。 うっちーさんらしいデザートなので、一度は食べてみるのがオススメです。 ヘイゼルナッツのスープ いちごスフレ いちごみるく ゆりねのタルト オープン当初から気になってはいたけれど、人気でなかなか伺えなかったお店。 今回はお誘いを受けての訪問ですが、数ヶ月前から予約をして、楽しみに待っていました。 場所は北参道駅から千駄ヶ谷の住宅街に入っていった裏路地沿い。 元々、隠れた名店などもあるエリアですが、最近はあまり来ていませんでした。新しいお店も増えている様で、他にも面白そうなお店がありそうです。 こちらはカウンター4席のみの1時間ごとの貸し切り、入れ替え制。 しばらく外で待って、準備が整うと店内へ。 持ち帰りで買って行かれる方も多い様で、自分達が滞在中も何人もお店を訪れておられました。 今回、頂いたのはこの時期、旬の栗を使ったものが中心。 栗のタルトなどが見た目的にも人気なのでしょうが、個人的には洋梨のムース、栗の水羊羹に感銘を受けました。 フレッシュな洋梨の風味や食感をダイレクトに感じられる雰囲気はアシェットデセールならでは。全体的に変に甘みを足していないながらも味わいのバランスを取って素材の味わい、本来の甘さをしっかりと感じられるのはセンスの良さを感じます。 これが合わせて頂いたニュージーランドのスパークリングワインの味わいともよく合いました。 栗の水羊羹は葛を使った口溶けの良い感じで、栗でこういうものが作れるというのは、かなり試作もしているんだろうなと感じた。 なかなか面白いデザートだと思う。 タルトは素材を邪魔しない比較的、薄焼きの生地を使っている。栗は新鮮さを感じる風味で、クリームとも良いバランス。どうしても口の水分を取られる感じはあるが、ワインやお茶とも相性が良い感じ。 最後に頂いたパフェもまるでかき氷を頂いているかの様。軽さもあるが、栗の風味も絶妙。 毎日、栗をかなりの量を仕込み、一年でも一番大変な時季とのこと。皮剥きが大変なのかと思ったが、実際には固さもある実の部分の裏漉しが大変との事でした。 鬼皮や渋皮の風味もしっかりと使ったお菓子はどれも素材の風味を活かすために手間を掛けているのがよくわかり、繊細さやセンスも感じますが、かなりの努力をされて作り上げているのもよくわかり、人気が出るのも納得だと思いました。

2024/05訪問

4回

GODIVA cafe Minatomirai

みなとみらい、馬車道、桜木町/カフェ、チョコレート

3.45

103

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

世界中、どこに行ってもショッピングモールなどで昔からよく見かけるGODIVA。日本でもここ最近はショップやカフェをよく見かける様になって来ましたね。 カジュアルな感じなので、高級チョコレートというイメージは昔に比べるとほぼ無くなった気がします。 こちらのカフェは数年前のコロナ禍にオープン。 場所的にみなとみらい線を利用しない限りは気付かない、昔から定期的にお店も変わる場所。 深い地下三階で、改札以外は何もない場所なので、仕方ないのですが、みなとみらい周辺自体、平日は利用客も少なく空き店舗なども未だに目立つ気がします。 そういう意味でも穴場だと思っていたのですが、意外にもまあまあ席は埋まっていて混んでいる。 良い席は近所の主婦っぽい人たちが長時間占拠し、大声で話しているので、雰囲気はお世辞にも良いとは言えない。利用時間の制限をするなど、もう少しお店側からコントロールはすべきだと感じた。 ドリンク自体は自前のチョコレートを使った定番がメインだけれど、実際には幅広いラインナップで、チョコレートを使ったものを飲んでいるのは半数くらいだろうか? もう少しドリンクも種類を絞ってコンセプトをはっきりとした方がいい気がする。ドリンク自体は可も無く不可もなくというレベルだが、意外と丁寧には作られている。若干の飲みにくさはあり、見た目重視にはなっているが。

