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日本料理 旬菜和田
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雅な時間を遠野にて水無月の懐石料理…日本料理『旬菜和田』
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油目と海老真薯の椀
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とら河豚の白子焼
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とら河豚の白子焼
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ノドグロの霙餡
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鯵の砧巻
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藁焼きの鰹 行者大蒜の溜まり漬とともに
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螺貝の造り
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真鯛の腹身と赤烏賊の造り
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鱧と海胆の包み揚げ
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幼雌穂の実の天ぷら
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幼雌穂の髭の天ぷら
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藁焼きの鰹 行者大蒜の溜まり漬と新玉葱ともに
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とら河豚と鮟鱇の肝和え
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とら河豚と鮟鱇の肝和え
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本鱒の幽庵焼とアスパラ焼
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遠野産グリーンアスパラ
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岩牡蠣のカキフライ
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岩牡蠣のカキフライ
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北海浅蜊の味噌椀
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宇治抹茶の牛乳羹と黒平豆甘露煮､ゴールデンキウイ､桜桃と枇杷
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鱧と海胆の包み揚げと幼雌穂の天ぷら
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鯵の砧巻
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藁焼きの鰹 行者大蒜の溜まり漬と新玉葱ともに
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椀物
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油目と海老真薯の椀
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とら河豚の白子焼
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とら河豚と鮟鱇の肝和えととら河豚白子焼
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とら河豚と鮟鱇の肝和え
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螺貝､真鯛腹身､赤烏賊の造り
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本鱒の幽庵焼とアスパラ焼
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炊合せ代わり
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ノドグロの霙餡
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岩牡蠣のカキフライ
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岩牡蠣のカキフライ
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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香の物
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北海浅蜊の味噌椀
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宇治抹茶の牛乳羹と黒平豆甘露煮､ゴールデンキウイ､桜桃と枇杷
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鱧と海胆の包み揚げと幼雌穂の天ぷら
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一番搾りPREMIUM生ビール
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鱧と海胆の包み揚げと幼雌穂の天ぷら
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鱧と海胆の包み揚げと幼雌穂の天ぷら
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鱧と海胆の包み揚げ
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鱧と海胆の包み揚げ
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幼雌穂の実の天ぷら
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幼雌穂の実の天ぷら
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鯵の砧巻
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藁焼きの鰹 行者大蒜の溜まり漬と新玉葱ともに
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椀物
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油目と海老真薯の椀
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とら河豚と鮟鱇の肝和えととら河豚白子焼
