まがりあらまち店じゃないとイヤ : 青島食堂 曲新町店

１泊２日の長岡滞在で、いちばん楽しみにしていた青島食堂

市内に何店舗かある青島で、記憶と味覚に一番よく思い出があるのは
曲新町店（まがりあらまちてん）じつに７年ぶりに食べに来ました。

その間、新潟市内や長岡市内、すぐ近くの宮内の駅前店など食べに行ったことがありますが、
なにか知らないけど、それぞれ味が若干、違うように思えています。

今まで食べた青島もおいしいかったですよ。でも申し訳ないけども
私と母の意見は一致、やはりココの青島が一番！

今回は、初めて妹を食べさせに来ましたが、ラーメン嫌いじゃないけど、
味にうるさく、合わないと完食せず、家族誰かにに食べてもらう風潮があるのを
何も言わず完食したのにはビックリです。

青島の普通盛りの麺は、１８０gチョイと他店より少なめな傾向があるとはいえ
母と私と同等時間に完食したという事実は、やはり青島のラーメンが自身に合ったのだと
家族みんな喜びをわかち合っているところです。

１２〜１３時前後のいちばん混む時間帯に行くのは初めて。その行列にも驚きました。
マイカーで来る地元の人が多くほとんど長岡ナンバーでした。

慣れないのは、タッチパネルの券売機

ウイ〜ン！ウイ〜ン！　自身もそうだし、他のお客さんの操作もそう
食券とお釣りが出るときのデカい音にいつもビビっています。

１人のオジさんが、券売機に四苦八苦していて教えてあげました。
私も慣れないのに、やっぱり高齢の人は難しいでしょうね。

あといつも思うのですけど、トッピングのほうれん草の
５０円と１００円って、それぞれどれくらいの規模なんでしょ？

今度、試しにトッピング増ししたいと狙っています。

兎にも角にも「おいしかっね〜あおしま」合言葉のように家族で盛り上がっています。

直江津で、先祖のお墓参りを終えて信越本線に乗りこみ、
長岡の１つ手前の宮内駅に降りて行きたかったラーメン屋を目指しました。

宮内駅には８年前ぐらい前に来たことがあり、街を散策したことがあります。
味噌や酒蔵などの老舗や古い街並みが観光の対象になっていますね。

目指すラーメン店は「青島食堂」、新潟市内など数店を展開するお店

宮内駅前にも１軒あるのですが、そこは８年前に食べたことがあるので、
今回は駅から１０分ほど歩いた場所にある曲新町店に行ってみることに。

５日前にたまたま見たケーブルテレビの番組で青島の曲新町店が紹介されて、
お墓参りに新潟に来る前に見て行く気が湧いたっていうのも偶然、なにかの運命を感じました。

お店の外観は、今風のラーメン店っぽくない昔のドライブインのような・・・
入口にあるタッチパネル方式の券売機で食券を買い求めます。

基本は青島ラーメン（７００円）のみ。そこにチャーシュー（５０円・１００円）　
自家製麺（５０円・１００円大盛りのこと？）　メンマ（１００円）　茹でホウレン草（５０円）など好みでトッピングを選択

私たちは、青島ラーメンに茹でホウレン草をトッピング
入口でおばちゃんに食券を渡し、指定された席はちょっと変わったものでした。

ソファーのようなベンチシートにカウンターのようなテーブルが細長く配置されているのです。
２人が並んで座り、対面するほうにイスの無いテーブル席みたいなカウンター？

オープンキッチンなので調理する光景がよく見えました。
私たちが来店する前に大量のチャーシューを仕込んでいたご主人

食品工場にあるような大きな茹で釜で麺を泳がせ、素早い湯切り
サッサッサッ！と慣れた手つきで２杯を完成、おばちゃんとの連携も気持ちいいほどスムーズ

さぁ！青島ラーメンの登場！　ドンブリから溢れんばかりタップリ入っているのがいいですね～

濃い色をした醤油スープながらぜんぜんしょっぱくなく、甘めのスープにショウガが効かせてあるのが特徴
麺は柔らかい茹で加減でしたので硬め好きな人はどうかな？　茹で加減は要望できるのかわかりません・・・

ちょっと平たい澄んだ中太ストレート麺は口触りが良くスープの持ち上げバツグン

歯ごたえある肉々しいチャーシューはチャーシュー麺と間違えるほど５、６枚ものって。
メンマは少なめなので、好きな人はトッピングをおすすめします。

トッピングに選んだホウレン草は、茎の部分みたいにシャキっとした歯ざわりの葉物って感じなく。
真ん中にのったナルトが昔ながらのラーメンの哀愁を誘います。

もう夢中で食べました！　スープ１適残さず、飽きない味でまた食べたくなるラーメン

午後２時を過ぎていたのにお客さんがけっこう来ていました。
お店の前の駐車場が広いから地元の人も来店しやすく、ご家族連れの姿も多そう。

青島食堂もまた長岡の人にとってはソウルフードなんですね！　故郷の味を持っているなんて憧れます。