いつもなにかが　辛味噌つけ麺 : 交野きんせい 浪越商店

　辛味噌つけ麺を注文。
　「無添加の味噌を使用した秘伝の味噌ダレと辛味調味料を合わせました。」とありあります。これにから揚げセットで注文。ごはんは大中小選べます。大で。
　
　ここのキムチは無料にしてはレベルが高いです。が、今日は漬かりが浅いような？
　無料だから、エエけど。
　
　まずつけ麺からやってきました。
　きれいによこに麺線を揃えられています。
　つけ汁もかなり大きめのどんぶりにたっぷり入っています。
　
　麺は平打ちの太麺。
　いつもは固ゆでですが、つけ麺のそれは程よい感じです。麺そのものの味もしっかりしていて、弾力もあり。

　つけ汁はたっぷりのねぎに、肉みそと七味もかかっています。
　平打ち麺にはスープだけではなく、これらの薬味もよく絡んでいます。
　辛味味噌とは、要は甜麺醤のようですね。ピリ辛を想像していましたが、実際には甘辛っぽいです。
　つけ汁の量が多いので、冷めにくいのはよいと思います。
　添えられた2枚のチャーシューは相変わらず極薄でパサパサ。おいしくないです。
　
　からあげはカリッとは揚がってはいますが、やや薄味です。
　特に塩味が足りなく感じたので、卓上の塩を振り返るとちょうどよく、おいしくいただけました。
　
　
　毎回、どこか詰めの甘さや物足りないポイントのある店ではあります。

　ブログに「鯛出汁の塩ぶっかけらーめん」というのが載っており、興味をひかれたのでやってきました。

　が、すでに終了しており、「極みの醤油」を注文。プラス320円の餃子セットにしました。
　ごはんはセットなら大中小とも同額です。大を選びました。
　
　ねぎはやや乾燥気味です。業務用のカットねぎでしょう。
　メンマのかなりの乱切り。
　いまどきめずらしいナルトがにくいね。
　麺はかなり固ゆでの細麺。ちょっと固すぎると思うほどです。
　
　スープはかつお節（だと思う）の効いたかなり和風感あるものです。
　わびさびのある味。海の香りがする味。地味だけどほっとする味。
　ただ、その一方でポテンシャルを出し切っていないようなもどかしさを感じます。
　
　餃子は単品だと6個のところを4個。けっこう大ぶりです。
　仕上げにかける油の量が多すぎた模様。
　とはいえ、ニラやニンニクが味がして、おかずや酒のつまみとしてはなかなかいい感じです。
　
　
　また今回も、無料とは思えない出来のキムチにお世話になりました。

　2回目の訪問。
　アルコール消毒液で手を洗って入店。
　
　前回の予告通り、豚骨ダブルスープをいただきます。
　限定の「紅の担々麺」と迷いましたけど……。
　チャーハンセットで注文。
　
　無料とは思えぬほどおいしいキムチをつまみながら待っていると同時に到着。
　

　スープはゼラチン質豊富な濃厚な豚骨スープに醤油カエシ、そこに魚介の風味を重ねることで、濃厚さの中にやわらかい味わいを味わいを見せています。
　
　麺はやや固ゆでの細麺ストレート。
　濃厚スープとこの麺はよく絡みます。
　針ネギとキクラゲと一緒にいただくと、針ネギの苦みとキクラゲのコリコリ食感がさらに加わり変奏曲を奏でます。
　
　ただ、惜しむらくはキクラゲの切り方ですね。
　長かったり、短かったり、二股三股四股になっていたり。
　このあたりを統一し、もっと細く、麺と同じぐらいにした方が抵抗なくいただけると思います。
　もっとも、あえて抵抗を作って変化を生んでいるのかもしれず、しょせんは素人の戯れ言です。
　
　チャーシューは薄いにもかかわらず固さがあり、かつパサパサ。
　
　
　チャーハンはパラ系で醤油とチャーシューの風味が全体に行き渡っています。
　あとなんでしょう、けっこうくせのある味が付いていて、これがわたしの苦手な味でした。
　
　大盛りご飯をキムチでガッポガッポいただく方が、このお店の使い方としてはわたしには合っているようです。

　きんせいグループは現在は消滅した＜枚方きんせい＞に1回だけ行ったような気がしますが、まったく内容は覚えていません。
　実質的に今回が初めてです。
　
　お店は広く、駐車場も完備、店内は清潔感があります。
　カウンターに陣取ると、即無料のキムチが出てきました。
　
　メニューに大書されていて、看板ぽい「こだわりの塩」を選びました。
　唐揚げセットで注文。
　ごはんは大中小どれでも同じ料金というのがうれしいですね。大を選びましたよ、はい。
　
　
　ごはんとラーメンが同時到着しました。
　キムチをつまみながらごはんを一口。
　
　無料キムチというと酸味のある浅漬けが多いですが、こちらは丸みのある辛さのしっかりした味付けでごはんが進み、無料なら文句の付けようがありません。
　
　
　ラーメンの麺は中細で、小麦のするものです。
　やや固ゆでで最初の頃は歯ごたえを感じますが、時間と共に普通になっていきます。
　
　実は「こだわりの塩」とは別に「塩中華そば」というのもあり、スープが鶏ガラ（塩中華そば）か鶏魚介（こだわりの塩）かの違いのようです。
　鶏魚介スープは、実際にいただくとどちらかの味が強く出ているということもなく、塩の風味も含めてバランスのよいブレンドです。
　
　コクのあるスープに多めに盛られた針ネギの食感とほのかな苦みがいいアクセントになっていると思います。
　
　チャーシューはバラ肉の巻チャーシューですが、ややざらついた繊維感があります。
　
　
　唐揚げは大きめのものが3つ。
　衣にも身にも味が付いており、醤油とニンニクの味わいに加えてジューシー、カラッとした衣、とてもおいしい唐揚げです。
　
　
　次回はもう一つの看板らしきWスープ豚骨をいただきたいですね。
　ごちそうさまでした。