2023年、岩太郎の夏終演。シメはヤン衆丼でし！ : 田村 岩太郎商店

2023年8月29日
妻の知り合いのご夫婦さんが朝イチで岩太郎商店に行くということで今日は妻と次男の３人で行ってきます。
10時30分ころ到着。シーズン後半のため待ちの列はありませんでした。店内に入ってすぐ左の席(私がいちばん数多く座っている席ですね。ここだとうに丼を作っている様子が見れます。)に妻の知り合いのご夫婦さん！「初めまして、家内がお世話になっております。」とご挨拶。こちらのご夫婦、妻が数年前に田村岩太郎商店を教えてあげてから岩太郎フリークになったそうです。

お店真ん中くらいの席に案内され、さあ何を食べようかと思っていたら、かっちゃんが「○○さん、今日はヤン衆丼ありますよ！」
エッ！今年の壊滅的な小女子漁でメニューから外されていたヤン衆丼がここにきてあるのか！そういえば店長さんが前に、なけなしの小女子を冷凍保存しており海の日かお盆に解凍して提供しようと思っているとお話ししていました。ラッキーです、ヤン衆丼にします。

ヤン衆丼は岩太郎商店、海鮮丼トリオの長兄ですかね。
白飯の上にまんべんなく敷き詰められた小女子の上にタコ足の切り身、甘エビ、さらに生うにが盛り付けられています。いくらと小口切りネギがいい感じで散りばめられています。
まずはうにを一口いただきます。うん、やはりこの時期でもしっかりと甘い積丹の生うに。来年の6月まで
食べられませんのでしっかりと味わっていただきます。
白飯と小女子は間違いない組み合わせ。ほんのりとした塩味がよく、食感もまた楽しい。茶漬けでも美味しくいただけるよね、これは。
脇役になりがちな小女子ですが、この丼ではうに、タコ、甘エビを引き連れる立ち位置の主役であります。

昨年は久しぶりに9月もマグロ丼をメインに営業していましたが今年は営業しません。もうすでにマグロの漁獲枠をオーバーしており前浜では漁れないのだそう。9月3日をもちまして2023年の田村岩太郎商店の営業は終わりです。
ひらめ丼、柳の舞丼、極丼、まぐろ丼(カマトロ)、生うに丼、ヤン衆丼、今年も食べたいものはいただくことができました。ただ、もうやらないかもとなっていた朝うにぶっかけ丼が2回ほど開催されていましたのでそれに参加出来なかったのが心残りでしょうか。
なんだかんだいっても朝うにぶっかけ丼のワクワク感は何度やっても最高です。
舟也君(社長)、武士君(店長)、克哉君(かっちゃん)、従業員の皆さん、おつかれさまでした。また来年、お会いしましょう！
(社長さんとかっちゃんとは円山教授北円山店でまた会えますよね。)

2023年8月10日
やはり年に一回は生うに丼を食べないと後悔しちゃうなぁということで今日は生うに丼を食べましょう！
開店１時間前の9時に到着。今回も1番乗り。ちょうど店長さんが外に出ておられていたのでお話します。
うに漁の不漁は続いており昨日はうに丼、¥8500で今日も昨日ほどではないがやはり高値の¥7000で提供とのこと。うに自体はピークを過ぎて柔らかくなってきているが甘みはまだまだ大丈夫と聞き、ホッとします。

生うに丼　¥7000(時価)
この日の丼にはヒラメ、小鉢にはホタテ、八角。脂ののった八角、とても美味しかったです。
店長さんの言う通り、うにの弾力が弱くなっていましたが、甘さは確かに充分過ぎるほど甘くて美味。
新鮮なうにに醤油は邪道であります。よく味変でといいかける人もいますが醤油なしで最後まで美味しくいただけるうに丼ですよ。

もう一杯、食べられるなと思いながらお会計します。
お会計は各テーブルにて現金のみの支払いです。

今日は特に予定もないので遠回りして帰りましょう。
ごちそうさまでした♪

2023年7月19日
今日は気持ち早めに出発します。開店１時間前の9時に到着。1番乗りでした。
椅子に座って待っているとご夫婦のお客さんが「車で待っていてもいいのでしょうか？」と訪ねてこられましたので並んだ順に入れますから並んだほうがよいですよ。」と伝えると私の次に並びました。
中村屋さんに行ってみたがものすごいお客さんが並んでおり、あきらめて検索しこちらへ来たそうです。田村岩太郎商店は初めてということで待っている間、お店のうんちくをお話しさせていただきました。
店長さんがひょっこり現れ、「○○さん、今日はうに丼やめておいたほうがいいよ。漁に出られない日が続いて高値も高値で今日のうに丼は１万円だから。」
あらら、困りましたねと思っていたら店長さん「まぐろ丼、あるよ。カマトロもあるから食べるかい？」
何、カマトロ！これは食べるしかありませんね。積丹で上がったマグロです。昨年、砂ずりの部位をいただいているのでカマトロにも興味が湧いてきます。

本当は1万円もするうに丼(白)を出したくないのだそうだがその日しか来れない観光客のお客さんは値段関係なしにうに丼ったらうに丼！と言う要望に応えるため出しているのだそう。
お客さんが来るたびに店長さん、「今日のうに丼は１万円だから海鮮丼にしたほうがいいよ。」と説明しています。
定時の10時にオープン。第一陣のお客さんが店内に案内されます。

積丹まぐろ丼　¥6000
部位によって値段が違います。時価のお値段ですね。
かまとろは貴重な部位ですがお試し価格ということで通常のまぐろ丼のお値段にしてくれました。感想聞かせてねと武士店長さんがニヤリ。
ムムムッ、まるでA4〜A5ランクの牛肉のような見た目！サシが綺麗に入っており思わずゴクリ…(´ཀ`」
わさび醤油をかけてまず一切れパクリ…あぁ、これはヤバいやつだぁ…柔らかい切り身で赤身と脂が口の中で合わさると相乗効果にて美味しさ爆発的になります。
いつまでもお口の中に留めておきたいと思いながらゴクリ…感激する美味しさであります。
中トロ、大トロよりもカマトロのほうが好きだという人がいるのもよくわかりますね。私自身もそっち側になったかなぁ〜。
うにとの相性はそれなりで、牛肉とうにとの組み合わせのほうが合いますね。

今日はじっくりと味わいながらいただきました。それでも他のお客さんよりは早食いのようで1番先にお会計します。
先程のご夫婦に挨拶をしてお店を出ると店長さんが第二陣のお客さんに説明しています。
店長さんにカマトロの感想を述べさせていただいてから帰路につきます。

このカマトロ、食べたら間違いなくほっぺが落ちますよ。タイミングが合えばぜひどうぞ。

2023年7月5日
今年３回目の岩太郎商店。9時30分頃到着。駐車場は満車のため近くの町営駐車場にマイカーを停めます。
おや、神輿！　美国神社のお祭りだったんですね。
ちょうどお店の前で「わっしょい！わっしょい！」と神輿を揺らしています。
30人ほど並んでいるお客さんも列を離れて写真に写しています。今回も中国からの観光客さんが来ていましたよ。
10時、開店。第一陣のお客さんが店内へ。私は第二陣の先頭。さあ、何にしようか？
この日、３食あった馬糞うに丼の社長の赤はあっという間に売り切れになりました。
10時過ぎからも続々とお客さんが来ており、お店のファサードを写していますね。
10時20分過ぎ、第一陣のお客さんが帰り始め、中に案内されます。
こんにちは〜！うーん、満席の岩太郎商店、活気がありいいですね〜！

極丼(きわめどん)¥5500
積丹美国産の北ムラサキうにとA5ランク平取和牛冷製ローストビーフのコラボ丼。
牛肉は花びら、うには花柱、まるでラフレシアのようです。夢現(ゆめうつつ)が花言葉であるラフレシア。これを食べているとまさに夢現になりますよ。
うにと牛肉、よくある組み合わせですが、新鮮な生うにをいちばん美味しく味わえるようにあえての冷製ローストビーフ。じっくり眺めているひまなんかありませんよ。牛肉が溶けちゃうと美味しさは半減しちゃいますからね。
牛肉にわさび醤油をたらりとかけてうにを包み込んでいただきます。ムフフ、名前に負けてない、確かに極めた丼。これを食べたら必ず毎年食べなくちゃいけないと思う方は多数おり、年々ファンを増やしています。
牛赤身の旨さ、牛脂の甘さ、うにの甘さが合体すると…まさにほっぺが落ちるとはこのことだなぁ。
絶対に食べて損はしない極丼です。

店長さんからお祭りサービスということでいただいた塩茹での鬼エビ！頭をパカっと割り、みそをチューチューします。これがうまいのなんのって！身もプリプリというよりブリンブリンで思わず笑顔になる美味しさ。このエビ、美味し！

夜にはお祭りのメーンイベント、火渡りがあります。いつかは生で見てみたいですね。
ごちそうさまでした♪

2023年6月21日
こちらのお店の海鮮丼はひらめ主体のひらめ丼と小女子主体のヤン衆丼の二本立てでしたが途中から柳の舞丼が加わり海鮮丼トリオとなりました。しかし昨年同様、小女子漁が不漁のため今年もヤン衆丼は提供出来なくなっております。なので今年も海鮮丼はひらめと柳の舞の二本立てとなります。
煮魚で食べるのがポピュラーな柳の舞。
「香り松茸味しめじ」をまねると「香りキンキ味柳の舞」といった感じでしょうか。
前浜で漁れた新鮮な柳の舞を使った丼が出来たのは必然だったようです。

柳の舞丼　¥3800
桜色した身が花びらのように盛り付けられており、散りばめられたイクラが宝石のように輝いております。わさび醤油をたらりとかけていただきます。ウムウム、やっぱり美味しいなぁ…自然と目を閉じゆっくりと咀しゃくしてしまいます。ひらめとはまた違った甘味があり、さっと湯にくぐらせるしゃぶしゃぶでも美味しくいただけそう…いや、間違いなくイケますよ。
脇役の甘エビ、タコがいい仕事しています！品数が多いオールスター集合的海鮮丼も魅力的ですがやはり主役、脇役がはっきりしているほうがいいかなぁ。
味噌汁は稚貝のホタテたっぷりのものでした。

店内にいる間、他のお客様のオーダーが耳に入ってきます。うに丼、ひらめ丼、柳の舞丼、均等に注文が入っていました。極丼は少なめでした。
ヤン衆丼がない状況下ではありますが、すっかり柳の舞丼も認知され選ばれているようであります。

海鮮丼はコンプリート！次回はうに丼？極丼？

2023年6月7日
積丹地区のうに漁は6月1日から8月31日までの3か月。積丹のうにを主に提供する田村岩太郎商店の営業も始まりました。この地区のうにが甘く美味しくなり本領発揮するのは産卵直前の7月中旬〜8月上旬でありますので今日の狙い目は海水温がまだ低い時に漁れる身の引き締まったひらめ！という訳でひらめ丼にしましょう。
店長さん、店員のかっちゃんに今年もよろしくと挨拶。他の若い店員さん達も元気があり活気があります。
今年も小女子漁は昨年に続き大不漁だったそうであります。今年の収穫は小女子目当てで寄ってくるイワシを避けながら何度もすくい上げてとれた、たったの一箱。貴重な小女子は冷凍してあり海の日かお盆あたりで出したいと店長さんが言ってました。

海鮮前浜ひらめ丼　¥3800
うーん、ひらめをくるりと巻いての盛り付け、映えますよね。弾力あるひらめの切り身をまずいただきます。…甘い！思わず笑顔になっていたのでしょうか、美味そうに食べてる私に「今年のひらめ、美味しいでしょう？脂が一段と乗っていて。」とかっちゃんが話しかけてくれます。
「味噌汁もホタテの稚貝が入って美味しくなってますよ。」どれどれ…あぁ、確かにいつもより美味しい！
コクが増し増しでいつもの甘エビ味噌椀がグレードアップしてました。
それにしてもひらめ、美味い、いや、美味すぎる！いっしょに入っているタコ、うにがかすむほどであります。改めてひらめの美味しさを感じるなんて思わなかったなぁ。採れた日だけのサービス品、エゾアワビ、今年も健在であります。

食べ終えたころ、店長さんが今日仕入れたうにを持って品定めしています。「これはいいうにだわぁ…○○さんに食べてもらいたかったなぁ。」とポツリ。続けざまにいただく余裕もなく(財布の中とお腹の中)…
でもこのあと、ラーメン食べに行ったんですけどね。