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寒菊 純米大吟醸 無濾過生原酒
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とら河豚と鮟鱇の肝和え
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寒菊 純米大吟醸 無濾過生原酒
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とら河豚の白子焼
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螺貝､真鯛腹身､赤烏賊の造り
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墨廼江 純米吟醸 中垂れ
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螺貝､真鯛腹身､赤烏賊の造り
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墨廼江 純米吟醸 中垂れと向付
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本鱒の幽庵焼とアスパラ焼
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炊合せ代わり
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ノドグロの霙餡
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墨廼江 純米吟醸 中垂れ
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ノドグロの霙餡
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黒龍 夏しぼり
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岩牡蠣のカキフライ
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黒龍 夏しぼり
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岩牡蠣のカキフライ
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和らぎ水は釜石の仙人秘水
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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香の物
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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北海浅蜊の味噌椀
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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食事一式
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香の物
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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宇治抹茶の牛乳羹と黒平豆甘露煮､ゴールデンキウイ､桜桃と枇杷
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日本料理 旬菜和田 外観
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日本料理 旬菜和田
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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鱧のつけ焼と根曲り筍の炊込みごはん
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御持たせ
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優れものの竹皮の折箱
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優れものの竹皮の折箱
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完食
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御馳走の波状口劇に悶絶必至…日本料理『旬菜 和田』
徳島県･香川県･愛媛県･高知県を有する四国四県とほぼ同じ面積を持つ岩手県の中央部に位置する柳田國男の『遠野物語(ﾄｵﾉﾓﾉｶﾞﾀﾘ)』で有名な民話の故郷 遠野｡昼餉は一世を風靡した『美味しんぼ』にも『究極の薬味』として登場した『暮坪(ｸﾚﾂﾎﾞ)かぶ』とともに味わう『遠野そば』を『伊藤家』さんで味わい日が沈みかける頃合いを見計らい夜に向かった先は和田大地店主が腕を揮われる日本料理『旬菜 和田』さんへ再訪｡席はいつものカウンター席に取らせていただき文月のお任せ懐石料理に舌鼓を打たせていただきました｡先ずはギン冷えの生ビールでと行きたいところですが例によりましてノンアルコールビールで渇いた喉を潤し料理は『車海老(ｸﾙﾏｴﾋﾞ)』と『玉蜀黍(ﾄｳﾓﾛｺｼ)』と『夏豆(ｴﾀﾞﾏﾒ)』の真薯(ｼﾝｼﾞｮｳ)風の揚げものからスタート｡ノンアルコールビールと言えども揚げたて熱々の真薯揚げ(ｼﾝｼﾞｮｳｱｹﾞ)との相性は抜群です｡続いて供された旬菜盛合せにはCrystalのグラスに入れられた『海鼠(ﾅﾏｺ)』の茶ぶりに『海蘊(ﾓｽﾞｸ)』､『オクラ』､『クコの実』の酢物に『鞘豌豆(ｻﾔｴﾝﾄﾞｳ)』の胡麻(ｺﾞﾏ)と自家製の麹味噌(ｺｳｼﾞﾐｿ)和え､『鱧の子(ﾊﾓﾉｺ)』の煮凝り(ﾆｺｺﾞﾘ)に『蟹(ｶﾆ)』の脚肉(ｷｬｸﾆｸ)､遠野産の甘みの強い『メロン』に『生ハム』と『ケーパース』に地中海に浮かぶメノルカ島の『Salsa Mahonesa(ｻﾙｻ･ﾏｵﾈｻ)』を彷彿させるマヨネーズの原型と思われる卵黄(ﾗﾝｵｳ)ソースが射込まれた酸漿(ﾎｵｽﾞｷ)の中に収められた『フルーツトマト』に後出しで供された口の中で歯を当てずともホロホロと崩れる柔らかさの『蛸(ﾀｺ)』の柔らか煮と『福耳唐辛子(ﾌｸﾐﾐﾄｳｶﾞﾗｼ)』の和洋折衷(ﾜﾖｳｾｯﾁｭｳ)の旬菜を愉しんだ後は梅肉(ﾊﾞｲﾆｸ)で留められた淡路島産の『鱧(ﾊﾓ)』の落としと続きました｡『鱧(ﾊﾓ)』の下には三陸産の稀少で高価な『生松藻(ﾅﾏﾏﾂﾓ)』､更には『酢味噌(ｽﾐｿ)』での味変を愉しみ一度で二度美味しいを満喫｡焼物には串打ちして塩を当て備長炭を使い炭火で直焼にされた関西風の『鰻(ｳﾅｷﾞ)の地焼(ｼﾞﾔｷ)』を卸したての天城産の本山葵(ﾎﾝﾜｻﾋﾞ)とともに味わいました｡パリッとした食感の後にジュワーと口の中に広がる旨味は蒲焼(ｶﾊﾞﾔｷ)や白焼(ｼﾗﾔｷ)とはまた違った鰻(ｳﾅｷﾞ)の美味しさの余韻に暫し浸らせていただきました｡そして料理人の腕の見せどころの椀物の蓋を開けると中には理想的な厚みにそぎ切りされた丸々一個分の『鮑(ｱﾜﾋﾞ)』とたっぷりの『生海胆(ﾅﾏｳﾆ)』を惜しげもなく使い作られた『いちご煮』風の潮汁(ｳｼｵｼﾞﾙ)です｡昆布出汁(ｺﾌﾞﾀﾞｼ)の潮汁(ｳｼｵｼﾞﾙ)にたっぷりの汁の熱でイチゴのようにも目に映る『生海胆(ﾅﾏｳﾆ)』と『鮑(ｱﾜﾋﾞ)』の贅を尽された椀物､これぞ筆舌に尽くし難い美味しさという言葉が相応しい一品かと｡