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店名 |
田原屋
|
---|---|
ジャンル | うどん、そば、食堂 |
予約・ お問い合わせ |
075-601-2104 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
伏見桃山駅から546m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
利用シーン |
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初投稿者 |
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わたしが近くの中学校に通っている頃から、すでに近寄りがたいムードを漂わしていたこのお店に初訪問です。
店内は四隅の4人掛けテーブル+1のシンプルなレイアウトの小さいお店。
マイレビさんが「映画のセットのよう」と述べられていましたが、実に簡潔かつ的確な表現だと思います。
壁や床も綺麗とは言いがたいですが、常連さんにとってはそれもまた郷愁を喚起する装置なのかもしれません。
メニューには「創業大正十三年」の文字があります。
いま何代目なのでしょうか。
日替わり弁当の内容を聞きました。
男性が「今日何だっけ?」と厨房に聞くと、厨房から女性が「今日は鮭」と返します。
女性の方が店主なのだろうか?
それを注文しました。
弁当はすぐに出てきました。
600円でこの品数の多さには目をひかれますが、おかずは作りおきで冷えており、ごはんだけが温かいです。
まあ、つめたいおかずも合わせて「弁当」なのでしょう。
ごはんはやや水分の多めではありますが、けっこうおいしいです。
多彩なおかずは小エビと豆をみりんで味付けたような、えーとなんて言うんでしたっけおせちとかに入ってそうなやつ。
とんかつ。
出し巻。
酢豚。
カボチャの煮物。
春雨の酢の物。
塩鮭。
マスカット。
いずれも弁当らしく、冷えても食べられる味付けです。
とんかつも醤油、ソースなしでそのままいただけました。それなりにやわらかいです。 出し巻も鰹節の味のはっきりした味。
さけも塩味きつめ。
汁物はみそ汁ではなく、卵のお吸い物です。
これも注文が来てから作っている様子がありましたので、卵は後入れで温めたのでしょう。ふわふわでよいです。
これは弁当だと理解した上で食べるなら、600円でこれだけの品数が食べられたら文句はありません。
食べている途中でやってきて「弁当をごはん少なめで」と頼んだ常連らしき男性、岡持があるのになぜか丼と弁当を胸に抱えて出前に出る男性店員、なんとものどかで外界と時間の流れも時間軸も違う空間です。
もう少し南側にやはりわたしの中学校当時から生き残っている喫茶店があります。
いずれこちらものぞいて見ましょう。