厳寒の袋田で、旨味たっぷりの「奥久慈軍鶏そば」と凍りついた滝を満喫！ : 双葉食堂

お正月の2日目は、バイクの初乗りで袋田の滝へ。冬場は滝が凍るので、これもまた見応えがある風景です。ただ、覚悟はしていても、やっぱり寒い。何でもこの日の朝の袋田はマイナス8℃だったとか、、、。
:;(∩´﹏`∩);:ﾋｴ～

ゆっくりと2時間近く掛けて袋田に到着したのは11:30頃。まずは滝見物の前に、近くのお店であったかい蕎麦を食べて温まらなければ、と「双葉食堂」さんに速攻で飛び込みました。

此処「双葉食堂」さんと、お隣の「昔屋」さんは、とても目立つ場所にあり、しかも観光食堂ながらもお蕎麦が大変美味しく、昔から何度も利用させてもらっているお店です。

久々の「双葉食堂」さん、早速テーブル席に座って、まずは熱いお茶で一服。メニューを見ながら「地鶏奥久慈しゃもそば」@1400と「鮎の塩焼き」@400を注文しました。

袋田に来たら、必ず「鮎の塩焼き」は頂きます。鮎は店頭の炭火で既に出来上がっているので、すぐに提供され、早速頂きます。ん～、なんで鮎ってこんなに美味いんだろ。身も皮も内臓も、全部美味いですね～。しかも炭火でじっくり焼かれているので、とても芳ばしく頂けます。帰りがけには自宅にお土産の鮎の塩焼きを買って帰るのが、個人的なルーティンです。

鮎を食べ終わる頃に「地鶏奥久慈しゃもそば」が着丼。あ、なんか赤青黄色と見た目にもよく映えるお蕎麦じゃないですか。奥久慈軍鶏のおそば、とてもいい香りがします。早速頂きます！

まずは熱々のそばつゆをズズッと頂きます。つゆは濃すぎず薄すぎず、丁度いい塩加減。そしてなによりも特徴的なのが、やはり軍鶏の脂分とその旨味！これがめちゃめちゃ濃厚でしかも旨い！ほんのりと上品な甘さを感じる味です。更に、柚子、大根おろし、生姜が僅かですがトッピングされていて、味を上手く引き締めているように感じます。

お蕎麦は、「袋田秋そば」という地元で作った蕎麦を使った手打ちです。私が店に入るときもご主人がそばを打っておられました。そばにはつなぎとして自然薯も使っているようで、なんとも素朴で美味しい田舎そばの味です。

また、「地鶏奥久慈しゃもそば」というくらいですから、軍鶏の肉がたっぷりとはいっています。もも肉、むね肉、手羽先と入っていて、それぞれの食感の違いが楽しめます。軍鶏肉は食感が弾力があり、鶏の旨味が濃厚なのが特徴ですが、まさにそのまんま。食べるとすぐに「軍鶏肉だな」と分る上質な軍鶏肉です。軍鶏肉は「皮」の味がとても良く、特に手羽先などは皮に包まれているので、めっちゃ美味いです！

なお、「地鶏奥久慈しゃもそば」には、自家製の刺身こんにゃくも付いています。双葉食堂さんの刺身こんにゃくは、硬くてザラリとした舌触りのタイプで、これもまたいい味でした。鮎と一緒にこれもお土産に買って帰りました。

また、お正月という事で、お店のサービスで「ままかり」が付いていました。私はてっきり「ままかり」って岡山県の名物で、他県には無いものとばかり思い込んでいたのですが、まさか袋田で食べられるとは驚きでした。しかも、レンコンと人参で巻いた「ままかり」は、酸味もしっかりと効いており、歯応えも良く、とても美味しいままかりでした。

もし、これがお土産で売っていたら、きっと買う人多いと思いますよ！商品化して欲しいな～、と個人的には切に思います。

久しぶりに頂いた「地鶏奥久慈しゃもそば」、最後まで大変美味しく頂き、身体もすっかり温まりました。
また伺います、ご馳走様でした～。

双葉食堂さんを出た後は、袋田の滝を観に行きます。滝は完全凍結ではなく、半分ほどの凍結ですが、半分氷に覆われた袋田の滝もなかなか見ごたえがありました。写真も数枚アップしましたので、宜しければご覧ください。

3連休の最終日、寒いけど天気もいいし、凍結した「袋田の滝」観光に行こー！と決意し、今年お初の大子町に行って来ました。

紅葉シーズン程の人出ではありませんが、凍結した滝の観光には大勢の方が訪れます。滝は少々水量が少な目ではありましたが、約8割ほどは凍結しており、何度見ても独特の迫力を感じます。