向付には三陸産の白身魚の王様『星鰈(ﾎｼｶﾞﾚｲ)』に甘くて弾力のある皿貝から剥きたての『帆立貝柱(ﾎﾀﾃｶｲﾊﾞｼﾗ)』の松葉串に鳥取境港産の天然『本鮪(ﾎﾝﾏｸﾞﾛ)』のトロの三点盛と別皿にて今が旬の庄内浜の天然『岩牡蠣(ｲﾜｶﾞｷ)』です｡『帆立(ﾎﾀﾃ)』は浜値日本一の三陸釜石産の『ヤマキイチ』の『泳ぐ(ｵﾖｸﾞ)ホタテ』の美しく輝く立派な貝柱(ｶｲﾊﾞｼﾗ)､『星鰈(ﾎｼｶﾞﾚｲ)』は大船渡産の活締めで歯を押し返しような弾力の身と旨味が凝縮された縁側(ｴﾝｶﾞﾜ)､『本鮪(ﾎﾝﾏｸﾞﾛ)』は夏鮪(ﾅﾂﾏｸﾞﾛ)としては稀に見る味が濃密なトロ｡そして『岩牡蠣(ｲﾜｶﾞｷ)』は鳥海山の伏流水と日本海に育まれた滋味と旨味が味わえる正に海のミルク｡油物には秋田産の『甘鯛(ｱﾏﾀﾞｲ)』と『賀茂茄子(ｶﾓﾅｽ)』､『獅子唐(ｼｼﾄｳ)』の揚げ浸し｡『甘鯛(ｱﾏﾀﾞｲ)』の身の厚みから如何に立派なサイズのものか想像に難しくありません｡油を吸った賀茂茄子(ｶﾓﾅｽ)の美味しさは言うに及ばす｡幾度となく悶絶と身体を仰け反らせた和田さんの御馳走の波状口劇もいよいよ終盤へ｡締めの食事は清流の女王『香魚(ｱﾕ)』の炊込みごはんです｡しっかりと清流の藻(ﾓ)を食べていた天然物の鮎(ｱﾕ)であることは下顎(ｼﾀｱｺﾞ)を見れば一目瞭然｡ここにもまた『天然物』以外の『魚』は一切使わないという和田さんの強い拘りが｡メロン香､豊かな『香魚(ｱﾕ)』の炊込みごはんは絶品｡合わせて自家製の香の物もこれまた手抜かりの無いものでこれまた美味｡汁物は『浅蜊(ｱｻﾘ)』の赤だし椀とともに味わい食後には遠野産の『生ブルーベリー』に『シャインマスカット』、『ゴールドキウイ』のフルーツと『大納言小豆(ﾀﾞｲﾅｺﾞﾝｱｽﾞｷ)』と『抹茶(ﾏｯﾁｬ)のムース』薄茶(ｳｽﾁｬ)にて至福で口福な和田劇場の終了です｡コロナ禍と術後経過観察の中､帰省も遠出をすることも今は出来ませんが岩手県内にも素晴らしい店が何軒かあります｡遠出の旅には出かけられませんが京都や都内の人気割烹にも全く引けを取らぬ『旬菜 和田』さんで大好物連発の料理を供していただき感無量の素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
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車海老､ﾄｳﾓﾛｺｼ､夏豆の揚物
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旬菜盛合せ
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海鼠､ﾓｽﾞｸ､ｵｸﾗの酢の物
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生ﾊﾑにﾒﾛﾝ
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鱧の子の煮凝り
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ﾌﾙｰﾂﾄﾏﾄに卵黄ｿｰｽ射込み
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蛸の柔らか煮と福耳唐辛子
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鱧の落としに生松藻
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鰻の地焼き
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天城産の本山葵とともに
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ウニとアワビの潮汁
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星鰈､帆立､本鮪ﾄﾛ 造り三点盛
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岩牡蠣
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星鰈､帆立､本鮪ﾄﾛ 造り三点盛
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甘鯛と加茂茄子の揚げ浸し
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甘鯛の厚みが素晴らしい
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香魚の炊込みごはん
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香の物
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浅蜊の赤だし
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ﾌﾙｰﾂと大納言小豆と抹茶ﾑｰｽ
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薄茶
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車海老､ﾄｳﾓﾛｺｼ､夏豆の揚物
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旬菜盛合せ
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蛸の柔らか煮と福耳唐辛子
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鱧の落としに生松藻
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鰻の地焼き
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椀物
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ウニとアワビの潮汁
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星鰈､帆立､本鮪ﾄﾛ 造り三点盛
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岩牡蠣
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甘鯛と加茂茄子の揚げ浸し
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香魚の炊込みごはん
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香の物
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香魚の炊込みごはん
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汁物
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浅蜊の赤だし椀
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ﾌﾙｰﾂと大納言小豆と抹茶ﾑｰｽ
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薄茶
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車海老､ﾄｳﾓﾛｺｼ､夏豆の揚物
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ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ
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車海老､ﾄｳﾓﾛｺｼ､夏豆の揚物
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旬菜盛合せ
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ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ
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蛸の柔らか煮と福耳唐辛子
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鱧の落としに生松藻
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鱧の落としに生松藻
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鰻の地焼き
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天城産の本山葵とともに
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ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ
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鰻の地焼き
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天城産の本山葵とともに
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椀物
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ウニとアワビの潮汁
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ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ
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ウニとアワビの潮汁
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星鰈､帆立､本鮪ﾄﾛ 造り三点盛
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鳥取 境港産の本鮪トロ
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岩牡蠣
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甘鯛と加茂茄子の揚げ浸し
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甘鯛と加茂茄子の揚げ浸し
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香魚の炊込みごはん
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汁物
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香魚の炊込みごはん
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浅蜊の赤だし椀
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食事
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ﾌﾙｰﾂと大納言小豆と抹茶ﾑｰｽ
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薄茶
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旬菜 和田 外観
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岩手県を代表する日本料理界きっての凄腕…『日本料理 旬菜和田』
香川県､徳島県､愛媛県､高知県の四国四県と同等の広大な土地を有する岩手県｡その中央部､人間に例えるならオヘソの場所辺りに位置する民話の古里 遠野市に店を構えられる日本料理店『旬菜 和田』さんへ久しぶりに友人達とともに再訪させていただきました｡エントランスから店内へと足を踏み入れた瞬間に『檜』の心地良い香りに全身が包まれます｡靴を脱ぎ店奥に足を進めます｡當初､用意されていた席はいつものカウンターの真ん中の特等席が用意されておりましたが両サイドに先客2組様が座っていらっしゃたので『3密』を避け『ソーシャルディスタンス』を確保するために自主的にテーブル席へと席を移していただきました｡折角の遠野遠征ですから先ずは遠野産のホップを使い醸された『とれたてホップ』の瓶ビールにて渇いた喉を潤します｡先付はビールに合わせて揚げたて熱々の『幼雌穂(ﾔﾝｸﾞｺｰﾝ)』の揚物､更に『うざく』と油物そして酸味が心地良い酢物からスタートです｡八寸風の旬菜盛合せには『根曲り筍(ﾈｶﾞﾏﾘﾀｹ)』の木の芽味噌和え､『蒸し蛸(ﾑｼﾀﾞｺ)』とシドケ､『蕗(ﾌｷ)』､『烏賊(ｲｶ)の酒盗和え(ｼｭﾄｳｱｴ)』､蕗の薹味噌(ﾌｷﾉﾄｳﾐｿ)に『桜鱒(ｻｸﾗﾏｽ)』の焼物の酒を呼ぶ酒肴の数々｡凌ぎには銀餡が掛けられた飯蒸しの上に『毛蟹(ｹｶﾞﾆ)』の脚肉とたっぷりの『生海胆(ﾅﾏｳﾆ)』｡そしてコース料理の華であり料理人の腕の見せどころの椀物には椀種に『金目鯛(ｷﾝﾒﾀﾞｲ)』､椀妻にSSサイズの『蓴菜(ｼﾞｭﾝｻｲ)』､青みの『グリーンアスパラ』を梅肉(ﾊﾞｲﾆｸ)で留め白髪ねぎに吸口に木の芽(ｷﾉﾒ)の椀物｡椀物の根幹を成す吸い地は鰹と昆布の一番出汁で椀の旨味が五臓六腑に染み渡ります｡向付には『真鯛(ﾏﾀﾞｲ)』と『細魚(ｻﾖﾘ)』の白身魚の造り二点に『赤貝(ｱｶｶﾞｲ)』､『螺貝(ﾂﾌﾞｶﾞｲ)』､『帆立貝柱(ﾎﾀﾃｶｲﾊﾞｼﾗ)』の松葉串の貝類三点の全五種｡蒸し物には『河豚(ﾌｸﾞ)の白子焼(ｼﾗｺﾔｷ)』が上に横たわった玉蒸し｡食べ進めて行きますと中から『鮟鱇の肝(ｱﾝｺｳﾉｷﾓ)』が顔を現します二段構えの贅沢な玉蒸しを味わい焼物には天然とら河豚の身の『焼ふぐ』です｡焼河豚(ﾔｷﾌｸﾞ)とともに椎茸(ｼｲﾀｹ)と丸太切りの白葱を味わい締めの食事は『とら河豚(ﾌｸﾞ)』の炊き込みごはんです｡先ずはそのままの味を愉しみ二杯目は熱々の出汁を掛けサラサラと流し込みます｡本来はこの後は水菓子､薄茶となるところですが仕事が一段落した和田さんも一緒にテーブルを囲みお疲れさん会へ突入し今回は自動的に割愛｡料理に合わせていただいた酒は『刈穂』の六舟 純米吟醸 SummerMist､『来福』純米吟醸酒 夏の酒､『まんさくの花』純米大吟醸 愛山の他に撮り忘れの日本酒2種｡さて､自分の中で岩手の日本料理界の『四天王』のひとりである店主の和田大地さんは秋田の老舗日本料理店『入舟』さんにて長い間､二番手として牧野店主の右腕として店を支えて来られた方であり二年続けてJR東日本の『TRAIN SUITE 四季島』の岩手県内での料理を一手に受け持たれた名実共に岩手を代表する敏腕料理人｡秋田産の『天然とら河豚(ﾌｸﾞ)』をはじめとして御馳走の波動口劇にメロメロとなった口福な夜に感謝です。
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幼雌穂揚物
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うざく