お店には中国から家族連れのお客さんが10名ほどレンタカー２台で来ていらっしゃいました。皆さん笑顔でお食事していましたよ。今年は外国からのお客さんも増えそうですね。
平日の早い時間ですが次から次へとお客さんが来ていました。
うん、満足、満足でした。次回は何をいただこうかしら…

2022年９月13日
お休みの日、まぐろ丼を食べに田村岩太郎商店さんへ。前日、まぐろ好きな父親に連絡すると、是非とも食べたいということで札幌から長沼の実家に父親を迎えに行き積丹町を目指します。９時ころ長沼を出発し12時に積丹町美国に到着。うにのシーズン時とは違いすんなりと店内に入れました。
店長さんとかっちゃん、笑いながら「○○さんがいつ来るのかと首を長くしてお待ちしておりました。砂ずり用意してあります。」　
これは砂ずりをいただくしかないですね。
「まぐろの他の部位、ひらめ、柳の舞、とのハーフ丼にも出来ますよ。まぐろなら似たようなトロはやめて赤身との組み合わせがいいかもしれません。」と説明を受けます。
父親はまぐろの赤身が好物のため、大トロ砂ずり丼、鉄火丼を選択しハーフ丼２つにしてもらいます。
冷蔵庫の奥から丁寧に梱包されたまぐろの腹を開いて「緊張する〜！」と言いながらかっちゃんが包丁でさばき始めます。
腹下の大トロよりさらに下の部位にある砂ずり。わずかな量しかとれない希少部位であります。
見た目はもう霜降りの肉！見惚れるほど美しい。こんなの初めてだなぁ。

積丹まぐろ丼　大トロ砂ずりと鉄火のハーフ丼
(6000円、3000円、計、9000円なのでひとり4500円)
丼には白飯、真ん中にイカ、えび、まぐろで、外周を赤身、大トロ(砂ずり)で囲んであり、いくらと糸唐辛子をちらした岩太郎スタイルの海鮮丼。わさびを醤油で溶いてたらりとかけていただきます。
これが砂ずり！筋は皆無な柔らかい身、濃厚な旨味があふれる脂、こりゃ一本取られましたなぁ。まさにほっぺたが落ちるとはこういうことなんだと実感。
口に入れ咀嚼するたびに溢れ出す濃厚な味わい。
本まぐろってやはり他のまぐろより数段上の美味しさがありますね。
赤身も濃厚さはないものの、赤身独特のシンプルな口あたりの良さがありまったく口から喉へと引っかかり感なく入っていきます。
味噌汁は柳の舞のアラ汁。これがウマイ！やはり魚の美味しい食べ方、作り方をとことん知っていますね、店長さん！


父親は「こんな美味いまぐろは初めて食べた。」との感想。ただ、一回食べられただけで満足したとも言っておりました。小鉢の小女子にも美味いもんだなぁと言いながら食べていました。
帰り際、店長さんに「うちの息子はしょっちゅう来ているのかい？」と聞くとニヤニヤしながら「いえ〜その〜、初めてだったなかぁ…」と返してくれて笑いがおきました。

次回、彼らに会うのは円山教授第２号店のオープン時になりそうです。
積丹まぐろ丼、新しい岩太郎商店の名物となる予感を感じました。今年も感動をありがとう♪

2022年8月30日
積丹のうに漁に合わせて営業期間は6月〜8月なのですが今年は9月もまぐろを主とした海鮮丼で試験的営業を行うという発信あり。積丹で獲れた小型のまぐろ２尾を熟成中だそう。

生うに丼　時価¥5500
旬は過ぎた生うに丼ですが道外からの観光客さんらがたくさん来ております。(駐車場はレンタカー多数！)
旬のうにとどれだけ違うのかというのにも興味があり生うに丼を選択。
うれしい、蝦夷アワビのトッピング付き！
今日の小鉢は味付けされたイカゲソとヒラメ。この箸休めの小鉢の品も楽しみのひとつです。
味噌汁はいつもの甘エビの頭が入ったもの。
うに、いただきます！やはり産卵後のうには弾力が落ちており甘さも数段下ではあります。それでもやはり手の加えられていない生うにを産地で食べるのは格別であります。またまたあっという間に完食！今年もうにを堪能しました。

お会計しようとしたら「まだ早過ぎますよ、ゆっくりしていってください。」と、たけし店長さん、かっちゃんに言われ３人で談笑。積丹でのまぐろのセリはケースに氷詰めされほぼ見えない状態で始めるので、購入後までまぐろの良し悪しがわからないそう。生の状態であり、よくテレビで見る冷凍まぐろの尾ひれを切った部位を見て判断する光景とは違うのですね。熟成に関しても日々勉強中であるのだが彼らの輝いた目で話す言葉を聞くとやはり賞味したくなる。
もう今年は最後かなぁと思いながら来たが9月にもう一度、まぐろを味わいに来よう。

2022年8月15日
こちらの社長さん、北の漁場チャンネルというYouTubeチャンネルを配信しており10日ほど前にまぐろをセリにて一本買いし、解体している動画をアップしておりました。各部位をサクにして熟成させお盆ころには提供できそうだという内容。
14日よりまぐろ丼として提供開始。翌日の15日にまぐろ丼狙いで行ってきました。
開店前の9時過ぎに到着。本州からのキャンピングカーで来られたご家族さんの次に並びます。
次から次へとお客さんが並び始めた頃、店前の時価物の価格案内に札がかけられます。エッ！赤うに丼が一万円…店長さんが待ちのお客さんに挨拶するために出てきました。赤うにのセリ値を聞きましたがほぼ儲け無し。お盆時期は赤、白ともに値は上がりますがここまで高値は無かったそう。それでも赤を食べたいというお客さんがいるであろうから10食分、仕入れたそうです。
10時、定刻にオープン、まず第一陣のお客さんが店内に案内されます。

生まぐろ丼　時価¥4800
まぐろオンリーかと思いきや、ひらめ丼、柳の舞丼と同様にメーンのまぐろが外周を覆い中にはエビ、イカ、ウニがある岩太郎スタイル。赤身一色よりばえますね。まぐろは味が濃いためうに丼用の醤油を使ってくださいねとのこと。醤油でわさびを溶きたらりとまぐろにかけていただきます。
うんま！と唸るまぐろの美味さ、臭みもなくなかなかいい感じに仕上がっています。切り身も大きめで食べやすいサイズ。滴り落ちるタンパク質の肉汁あふれる牛肉を食べた時のようなパワーを感じます。先週某所で食べたまぐろ丼より美味しかったなぁ。
少量のうには産卵直前の一番甘い時ですからしっかりと味わいながらいただきます。
ここの甘エビは毎度ながら文句無しのエビ。甘エビ丼もあってもいいかもしれません。
イカも弾力があり甘く美味しい。

他には中落ち丼、まぐろひらめハーフ丼があり、まぐろひらめハーフ丼を頼むお客さんが多かったです。
一万円の赤うに丼もあっという間に８食が売れ私が帰る時には残２食！

来年からメニューに載せる予定のようで、今年のように時化が多くうに漁に出られない日には救世主的な一品になると思われます。
店員のかっちゃんが「来年はもっとまぐろを勉強してこれより美味いまぐろ丼を出しますから期待していてくださいね。」まぐろ解体師の資格も取りたいと言っていましたので、おのずと期待しちゃいます。

またまた実食時間10分以内でお会計。胃にも悪い食べ方ですね。
今期はもうまぐろを仕入れないのでまぐろ丼はもう完売していると思われます。
来年積丹で上がったまぐろを是非ご賞味ください。
ごちそうさまでした♪

2022年8月2日
ブランチは田村岩太郎商店さん！今日は赤うに(ばふんうに)を食べたいなぁ…10時20分頃到着。駐車場は満車ですが待ちの人はいませんね。
こんにちは〜♪、店員さんに「お久しぶりですね。」と言われます。(週一で行かないとそう言われます。)
この日も社長の赤(赤うに丼)は無し。店員のかっちゃんに聞くとまったく赤うにが漁場にいなくて丼で提供できるほど採れないのだという。それならば白うにの生うに丼にしましょう。

生うに丼 (¥5500時価)
前回も生うに丼でしたがやはり旬に食べる機会があれば食べたいですよね。かっちゃんが「○○さん、赤うに乗せました！」と一粒の赤うにのサービス！ありがとうね！
ヒラメがいくらのかざりをつけてちょこんとのっています。今日の小鉢はタコとエビ。
まずうに単体でいただきます…感動もんです！
特製升にきれいに並べられた新鮮な積丹美国産のうには形、色、大きさ、味、文句なし。うに用とひらめ用(海鮮丼用)の２種類の醤油が用意されていますがこのうにに醤油をかけることはもってのほか。私はここでのうに丼には一度も醤油をかけたことがありません。というか、醤油の存在を忘れるほど無我夢中に頬張ってしまいます。食べたらわかりますがマジで醤油いらずのうに丼なんです。
ひらめも甘くて美味しかった♪

会計は各テーブルで現金のみのお支払い。会計お願いすると「早い！まだ10分も経っていないじゃないですか！」と言われます。確かに10分経っていない…
もう一品、食べればよかったかしら？

また来週来るからと言ってお店を出て帰ります。ごちそうさまでした♪

2022年7月13日
キタムラサキウニ(白うに)がイチバン甘くて美味しい時期到来です。11時頃、到着。駐車場はほぼ満車、待ちの列もできています。
駐車場が満車の場合、徒歩3分程度の積丹観光協会にある町営駐車場に停めましょう。
この日は生うに丼、極丼は○、社長の赤は✖️、海鮮丼は○です。

8日には２年ぶりの朝うにぶっかけ丼が開催されたようです。もう来年は朝うにぶっかけ丼は開催しないらしく後々ホームページからも削除する予定とのこと。
もともとは繁盛店ではなかったのでうにを余すくらいならたくさん消費してもらい宣伝にもなるということで、始めた朝うにぶっかけ丼。確かにこれだけ認知され本州からもここ目当てでお客さんが来るようになり土日祝日は行列必須なお店になりましたからね。
ただあの朝うにぶっかけ丼の豪快な盛り、楽しさ、味わいを知っていると非常に残念な思いもあります。

生うに丼　¥5500(時価)
特製升にうに、甘エビがきれいに盛られております。このビジュアルだけでも美味しさが伝わりますよね。
豪快にひと口目…うんうんうん、この味です！何度食べても飽きないうに丼。甘さは申し分なく磯の風味も絶妙でありトータルバランスでいうと赤うに(ばふんうに)より良いと思われ、こちらのほうが好きだという人が多いのも事実。私もこちらの白うにのほうが好みであります。
ここのうに丼はしょうゆなしで最後まで美味しくいただけます。いや、しょうゆをかけてしまうのはもったいないレベルのうにですから要注意です。
新鮮な甘エビはミソも美味くいただけます。
今日もペロリと平らげてしまいました。

岩太郎商店の生うに丼は積丹産の生うにのみ使用。積丹漁協のうにはまさに正真正銘の生うにであります。他漁協の塩水うにと表記してあるのはミョウバンが必ず入っているんですよね。
時化が続きうに漁がない日もいけすをもっている岩太郎商店は生うに丼を提供できます。ただ、時化が何日も続きますと臨時休業となることもあります。他店のように近隣の漁協からうにを仕入れて営業することもしません。本物の積丹産の生うに丼を食べたいならここですよ。

今日はセリに行っていたのかタケシ店長さんが不在でした。また体調不良でお休みの店員さんがいて残った店員の皆さんが忙しそうに働いていました。忙しい中、笑顔、ハキハキした対応、終始気持ちよく食事できましたよ。ごちそうさまでした♪

2022年6月21日
朝一で床屋さん。店主さんに「今日、何するの？」と聞かれ「積丹に昼ごはんを食べに行く。」と答えます。
店主さん、「来週、行こうかなぁ。」神威岬近くにあるうしおさんがお気に入りとのこと。積丹には美味しいうに丼を提供してくれるお店がたくさんありますからね。
私はもちろん田村岩太郎商店さん！積丹美国を目指し札樽道を走ります。

11時過ぎに到着。駐車場はほぼ満車。店内もお客さんが９割くらい入っていますね。
今年は美国の小女子漁が不漁で海鮮丼のヤン衆丼が販売中止。ヒラメか柳の舞がベースの海鮮丼はあります。
今日は極丼(きわめどん)にしましょう。

