骨付き特上カルビがコンロを覆いつくす焼肉 : 味楽園

　久しぶりに出屋敷駅前の味楽園で焼肉を食べましょう。
　いつのまにか、食べログ百名店に選ばれていました。

　土曜日の五時過ぎに訪問しました。
　最後の一階の席に座ることができました。

　特別メニューをボードで紹介してくれます。
　タンモトなどを頼みましょう。
　骨付きカルビははずせません。そしてタンソルトも頼みます。

　アサヒスーパードライ 700円で乾杯。

　最初はタンソルト 1850円です。
　焼いてから、食べやすいようにはさみで切ります。

　キムチ三種盛 900円です。

　タンすじ 500円、コリコリ 650円、ハツ 650円、上ミノ 1200円、マルチョウ 1000円、タン先 500円などが一枚の大皿できます。
　焼いて食う。
　甘口のタレがちょうど良いな。
　ビールが無くなったのでご飯大 400円を頼みます。
　ご一緒さんはご飯大盛り 500円です。

　骨付き特上カルビ 5500円を焼いてもらいます。
　肉が鉄板を覆い尽くします。
　この大きな肉を手際よく焼いて切り分けてくれます。

　これこれっ！
　味楽園では、ほかの肉はどうでもよくて、この骨付きカルビを食べなくてはいけません。
　とろけるように柔らかく脂の甘みが感じられるカルビです。
　めちゃくちゃご飯が進みます。

　〆の冷麺大 1200円を頼みましょう。
　さっぱりしたスープです。このまま飲めます。
　昔より麺が悪くなったな。ちょっと粉っぽい感じです。


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＜2016年10月訪問＞
　焼肉が食べたい！

　一人で飲みに行くことが多いワタクシ、焼肉屋のレパートリーがとても少ないのでございます。

　焼肉は、何人かで食べに行くのを基本としているお店がほとんどで、一人で訪問しても断られはしないのですが、肉を何人かでシェアして食べることが基本方針となっていますので、一人前の量がどうしても多めでございます。

　一人で行くとどうしても頼むメニューの種類が少なくなってしまいます。

　何人かで焼肉を食べに行こう！　という時に、雑誌などに掲載されている店を訪問します。
　でも、なんかちょっと違う。
　なぜそんな風に思ってしまうのか、いろいろ考えるのですが、なかなか理由がわかりません。

　ということを繰り返しておりまして、やっぱり昔から好きなお店に行ってみようと、訪問したのが阪神出屋敷駅すぐ南の味楽園でございます。


　4年ぶりぐらいかな。ブログを見てみますと2012年に訪問しておりました。そのまえが2007年でした。

　ちょっと早めに訪問いたしましたので、ほとんど待たずに席に着くことができます。

　メニューを見ますが、もう、頼むのは決まっております。

　タンソルト、骨付きカルビ、冷麺の三品を頼めば、ワタクシ的には間違いがありません。

　まず最初はタンソルトでございます。

　適度な厚さで細長く切ったタンを焼きます。

　うん、これこれ。

　骨付きカルビがやってきます。4人で訪問しましたので、奮発して二枚頼みました。

　皿からはみ出んばかりの骨付きカルビです。

　タンを食べ終わりますと、お店のお姉さんに合図をします。

　美人のお姉さんが来てくれて、焼いてくれます。

　一枚を広げることができません。それを上手に焼いてくれて、一口大に切り分けてくれます。

　まずは、そのままタレを付けずにいただきます。

　ああ、やっぱりここの骨付きカルビが焼肉を食べているって、充実感があります。

　それから、チシャ菜で巻いて食べたり、タレにつけて食べたりします。

　ワタクシはこのカルビでご飯をワシワシと食べるのが好きです。

　普通のカルビの部分も素敵ですが、骨に近くて、ちょっと硬い部分がもっと素敵です。

　そんな風に無我夢中で食べていると、大きな二枚の肉があっという間に胃袋に収まってしまうのでございます。

　そのあと、コリコリ（大動脈）、アカセン（第４胃袋）、マルチョウ等をいただきましょう。

　このお店でコリコリを初めて頼みましたが、細長く切ってありますので、硬い筋肉ですがとても食べやすいです。

　最後は冷麺大盛です。

　焼肉屋の冷麺ってどこも同じようなものでございますけれど、このお店の冷麺は別格です。注文してから麺を打ち始めるので、すごく時間がかかります。ですから、最初に肉を注文すると同時に頼まなければいけません。

