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店名 |
いろり家
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0460-82-3831 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
宮ノ下駅より徒歩8分。 宮ノ下駅から482m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
(テーブル:6席 小上がり席:8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外の待合席に灰皿有り。 タバコ嫌いな人には嫌なスペース。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
備考 | |
お店のPR |
箱根宮ノ下宿泊客の御用達の隠れた名店! あわび丼やステーキ丼が大人気!!
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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H27.03
ついに念願叶って「孤独のグルメ巡礼」も箱根まで来ることが出来た。まぁ、厳密には各地方で定宿にしている「ドーミーイン」の運営会社から2名分の無料宿泊券を頂き、それを箱根で使うことになったおかげで来れたのだが。箱根へ行くとなればここだけは外せまい。そう、孤独のグルメSeason4 第3話(2014.7.23放送)神奈川県足柄下群箱根町のステーキ丼 編の「いろり家」だ。
予約の電話をいれさせていただいたところ、「オープン時間の11:30でよければ」とのことだったので、行きの日にちでお願いしておいた。おかげでおそらくは、当日は並ばずに入店できるようにはなっているとは思ったのだが、なにせ初めての場所、道路状況や駐車場など分からなかったので早めに現地に行った。
金曜とはいえ、平日なので特に渋滞もなく、羽田線から渋谷線、東名に入り上りの大渋滞を横目に海老名インターなどで寄り道をしつつ、出発から2時間ちょっとで、現地につくことが出来た。開店まではまだ1時間あるのでまずは宿のある強羅まで行き公園など散策してから「いろり家」の方へ引き返し、まずはどこまで車で入れるのか、とりあえず走ってみたのだが、まぁ驚いた。
箱根の一般道、狭いことはある程度は予測し小さな車(アクア)をレンタルして行ったのだが、いつものサイズの車だったらおそらくは入れなかったと思うよ。
電話で伺った駐車場へは一般道をクローズした山岳ラリーか、モナコGPか。スタート直後、東海道からの第1コーナーは、ヘアピンカーブ。60mほど一気に駆け上がると、今度は左に分岐する緩いカーブだが、前が全く見えない状態で、ジェットコースターよろしく、急こう配を下っていく。旅館好楽荘 横の高速コーナーを抜けるとゴール間際の最終コーナー、月廻屋旅館コーナーは最大の難所だ。ここだけは家内に外でコースマーシャルになってもらったよ。なんとか2台分あるピットに滑り込んだのは11時。開店までにはまだ30分あった。ドッと疲れが…。(この間、T—SQUAREの『TRUTH』が頭で流れてF-1モナコGPをイメージしたアナタ。アタシの頭じゃデンデンムシの歌が流れていたよ)
開店時間も近づいてきたのでお店の前に行くと名前を書く紙があり、既に自分たちの名前が三番目にあった。それ以降にある名前は直接かられた方たちの名前のようだ。そして待ちに待った開店。中へ入って開店時3組だけしか予約を受けていない理由が分かった。
中へ入ると、奥に4名掛けの小上がりが二つ、そしてホールにゴローさんが食べたあのテーブル席(7名掛け)がある。カウンターは配膳用にすべて潰されており、小上がりは相席にはしていないため、必然的に3組しか1クールでは予約を取っていないのだろう。とはいえ、テーブルをお願いした私たちは2名だったので、大ママが我々の移行を聞いたうえで、4組目の方をテーブルに案内した。
■ステーキ丼(1,650円:税込)
待つこと10分ほど、いよいよ『陸の王様』のお出ましだ。
大ママのレクチャーによるとご飯は既に味がついており、ステーキはテーブルに備え付けのステーキソースかお盆のポン酢をつけて食べるようだ・温泉卵はそのままでもいいし、ご飯だけにかけて食べても美味しいとのこと。う~んこの説明を頂くだけでもゴローさんになって気分だ。
ミディアムレアの絶妙な火加減で焼かれ、端整な器に盛られたそれをもつ我々はまさに
『ステーキと言う狩猟民族の王様を丼飯にのっけて迎える農耕民族 日本人。』
『やはりご飯はこの島国の食のご神体だ』
早速一口ステーキをいただいてみる・・・旨い!美味すぎる!がっつくのはみっともないとセーブしようとするのだが、制御が効かず、一気呵成に食べ始める。サシの脂感は然程感じないどちらかと言うと上品な赤身で噛むごとに肉のうまみが広がっていく。そんな愛おしい足柄牛はあっという間に箱根の谷底のようなわが胃袋へ吸い込まれていった。
『よーし往路は終了。ここから復路。第6区のスタートです』
『うまさの箱根越えだ』・・・ここであの温泉卵の登場だ。
『うん。温泉卵も巻き込んで大暴走』
『越えた。目の前に富士山が見えるようだ。ごちそうさまでした』
この余韻…ずっと浸っていたい。だが、平日で番組の影響も若干落ちついてきたとはいえ、外にはまだ3~4組が待っていたので、早めに引き上げることにした。会計時にDVDでの「その後のグルメ」などの話をママさんとも交わさせていただいたあと、名残惜しかったが、寒空に待つ次のお客さんへゆずりお店を後にした。
*本文『 』内はゴローさんのセリフを引用しています