2024/05訪問

1回

うなぎと炭焼 久松

日ノ出町、伊勢佐木長者町、関内/うなぎ、日本料理、肉料理

3.62

87

¥15,000~¥19,999

¥8,000~¥9,999

定休日
-

夜の点数:4.1

昼の点数:3.9

数ヶ月ぶりに訪問です。 今回も日ノ出町側から歩いて向かいます。 開店後も入口は鍵が掛かっており、チャイムを鳴らして開けてもらう感じですが、夜は一斉スタートで、5分前に暖簾を出されるので、それが回転の合図な様です。 以前から伺う度に細かい変化や調整は感じられ、進化されてきた印象ですが、今回はこれまででもベストの体験でした。 夜は基本は鰻も提供する日本料理のコースというイメージですが、今回は良い意味で裏切られた。普段は浜名湖の養殖物をメインに使われていますが、この日は天然ものも入ったので、追加で白焼きはどうですか?という事。かなり大きめの個体で折角なので頂くことに。 コースは以前は先付け八寸からでしたが、老舗の料亭の古いスタイルで見た目重視という感じ。中には冷蔵庫からまとめて出してきたと思える様な前菜を提供するお店もあると思います。 そういう事もあるのか、最近はそれぞれの料理の温度感を重視して、八寸をバラして一品ずつ提供される事にした様です。その分、お酒もゆっくりと楽しめます。 今回もドリンクは大将のおまかせで合わせて出して頂きます。日本酒もワインもグラスで提供されるので、色々とリーズナブルに楽しめるのは、他の日本料理や鰻専門店でも珍しい。 旬の素材も適度に使われており、この値段のコースではかなり贅沢。 更に今回は鰻自体も色々な仕立てで楽しめるのと同時に白焼きでも天然と養殖の食べ比べと貴重な経験。これだけ贅沢に鰻を堪能できるお店は老舗の割烹や有名な鰻料理のお店でもなかなか無いと思います。 蒸しが入らない関西風の焼き方ですが、焼き過ぎて焦げ目がつき過ぎない様に火入れも丁寧。 時間を掛けてふっくらと仕上げているので、食感的にもバランスが良い。 また、鰻のお造りも他のお店では頂いた事はあるけれど、なかなか貴重な体験。鰻の血には毒があるので、生で頂く機会は少ないが、2日掛けて、丁寧に血抜きをされているとの事。薄造りにはしているが弾力のある食感を堪能できる。 〆のご飯も炊き込みご飯や鰻丼も提供されており、どちらも大きな土鍋で炊かれており、固めで粘りの少ない感じは鰻にも合っている。 鰻丼のタレは和三盆を使っている事もあり、優しい味わいだが、継ぎ足しで、ようやく円やかで味わい深くなってきたと感じる。 残った炊き込みご飯はお土産にもして頂き、帰ってから楽しんだ。 6月からはより旬の素材を使ったコースになる様で、値段は上がるが、これまでは安すぎという感じだったので、今後の更なる進化に期待したい。 胡麻豆腐 グリーンピース 雲丹 骨せんべい 平貝 筍 木の芽 春巻き お椀 甘鯛 筍 造り 鰻 鰹 藁焼き 稚鮎 白焼き 浜名湖 しんこ 白焼き 天然 四万十川 肝焼き 浜名湖 鰻ざく 椀 蓮根餅 炊き込みご飯 桜海老 鰻丼 赤出汁 嶺岡どうふ 無花果 今年初の訪問です。 数日前に予約して伺いました。 今回は久しぶりに日ノ出町から歩きましたが、バス通り沿いは意外と人が多くて、驚きました。とは言え、横浜の他の繁華街とは明らかに異なる客層なのは相変わらず。お店のある清正公通りに入ると、怪しい雰囲気の女性が出勤前っぽい感じで歩いてはいますが、人通りは少なく、危険をそれほど感じず、お店に到着。いつも通り、扉の脇のインターホンのボタンを押して、入店します。 カウンターも個室もそれなりに席は埋まっており、ほぼ満席。意外と地元の初訪問らしき方も多く、認知度が徐々に上がってきている様。日本料理というよりは鰻がメインで訪れている方が多い様で、横浜らしいと言えども、その辺はもう少し客層のコントロールをしていくべきかなとも思います。ただ夜の営業なので、日本酒を合わせて飲む方が増えているのは喜ばしく思います。 ドリンクは正式にアルコールペアリングの設定がメニューにも載り、大将のワインや日本酒の知識も上がっている証拠。今年はワインエキスパートやSAKEディプロマの資格にも本格的に挑戦される様で、今後の進化にも期待します。 料理は冬の高級食材を使ったコース内容から、より堅実な春に素材を使ったコースに変わって来ており、料亭レベルの料理がより気軽に味わえます。 八寸や前菜の料理のクオリティも一年前と比べても明らかに上がっている。忙しい時はスタッフも増やしており、安定感も増しているし、料理の温度感なども以前より気を遣っている感じ。 意図的に北陸の食材も必ず入れるようにしている様。 中でも鰻の白焼きの食べ比べは養殖とはいえ、大きさなども異なるが、味わいや食感も違いを感じられ面白い。 また鰻のタレも継ぎ足して使っているが、明らかに円やかになってバランスの良いタレになってきていて、普通に鰻丼だけでも満足感は以前より上がっている。 日本酒のペアリングも納得感がある感じでオススメだが、ワインも面白い。クラシック過ぎない感じで、もう少し幅が拡がってくると更に面白くはなりそうで、今後も楽しみ。 だんだんと予約は取りづらくなって来そうだが、また定期的に伺いたいと思います。 蛤 春野菜 八寸 浜名湖すっぽん 氷見 メジマグロ 白焼き 浜名湖 共水 肝焼き 浜名湖 横浜 大根 松坂牛 ヒレ 鰻 みぞれ煮 鰻丼 牛すじ丼 峯岡豆腐 とちあいか レモンシャーベット 今回は短いスパンでの訪問ですが、久しぶりの夜の訪問です。 改装後は昼は鰻重メインのショートコース。 夜はアラカルトの提供を止めて、季節の素材を取り入れたコースのみとなっており、以前より本格的な日本料理を頂ける様になりました。 この時期は大将が直接現地まで伺ったというズワイガニを取り入れており、蟹と鰻を楽しめるという贅沢なコース内容に。因みに年明けは河豚になるのだとか。 かなり品数も多い内容で、鰻も色々なスタイルで頂けるが、もっと鰻を使うのを減らしても、面白いコースになるのではと感じた。 味付け的には若干、関東風なのか、醤油が強く感じられるが、上手く素材も扱っていると感じた。 鰻重は量を選べるので、半身にしたが、コースの流れ的にはお茶碗一杯くらいでミニ鰻丼くらいをスタンダードにするくらいが一般的には良いかもしれないし、夜はそこまで鰻をメインにしない方が将来的には良い気もする。 現在、日本酒やワインの勉強中の大将だが、この日は日本酒を中心に色々とグラスで少しずつペアリングとして出して頂いた。ほぼ自動的に料理に合わせて出して頂いたので、かなりの種類を頂いたが、旨みや酸味のバランスが良かったり、味わいが強いものも多く、料理と合わせる事で、日本酒の味わいも引き立つ感じが多かった。 これだけ食べて飲んで、丁度、20,000円という値段も素晴らしい。 また違う季節に伺いたいと思います。 先付け 海老芋 セコガニ 八寸 鰻ざく 胡麻豆腐 アオリイカ 蟹クリームコロッケ 唐墨 骨せんべい 聖護院かぶ すり流し セコガニ メス 壱岐 本鮪 黄身醤油 焼き蟹 鰻 白焼き 肝焼き 和牛 炭火焼き 蟹 素麺 鰻蒲焼き 海苔巻き 鰻 スッポン 芹 鍋 鰻重 黒蜜 嶺岡豆腐 紅マドンナ 無事に店内の改装を終えて11/21から正式にリニューアルオープン。 早速、予約が結構入っており、夜はほぼ年内の予約枠は埋まっている様です。 という事で、先ずはランチでの訪問です。 いつも通り、お店に伺うと外観は特に変わっていません。暖簾が出ていますが、扉を開けようとすると、鍵が掛かっていて開きません。 よく見ると扉の左側にインターホンが。鳴らすと程なく、スタッフが扉を開けてくれます。 以前から話されていましたが、場所柄、変な客がいきなり入って来ない為の対策の様です。 お店に入って直ぐに気づくのは以前、テーブル席があった場所に壁が出来ていて、新たに個室が追加されています。 カウンターは若干幅を拡げ、向かいの壁は棚が無くなり、包丁が飾られています。 焼き場も以前より、大きな焼き台が設置されて、火加減などもしやすくなり、一度に焼ける量も多くなっています。 今回のランチは以前の内容と大きく変わりませんが、ひとつひとつのクオリティーは上がっている様に感じます。 白焼きも以前よりふっくらとしており、炭焼きだけでも表面はパリッと、中はふわっと柔らかい。 鰻重もまたタレがバランスよくなってきている様に感じますし、寒くなってきたせいか、身もしっかりとしている。 ドリンクも少しバリエーションを変えて、高級志向の客向けのものも取り扱いを始めた様。 店主さんは日本酒やワインの勉強も続ける様なので、今後も試行錯誤しながら面白いものが増えてくるかもしれません。 予約は取りづらくなっていますが、キャンセルも入る様で、また近々、今度は夜に伺いたいと思います。 前回の訪問から約半年を空けての訪問です。 基本的に鰻が痩せて美味しくない暑い夏の時期にはあまり鰻を食べたいと思わないし、食べることは、殆ど無いのですが、涼しくなって来たのと、こちらが来週から暫く改装の為に休みに入り、11月末以降はスタイルもまた変えられそうなので、今の内にランチで伺って来ました。(ランチ営業は無くなるかも。) 勉強熱心だし、常に少しずつ改善もされて来ていて、ランチのコースでも八寸の内容もクオリティも上がっているし、見せ方も上手くなっていると感じた。 鰻は活鰻を使っており、立派なものを先ず見せてくれ、カウンター内で捌き始める。 現在、カウンターの仕切りが高いので、直接、捌いている様子は見られないが、改装後は少し仕切りを低くするらしい。血が飛んだりするのは若干心配だが、上手く捌く自信はあるのだろう。 串に刺さった状態も美しい。 現在、コースには頭は入っていないが、頭も将来的には出して欲しい。 横浜市内ではランチのショートコースでも、ここまで鰻づくしで色々と頂けるお店はほぼ無く、貴重な存在ではあるが、元々は新橋の料亭出身という事もあり、他の料理にも定評があり、鰻を少し離れて季節ごとで変わる素材を使ったコースにシフトしていっても面白いと思う。 どうしても場所の悪さは指摘されがちだが、以前ほど夜も危険なエリアではなく、根岸道路沿いのセブンイレブンから清正公通りを入ってくれば、殆ど怪しさも危険さも感じずにお店に着けると思う。 店主は日本酒やワインの勉強もされていて、今後はより面白いものをペアリングの様に合わせて出してくれる様になると、より良い店になりそうです。 客層的にも上品な美味しいものを求める客も増えている様で、その分、お店の進化も続きそうで、今後が楽しみです。 年始以来、久しぶりに鰻重を頂きにランチで訪問。 遅めの時間帯でしたが、この日は他の予約は早い時間だった様で、お店に着いた頃には貸し切り状態でした。 最近は昼はのんびりしている事も多い様なので、昼はのんびりと飲むにも穴場かもしれません。 今まではお店に着くと既に鰻が捌かれている事が多かったですが、この日は立派な活きうなぎを捌く前に見せて頂きました。 本当に手際がよく、前菜を食べて、店主と話している内にいつの間にか、もう串に刺して焼き始めていました。 カウンターの仕切りが高いので向こう側が見えないのは残念。ただ、これより低くすると鰻の血が客側に飛んでしまうそうです。カウンターの奥行きも狭いので現状は難しい様ですが、将来的にはカウンターを伸ばしたいとも話されていたので、来年には全く違うお店になって、料理や客層も大きく変わっているかもしれません。笑 現在の客層を考えるとなかなかワインや日本酒も変わったものを置けない様ですが、ワインの勉強を始められた様なので、資格を取られる頃には積極的にワインのペアリングをされるお店になっている事を期待します。 料理の方も以前よりも進化や改善が感じられ、鰻のタレも以前は甘みが少なすぎて、醤油の焦げた香ばしさや苦味が強かったのですが、今回は和三盆の甘み、醤油の酸味も感じるバランスの良い味わいに変化していました。 タレの継ぎ足しの効果もありますが、以前よりも若干、和三盆の量は増やしているとの事でした。 若い店主でやりたい事も多い様なので、今後の進化が楽しみです。 前回はお昼の訪問でしたが、今回は夜に訪問。 前もって予約して、早めの時間帯に訪れました。 昼は鰻重が中心のメニュー構成ですが、夜はおまかせコースで、ちゃんとした日本料理や割烹をベースにした内容。若い店主ですがさすがは老舗料亭出身という事で丁寧な仕事がうかがえます。 鰻だけでは飽きてしまう事もあるのだと思いますが、鰻はところどころには使われているものの全ての料理に鰻が入っている訳ではありません。ただクオリティはどれもしっかりとしており高級店で頂ける様な雰囲気や味わい。出汁もしっかりと取られているのも判る。 まだお店を始められたばかりだし、若い事もあると思いますが、もう少し何か個性が出てくると面白いかなとも感じます。 現状は鰻が中心で、客層的にも鰻重目当ての方がほとんどだと思われるので、もう少し値段を上げつつコースのみの設定にするなど客層のコントロールが必要かなとも感じました。 怪しい福富町の裏通りにも関わらず、予約無しでふらっと訪れて扉を開ける客も多いし、営業中にも関わらず電話してくる客の多さを見ても、色々と変えて行く必要はありそうです。 ただオープンから数ヶ月も経っていないのに、この人気は今後の進化を裏付けるものでもあるかもしれません。 またその内、ランチなどでもゆっくりと伺いたいと思います。 横浜の福富町に昨年11月にオープンされた鰻をメインに扱っているお店。 最寄りは地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町、京急線日ノ出町、JRの関内駅などになると思いますが、どちらからも同程度の距離。横浜市内の方はバスで向かうのが一番楽かもしれません。 こちらのお店はたまたまInstagramでオープン以前から投稿されているのを見ていました。以前のお店を譲り受けて、一旦スケルトンにしてからの改装リニューアル。数枚の投稿ですが、そちらと見比べると少し感慨深い。 場所的に横浜ではガラも悪いし、安さを求める客層も多く、難しいエリアだと思いますが、新しさもあって周囲に比べてもモダンで綺麗な門構えで浮いてるけれど、目立つ造り。 店主は若いけれど、お話を伺っていると、どうやら新橋の老舗料亭出身。そこをひけらかす感じは無く、親しみを感じる接客ではあるが、料理には料亭らしいクオリティや日本中から自分がベストと思える産地の素材への拘りもあり、なかなかのセンスを感じる。 あぐらをかいた経営を続ける名前だけの多くの横浜の老舗割烹などと比較しても、まだ粗削りながら、きちんと仕事をしていると感じさせます。横浜でお店をやる事に難しさを感じながらも、少しずつ自身も改善しながら、勉強、努力されている感じも好感を受けました。ワインや日本酒に関しても、今後、勉強しながら、もっと充実させたいとの事でした。 この日はランチでの訪問。 予め予約して伺いました。浜松から毎日仕入れる鰻の数が決まっている様で、若干の波があり、売り切れることもあるため、予約無しでも入れる場合もありますが、予約して伺う方が確実な様です。 席数はそれほどある感じではありませんが、焼き場が狭く限られているので、一度に焼ける本数も限られる事もあり、出来るだけピークを避けたり、少人数で伺う方が良さそう。混む事がわかっている場合には予め鰻は捌いて、白焼きの状態に下焼きして備える場合もあるとのこと。 蒸しが入らない焼き方ですが、この手のお店では強火で焼くお店が多く、プリッとした食感も感じる事が多いですが、こちらは直焼きでも、少し遠火でじっくりと焼かれている様で、ふっくらとジューシー。焼いている最中に漂う鰻自身の脂の甘い香りが漂うのも新鮮。 白焼きでは、その雰囲気と旨みを感じられるので、日本酒との相性もいい感じ。 蒲焼きはタレは甘さ控えめで砂糖を使っておらず、変なくどさは無い。醤油の焦げた感じの風味がしっかりとあり、味の濃さはあるものの山椒をかけて頂くと飽きる感じはない。どうしても旨みと苦味が中心の味わいになっている感じはあるので、若干、醤油の酸味も活かした感じに調整したほうが良さそうな気もするが、好みもあるだろう。 盛り付けは敢えてなのか、若干、尻尾がはみ出した感じで、この辺は、若い店主ならではのセンスな気がする。若干、下品にも感じるが、場所的には合っているかもしれないが、器も漆塗りの高級なものに変えるとの事なので、はみ出さない盛り付けに修正した方が今後の客層的には良い気がします。 ご飯は羽釜で炊いたものを炊きたてで。自ら訪れて選んだ佐渡のお米をこだわって使っているそう。粘りが出づらい固めの感じは鰻のタレとの相性もいい。 鰻重専門店や老舗などでもご飯を盛り付けてから時間が経ったものを提供しているところも多いので、こういうのは個人店ならではの拘りとも言える。 横浜でこのレベルの鰻重を頂けるお店はほぼ無く、流石の拘りとクオリティ。既に横浜の有名店以上のレベルには追いついていると感じます。また値段的にもかなりリーズナブルです。 夜はアラカルトで、鰻以外にも日本料理としても楽しめる様なので、また近々、ふらっと寄ってみたい。