極丼　
平取和牛A5ランクの冷製ローストビーフと積丹美国のキタムラサキウニのコラボ丼。当初は生ウニ丼より1500〜2000円ほど高かったのですが近年のウニ高騰により生ウニ丼の値段が上がり続け変わらなくなりましたね。(この日は生ウニ丼5000円より500円安い4500円でした。時価。)
生ウニの風味を台無しにせぬようにローストビーフは冷製。運ばれた時には花びらのようになっていますが牛脂が解けてくるとくた〜っとなります。そうなる前にいただきたいですね。
わさび醤油をたらりと牛肉にかけて準備OK。牛肉にウニをくるりと包んでいただきますよ。牛脂の甘みとウニの甘みの相乗効果でほっぺたが落ちる美味しさとはまさにこういうこと。これはペロリと平らげてしまいますよ。

帰り際、店長さんと店員さんに「ヒラメ、極、食べたからあとは白と赤を食べればコンプリート。」と話すと「それじゃあ、マグロ丼でも用意しましょうかね。」と返してくれます。
タケシ店長さん、いつもありがとうございます。
美味しかった〜♪

この後、札幌に戻りトップガン　マーヴェリック、2回目の鑑賞。私の中で長年No.1映画だったバックトゥザフューチャーを抜かした映画。3回目も観に行きますよ♪

2022年6月9日
積丹地区のウニ漁は毎年6月から8月の3ヶ月。積丹美国のウニ、しかも生ウニにこだわったお店ですから営業期間もウニ漁に準じた3か月。６月２日に今年初のウニ漁があり３日から本年度の営業が始まりました。いけすを持っていますのである程度のウニは確保できウニ漁のない日でも生ウニ丼の提供は可能。
ウニ漁がない日が続きますと臨時休業となる場合もあります。
９日に1週間ぶりのウニ漁があり週末の営業も大丈夫そうですね。

お休みの日、朝８時に自宅を出発。１０時半過ぎに到着。９ヶ月ぶりにお会いしたタケシ店長さん、従業員の皆さんにお久しぶりの挨拶。あら？円山教授にいるかっちゃんがいますよ。夏の間、こちらに勤めるみたいです。

ひらめ丼
6月は旬前のウニ丼より海鮮丼がおすすめです♪
身の引き締まったひらめは適度な歯応えがありほんのり甘い。ひらめに覆い尽くされた中の白飯をほおばれば自然と笑みがこぼれます。
甘エビ、タコも新鮮で本来の味が楽しめます。
ある時には出してくれるエゾアワビもコリッコリッで美味し。
真ん中に鎮座しているウニは…ムムムッ！この時期にしては甘いほうではないですか。今までの経験からすると７月中旬の旬の美味しさが10とすると8に近いかな。例年ならば今時期は７くらいの甘さですから旬のウニには期待できますね♪11くらいになっちゃうかも？

店長さんがこれ食べて感想聞かせてと出してくれたのはえんがわの切り身とスライスされたタコ足の酢あえ。今年、出そうとしている付け合わせのよう。
ただでさえ柔らかいタコ足が酢の作用によってさらに柔らかくなりなかなか美味しい！生の刺身として出すより美味しいと伝えました。

食べ終えると「ゆっくりしていって。お茶でも出すかい？」と言われましたがお客さんも数組来ましたので丁重にお断りして帰ります。

満足、満足でした。やはりこのお店は居心地いいや♪

2021年8月24日
　お休みの日、田村岩太郎商店へ向かいます。
今年最後の訪問となるかもしれませんね。9時10分過ぎに到着。待ちは誰もいません。外の待合席に座り待っていると店長さんが出てきてくれまして、こんにちは♪
今日、赤うに丼は一食のみで今シーズン最後の赤になるかもしれないと聞き、海鮮丼狙いの予定を変更して赤うに丼にします！と返答。
社長さんも出てきてくれてご挨拶！これから札幌のカレー店、円山教授に無料トッピングのうにを運ぶのだそうです。

10時、オープン！
赤うに丼いただきます。
ラストになるかもということなんでしょうか、エゾアワビ付き！　新鮮なアワビを生でいただきます。
コリッコリッ！　目の前に磯の風景が浮かびますね。
若い時にはエゾアワビの美味しさがまったくわからなかったのですが今では好物のひとつになっています。アルコール、呑みたくなっちゃいました。
ちょこんとのっているヒラメもほどよい歯応えで甘い！これもウマイんだよなぁ。
赤うに！　バフンうにと言われているもので、白うに(キタムラサキウニ)に比べ漁獲量が少なく高値で取り引きされてます。近年は白も高いんですけどね。濃厚な甘みがあり一言で言うと「濃い」という感じでしょうか。年に一回と決めていた赤うに…二回目になっちゃいました。粒は大きくはありませんでしたが甘み、旨味はしっかりとあり、先月にいただいた赤より美味かった！
今日のエビ出汁みそ汁はエビ丸ごと使用でしたよ。

ここのお店はウマイものを提供してくれるのはもちろんですが店長さん、店員さん、厨房にいるおばちゃん、皆さんいい人なんです。食べに行くというより会いに行くという感じでしょうか、ここに通う訳は。

営業期間は積丹のうに漁期間に準じた6月〜8月(うにのストックが無ければ早仕舞い、あれば9月初めまでの可能性あり)なのであと数日で今年も終わってしまいますね。
名物の朝うにぶっかけ丼も今年は一度も出来ませんでした。来年はどうなるのでしょうか？早くマスクを外せる日が来ますように…
とりあえず、今年もごちそうさまでした♪

2021年7月27日
　朝、７時に出発。小樽支店勤務時の通勤路を使い向かいます。
コストコ、ここに出来たんだ！　
あれ？よく利用していたセブンイレブン無いよ！　
なるとの中華食堂出来たんだ！　
蘭島の昔からあるセイコーマートも閉店したんだ…
などと思いながら積丹町を目指します。

9時過ぎに到着。10名ほどの待ちの列に並びます。
店長さん、出てきて「今日は赤、６食のみですよ。」
と皆さんに伝えています。
赤は前回いただいたので今日は白にしましょう。
10時にオープン、生うに丼を頼みます。

生うに丼
　注文後、特製升に白飯を敷き詰め、しその葉、甘エビ２尾、キタムラサキうには一粒一粒丁寧に盛りつけ完成！　初めて見る観光客さんの席からは驚嘆の歓声が上がっています。
まずはうに一粒を単体でいただきます。……思わずニヤリ、甘い！旨い！美味しい！　産卵を控え栄養をギュッと蓄えたうにはまさに格別で絶品。この味を知ってしまったらもう後戻りはできません。
うに本来の味を邪魔しない白飯との相性もいいですね。
小鉢のわさびは醤油を入れて甘エビを食べるためだけに使用。味変するためにうに丼にかけてもいいのですが、このうに丼に醤油をかけるなんてもったいない！
最後まで飽きずに食べられるポテンシャルの高いうに丼。
今日はツブ貝の塩辛とイカのあえ物がついていました。
甘エビの頭でとった出汁の味噌汁、これも素朴な味わいながらうまい。

今年、コロナ禍の影響で朝早くから行列になる、朝うにぶっかけ丼の開催は今のところ皆無。(昨年は２回)
このままですと一度もやらないで終わるかもしれませんね。

2021年7月15日
今年３回目の岩太郎商店さん。8時すぎに出発、高速を使わずゆっくりと向かいましたら10時20分頃に到着。駐車場は満車でしたので町民駐車場に行き停めます。外には10名くらいの方の待ち。椅子に座り待っていると店長さんが出てきてこんにちは〜！
「先日、○○さんのお知り合いの方がわざわざ来てくれましたよ！」と笑顔で報告してくれました。
マイレビのSG325さんのことです。SGさん、店長さんとても喜んでいましたよ！

20分ほど待って店内へ。
旬の時期に入った生うに丼(白)にしようかと迷いましたが社長の赤がある日は少ないため今日は赤うに丼に決定。この社長の赤うに丼はその名のとおり、赤うに専門漁師であるここの社長さんが採られた蝦夷ばふんうにを使った赤うに丼。

注文後、待っていると隣りの席の女性の方から「うに丼、半分食べてくれませんか。」との申し出。
極丼と生うに丼を２つ頼んだのですが予想外の量で食べきれないとのこと。生うに丼も食べようかと思っていたのでと了承し、お金も半分支払いますと言ったのですが最後まで受け取ってくれませんでした。
千葉県から来たそうで岩太郎商店は初めて来たそう。

生うに丼
積丹のキタムラサキうにはいよいよ旬の時期に入りました。身の粒もしっかりとしてなにより甘さがアップしています。例年ですとこれから8月上旬までが一番良い時期です。
やはり積丹の白は美味しいなぁ！自信をもって言いますがこのうにの右に出るうにはなかなか無いと思います。何かと比較される蝦夷ばふんうに、通称赤より好みであります。
しっかりとした溶けていない食感、磯感あふれる味わい、醤油いらずの濃厚な甘味。何も言うことなしです。考えてみたらここで食べたうに丼には過去一度も醤油をかけたことがありません。食べたらわかりますが醤油はいらないんです、ここのうに丼！

社長の赤
今日のメインはこちら。濃厚な味わいが楽しめる赤うに丼！まずこの見た目に圧倒されます。手をつける前にお礼をこめてお隣さんに赤うにを分けてあげました。「あー、全然違いますね。」と感想をおっしゃってました。自分は白の方が好きなんですよと話しましたが彼女はどちらが好みだったのでしょうかね。
ひと口いただくと最後までノンストップでガツガツかきこむようにいただきます。満足、満足！

帰り際、店長さんから久しぶりの積丹豆情報！外人さんのジェラート屋さんを教えられました。なるほど、ちょっと変わったお店らしく、寄って帰りましょうかね。

2021年6月22日
お休みの日、積丹町美国に向かいます。
今日は極丼(きわめどん)と決めております。
11時過ぎに到着。店横、前の駐車場は満車！
町営駐車場にマイカーを停め歩いてお店へ。
店前では数組の待ち。前にいた3人組の若い女性の方にスマホを渡され写真を撮ってくださいと頼まれ、喜んで撮ったり(〃▽〃)、私たちの後に並んだ赤ちゃん連れのご夫婦に日陰の席を譲ったりしているうちにお店の中へ。

席を案内されると月初に来た時に座った席！
今日は赤ちゃん連れの方々、女性のグループの方々が多く来られていました。
店長さんが緊急事態宣言解除後のためなのか今年一番の忙しさでうに丼より海鮮丼のほうがなくなりそうと話してくれました。

極丼
A5ランクの平取和牛の冷製ローストビーフとキタムラサキうにのコラボ丼。これが商品化されてから必ず毎年一度は食べています。初めて食べた時の感動はさすがにありませんが名前のとおりに極めている丼です。
わさび醤油をたらりとかけたローストビーフにうにを巻いていただきます。ひんやりしたビーフとうにが合わされば倍の倍のドン！ってな具合な美味しさのアップ！
この丼のただ一つの弱点は素早く食べなければならないこと。じっくりゆっくり食べているとローストビーフが溶けてしまい食感、味わいが落ちてしまいます。
月初よりうにの甘さも上がっており最良時の７割くらいまできています。

今年も美味しくいただきました。
ごちそうさま♪

2021年6月3日
毎年、積丹町美国のうに漁期間の6〜8月に営業するうに丼、海鮮丼のお店。今年は6月2日から営業開始しております。
9ヶ月振りに店長さんと顔を合わしてご挨拶！今年もよろしくです♪
今年は美国漁港の小女子漁が不漁でまったく捕れず、店長さんいわく、このままでは海鮮丼が出せなくなってしまうとのこと。(小女子は海鮮丼のベースになっています。)
実際に漁に出ている店員さんに聞いても「美国より西側の余別漁港ではたくさん捕れているのにこちらではサッパリなんです。」と嘆いていました。

だからというわけではありませんがうに丼ではなく海鮮丼をいただきます。まだこの時期のうには甘みがまだまだですからね。

海鮮前浜ヤン衆丼
ヒラメ丼にしようと思いましたが小女子が入っているヤン衆丼にしましょう。
白飯の上に釜揚げされた小女子が敷き詰められておりその上に甘エビ、タコ、イクラ、うにが載っています。
不漁だという小女子、じっくりと味わいながらいただきます。先月、いただいた寿都の釜揚げしらすより小ぶりです。店員さんも不漁のうえに小ぶりですとも言っていたよなぁ。しかしながら味わいはやはり美味い。あらためて白飯に合う！と実感します。
ここの甘エビはやはり美味しい。甘くてプリッとした弾力もあり甘エビ丼でもイケる、エビ。
薄くスライスされたタコもいいですね。
ちょこんと載ったうに、やはり甘みはもうひとつでした。

