料理屋の郷土めし : 割烹司

美栄橋駅から那覇中方面、若狭大通り沿いにある和割烹。
地場産魚介を軸に、料理屋の冴えで郷土食を愉しめる。
郷土メシのみならず品数豊富で、楽しみ方もいろいろ。
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仕事仲間と美味しい刺身が食べたいなんて話になり
以前訪れたこちらへと予約を入れてみました。
カウンターなら空いてると言うことで突撃することに。

寿司屋のような冷蔵ケースがカウンターに据え付けてあり
左右には貝や海老の活きている水槽もありますね。
泡盛で乾杯し、目についたところを適当に注文します。

・刺身盛り
４人で横並びのため、２人前ずつ２皿に分けていただいて。
時節柄もあり鯛やシマアジなど定番の魚が多めの構成。
見た目ではわかりにくいですが、写真左下の白身がオジサン。
くにゅりと軽やかな弾力で良い味をしてましたね。

・夜光貝のバター炒め
サザエを凌駕するしっかりめの歯ごたえがある貝身ですね。
噛みしめて滲む素材味にバターの味わいがよく合います。

・くるま海老の唐揚げ
殻ごと揚げてあり、サクサクの中に旨みが詰まってます。
どんな酒でも合わせやすそうな万能感が良いですね。

・マース煮
沖縄言葉で塩をマースと言うそうで、地場産の塩煮込みです。
魚の名前は失念したのですが、聞きなれない地場産の魚。
白身には脂がのっていて並みの鯛より美味しかったですねぇ。
(*￣ー￣)　ミーバイではなかったはず・・・

・ぐるくん
こちらも唐揚げで頼んだのですが、状態が良いということで
職人さんのおすすめに従って白身を握りにしていただいて。
柚子胡椒、塩レモンなど異なる薬味で３貫、
シャリの硬さや握り加減も良く、美味しかったですね。

皮や頭など残った部分を唐揚げにしていただいて。
全身くまなく堪能することができました。　(￣ー￣*) 多謝♪


食堂とか居酒屋でも馴染みのあるメニューが多いんですが
なんだか洗練された沖縄料理って感じで一段違うんですよね。

素材味を活かした上手な調理で愉しめますよ♪
お酒が進んだこともあり、４人で30,000円ほどのお会計。
(*￣ー￣)　良いお店でした♪

美栄橋駅から那覇中学校方面、若狭大通り沿いにある鮮魚割烹。
地場産を中心に旬の魚介が揃い大きさや状態に合わせて様々な料理に。
地物だけでも十分に楽しめるので、まずはお店の推奨品を尋ねるところから。
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沖縄２日目の夜。前日は郷土料理寄り、この日は地物の魚介を攻めます。
相変わらずＰ師頼りで自分ではまったく決めない気楽な食べ歩き。

夜の１発目は入口に大きな水槽を配している割烹です。
カウンターはすでに満席近くなっていて、障子で仕切られた個室への案内。
人相だけなら「悪代官＆越後屋」にも匹敵する我々の密談スポットには相応しい感じ。

・ぐるくん
沖縄の県魚という白身魚。東京では「たかさご」と呼ばれるらしいんですが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(￣ー￣*)　聞いたことないっす
身は刺身にしていただき、頭や骨なんかは唐揚げにしてもらう鯵のような食べ方で。
にぎりも面白そうだなぁなどと話していたら、１貫ずつにぎりにもしてくれました。
味わい的には結構淡泊な印象で、タイやヒラメというよりはスズキとかカレイに近いかな。

・やこう貝
サザエのような巻貝なのですが個体はとても大きく、刺身と炒め物でいただきました。
大きな貝の割には身がしっかり締まっていて、薄造りでも歯触りに存在感があります。
炒め物はキモとバターを合わせた濃厚な味わい。貝身も意外にやわらか食感でした。

後日東京に帰って地元の鮨屋に行ったらたまたま置いてあり（「夜光貝」と表示）、
大将に聞いてみると「焼いたりしたらかたくて食えたもんじゃない」との案内。
炒めものなんかは圧力釜などで蒸す手間をかけてから仕上げられてるみたいですね。

・こま貝
巻貝と２枚貝の狭間のような独特形状です。
殻からはみ出た部分を引っ張ると身から肝の先までぶるっと出てきます。
味わい的にはサザエのあっさり版という感じ。地味に旨いですね。

その他の地物はにぎりでいただきました。
まくぶ、みーばい、まぐろ、しゃこ貝。白身には赤酢のシャリを使用しています。
赤酢のシャリは色合いに相応しく酸味が立ち、繊細な白身とでは少しバランスを欠くかな。
素材味のたつマクブには良好ながらミーバイではほぼ酢飯の味しか感じません。

赤身は思った以上に濃厚な味わいで快適。こっちが赤酢シャリが良かったかな。
しゃこ貝。後日石垣で実物を見ましたが、ホタテが10倍以上にデカくなったような貝ですね。
今回いただいたのはヒモに近い部分なのか、磯の風味が強くコリッとした食感。


最初から最後まで地物攻め。酒も泡盛を合わせてご当地感が満載でしたね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(￣ー￣*)　珍しくも旨い食卓でした