The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
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日本料理の見方が変わる美味しい驚き
土曜日の昼の席はそれほど混み合っていないそうですが
既に人気店のひがしやま司さん
驚きの日本料理という感じです
日本料理の枠を外れないのに
何故か新しいものになる発想が素晴らしい
発酵食品の君と
飲み物を極めていく君と
店主の司さん
仲良し三人で作り出す席は若さと才能を感じる宴
土曜日の昼しか揃わない彼らに会える貴重な席
特に変わっているのはペアリング♪
ワインも日本酒もビールも出てくるお任せのペアリングは、料理の味が更に膨らんで感動します
ワインは全く分からないですが美味しくて楽しい♪
カウンターの向こう側の彼らの話を聞く事も面白くて
とても楽しくて笑いが絶えません
＊はじめに
三ツ矢サイダー 酢橘
外は暑いですからと出された飲み物
気遣いが素敵♪
＊舞鶴 鳥貝 ヒモは炙り
ウド 酢味噌で
茗荷を添えて
まな板に叩きつけると反り返る鳥貝
活きの良さが分かります
身は刺身として
ヒモはあぶりとして
食材一つを二つの食感を分けています
貝にはウドと酢味噌が合います
＊トマト
土佐酢抹茶
蓴菜
えーっと、
トマトの旨味成分がグルタミン酸で
抹茶の旨味成分がテアニンで昆布出汁の様な位置付けで
理論的に構成された旨味成分で作り出した料理だそうです
目にも美しく鮮やかな品
おいしいです
＊舎利粥
昆布出汁
胡瓜 海苔
烏賊墨塩辛のせ
お決まりの舎利粥♪
塩辛が烏賊墨(・・?)
初めて見ました！美味しい！
えーっと、北陸地方の塩辛なのか
さっぱりした粥に
胡瓜が爽やかに塩辛の塩気や海苔で良いですね
＊帆立の真薯
大原のレタス
蚕豆 花柚子
真薯が柔らかい
レタスのシャキシャキの歯応え
花柚子の香りが良いですね
レタスはサッと湯通しして甘味が良く感じられます
生のよりも湯通しレタスが良いですね
＊ぐじ
白芋茎 梅
煎り酒
写真が無い(・・?)
芋茎のサクッと柔らかな不思議な食感です
甘鯛はなかなか刺身で頂くことは無いので驚きました
＊鮎の生春巻き
鮎のから揚げ
黄韮
胡瓜
大葉
発酵ソースがなんとも言えず美味しい♡
＊スペアリブ
京都もち豚
青海苔
キャベツ添えて
これは、お好み焼きだそうです
目から鱗の品
お好み焼きの分解と再構築ですって(@_@)
おお〜なるほど
豚バラ肉、キャベツ、青海苔、甘辛ソース
お好み焼きは知っているはずなのに違うなぁ
間違いない組み合わせ
肉にかぶりつくワン
＊毛蟹
スナップエンドウ
黄身酢
優しいスナップエンドウの甘味が良いです♪
ここで
店主にお酒を与えないで下さいと
お絞り登場
いつ登場するのか楽しみでした
場を盛り上げて楽しい
＊鱒と梅肉御飯
爽やかご飯
＊鱧のキーマカレー
クレソン
鱧とカレーは想像できない
でも遊び過ぎないところが良いです
切り方でクレソンも印象がだいぶ変わります
＊出汁のフォー
XO醬
自家製の醬の刺激がフォーを進めます
＊焼き蕨餅アイス
きな粉はカルダモン入り
温かい蕨餅はカリカリして不思議
＊晩茶
レモングラス
美味しい
またまた若い感性に驚く料理の席でした
知っている様で知らない
知らない組み合わせでも間違いない
何かが新しく驚くけれども
日本料理を外れない感じが良いです
ご馳走様でした
美味しかったです♪
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新しい風が吹く和食、ひがしやま司の世界
若手で、評判が高いという
京都にあって予約困難店
なんと天の声が♡
幹事様有り難うございます♡
若手注目の料理人で祇園さ々木出身とか
噂では
新進気鋭とか
若手ならではの和食とか
感性が高いとか
新しい和食とか
何やら和食でも一味違うようです
三条駅から徒歩で数分
大通り沿いなのに地図では見つからない
半間しかない入口なので
見落としてしまいました
小さな柱に司の文字
階段を昇ると司の看板が
設えは白木の綺麗なカウンターと
大きなお寺の瓦が見える窓
土曜日のお昼は若い男性3人で席を回します
お酒は日本酒もワインも幅広い知識を持って料理に合わせて下さいました
なかなか見た事のない酒をバッチリ合わせてきます
此れは良いですね♪
新しい風が吹いてくる様な気持ちです
さてさて
宮下司さんと二番手の楠さんはとても仲良し
お互いに料理の打ち合わせをしているらしく
お互い刺激しあい、料理を高めている感じ
深夜のTVで楠シェフの抹茶を使った料理を覚えています
先ずは
桑名 大和蛤の天ぷら
蕗の薹と菜の花の餡
木の芽
温かい出汁から蕗の薹と菜の花の香り
春の味付け
蛤から出る出汁の塩味が美味しいお出汁になり
爽やかな蕗の薹と木の芽に鼻腔をくすぐられました
＊舎利粥
酢飯粥(@_@)
青さ
蛍烏賊の烏賊魚醤炒め
