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トントンマンさんの他のお店の口コミ
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店名 |
そば処 橋本(そばどころ はしもと)
|
---|---|
ジャンル | そば、天丼 |
お問い合わせ |
0465-22-5541 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR小田原駅東口から徒歩5分 小田原駅から471m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
53席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1848年 |
お店のPR |
食材にこだわる店
蕎麦粉は100パーセント 北海道の母子里の物を使用し 出汁もかえしを寝かしまろやかにし橋本独自のブレンド鰹節でとり わさびも静岡の天城から生本わさびが届きます。ひとつひとつの食材に自ら足を運び 生産者の顔を見て確かなものを皆様にお届けしたい。お客様には安心して美味しいものを食べて頂きたいと思っております。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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今回の2泊3日の東伊豆旅行の食事は、初日の昼・夜、2日目の朝・昼・夜、3日目の朝までで計6食。
そのジャンルは和食と洋食がそれぞれ3回づつとなりました。
中華がありませんが、東伊豆は特に中華料理のメッカといわけでも無く、3日目の夜は、横浜で中華弁当を購入することで家内と合意していましたので、これは仕方の無いところかと思います。
ということで、3日目のランチは、和洋のどちらかからということになったのですが、朝食がかなり重たかったこともあって、ボリューム軽めのお店からの選択を指向することになり、自然にお蕎麦屋さんに辿り着きました。
ランチの場所は、今回の行程で攻略予定にしていた食べログパンEAST百名店の「守谷製パン店」のある小田原ということになり、駅からそれほど離れていないお店を探索する中で当店が浮上しました。
当店の創業は天保12〜13年頃(1841年〜42年頃)と言われているようですので、創業180年を超える歴史を有するお店です。
神奈川県の旧・橋本村(現在の相模原市南区橋本)に生まれた創業者が、蕎麦の実を挽いて粉にする「挽き売り粉屋」と知り合って始めたそばの屋台が嚆矢になっていると伝わっています。
小田原への移転を決めたのも創業者で、現在、小田原宿総鎮守・松原神社がある近くに店を構え、宿場町として賑わう小田原の中で、酒を提供し、旅籠屋も兼ねて橋本の屋号で営業していたようです。
その後、関東大震災や太平洋戦争の影響などもあり、小田原市内で何度も移転を繰り返した後、現在の場所での営業に至っていますが、現在の御当主は、創業者を初代と数えると5代目に当たるそうです。
当店の場所は、小田原駅方面から伸びるお堀端通りという通り沿いです。
以前に箱根旅行の際に利用した鰻料理の名店「うなぎ 松琴楼」のすぐそばになります。
風情のある2階建ての建物ですが、1階や2階にたくさんの小田原提灯が飾られているのは、旅籠時代の名残りでしょうか。
お店に向かって左手に入口があり、そちらから店内へ入ります。
この日は12時15分過ぎとランチのピーク時間帯だったのですが、幸い誰も並んではいませんでした。
ただ、店内はかなりの盛況で、我々が案内されて満席となり、我々の後の客からは、外待ちになっていました。
店内はテーブル席中心ですが、くねくねした造りで、食べログ店舗情報によれば席数は53席となっています。
相席はさせない方針のようで、席数も間引きされていると思われ、パッと見では30席程度が実質的なキャパではないかと思われました。
我々はその一番奥にある6人用のテーブル席にゆったりと座ることが出来ました。
卓上にはメニューが置かれており、冷たいそば、温かいそば、丼もの、一品料理、セットメニューと多彩です。
そばのお値段は、もりそば@770円、天ぷらそば@1,705円といったところですので、町のお蕎麦屋さんというよりは、蕎麦専門店に近い感じかなと思われました。
名物は、小田原らしく、桜海老やしらす、牡蠣などの海鮮系と思われ、それらを使った蕎麦メニューに力が入っているのが窺われました。
注文は、私が桜海老天ざる@1,815円といなり寿司@176円、家内は、セットメニューから釜揚げしらす丼と2種のそばのセット@1,485円にしました。
注文後すぐにいなり寿司が提供され、それから7分後に桜海老天ざる、その1分後に釜揚げしらす丼と2種のそばのセットが出来上がってきました。
桜海老天ざるは、長方形のせいろに盛られたそばに、大きな桜海老かき揚げ、いんげんの天ぷらが添えられています。
海苔は容器の中に入れての提供で、自分でそばの上に適宜散らしていただきます。
恐らく、あらかじめそばの上に散らすと海苔が湿っけてしまうので、それを避けるためと思いますが、なかなか考えられていると思います。
たまたま、今回の旅行の中でいただいたニューサマーオレンジの最中も同様に食べる直前に餡を最中に詰める工夫をしていたのですが、それと相通じるところがありますね。
そばは、北海道、信州、福島の国産そばを使用して自家製粉しているとのことですが、玄そばの星の点在する瑞々しいそばで、私好みでした。
桜海老のかき揚げは、ややつなぎ(小麦粉)の風味が強い感じはありましたが、桜海老を天ぷらにすると桜海老の水分が衣と反応してダマを作ってしまい、どうしてもそのような食感になりがちなので仕方ないところかと思います。
いなり寿司にはたっぷりのガリが添えられていますが、いなり寿司自体は甘めの味付けで、なかなか美味しかったです。
そば湯は、かなり濃厚なそば粉混合タイプのそば湯で、口の中にそば粉の風味が広がります。
わたしはこのタイプのそば湯が好みなので、美味しくいただけました。
家内の釜揚げしらす丼と2種のそばのセットの方は、釜揚げしらす丼が、ご飯と釜揚げしらすが別盛りで提供されます。
これもざるそばの海苔と同様の考えかもしれませんね。
2種のそばは、野菜天ざるととろろそばで、とろろそばにはムカゴが乗っているのが特徴的でした。
私の注文と比べると値段もお得感があり、なかなかの内容と思われ、家内もかなり満足していたようです。
やはり歴史のあるお店は、それなりに積み重ねてきたものがありますよね。
当店では、出来合いのものを提供しないというホスピタリティに近い感覚を感じ取ることが出来ました。
2泊3日の旅の最後の食事になりましたが、良いお店で締め括ることが出来て良かったです。