滝を観た後、さて何処で昼食を頂こうと考えましたが、とりあえず大好きな「鮎の塩焼き」がある店に行こう！と、観光地レストランのひとつ「双葉食堂」さんに入る事にしました。

店内は結構混み合っていますが、満席ではないので、相席ではありますがスムーズに座れました。

今回の注文は、「奥久慈しゃもそば」1300円と「鮎の塩焼き」400円です。鮎は店先で焼いているので、数分で提供されます。早速串刺しの鮎をガブリと豪快に頂きます。

うん、やっぱり鮎は美味い！特に腹わた付近が実に美味いですね。鮎はスーパーでもたまに売っていますが、自宅のガスコンロではべちゃっとしてしまって、こう美味しく焼けませんからね〜。

鮎を食べ終わる頃に「奥久慈しゃもそば」が着丼。奥久慈軍鶏の手羽先1本の他に、ムネ肉・モモ肉が結構入っています。

スープは気持ちうす味の、中々いいお味です。お店で手打ちしている蕎麦は、やや細めで太さも若干のばらつきがあります。地元袋田で栽培された蕎麦を使っているとの事ですが、きちんと丁寧に作られた、真面目で美味しいお蕎麦だと思います。

軍鶏肉がやっぱり文句なく美味いですね。普通の鶏肉と比べると弾力があるのですが、パサつく感じは無いし、ホント、よく締まったお肉です。特に手羽先は、旨味がバッチリでした。

美味しい「奥久慈しゃもそば」を頂き、すっかりポカポカに温まってお店を出ました。袋田の滝周辺の観光レストランは、なかなか美味しいですよ。

ご馳走様でした〜。

今日は茨城県久慈郡大子町の「袋田の滝」観光。ちょうど紅葉シーズンという事で、大変な混雑ぶり。茨城近圏の千葉、埼玉、栃木、福島ナンバーの車が沢山来てくれていました。茨城県になり代わりに、御礼申し上げます(笑)。

袋田の滝を観る前に、先に腹ごしらえと思い、滝のすぐ手前の「双葉食堂」さんに初訪問です。

11:40頃に入りましたが、ほぼ9割以上の入り。
テーブルに座っての注文は、「けんちんそば」1000円と、「里芋こんにゃく串」300円。けんちんそばは茨城の名物なんですが、ここ袋田は特に美味いんです！

店先では「袋田生そば」、「蒟蒻」、「鮎の塩焼き」「串だんご」などと一緒に「里芋こんにゃく串」も販売しており、そばが来るのを待つ間に先に食べられます。

地元の里芋と蒟蒻を交互に串に刺して焼き、甘辛い味噌を付けて頂きます。里芋は気持ち硬い感じもしましたが、煮物のように柔らかくすると歩きながら食べる方も多いので、落ちちゃいますからね。でも、ねっとりして味はいいですよ。

蒟蒻は流石に名物だけあって美味いですよ〜！表面は火に炙られてパリッとしてますが、中は弾力がしっかりありながらも柔らかい食感。甘辛い味噌も美味いです。

さて、「けんちんそば」も到着。柚子のいい香りが食欲をそそります。味噌味のけんちん汁で、いいお味です。ただ、ひとつマイナスポイントは、お汁があまり熱くなかった点。ん〜、勿体無い、美味いのに、、、。これは改善して欲しいな〜。

蕎麦はお店手打ちの田舎そば。敢えて綺麗に揃えて切っておらず、不揃いの太さと長さが混ざっており、何ともいい食感です。

高級な蕎麦とは比べられませんが、袋田のけんちんそばの美味さは、「けんちんの具」そのものの美味さです。里芋、人参、大根、椎茸、蒟蒻、ごぼう、芋がら、豆腐、揚げ、などが入っていますが、ひとつひとつの素材が実に美味い(特に根菜と蒟蒻)！。

あと、お好みで天かすは入れ放題。ちょっと入れるとコクが増して美味いですよ。具が美味いから、スープが美味い。

けんちん汁スープを殆ど飲み干して完食！
ごちそうさまでした！

【プチ観光情報】
袋田の紅葉の見頃は11月中旬頃迄。車で行く場合は、駐車場やR118は渋滞するので早目に行かれた方がベター。袋田の滝で入場料(大人300円)を払うとトンネルを通って観瀑台に向かいます。第2観瀑台へは更にエレベーターに乗ります。素晴らしい景観ですので、もし行かれたら第2観瀑台にも是非足を運んで頂きたいです！