酸味が円やかな粥
温かいので青さの華やかな香りや味が立ちます
蛍烏賊も春の走り
柔らかい身の蛍烏賊に烏賊魚醤とは合うしかありません♡
＊椀物
蕗とばちこ
貝柱真薯
利尻昆布の出汁は穏やか
炙った分厚いくちこは歯応えと香りと塩気が強い
貝柱の真薯は柔らかい口あたりで
味の対比も良い
蕗の香りは仄かながら春の味
＊造り和物
細魚とミル貝
土筆は大原
ウド
細切りの細魚とミル貝とウドを木の芽で和えて
土筆を添えて
土筆は久しぶりに見た。
食材選びが上手、こういう所で感性とかが光る気がする
造り和物は一度に何種も頬張る楽しさがあります
＊生春巻き
うるい
紫蘇
ライスペーパー
発酵ソース
諸子
おお、海苔巻きではなくて生春巻きなのか
手渡しもまた面白い
揚げたて諸子の熱々サクサク感
ライスペーパーのもっちり感
うるいの爽やかさ
発酵ソースがまた良く締まり
んー美味しい
＊麺
このわた
卵
青さ海苔
冷たい麺の上に温かいかき卵、このわた、青さ海苔を和えながら食べる
温かい、かき卵の素晴らしいこと
このわたを塩味として包んでしまいました
青さの香りがあがり
生臭感はありません(@_@)
キリリと冷たい麺が合わさると
酒のアテとして夢中になる仕上がりです
「グリル司です」と言って焼物が出ました
＊猪のハンバーグ
三重 猪
塩胡椒
辛子
焼きトマト
香川 ホワイトアスパラガス
しっかり練った猪は元気が貰える肉の味
温かいトマトの旨味
ホワイトアスパラガスの爽やかさ
肉汁を堪能して辛子で脂をさっぱりと
猪の味が際立つ一皿です
おお(@_@)
今度は何で潔い一皿なんだろうか
＊蛤の汁物
菜の花
若牛蒡
うるい
北寄貝
蛤出汁
先付けの蛤を思い返し
北寄貝の身の味わい
重なる貝出汁は美味しい♡
貝の臭みもない
爽やかなうるいや若牛蒡がまた良い
「ご飯が炊けました」
真っ白のホカホカご飯です♪
＊漬け鮪丼
生姜と溜まり醤油漬け
メジマグロの腹
生姜の香りが良く立っているので
ねっとりした腹の部分でも爽やかに頂けます
＊浅利の茶漬け風カレー
桜海老のかき揚げ
お茶漬け風と云うだけあって
サラサラのカレーで
辛味よりは香りで食べるカレー
かき揚げがコクを出す感じになりました
＊フォー（米の麺）
雑節
ドライトマトのxo醬載せ
麺は滑りよく
醬は旨味だらけで美味しい♡
そして食材です(@_@)
お饂飩とか素麺ではなくて
でも、米だからアリなのか…と
発想力の高さというか感性に驚きます
＊焼き菓子
焼きわらび餅
きな粉にカルダモンを入れて
あったかいわらび餅(@_@)
外側のカリカリ感が新鮮な感じ
温かいわらび餅なんて初めて食べました
カリカリでフワフワ♡
驚きなのはカルダモンなんて使う発想がある事
確かにデザート向きの香辛料だけれども、きな粉に混ぜる⁇
何が何やら…
自宅でも試してみよう♪
＊阿波晩茶
レモングラス
爽やかに頂きました
レモングラスを合わせる発想がまた凄い
お茶も早生から奥手まで摘みの順番があって
晩茶は最後の方のお茶で発酵させる時間が要るものらしく
その発酵物とレモングラスを合わせて
最後にお茶としてだしているそうです
こうして
知っている様で知らない
新しい感性の和食を頂きました
はみ出しそうでいて王道での料理
新しい感性、新しい和食の世界
ひがしやま司の料理でした
何だか混乱しそうで、しないようで、混乱とか
和食なのに、知らないのに理解できるとか
翻弄されてて驚き過ぎないのに驚くとか
何が何やら、どうなっているのか
しかし、確かに美味しい♡という
そんな不思議な世界観でした
とっても美味しいし
若さの煌めきを感じました
御馳走様でした
楽しくて美味しかったです♪
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春の餡、蛤天ぷら
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舎利粥、蛍烏賊
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貝柱真薯、ばちこ
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細魚の和物
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諸子の生春巻き
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玉子麺
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猪ハンバーグ
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北寄貝の汁物
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鮪丼