2024/05訪問

8回

PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI

スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店

食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店

PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI

等々力、尾山台、九品仏/ケーキ、カフェ

3.83

1122

¥1,000~¥1,999

-

定休日
月曜日、火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

等々力の有名店、ASAKO IWAYANAGI。 線路沿いのこの一角には現在、系列の3店舗が存在し、どちらも店の前や店内も賑わっています。 今回はパティスリーの方のイートインの利用で季節のパフェを頂きました。ネットからの予約で、この際にメニューの選択と支払いも済んでおり、入店時に飲み物をどうするか聞かれます。 店頭のカウンターではテイクアウトのデザートも並び、イートインでも食べてる間、取り置きしておいてくれます。 奥のカウンターに案内されますが、予約の時間帯である程度、手前側か奥側になるか決まる様なので、席の希望がある場合は予約時間も注意して選ぶ方が良さそうです。 着席後、15分程度でドリンクとパフェが提供されます。 ドリンクはスペシャルを選択。自家製なのか飲みやすいながらもレモンの風味もしっかりとした感じ。氷の量が多すぎる点だけは微妙。飲みづらいし、実際のジュースもかなり少なく、ペアリングと言うにはパフェのボリューム感と合っていない。 パフェの方は、かなり多くの素材を使っていて、食感や風味のバラエティの多彩な感じは楽しめると思うが、その分、風味が強すぎるハーブを使っている理由や、なぜこの順番で盛り付けているのか疑問に感じられた。ごちゃごちゃし過ぎている感じもあり、純粋に味わいが良いとは言い難い。ひとつひとつは手間を掛けているのだろうが、トータルの仕上がりは根本的なセンスに疑問を感じる。 見た目重視という感じが強く、実際に全く手を付けずに10分くらいずっと携帯で大きな音を出しながら写真を撮っている客もいるくらい。 美味しいものをお店で食べ慣れていない感じの客が多く、そういう客層のお店だという印象をうけた。 また奥の席はキッチンスタッフらの振る舞いの雑さと慌ただしさが非常に目に付く。 サービススタッフの余裕さと自信の無い応対とは正反対。実際に忙しいのだろうが、客の目の前を通る際はもっと目立たない様に気を遣って欲しい。 Parfait Bijou Citron パルフェ ビジュー シトロン シブレット 文旦ローズマリーソルべ レモンムース セルフィーユ/フェンネル レモン寒天 レモンパイ メープルシロップジェラート ドゥルセ松の実クラックラン レモンスカッシュジュレ/柑橘 ピスタチオショコラクレムー シャンティ/アーモンドブランマンジェ ドゥルセディスクショコラ 文旦ピール クリームチーズ/マリネ レモンジュレ 柑橘ローズマリーソース レモンパイクリーム(別添え)

2024/05訪問

1回

くら竹

野町/寿司、日本料理、創作料理

3.56

45

¥10,000~¥14,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.1

金沢市内の繁華街からも外れた犀川を渡った先の白菊町の裏通り沿いにあるお店。 周辺は多少、飲食店もあったりしますが、昼間の雰囲気は完全に静かな住宅街で、西茶屋街や忍者寺なども近くにはありますが、観光客も見かけません。 その為、こちらに訪れるのは、予約サイトなどで見つけた方がほとんどだと思われます。 以前は他の場所にあったのか、一部、外観や店内などの写真も実際とは異なるものが載っていたりしますが、現在はカウンターのみの窓の無い、外の明かりは入らない店内です。かなりカウンター席の間隔は狭く、満席だと食事するのも大変だと思います。 店内奥には別のバーがある様ですが、暫く休んでいて営業されていない様。 ランチは比較的リーズナブルなコースですが、最初に酢の物と茶碗蒸しが提供されて、一気に握りが提供される感じ。所要時間も非常に早く、30から40分程で通常の平日ランチとしても使えるくらい。ただその分、ゆっくりお酒も楽しみたい観光客には向いていないと思います。 テンポが良い分、意外と満足度も低く感じる。シャリが小さい事もあると思いますが。 また、特にそこまで地元の素材に拘る感じも乏しく、スタイルだけは金沢っぽい雰囲気を出している感じです。 地元の方が行くにしても、観光客が行くにしても、場所的なものも、内容も中途半端に感じられ、少し使い方を考えてしまう。 酢の物 水蛸 蛍烏賊 茶碗蒸し 牡蠣 白子 鯛 桜 赤イカ 梅貝 ヒラマサ マハタ 昆布締め 甘海老 漬け 鰆 鱒 カワハギ 鰯 炙り 金目鯛 蒸し 鮪 漬け 味噌汁 岩海苔 ズワイ蟹 軍艦 追加 赤貝 ノドグロ 穴子

2024/03訪問

1回

焼鳥 感呼鶏

桜木町、みなとみらい、馬車道/焼き鳥、居酒屋、鳥料理

3.10

32

¥10,000~¥14,999

-

定休日
-

夜の点数:3.9

桜木町やみなとみらいからも程近い紅葉坂下の焼鳥屋さん。オープン当初以来、久しぶりに訪問です。 当初は排煙がうまくいっておらず、集客を絞っておられましたが、ダクトを増設して、一度に焼ける量も増え、平日でも席が埋まるくらいに客が入っている様です。 焼きは基本的にガスですが、それでも炭の香りは付かないものの火入れは相変わらずなかなかです。ポーションも以前と比べて若干変えている様にも見えますが、一般的にも満足度は高いのでは無いかと思います。 内容や種類は大きく変わりませんが、提供する順番などコースの流れを変更したり、仕立ても細かい調整をして、よりワインと合わせて楽しめる感じに進化されている様です。 更に毎日では無い様ですが、ソムリエの資格を持つスタッフが入られており、より任せてペアリングを楽しめます。まだ元々の酒屋から仕入れた在庫が多く、ラインナップは変わらない様ですが、今後、このソムリエ中心でワインのラインナップも変わっていく様です。日本ワインやロゼワインも積極的に使いたいとの事。 焼鳥の仕立ても以前と比較して塩やシンプルなものから、タレや醤油の味わいがある串が多くなった様に感じ、白ワインだとどうだろうと思いながらも合わせてみると意外とよく合う感じで、面白い。 どうしてもこちらのお店含めて、横浜ではビールやハイボールを飲む客層が多いですが、こちらでは絶対にワインを飲まないと損だと思います。焼鳥自体もワインと合わせる事を考えての仕立てですし。その辺も考えた集客を今後もしていって欲しい。最初からペアリングのコースが基本のメニュー構成にしていっても良いのかもしれない。 若干、映え重視の料理もあり、味付けも単品では若干、濃く、素材を活かしきれていないと感じるものもありますが、少しずつ進化しているのが良くわかる。 今回、特別なのかタイミングが良かったのか、少しコースの前に鳥刺しを出して頂いたが、新鮮さが良くわかる美味しさで、出来ればレギュラーでコースに入れて欲しいと思う。 〆のデザートも固めの卵の良さを感じられるプリンで美味しく頂きました。 また、数ヶ月以内には訪れて、進化を見届けたいと思います。 串 赤茄子 漬けレバー 串 ササミユッケ 串 抱き身 茶碗蒸し 串 砂肝 串 ハツ サラダ 串 うずら 串 せせり 鶏レバーのムース 串 ネギマ 串 つくね 串 手羽先 串 ソリレス (追加) そぼろ親子丼 自家製デザート 横浜のJR桜木町駅からも程近い紅葉坂の登り口あたりに先週オープンされたばかりの焼鳥専門店。 ネットでたまたま情報を見かけていたので、予め予約をして伺いました。おまかせコースのみの設定ですが、横浜では有名店以外では比較的、高級な部類に入る値段設定です。 伺ってみるとビルの入り口やエレベーターには目立つサインや看板も付いておらず、まだまだちゃんと準備が出来ていないのかなとも感じましたが、話を聞いてみると、排煙設備が不調な様。一度に串を焼くと煙が室内に溜まってしまうとの事で、工事を再度計画しているとの事です。その為、それまでは予約を絞っているとの事です。 あまり宣伝もしていないので、これまでに来た客は全て関係者や知り合いとの事でした。 サクラっぽいレビューがネット上に多いのは、そのせいですね。 今後は炭も使いたいとの事ですが、焼いてる手元は見えませんでしたが、現状はガスで焼いているとの事。 ただ、かなり火入れは上手いし、ガスの香りも水っぽい感じも無く、焼き方は攻めていて、拘りも感じられる。 基本的に比内地鶏を使っているが、特徴的なしっかりとした歯応えもありながら、火入れのお陰か意外と食べやすいし、ジューシーで旨みも感じられる。 どの串も比較的、小ぶりで、若干、物足りなさもあるが、現在の焼き方で制限もあったり、比内地鶏らしさを表現するのにも適度なサイズなのだろう。 コースの流れや一品料理の温度感など、若干、調整は必要ながら、ポーションが小さい割にはちゃんとドリンクを頂いている分にはお腹もいっぱいになって満足度は高い。希少部位など追加でもオーダーは可能なので、この日も二本ほど追加させて頂いた。 旬の野菜も使ったり、フレンチやイタリアンっぽいテイストを足しているのも、横浜ではあまり見かけないスタイル。大将と話していると焼鳥専門店だけでは無く、他の業態でも働かれていたとの事で、その影響もあるのだろう。 その為、あまりメニューには載せていないが、かなりワインを色々と仕入れられている様で、グラスでも多くを提供されている。現在、厳密にペアリングは提供していないが、ペアリングの様に提案して頂けるし、今後、落ち着いてきた際にはペアリングのメニューも正式にできるかもしれないので、楽しみです。 面白い試みは他にもあり、また、落ち着いた頃に改めて伺いたいと思います。 鶏レバーのムース ササミのタタキユッケ 串 抱き身 串 砂肝 串 ホワイトアスパラ 百合根の茶碗蒸し 串 はつ 串 せせり 串 椎茸の詰め物 サラダ 漬けレバー~冷たいレバニラ風~ 串 かしわ 串 長茄子 つくね そぼろ丼 自家製アイスクリーム

