柔らかさと強いコシを兼ねた、不思議な食感のうどんに驚き！ : 手造りうどん 楽々

大阪府交野市の幾野(いくの)にある、大阪、関西に限らず、全国屈指の高評価を獲得しているうどんの名店『手造りうどん 楽々(らくらく)』。

2023年4月確認時点で、食べログの「The Tabelog Award」で2017～2019年、2021～2023年はBronze、2020年はSilverを受賞、うどん百名店には2017～2020年と2022年に選出、更にうどんジャンルの全国ランキングで全国5位という凄まじい高評価。

以前一度行ったことがありますが、前回訪問時の2017年2月には全国1位でした。

食べログの店舗情報には2005年オープンと書いてあり、あまり取材などは受けないのか、大人気店ということ以外詳しい情報が出てきません。

以前食べた美味しさが忘れられず、今回6年ぶりに再訪。

場所は郡津駅から徒歩14分くらいの距離。

駐車場は店横に6台分あるとのこと。

満車の場合はすぐ近くにコインパーキング「三井のリパーク 枚方村野東町」があります。

それでも近隣他店への駐車が多いのか、お店の入口に迷惑駐車についての注意書きが貼られています。

この日は平日の火曜日、お店には11時20分頃に到着。

この時もちろん満席で、店前には外待ち10人くらいでした。

待ち時間は40分くらいで入店。

メニューは大きく分けて「かけうどん」と「ぶっかけうどん」があり、様々な具材のバリエーションや、かけうどんの中にはあんかけ、カレーなどもあります。

また平日限定で「とりちく天カレー」、「とりちく天ぶっかけ」もありました。

こちらのお店で特に人気という印象を受けるのが、黒毛和牛肉を乗せたメニュー。

前回はその肉ぶっかけをいただいたので、今回はとり天が食べたいと思い、『とりちく天ぶっかけ』を注文。

大好きな『半熟卵天』も追加しました。

【とりちく天ぶっかけ+半熟卵天】1133円(税込)
並でも結構麺量が多く、とり天もちくわ天もかなり大きくてボリューム満点。

追加の半熟卵天はうどんにトッピングせず別皿での提供。

前回も驚いたのが、独特すぎるうどんの食感。

ツヤツヤピカピカの太うどんで、最初一瞬グニュッと柔らかいと思いきや、モチッと返す力強いコシがあり、不思議なギャップがクセになる独特の食感。

つゆは香り高く出汁の旨味も効いた濃口のしっかり味。

とり天はサックリとした食感の衣に、弾力がありつつ柔らかジューシーな肉質、塩コショウの下味がしっかり効いていてとても美味しいです。

半熟卵天は濃いオレンジ色の黄身がとろ～りと溢れる半熟加減で濃厚まろやかな味わい。

並でもしっかりお腹が満ちる満足感のある一杯でした。

もちろん今回の『とりちく天ぶっかけ』も美味しかったのですが、個人的には前回食べた肉ぶっかけの方が、つゆにも牛肉の甘味とコクのある旨味が合わさり、何より肉そのものも絶品で、更に好みだった印象。

次回は未食の「黒毛和牛肉釜玉」を食べてみたいと思います。

ご馳走様でした！

うどんの聖地、香川県のお店にも勝る評価を獲得しているこちらのお店。
食べログ評価がうどん店の中で現在日本一、それが大阪で、そして何故か交野市にありました、、笑

香川のうどんも美味しくて好きですが、大阪も割とうどん文化が盛んな街なのでまあ納得といえば納得です。

土曜は混雑しそうやなと思ったのと駐車場が6台とのことで、とりあえず駐車場は確保しておこうと気合いを入れて開店時1時間半前に伺いました。
流石に自分が1台目でした笑

近隣はコインパーキングも少ないので、駐車場が埋まると難民になります。
近隣店舗への駐車はもちろん御法度、私が退店する際は駐車場の前で2台が駐車待ちをしてました。笑

駐車場さえ確保してしまえば、先頭じゃなくても1順目に入れるくらいならいいやと、様子を見ながら開店40分ほど前まで車にて待機。
いざ店頭まで出て列に並ぶとその時点で5番目でした。

そこからは続々とお客さんがやってきて20分前くらいで10人を超え、開店時には20人以上の待ち列になりました。
退店時は11:30くらいでしたが、その時も20人ちょいの待ち列でした。
やはりなかなかに並びますね。

数あるメニューの中でもぶっかけが1番人気とのこと。
特にうどんにしては少し高いですが、和牛肉を乗せた和牛肉ぶっかけが人気。
普段は冷たい方が好きなんですが、和牛肉を乗せているということと、冬場は基本温かいうどんに合わせてコシが出るようにうどんを打っているため、冷やすとコシが強すぎて硬くなるかもとのこと。
今回は温かいのでいただきます。

【和牛肉ぶっかけ 温】1080円
非常に豪華で美しすぎるビジュアル、中心で橙赤色に輝く卵黄はまるで宝石のように綺麗、、！
うどんはねっとりとまとわりつくような舌触り、もっちりとした柔さを持ちつつもしっかりと弾力のあるコシがありかなり好みです。

具材は卵黄、刻み海苔、ネギ、すりゴマ、大根おろし、おろし生姜、鰹節と実に様々なものが盛り合わされていますが、実に絶妙なバランスで調和が取れており、風味や食感、旨味、まろやかさなどの複雑な要素が絡み合って、相乗的な美味さを生み出してます。

和牛肉は単純に肉自体がかなり美味しく、卵を溶いた出汁に絡めて食べるとまるで贅沢なすき焼きを食べているかのよう。
うどんと絡めて食べるともう間違いなく美味い。

とにかく美味しくて、うどんが無くなってからも器に余った出汁を濃いのに止まらず飲んでしまいます。
あまりにも評価が高すぎるのでハードルが相当上がってましたが、期待に存分に応えられてしまいました。
ごちそうさまでした！