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根曲り筍木の芽味噌和え､蒸し蛸､ｼﾄﾞｹ､蕗､烏賊酒盗和え､蕗の薹味噌､桜鱒焼
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毛蟹の飯蒸しに生海胆
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金目鯛と蓴菜の椀物
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真鯛､細魚､赤貝､螺貝､帆立貝柱
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河豚の白子焼の玉締め
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河豚白子
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鮟鱇の肝
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焼河豚
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焼河豚
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焼河豚
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河豚炊込みごはん
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河豚炊込みごはん
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幼雌穂揚物
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うざく
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根曲り筍木の芽味噌和え､蒸し蛸､ｼﾄﾞｹ､蕗､烏賊酒盗和え､蕗の薹味噌､桜鱒焼
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毛蟹の飯蒸しに生海胆
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金目鯛と蓴菜の椀物
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真鯛､細魚､赤貝､螺貝､帆立貝柱
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河豚の白子焼の玉締め
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焼河豚
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河豚炊込みごはんと香の物
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遠野産とれたてホップ
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幼雌穂揚物
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うざく
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根曲り筍木の芽味噌和え､蒸し蛸､ｼﾄﾞｹ､蕗､烏賊酒盗和え､蕗の薹味噌､桜鱒焼
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刈穂 六舟 純米吟醸 SummerMist
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毛蟹の飯蒸しに生海胆
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来福 純米吟醸酒 夏の酒
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毛蟹の飯蒸しに生海胆
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椀物
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金目鯛と蓴菜の椀物
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真鯛､細魚､赤貝､螺貝､帆立貝柱
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まんさくの花 純米大吟醸 愛山
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河豚の白子焼の玉締め
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焼河豚
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焼野菜
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日本料理 旬菜和田 Entrance
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岩手の遠野に滅法美味い日本料理店アリ…『旬菜 和田』
香川県､徳島県､愛媛県､高知県の四国四県よりも広大な土地を有する岩手県｡その中央部､人間に例えるならオヘソの場所に位置する遠野市に店を構えられる日本料理店『旬菜 和田』さんへ久しぶりに再訪させていただきました｡エントランスから店内へと足を踏み入れた瞬間に『檜(ﾋﾉｷ)』の心地良い香りに全身が包まれます｡靴を脱ぎ店奥に設えられたいつものカウンター席へ足を進めますと店主であり料理長である和田大地さんと奥様が笑顔で迎えてくれました｡折角の遠野ですから先ずは遠野産のホップで醸された生ビールにて渇いた喉を潤します｡サーバーの洗浄が行き届いているのでしょう｡泡が肌理細やかで美味｡先付は生ビールに合わせてヤングコーンの生ハム巻揚げと『玉蜀黍(ﾄｳﾓﾛｺｼ)』と『赤鯥(ﾉﾄﾞｸﾞﾛ)』の重ね揚げの揚げたての油物からスタートです｡そして『白瓜(ｼﾛｳﾘ)』と刻み昆布(ｷｻﾞﾐｺﾝﾌﾞ)､『ズワイガニ』の酢の物に『栄螺(ｻｻﾞｴ)』の肝和え(ｷﾓｱｴ)､『酸漿(ﾎｵｽﾞｷ)』の中にはクリームチーズが射込まれたフルーツトマトにコリコリとした活かった食感が歯に心地良い鮮度抜群の『烏賊(ｲｶ)』の腑腸和え(ﾌﾜﾀｱｴ)､『鰹(ｶﾂｵ)』の土佐煮(ﾄｻﾆ)の酒盗和え(ｼｭﾄｳｱｴ)の酒を呼ぶ酒肴盛合せへと続きます｡となりますと必然的に酒は日本酒が欲しくなる訳でありまして早速に天の戸『夏田冬蔵』の純米大吟醸 吟の精と純米大吟醸 秋田酒こまちの二種呑み比べを愉しむことに｡涼しげな蓋付きの硝子の器の中には遠野産のカリフラワーの寒天寄せの上に汲み上げ湯葉(ｸﾐｱｹﾞﾕﾊﾞ)に『生海胆(ﾊﾅｳﾆ)』に花穂(ﾊﾅﾎ)と山葵(ﾜｻﾋﾞ)が天盛りされた冷やし鉢､コースの華であり料理人の腕の見せどころの椀物には本枯れ節(ﾎﾝｶﾚﾌﾞｼ)を直前に削り､その削りから引かれた鰹の一番出汁をやや強めに効かせた吸い地の中には椀種に丁寧な骨切りがされた『鱧(ﾊﾓ)』と『鱧真薯(ﾊﾓｼﾝｼﾞｮｳ)』に椀妻には『聖護院蕪(ｼｮｳｺﾞｲﾝｶﾌﾞﾗ)』､『鞘豌豆(ｴﾝﾄﾞｳﾏﾒ)』の上には綺麗に折り畳まれた『葛切り(ｸｽﾞｷﾘ)』を梅肉(ﾊﾞｲﾆｸ)で留め､木の芽を盛った椀｡鰹出汁の香りが鼻腔を擽り塩味をぎりぎりまで抑えた吸い地が五臓六腑に染み渡ります｡