2024/05訪問

2回

TIELS TEA&TAPS

三島広小路、三島田町、三島/ビアバー、カフェ

3.20

22

¥2,000~¥2,999

-

定休日
火曜日、水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

三島のブリュワリー併設のタップルーム。 かなり久しぶりに訪問です。日中しか開いていないカフェが多い三島では、夕方17時からのオープンで、ディナー前の時間調整には使いやすい。 平日は観光客が少なめだし、乗り継ぎでしか降りない方も多い土地柄、難しいのかもしれませんが、もう少しフレキシブルに使えるお店も増えたら良いのになと思います。 こちらでは相変わらず、多くの自家製のビールがタップに繋がっていて、以前よりも種類も豊富だし、一見同じものでもバッチが変わると素材が変わっていたりと楽しいめる。 この時期だからということでは無い様だけれど、地元の柑橘を使ったものが多く繋がっていて飲み比べも楽しそう。その中でも摘果を使ったヘイジーIPAがバランス良く美味しかったです。 おつまみは人気のものを少しずつ頂けるスターターセットを。相変わらずのリーズナブルさで、クオリティも以前よりも上がっている。 また機会をみて伺いたいと思います。 少し久しぶりに伺いました。 17時から営業されているので、フレキシブルに使いやすい。 元々、静かな通りだし、地元の方の利用が多い様ですが、週末は昼間から混み合うものの、平日は特に早い時間は比較的、空いている事も多い様です。 ビールはタップに繋がっているものは、ほとんどが自家製のもので、以前よりも種類が結構増えています。 この日も繋がっていたのは12種類がこちらで造られたもの。 アメリカ西海岸、オレゴンっぽいスタイルのビールが多いですが、アルコールも高過ぎず、飲みやすいものが多い様です。 また時間がある際に寄ってみたいと思います。 三島広小路からも程近い鎌倉古道沿いにあるブリュワリースペースのあるお店。 まだ昨年オープンしたばかりで、もうすぐ1周年を迎える新しいお店です。 まだ実際に醸造免許がおりて、自前のビールを提供し始めてから浅いですが、お店では10種類もの自家製のビールを頂くことが出来て、どれも出来栄えが素晴らしいです。 清潔感のある店内、カウンター席は17時のオープンから間も無くほぼいっぱいに。若い方が多く、三島の数少ないお洒落なお店の中でも人気の様です。 店員さん達もフレンドリーで、早くから訪れる客も常連さんが多い様子。 料理はある程度、種類が限られますが、ビールを飲みながら摘むにはちょうど良い感じ。 気軽に飲むならちょっとしたオツマミを少しずつ頂けるスターターセットがいい様。自家製のものが多く、どれも美味しいし、こちらのビールにも合う感じ。 ビールはこういうお店だと意外と提供温度が微妙だったり、バランスの悪い味わいのビールが多かったりしますが、素材を活かし、甘み、酸味、苦味もバランスが良い。IPAは比較的、苦味は抑えられていると感じましたが、美味しかったです。 ディナー前のちょっとした時間潰しにも使えるし、また伺いたいと思います。

