千歳バーガーもあるよ！ : リズムアンドベーカリー

20年前は行きつけの理容店がありました。
現在は髪型を気にするほど量もありませんので、格安店を利用するようになったのですが、コロナ問題もあって大勢の客が訪れる理容店に行きたくありません。
そこで有給休暇を取得したついでに東千歳駐屯地の理容店で髪を切り、帰路の途中に立ち寄りました。

駐車場に車がないのでひょっとして休業なのかと恐る恐る近づき、張り紙がないのと明かりを確認できたので中に入りました。
レジと調理台にはビニールシートが掛けられ、コロナウイルス対策が施されています。
どの店もそうですが、店のスタッフは大変です。
客は店を選ぶことができますが、店は客を選ぶことができません。
そういう中、マスクをしていない客が訪れると嫌ですよね。
未だにマスクをしないでうろついている人間を見ると、頭からバケツで消毒液をぶっかけてやりたくなります。
１年半ぶりに訪れましたが、千歳バーガーが新たに加わっています。
千歳バーガーの定義は、千歳産の卵を使用すればよいという、非常に簡単なものですから、店によっていろいろな千歳バーガーがあります。
ここの千歳バーガーは、「手作りたまごサラダ」と「カレーたまご」の２種類があり、それぞれ２個ずつ購入しました。
自宅に戻ってコーヒーを淹れ、まずは手作りたまごサラダをパクリとひとくち頬張ると、

「!?」

「あっ、たまごの塩加減がサイコー♪」

妻絶賛です（笑）
時々スーパーの惣菜コーナーでたまごサラダやポテトサラダを購入することがありますが、ここのたまごサラダの塩加減は抜群です。
この美味しいたまごサラダとフワッとしたコッペパンの相性が抜群で、コンビニの惣菜パンでは味わえない味です。
カレーたまごもたまごの美味しさもさることながら、カレーがたまごの美味しさを消さないのです。
しかもカレー自体も美味しく、こちらもヘーとかホーとか夫婦で唸りながら食べました（笑）

この店は土日が休みなので、滅多に訪れることができませんが、食べたくなったら妻に買ってきてもらうことにします。
ご馳走様でした。

コッペパンといえば、小中学校時代の学校給食を思い出します。
あのもそもそした食感と、口内の水分が全部吸い取られるような感覚が大嫌いで、大きなこともあって残さず食べることができませんでした。
しかし、美流渡の【ミルトコッペ】でコッペパンを食べて以来、コッペパンが大好きになりました。
ここがオープンしたのはkimumiyuさんの投稿で知りましたが、営業日が月曜から金曜の昼のみですから、訪れることができません。
しかし定休日の土日を除いた祝日は営業していることが分かり、祝日の振替日に訪れました。

店舗横の駐車場に車を駐め、店内に入ると小ぢんまりしています。
建物自体は大きいのですが、販売しているスペースはその一角であり、持ち帰り弁当店の受付カウンターほどの広さです。
コッペパンといいつつも、そのまま販売している訳ではなく、一手間加えたものを販売しています。
メニューはおやつ系（菓子パン）とおかず系（惣菜パン）の２種類があり、メニューにはオススメが明記されています。
こういった店側からの勧めは素直に従います。
選んだのは揚げパン（シュガー）と焼きそばパン、メンチカツパンです。
学校給食で嫌いだったコッペパンですが、月に数回出ていた揚げパンは大好きで、もう楽しみでした。
作り置きのパンは一切なく、若いスタッフがその場で調理してくれます。
コッペパン自体は意外な大きさで、それに焼きそばやメンチカツを挟んでいきますから、ボリュームがあるのが分かります。
できあがったパンを自宅に持ち帰り、まずは焼きそばパンをガブリと頬張ると、

「おお～、ウマーイ！」

焼きそばのソースがくどすぎず、パンと麺のダブル攻撃に加え、目玉焼きが良いアクセントになって美味しいです。
しかもコンビニで販売している焼きそばパンの３個分くらいのボリュームがあるので食べ応えがあり、小食の女性であれば、これ１個で十分満たされます。
次にメンチカツパンを食べましたが、メンチカツがパンに合うんです。
このメンチカツパンも美味しかったのですが、２個食べた後はお腹が苦しくなるほどで、大盛ラーメンを食べたくらいの満腹感があります。
真似しんぼの妻は、私と同じものを注文しましたが、焼きそばパンを食べてメンチカツパンを食べたところ、お腹がいっぱいになって半分ほどでやめてしまいました。

「すごいボリュームよね～」

お腹をさすりながら、残したパンを包み直しました。
翌日揚げパンを食べましたが、フンワリした食感で美味しかったです。
ただ揚げパンに関しては、学校給食時の無骨なものが好きです。
どこか再現してくれる店はないものかと、揚げパンを食べるたびに子供時代の記憶がよみがえります。
ご馳走様でした。