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あの「カオスな外観」がリニューアル
二日酔いの朝。
無性にこちらの「病みつきチャンポン」が食べたくなり、
約2年ぶりに訪問すると、あの「カオスな外観」がリニューアルされてる(゚Д゚;)
昨年の台風でシャッターが壊れ修繕、同時に台風とは関係なく、ビリビリに破れ原型の無かったテントも新調されたようだ。
昔を知る身としては「違和感?」を感じるが…。「営業中の店」としては、こちらの方が正しい姿なんだろう(笑)
ただ、店内は全く変わっておらず、親父さんも健在で一安心!看板も店内に格納するスタイルのままだった。
少し肉が食いたい気分だったので、今回は自家製チャーシュー入り(+400円)でオーダー。
※チャンポンしかないのでメニューは無し。何も言わなくても着席と同時に親父さんが普通のチャンポンを作り始めます。希望がある場合は着席前に伝える必要有り。お会計は着席時にカウンターに置けばOK。
胡椒たっぷり乳化した少しトロミのある豚骨スープ、柔らかな袋麺、たっぷりの野菜&魚介入りのマニアックな「チャンポン」は、1度食べ放題始めると完食(全汁)するまで「箸とレンゲ」が止まらない!
ただ、今回トッピングした「自家製チャーシュー」の甘い脂の影響でスープのブチキレ感が⤵️、普通に旨いマイルドなスープになってしまったのは誤算だった。
自家製チャーシューは旨かったが、キレキレのスープが呑みたい時はノーマルがオススメ。
「カオスな外観」&「独特の営業スタイル」の理由
⚫お店の変遷と独特の営業スタイルの理由。(2016.3訪問)
11時半前に訪問すると先客は2名。
先客がすぐに退店され、親父さんとじっくり話す事ができたので、今回は「病みつきチャンポン」ではなく、こちらのお店の変遷や「独特の営業スタイル」の理由について少し書かせて頂きます。
まずこちらのお店発祥の地は、大阪府立大学正門前の4戸1の小さな建物(カウンター7席のみ)らしく、当初は女将さんがお一人で始められたそうです。
それから暫くして現在営業中のこちらの場所へ移転。
更に今から20年くらい前に、親父さんが堺東の駅前商店街に2号店を出店(私はこちらが初訪)。
女将さんの本店と親父さんの2号店、共に多数の常連客に支持され人気店となったのですが、女将さんが急逝され堺東店(2号店)は閉店(営業期間6年くらい)
こちらの本店も、しばらく喪に服され休んでおられたようですが、親父さんがこちらで営業を開始されてから、今年で14年くらいになるとの事でした。
今の営業形態になったのは、お年を召された親父さんの生活リズムに合わせたものらしく、毎日行く近所の喫茶店で朝食を済ませた後に開店。だいたい10時過ぎ~13時半頃迄。
そして、夜営業は翌日の仕込みを店でしている間(18時頃から19時半頃)だけという、かなりアバウトなスタイルでの営業スタイルになりましたが、そんな事情を理解してくれる昔からの常連さんや、そのスタイルを受け入れてくれるお客さんを対象にした「小さな商い」で構わないという事。
外観も敢えてあの「カオスな状態」のままにしてるらしいです(笑)
という事で、この独特のチャンポンに興味を持たれ、この営業スタイルでも馴染めそうだという方は、先入観無しで訪問してみて下さい。
親父さんも昔は中々手強い方でしたが、今ではかなり温厚で気さくな普通のおじさんになってるので大丈夫です。
※ただ、過剰な写真撮影や大声での会話を控える等、一般的なマナー遵守は必要です。
⚫定期的に食べないと禁断症状が(°∀°)、(2016.1訪問)
前回訪問から半年経過、そろそろ禁断症状が出そうでしたので堺方面で仕事をつくり訪問。
開店時間?(12時)の10分前くらいに訪問しますと、先客は5名程
空いてるカウンター席に座ると同時に千円札をカウンターに置きお釣の百円を受け取る。この店に入店してする事はこれだ。後はちゃんぽんを食べて帰るだけという見事なまでに無駄を省いたオペレーション。