2024/05訪問

4回

1000

焼き鳥 EAST 百名店 2023 選出店

食べログ 焼き鳥 EAST 百名店 2023 選出店

1000

関内、馬車道、日本大通り/焼き鳥

3.93

297

¥10,000~¥14,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.0

約3ヶ月ぶりの訪問です。 焼鳥という性質上、なかなか季節感は出せないと思うので、数ヶ月から半年おきくらいの訪問が良いのかなと思いつつ、訪れる度に何か新しいものを取り入れているのは流石だと感じる。 予約が取りづらい状況なのは相変わらずですが、常連が増えている様で、地元の客よりも遠方の客も増えていて、客層的にはお店のスタイルもありますが、若干、洗練された雰囲気から離れてきている様にも感じます。もう少し落ち着いた雰囲気が出てくると良いお店になると思いますがコントロールは難しいのかもしれません。 コース自体はオープン当初よりも値段は上がっていますが、色々と工夫も見られます。 黒トリュフが入手しづらい時期なので、つくねはタレ焼きにして、トリュフをかけなくしたり、その分、鳥刺しにサマートリュフを使ったり。ただ、個人的には今の黄身醤油は味が濃すぎるので、もう少し鶏自体の味わいを活かして欲しい。折角の京都高坂鶏なのだし。 モノ自体は高坂鶏ではありませんが、最近はハツは開かず提供したり、手羽元を串で提供したり、スタッフが増えたせいか、以前よりも仕込みにも手間を掛けている様に感じる。 また新しい変化としては〆にバーミキュラを使った炊き込みご飯が追加された事。炭を最後に入れてスモークしており、ご飯にもしっかりと風味が付いている。新しいパフォーマンスが増えた感じもあり、ほとんどのお客さんがオーダーし、写真や動画も撮られていました。 ドリンクは今回もペアリングで。 最初から貴重な新政が提供されたり、豪華に。全体的にラインナップはこれまでと大きく変わらないのは残念ですが、今後、旨みの強いオレンジワインなども入ってくると面白くなるかなとも思います。値段的に提供できるものも限られるのかもしれませんが。 次は短いスパンでの訪問予定。 大きな変化は無いと思いますが、次回も楽しみにしております。 前回、年末の訪問はかなりイレギュラーだったけれど、今回は元々、予約を持っていた枠での訪問です。 それほど頻繁では無いものの当日キャンセル枠などで滑り込む客もいるので、よほど運が良いか、頑張れば、新規でも訪問は可能な様子。 とは言え、常連客でも次の予約は半年後となかなか厳しい状態が続きます。 焼鳥という性質上、季節でそれほど変化は感じられないし、意図的にコースの流れや内容を変えていかないと流石に数ヶ月おきの訪問でも既視感があり、飽きが出てくる。 なのに、1000さんは短いスパンでも、細かい調整やブラッシュアップが見られる。今回は久しぶりに刺身や〆の焼おにぎりなどでも変化が見られ、新鮮に感じられた。 ドリンクは今回もおまかせでペアリング。 いつもよりスローペースでお願いしたが、こちらが飲んでいる様子を串を焼きながらも常に見ていて、さりげなく次のドリンクを準備するのは流石だなと感じる。 今年も数ヶ月に一度は訪れ、進化を見届けていきたい。 なかなか新規予約は難しく、次に伺うのは数ヶ月先の予定でしたが、急遽、席が空いたとの事で、伺いました。 大きな流れは変わりませんが、短期間でもちゃんとブラッシュアップして微調整してくるのは流石のセンス。 年末の営業という事あって、仕込みや仕入れも難しいところはあると思いますが、きちんとクオリティも維持しながら仕上げてきている感じ。 客層的には相変わらず、シメジというとブナシメジしか知らないので、本シメジを見て驚く感じの方が多いのは不思議に感じ、横浜はやっぱり食に興味がある方は少ないんだなと感じてしまうのは残念。 その分、どうしても派手さを演出しないと、なかなかトップには辿り着けないのだろう。 ドリンクは今回もペアリングで。 さりげなく、こちらの飲むペースをちゃんと見ていて、次の料理のタイミングで合うものを何も言わなくても出してくれるのは、やっぱり凄いなと思う。 〆のラーメンもシンプルになって、美味しくなっていた。もっと鶏出汁を全面に出しても良い気はするけど。 お土産も色々と頂いて、支払いは過去最高記録でした。 また、数ヶ月後に伺いたいと思います。 3ヶ月ぶりの訪問です。 ある程度、定期的に伺えるのはありがたい。 相変わらずの人気店で、omakaseからの予約は3ヶ月先までになりますが、ほぼ新規の予約は困難な状況が続いています。それでも初めて訪れている客も少なからずいて、皆さん頑張って予約しているのだろうなと思う。 今回のコースですが、大きな流れは変わらないものの、味わいや焼き方もブラッシュアップされているのだろうなと感じたり、季節感の感じにくい焼き鳥屋にも関わらず、栗や芋を取り入れ、秋らしい雰囲気も出している。 メニューは見ずに、今回もドリンクはおまかせで合わせて出して頂いていますが、ワインも日本酒も結構一新されていて、こちらでは初めて飲むものも。 KAZU WINEやDOMAINE KUHEIJIなどは、客層的にはハマる方も多そう。 京都高坂鶏に変わってから暫く経ちますが、焼き自体は以前よりもしっかり目になっている気がします。脂がのって来ているのもあるかもしれませんし、大きめの個体も増えているのかもしれません。 仕入れの羽数も以前より増やしている様です。 〆の麺もまた短期間でリニューアル。 元々、魚粉を飼料に使っているせいか、出汁を取ると魚っぽい風味がしていましたが、今回は帆立などの貝系の風味がしており、少し使っている感じ。 醤油の風味や酸味もあるので、鶏自体の風味は弱まっていましたが、これはこれでバランスの良いスープ。横浜ではあっさり系の醤油ラーメンが好まれるので、その系統ではあるが、個人的にはもっと焼鳥屋らしさを出して欲しい。 パツパツの中華系卵細麺に鶏出汁スープは素朴な中国で食べる中華麺っぽい感じで、〆には合う気がする。 オープンから2年半で横浜でも一番に評価されている人気のお店となって、予約も取りづらい状況が続くが、年に数回でも伺って、進化を見届けていきたいと思う。 最近は続けて、色々な方を紹介がてらお連れする機会が増えています。 縁あって、今回は珍しくかなり短いスパンでの訪問です。 コースの流れは大きく変わらない感じですが、いつもより、一つ一つの味わいが塩のせいだけでなく、濃く感じられる気がしました。 意外とこの時期は鶏自体も旨みが増すのかもしれません。 京都高坂鶏になって、しばらく経ちましたが、多少の変化もあるのでしょうか。全ての部位が京都高坂鶏を使っているわけではありませんが、何か食べ比べできる機会があると面白いかもしれません。 同じ料理でも毎回、少しずつクオリティが上がっていたり、変化を感じられ、まだまだ伸びしろを感じさせる。 いつもより、ペースは落として飲んでいるものの、おまかせでワインや日本酒も出して頂きました。最初の一杯が十四代に戻っていたり、日本酒は変化があるものの、そろそろワインはラインナップを一新して、鶏肉の旨みに合わせて自然派も多く取り入れても良い気がする。 次はまた数ヶ月後に伺えるかな? 1ヶ月半ぶりに訪問。 今回もドリンクはおまかせで合わせて出してもらっています。 コースの概要は変わりませんが、串も少しずつ、仕立てが変わっていたり、変化も見られます。 久しぶりに〆で麺も頂きましたが、全体的に完成度が高くなっていました。 今回も約2ヶ月を空けての訪問です。 5月から、おまかせコースの値段が少し上がって、12,500円に。こちらでも物価高騰の煽りを受けているとの事です。 その分、コースの大きな流れやクオリティは変わりませんが、いくつか変化が。 まずは先付けで箸休め的な皿が追加されていて、最初からお盆にのせられています。これも意外とよく出来ていて、日本酒が進む感じ。 以前訪問時にもプリンを出したいと話されていましたが、食後に焼きプリンのデザートが追加されています。しっかりとした容器に入っていて、お持ち帰りで購入も可能です。 更に数量限定で、準備できる日も限られている様ですが、弁当の購入も可能な様です。結構人気な様なので、希望される場合には訪問前に取り置きをお願いした方がいいかもしれません。 既に予約枠を持っているので、今回は特に新規予約の確認はしていませんが、ネットで受付ている7月までは完全に埋まっており、新規は時間帯にもよりますが8月、9月以降じゃないと難しい様です。まだ年内の予約が可能な分、うまくコントロールしている印象です。 次に伺う際には更なる進化を期待します。 ありがたい事に今回は短いスパンでの訪問。 内容的には大きくは変わりませんが、クオリティは少しずつ上がっていると感じます。 特に他の高坂鶏を扱うお店で焼き鳥を頂いた後にこちらに戻ってくると、難しい高坂鶏の火入れを突き詰めているのがよく判る。 今回、すぐにわかる変化は皿が一新されている点。 可愛いアンティークの様なひと昔前っぽい絵柄が目を惹きますが、どうやら一つ一つ手描きだそう。 カウンターに置かれたものは座っていると気づきにくいですが、こっそりと1000の文字が。。ちゃんとオーダーメイドの様です。笑 店主の千田さんは、相変わらず、焼き場を見ながらも、写真写りも含めて客とのコミュニケーションを満遍なく取っていて上手い。 ワインや日本酒もおまかせでお願いすると合うものを客の飲み進み具合を見ながら、タイミングよく出してくれる。ついつい飲み過ぎてしまう客も多そうです。 ワインはそろそろ新しいラインナップは欲しいものの、どれもちゃんと食事や焼き鳥にも合うものを揃えている感じ。あまり頻繁には来れないし、これはこれで大半の客層のニーズには合っていそう。 現状、omakaseで公開されている5月分までは満席。次に予約が取れるのは6月とか7月以降の様ですが、年に数回でも伺えるだけで有り難い。 ますます人気店となっていますが、次回も楽しみにしています。 なかなか新規予約を入れづらい状況が続いていて、予約サイトからの予約は公開されて数分で全て1ヶ月分が埋まる状況。その為、今回は前回から3ヶ月以上空けての訪問です。 ただ、大きなコースの流れの変化は最近は無かったので、まあ良いかなと思っていましたが、実際に訪れてみると、目に見えない仕立てや火入れの変化があり、以前とは印象が異なるものも複数ありました。 鶏だけに素材を絞ると、どうしても季節感の出づらい焼き鳥ですが、それでも野菜の串を挟んだり、茶碗蒸しの素材を変えることで変化は見られます。ただ、一部の常連客は毎月訪れている方もいる様で、よく飽きないなとも感じます。 ドリンクは少し新しいものも入れたりもしていますが、グラスワインのラインナップは大きくは変わらないのは若干、残念。客層的に高級感を求める方も増えているせいか、グラスワインは余程普段から色々試していないと難しく、どうしても有名なものに頼ってしまうのも頷けますが。 次はまた数ヶ月先になると思いますが、また伺いたいと思います。 2ヶ月半ぶりの訪問。 なかなか予約が取りづらい状況が続いており、少しずつ訪問するインターバルが伸びてきています。 常連さんも増えていますが、初めての方々も少しいる感じ。 ただ、以前の様に微妙なワインをボトルで飲み続けたり、ほとんど飲まない方は見られず、ほとんどのお客さんがメニューにも載ってないのにおまかせでワインペアリングを頼んでいるので、このスタイルが認知されて、浸透して来ているのが嬉しい限り。 ただ今回は最初からなかなかのペースでペアリングされたので、いつもより飲んだかも。 焼きの方ですが、またレベルが上がった印象。 以前は神戸高坂鶏に合わせた焼きを模索している感じでしたが、違和感が無くなって来たし、下処理も安定した感じ。食感も風味も良くなっている。 次回、訪問はまた数ヶ月先になりそうですが、また新しい変化も感じられそうで、今後の進化も楽しみです。 今回は3ヶ月近く空けての訪問でした。 サイトからの予約も難しくなっており、次の2ヶ月は満席の状態が続き、貴重な席。 初めて訪れる方もいますが、特に遅い時間は大半は常連さんになりつつある気がします。 いつものおまかせコースにワインをいつもの様にペアリングで出して頂きました。コースの流れは大きく変わりませんが、焼き方や一品料理にも進化は見られ、食べ歩きしながら色々勉強されているのもよくわかります。 この日の鶏は内臓系はどれもいつもより大きく食感も良い。たまたまとの事でしたが、食材的には当たりだった様です。 サマートリュフが出回っており、トリュフの使用も復活していました。 今回驚いたのはサラダの盛り付けも変わって、チーズの風味がワインともよく合った事。ワインとのペアリングは是非、こちらでは試してみてほしい。 追加も含めて、今回は今までで一番食べたし、飲みました。この日は1回転目のお客さんが追加が多く、遅い時間ではあまり残っていなかった様ですが。 ワインもほぼ自動的に出して頂いたのでワインも10杯ほど頂いていました。 その分、支払いも過去最高でした。。。 次はまた数ヶ月後に。 今回は短いスパンでちょうど1ヶ月ぶりに訪問しました。 ただ、次回の予約はかなり難しい状況で、ネットからの予約は2ヶ月先までいっぱいで、貴重な席。 今回もおまかせコースにドリンクもおまかせでペアリングをお願いしました。様子を見ながら、ほぼ自動的にワインが提供されるのは嬉しい。千田さんは焼きながら、こちらの状況をほぼ全て見られて、さりげなく指示を出しているのが、やっぱり凄い。 今回は常連さんが多く、手間が掛かる状況だったのか、コースの流れはほぼ同じものの、以前よりも若干、提供が全て終わるのが遅くなっており、一回転目、二回転目共に2時間半以上掛かっている感じだったのは気になりました。 料理はトリュフの入荷がない時期のせいか、つくねにトリュフをかけないこと以外は、エディブルフラワーの使用や冷製茶碗蒸しへの移行を除いて、ほぼ変わらないが、神戸高坂鶏に合わせた焼き方を模索しているのが感じられる。以前の高坂鶏に比べるとやっぱり柔らかい食感のものが多いが、唯一、手羽元はしっかりとした肉質を感じられた。 ワインの方は、以前よりも日本ワインが多めの構成。若干の偏りはあるが、鶏の旨みや脂には合っている酒質だと感じました。 次回はいつ行けるか判りませんが、また機会があれば伺いたいと思います。 約2か月ぶりにこちらに訪問。 前回、訪問時は予約サイト上でも少し空いてる日があり、予約は難しいもののなんとか取れたのですが、その直後から予約サイト上での空きは無く、予約が開始されても直ぐに満席。たまにInstagram上で当日にキャンセルは案内されるものの完全に予約困難店となってしまいました。 先月から以前より使用されている高坂鶏から神戸高坂鶏にグレードアップ。今月はちょっと贅沢なコースになっている様です。 高坂鶏に関しては以下参照。 http://takasakadori.co.jp/ 実際に頂いてみると肉質が異なるのか、ジューシーさや柔らかさが異なり、以前よりも肉質は優しい雰囲気。 伺ってみると、焼き加減がかなり通常のものより難しいそうで、火が入りすぎると固くなりすぎてしまう様で、じっくりと火を入れているとの事。 篠原さんで頂いた際にも味わいの違いは感じていましたが、焼き方も変えないといけないほど難しい鶏なんですね。 コースの流れや内容は以前とほぼ同じながら、どれも以前頂いた際の高坂鶏とは異なるイメージで面白いと感じました。 ドリンクは今回もおまかせでペアリング。 ワインも隠し球も含めていつもより早いペースで飲んでおり、飲み過ぎました。 自然派ワインだけ、日本ワインだけでもないのに、上手く鶏肉の旨みと合わせており、若いながらもセンスの良さは相変わらず。少しずつ勉強もされていると思いますが、また幅広いワインのラインナップが通常のメニューにも反映されてくると面白いかなとも思います。 なかなか予約が取りづらい状況は続きますが、定期的に今後も伺いたいと思います。 約1ヶ月半ぶりに訪問。 早くも予約困難店の仲間入りをしており、今、予約が取れるのは約2ヶ月後。まだ、予約が取れる分、良いですが。。平日でも都内から訪れる方も多いし、まだまだ初めて訪問という方も多いので、しばらくは今の状況が続きそうです。 それにしても横浜は焼き鳥バブルなのか、今年も独立や新店オープンが続きそうです。 1000さんですが、コースの流れや内容はあまり変わらないものの、確実に少しずつ、改善、進化をされている様です。 新しいスタッフも増えており、サービスも安定。 焼き鳥以外の料理温度も一部、以前は気になる部分がありましたが、全て改善されており、安心して全ての品を楽しめると思います。 客層的に派手でわかりやすいワインや日本酒を出さないといけない様に見えますが、より本格的でクリーンな自然派ワイン、日本ワインを勉強しながら置くようにしていってほしい。 今年オープンされたばかりの1000さんへ。 こちらのビルは以前に今は無き別のお店に数年前に伺ったことがありますが、高級感は無いので、ちょっと怪しさ満載。笑 美鶏で以前に千田さんの焼き鳥は頂いたことがありましたが、独立されて、以前よりも自由にやられている感じ。 まだ20代でお若いですが、ソムリエやSAKEディプロマなどの資格も取られ勉強熱心。 そのおかげで出来たばかりなのに神奈川では少ないOMAKASEにも掲載。早速の人気店となり、連日満席の様です。 現在、おまかせコースのみの二部制での営業。早い時間は場所柄、同伴っぽい方たちも。 基本的には一日で捌いて提供するのは2羽分のみとの事で、それで16人分出されている様。 新鮮な鶏肉を炭火で焼いて提供される焼き鳥はかなり久しぶり。横浜ではここ数年で独立や2号店などかなり焼き鳥屋は増えましたが、一串目から心を奪われてしまうくらい焼き加減絶妙な焼き鳥でした。 おまかせコースのみの料理ですが、お願いするとドリンクもおまかせで合わせて出して頂けます。メニューにもグラスやボトルも載っていますが、載っていないものも含めて、自然派ワインからクラシックワイン、日本酒まで色々と出して頂けるし、たっぷりと大きめのグラスに注いでいただけるのもありがたい。 以前の美鶏でも自由にワインを選んでいて数少ない自然派ワインも出している焼き鳥屋でしたが、その方向性は変わらない様。うまく焼き鳥に合うものを幅広く選ばれている感じでした。

