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蕎谷戸（大船）…デカ盛り店とはこういうもの
こちらの口コミはブログからの投稿です。？
記事URL：https://otto-e-mezzo.seesaa.net/article/486333595.html?1649295270
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復活KOKOKO
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
蕎谷戸
|
|---|---|
| ジャンル | そば、うどん、天丼 |
| お問い合わせ |
0467-43-6260 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR大船駅から栄光学園方面に向かい、左手にセブンイレブンのある角を右折。一本目を左折してすぐ。徒歩10分ほど 大船駅から597m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
44席 （テーブル12席、小上がり座敷席20席、小上がり掘りごたつ席12席（うち6席はカウンター様）） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 店の前に８台（地面に当店の名前が書かれています） |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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ろくに食えもしないくせに、なぜこうもデカ盛り店に惹かれるのか。ましてやかつ丼のデカ盛りと聞くともうどうしてもその姿を拝んでみたい。古いお客さんに会いに大船までやって来れば、このチャンスを逃さんとばかりに、駅西口から観音様を横目に坂を上り、「蕎谷戸」に向かう。
午前11時45分に店に着き入店すると先客はない。「お好きな席にどうぞ」の女性店員の案内を受け、4人用テーブル席につく。卓上に置かれたメニューを見る。本当はカツ丼を注文したいが、丼だとご飯を食べ切れる自信がない。定食ならばいけるかも、とカツ煮御飯1,342円をご飯小もりー110円で注文する。
全44席の店内は広く、小上がり座敷席もある。11時50分を過ぎると地元風の家族客やガテン系グループなどが入店してきて、そのほとんどの人がカツ丼セットかミニカツ丼セットを注文している。天ぷら盛り合わせとビールを注文している羨ましい人たちもいる。まあそば屋は本来、昼からお酒を飲む場所だ。
注文から8分で出来上がってくる。わかめとねぎの味噌汁、もやしの和え物、きゅうりとニンジンの漬物がつく。玉子でとじられたカツはたっぷりの煮汁に浸かっている。鉄鍋の中で煮汁はぐつぐつと煮立っている。カツは肉の厚みが最大1.2cm、肉だけで100gちょっとのものが2枚入っている。カツの下に玉ねぎが敷かれている。
食べる。煮汁は甘辛さがそれほど強くないのはいいのだが、食べ進み、煮立つにつれて玉ねぎを煮過ぎた際に出るようなエグみを感じる。肉が真ん中で裂けている片があったりもする。だいたい待っている間にレンジのチンという音がしたので、多くの指摘の声の通りカツは揚げ置きだろうし、肉質はそれほどよくないと思う。それでもご飯に乗っけるなどして、何とか食べ切る。カツ丼にすればここまで煮汁が多くなかっただろうから、玉ねぎのエグみもそれほど強くなかったかもしれない。
神奈川県には有名デカ盛り店が何店もあるが、なぜか横浜市街などよりもこの店のように辺鄙な住宅地の中にある場合が多い。そして、ただ単に量が多いだけ、という店がほとんどだ。デカ盛り店とはそういうものと分かっていても、例外を探してしまう。お腹いっぱいになるだけで幸せと思わなきゃいけない。