ただ、常連になれば大盛や野菜増し等の嗜好を親父さんが覚えてるので、親父さんから確認してもらえるようになります。
約5分程で着丼したチャンポンは、いつも通り強火で炒めたたっぷりの具材(野菜、魚介、肉)と柔らかな中華麺、そして胡椒が大量に投入されたスパイシー且つ強烈な旨みの完全乳化豚骨スープ(病み付きスープ)は、いつ食べても中毒的な旨さで体には良くないと思いながら毎回全汁してしまう。
本当は月1回くらいのペースで通いたいのですが、健康面を考慮すると次回訪問は半年くらい後になりそうだ。
●胡椒たっぷり!中毒性の高い激旨チャンポン(2015.6訪問)
こちらのお店のチャンポンと再会してから何度も食べたくなったのですが中々時間がとれず、前回訪問から半年近く経ってしまいました。(半年以上経過すると禁断症状が出そう)
こちらの場所はJR阪和線三国ヶ丘駅から歩いて約10分弱くらい、中央環状線沿い(東向き)の向陵中町の交差点付近にあります。
現地には12時前くらいに到着、外観は相変わらずでテントはすべて破れ跡形も無くシャッターは半開き、店頭看板は店内にしまってあるというとても営業中とは思えない状態。
ただ、これが通常の営業スタイルで店内にお客さんも数名おられ静かにチャンポンを食べておられます。
メニューがチャンポンだけなので注文を聞かれることは無く、席に着くと同時に親父さんが調理を始めますので、千円札をカウンターに置くと調理の合間に回収、お釣の百円玉を置いてくれます。(これで注文とお会計が完了)
初めての方は戸惑うと思いますが、慣れれば注文からお会計までが「無言で完了する」という実に無駄の無い合理的なシステムです。
外観や営業スタイルが独特なので誤解されがちですが、親父さんは(今は)非常に気さくな方でセルフと書いてあるお水を取りに行こうと席から立ち上がると「待ってて」と言ってお水を出してくれ、帰るお客さんには「おおきに」とにこやかに声をかけておられます。
また、本日は店主さんお1人だけでは無く配膳や食器洗いをされてる手伝いの娘さんらしき女性もおられ、お店の雰囲気も少し?傷みが激しいだけで、普通のお店と何ら変わりませんでした。
チャンポンは以前と全く変わらず病みつきになる旨さで、強い火力で炒められた大量の野菜と魚介、肉、かまぼこという定番の具材と麺は柔らかな普通の中華麺。
そして特筆すべき乳化した豚骨激旨スープは、大量の胡椒と謎の調味料を投入し限界までスパイシーに仕上げられた何とも言えない旨さで、麺、具材と共に食べると止まらなくなる中毒性があり今日もスープまで一滴も残さず全汁です。
チャンポン好きの方、マニアックな刺激を求められる方にはおススメのお店ですので、ぜひ一度訪問してみて下さい。
※お店を出て信号を待っていると親父さんが休憩で外に出てこられたので、昔よく訪問していた堺東のお店の事を聞いたところ、15年前に閉められたという事で営業期間は6年くらいだったそうです。
いつ閉められたのかが気になってましたので、話しを聞けて少しスッキリしました。
●約15年ぶりの再訪、再会(2014.11訪問)
このお店(親父さん)との最初の出会いは、場所は現在の店舗と異なりますが約20年くらい前。
社会人1年目の時、先輩社員に事前に何も聞かされず連れて行かれたお店、それが「六五六」堺東店。
場所は南海高野線の堺東駅前商店街の外れで、ビニーシーで覆われたカウンター6席程の狭小店舗だった(閉店時期は不明)
そこでは、まだ若く血気盛んな親父さんが「異様な緊張感と熱気」を放ちながらチャンポンを作っておられ、メニューはチャンポンとご飯だけ。席に座ると、チャンポンの量とご飯の有無を伝えるだけでした。
若く食欲旺盛だったので「チャンポン大盛とご飯大盛」と注文すると、親父さんから「食えるか!」と一喝((( ;゚Д゚)))