2024/05訪問

18回

AKAI

2024年Silver受賞店

The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店

AKAI

広電宮島口、宮島口、広電阿品/イノベーティブ

4.38

167

¥15,000~¥19,999

¥15,000~¥19,999

定休日
-

夜の点数:3.9

昼の点数:4.1

半年以上を空けて、久しぶりの訪問です。 今回もランチでの訪問です。 夜は周辺は街灯も無く真っ暗で、心細いと思うし、迷いやすいと思うので、初めて伺う方はランチでの訪問がオススメです。 とは言え、何のサインも無いので、地図を見ながら進むしか無いのですが。 今回は久しぶりに宮島口から歩きましたが、タクシーを使うなら、予め予約したり、アプリで呼んでおかないと宮島口駅前からタクシーを捕まえるのは非常に困難です。 広島から向かうなら一つ手間の阿品駅前にはタクシー会社もあり常駐されているので、阿品で電車を降りて向かうのが良い様です。 お店の予約は波がある様ですが、人気店の割には直前でも予約は取りやすい様です。日によって、ランチがいっぱいだったり、逆にディナーがいっぱいだったりという事もありますが。 コースの流れ以前と同様。 旬の素材を使いながら、まずは米料理から始まり、前菜が続いた後、肉を途中に挟んで、魚、その後、肉、〆の料理と続きます。 ドリンクは今回もペアリングでお願いしましたが、こちらも途中で赤ワインが入って、白に戻ったりするので、違和感を覚える方も多い様です。 今回は見ていると、ペアリングを選択されている方は少ない様でした。 季節的に春から初夏は広島は食材的に難しいのかもしれませんが、こちらでもそう感じます。 実際に6月は通常の営業はお休みして、スタイルを変えて、惣菜屋さんとなるようです。 その間に今後のコース内容やスタイルも模索されるのだと思います。 7月以降、どういうコース内容で再開されるのか、今から進化が楽しみです。 山菜 煮えばな 平貝 山菜 黄身酢和 牡蠣 柑橘ジュレ 豚 肩ロース 玄米麹 甘鯛 原木椎茸 がんもどき 猪 ハンバーグ ご飯 グリーンアスパラガス 黄身醤油漬け レモン アイスクリーム 約半年ぶりに広島の宮島に程近い場所にあるAKAIさんへ。 前回は寒い時期の夜に訪問しましたが、今回は昼間に。 夜は周囲には何も無く真っ暗で、看板も無いので、不安になりながら向かいましたが、今回は一度行った場所だし、周囲も明るいので安心。とはいえ、真夏の炎天下に駅から歩くのはきつく、宮島口の駅前からはタクシーで向かいます。最近は駅前にタクシーがいない事が多いので、Uberで地元のタクシーを呼ぶのがリーズナブルだし便利な様です。大抵は数分で来てくれます。 お店に着くと前回同様に直ぐにスタッフの方が表まで出てきてくれます。 今回もおまかせコースにアルコールのペアリングを付けて頂きました。 前回の年始のコースに比べて、素材の良さを感じられ、相変わらず和の要素は強いが、AKAIさんらしい料理。 今回、驚いたのは鮎をおろして、ほぼ生で洗いにして出していて、小骨も気にならないし、厚みのある身も食感が良かったこと。 鮎は焼いたりコンフィにするお店が多いが、骨の処理と苦味をどうするか難しい食材。特にワインと合わせるなら苦味や生臭さはどうしても気になるが、こちらではそれらを全く感じず、上手く鮎の旨みを引き出している。 ペアリングもワインと合わせても面白かったかもしれない。 年末年始のコースは日本酒も多いペアリングでしたが、今回は一部のものに限られる感じ。お米と生に近い魚には日本酒を合わせている。比較的、味わいも強く、最近の造りではあるので、食事に合わせやすいものを選ばれている印象。 ワインも味わいはクラシックだが、自然に近い造りのものが多く、和食にも合わせやすいものが多い様に感じられた。 ただやはりクラシックなセオリー通りに近いペアリングとなっており、驚きはすくない。ソムリエが入るか、何らかのコンサルティングが入ると、より一段、良いお店になる気がする。 なかなか来れないお店ですが、また違う季節に訪れたいと思います。 広島駅から電車で30分ほど、郊外の宮島、厳島神社の玄関口の宮島口駅から更に徒歩で10分ほどの距離にあるお店。 少し高台の裏道の奥にある古民家をリノベーションされた雰囲気のある佇まい。 ただ、実際に歩いて向かってみると、ネット上の地図の通り、踏切を越えて、車一台が通れるくらいの細い道に入っていくのだが、あまりにも真っ暗で、そこに道があるのかもよくわからない。18時45分からの一斉スタートであるが、この時期は既に辺りは暗く、初めての訪問であれば、昼の訪問をお勧めしたい。 街や大通りからもそれ程、離れてはいないが、山奥に入った様な静けさと暗さは、よくこの場所を見つけたなという感じで、街灯も無く、更にお店の看板なども無い事から、正しいルートで向かい、実際にお店の前に着いても本当に合っているのか、どこからお店に入るのかもよくわからず不安になる事だろう。 お店の入り口は敢えてなのか、勝手口や茶室の入り口の様な狭くて低い造り。 実際に中に入ると古民家らしい雰囲気などは残しながら、カウンター中心の贅沢な造り。 敢えてなのか、店員さんは客側の方には入らず、荷物や上着なども預からず、客自らが管理して席の側に置く感じ。 客が全員揃うとドリンクやペアリングの確認をして、コースが始まるが、季節柄か、年始だからか、日本酒のペアリングが非常に多い設定であったが、お店側からも日本酒が多く入るけれど良いですか?との確認もあった。 なので、普段のコースの感じとは若干異なるのかもしれず、面白さはあるが、不思議な感じも若干、感じられた。 この辺は別の季節に再訪してみないと判断は難しいが、和のニュアンスが全面に出ており、都内周辺などでもよく見られる日本料理とクラッシックな洋食の部分が調和した料理に感じられた。貴重な食材はふんだんに使っているが、目立つ高級食材は使用しておらず、一般的な年配の客層が多いお店の様だが、そういう層には解りやすい内容だと感じられた。 また、料理に相当な自信があるのか、白い皿を敢えて使っているのは、最近の高級店の多くが有名な窯の作品を使っている中で好感が持てる。 ドリンクは日本酒とクリーンナチュラルなワインが半々くらいで、かなり日本酒比率が高いペアリング。質が高いものばかりだし、決してペアリングも下手では無いが、流れや特別感などで不思議に感じるものも多くあると感じられた。 料理は最初に〆の様な温かい米を使った料理から始まるのは面白さもあるが、季節的に次に冷菜が来るのはコントラストが激しく感じられた。 更に広島では流行りなのか、こちらだけでは無いが、ペアリングでコースの中盤にスパークリングワインを入れるのは、あまり納得感も無く、流れ的にも疑問に感じた。 コース中盤で魚料理の前に肉料理が出たり、合わせて赤ワインが出たりもするので、一部の年配のお客さんは戸惑っている様にも感じられた。 店主はかなり自身にも客にも素材にも真剣に向き合っている様に最初の挨拶から感じられたが、目の前で火入れする様子を見ても、何度も焼きの工程を繰り返して、仕上げる感じは、なかなかの真面目さも強く感じられ、トータルとして好感を持った。 丁寧に仕上げている事もあるのか、トータルで十品のコースであるが、店主自らが淹れるコーヒーを飲み終わるまで、ほぼ三時間の所要時間。 飲む事を考えると大半の客が電車で伺うことになると思うが、夜は30分おきにしか電車は走っておらず、タイミングを逃すと大変なので、ゆっくりとした余韻の時間を楽しみたい気持ちはあるが、オーベルジュでは無いので、終了時間はもう少し気を遣われるか、敢えて辺鄙な場所を選んだのだから、駅まで送迎するくらいはしても良いのではと感じられた。 なかなか人気も上がってきており、今後は予約も困難にはなるだろうが、別の季節に今度は明るい時間に訪れて、お店の周囲の雰囲気もまた感じてみたい。

