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美食のワールドカップ日本代表！コンクールで世界９位獲得の快挙に拍手を！！
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真田丸地鶏のテリーヌ半熟卵添え
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ヤリイカとエンドウ豆、椎茸ときくらげのソース
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キャベツのババロアに生ハムや抹茶、野沢菜のスープ
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アミューズ
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キューブ型のパンも美味しい
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アサリのフラン、アサリとバジルのスープ、パイ添え
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レモンのマカロン、ホワイトチョコのムース、オレンジピューレ
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
リニューアル
レストラン トエダ
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
中軽井沢駅から1,340m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥10,000～￥14,999 ￥6,000～￥7,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners、VISA、Master） |
席・設備
| 個室 |
有 （6人可） |
|---|---|
| 駐車場 |
有 ３〜４台 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
メニュー
| ドリンク | ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2011年4月23日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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美食のワールドカップこと「ボキューズ・ドール」。奇数年にリヨンで開かれる世界最高峰の料理人のコンクールで、創始者がかのポールボキューズなのでその名が付いたのです。
その名誉ある日本代表に選ばれたシェフが戸枝忠孝氏です。氏がオーナーシェフを務めるレストラン「TOEDA トエダ」が軽井沢にあると聞いて、ディナーを頂きにホテルを予約して泊りがけで出かけました。軽井沢へ行く目的はここでのディナーのみでした。
戸枝シェフは、コンクールの世界大会本選に向けて準備のためにお店を数か月クローズするという力の入れようでしたが、本選がコロナの影響で2021年6月から9月に延期になったため、6月まで休む予定が3月からお店をいったんオープンすることになったので、ちょうど3月下旬の予約が取れたのです。
軽井沢駅から車で15分くらい、オシャレな一軒家レストランは静かな店内に今は3テーブルのみ。そのうちの1つには上品な老夫婦がすでに食事中でしたが、あとは私たちだけで計2組のディナーでした。
10皿のディナーコースは10000円というリーズナブルな設定で、スパークリングワインとワイン2種の計3グラスのワインペアリングが3500円というのも良心的です。
戸枝シェフはフランスの3つ星店「ジョルジュ・ブラン」などで修業され、帰国後2011年にこのお店をオープン。信州の食材を多く使い、信州から発信するフランス料理として期待されている方です。奥様がサービス係を担い、お二人でお店を切り盛りされています。
印象的で好みのお皿は3つありました。キャベツのババロアに生ハムや抹茶、野沢菜のスープをかけて、生ハムをのせた1皿。素材の旨味を感じるまろやかな仕上がりです。
真田丸地鶏のテリーヌはしっかりフランスの田舎風でボリューミー。味も良く、半熟卵をのせてアボカドのパウダーをたっぷりかけて。グリーンマスタードも少しつけても美味しいです。
そしてアサリのフランにアサリとバジルのスープをかけて、オリーブのソースも加えた一皿。細長いパイ地はそのまま少し食べたらスープに落として混ぜていただきます。いい味です。
この後、ヤリイカとエンドウ豆のきのこソースまでは美味しく頂きましたが、その後リドヴォー、鰆、黒豚と後半は濃厚な料理が続きました。
どれもがフランス人が喜びそうな料理法なのか。リドヴォーは肉のうまみもあまり感じられず、赤カブのジュレを巻いてあるのも一体感を感じません。
デザートも塩キャラメルのアイスとマカロンが二つともとても甘くこってりしているので、これもフランス人向きかもしれません。
シェフの志向はほぼ全部コンクールに向かっているのでしょうか。好みの問題かもしれませんが、後半の料理こそお腹が満たされてきた状態でも爽やかに頂ける料理法が私は好みです。
ご夫婦が帰り、ゲストは私たち家族のみ。食事も終わって手が空いたはずですが、シェフは一度もテーブルに顔を出してくれませんでした。小さいお店だと、シェフがテーブルに来てくれることが多いので、それが楽しみな私です。
コンクールの準備でそれどころではないのでしょうか？シーンとした静けさが少し寂しくもありました。
その後2021年9月に国際料理コンクールが開催され、日本チームの結果は残念ながら世界で９位だったそうです。ただ海外のチームはどこもスタッフが多くスポンサーが付いていたり大々的なプロジェクトとして参加しているのが通例です。特にフランスは国家の威信をかけて試合に臨んでいるそうです。
そんな中で戸枝シェフ率いる日本代表チームはごくごく小さなチームで、国の援助もなければ、大手のスポンサーもいません。費用もどうにかやり繰りして苦労して参加されたのです。長野県の小さなレストランが日本代表になるだけでも大変なのに、世界で９位を獲得されたとは素晴らしい結果だと思います。
長くお店を休んでまで頑張られたシェフの意気込み。その熱意と頑張りに心からの拍手を贈りたいと思います。
日本全国美味しいお店を巡っています。
https://5penguins.fivestar-club.jp/japan/13278/