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「本日の造り盛合せ」(1800円〜時価)。
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お造りの海老の頭部を揚げてくれるサービス(?)もある。
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店舗外観。高架下、反対側には電光式の看板はあるが、入り口はないので注意。(入り口が逆の店も多い)
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店内風景(カウンター席)。
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おまかせ(まずは軽め)の一杯目「風の森」(奈良県)。
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「わけぎのぬた」(500円)。
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おまかせ(濃いめ)の二杯目「大倉」(奈良県)。
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「大きいえびフライ タルタルソース」(ハーフ)。
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三杯目は自分でチョイス「正木」(芋焼酎)。ロックで。
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「たら白子小鍋」(1250円)。配膳時。
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“たら白子小鍋”のビジュアル。
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店内風景(小上がり)。パノラマビュー。
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この地に20年前にオープンしたとのこと。
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本日の黒板メニュー。
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グランドメニュー。
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ドリンクメニュー。
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日本酒メニュー。
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JR大阪環状線の野田駅界隈で、行きたいけど“とっておきの店”として、意識的に訪れてない店の1つが、実はこの店でした。一人で行くにはもったいない、そんな気がして、誰かを誘いたいな、と思っていたのです。でも、そういうチャンスもないまま2017年が終わろうとしていたので、思い切って行くことにしました。
2017年度末、個人的な仕事納めの日の夜におじゃましました。
『仕事帰りですか?』
「ええまあ。着替えて来たんだけどね」
この店は、バイトらしき若い女性スタッフはいるものの、殆どのことを大将一人がこなしていました。しかも、忙しいのにもかかわらず、適当に話しかけてくれるなど、一見であっても居心地いい場所になるように配慮してくれます。
私は一旦自室に帰って、スーツから私服に着替えて来たのですが、この界隈の客は市場を中心とした商業関係者が多いのでしょう。私の格好を見て、会話のつかみとして開口一番、さっきのセリフとなったようです。
「今日は、世間の皆さんよりフライングして、仕事納めの日にしちゃったんだよ」
『へぇ、いいですねぇ』
「まあ有給がたまってたし。で、今日は個人的な忘年会ってわけ」
『なるほど。この辺にお住まいです?』
「はい。もう3年以上住んでいるんだけど、(この店に)なかなか来れなくて」
という感じで会話がスムーズに始まったのです。大将は笑顔を絶やさず、うまく話がつながるように配慮してくれるし、でも話し過ぎず、じっくりと一人で飲食も出来る雰囲気です。
「とりあえず、軽めの日本酒を冷酒で」
「あと、刺し盛りもお願い」
……などと、アバウトな注文でも全く抵抗感なく受けてくれます。今日は、予算を考えずに好きなものを飲み食いするつもりでした。そして、そういう要求に応えてくれる店だと判断して来たのです。
「2杯目は、ちょっと濃いやつ、ちょうだい」
「あと、“わけぎのぬた“も」
この日は、年末らしくグループ客の予約で、全部で12名ほど座れる小上がり席が満席状態だったのですが、注文にはスムーズに対応してくれました。まったり飲む予定だったので、多少時間がかかっても良かったのですが、いいタイミングで配膳してくれました。何気なく厨房内を見ていると、複数の調理を同時進行で行なっているようでした。まるで『料理の鉄人』を生で見ている感じで、しかもそこに調理補助のスタッフはいないのです。まさにプロの匠と言ったところです。
そんな中で、とある会話から“名古屋”の話で盛り上がったのです。まあ、私の得意分野ではあります。
『名古屋といったら、たしかその子、名古屋に行くんだよな』
大将は若いオネイサンの方を見ながらこう言ったのです。すると、オネイサンは、
『そうなんです。明日、名古屋に行くんですよ』
と、話に入って来たのです。
「へぇ、もしかしてコンサートとか?」
『そうです。ナゴヤドームに行きます』
「誰のコンサート?」
『Hey!Say!JUMPです』
「へぇ、好きなんだね。ファンクラブに入っているんだよね?」
『はい』
「実はうちの母親と妹は同居しているんだけど、二人とも嵐のファンクラブに入っているだよ。ファンクラブに入ってないと、なかなかチケットが取れないって言ってるけど」
『そうなんですよ。ところで、名古屋でなにか食べたいんですけど、オススメはないですか?』
とまあ、こういう流れで“名古屋めし”の話題になって、私は水を得た魚のように得意げに話し始めましたが、長くなるので割愛します。
「こっちの“正木”という焼酎と、あと“大きなえびフライ”ください」
背中側にある棚に置いてあった焼酎の瓶を指差し、さらにグランドメニューから、エビフライを選びました。名古屋めしの話題が出たのがきっかけという感じです。
『そのエビフライは大きいのが2尾になっているんだけど、一人用に1尾で作りましょうか?』
「あ、はい。それでお願いします」
という感じで、料理内容を適度にアレンジしてくれたりもします。歳食うとたくさん食べられないし、一品の量より多品目食べたいと思う気持ちもあるのですが、そういう機微も分かっているんでしょう。こういう臨機応変さも気持ち良さにつながります。
そして、〆として狙っていた「たら白子小鍋」を最後に頼むことにしました。やはり、この時期は鍋が恋しくなります。もちろん、これも美味しくいただきました。
『20年前は3軒しかなかったんですよ』
この地で20年やっているとのことで、大将は開店当初のこともちょっと自慢げに話してくれましたが、決して客数が多くないこの界隈で、飲食店を20年も続けてきたのは、大いに自慢できる素晴らしいことだと思います。
ごちそうさまでした。