そして凌ぎには富山県産の天然物の『本鮪(ﾎﾝﾏｸﾞﾛ)』のトロを包丁で叩きﾎﾝﾏｸﾞﾛ､その上に惜しげもなく盛られた『ムラサキ海胆(ｳﾆ)』の手巻き寿司｡更には『鮑(ｱﾜﾋﾞ)』と『海胆(ｳﾆ)』の玉締めにて追い『海胆(ｳﾆ)』です｡向付には一日寝かせ旨味と食感のバランスが秀逸な白身魚の王様『星鰈(ﾎｼｶﾞﾚｲ)』の薄造りと『星鰈(ﾎｼｶﾞﾚｲ)』の縁側(ｴﾝｶﾞﾜ)をポン酢と割醤油にて味比べ｡縁側を薄造りで包み口に運ぶと筆舌に尽くし難い口福感で満たされました｡焼物には今年は7月1日から解禁となったという閉伊川の丸々と肥えた釣りものの天然の『鮎(ｱﾕ)』｡30分余りの時間を掛け鮎自体の持つ脂で焼き上げられた身はふっくらでほっくほく｡川藻(ｶﾜﾓ)を食べていた腸(ﾜﾀ)はほろ苦さを感じられるとろ〜りとしたレア感を残した見事な火入れ加減です｡更には岩手県内での流通は殆どないという松坂牛(ﾏﾂｻﾞｶｳｼ)や米沢牛(ﾖﾈｻﾞﾜｷﾞｭｳ)の素牛(ﾓﾄｳｼ)となる黒毛和牛を肥育した『遠野牛(ﾄｳﾉｷﾞｭｳ)』のヒレ肉を焼いては休ませまた焼いては休ませを繰り返し仕上げられた身はしっとりとジューシーで咀嚼する度に口中に肉の旨味が溢れでます｡おろしたての本山葵(ﾎﾝﾜｻﾋﾞ)､生ブラックペッパー､ハニーマスタードを使い分けいただきました｡ヒレ肉の旨味の余韻に浸りつつ山本の和韻の入った酒盃を静かに傾け程無くして締めの食事が運ばれてきました｡お竈さんで土鍋で炊かれた『鮎(ｱﾕ)ごはん』に香の物に浅蜊(ｱｻﾘ)の赤出汁椀(ｱｶﾀﾞｼﾜﾝ)にて締めの食事はひと通りです｡テーブル席､全席満席で猫の手も借りたい程に忙しい中でも女将さんと中居さんの付かず離れずの心地良い御酌と接客には感銘を覚えたほど｡尚且つ食後の水菓子と薄茶をいただくのも忘れるほどに店主の和田さんと女将さんと秋田や岩手の外食情報等の話題ですっかり話し込んでしまいホテルへ戻ったのは日付変更線に大小の針が差し掛かる頃と超濃密な時間を過ごさせていただきました｡料理に合わせていただいた酒は『山本』のロイヤルストレートフラッシュに遠野牛のヒレ肉に合わせていただいた『山本』純米吟醸 和韻｡来週末からの秋田遠征に備えて敢えて秋田の酒縛りで料理とともに楽しませていただきました｡と言いますのも店主の和田さんは秋田の老舗日本料理店『入舟』さんにて長い間､二番手として牧野店主の右腕として店を支えて来られた方であり秋田の情報にも長けた方である上に昨年度に引続き本年度もJR東日本の『TRAIN SUITE 四季島』の岩手県内での料理を一手に受け持たれる名実共に岩手を代表する敏腕料理人なのであります｡
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天然本鮪ﾄﾛと海胆の手巻すし
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鮑と海胆の玉締めに追い海胆
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鱧と鱧真薯と葛切りの椀物
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鮎ごはん
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遠野牛ﾋﾚ肉の炭火焼
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天然物の鮎塩焼
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星鰈と星鰈縁側の造り
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星鰈と星鰈縁側の造り
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星鰈と星鰈縁側の造り
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白瓜､刻み昆布､ｽﾞﾜｲｶﾞﾆの酢の物
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酸漿
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栄螺 肝和え
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鰹の土佐煮 酒盗和え
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白瓜と刻み昆布､ｽﾞﾜｲｶﾞﾆの酢の物､栄螺の肝和え､酸漿､烏賊の腑腸和え､鰹の土佐煮酒盗和え白瓜と刻み昆布､ｽﾞﾜｲｶﾞﾆの酢の物､栄螺の肝和え､酸漿､烏賊の腑腸和え､鰹の土佐煮酒盗和え
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酸漿の中にｸﾘｰﾑﾁｰｽﾞ
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ﾉﾄﾞｸﾞﾛと玉蜀黍の重ね揚げ
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ﾉﾄﾞｸﾞﾛと玉蜀黍の重ね揚げ
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ﾔﾝｸﾞｺｰﾝの生ﾊﾑ巻揚げと
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ﾔﾝｸﾞｺｰﾝの生ﾊﾑ巻揚げ
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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椀物
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鱧と鱧真薯と葛切りの椀物
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浅蜊の赤出汁椀
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鮎ごはん
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ﾉﾄﾞｸﾞﾛと玉蜀黍の重ね揚げとﾔﾝｸﾞｺｰﾝの生ﾊﾑ巻揚げ
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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椀物
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鱧と鱧真薯と葛切りの椀物
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星鰈と星鰈縁側の造り
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天然本鮪ﾄﾛと海胆の手巻すし
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鮑と海胆の玉締めに追い海胆
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星鰈と星鰈縁側の造り
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天然物の鮎塩焼
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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遠野牛ﾋﾚ肉の炭火焼
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香の物
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土釜
