クリスマスだからじゃない♪驚異のＣＰランチコース！ : 知喜多 横浜西口店

　今年のX’masは、愚妻の知っている鉄板焼き屋をランチで11時30分に予約したようで、愚妻は何度か利用したことが有るようですが私は初めてでした。
横浜駅の西北口から徒歩１分と掛からない場所で、鶴屋橋の手前の左側にある松屋の地下です。
階段を降り小さな入口を開けるとちょっとしたレジスペースになっていて店員さんに迎えられます。
コートを預けて直ぐに店員さんの案内で、焼き手の控えた鉄板の有る席に通されます。

　飲み物のメニューが開いて置いてあり、ビールやサワー類、焼酎、日本酒と何でもありますが 基本はワインのようですね。
店内にセラーも有り銘柄も沢山置いてあるようです。
一番安いボトルでも5,000円のようで、あんまり安ワインは置いてないようです。
　取り合えず生ビール(小)と吉乃川300㎖をお願いしました。
料理は4,500円のランチコースが予約してあるようで、プラス700円で白飯をカーリックライスに変更してもらいました。

　先ずはサラダが出されますが、レタスとべビーリーフ、トマト、生ハム、スモークサーモン、カッテージチーズで酸味の効いたフレンチ系のドレッシングが美味いです。

　魚介鉄板焼きの皿は鰆、北寄貝、海老、小松菜を低めの温度の鉄板でじっくりと焼き、バジルソースを添えて頂きます。
鰆は薄くスライスして多めの油で表面をカリッと焼いてありますが、中はふわっとしていて美味いです。
この魚は焼き過ぎるとパサパサになって美味くないのですが、これは実に上手に焼いてあります。
北寄貝は確り焼いて、1枚の表裏を割くように切って出されますが、それでも結構硬くて噛むのに苦労しました。
やはり貝類は火を通し過ぎると硬くなってしまうので、これはもう一工夫欲しいですね。
海老はブラックタイガーでしょうか、皮を剥いて背ワタを取り、ちょっと開くようにして焼いていました。
それを3等分くらいのぶつ切りにして出されますが、海老の香ばしさと甘さが際立って美味いです。
小松菜は、茎の部分だけ確り焼いてあるのにシャキシャキの食感が凄く活きています。

　日本酒のお替りをしながら、ステーキの準備です。
ステーキは、サーロイン100gかヒレ80gのどちらかを選ぶのでサーロインをミディアムレアでお願いしました。
このメインの皿は、サーロインステーキと玉葱、青梗菜のソテー、マッシュポテト、ニンニクチップ、山葵、岩塩が添えてあります。
それと別皿で卸しポン酢と醤油も付いてきましたが、これは殆ど使う必要が無かったです。
サーロインステーキは、牛脂を鉄板で良く焼いて出た油で表面を香ばしく焼き上げ、中はレア感を確り残した良い焼き具合です。
それと一口大にカットして、山葵やガーリックチップを添えて頂きます。
うーん、脂の甘みが美味いですねぇ、山葵を多目に添えますが風味は感じるモノの脂で辛さは殆ど感じません。
また、この確り焼いて脂を出し切った牛脂も食べますが 香ばしさとカリッとした食感、それに甘みで凄い美味いです。
玉葱は1.5㎝くらいの厚切りで、今日我々がこのテーブルに着いた時から目の前の鉄板の隅で焼き始め、低温で40分くらいじっくり焼いて 玉葱の甘みが良く出ていて美味いですねぇ。
青梗菜も根元に近い分厚い部分だけを乱切りして、これはシャキシャキの食感を残す様に牛脂で焼いてあり美味いです。
マッシュポテトは玉子1個分くらいの量を鉄板で表面だけ焼いて出されます。
この鉄板焼きというヤツは、どんな素材も上質の牛脂で香ばしい良い香りが付くので何でも美味くなるようで美味いですねぇ。

　更に酒のお替りを頼みながらゆっくりと頂き、ガーリックライスをお願いします。
牛脂でニンニクの微塵切りと細かく刻んだ牛肉、それに白米を炒めて少し醤油で香ばしさを付けます。
ガーリックライスの一部をヘラで鉄板に押し付ける様に潰しながら伸ばし、パリパリになるまで焼き上げます。
これがお焦げみたいな香ばしさとカリカリの食感で良いですねぇ、凄く美味いです！
これに味噌汁と漬物が付いています。

　デザートはバニラアイスに苺とパイナップル添えで、アイスコーヒーと一緒に頂いて一通りです。

　全て食べ切って、吉乃川300㎖を３本飲み会計は２人分全部で12,000円ちょいでしたが、これは幾らランチとは言え この内容なら驚異的なＣＰですねぇ。
鉄板焼きは久し振りでしたが やはり良いですねぇ、牛脂の香りが店内に充満していて幸せな気分になりますね。
本来、ステーキなんて良い肉を買ってきて家で焼いた方がＣＰは高いに決まってるんですが、こうゆう鉄板焼き屋には多少高くても充分満足感を覚える雰囲気みたいなもんがありますねぇ、良かったです。
　店を出るとまだ13時30分前でしたので、デパ地下にでも寄ってケーキでも買って 今日のところはそのまま帰るとしましょう！