2024/04訪問

3回

うなぎ川誠

広島、広島(広電)、猿猴橋町/うなぎ

3.59

48

¥6,000~¥7,999

¥5,000~¥5,999

定休日
-

昼の点数:3.8

広島駅新幹線口から歩いて10分程度の場所にある鰻専門店。広島は鰻より穴子の方がメジャーだと思いますが、クオリティーの高い関東風の焼き方で鰻を提供されています。 一年以上ぶりに訪問で、前もって電話で予約しての訪問です。予約時に注文も聞かれるのでオーダーしておくと、お店に着く頃には準備が進められているので、比較的、時間が掛からずに提供されます。 最近も基本的にはテーブル席とカウンター席の二組ずつしか一度に入れない様で、落ち着いて食事が出来るのも嬉しい。店内で食事する方以外にも持ち帰りの弁当を取りにこられる方も何組もいて、人気なのもよくわかる。 今回は鰻重に追加で白焼きの半身もオーダーしました。値段は昨年より半身は若干上がっている様ですが、鰻重は変わらない様です。 入店から数分で白焼きが提供されます。 皮目はしっかり、身はふっくら。山葵を付けながら頂きますが、なかなか美味しい。お酒とも合いそうです。 その後、10分くらいで鰻重も運ばれてきます。 今回は大を選びましたが、鰻は三枚のっており、なかなかの大きさです。特大だと更に大きく食べ応えがありそう。 綺麗に焼かれており、表面が輝いている。 前回は寒い時期の訪問で、脂ものっていて、かなり感動したが、今回は少し暖かい時期に入ったせいか、個体差か、比較的、あっさりとした味わいに感じた。 大きい個体なので、ご飯は普通盛りだったけれど、半分くらい頂くと少し飽きてくる。次回は小さな個体でも良いかなと感じた。 山椒は相変わらず、他ではなかなか見ない鮮やかな緑色。挽きたてではなく、仁淀川産のものをパウダー状に仕上げたものを仕入れているらしいが、毎回、驚かされる。 次はまた冬の時期に伺いたいと思う。 広島で江戸前スタイルで鰻を提供しているお店。 広島駅の新幹線口からも歩いて5分ほど。裏道の昔ながらの雰囲気の会社なども多く見られるエリア。 こちらはランチの時間帯でも現在は一度に二組までの入店に制限されている様で、基本的には店頭か電話で予め予約しての訪問になる様です。メニューから前もって指定する事も必要です。 席が空き次第、連絡を受けての訪問。前もってオーダーしているので、比較的、早い提供時間だと思いますが、席について10分くらいで鰻重が提供されました。 鰻自体のサイズが色々とあり、普通サイズでも良いかなと思いましたが、この日は大を選びました。更に大きな特大も選べる様です。 江戸前という事で蒸しが入っていると思いますが、外側はしっかりとパリッとツヤが良い。焦げ目は見えず綺麗に丁寧に焼かれているのが判ります。身はふっくらと肉厚で柔らか過ぎないし、旨みもしっかり。 やっぱり専門店の鰻は美味しい。 タレは濃すぎず、甘すぎず、しっかりと焼かれていても苦味は少ない。 更に山椒が凄く綺麗で香りがいい。たっぷりと掛けても嫌味の無い風味と味わい。 ご飯もタレが掛かっていても、粒がわかる固めの感じで美味しい。 付け合わせの漬物もどれも食感も風味も良く、丁寧に作っているのがよくわかる。 トータルとして落ち着いた雰囲気の中、それ程待たずに品質の高い鰻重を頂ける素敵なお店だと思います。 夜も営業されていますが、今は早めの時間で閉めてしまう様です。機会があれば、またゆっくりと伺いたいと思いました。

2024/04訪問

2回

CHILAN

阿品、広電阿品、阿品東/ベトナム料理

3.56

11

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

昼の点数:4.0

このお店の為だけに広島に行きたいと感じるお店

2024/04訪問

5回

鮨なか乃

関内、馬車道、日本大通り/寿司、日本料理、海鮮

3.28

30

¥15,000~¥19,999

¥8,000~¥9,999

定休日
月曜日

夜の点数:3.0

数日前にオープンしたばかりのお店。 以前は磯子のほうで長年、営業されていた様ですが、若干、お店の名前も変えて、関内に移動されて来ました。 オープン週という事もあり、普段よりも値段を下げて、記念価格でおまかせコースを提供されています。 お客さんは大半は以前のお店の常連さんや、以前のお店を何らかの形で知っていた様。 お店の前に着くと、お祝いの花が沢山並んでおり、看板は隠れています。 店の扉は閉まったままで、鍵がかかっており、皆さん、雨の中、歩道でずっと立ったまま待ってらっしゃいます。慣れた感じなので、以前もこういう対応だったのでしょうね。なんだか少し異常な光景です。 オープン時間を少し過ぎた頃に扉が開いて、一組ずつ店内へ。 高級感は若干乏しい造りのものの白木のカウンター。席の間隔は少し狭いですが、10人ほど座れる感じ。 奥には個室のテーブル席もある様です。 紙のドリンクメニューを見せられますが、ビール、ワイン、日本酒などの選択肢はありますが、ワインはボトルのみでグラスの提供は無し。日本酒もワイングラスでの提供で半合程度でしょうか?有名銘柄含めて1000〜1500円程度で価格的には平均的な感じ。 コースの方は前半はツマミ主体で、比較的、古いクラッシックなスタイルの構成と流れ。 まだオープン仕立てで機材や環境に慣れてないせいもあるかもしれないが、ネタもシャリも、一品料理の生ものも全体的にかなり温度が低め。室温も低めのせいもあるかもしれないが。ただ冷蔵庫やネタ箱内の温度は調整した方がいい気がする。口に入れた際に寿司店というより、冷蔵庫から出してきたばかりの安っぽい居酒屋の料理の様な雰囲気がするので。料理は炙りも含めて温かいものは、裏で処理しているので実際に何を使っているかわからないが、火入れや焼けた香り、風味が不自然な感じで、その辺も残念だった。 シャリは全て赤酢の様であった。若干、硬めに炊いている様には思うが、ふっくらとした感じもあり、粒に締まりがない。温度が低いせいもあるが、赤酢の風味は感じにくい。せっかく赤酢を使うなら、グラスワインのラインナップを充実させるべきな気もするし、シャリの温度ももう少し気を使った方がいい気がする。 握りのシャリの量自体はかなり少なめ。ただ、トータルとしては満足できる量。 ネタの仕込みや処理もあまり高級感が無く、ネタの良さを引き出せていない様なものもいくつかあり、塩加減や酢の加減が全体的に下手だと感じた。 また、なんだか、古臭い部分と流行りを真似ている部分が混在している感じである。関内に移ったことで、模索している部分もあるのだろう。以前のお店では赤酢も使っていない様だし。 また気になったのはガリが握りの中盤まで出てこないし、少し水っぽく、美味しくない。 全体的に握りの品数も多い点は好感が持てるが、連休中や季節的な要因もあるとは思うが構成としては途中で飽きてしまう感じだったのは残念。商店街の中の寿司店としては良いのだろうが、関内の他の同価格帯の寿司店のレベルには達していない様に感じる。 コースの最後も盛り上がりも無く、呆気なく終わる感じ。デザートも少し寂しいし、お茶もこちらから頼むまで出て来ず、ドリンクのラストオーダーのみ告げられる。 今後、改善しながら頑張っていってほしい。