途中、店長さんが「ゆっくりしていってくださいね。」と言って競り(せり)に出かけて行きました。
お会計して店前で店員さんと立ち話した後、お腹いっぱい、天気もいい状態の中、眠気を払いながら帰路につきました。

2020年8月26日
　帰省中の長男を初めて岩太郎商店に連れて行きます。長男が札幌にいた時には部活で忙しく一度も連れて行ってあげれませんでした。カミさん、次男も一緒で念願の家族全員での岩太郎商店…長かったなぁ。
運転はペーパードライバーの長男に任せました。今思えばビール、飲めば良かったなぁ。
9時過ぎに到着。若い男子3人組が1番乗りで店外の椅子に座って待っています。その横に座って待っていますとシーズンオフにもかかわらず次から次へとお客さんがやって来ます。10時オープン時には30人は並んでいました。

ハーフ丼
生うに丼と赤うに丼を一度に頼めばハーフ丼２つとしても出してくれます。長男と私がハーフ丼、カミさんと次男はひらめ丼にしました。
この時期の白うに(ムラサキウニ)はやはり甘み、旨味ともにレベルダウン。しかしながら1番おいしいうにの味を知っていての感想でありやはり積丹産のムラサキウニは群を抜いている。長男はこんなにおいしいうには初めてと申しておりました。
赤うに(バフンウニ)は7月に食べた時より甘みがあり美味しかった。そういえば以前、店長さんが積丹のバフンウニはシーズン中、味の大差は無いと言っていました。
今年最後の生うにですからいつもとは違いゆっくりと味わいながらかつ記憶に残すように食べます。
小鉢の付け合わせに子女子！ほんのりとした塩気が白飯に合います。子女子丼も食べておくべきだったかな。これは来年のお楽しみにとっておこう。
へらがにの味噌汁も出汁が効いておいしい。

私たちの前にいた男子3人組。3人で5つの丼を頼んでいました。店長さんも笑って対応していました。(^Д^)

今年は６回、月２のペースで行った岩太郎商店。２回しか開催されなかった朝うにぶっかけ丼にありつけなかったのがチョイと心残りではありますが毎回とても満足できました。
店長さん、従業員のみなさん、社長さん、お疲れ様でした。まずは酷使したお身体を休めてくださいね。
来年も期待しております。
ごちそうさまでした。

2020年8月12日
朝うにぶっかけ丼で有名になった田村岩太郎商店。
しかしながら今年はシケが多く通常のうに丼の倍以上使ううにが確保出来ずに2回の開催しか出来ていない。
今日も朝うにぶっかけはありませんでした。

朝、7時10分過ぎに自宅を出て8時20分ころ到着。
先客１名さま、2番目に並びます。
私の後に3人の親子さん。福島県からきたそうでお友達からここのうに丼を勧められたそう。何がおすすめか聞かれましたのでひとつひとつ説明しますと赤、白のハーフ丼２つとヒラメ丼にするようです。
1番目の方はハーフ丼と決めて来たそう。
私は生うに丼！

積丹のキタムラサキうにはお盆のころ産卵時期をむかえます。その直前のうには栄養をたっぷりとため込んでいるためとても甘みがあり美味しい！うに漁もお盆休みに入りセリも今日が最後で同じくお盆休みに入るそう。ということは今日、明日の店舗に出るうにが今年最高の状態であるのは間違いありません。セリ値もグーンと上がるそうです。

定刻の10時にオープン、この時で40人以上は並んでいたんじゃないかしら。

生うに丼(時価でこの日は¥5500)
今年、エゾアワビのトッピングが多かった！今日もアワビが真ん中にドドーン！甘エビもあります。
まずはうに単体で…なるほど、甘み、旨味ともに段違いです。６月初めが6点、7月初めが８点、今日は10点、これくらい差があります。
やはりこの地域のムラサキうに(白)はバフンうに(赤)より美味しい。
混じりっけなしのうに単体の底力を知ると最後まで飽きもこずに無我夢中でパクついてしまう。
ここのうに丼は正油いらず。正油をかけるとせっかくの新鮮なうにの風味が消えちゃいます。
今日もあっと言う間に完食し、またもや店員さんがビックリしてました。
さ〜てと、帰りはカレーでも食べて帰ろうかなぁ。

2020年7月21日
　今年の朝うにぶっかけ丼開催は2回のみ。こんなに少ない年は初めてですね。
7月20日のフェイスブックにて20日うに漁あったので21日もうに漁が出来れば充分なうにを確保できるため21日に朝うにぶっかけ丼をやりますとのこと。21日はお休みの私、行くしかありません。
朝6時に自宅を出ます。7時過ぎに古平を通り海を見ますとうに漁の船がいない…美国に入り宝島付近に目をやりますがやはり船がいない…ダメかな？
お店に着くと２人組の方々が3組、車の中で待っています。待ち席の７番目に座りさくらももこさんの文庫本を読みながら待っていると店長さんが出て来て「おはようございます、〇〇さん。わざわざ来ていただいたのですがぶっかけ丼出来ません。」やはりそうでしたか、それでは赤はあるのか聞くとプレミアムレッドは７食あるとのこと。それならば赤うに丼にしましょう。
朝うにぶっかけ丼がないと知ると3番目に来ていた１組の方が帰られました。店長さんに聞くと1番最初に来た人は５時半に来たそう。場所取りしてあげるから車で寝ていなさいと言ってあげたそうです。
８時半過ぎから続々とお客さんがやって来ます。やはり皆さん朝うにぶっかけ狙いだったみたい。
店長さんが今日は申し訳ないので通常のうに丼のうにを大盛りにします！それを聞いたら帰る人はいませんよね。
１０時、オープンします。第一陣のお客さんが席に着き注文していきます。
ほとんどは生うに丼ですが７食限定のプレミアムレッドも５食は注文が入ったのでは？

海美王プレミアムレッド
ここの赤うに丼はプレミアムレッドと社長の赤の2種類。
社長の赤はその名のとおりうに漁師でもある社長さんが取って来た赤うに丼。色、形が不揃いですがリーズナブル。
プレミアムレッドは身の大きさ、形、色、すべてにこだわったまさにプレミアムな赤うにを使った丼。
ひとつひとつがしっかりとしており箸で持ち上げても崩れません。
赤うにはなんと言っても濃厚な旨味！口の中でねっとりとした食感から押し寄せてくるうに独特の美味しさ！
これは日本酒と共にいただいてみたい！
今日も蝦夷アワビがトッピング！ひと口でいっちゃいます。磯！海！潮風！なんていう言葉が頭の中をぐるぐると駆け巡ります。
またまたあっという間に食べちゃいまして店員さんに「５分も経っていないのでは？」とビックリされちゃいました。

あと一カ月ちょっと、赤うに丼をも凌駕する朝うにぶっかけ丼、食べることは出来るのかな？

2020年7月15日
もう定期訪問ですね。
この日も朝うにぶっかけ丼はなし。(今年、食べることが出来るのか？)
生うに丼、海鮮丼、極丼のみです。ゆっくりと出かけて着いたのは10時半過ぎ。駐車場が満車で町営駐車場に停めに行こうと思ったら第一陣のお客さん達がお帰りになります。空いた所に停めてお店へ。店長さんにいつも明るく元気な若い店員さんらにどうぞと差し入れを渡し席に着きます。

極丼(きわめどん)
A5ランクの平取和牛の冷製ローストビーフとうにのコラボめし。
牛肉とうにの合わせ技の食べ物は珍しいものではありませんがこの極丼は間違いなく最高ランク。
うにを知り尽くした職人が試行錯誤(たぶんですが…)してたどり着いた至高のサーフアンドターフ！
生うには冷えた1番いい状態にて提供されますがそれを壊さぬよう、引き立てるよう、ケンカせぬように合わされた冷製ローストビーフ。
ローストビーフにうにを巻いて食べればほら自然と笑みがこぼれます。この牛肉が炙り等により温められた状態ですと新鮮なうにの場合は台無しになります。
極丼が出て５年経ちますが最初はこの文字どうよと思いましたが時が経つにつれ極の文字は決して伊達じゃないと確信。毎年必ず食べておきたい丼のひとつです。

何を食べていたかわかりませんが店内のどこからか若い女性の「うんまっ！死ぬほどウメ〜！」という叫び声に近い声に思わず吹き出しそうになりました。

さて次は朝うにぶっかけ丼といきたいところですけど、
どうなりますかね…？

今はテレビを見るよりYouTubeを見る時間のほうが長くなりましたよ。
○狩野英孝さんのEIKO！GO!!(ゲーム実況配信が楽しい。エイコーちゃんの人柄がいいんです。)
○沙耶香さん(癒されます。特に男性におすすめ！)
○有村昆のシネマラボ(映画好きなら必見)
○円山教授(今時期ですと田村岩太郎商店のウラ話が聞けます)
さて本題…
2020年6月23日
うに漁がしばらくないため22日は臨時休業となった田村岩太郎(がんたろう)商店さん。22日はうに漁があり23日は営業しますとフェイスブックにて確認。
たまたま家族皆休みでしたので3人で向かいました。

12時半頃に到着。札幌は曇り模様でしたが積丹は晴れ！店内の奥のテーブル席に案内されて注文して待っていると店長さんが「○○さん、ほとんどの席に座っているけど座敷はないでしょう？空いているからどうです？」　それじゃあお言葉に甘えてとなり座敷(小上がり)席に移動。キチキチに座布団が敷いてあり最大8人が座れます。テーブルはガラス張りで中には欄間の木彫りの彫刻がありなかなか凝った造り。
この日は生うに丼、極丼、柳の舞以外の海鮮丼が出来るとのこと。
久しぶりにヒラメ丼にしました。カミさんと次男はヤン衆丼。

ヒラメ丼
ヒラメの白身、タコ足の薄い切り身がご飯の上一面に敷き詰められてさらに甘エビ！その上に小口ネギ、いくらがパラパラ。
真ん中にうに、糸とうがらし。
これはまさに海の宝石箱や〜！のフレーズがピッタリ！
ヒラメの弾力あるコリコリした身からほんのりとした甘みが感じられます。なんだかんだ言ってもヒラメはやっぱり美味いお魚です。
カットされたアワビが2切れほどあります。たまに蝦夷アワビが海鮮丼、うに丼に付いてきます。
以前はこの固めの食感、磯の香り、さほど好きではなかったのですがここでいただいているうちに好物になりましたね。
真ん中の少量のうに…おっ、月初に食べたうにより甘みが増してきましたね。思わずニヤリ…(〃▽〃) 次回のうに丼に期待が膨らみます。

帰り際に店長さんが「どこか寄っていくの？」
今日は真っ直ぐ帰りますと答えます。
毎回、店長さんが近隣のおすすめポイントを教えて下さり帰り際にあちこち寄っていました。もうネタが尽きかけた時にはごくごく普通の豆腐屋さんを教えられ豆腐を買って帰ったこともありましたね。
そんなやりとりも楽しいお店ですよ。(o^^o)

2020年6月2日
北海道積丹町美国のウニ漁は毎年６月から９月の３ヶ月。その期間だけ営業している田村岩太郎商店さん。
6月1日、ウニ漁初日に漁が行われて2日に通常のウニ丼を提供出来ますよ！という情報をSNSで確認。
2日、お休みな私…行くしかないよね〜！
朝ウニぶっかけ丼ではなのでのんびり向かいます。

9時半過ぎに到着。まだこの時期ですから1番乗りでした。10時にオープン！続々とお客さんがやって来ます。この時期のウニはまだ甘みが少ないのですがまずはご挨拶代わりにとウニ丼を頼みます。最高に美味しくなる7月に入ってからのウニと比較するのもまたいいのかなと…

ウニ丼　
　いつもはヘラがにのみそ汁ですが今日は早く来たお客に毛ガニのみそ汁のスペシャル版！小鉢にはヒラメ、イカの和え物、特製升に盛られたウニ丼には甘エビも！
まずはウニ単体でいただきます。9ヶ月ぶりのウニはなんだかんだ言ってもやはり美味い。この磯の風味が久しぶりのウニの記憶を呼び覚ましてくれます。やはり甘みはまだ少なく濃厚とはいきませんが新鮮なウニはそれだけでイケます。
白飯との相性も良くこりゃあ箸が止まりません。
毛ガニのみそ汁もいただきます。カニの出汁が出まくりでこれと白飯、漬物でも立派なメシになりますね。