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カレー
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フォー
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醬のみ
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カルダモンわらび餅
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晩茶
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
ひがしやま 司
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
075-771-4696 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
地下鉄東西線 東山駅徒歩2分 東山駅から191m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥30,000～￥39,999
￥30,000～￥39,999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
8席 （カウンター8席） |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2021年11月1日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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9月…まだまだ暑い京都
京阪電車を降りて東山に向かって十数分
お寺の傍にそっと司の文字があります
二階に昇り左手
土曜日のランチは三人組の話がいつも楽しみ
今回はイベントで一人は代わりの方がいらした
ちょっとだけ残念
さて
本郷さんのペアリングが良いのでお願いします
種類は多岐に渡り提供されます
朗らかで知識の深く色々な物を提案して下さいます
前菜から
＊烏賊、帆立、イクラ 新百合根摺流し長芋のカクテル
カクテルグラスの演出
イクラの色合いが綺麗で
全方位から見て欲しいのがよく分かります
粘り感瀞みの百合根
塩イクラ、烏賊の甘味、長芋のシャキッと
歯応えと味わいの両方とも楽しめます
良い感じです♪
＊日本酒 松の司
＊黒無花果グラハム粉フライ
酢味噌
松の実
佐賀の黒無花果
季節の物は良いですね
グラハム粉は初めて聞きましたが酢味噌にも合いました
ひがしやま司では新しい驚きをいつも感じます
＊舎利粥 鰻
昆布出汁
程よい芯を残した舎利粥はお決まりの品
今回は鰻なんですね♪
山葵が爽やかで白焼き鰻は鱧の様な骨切り
見た目と味わいに楽しい混乱を起こします
＊蓮根餅椀
生姜
銀杏
写真撮り忘れた(＞人＜;)
練りたての蓮根餅に毛蟹と銀杏
鼻に抜ける生姜の香りがさっぱりした味わいになります
＊白甘鯛
揚げ昆布
梅山葵
出汁昆布を乾燥させて200度で揚げるそう
張りの良い揚げ昆布は煎餅の様な感じです
甘鯛の滑らかな感じとの対比が面白いし美味しい
鯛と昆布の美味しい組み合わせの妙
＊生春巻き
緑大根
エゴマ
甜麺醤
子持ち落ち鮎揚げ
花山椒
生春巻きはお決まりの品♪
今回は落ち鮎
胡瓜だと思ったら大根とか
甘味と香りが良い組み合わせです
＊肉 ビーツ添えて
長野 伊那豚 肩ロース(さんさんポーク)
ビーツの甘味が優しい
豚の脂も甘くてクドさはないです
＊鼈と松茸お出汁餡掛け豆腐
わ♡
美味しさ太鼓判
滋味の鼈と香りの松茸餡にうっとり
＊鰹漬け丼
鰹の滑らかな身と醤油の香り
ご飯の友♪
＊猪と鹿のクレソンのカレー
どうやって組み合わせを考えているのか
クレソンも辛くない
しかも美味しい
＊XO醬のフォー
お決まりの品
XO醬の味の複雑さを良く感じますし醬の中身を楽しむ一品
お腹いっぱい
残念ですが卵かけご飯までいけません
＊カルダモン焼きわらび餅
アイスクリーム添え
焼いたわらび餅のカリカリとアイスクリームの瀞み
楽しいですね
＊徳島 阿波晩茶
レモングラス
抜けるレモングラスの香りはさっぱりと口を洗ってゆきます
ペアリングは幹事様のコピー&ペースト ありがとうございます
⭐︎奈良 風の森 秋津穂657
⭐︎滋賀 松の司 純米吟醸 みずき
⭐︎梵 純米吟醸 限定酒 ひやおろし
⭐︎山梨 鳥居平今村 2004
⭐︎兵庫 仙介 純米吟醸 原酒 超辛口
⭐︎広島 富久長 秋櫻 純米 ひやおろし
⭐︎MOREY-SAINT-DENIS 2018
⭐︎VIE DI ROMANS 2020
またまた若い感性が光る和食の楽しさを感じる席でした
御馳走様でした
美味しかったです♪