中華そばいづも＠秦野市平沢にて中華そば、チャーハンセット : 濃厚家 秦野店

　遅めのお昼は、中華そばいづも＠秦野市平沢へ。
　横浜家系ラーメン濃厚家の店舗内に、7月頃オープン。
　「7月頃」と不明確なのは、店員さんが「2ヶ月くらい前から」と言っていたからですが。
　公式ツイッターでは10月開店記念とあり、確認が十分にできていません。
　公式が付いている食べログのサイトでは、一言も触れていないようです。

　店先には「横浜家系ラーメン濃厚家」と「中華そばいづも」の両方の看板、暖簾が掲げられています。
　濃厚家の○に濃は分かりますが、いずもの○に松って何だろうか。
　店舗内に店舗をオープンするのって、、、二毛作ではダメなのかな。

　店内に入ると、「中華そばいづも」の文言は目に入るけど、「店舗」という雰囲気はありません。
　単にメニューを分かりやすくしただけに感じます。
　アイドルタイムにさしかかる時間ですが、店内は満席に近く、空いているのはカウンター席のみ。

　券売機は1台だけで、中華そばいづものメニューは中華そば850円のみ。
　他は濃厚家のメニュー、定番ラーメン770円、家系ブラック890円、濃厚豚骨つけ麺890円、煮干しラーメン890円、濃厚家の味噌890円、超濃厚まぜそば890円。
　サイドメニューは焼餃子380円、ご飯物は特製ネギ丼280円、ネギチャーシュー丼370円。
　チャーハン650円、ラーメンとセットのチャーハンセット300円。

　空いている席に案内され、食券を渡すと「お好みの指定はありませんので、すぐにお造りします」と。
　卓上には粗挽きトウガラシ、おろしニンニク、ブラックペッパーグラウンド、一味、辣油、酢、醤油。
　カウンター台には刻み玉ねぎ、激辛キクラゲと、中華そばいづも用の調味料が見当たりません。

　柱に貼り出されている説明。
　ちなみに、ワンタンは特製中華そばにトッピングされている様なので、食べていません。

　程なくして中華そば850円。
　スープは『鶏ガラ、豚骨、鰹節、煮干、香味野菜などをじっくり炊いた芳醇なスープにコクとうま味の強い濃口醤油で合わせた逸品』。
　オイリーで化調を強めに感じ、食べ手に何を伝えたいのはちょっと分かりにくい味わい。

　中細麺も太陽食品なのかな、スープとの相性は余り良く感じません。
　トッピングはスライスチャーシューが2枚、焼海苔1枚、なると。
　チャーシューは『独自製法のジューシーな特製豚バラチャーシュー』とありますが、薄くて私には分からず。

　チャーハンセット300円。
　単品チャーハンは650円、スープが付きます。
　半チャーハンだけを頼むお客さんを防ぐためなのか、ラーメンとセットでしか半チャーハンは注文出来ません。

　食べてみると、パラパラ寄りの食感で胡椒が強めに利いた味わい。
　ラーメンは中華そばと家系ラーメンがあるので、両方に合わせる味わいって難しいのかな。

　食べ終わる頃にはお客さんが減ってきましたが、それでも数人はいる繁盛ぶり。
　スルッと食べてご馳走様でした。

　夜は濃厚家秦野店＠秦野市、2016/8以来の訪問になります。
　2013年8月のオープンですので、既に5年以上営業されている家系ラーメン店です。

　こんな年の瀬に食べに行かなくても、安定して営業されているのですが、「夕飯にラーメン食べたい」って言われて、思い付いたので。
　店先には年末年始の営業情報と、限定メニューが告知されています。

　限定メニューは2ヶ月毎を目処に販売されていますが、メルマガとかラインとか無くて、ツイッターやフェイスブックは更新がアレなので、全く分からず。
　お店に行くと分かる、的な。

　店内に入って右手の券売機で食券を買いつつ、券売機右手の麺箱を見てみると、太陽食品、、、あれっ、菅野製麺所じゃなかったけ。
　一番信用できないのが自分の記憶、、慌てて調べた感じでは去年辺りまで菅野製麺所だったようです。

　うーん、なんで変わったんだろうか。
　カウンターは9席、4人掛けテーブルが3卓、21席です。

　テーブル席に案内され、食券を渡しつつ家系お好みを伝えます。
　限定メニューは半ライスが付くらしいのですが、要らない人は断れるので、「付けますか？」と訊かれ、お願いしました。

　先ずは自家製餃子(6個)300円、3個だと180円、12個だと500円になります。
　豚肉と国産野菜を餡にしているとのことで、とても美味しく頂けます。

　先に女房のDXラーメン990円、家系お好みは全て普通。
　レギュラーメニューに板海苔三枚、チャーシュー3枚、味玉が追加されたラーメンです。
　豚骨、鶏ガラを丁寧に煮だしたスープ、太麺がよく合います。

　続けて私のスタミナ系徳島ＳＰＥＣＩＡＬ890円。
　豚骨スープに甘く煮付けた豚バラ肉、卵黄、の組み合わせが徳島ラーメンってことですけど、さらに大量の刻みニラ、板海苔三枚、と。

　「スタミナ系」の名に恥じない麺相、こんな年の瀬のこんな時間に食べて大丈夫だろうかと心配になるほどスタミナが付きそうです。
　クリーミーとは個人的には呼びにくいどっしりした味わいの豚骨スープ、美味しいですねぇ。

　麺は太陽食品の角太麺、豚骨スープと抜群の相性で、とても美味しいです。
　全体を混ぜ合わせて食べると、ニラがかなり強く主張してきますが、卵黄のマイルドさが仲立ちして、とても美味しく頂けます。

　時々食べる豚バラ肉も良い感じです。
　さて、ご飯の上に豚バラ肉を数枚乗せて、豚肉丼、練り唐辛子を乗せてみました。

　ご飯に対して豚バラ肉が多い気がしますが、なんてことない、このくらい多い方がちょうど良かったです。
　いやいや、スタミナっていうか、結構量が多いですけど。

　食べ終わる前に「こちら、お茶です」と一口分のお茶を出して下さいました。
　五年もの営業を続け、かなり流行っていると思いますが、決して安堵せず、次の一手を常に考えている営業姿勢。

　素晴らしいですね。
　スルッと食べてご馳走様でした。