食後、店長さんとお話ししました。
ここの名物、朝ウニぶっかけ丼はやはり密になるため考慮中とのこと。一度に行う人数を制限したりしなければならないでしょうからね。

店長さん、従業員の皆さんとも9ヶ月ぶりにお会いしましたが皆さんお元気そうで何よりです。
元気も売りである岩太郎商店ですから今年も期待していますよ〜！

2019年9月4日
先週、今年のシメだなと行ってきた田村岩太郎商店さん。その後の8月31日、積丹地区のウニ漁最終日にウニ漁が出来たのでしばらく営業しますとフェイスブックにて発信してくれます。
先週伺ったとき店長さんはお休みでしたので挨拶出来なかったのが心残り、私のお休みの日のこの日も営業している…これは行くしかないですね。
前日に用意しておいた私の大好きな某プリンをクーラーボックスに入れて積丹町美国に向かいます。
午前10時過ぎに到着。さすがにシーズンオフですから駐車場には3台ほどの車。しかも全てレンタカーっす！
また来ちゃいましたとお店に入りこれ皆さんでどうぞとプリンを店長さんに渡します。店長さん、プリン大好きだそうでよかったよかった。

柳の舞丼 ヒラメ丼がこの店の海鮮丼の主役ですが地元ではヒラメに勝るとも劣らない味であると人気ある柳の舞を使った丼。
外周に柳の舞、真ん中にイカ、甘エビ、ウニなのですがこの日、イカの入荷がなくて代わりにマグロのトロにて提供されます。店長さんはイカのほうが美味しい丼なのですがとおっしゃっていました。
柳の舞、ほんのりとピンク色した身は甘みがあり確かに美味い！
寿司ネタとして食べてみたくなります。
甘エビはねっとりした食感で甘々！ここで食べる甘エビは今までハズレが一度もないんじゃないかな。まあ、他もハズレは無いんですけどね。
店長さんが危惧していたトロ、確かに濃厚な味ですから柳の舞を食っちゃう感があります。柳の舞&トロ丼みたいになっていますがまあこれはこれでアリかと。

ウニ丼で有名な岩太郎商店ですが海鮮丼も最高です。
まあホントに勢いがあるお店でここに来ると満足感に満ちて自然と笑顔になりますね。
女性の従業員さんおふたりも終始笑顔で対応してくれました。
レンタカーで来ていた観光客のお客さんも皆笑顔で「ごちそうさま！また来ます！」と言いながら帰って行きます。

店長さんともいろいろとお話し出来ました。
生け簀にまだまだ大量のウニがあるので今週末まで通常営業出来そうとのこと。
このお店の従業員だった子が札幌の姉妹店、円山教授で働くとのこと。
などなど…

うーん、やはりこのお店は３１５０！
なんだかんだで今年は５回、来ちゃいましたね。
また来年の６月に！

2019年8月27日
積丹町のウニ漁は毎年6〜8月の3ヶ月。夏休み時期の7月中旬からお盆すぎまではウニを求めて混み合う界隈です。大羽(おおば)はメバルの仲間で地方それぞれで色々な呼び名がある小魚。忙しい時期が過ぎたラスト1週間にこの手間のかかる炙り大羽丼を試験的？に出しています。8月最後のお休みの日に行ってきました。
朝ウニぶっかけ丼は未開催のため急いで行く必要もありませんから8時40分ころ札幌市東区の自宅を出ます。
開店時間の10時過ぎに到着。駐車場には5〜6台の車。
こんにちは〜と店内に入り炙り大羽丼を注文します。

炙り大羽丼
円山教授のYouTubeにて知った丼。見たらもう食べたい！食べたい！状態になりました。調理の模様がでており白米の上に大羽、タコが敷き詰められておりバーナーで炙られます。真ん中にウニを載せてこのウニも炙られた後、飾り付けされ完成！
炙りにより香ばしい香りがします。
炙りウニを単体でいただきます。ウシシッ！これもいいものです！
メーンの大羽、炙りの熱が入ることにより甘みがより感じられてウマイ！
ウニの下にあるタコも香ばしくなっておりいい感じにに仕上がっています。
またまたあっという間に完食です。毎回ゆっくりじっくりといただこうと思うのですが、いざいただきますをしてからはがむしゃらにパクついてしまいます。^_^;

この日、店長さんはお休みでしたので今年最後の挨拶はできませんでした。社長さんにはまた円山教授でお会いしましょうとお話しさせていただきました。
従業員の皆さん、今年もうまい丼を気持ちよく食べることができましたよ。ありがとうございます！

今年の営業はウニ漁次第ですが9月始めまでできるかもしれません。

やはり夏が終わるとこの店も終わるので寂しいなぁ…
また来年もよろしく！

2019年７月30日
今期、3回目の岩太郎商店。今日は極丼！
朝ウニぶっかけ丼は未開催のためゆっくりと出かけました。お昼過ぎに到着して店内へ入ると店長さんが「おや、珍しい時間ですね。」と迎えてくれます。
いつもは開店2〜3時間前から並んで待つのが普通になっていましたからね。

極丼(きわめどん)
積丹のムラサキウニと平取和牛A5ランクの冷製ローストビーフのコラボ丼。単にウニとビーフの合体技というほど単純なものにあらず、徹底した温度管理のもとに出される一品。出されてから呑気に写真なんてバシャバシャ撮っていると早く食べてくださいねと言われますよ。
冷んやりとしたビーフにウニをクルリと巻いていただきます。…これはもう何も言えない…個性の強いものの共演は摩訶不思議な食感、味わいでジワジワと旨味の洪水が押し寄せて来ます。白米をかき込めばやみつきになる事間違いなし！
しかしキレイにサシが入った平取和牛ですね。普段、A5の牛肉なんて口にすることなんかないですからね。

今年、こちらのお店で朝ウニぶっかけ丼、赤ウニ丼、極丼をたべましたので自分の中でのノルマ達成です。
最後に海鮮丼で今年の夏は締めたいですね。

ごちそう様です！

2019年6月27日
お休みの日、今シーズン2回目の田村岩太郎商店！
この日は第5回朝ウニぶっかけ丼の開催日でしたが今日は赤狙いです！朝の7時に札幌市東区を出発して8時20分頃到着です。待ちの人数は10名ほど。やはり皆さんぶっかけ狙いでしょうね。
待っている間、店長さんが皆さんに挨拶に来てくれます。社長の赤、あるのか聞きますとありますよとのこと。
定刻の午前10時にオープンしました。この時点での待ちは30人以上でした。
まず第一陣が店内に案内されオーダー取り。ほぼ朝ウニぶっかけ丼！
他のお客さんのぶっかけ丼のすくいを見学、思わず私まで声を上げてしまうことが何回も！
やはり朝ウニぶっかけ丼は楽しいっスね〜！
皆さんがすくい終わった後、若い店員さんと立ち話。
今年、オープン直前まで改装していて大変でしたというお話を聞いたりしていました。

「社長の赤」
ここの赤ウニ丼は「プレミアムレッド」という最高品質の赤ウニが入荷した時のみ提供されるものがあります。ウニ漁師でもある社長さんの収穫したプレミアムレッドの基準に満たない美国の赤ウニを使った丼が「社長の赤」！
共に時価でプレミアムレッドは1万円でおつりがくるかこないかくらい、社長の赤はこの日6千円でした。
基本、プレミアムレッドがない時の裏メニューのためメニューには載っておりません。
まずはウニを単体でいただきます！うーん、赤ウニ特有の濃厚でねっとりした甘さ！もっとゆっくりと味わいながらのどに流せばいいのですがパクパクいっちゃいます！プレミアムレッドに比べウニの色、大きさに多少のバラツキがあるだけで味は変わりません。
付け合わせの甘エビがこれまた新鮮！プリプリというよりブリンブリンしており先程までピチピチと跳ねていたのでは？というくらいの鮮度！
マグロのトロです。この脂！たまりませんですね〜。
ヘラがにの味噌汁も美味い！この味噌汁と白飯と漬け物だけで食べてみたいくらい！

私含め、ここの朝ウニぶっかけ丼のリピーターの方のほとんどは朝ウニぶっかけ丼が1番美味いウニ丼だと思っているはずです。せっかくの朝ウニぶっかけ丼開催日にその権利を放棄してまで違う物を頼んでしまう私…
帰り際に店長さんが「朝早くから並んで社長の赤を頼むなんて上級者ですね。」というツッコミ。
しょうがないですね〜、未食の物があれば食べたくなる根っからの岩太郎フリークなんですから。
次はめっちゃ旬の朝ウニぶっかけ丼狙いかな？
ごちそうさまでした！

2019年6月5日
前日のフェイスブックにて朝ウニぶっかけ丼開催を知ります。5日の日、予定もなくお休みでしたから行っちゃうよね〜！
午前6時10分過ぎに札幌市東区の我が家をマイカーで昨年一度も行けなかったカミさん、次男と共に出発し午前7時30分に到着。1番乗りでした。
雨の中、店前の椅子に座って待ちます。続けざまに車が2台やってきますがどちらも車内で待つみたいで降りてきません。
午前9時30分に男性1人のお客さんが我々の後に並びますとゾロゾロと並び始めましてオープン時の10時には12、3人の列。
まずは席に着きますが店員さんの粋な計らいにより新しく増やした席に座らせてもらいました。(ありがとうね！) 今年から店奥のスペースを改装して席が増えたのです。岩太郎商店らしい石を積み上げた席が目を引きます。

並んでいたほとんどの方が朝ウニぶっかけ丼！
しかも経験者は私とカミさんのみ。これは皆さんのお手本となるようにすくい上げなければならないですよ。
大きなボウルに大量のムラサキウニが投入されます。
店長さんからまず、朝ウニぶっかけ丼についての説明がありました。他店の倍、倍以上のウニの量のウニ丼として有名になっていますが元々は社長さんと店長さんが自分達が知っている新鮮で甘くて美味しい美国産のウニを食べてもらいたいということで考えたぶっかけ丼。地元の２人ですからお金を払って他店のウニ丼を食べることもなかったのでいざ蓋を開けてみたら爆盛りのウニ丼となっていたのだそうです。
大きなボウルに大量のムラサキウニが投入されます。
垂直の取っ手がついたステンレスの網ザルにてウニをすくい上げるのですが多くすくうのにはコツがあり(店長さんが詳しく教えてくれます。)網ザルを引き上げるとズッシリと重いウニの山！これは何回やっても楽しい！
確実に200グラムオーバー！白飯の上にウニをのせますとさらにズッシリと重いウニ丼！これで完成にあらず、店長さんが追いウニをしてくれます。令和一発目だから？私が丼を下げないから？これでもかというくらいの追いウニをしてくれてどう見ても300グラムはオーバーしています。過去最大のウニ丼！
私のすくい方は80点、カミさんは100点、と店長さんの採点でした。
席に戻りいただきます！
積丹のウニは6月から8月の3か月間の漁期。7月のウニが一番甘みが増して美味しいそう。店長さんがおっしゃるにはこの時期としては甘いほうのウニだそうです！
まずはウニのみをゴッソリといただきます！確かにノリノリの時期のウニほどではないけど充分に甘みがあり美味しい。しかしながら白飯が見えてきません。ウニのミルフィーユ状態です。
ウニを噛み締めると磯の香りとウニ特有の旨味がお口いっぱいに広がり何も言うことなし。

おおば丼
次男は柳の舞丼を頼もうとしたのですが店長さんがまだメニューに出ていないおおば丼があり甘みある魚で美味しいですよと勧めてくれましたのでおおば丼にしました。こちらではおおば と呼ぶ魚でメバル科のハツメというお魚で地域によっていろいろな呼び名があるみたい。
おおばの刺身が丼をぐるりと囲み真ん中には甘エビ！
ウニ！
ひと切れいただきましたが確かに甘い！身は柳の舞より柔らかく好みが別れるかな。ウニがない時には海鮮丼が頼りになりますが選択肢が増えるのは喜ばしいこと。

ぶっかけ丼は時価でこの日は4700円。年々高騰している積丹地区のウニ。確かに高いウニ丼です。
他店のウニ丼は100グラム程度の量が主流、ここは美国産のウニのみを使用、採れたての新鮮なウニ、何よりここのお店のポリシーである想い出に残る場所でありたいということ、などなど考慮すると朝ウニぶっかけ丼開催時に行列が出来るのも納得です。

