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店名 |
三吉橋フライ屋
|
---|---|
ジャンル | 串揚げ、居酒屋 |
お問い合わせ |
045-252-6322 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
阪東橋駅から552m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
15席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 9人、立食時 15人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2001年7月1日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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台風20号の足音は遥か遠くにかすんで、早朝の出勤時は風が時折に舞い、激しく泣き終わった空を流れる雲は僅かな滴を伝えるだけとなる。
市営地下鉄、阪東橋到着が18:10、階段を上れば薄い墨が辺りを染め始める。
本日の横浜の日の入りは18:20、暦は確かさを持って進み、夏至の頃に比べれば40分も短くなっている。
夜へ架かる三吉橋を渡り始める。
古ぼけたアケードの軒下には紫の大きな暖簾が4面の透きガラスを目隠しをする具合に2本の支柱で帯状に張られている。
紫の布地は店から零れる灯を遮蔽しながら布地一面に広がるフライヤ屋の白い文字を幻灯機のように写し出している。
橋を渡ると幻の夜の世界へと通じる。
コの字は一杯で余地がない。外で良ければと言う話になる。。
外を承諾し、細いアーケード下のベンチに腰を降ろす。
ベンチから飲み物と食い物を大きな声で告げる。。
ベンチから立ち上がり店内へ一歩踏み込み飲み物を受け取りベンチにもどる。
ホッピーのジョッキと生ビールのジョッキがアケードのか細い道で音をならして乾杯の運びとなる。
ベンチに座ると店内のコの字の風景が真正面から見える。
店内は舞台となり、個性豊かな役者がそれぞれの役を演じている。
食い物を受け取りに観客席から立ち上がり舞台へ手を伸ばす。
ベンチで食う鯨刺し。。。
400円の鯨は恐れ入るほどに旨い。柔らな歯触りと一緒になって訪れる肉の香に感謝の気持ちが素直にわき上がる。
ベンチの前のか細いアーケードを人々が間欠的に左から右から通過する。
仕事帰りのお嬢さん、買い物途中の親子連れ、ほろ酔いの爺さん。。通る人たちは興味深げに僕らに目を投げる。
ベンチは仕組まれた舞台演出の一要素となり僕らは与えられた役をこなす。
一気に4名がコの字の舞台から立ち去る。
僕らは観客席から舞台へ上がり酒を続ける。
2串で100円の串揚げでいく。椎茸、玉ねぎ、串カツが次々と登場する。ソースを垂らしてほくほくと頬張る。うまい。
ここのお店は、その日のお勧めが黒板に書かれている。
新秋刀魚の焼き、刺身は400円、こいつも旨そうだ。
牛レバー500円がある。直観的にそいつを頼む。
直観を裏切らない期待通りの逸品がカウンターからやってくる。
こいつはまさしく千両役者。
幻の千両役者は久しぶりに懐かしい味を与えてくれる。そして、口腔一杯に幸福が訪れる。。。
こいつには焼酎のロックを合わせよう。
銘柄は忘れたが20度の瓶杁はすーっと喉に清らかである。
今宵は幸せ。。
橋の上には欠けた月が淡い光を放って揺れている。