想定外の一言でフリーズしてたら、その後ドカ盛のチャンポンだけが私の前に出されました。
そのドカ盛チャンポンは「ラーメン二郎」の全マシ状態ぐらいあり、ご飯どころか完食も危ういという状況だったので、親父さんの「不気味な優しさ」に助けられました。
親父さんはかなり手強かったですが、胡椒の効いた独特のチャンポンの味が忘れられず、転勤するまでの5年間は足繁く通いましたが、何年か後に訪問した時は閉店されてました。
ところが最近、食べログで現在の場所で営業を続けられている事を知って驚き、本日約15年ぶりに訪問。
(昔から現在の場所にもお店がありましたが、あの状態で営業してるとは気付かなかった)
12時前に現地に到着、店名の書かれていたであろうテントはビリビリに破れ看板も無し、シャッター半開きの状態…。
しかし、これがこのお店の通常の営業状態であり、店内には先客が3名程おられました。
空いてるカウンター席に座ると親父さんが何も聞かず調理を始めますので、千円札をカウンターの上に。
回収された後、百円玉(お釣)が置かれるという独特のシステムでメニュー等も一切無く、常連に特化した営業スタイル。
水は基本セルフなので取りに行こうと席を立つと、親父さんが「持っていくから座っといて」と言って笑顔で水を出してくれました。
気難しそうな風貌は変わりませんが、随分マルくなられたようで今では明るい頑固親父さんという感じでした。
そして、待つ事約10分程で着丼。
久しぶりに味わったチャンポンは、強い火力で炒めた大量の野菜と魚介に柔らかな中細麺、そして乳化した豚骨ベースのスープに大量の胡椒を投入というジャンクさ!全く変わらずあの頃のまま。
大量の胡椒は、辛いというよりスパイシーで良いアクセントになっており、スープと炒めた野菜、肉、魚介等の具材がよく馴染んでいるので双方の旨みが凝縮されたパンチの効いた独特のスープ!嗜好が合う人は間違いなく中毒になります。
かなり個性的な味とお店の営業スタイルなので、好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、一度ハマると抜け出せなくなり、独特の営業スタイルも慣れると案外楽しめるかもしれません。
滅多に行く事のない場所ですが、懐かしさもあり営業されてる間は出来るだけ訪問したいと思います。
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店名 |
閉店
九州ラーメン 六五六 三国ヶ丘店
|
---|---|
ジャンル | ちゃんぽん |
住所 | |
交通手段 |
JR・南海三国ヶ丘駅から徒歩9分 三国ケ丘駅から494m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
暖簾、看板出てなくとも、シャッター半開きであろうとも開店している場合がある。 |
初投稿者 | |
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堺の名物?「病みつきチャンポン」
昨年の台風でテント、シャッター、建具扉も新しくなり、以前の「キタナシュラン」トップ3入り間違いなしの「カオスな外観」の面影は無い。
更に、最近はシャッター半開ではなく、全開で営業している!看板は相変わらず店内に格納(^_^;)
ただ、外観が新しくなってもメニューはなく、入店、着席→チャンポン調理開始→カウンターに千円置く→オーダー&会計完了という「無言システム」は変わり無し。
(大盛やチャーシュー入りの場合は、大将に直接言えばOK )
勿論、味も変わらない。
柔らかな袋麺に完全乳化のマッタリ豚骨、海鮮と野菜、そして大量投入された謎の粉(胡椒等)、激しく食欲を刺激する「中毒性」は素晴らしい!
20年以上経っても時代に流されず、全く変わらない味を維持する大将の腕と舌に脱帽です。
正月は長めの休みなんで、また暫く我慢せねば。