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鮎ごはん
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天然本鮪ﾄﾛと海胆の手巻すし
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ｶﾘﾌﾗﾜｰ寒天寄せ､汲上げ湯葉､生海胆
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鮑と海胆の玉締めに追い海胆
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遠野牛ﾋﾚ肉の炭火焼
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遠野牛ヒレ肉の炭火焼
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遠野牛ﾋﾚ肉の炭火焼 ﾊﾆｰﾏｽﾀｰﾄﾞと本山葵
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浅蜊の赤出汁椀
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香の物
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鮎ごはん
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遠野産ﾎｯﾌﾟ使用の生ﾋﾞｰﾙ
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酒器
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山本 ﾛｲﾔﾙｽﾄﾚｰﾄﾌﾗｯｼｭ
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天の戸 夏田冬蔵 純米大吟醸 吟の精
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天の戸 夏田冬蔵 純米大吟醸 秋田酒こまち
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山本 純米吟醸 和韻
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店の外観
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日本料理 旬菜 和田
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新店舗に移り一段と輝きが増した…『日本料理 旬菜和田』
復興支援道路として無料化されている高速道路 釜石自動車道をひとっ走りして遠野市にある『旬菜 和田』さんへ。東日本大震災後に遠野市役所の本格移転が本決まりとなり以前の店舗より100㍍程 駅寄りの場所へ新たに店舗を構えられての再出発｡基本的には旧店舗のレイアウトや造作は同じのようですがカウンター席後方の席が座敷からテーブル席へと変更されたくらいで厠の位置も同じで旧店舗そのものを移築したかのよう｡カウンター席の天板も以前使っているものをそのまま使っているとのことでしたのでそう感じられたのかもしれません｡カウンター席に陣取りいつものように店主『おまかせのコース』料理をお願いし地酒の日本酒でゆるゆるとスタート｡料理は先付に大船渡産の『天然とら河豚』のブツ切りと身皮の『てっぴ』を『河豚の白子』で和えた通称『ブツネリ』、西木屋町の『あと村』さんで昔、供され衝撃を受けた料理であるという自分の話を和田さんはしっかり覚えていてくれたのでした。一気にテンションが上がったのは言うまでもありません。向付は脂のりが素晴らしい『金目鯛』に閖上の『赤貝』、厚み3㌢程もある立派な『帆立貝柱』は中心部にレア感を残した炙り、天然の真鯛に食感が小気味良いツブ貝に細魚の六点盛、椀物は椀種に『蛤』に『生海胆』、つまに鞘豌豆、吸口に木の芽を使った『蛤吸』、滋味溢れる旨味が身体に染み渡ります。八寸には『ぼたん海老』に口開けしたばかりの三陸産の『生海胆』に『キャビア』が天盛りされた一品を奥に配し手前には黄色人参豆腐にコゴミの胡麻和え、アスパラの穂先に『蛸の桜煮』、たらの芽の変わり揚げに蛍烏賊、一寸豆等、そして蒸したてで人肌程の温かさで供された『鮟肝』、蒸物は秋田の銘店『入舟』さん譲りの『竹蒸し』と満開の桜が今が見頃に合わせ長崎産の特大サイズの『ノドグロ』を使った『桜飯蒸し』、焼物には『桜鱒と筍の木の芽焼』に大船渡産の『鰆』の西京漬が供され〆の食事は『鰻ごはん』。半分は鰻丼として味わい半分は鰻茶として一度で二度美味し。食後の水菓子をいただいてお任せのコース料理はひと通り。料理に合わせ『どぶろく特区』の遠野市ならではの濁り酒『酔狂河童』と『万山にごり』を合わせ楽しませていただきました。食後には遠野産の花豆に抹茶ムース､イチゴに柑橘の水菓子をいただいてコース料理はひと通り｡日本料理の真髄は料理人の美味へのあくなき挑戦であり一期一会のおもてなしの心､旬の素材で季節感を現し素材の持ち味を最大限に活かす技量｡コース料理の腕の見せどころはコースの華である『椀物』であり､その『吸い地』の出来栄え如何によって全体の印象も大きく変わてしまう要の料理です｡五感を研ぎ澄まし繊細でありながらも奥深い旨味を愉しむということこそ日本料理の真髄てはないでしょうか？四国四県よりも広大な面積を有す岩手県、その中にあって空間の雰囲気､侘び寂びの心､使われている器とその器に映し出す料理の美しさと安定感の高さでは以前同様のパフォーマンスを維持しつつ輝きに磨きが掛った佳店です。
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蛤吸い
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のどぐろの桜飯蒸し
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竹蒸し
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蒸したての鮟鱇の肝
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天然とら河豚のブツネリ
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良く混ぜ和えていただきます
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向付 金目鯛､閖上の赤貝､帆立貝柱の炙り
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向付 細魚､つぶ貝､天然真鯛
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八寸
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キャビア､海胆､ぼたん海老
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桜鱒と筍の木の芽焼､鰆の西京漬
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桜鱒と筍の木の芽焼
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鰻ごはん
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水菓子
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喜平治
