工場併設店のふわふわワッフル : エール・エル 武庫之荘南アトリエ店

クリスマス仕様のワッフル３個セットを買いました。絵本作家の谷口智則さんとのコラボ企画ということで、かわいいイラストがついています。老夫婦だけのクリスマスにはちょうど良い量でした。

この店は工場に併設されているので、いつも横を通るたびにワッフルを焼くいい匂いがしてきます。イートインコーナーでは焼きたてのワッフルが食べられるという噂があったので、本当かどうか聞いてみると、基本、ショーケースの中にあるワッフルがテーブルに運ばれるそうです。あれは都市伝説だったのか・・・。

でも、表の看板には「工場併設店のふわふわワッフル」って書いてあるやん。他の店のよりもふわふわしてるのか？
これは実際に注文して確かめるしかありません。ワッフルセットは、130円のワッフル２個と400円のコーヒーを選んで500円ですから、なかなかお得です。たまたまＴカードも持っていたのでＴポイントもつきました。ツタヤ以外で使ったの初めてです。
さて、運ばれてきたのは、いちごミルクと抹茶フロマージュで、どちらも美味しそうです。食べてみるとあら不思議、普段食べてるのよりもふわふわしてます。やはり、できてからそんなに時間が経ってないもののようですね。

焼きたてではないものの、できてからそんなに時間が経ってないので、他の店舗で買うものよりはふわふわしているものに当たる確率が多い（但しその場ですぐ食べないと意味がない）・・・というのが結論でありました。

店の前を通ると、毎月１日は、ワッフルの日というキャンペーンをやっていました。なんでも1991年12月1日がエール・エルの創業の日なんだそうです。定番の３種類のワッフルケーキが、創業当時の８４円で販売されておりました。

武庫之荘１号店からスタートしたＲ.Ｌも、最近、ずいぶんメジャーになってきましたが、ここは工場併設のアトリエ店です。朝、横を通るとワッフルを焼くいい匂いが漂ってきます。昔、武庫町にあった工場併設店は、一度行っても次はまた迷いそうなわかりにくいところにあり、工場の横についでに直売所を作ってみましたって感じでしたが、ここは山手幹線沿いにあり、駐車場もたっぷりあるので、車で買いに来るのにも便利です。またカフェスペースも結構広く、普段からそんなに混み合わないので、ワッフルを食べながらゆっくりできます。

１号店の武庫之荘本店ほど凝った造りではなく、かなりカジュアルな雰囲気ですが、黒を基調としたデザインは統一されています。店内冷蔵ショーケースの後ろもやはり黒一色で、これまたお馴染みのルネラリックのガラス工芸品も陳列されています。ここのオーナーさん、どんだけコレクションを持ってるねんという感じです。黒づくめの中でオープンテラスの赤い椅子やカフェ机がワンポイントの効果をあげていてやっぱりお洒落です。ちなみに隣は焼き肉店の闇市ですが、黒い壁にオレンジが利いていて、まるでイメージを合わせているかのような外観です。

このお店は、ワッフルカフェとしては本店に次ぐ歴史がありますが、パスタなどの軽食もある武庫之荘駅前店と違って、カフェコーナーで提供できるのはワッフルケーキとドリンクのみです。
そのかわり、工場併設店の強みとして、運が良ければ、ほんまもんの作りたてのワッフルケーキが食べられるときがあるのだそうです。これは、ふわふわで、普通に冷蔵ショーケースで売られている物とは次元が違う食感と美味しさだと、食べた人は自慢気に言います。私は家が近所すぎてかえって行く機会がないのですが、そういう話を聞くと食べてみたいなーと思いますね。

ワッフルケーキでもロールタイプのものは、店頭に出ている種類が少ないし、売り切れるのも早いです。奧の工場では、いっぱい作ってるはずなのに・・・。通販で注文するとどんな種類でも買うことができますが、近所で作ってるもんをわざわざ通販で注文する気にはちょっとなれません。

昔は、おみやげにここのワッフルを持っていくと、珍しくて喜ばれたものですが、こんなにメジャーになって、いろいろな所で買えるようになってしまい、今となっては希少性はなくなりました。しかし、食べ飽きてたとしても、小腹を満たすおやつとして、持って行けばどこでも必ず喜ばれます。