2022/05訪問

1回

ビールスタンド重富 ekie

広島、広島(広電)、猿猴橋町/ビアバー

3.64

378

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.0

広島に着いて最初に行きたくなるのは、やっぱり、こちら。 駅直結で、昼間から営業されているので、本店よりも利用しやすいし、時間帯によっては空いているので、伺いやすい。 こちらでは注ぐ方は時間帯などによっても異なる様ですが、使われているビールは相変わらず、アサヒのマルエフの様です。 今回も先ずはシャープつぎ。 これがやっぱり一番、バランスは良いとな感じます。今回は若干、泡が多い様に感じますが。 JR広島駅の新幹線口からすぐのekie一階に入るビールスタンド。 ビールのみの提供で凄くシンプルな営業スタイルながら、注ぎ方の違いで、味わいの違いを表現しており、朝10時からの営業ですが、朝からファンが集まっており、店の前のイートインスペースはいつもほぼ埋まっており、オーダー待ちの方々で列ができる事も。 使っているベースのビールはアサヒのマルエフの様。 一度つぎ、二度つぎなどメニューにその違いが説明されており、店員さんも色々と教えてくれます。 店員さんは1人で営業されていますが、時間帯なのか、曜日によってなのか、シフトがあるのか、違う店員さんも入っておられるので、店員さんによる味わいの違いもあるのか気になるところ。 今回はシャープつぎを頂きました。 現代のサーバーと昭和サーバーとを組み合わせた注ぎ方で、ビール自体の旨さと滑らかな泡の美味しさを味わえる感じで、特に泡の滑らかさには驚いた。この泡だけ飲んでいても幸せに感じるクオリティ。 また、空いていそうな時に寄って、色々な継ぎ方を飲み比べてみたいと思います。

2024/04訪問

3回

麗ちゃん

広島、広島(広電)、猿猴橋町/お好み焼き、鉄板焼き

3.49

497

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:3.2

広島駅新幹線口ekie一階の人気のお好み焼き屋さん。 一階にはお好み焼き屋が数軒並びますが、ランチタイムにはその中でも長い列が出来、人気もトップクラスの様です。 老舗であるので、そういう意味では実際のクオリティや味わいよりも認知度と値段が人気に結びついているのかもしれません。 今回はピークのランチタイムを外して15時台に訪問です。 この時間はほとんど店の前に列が出来る事は無く、カウンターもテーブルも席は空いています。 目の前で焼いているのを眺められるのもありますし、鉄板から直接、頂けるカウンターへ。カウンターでも皿に盛ったものを頂く事も出来ますが、常に温かいものを頂ける鉄板がオススメです。 席に着いて、注文を済ませて、先ずはビールを。色々な好みに合わせてなのか、各社のものを揃えている様です。 かなり冷やしての提供で、暑い時期じゃなくても、熱気のある鉄板前の席で頂くには嬉しい。 オーダーから約15分でお好み焼きが提供。 予め切られてはいないので、手頃なサイズに自分で切って、手元の皿に移しながら頂きます。 ソースは3種類用意されていますが、既に黄色の甘口のソースが塗られています。 他の2種類も試しましたが、オリジナルのものはスパイシー過ぎるし、辛口の赤い蓋のものは合わないと感じ、ほとんどを甘口で頂きます。 ただ、途中で飽きてしまう感じもあり、全体としてはイマイチ。 具材や麺の味わいがシンプル過ぎるせいもあるかもしれません。キャベツにも甘みを感じませんでした。 以前に頂いた二階の電光石火の方が味わい的には上だと思います。 値段が重視なら、こちらのお店がいいかもしれませんが、個人的には何故人気なのか疑問に感じました。 並んでまでは頂こうと思いませんし、列が出来ていなくても、残念ながら、利用する価値はあまり感じませんでした。

2024/04訪問

1回

馳走 啐啄一十

2024年Silver受賞店

The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店

日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

馳走 啐啄一十

中電前、市役所前、袋町/日本料理

4.50

257

¥20,000~¥29,999

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定休日
日曜日、祝日

夜の点数:4.2

半年と少しの期間を空けての訪問です。 前回訪問時は色々と驚かされる事も多かったですが、今回は色々と心の準備もしながらの訪問でした。 その為か、入店して直ぐに気づくのは、出汁の良い香りが店内に既に拡っている事。湿度や気温の違いもあると思いますが、これは気分も最初から上がります。 出汁は料理によって使う昆布も変えており、やはり拘りも感じますし、面白い。一品目から、出汁が素材を引き立てている事がよくわかりますし、それぞれの旬の素材も適切な下処理、調理がされて良さを最大に引き出されている事がよく解る。 全体的にコースの流れは変わりませんが、素材としては、若干、寒い時期の方が面白さはあるのかなと感じましたが、何度か訪れてそれぞれの季節の良さを感じてみたい。 お店によると5月から始まる潤菜はかなりオススメの様で、既に予約はほとんど埋まっているとのこと。来年は狙って訪れてみたい。 ドリンクは今回も日本酒を色々と合わせて出して頂きました。大将も変態だというくらい日本酒の知識を持つスタッフが拘って選んだものを二品に一杯くらいのタイミングで頂きましたが、出汁の強さをしっかりと受け止める感じで、食事とのペアリングをちゃんと考えられている。 日本酒単独では未だに淡麗辛口が一番だと思い込んでいる人も多いが、現在の楽しみ方ではやはり生酛造りなど、旨みや酸味があるものが良いと思う。 〆の煎茶まで、今回も楽しませて頂いた。 これだけの有名店、人気店でありながら、クオリティも高く、予約も比較的取りやすいのは奇跡的。また、タイミングを見ながら、訪れたい。 ただやはり、広島県内の客層の悪さは前回同様に感じられたのは残念。ここだけでは無く、県外から広島の有名店に訪れる方は気にし過ぎない様に注意して欲しい。 鮑 朝採れ白筍 羅臼昆布 鯛の子 京湯葉 平貝 雲丹 地中海の塩 甘鯛 利尻昆布 おこぜ 熟成2日 鯛 熟成2日 甲烏賊 熟成5日 白甘鯛 熟成1週間 桜鱒 おじや 紅瞳のどぐろ キャベツ 沼本ビーフ サーロイン 出汁しゃぶ 真昆布 鯛飯 筍 玉子 煎茶 一煎目 41度 お茶菓子 煎茶 二煎目 30度 広島市内の繁華街から少し離れた中央通りと平和大通りの交差点から一本入った富士見町にある日本料理店。 この周辺はこちらのお店の影響か隠れ家的なお店が増えていますが、人によっては馳走通りと呼んでいるらしい。 色々と噂は聞いていたものの、広島市内のお店としてはというか、全国的にもまさにトップクラスの料理店だと今回、改めて認識しました。 今回、普通にネットからの予約。 数日前に女将から携帯のショートメールでご挨拶と質問が。何故か県内か、県外からかの訪問か、聞かれるので不思議に思っていましたが、食事の中盤頃には、その答えが自ずと理解できました。 店内は現在はカウンターのみの利用で、目の前で大将が仕上げていく感じで、臨場感がある。 コースが始まる前にも大将や女将などとも色々と話が出来、その考え方には一部の人には抵抗もあるかもしれないくらい、繊細過ぎる程に拘りも強いが、自信の表れともいえるほど豪快さもあり、個人的には親近感も持った。 料理は日本中の信頼の出来る生産者から一番良いものを仕入れており、そのクオリティは素晴らしい。 見た事も無いくらい大きく肉厚の鯵を一番最初に見せられて驚きからコースが始まり、一品ずつ提供されるお造りも新鮮なものから、適度に寝かせたものも含め、どれも味わいも食感も驚かされた。 ぽん酢も美味しく、全て飲み干したくなるくらい。 肉にも拘りの高森和牛が使われ、適度にサシが入っている。焼いたものも味わいが素晴らしいが、しゃぶしゃぶも火が入り過ぎない様に銅鍋には氷から入れられて、低い温度で仕上げられていく。 器には出汁に浸かった状態で提供されるが、蓋を取った際の見た目にも適度に火が入った半生の状態で美しい。 出汁の味わいも素晴らしく、全て飲み干したくなるし、これで饂飩を頂きたいと思うほど。意外とそういう客は多いそうです。 出汁は使う昆布にも拘りがあり、2種類をコースの前半と後半で使い分け。水に関しても拘りを語っておられた。これがきちんと良い仕事をしているのが、どの皿を頂いてもはっきりと感じられる。 その後は〆の土鍋ご飯ですが、硬めに炊かれたものにイクラを混ぜて提供されますが、これがまた適度にイクラにも火が入って食感が楽しい。 最初から最後まで隙が無い、素晴らしいコースでした。 更にこの料理を支えるのが、合わせて出して頂いた日本酒の数々。こちらのスタッフの一人が唎酒師の資格を持っており、かなりの知識を持っておられる。大将曰く、変態との事。 自ら仕込んだお酒やアレンジを加えて提供されるものもあり、ここでしか経験の出来ない日本酒の世界を堪能出来た。 最後になるが、ここまで素晴らしいお店ではあるが、広島の客層の品の無さ、幼稚さを嫌になる程、感じさせられ、何故、最初の質問をされるのか実感させられた。 なかなか他の広島の高級店でも感じる事が無かった印象だが、年齢層の高い、成金の客が多いお店では、よくある光景なのかもしれない。 お店側も余程の事がないと注意はしないようだが、グループ客は最初から断るなど、改善はしていって欲しい。 客層以外は良いお店だと思うので、また機会を見つけて通っていきたいお店です。 雲丹 茄子 鯵 本ミル貝 お椀 甘鯛 お造り 虎魚 ミズイカ 金目鯛 鰆 鯵 煎茶 二煎 高森和牛 31ヶ月 無経産 焼魚 真魚鰹 和牛 サーロイン しゃぶしゃぶ 白胡麻プリン

2024/04訪問

2回

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