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天然とら河豚のブツネリ
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鮟肝
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器
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酔狂河童
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蛤吸い
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竹蒸し
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万山にごり
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焼物
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器
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蒸物
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香の物
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鰻ごはん
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水菓子
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新店舗
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輝きを放つ 旬菜 和田
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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
日本料理 旬菜和田（しゅんさいわだ）
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
0198-62-0266 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
このお店は「遠野市中央通9-6」から移転しています。 |
| 交通手段 |
遠野駅から118m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥6,000～￥7,999 ￥2,000～￥2,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、VISA、Diners） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
24席 （カウンター6席、他18席。） |
|---|---|
| 個室 |
有 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 | |
| お店のPR |
本物の”日本料理”をもっと気軽に楽しんで頂きたい。
当店は本物の日本料理を気軽に楽しんで頂きたいという想いで、 お料理をご提供させていた抱いております。 お料理は四季折々の”旬菜”と和の技法を活かした料理をご堪能下さいませ。 また、食材に合わせた出汁を使った料理は、どれも季節感をしっかりと出して、 美しく盛り付けられて目でも楽しめるものばかりが揃っています。 また、店内は暖かい木の温もりあるくつろぎの空間です。 穏やかな個室もご用意しておりますので 大切な方とゆってりとした時間をお過ごし下さいませ。 |
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6月11日 昨日の口福な時間は徳島県･香川県･愛媛県･高知県を有する四国四県とほぼ同じ面積を持つ岩手県の中央部 人間の身体で表すならば臍の部分に位置する柳田國男の『遠野物語』で有名な民話の故郷 遠野です｡日が沈みかける頃合いを見計らい向かった先は和田大地店主が腕を揮われる日本料理『旬菜 和田』さんです｡席はいつものカウンター席に取らせていただき水無月のお任せ懐石の料理に舌鼓を打たせていただきました｡先ずは日本一の生産量を誇る遠野産ホップで醸された遠野エリアでは『和田』さん以外では口にすることが出来ぬという一番搾りプレミアムの生ビールで渇いた喉を潤しました｡先付には淡路島産の『鱧(ﾊﾓ)』と三陸山田産の『生海胆(ﾅﾏｳﾆ)』を大葉で包んだ『鱧(ﾊﾓ)と海胆(ｳﾆ)の包み揚げ』とサクッとパリッと揚げられた『幼雌穂(ﾔﾝｸﾞｺｰﾝ)』の髭(ﾋｹﾞ)と実(ﾐ)の揚げものからスタート｡余りにもビールが美味しく再度小さいグラスで生ビールを所望しリスタート｡続いて目の前で手早く『真鯵(ﾏｱｼﾞ)』を三枚下ろしにし生姜(ｼｮｳｶﾞ)を鯵(ｱｼﾞ)と飾り切りにした胡瓜(ｷｭｳﾘ)と海苔(ﾉﾘ)で巻いた絶品の『鯵(ｱｼﾞ)の砧巻(ｷﾇﾀﾏｷ)』の酢味噌(ｽﾐｿｶﾞｹ)がけ｡更には新玉葱(ｼﾝﾀﾏﾈｷﾞ)とともに味わう藁(ﾜﾗ)焼きの薫香が愉しめる『鰹(ｶﾂｵ)』は行者大蒜(ｷﾞｮｳｼﾞｬﾆﾝﾆｸ)の溜まり漬とともに美味しくいただきました｡そして料理人の腕の見せどころの椀物には本枯節(ﾎﾝｶﾚﾌﾞｼ)から引かれた一番出汁(ｲﾁﾊﾞﾝﾀﾞｼ)の吸い地に椀種には葛打ちした『油目(ｱﾌﾗﾒ)』と『車海老(ｸﾙﾏｴﾋﾞ)』の海老真薯(ｴﾋﾞｼﾞﾝｼﾞｮｳ)､鞘豌豆(ｻﾔｴﾝﾄﾞｳ)に蓴菜(ｼﾞｭﾝｻｲ)､葛切り(ｸｽﾞｷﾘ)に吸い口に木の芽(ｷﾉﾒ)の煮物椀｡吸い地の旨味が五臓六腑に染み渡ります｡そして大船渡産の天然『とら河豚(ﾌｸﾞ)』の『白子焼(ｼﾗｺﾔｷ)』とその『とら河豚(ﾌｸﾞ)』の身と皮を『鮟鱇の肝(ｱﾝｺｳﾉｷﾓ)』で和えた『河豚(ﾌｸﾞ)のぶつねり』にも相通じる一品の余りの美味さに身を仰け反らせたのでありました｡向付には『螺貝(ﾂﾌﾞｶﾞｲ)』に『真鯛(ﾏﾀﾞｲ)』の最も美味しい腹身(ﾊﾗﾐ)に『赤烏賊(ｱｶｲｶ)』､焼物には『本鱒(ﾎﾝﾏｽ)』の幽庵焼(ﾕｳｱﾝﾔｷ)に遠野産の3Lサイズのアスパラ焼｡炊合せ代わりには丸々と肥えた超特大サイズの『ノドグロ』の霙餡(ﾐｿﾞﾚｱﾝ)｡日本海のダイアモンドに舌鼓を打ち暫しその余韻に浸るのも束の間｡油物には立派な大きさの『岩牡蠣(ｲﾜｶﾞｷ)』を使った牡蠣(ｶｷ)フライです｡クリスビーに揚げられた牡蠣(ｶｷ)フライは半分はレモンを搾り味わい半分は自家製のタルタルソースと味わい一度で二度美味しいを愉しみ締めの食事は淡路島産の『鱧(ﾊﾓ)』のつけ焼と根曲り筍(ﾈﾏｶﾞﾘﾀﾞｹ)の炊込みごはんと『北海浅蜊(ﾎｯｶｲｱｻﾘ)』の味噌椀と香の物｡『鱧(ﾊﾓ)』のつけ焼には大好きな『山椒(ｻﾝｼｮｳ)』をたっぷりと掛け都合二膳いただきました｡食後の水菓子には宇治の抹茶(ﾏｯﾁｬ)を使った牛乳羹(ｷﾞｭｳﾆｭｳｶﾝ)と遠野産の黒平豆(ｸﾛﾋﾗﾏﾒ)の甘露煮､ゴールデンキウイ､桜桃(ｻｸﾗﾝﾎﾞ)と枇杷(ﾋﾞﾜ)の果物にてひと通りとなりました｡岩手県の臍(ﾍｿ)にあたる遠野の地で五味五感と味蕾を存分に楽しませていただいた口福な時間に感謝です。
そして盛岡へと戻った翌日12日の夜は『旬菜和田』さん謹製の淡路島産の『鱧(ﾊﾓ)』と遠野産の『根曲り筍(ﾈﾏｶﾞﾘﾀﾞｹ)』の炊込みごはんの御持たせをいただきました｡竹皮の折箱に詰められたソレをウォーターオーブンで温め直して缶ビールを片手にTVを視ながらいただきました｡この竹皮の折箱が実に優れもの｡保存性だけではなく見た目もそうですがウォーターオーブンで温めると竹の香りに包まれて何とも気分が高まります｡古くからの先人の知恵の竹皮の折箱と文明の利器のウォーターオーブンの新旧の文明を使い大好きな『鱧(ﾊﾓ)』のつけ焼を肴にサクッと締めて大満足したのでありました。