いつもならお店の方針により点数は低めにつけていましたがもうここまで有名店になりましたのでそろそろいいのかなぁということで…

ごちそうさまでした！

2018年8月28日
私の8月最後のお休みの日。ぶっかけ丼は開催しませんが今年極丼をまだ食べていなかったので積丹町美国へ次男と向かいます。(カミさんは今年1度も行くことができませんでした)(T ^ T)
9時半に到着。待ちは8人ほどでしたが次から次へとお客さんがやって来ます。

極丼(きわめどん)
陸の逸品の平取和牛と海の逸品のムラサキウニのコラボ丼。
ウニの美味さを損なわないように牛肉は冷製ローストにしてあります。しかもA5ランクの平取和牛なんですから極丼の名前に恥じない極めつけな丼！
やはり、朝ウニぶっかけ丼が1番のオススメですがこの極丼もなかなかの物。
このお店の東の横綱が朝ウニぶっかけ丼ならば、間違いなく西の横綱はこの極丼が入ります。
出されてすぐに食べないとせっかくの冷製コラボ丼が台無しになっちゃいますからね〜。
この冷製ローストビーフにちょいとしょうゆをかけてウニを包み込んでいただきます！
これはイイですよー！ひんやりとした牛肉のサシがまず溶け出しなんとも言えない旨みが広がりすぐさまウニの磯の香り、味がたたみかけるようにやってきます。
なるほどね、冷製ローストビーフじゃなければこの味わいは得られないのですね。
店長さんから蝦夷アワビの差し入れが丼に入りました！ありがとうございます！コリコリで美味し！

柳の舞丼
今年デビューした丼。次男がいただきます。
一口いただきますと新鮮な柳の舞がこれまた美味しい！見た目と違いとてもクセのない魚ですから、ヒラメ丼よりこちらの方が好きという方もいらっしゃるかと思いますね。

今年の営業は終了してしまいました。
お店のオーナーさん、店長さん、従業員一同の皆さん、お疲れ様でした。
一昨年まではウニ漁の期間6〜8月の前後、5〜9月まで営業していました。5月、9月は浜カレーやトロマスの焼き魚定食や柳の舞の湯煮定食など提供してくれてました。
札幌に姉妹店の、円山教授というルーカレー屋さんができてから5、9月の営業はやめています。この5月、9月の定食はマジで美味かったんです。浜料理？漁師料理というのかな、シンプルながら普段は食べることの出来ない料理でしたから。
そんなことをふと思いながらサーバインの2018年の夏は終わるのでした。
また来年のためにいまから貯金するのだ！

お店の意向により総合点は3にしておきますね。

2018年7月11日
今年の積丹町美国漁港のウニ漁は異常事態。
6月〜8月が積丹地区のウニ漁の解禁期間なのですが6月は数回、7月も2日、9日に漁があったのだが9日はウニ漁船と釣り人のボートの衝突事故により漁が中止。
こちらのお店の朝ウニぶっかけ丼がなかなか出せない状態が続いておりました。
マイレビというか積丹ウニ同好会といったほうがいいような、よっち@北海道さんの情報により10日にウニ漁があり朝ウニぶっかけ丼を11日に開催するよとの情報を得ます。(よっちさん、ありがとうございます！)
火曜日がお休みの私。なんと11日水曜日もたまたまお休みの日を取得しており、これは神様が私に積丹町美国に行きなさいと言っているようなもの？カミさんをなんとか説得してお許しを得ます。
まるで遠足前の子供のように午前5時にセットした目覚まし前30分前に起床。まだ早いかなとはやる心を抑えながら午前5時50分に家を出ます。高速道路で小樽、降りて余市、古平、を通り積丹町美国に到着したのは午前7時。一番乗りでした。やはり平日ですね。
すぐに2人、3人とお客さんがやって来ます。
午前8時過ぎには約15人ほど、開店直前の9時50分には30人超の待ち。

午前10時、オープン。まず店内の席に案内され、前半、後半にわかれてぶっかけのレクチャーを受けます。もちろん全員、ぶっかけ丼です。経験者は私以外、若い女性1人のみ。皆さん初めてのぶっかけ丼です。
さあ、何度やっても楽しくワクワクするぶっかけ丼。
ホント、下手くそなんだよね〜、自分って。今日はまあまあの量、追いウニをしてくれました。
そうなんです、うまくすくえなくともちゃんと追いウニをしてくれますから安心して自分の食べるウニをすくい上げて楽しみましょうね。

朝ウニぶっかけ丼
このお店といえばぶっかけ丼です。年々、道外からのお客さんが増えてこのぶっかけのだけのために来る人も少なくありません。
使用するウニは積丹町美国で前日に採れたムラサキウニのみを使用。ウニの処理も最低限のためウニが入っている塩水はにごっています。この状態のウニだと市場には出せないそう。漁師直営店だから出せるウニです。
温度管理も徹底されておりウニのひとつひとつがしっかりとしております。いわゆる美形なウニです。
一口目…あぁコレコレです！口に入れた瞬間、磯の香りがどっと押し寄せて後からくるウニの旨み、甘みが覆いかぶさります。しょうゆは置いてありますが店長さんが言うようにかけないで食べましょう。食べたらわかりますが必要ないんです、このウニ丼に限って！
毎度ながらじっくりと味わいながら食べることが出来ません。ガツガツとほおばって気付けば完食。
足りない…

小女子、イカ丼
オープン前に店長さんがウニはダメだけどイカが豊漁なんですと言っていましたのでこれをいただきます。
白飯の上にびっしりと小女子が敷きつめられ真ん中に新鮮なイカ！わさび醤油をたらりとかけていただきます。
イカはコリコリのコリッコリッ！なるほどね！
ほんわりと塩気のある小女子とほかほかの白飯は最強の組み合わせ。これだけでもウマイ。

先月まで札幌すすきののワラヤキ酒場あくとで働いていたスタローン、今月から縁あってこちらのお店で働いております。やあと声をかけたらビックリしておりました。これから、忙しくなるはずですから店長はじめお店の方々によく教わって仕事してくださいね。

やっとひとつのノルマ達成。次回は極丼かなぁ？
ごちそうさま！

毎度ながらお店の意向により総合評価は３とします。

2018年6月20日
北海道積丹地区のウニ漁は毎年、6月1日より8月31日の3カ月。
ウニ漁は海が穏やかな日でないと出来ません。今年は天候不良により6月19日にやっと12日ぶりの漁ができたらしい。美国産のウニにこだわる岩太郎商店ですがこんなにも漁がないと他の積丹地区のウニを仕入れてなんとか営業しているとのこと。
この日も漁があったとはいえ量が少ないため岩太郎商店名物の朝ウニぶっかけ丼の開催は無し。赤ウニ丼と通常のウニ丼と海鮮丼は出せるとのこと。次男も学校がお休みで私もお休みの日、行くしかないよねー！
朝ウニぶっかけ丼がないなら早く行く必要もないのですがはやる心を抑えきれずに午前7時10分に札幌市東区の自宅を出ました。
午前9時前に到着。先客は無し。店前の椅子に座り待ちます。店長さんが出て来てくれて朝ウニぶっかけはないから待たなくても大丈夫だよと言ってくれますが店前で待つことにします。極丼も仕入れの関係で提供できないとのこと。今日の赤ウニ丼のお値段は¥8000だそう。う〜む、悩む悩む…
何を食べようかなと考えながら待っていると女性の方がお一人来ました。お話しするとなんと名古屋から来たそうです。知人のおすすめでこのお店に来たのだそう。朝ウニぶっかけ丼は今日やらないんですよと教えてあげたらチョットがっかりしていましたがすぐさま赤ウニ丼にします！と立ち直っていました。

午前10時に開店。この時点で待ちの客は12〜3人といったところ。店長に赤と白のハーフアンドハーフは可能かと聞いたらOKでしたのでそれにします。

◯海美王 プレミアムレッド(エゾバフンウニ丼)と
生ウニ丼(エゾムラサキウニ)のハーフアンドハーフ丼
さあ、昨年の夏以来のウニ！ウニ！ウニ〜〜！
まずはバフンウニ単体でいただきます。濃厚という言葉がまさにピッタリ！来月に入るともっと甘みは増すはずですが今でも充分に甘み、旨みある赤ウニ。
ムラサキウニも単体で…やはり甘みは赤ウニに劣ります。こちらも来月に入るともっと美味しくなります。
ウニを確認したところで白飯と一緒にお口にかきこみます。…やっぱりたまんねー！海の恵みいっぱいのウニと田の恵みいっぱいの白米が合わさると相乗効果により美味さがグーンとアップします。やはりここのウニ丼にはしょうゆは不要ですね。次男はしょうゆをかけて食べていましたけどね。
丼にはエゾアワビとボタンエビと甘エビのがのっかっており、新鮮！見た目はもちろん身のしまりでもわかります。付け合わせにマグロの大トロ！やはりマグロってうまいよなぁ〜。
ヘラがにの半身が入ったみそ汁、これがまたウニ丼に合うんだなぁ！
あっという間に食べ終えて次男を見るとまだ4分の1も食べていない。次男の食べるペースが遅い訳ではなく私の食べるペースが早すぎるんです。いつもなのですがここのウニ丼を食べ始めると一心不乱になり、我に帰ればもうごちそうさま状態。

ここのウニ丼は安くはありません。(朝ウニぶっかけ丼はウニの量が半端ないので安いのですが。)
赤ウニ(バフンウニ)丼はここら辺では一番高いかも。
理由はもちろんあります。当たり前なのですがセリにかけられるバフンウニもムラサキウニもピンキリなのです。このお店で仕入れるバフンウニは常にピンな一番いいものを仕入れているからなんです。
お店側も強くはおすすめしていません。
しかしながらこのお店でもやはりバフンウニの人気は高く、昨日は10食用意されたバフンウニ丼はあっという間に完売、本日もかなりの方がたのまれていました。

次男の方の付け合わせとみそ汁は生ウニ丼仕様で、エビのみそ汁でした。

やはり海の幸をいただくのは現地にていただくのが一番なんだなぁと改めて実感しました。

さあ、次回は朝ウニぶっかけ丼か？極丼か？
また行きますよ！

追記 明日、23日は朝ウニぶっかけをやるそうです。
仕事で行けません…

2017年8月29日
8月28日に積丹町美国のウニ漁があり翌日の29日に朝ウニぶっかけ丼を開催しますと田村岩太郎商店さんのフェイスブックで確認します。
私お休みの日、カミさんもお休みの日…カミさんは今年、ぶっかけ丼は食べていない…これは行くしかないでしょう！
29日午前6時過ぎにJアラートが鳴り響く中、出発します。ミサイルの心配よりウニを食べたいという気持ちが勝り高速道路に乗ります。小樽で高速を降り、途中の余市でウニ漁をやっている横を通りますとそれを見ただけで気分は盛り上がります。
午前7時半に美国に到着。まだだれも来ていませんね。通学中の小中学生の視線を感じながら店前のイスに座って待っていると、店長さんが出て来て「あらっ？」私「また来ちゃいました。」とご挨拶します。少しお話をしてまた待ちます。
8時半頃に2組目の家族さん。その後ポツポツと来ましたがうーむ、今日はシーズンオフ近いためと平日ということでいつものような混雑はありません。

10時になり、オープンします。待ちのお客さんはすべて店内に入ることが出来て皆さん朝ウニぶっかけ丼を注文です。今日は社長さんが採ったバフンウニも少しではありますが入れてくれます。いつものようにウニをすくうレクチャーを受けてさあ、始まります。
すくう大きなステンレスのボールは２つあり先着順に各自が自分の食べるウニをすくいます。
うーむ、何回やっても下手くそなんだなぁこれが。それでも200グラムは軽くオーバーしています。ズッシリとした重みを右手のすくい網に感じながら水切りのため待ちます。頃合いを見て左手の丼にウニをドドドーンと載せてます。これは何回やってもたまりません！
隣のカミさんは店長さんから「いや〜上手だわ〜！」その後、私のウニ丼を見て「うーん、今ひとつですね。けっこう、女性のほうが上手にすくうんですよ。」といいながら私の丼に追いウニをすくってくれました。しかもバフンウニ！席に戻りいただきます！