　とてもコシのある半透明の冷麺です。

　スープを飲めます。

　うん、焼肉を食べるってこういうことだったんだ。

　改めてそう感じながらお店を後にしたのでございました。

　16600円なり。


＜ブログから投稿しました＞
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＜2012年8月訪問＞

　久しぶりに味楽園にやってきました。
　焼肉と言えば、鶴橋が有名でございますが、ワタクシとしては、この尼崎の阪神出屋敷駅近くにある味楽園を推奨したいのでございます。

　前に、この店で葉加瀬太郎を見かけたことがあります。お店の方に聞きますと、大阪でコンサートをすると、必ずこのお店で打ち上げをされて、味楽園で肉を食べるためにコンサートをしているぐらいになっておられるそうです。
　松方弘樹がきたときは、お店の奥さんが舞い上がってしまったそうでございます。

　こちらで頼むのは、骨付きカルビでございます。それと、冷麺です。あと、タンソルト。そのほかのものはお好みで選ばれたらよろしいですが、骨付きカルビ、冷麺、タンソルトははずさないでいただきたいのでございます。

　これらの品を頼むというとなると、一人で食べきれない量になってしまいますので、いつも一人で食べているワタクシ、誰かと食べにいく機会でもないとなかなかこちらの味楽園に訪問できないのでございます。

　メニューの、ユッケ、生ギモなどはどうなのか、ダメもとで頼んでみますと、やっぱり提供しておられませんでした。残念。

　とりあえず、やってまいりました塩ソルト、でなくて、タンソルトでございます。
　普通の店で、タン塩を頼みますと、多くのお店では丸くて薄かったりするのでございますが、見ておわかりのように、ハサミを使わざるを得ないぐらいに大きな肉がやってくるのでございます。
　けっして網が小さいわけではありません。
　牛の舌そのまま出てきたみたいな、でっかいタンでございます。

　キムチ盛り合わせは必須でございますね。

　その他のホルモン類でございます。
　コリコリとかアブハツ？でございます。コリコリは大動脈でございます。心臓から出ていくところの血管です。ここが破れたら大変なことになりますから、しっかりした平滑筋でございます。
　アブハツというのは、心臓で脂ののっている部分なんだそうです。

　そのあと、本日のメインイベント、骨付きカルビでございます。
　この大きな骨付きカルビ、広げますと網をすべて覆い隠してしまうぐらいの肉でございます。

　お店の方に頼みますと、メインの骨付きカルビを焼いてくださいます。こんなに大きな肉をどう焼いたらいいかとても悩むのですが、それはそれは手際よく上手に焼いてくれます。食べやすく一口大に切ってくれます。パクパク食べてしまいます。あっと言う間にこの大きな肉を食べ尽くしてしまうのでございます。

　鶏もも肉、ハツなどを追加っ！
　もも肉も、スーパーの肉とは違います。比べるだけ失礼でした。

　ウルテ、マルチョウなどを追加っ！
　ウルテは気管です。気管って軟骨などもついているのかな、結構コリコリっとしています。カルシウム不足でいらいらされている方は是非召し上がってください。
　マルチョウでございます。いわゆる、シロころホルモンと同じようなものでございます。

　そして、最後にやってきたのは、もう一つの名物、冷麺でございます。

　いまでは、このようなコシのとっても強い半透明の冷麺は珍しくなくなってきましたが、何十年も昔からこの冷麺を提供し続けているのでございます。
　特筆すべきは、スープでございます。あっさりとして、スープだけでもゴクゴク飲むことができるのでございます。このスープを味わってしまうと、ほかの店の冷麺のスープは濃くてくどくて飲めたものではありません。

　写真にはありませんが、ビビンバ、石焼きビビンバなど、あれこれ食べまくっても、4人で\13500ぐらいでございます。

＜ブログから投稿しました＞

　　http://blogs.yahoo.co.jp/p115560/34562651.html


＜2007年8月訪問＞

　あ〜〜、焼肉食べたい！！　ってときに、どのようなお肉を思い浮かべておられるでしょうか。

　A5・A4の極上・最高級ランクの松阪牛？

　霜降りで柔らかいお肉は、確かに美味しいのですが、「これぞ、肉！！！」っていう感じを得るためには、私は、「骨付きカルビ」を一番に思い浮かべます。それも、カルビに骨がついていたらいいというものではありません。

