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充実料理で奈良の日本酒をしみじみ
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far long
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店舗基本情報
| 店名 |
折衷旬彩 香月
|
|---|---|
| ジャンル | 海鮮、洋食、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
0742-22-1018 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
近鉄奈良駅より徒歩１０分 近鉄奈良駅から565m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、掘りごたつあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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全くのノーカンでしたがいろいろなレブーを斜め読みして行間から漂ってくる気配まで察して滑って転んで予約までしたのが当店でありました。
宿泊先のホテルからも近いし街中でもあるし手頃であろうと向かってみますとなかなかゴリッパな店構え、店頭には地元奈良県産の日本酒の四斗樽が並んでいました。それぞれ「百楽門」に「花巴」ですってヨ、ケ兄さん！
入店するとまずは下足して掘りごたつ式のテーブルに通されました。
似たようなテーブルが数卓、それと調理場を囲む鉤の手のカウンターが何席か。
恐らく調理人が1名配膳が2名だったと思われるのでこれくらいの広さでイッパイイッパイなのかも。
さてさて口開けの生ビールはハートランドです。
その後、この日予約してあった折衷フルコースが供されました。
まずはハムの切り落としの入った生野菜サラダ。ドレッシングを纏ってありますが個人的に食感が苦手な水菜がチョイチョイ入ってましたね。
穴子の煮こごり
筍の若竹煮
折衷料理を謳っているだけあってこの辺りは確信犯的に季節を感じる和の料理が続きます。
いずれも日本酒に合わせたいよな、と言う事で店員氏に相談の上、この日は比較的に軽やかで華やかな風の森を中心にお願いしました。
刺身は店主の出身地富山湾直送のネタを使ってあるそうです。湯引きした鯛、炙ってあるヒラメ（だったかな？）、ボイルされたホタルイカ、そして南紀で上がった鮪と鰹がキレイに盛り付けられていました。
続いて魚介のグリルはジェノベーゼソースが添えられているコチのグリル。淡白な白身が美味です。
さらにさらにの揚げ物＝天ぷらはツルムラサキ、ごぼうと桜海老の天ぷら。サクサクとした歯ごたえが楽しいですね。
メインの肉料理は3種からの選択のよう。当店イチオシのローストビーフ、鹿肉のステーキ、そして猪肉のグリル。
私は変化球で猪肉をお願いしましたが、思った以上に堅くさらにクセも強かったかと。ここは素直にローストビーフでしたかねぇ…
この合間に日本酒は前述風の森の純米吟醸と純米大吟醸2種（確か使用している米の産地、銘柄が異なっていたかと）、花巴の純米吟醸をスイスイいただきました。
これだけだといつものように食って飲んでと言った感じですが日本酒の品揃えはお見事。基本的に奈良県産の銘柄中心に風の森、花巴、百楽門、談山なんてのが揃っており中でも風の森はいろんなバリエーションで20種ほど揃ってましたかね。ナゼかご近所？の春鹿だけは見当たりませんでしたが、出される料理や好みを伝えつつ相談するとなかなか楽しいひとときが過ごせるかと。
最後にデザートの盛り合わせで終了。なんのかんのと3時間近くの滞在でした。
食事中もひっきりなしにフリのお客が訪れてましたがほぼ予約で満員のようでしたね。
店名で折衷料理と謳っているだけに基本的には和食と洋食（イタリアン？）のメニューの組み合わせのよう。この日はコースをお願いしましたが全体的に和の要素が強いかったかな。
ボリュームもかなりのものだったので席だけの予約で適当につまんでパスタなんてのを食べても良かったかもしれません。
奈良での勝負の1食でしたがストライクだったのではないかと自画自賛。お店の方々のサービスも熱心で好感が持てた一軒でした～