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食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
一和 一文字屋 和輔
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受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店
スイーツ 百名店 2022 選出店
食べログ スイーツ WEST 百名店 2022 選出店
スイーツ 百名店 2020 選出店
食べログ スイーツ WEST 百名店 2020 選出店
スイーツ 百名店 2019 選出店
食べログ スイーツ WEST 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | 和菓子、甘味処 |
お問い合わせ |
075-492-6852 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京都市バス46系統「今宮神社前」下車、徒歩2分 北大路駅から1,437m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ドレスコード | なし |
公式アカウント | |
オープン日 |
1023年 |
備考 |
創業は長保2年(西暦1000年) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「玉の輿」の語源にもなっている日本のシンデレラガール「お玉さん」に縁の深い今宮神社。
通称「玉の輿神社」などと呼ばれ、参拝客にはあからさまにご利益にあやかろうと願う年頃の女性の姿がチラホラと……
まぁ正直でよろしい(笑)
門前には向かい合うように建つ、名物「あぶり餅」の茶屋が二軒。
「あぶり餅 本家 根元 かざりや」と、ここ「一和 一文字屋 和輔」。
風に乗って鼻腔をくすぐる、炭火で炙られた餅の香ばしい香り……
玉の輿ご利益もいいけど…まぁとりあえず喰っときましょ♪
(典型的な「花より団子」ってヤツですな(笑))
で、似たような店が並ぶと ついつい比べたくなってしまうのが古今変わらぬ人の性(さが)。
せっかくなので行きと帰りで両方立ち寄って食べ比べてみました!
(実際にはどちらか1店でも全然十分な感じです、と念のため。これも食べログレビュアーの悲しい性か(笑))
とは言え、メニューは一緒。
「あぶり餅」のみ。お茶付き。
値段も一緒。1人前600円。
雰囲気も、いかにも京都感満点の歴史ある茶屋な雰囲気。
それこそそのまま時代劇の舞台にしても通用しそうな。
(観光客としてもこの雰囲気は堪らない感じなので、ココに来るならプランに組み込みマストね!)
おまけに両店共に食べログ和菓子百名店選出と来たもんだ。
これはパッと見、甲乙つけがたい。(いや、無理につける必要は無いんですけどねw)
で、まず引っくり返しようがないアドバンテージになってくるのは歴史、ですかね。
古くからあるのはコチラ「一和 一文字屋 和輔」、あっさり1000年超え(!)の歴史があるそうです。
対して「あぶり餅 本家 根元 かざりや」の歴史は遥かに浅く、たかだか300年弱程度(!)
ちょうどシンデレラガール「お玉さん」が将軍に見初められる少し前ぐらいの創業になる計算。
「お玉さん」もきっと……いや、間違いなく食べている事でしょう。
ひょっとしたら二軒並んだ あぶり餅屋の前で同じような葛藤を味わっていたり…?
とか想像すると妙に感慨深い思いに駆られてみたり(笑)
とりあえず「歴史ある方がいい人」、「元祖主義の人」なら「一和 一文字屋 和輔」優位、ですね。
で、個人的に大事なのは…やっぱり味。
結論から言うと…
「一和 一文字屋 和輔」は参拝前のコンディショニングな「行き」向き。
対して「あぶり餅 本家 根元 かざりや」は参拝後の余韻に浸りつつ頂く「帰り」向き。
といった印象。
炭火で香ばしく焼き上げたお餅に甘めの白味噌ダレを絡めて、お茶と共に頂く至福のひと時…(*´ω`*)
一見同じですが、食べ比べてみるとだいぶ違う。
甘さ控えめ、程よい弾力と共にパクパク食べられちゃう「一和」。
神社までの道のりに一区切り。されどサクッと食べられちゃう。
ダラダラし過ぎず、さぁ行くか!な気分になれます。
(今回は京都観光オフシーズンにつき両店共にガラガラだったのは付け加えておきますね)
食後感も参拝の妨げにならない、程よい腹具合い。
対して「かざりや」は結構甘め。餅もボリューミーで「うにゅ〜〜ん」としてる感じ。
参拝の余韻に浸りつつ程よくのんびり。程よく満腹、満足。
「玉の輿」に向けて再出発!みたいな気力にお腹もしっかり充実するような感じ。
この辺は一見同じように見える「お茶」にも表れてて、
「一和」のお茶は出したてベストな状態での提供。
対して「かざりや」は急須に茶っ葉ごとスタイル。
急ぎ過ぎるとまだまだ薄い、だんだん濃くなるお茶と共に。
餅もお茶も、程よくのんびりするのに向いてる感じ。
この辺のお茶の出し方に表れるメッセージを読み取れると、何となく「察する文化」の京都を感じた気分になってみたり。
(もちろん伝説の「今日のぶぶ漬け」が出てくるほどのんびりしちゃうのは無粋ってもんでっせ(笑))