　それとともに、冷麺が欠かせない物になっています。

　冷麺がメニューに無い焼肉屋さんの、いかに多いことか、また、出てくる冷麺が満足できないときの残念さ、それは筆舌に尽くしがたいものがあります。

　その両方が満足できるのが、尼崎は阪神電鉄の出屋敷にある「味楽園」というお店です。

　この店を知る前は、本気で焼肉を食べに行きたいときには鶴橋に食べにいっていたのですが、鶴橋よりもっとうまい焼肉屋があるから行こう、と半ば拉致されるように栗ちゃんに連れて行っていただいてからは、こちらのお店にばかり行くようになりました。
（栗ちゃん、ずいぶんお会いしておりませんが、おげんきでしょうか？）

　阪神の出屋敷の駅を出て、南のほうへ行くと、なんだか派手なお店が見えます。

　ちょっと前に移転したようで、前のお店の場所は、二軒左隣の地味な建物でした。


　内装にステンドグラスなどを使っていて、とっても明るい、到底焼肉屋には見えません。


　メニューの表紙には、大きく「愛」と書いてあります。前に誰の文字かを聞いた覚えがあるのですが、忘れてしまいました(^ω^)

　ここで注文するのは、骨付きカルビ、タンソルト、その他いろいろを注文しました。
　骨付きカルビとタンソルトを注文すると、ウエイトレスが「骨付きカルビいただきましたぁ〜〜〜」「タンソルトいただきましたぁ〜〜〜」と店中に響き渡るような声で紹介します。すると店員さんたちが、ありがとうございましたというようなことを返してくれます。

　まず、ドカンとくるのが、このタン塩です。この部厚さで供給されるお店は、そうありません。部厚いタンに慣れてしまうと、よぉここまで薄く切ることができるな、かつおぶしちゃうか、というぐらいのペラペラのタンがでてくる店には、全く期待しなくなってしまいます。

　
　この木琴と見間違うかと思うぐらいのタンを鉄板にのせると、鉄板が全部埋まってしまいます。そのままでは食べることができないので、はさみで口に入るぐらいの大きさに切ってから食べます。

　う〜ん、幸せぇ〜〜〜♪


　私は生肉も大好きでございます。生レバとセンマイを注文いたしました。生レバの良い店は、生臭さがなく、つるつるって食べてしまいます。ごま油と塩をつけていただきます。

　この肉の海は、赤セン、上ホルモン、上ミノ、心臓などがたゆたっています。

　はい、

　これからが、本番です。

　どーん！！♥

　おまちかねの、骨付きカルビです。

　この骨付きカルビは、ウエイトレスさんが「焼く時に呼んでください、お手伝いします」というような意味のことをいいつつ、ハサミとともに持ってきてくださいます。

　一気に食べてもいいのですが、この日は半分ずつ食べることにしました。なんと、このお肉は、鉄板の上に全部のせることができないのです。
　タン塩、ホルモン類、骨付きカルビ、ホルモン類、骨付きカルビ、その間に生センマイや生レバーをちょこちょことつまみながら、順番に焼いて行くと、いろいろな味を楽しむことができます。
　骨のついてないほうの半分は、焼くのにコツはいりません。ハサミを使って一口大に切っていただきます。あまり小さく切ると、満足度が少なくなってしまうのでご注意を・・・・

　それでは、骨の残った後半部分を焼き始めます。ここで、ウエイトレスさんを呼びましょう。

　ハサミを器用に使いながら焼いてくれます。

　で、残ったのがこの骨の部分です。ここで食べるのをやめてはいけません。お肉は、骨に近ければ近いほど美味しいといわれています。
　良く見てください。骨にまだまだお肉がついているではありませんか。この部分（骨膜？）を骨からはがすのが、めちゃくちゃ難しいのです。

　とっても、上手に骨から肉を引き剥がしてくれます。（中）
　ほら、骨だけだったように見えたのに(左）、こんなにお肉が引っ付いていたのです。（右）
　骨の近くのお肉が、一番美味しいのですから、ここを食べずに残してしまうということは、世間が許さないです。

　ここまで綺麗に食べないと、もったいないのです。


　そして、この味楽園で忘れてはいけないのが、冷麺です。

　注文してから、粉から麺をうち始めるということなので、一番初めにお肉をオーダーするときに、一緒に頼まないといけません。
　それを知らない昔、お肉を食べ終わってから冷麺を注文して、とんでもなく待ったことがありました。

　ここの冷麺の一番の特徴は、透き通るようなあっさりとしたスープです。それと、粉からうつ、糸コンニャクよりもコシのある、これまた半透明の自家製麺です。


　こってりとしたお肉をたべたあとに、さっぱりとした極上のスープでいただく冷麺。

　ごちそうさまでした♪