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06-6211-6201
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大阪食い倒れツアー4(伝統のおでん)
おでん
その街ごとに工夫が凝らされていて
それぞれの楽しみがあります
だから僕は旅先でおでんを食べるのが好きです
この夜訪れたのは日本最古のおでん屋さんといわれる
心斎橋「たこ梅 本店」今のお店も昭和に建てられた物でとても趣があります
格子戸を空けると大なべの前のスタッフから
「満席ですが、待つなら中でどうぞ」と声をかけられ
訳10分程度待ってからカウンターに案内されました
ここで驚くのがおでん鍋
なんとぐらぐら煮えたぎっています!!
煮含ませる関東以北では考えられない光景
そこから店長さんらしき人がさっと取り出して盛り付けまで行うシステムです
どうにも勝手が分からない時に便利なセット物
ここはケイリンの選手と同じく(笑)
「A級」「S級」「S級S班」と三つのランク(セット)があります
僕はまずA級と飲み物は日本酒(大)2合を冷で注文しました
A級のはじめに名物「蛸の甘露煮」
これはすでに炊き上げたもので冷たい状態で届きます
一切れ食べてみると甘辛で柔らかく炊いてある蛸ですが関西らしい味がします
大根・こんにゃく・ごぼ天(大阪も揚げ蒲鉾の事を「天ぷら」と言うエリアでした)
盛り付けは具材にからしとおだしが少し
かなり汁が少なめで「煮締めた具材を食べる」感覚に近い感じでした
汁はさまざまな具材の味が凝縮されていて「旨み」たっぷりで塩梅もいいです
ごぼ天は蒲鉾自体のふわふわを抑えた食感でごぼうが柔らかい仕上がりでした
大根は味のしみ方もよく
ぐつぐつと乱暴な調理方法(笑)ながら旨みがしっかりしています
さすが名店といわれるのも納得でした
大なべの前に立つ若いスタッフはなじみの客と話をしながら
具材の補充を怠らず他の客の注文には聞き耳を立て注文が入るとすぐ準備にかかります
他のスタッフもてきぱきしていて見ていて気分がいいですね
つぎはアラカルトでいきました
さえずり・玉子・豆腐から
鯨はスジにしようか迷いましたがやはりさえずりで
脂を抜いて炊きふにゅふにゅとした弾力のある食感ですが
鯨の脂と味がじんわり滲み出てきます
好きな人にはたまらないですね
豆腐は焼き豆腐で関東のふわふわと違いしっかりしたものでした
玉子もそうですが盛り付ける都合なのか串を打ってました
これらも定番の美味しさに安定感があります
ゆば・ひら天・南京・よもぎふまで
ちびちびと錫のぐい飲みを傾けながら頬張るゆば愛より食感が楽しいです
ひら天を食べてびっくり紅しょうがが入っていました
大阪は紅しょうが好きが多いのでしょうか?
味にアクセントがあって楽しいですが初めての体験です
なんきんはゆばを巻いたかぼちゃ
注文後温めなおす為少し時間がかかります
ほくっとした感じのかぼちゃで
かぼちゃの甘味とだしの味わいがミックスされます
よもぎふはそれほど蓬の風味は感じられないものの
ふにゅふにゅと柔らかい鯨のさえずりに似た食感が印象的
同じ澱粉でも関東の「ちくわぶ」よりこちらに軍配を上げちゃいます
大阪で感じた「味」の違い
関東はぽってりと厚みのある「甘じょっぱい」多いけど
大阪はさっぱりとして軽快な「甘辛い」が多いですね
どちらも美味しく風土と文化の違いがとっても明確で面白いと思いました
そんな事も含めて大阪のおでん是非とも楽しんでみてくださいね!!
そうそう最後に注意事項をひとつ
ここの芥子はとっても辛くて「つーん」ときますから
付けすぎに注意してくださいね(笑)
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katka(かてぃか)
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店名 |
たこ梅 本店(たこうめ)
|
---|---|
ジャンル | おでん |
予約・ お問い合わせ |
06-6211-6201 |
予約可否 |
予約可 ・FUN倶楽部員さまは1ヶ月前からご予約いただけます |
住所 | |
交通手段 |
大阪メトロ堺筋線日本橋駅か御堂筋線なんば駅が最寄となります。 日本橋駅から218m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Diners、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T3120002016582 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
お通し275円(税込み)をお一人様おひとつ、お席代として頂戴しております。 |
席数 |
21席 (カウンター12席、テーブル9席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
家族・子供と | 接待 | 一人で入りやすい | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 カウンター席は、椅子の脚が長いためお子さまの体格にも寄りますが、小学校低学年以下は滑り落ちる危険性がございます |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1844年 |
備考 | |
初投稿者 |
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大阪に来ると
必ずと言っていいほどたこ梅に来る
梅田の時もあったしこちらだったこともある
上品とか下品とかそんなんじゃなくて
大阪らしい活気ある
程よく街の人に寄り添った商いに心地よさを感じる
ちびちび飲む常連風のおっさんもいれば
がははと笑って飲む地元っぽいオヤジもいる
上品な旅先ご夫婦の姿もあれば
和気あいあいの女子会だってカウンターの華
ここに来るとカウンター奥の順番待ちすら
一つのショートストーリーが聞けるような楽しさがあり
待ち時間がそれほど苦にならない
さらに自転車好きとしては
ケイリンに当てはめたような
A級・S級・S級S班等のセットメニューがあって
何かにつけて楽しいお店なのである
この日は飲んできたので
酔いに任せて大好きな鯨縛りで注文
一皿目
ころ
玉子
ひら天
ころはクジラの皮つきの脂身
へたな店のころは脂臭くって食べれたものではないけれど
(なんて言うけど個人的には脂の味がしっかりした「ころ汁」も好きだったりするw)
これをうまいこと油抜きしておでん種にしてある
二皿目
鯨筋
ちくわ
とうふ
鯨のすじは一番の食べ応えある具材
むちむちとした筋に
こちゃっとした食感のすじが絡まるほろっと崩れそうな赤身肉
これがまた酒にあうあう
三皿目
さえずり
大根
糸コン
さえずりはクジラのタン(舌だからさえずるわけですw)
昔より小さくなった気もするけど気のせいかもしれないw
程よいうま味と食感で上品な味付け
上記の鯨のたね三種は
近代捕鯨基地のある宮城でもなかなか食べることが出来ない食材
それを常時提供できることがこのお店の自慢といってもいいくらいで
これを食べると「ああたこ梅に来たなぁ」と思う
もう一つ
東北のおでんは鍋仕立てで寒い土地柄もあって
おでんの汁がたっぷり盛られるけれど
大阪はあくまで食材食べさせるもので潔いほど汁は少ない
汁好きの僕としては皿を杯のごとくくいっと煽り残りの汁を飲む
ちょっとみみっちっけどwそれがまたうまい
そこからさらに追っかけて酒を煽るともっとうまいw
カウンターの奥を見ると
ぐらぐら出汁(汁)がわいている大なべがカウンターに鎮座している
よく眺めると
なべ底に沈めておくもの
水面の際に浮かぶもの
わざと浮かぶ具材の上に乗せぶち上げておくもの
注文を受けてから入れるもの
具材の特性を見極めた使い方をしている
日本最古の関東炊き屋さんという事も有って
まさにティピカル大阪スタイル
全てはここから始まったといっても言い過ぎではないだろう
このお店を維持するのも大変な事だと思うけど
これからもずっとこの居心地のいいお店で
美味しいおでんを提供してほしいものである
次回の大阪旅もきっとよらせていただきます♬