朝ウニぶっかけ丼
やはりお盆が過ぎてウニも心なしか元気がありません。それでも昨日の朝に採れた新鮮なウニ！まずはウニ単体でいただきます。うーん、まず甘みが感じられ後から覆いかぶさるように磯の香りがザブーンときます。バフンウニも単体でいただきます。甘みが濃厚ですね。
ではごはんと一緒にかきこみます。
……あぁ…これは本当にたまらなく美味い！！
最初から最後まで飽きないんですよ、本当に。いまだかつてここの朝ウニぶっかけ丼に醤油をかけたことなど1度もない。
漁師直営店、ど新鮮なウニ、処理は最低限…これはまずい訳がない。何度も言うようですがここの朝ウニぶっかけ丼のキタムラサキウニの美味しさはバフンウニをも凌駕すると言っても過言ではないのです。実際、私もこのウニのほうがウマイと感じます。
ヘラがにの味噌汁もいい出汁がでていてウニ丼に合うんだなぁ。
うーん、今年も至高のウニ丼を堪能できてもう最高でした！
来年も期待してますよ！
ちなみに今年の営業は9月3日で終了です。3日も朝ウニぶっかけ丼を開催しますよ。

お店の意向により総合評価は3とします。

今年、田村岩太郎商店には私自身は2回訪問済みですが家族は未訪問。朝ウニぶっかけ丼があろうとなかろうと行かないと今年、岩太郎商店に行けなくなる可能性大のため、カミさんと次男を連れて行って来ました。

2017年8月9日
開店直後の午前10時過ぎに到着。前日にウニ漁はなかったのでやはり朝ウニぶっかけ丼の提供はありませんですね。
私、海鮮前浜ヤン衆丼
カミさん、海鮮前浜ひらめ丼
次男、生うに丼 を頼みます。

海鮮前浜ヤン衆丼
小女子丼がベースでその上に甘エビ、イカ、うにが、載っており飾り程度にイクラがあります。糸唐辛子がうにの上にチョコン！見た目はインスタ映えするルックスとでもいうのでしょうか。練りわさびを醤油で溶いてタラーッとかけていただきます。エビ、イカ共に新鮮で甘〜い。今年は食えないんじゃないかと思っていた小女子。この白米と合う塩っけが食欲を増進させます。
味噌椀は甘エビの頭の出汁でいかにも浜の味噌汁。海鮮丼に合わないわけがなく、おいしくいただけます。

食後に一息ついていると店長さんが来てくれて「今年、最後ですかね？」と話しかけてくれます。少しお話させていただきお会計。わざわざ店前までのお見送りしてくれました。

今年最後とは言ったもののあと2週間あるし…我慢できるかな？
何はともあれ今年も、おいしくいただきました！ごちそうさまでした！

お店の意向により総合評価は3とします。

2017年7月4日
積丹町美国ではウニ漁は毎年6月1日から8月31日までの３ヶ月間です。その間にウニ漁に出れるのは40日ほどらしい。時間は朝の5時から8時だったかな？採れたてのウニをその日のうちに最低限の処理をして翌日に提供するのが朝ウニぶっかけ丼。
積丹町美国産のウニのみを使用しており漁がない日は提供なし。決して近郊の古平、余市等のウニを仕入れることもしません。
今年初のウニ漁は6月6日で翌日の7日に今年度初の朝ウニぶっかけ丼の開催日となりました。
その日を含め、なかなか自分の休みと開催日が合わなく7月になってしまいました。
やっと休みと開催日が合ったのが7月4日です。
朝早くに札幌市東区を出発し積丹町美国に着いたのは午前7時半過ぎ。すでにご夫婦1組が待っております。
待ちの方が多いと早めの開店ですがこの日は定時の午前10時にオープンです。

○朝ウニぶっかけ丼
自分で食べるウニを自分ですくい取る醍醐味が味わえる田村岩太郎商店1番人気のぶっかけ丼。大きなボウルに入っているキタムラサキウニをすくい取ります。たくさん取るにはコツがあり店長さんが教えてくれますよ。失敗しても大丈夫、追いウニしてくれますからね。
すくい上げたウニの水切りしている数十秒はズッシリとしたウニの重さを感じて思わず笑顔になります。ご飯は白飯でヘラがにの味噌汁と共にいただきます。
まずはウニ単体で…クーッ！やはり美味いっすね〜！プリプリの混じりっけなしのウニは磯の香り、匂いがダイレクトに来ます。
他店でウニ丼によく付くねりわさびはありません。何故って？しょうゆをかける必要がないからです。お店側からも「最初はしょうゆかけないで食べてみてね。もし飽きたらしょうゆをかけてね。」と言われますが私は過去一度もこの丼に関しては飽きがきたことはなくしょうゆをかけたことがありません。必要ないんですよ、本当に。
ただひたすら無心で食べ続け気づけばもう無い！許されるならあと二杯はいけちゃう！
朝ウニぶっかけ丼の年々人気はうなぎのぼりで開催日とはいえ提供できるのは数十食。確実に食べたいなら開店前から並ぶのがマスト。並んで食べるだけの価値はありです。

三年前にこちらのウニ丼を食べてからはウニ丼はもちろんこのお店の大ファンになってしまいました。それまではウニ丼というものをほとんど食べたことがなかったですしウニ丼に何千円も払う人も理解できなかった。ところが偶然入った田村岩太郎商店さんの朝ウニぶっかけ丼を食してからはもうすっかりウニ丼の虜となりました。

次回はなんにしましょうかね〜。
未食の前浜丼かな？
至高のウニ丼、いただきました。
ごちそうさま！ヽ(^0^)ﾉ

お店の意向により総合点は3.0ですが他はご覧のとおりです。

2017年6月21日
積丹町美国、ウニ漁が6月1日より解禁になり待ちに待ったウニのシーズン到来です。
ウニ漁があった翌日に提供する朝ウニぶっかけ丼の人気は年々高くなりこのウニ丼だけを食べに道外からやって来る人も数少なくありません。
毎年、5月から9月まで営業するのですが今年は姉妹店の札幌円山教授がオープンしたのもあり6月からの営業開始です。5月にトロ鱒のスモーク定食を食べたかったなあ。
まずは朝ウニぶっかけ丼といきたいところですが自分の休みとタイミングがなかなか合いませんね。
この日も朝ウニぶっかけ丼は無し。
まあとりあえず行きましょうと1人で積丹に向かいます。

午前10時過ぎに到着。
店前で、見慣れた顔が。円山教授の若い店長さん。「おはようございます。」と声をかけると
「あら、いらっしゃい！今日ぶっかけないですよ。」
私「大丈夫、わかって来たから。」
ウニシーズンはこちらが忙しくなるので応援に来ているそう。合間をみて札幌に行きチラシ配り等もしているのだそう。

店への中に入ると店長さんが「いらっしゃい！おっ今年初ですね。」と迎えてくれます。
店内は8割ほどの入り。朝ウニぶっかけ丼が
ない日にこの混みよう。皆さん私と同じなのでしょう、とりあえず行きたいのですよね。

極丼(きわめどん)にします。
平取和牛のA5ランクサーロインの冷製ローストビーフと美国で採れたウニの丼。
一昨年以来2回目です。その時、あまりの美味しさに衝撃を受けました。
「店長からのサービスです。」とシマエビとタコと共に着丼。いつもすいません。
では、いただきます。
わさびじょうゆをかけてと…まずはぜいたくにお肉でウニを包んでパクッ！
うわー！とろける食感からグワーッと覆い被さるようにくる旨み！これはもうなんというか美味しいとかウマイとかを超越しています。
白米と共に口の中にぶっ込みますと思わず笑ってしまうんです、本当に。
今日のみそ汁はエビ頭の入ったもの。エビの出汁が効いてうまい。今年の汁ものは大丈夫かな。
タコ、シマエビもウマイウマイ！
なんせ育ちが良くないもんですから上品に食べることを知らず、ガツガツ食ってあっという間に完食。

伝票を持ってごちそうさまを言うと「早いですね。これをどうぞ。」と渡されたのは札幌円山教授のドリンク無料券。またカレー、食べに行きますよ。

店長さんも奥からで出来てくれてお礼を言うと「次はぶっかけですね。お待ちしています。」
私「また来ますよ。」
少しお話しして店を後にします。

ここのお店は人を惹きつける何か不思議な魅力があります。店長さんをはじめ働いている人、オーナーさんの決して妥協しない強い姿勢、もちろん出される美味しい食べ物、そして積丹町美国のこの場所。ここにハマれば確かに道外からも来るわけです。

いつものとおりお店の意向に沿って総合評価は3.0としますが各項目の点は見ての通りです。

2016年9月16日
ウニ漁も終わり、浜カレー１本の田村岩太郎商店。
11月に札幌市でオープン予定なカレーショップ円山教授の準備もあるため、焼き魚、煮魚定食は無しです。
コアなファンである私は浜カレーを求めてカミさんと共に積丹町を目指します。
特製ホットエビオイルソース付きの極上浜カレー(共に中辛)¥1,500を頼みます。
カミさんは2回目、私は初のカレーです。

見た目はよくあるシーフードカレーで、ホタテを含む貝類、イカ、エビがありますね。まずはそのまま、いただきます。
フムフム、おっ、クセのない美味しいカレー。
各スパイスもいいバランスではないでしょうか。後からコク、旨味がしっかりと追ってくるカレー。中辛にしましたが、辛い物が苦手な私でも余裕な辛さ。辛口でもいけそうかな。
特製ホットエビオイルソースは可愛らしい鉄製の小鍋にあり、熱々です。これを掛けていただくと、面白いですね〜、味に深みが出て、変化を楽しめます。(みそラーメンにあるような、すりおろし生姜みたいな役割か。)
各シーフードも軽くソテーされており、一緒に食べるとこれまたウマイ！
どこで習ったカレーなのかしら？オリジナルだとしたらたいしたものです。

札幌市にオープンする予定のカレーショップ円山教授に、俄然期待が湧いてきました。
美味かった〜どうもごちそうさま。
またまた、お店の意向に沿って点数はそのままにしておきますが、私のなかでは、至高のお店です。


2016年7月22日
9日ぶりにぶっかけ丼をできるとのこと。休みが合ったためカミさん、次男と共に早朝に出発しました。8時過ぎに到着すると待ちは10名ほど。列に並んで待ちます。カミさんは朝うにぶっかけ丼、次男はひらめ丼にするときめております。私はバフンうにの赤にしようか悩みながら待っていると、9時過ぎにたけし店長さんが、挨拶がてらぶっかけ丼を頼むか否かを訊いてまわります。
私「今日、赤あるの？」
店長「ありますよ！今日は仕入れが高かったので￥8800です。私が目利きした最高のものが入りましたよ。」
私「じゃあ、それで。」
高い、はっきり言わなくとも高いのですが、ここのうに丼を食べたことのある方、このお店を理解している方ならばわかってくれるはず、今年から始めた赤を食べてみたいという想い…

午前9時20分ころ、開店してくれました。40人以上の行列が出来ています。
まず20人ほどが店内に通されて席に着きます。
さあ、始まりますよ！田村岩太郎商店名物の朝うにぶっかけ丼！この日もフェイスブックにてライブ配信しています。
私と次男も見学しますよ！
皆さん、豪快にうにをすくい上げていますね〜。カミさんもなかなかのうにをゲットしましたよ。
席に戻りいただきましょうね。
◎海美王プレミアムレッド 赤うに丼のことです。これはもう最高のうにを使っているのは一目瞭然でまるで宝石のように輝いている。一粒一粒がしっかりとしており均一です。芳醇な甘みが口の中で広がりますね〜。やはり一度は口にして良かったと思いました。
◎朝うにぶっかけ丼 カミさんのを少しいただきました。今年は例年より小女子、イカ等早め早めにきていたそうで、うにも早い旬を迎えるのではないかということでしたが、うには例年通りまさに今が旬！先月に私が食べたうにより
甘みが2割り増しといったところでしょうか、これはやられました。感動することができるうに丼です。
店長さんも言っておりましたが、最低限の処理のためうにをすくうボウルの中は白濁しており、磯の風味は強い。ただし、正規に処理したうにを好きな人がいるのも事実だそうで結局、好みだそうです。
◎海鮮前浜ひらめ丼 ひらめ、いか、うに、えび、たこ、いくら(飾り程度)白色を基調とした見た目美しい丼。うに丼はチョット苦手という方はこちらがおすすめ！

最高の場所、最高の店、最高のうに…
田村岩太郎商店の朝うにぶっかけ丼はまさに
至高のうに丼です！


2016年6月22日
朝うにぶっかけ丼を出せるとのことで、札幌市東区の我が家を午前7時に出発して積丹町美国に午前9時10分過ぎに到着。待ちの列に並びます。３人、３人、私1人、朝うにぶっかけ丼は確保できます。
持参した、みうらじゅんの「ない仕事の作り方」を読みながら開店を待ちます。

