バッボ【小田原鴨宮発：店名の意は料理に現れているのか？それとも雰囲気に現れているのか？】 | kazuyaの取扱い説明書 : BABBO

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平日の食べ歩き
2020年12月中旬の食べ歩きレビュー

この日はリモートワークを終わらせて
国府津駅までやって来ました。

こちらで食べ歩きがてらにウォーキングです。

まずは腹ごしらえしてから歩きましょう。
実は以前も同様にこの辺を歩いた時に
気になっていたお店があったので
早速伺ってみようと思いました。


やって来たのはJR東海道線国府津駅から
西へ向かい徒歩6分ほどの場所にあるお店
『ピッツェリア オステリア バッボ』さん
 
イタリア直輸入の薪釜で焼く
本格的ピッツァとハムやチーズ、
使用する塩に至るまで厳選した
イタリア産のものに拘って本場に
忠実な料理を提供しているイタリアンです。

2014年5月にオープンして以来、
8年に渡り営業している人気店のようです。

こう言っては申し訳ないですが、
こんな場所に雰囲気のお店があるなんて、
少し違和感を感じてもいました。

ここでお店を営業しているのには
どんな理由があるんでしょうか。
それが気になったりもしての訪問です。

BABBOは英語で言うところのpapaに
相当するイタリア語で「お父さん」の意味。
この店名は料理に現れているのか。
それとも店内の雰囲気に現れているのか。
確かめてみたいと思います。


それでは早速入店しましょう。

先客4名、後客2名
店は店主さんと若い女性店員さんの2人体制。

入口を入って右手の窓際と左手には
テーブル席があってレストラン風の雰囲気。
しかし右手のカウンター席には数多くの
お酒のボトルが並んでいてここだけは
バル的な雰囲気を醸し出していました。

1人の利用の旨を伝えると
どこでも良いとの事だったので
カウンター席に着席しました。


・メニュー表

ピッツァメニューを中心として
前菜、パスタなど種類はとても豊富。
メインの肉料理やリゾットなども
最低限に用意されていてコース注文も可能。

ワインが取り揃えられているだけでなく、
アルコールの選択肢も豊富です。
 
今回は〆に看板料理のピッツァを頂くとして
その前につまみとお酒も注文しましょう。


●モレッティ

まずはビールからスタートしましょう。

日本におけるイタリアビールシェアNo.1。
イタリアと言えばやっぱりこれですね。

ホップの風味と苦みがしっかり感じられ、
国産ラガービールと比べると重みを感じます。


●生ハム・ルッコラ・パルミジャーノの
　グリーンサラダ

日々色々と食べ歩きを重ねていると
やはり罪悪感に駆られる事がしばしばあって
それを少しでも和らげる努力もしています。

その努力の１つがサラダを食べる事ですね。
まぁ、個人的には野菜嫌いでは無いので、
結局のところ身になる栄養源の１つとしか
自分にとっては考えられないかもしれません。

品名に書かれている意外にブロッコリーや
ミニトマトが入っているサラダでした。
一般的にはパルメザンチーズとして知られる
パルミジャーノレッジャーノを薄切りにして
掛かっているのでその風味が感じやすいです。

生ハムの塩気や旨味、パルミジャーノのコク、
ミニトマトの酸味や甘み、ルッコラの苦みが
一体となってシンプルだけど美味しい
サラダに仕上がっています。


●トリッパのトマト煮込み

牛胃袋の部位をトマトで煮込んだ
バル定番のつまみメニューとなっています。

トリッパはトロトロになるまで煮込まれて
トマトの酸味とチーズのコクを吸い込んで
噛むほどに旨味が溢れてきて美味しいです。

付け合わせのガーリックトーストは
カリッと焼き上げられていて香ばしく、
トリッパをのせて食べると相性抜群です。


●赤ワイングラス

オーガニックワインの赤を注文。
葡萄の品種はシラーのようです。

ボディがしっかり目でなかなか美味しい。
ちゃっかりお代わりしちゃいました。


●柿と生ハム 

旬の柿と生ハムをバルサミコで合わせた逸品。

一般的には生ハムメロンが有名ですが、
こちらでは他の旬のフルーツと生ハムとの
コラボが楽しめます。

柿はしっかりと熟していて甘いですが、
生ハムの塩味と相まってさらに甘味が強く
出ています。

スイカに塩を掛ける理論の生ハムフルーツは
色んなパターンを試してみたくなりました。


●マルゲリータD.O.C

水牛のモッツアレラチーズにトマトソース、
バジル、チェリートマトが使われたピッツァ。

D.O.CとはDenominazionedi Origine 
Controllata(原産地統制呼称)の略称で、
普通のマルゲリータと違って水牛の
モッツアレラチーズを使用されているなど、
イタリアの昔ながらの製法を守って作られる
食品に対して使用できる規格です。

トマトソースを使用していない
ビアンカD.O.Cはチェリートマトだけを
使用してトマトの役割を果たすので、
フルーティな甘みと風味は感じられるものの、
爽やかな酸味という意味でのトマト感は弱く、
自分はトマトソース有りの方が好みです。

こちらではトマトソース＋チェリートマトを
使用していてトマトの美味しさもしっかりと
感じられました。

モッツアレラチーズも濃厚なコクと
ミルキーな味わいがあり、トマトの酸味と
相性が良かったです。

生地に関しては香ばしく焼き上げられていて、
焼き加減に関しては問題なかったと思います。
ただ他の人気ナポリピッツァ店と比較すると
やや薄目な印象で、生地の縁の部分
(コルニチョーネ)ももう少し空気を含んで
ふっくらした方が好みだったでしょうか。


総じてどれも料理は美味しかったですし、
人通りの多いとは言えない立地ながらに、
お店はかなりの人気ぶりが伺えますし、
試してみる価値があるお店だと思います。

店内はカウンター席からテーブル席と
用意されていて、一人での食事や
ちょい飲みから家族やカップルでの
グループでも利用できそうです。

落ち着いた雰囲気で年配のお客さんも多く、
子供からお年寄りまで楽しめそうです。

こちらのお店のレビューの先行情報を
インスタに投稿していたところ、
先日とあるホームパーティーに参加した際に
Ａちゃんからお店の感想を求められました。

まだブログにも載せていなかったので
その際は口を濁してましたが情報解禁します。

平塚～小田原エリアのイタリアンの中では
通う価値のある良いお店だと思います。
ぜひ一度試してみて下さい。

もう少し自宅に近い場所にあれば
自分も通えるんですけどね。。。


【バッボ(BABBO)】
小田原市国府津2-3-25
TEL0465-25-3135
11:30～14:30(LO14:00)
18:00～22:00(LO21:00)
月曜定休
　※月曜が祝日の場合は翌火曜が休み