和食！比古ノ家からとんかつひこのやへ : とんかつ ひこのや

友人と久しぶりにお昼を共にしようと言う事になった。
毎回お決まりの事を彼に聞く、｢何が食べたい？｣彼との会食は大体この一言から始まり、
その時彼が食べたい物で美味しいお店を探し出して共に楽しむ事がパターン化している。

彼の要望はストレートにとんかつ。最近ガッツリした揚げ物を口にしていないらしい。禁断症状ですね。
更に最近は地元からあまり出歩いていないらしく気晴らしにドライブを兼ねて行ける場所。
そこで思い出したのがお隣逗子の町にあるお店。食後に海辺をドライブしながら帰れるし。
オッサン二人で(* ´艸｀)

『とんかつ ひこのや』さん。
　JR逗子駅、人の往来の少ない西口改札を出て直ぐ、狭い県道金沢逗子線にあるお店です。
　お店の横にはコインパーキング。幸い止める事が出来たのでほぼ歩かず入店できました。

訪問はお昼時間より早い11時半頃。既に店内には数組のお客さんがいらして食事をされていました。
店内には大きな羽釜乗せた竈が二つ、拘りを感じますね。2人用のテーブル席に案内されました。

定食メニューは5種類。肉の種類と等級で分かれています。この他に一品料理のフライが7種。
他にもおつまみとドリンクの記載がありました。
定食のご飯とキャベツがお代わりだ各一回できるとのこと。
二人が同じ物を注文しても面白くないし色々味わいたいと思うのが食いしん坊の考える事ですね。
お互いが違う物を注文して分けて更に別にもう一品追加して色々味わう事にしました。

『定食　ロース(150ｇ)』2,090円(税込)を一人前。
　
『定食　ヒレ(120ｇ)』2,090円(税込)を一人前。

定食には白米、赤出汁、香の物が付くようです。更にもう一品お願いしたのは、

『メンチカツ』550円(税込)を一人前。
　やはり昭和生まれのオジさんコンビとしてはこれは外せない。量は行けないくなったが種類は多い方が良い。

冷たい麦茶と紙質の厚くて拭き心地の良い紙おしぼり。いいじゃないですか(＾＾）
低温の油でじっくり揚げると書かれており、が掛かると言うのでその間お互いの近況を話して待つこと25分。

白木の平膳に整えられた定食が同時に置かれ直ぐにメンチカツも。ドンピシャのタイミングですね。
陶器のまな板皿の上に金網を置いてその上にピンク色の肉の断面が鮮やかなとんかつ。脇には辛子。
キャベツはガラスのお皿に別盛り。この盛り方は良いですね。
赤出汁のお椀は左上という関西式のお膳の配置。会席料理を極めた流れでしょうか。
飯椀とキャベツ皿の間には香の物、更に小鉢がもう一つ、これは告知されて居なかった品で豚肉そぼろ。

豚肉は林SPF。ヒレもロースも肉厚にカットされ低温でじっくり揚げてあり肉が柔らかく肉汁に溢れてます。
ソースもおかれて居ましたが最初は二種類あった塩で味わいます。肉の旨みと甘み感じます。
藻塩と特製塩で楽しんだ後、ご飯にはソースと辛子を添えて頂きます。ご飯進みますね。
それぞれの肉を食べ比べ出来た事で改めて肉の旨みの違いを再確認。今はヒレが良い歳になりました。

別注したメンチカツも平皿の上に金網を置いてその上に半分に切ったメンチ。断面から溢れてる肉汁。
間違いなくご飯に合う美味しさでひとり一個でも良かったかもしれません。

キャベツはドレッシングでもソースでも好みで。さっぱり和風の方がこのかつにはピッタリだと思いました。
そして思った以上に美味しかったのは林SPF豚で作っ肉そぼろ。
これだけでご飯一膳は難なく頂ける美味しさ。昔ならご飯お代わりもあったでしょうけどお腹は大満足。

大将やスタッフの明るくキビキビした対応も気持ちが良いですが何よりカツがおいしい。
これは良い店を発見できたと友人は大喜び。

お腹も一杯になって訪問から1時間お支払いをしようと入口を見るとお惣菜の正札が多数。
小鉢として付いていた肉そぼろもありますという事で、

『林SPF豚　そぼろ』350円(税込)を二個。
　帰宅後の夕食でこれを口にした家内、もっと買ってくれば良かったのにと気に入った様子。
　他にも沢山の和総菜があった旨を話すと是非に行ってみたいと言う。
　機会を見つけて連れていってやりたいです。出来れば電車で行きたいですね。呑めますし♪

大将は逗子生まれで和食を極めた方。以前は同じ逗子の池田通りで日本料理　比古ノ家を営まれていた方。
現在、お店のあったビルは立て替え工事中ですがビルが新装なった時は日本料理のお店に戻るのかな？
どちらの味も味わいたいたいと思うのは欲張りなんでしょうかね(＾＾）