開店の10時には約20人ほどの待ちでした。
店内に入り、朝うにぶっかけ丼を注文する人はまず、うにのすくい方を教わります。
たけし店長から「今日はフェイスブックのライブ配信にてこの模様を流しますが、顔出しNGの人はいませんよね。」ええええっ、そういうことならば、ビシッとキメて来れば良かった…
「始まるよ！」の掛け声と共にスタートします。フェイスブックを早速見てみると、この状況が確かに流れています！(ちなみに録画映像も見られます。)
24時間以内に消費するという独自の基準を設け、うにの処理も必要最低限というこの朝うにぶっかけ丼のうに。前の若者3人組の1人は前浜丼を頼んだので私は6番目にすくいます。
すくい網をゆっくりと手前に引き寄せ静かに持ち上げ、ずっしりとうにの重みを感じる至福のひと時。そのままじっと待ち、水切りをしたら左手に持った丼のうにをぶっかけます。
上手にすくえなくても、追いうにをしてくれますよ。

席に座って、さあいただきます。
バクッ…う〜む、磯の香りが半端ないです。甘み、旨み、申し分ないなあ、これは。
毎回、言われるのが「しょうゆをかけずに食べてください。」
確かにしょうゆはいらないなあ、この朝うにぶっかけ丼に関しては。
箸が止まらないとはまさにこのことです。もっとじっくりと味わいながら食べればいいのですが考えるよりも先に箸が動いてしまいます。
へらがにのみそ汁もいただきます。うん？先月に来た時にも思ったのですが、今年の汁物はコクが足りないというか、出汁がイマイチですね。みそを変えたのか、よくわからないのですが、確かにそう感じます。
あっという間とはまさにこのこと、ペロリと平らげてしまいました。
今日の朝うにぶっかけ丼のお値段は¥3800でした。

うにに関してはこだわりを持つお店です。
お店のフェイスブックにて、朝うにぶっかけ丼はあるのか、またはないのか前日に確認できます。

店長さんに「タイミングが合えば、また来るね。」と挨拶して店を出ました。
平日にもかかわらず、待ちの長蛇の列が出来ていました。

お店の意向に従って点数はそのままにしておきます。
どうもごちそうさま！


2016年5月24日
待ちに待った田村岩太郎商店の営業が、5月6日より始まりました。
5月限定のメニューはたったの2品。休みの合ったカミさんと積丹美国を目指します。
お昼少し前に到着です。やはり、ウニ解禁前の平日ですから、先客はいませんでした。
私「こんにちは〜。」
店長「あら、いらっしゃい！お久しぶりです。」
私「また、今年もよろしくね。」
たけし店長と8ヶ月振りの再会です。
私、焼き魚の瞬間スモーク定食 トロ鱒
カミさん、積丹浜カレー(中辛)を注文します。
店長が「どれを焼きます？カマもありますよ。」と言って大きなタッパーに入った鱒を選ばせてくれました。昨年、カマはいただいたので今日は本身の真ん中の部位をいただきます。
焼き場は座席から見えるところにあり、串に刺した鱒が炭火にてジックリと焼かれてます。
店内を見渡すと田村岩太郎商店ファンなら知っている鱈(タラ)の干物オブジェが1番目立つ柱に吊り下げられていましたよ。

まず、カミさんの浜カレーが出来上がりました。口に入れると、甘いと感じますが、後から辛味、旨味が追ってくるカレー。旨味成分の中に魚介類の何かを使っているのでは？というカミさんの感想。トッピングには、ホタテ貝、ムール貝、イカ。浜カレーファンが多いのも納得ですね。
鱒も焼き上がり、いただきます。
小女子丼、鱒に甘めの醤油をかけて…これこれ、上品にうっすらスモークされた鱒の身はホロリと取れ、焼き加減は皮はパリパリ、身の中心は火が少し通ったミディアムレア状態。これはウマイですよ。皮もイケますね〜。
小女子丼…うん、昨年初めていただいたのですが、今年の小女子もまずまずの出来ではないでしょうかね。パクパク食べられます。

春に、ここの鱒を食べるのが恒例となってしまいましたね。
ウニ漁が解禁となる来月6月から8月は違うメニューになり、いよいよ田村岩太郎商店の本領発揮する期間になります。

帰りに店長に勧められたお豆腐やさんに寄って帰りました。

うん、やはりこのお店は私の好きなお店のひとつです。
おいしかったー！ごちそうさま！
また、6月に行きますよ！


２０１５年９月２２日
世の中はシルバーウィークにて5連休ですが、
私の休みは２２日の１日だけ。
お気に入りのこのお店の年内営業が、２３日までというじゃないですか！そんなわけでカミさん、次男と共に積丹町美国に向かいます。

道中の車の中で…
私「カレー、楽しみだなぁ。」
次男「えっ！海鮮丼ではないの？」
私「あれ？言ってなかったかい、岩太郎商店は８月で終了しているよ。」
次男「えええええ〜！」うなだれる
カミさん「海鮮丼が食べたい…」沈黙
私「それならば、カレーを食べてから、海鮮丼を違うお店で食べようか。」
カミさん「おとうさんじゃあるまいし、食べられるわけがないでしょ。」
ということで私一人が岩太郎商店の前で降り、２人は美国港にて海鮮丼のお店を検索しながら時間をつぶすことになりました。

店内に入ると、客は私一人です。
店長さん「いらっしゃいませ。」
私「明日で今年は終わりなのでしょう？」
店長さん「そうなんですよ。おかげさまで連休中は混んでおります。」
私「今日はカレーにしようかな。」
店長さん「あれっ？カレーですか？」
私「まだ、未食ですよ。」
店長さん「そうでしたっけ？いや、ぜひ柳の舞を食べていただきたい。」
私「それならば、食べてみますよ。」
ということで、オススメの柳の舞の湯煮定食を頼みます。カレーは来年のお楽しみに。

待っていると、お客さんが次から次へと来店します。やはり、皆さんカレーを注文していますよ。店員さんが、来店したお客さんに「もうウニ丼は無いのですが。」と伝えると、帰られるお客さんもいらっしゃいました。

柳の舞という、お魚。煮付け、塩焼きにて食べるが一般的で、新鮮なら刺身でもイケるお魚。
好きな人は本当に大好きで意外？と人気のあるお魚です。
船釣りでも、人気のお魚だそうです。

お待たせしました〜
さて、実食です。
白身の身をほぐし、いただきます！
なるほど、煮魚ではなく湯煮にしたのはある意味正解。柳の舞の淡白でありながら味のある身を味わえる調理法。魚の下に敷き詰められ、一緒に煮たであろう昆布の風味、旨味もでしゃばらずにイイ感じ。
店長さんいわく、「部位によって味わいが違いますから。また、目の後ろの身が美味しいので是非食べてください。」とのこと。
確かに部位によって味というか食感が変化しておもしろい。ゼラチン質のところがなかなかイイです。
ある意味正解としたのは、やはり、味付けが薄いぶん、後半は飽きがくる。濃いめの煮魚としても食べたいと思ってしまう。
まあ、好みの問題か？
身はもちろん、骨の髄まで吸い尽くして完食。

来年は、ゴールデンウィークあたりにオープンすると思いますとのこと。
また、来年、店長さんはじめ、店員のみなさんに会いに行きますからね。

美味しかったです。どうもごちそうさま！
また、来年！


2015年７月21日
待望の朝うにぶっかけ丼！
７月２０日、仕事が久々に早く終わり帰宅後、田村岩太郎商店のフェイスブックを見たら、なんと！２１日、不漁で７月にまだ一度も提供出来なかった朝うにぶっかけ丼をやりますとのこと。
２１日はお休みな私→特に予定もない→神さまが
行きなさいと言っている→ウン、そうに違いない
….と都合よく思った私は翌日の21日、朝早くまたも一人で出かけました。

午前8時ころ、到着すると、まだ誰もおらず、ちょうど同じタイミングで来たご夫婦の次に開店待ちします。
「早すぎましたかね？」などとそのご夫婦と会話します。なんでも、喜茂別町から来られて、先月は、朝うにぶっかけ丼を食べるために３回来たのですが一度もありつけなかったそうです。ご主人は、朝うにぶっかけ丼と極丼の２杯を頼むそうです。いいなあ〜

やはり、朝うにぶっかけ丼のファンは多いのですね。次から次へと順番待ちの例が出来てきます。
午前10時にオープン！(30名ほどの待ちができていました。)

まず、８名が店内に案内され、店員さんからレクチャーを受けます。網をボールの向こう側からゆっくりと底面をはわすように手前に持ってくるのですが、若い女性の二人組さんが、初めてらしくワーキャー、すごい、の連発で、私の丼を見ても、「すごくないですか！」と話しかけてきました。なぜか、チョットうれしい（≧∇≦）

丼一面に盛られたうには、どうみても、２００グラムオーバーです。うにの処理も最小限の洗いにしているそうです。何もかけずに食べてくださいと店員さんに言われます。昨年も言われましたが、えっ、なぜ醤油、わさびとかはいらないの？と思うかもしれませんが、この朝うにぶっかけ丼に関しては、食べてみればわかりますが、要らないというか、かけると、美味しさが半減してしまいます。

さて、いただきますよ！
まずは、ヘラがにのみそ汁から。う〜ん、美味しい！いい出汁がでています。
うにに箸を持っていきますよ〜。
ムハムハ、これこれ、コレですよ！ムラサキうにのなんとも言えない磯の香りと程よい甘みがお口の中一杯に広がります。
生うにだからこそなせる味ですね。
美味しいものだから、ゆっくりと味わいながら食べるという事を知らない私、またもや一気食いしてしまいました。店員さんに「もう、食べたのですか？」と言われました。
始めに飲んだみそ汁を途中で飲むを忘れるほどで最後にみそ汁を流し込んでアッと言う間に完食！

次のグループさんが、レクチャーを受けている横を通り、先程のご夫婦に頭を下げて帰りました。

この日の朝うにぶっかけ丼は¥３８００でした。
この、うに丼ならば、安いと思います。

いや〜、うに丼なるものを、昨年ほぼ初めて、
このお店でいただいてから、すっかりトリコになってしまいました。うに丼初心者の私ですが、このお店がある限り、他店には行かないでしょう。

またもや、お店の意向通りに評価はフツーにしております。
願わくば、田村岩太郎商店さんが、観光バスがとまるお店にならない事を強く願います。

いや〜本当に美味しくいただきました！
秋にも何か秋なりの美味しいものを期待しております。


2015年6月23日
究極のコラボ丼！
今年もウニを食べにかみさんとお休みを合わした6月22日。フェイスブックにて確認すると、この日は朝うにぶっかけ丼はないとのこと。予定変更して、美は美でも美瑛に行ってきました。
翌日、たまたま連休だった私は、どうしても美国に行きたくワガママをいい、一人で向かいます。
開店２０分前に到着。カップル１組、若者４人のグループの次に並びました。待っている間、ぶっかけにするか、極丼(きわめどん)にするか悩んでいるとオープンしました。あゝ、今日もぶっかけ丼は無し…通常のうに丼はありました。これはもう極丼に決定！でも極丼って、名前負けしないかしら…直後にそんな心配は一瞬にして吹き飛びます。
ボイルされたボタンエビ、なまこ酢、ヘラガニのみそ汁と共に極丼が到着！
うーん、と見惚れていると店長さんが「早く食べないと、溶けますよ。」と。では、早速箸を入れ、口に運びます！
うーん、何と言っていいのか、今まで食べたことがないのは、もちろんのことだが、美味しいとかウマイとかを超越する域の食べ物ではないか。
はじめは、牛肉＋うには合うのかしら？と思っていたが、まるで化学反応を起こしたかのごとく、究極の食べ物になっているのです。
Ａ５の平取和牛サーロインの冷製ローストビーフを使用しており、口の中に入れると脂が瞬く間に溶けなんとも言えない余韻に浸れる…あまりの美味しさにマヒされたかのように、今食べているのは、牛？うに？と迷うほどであります。
気づけば、ほぼ一気喰いでした。多分、あと４杯は、いけますよ。お金があればですがね。
店長さんが、空になったお皿にボタンエビをもう３匹、サービスしてくれました。そのエビも一気に食べたら、またエビを持ってこようとしたので、さすがに断りましたよ。(^^;;
この極丼を食べて、「今まで食べた食べ物の中で一番かもしれない。」と言ったお客さんがいたそうです。 わかるなあ〜そんな感想がでる食べ物ですよ。
さあ、明日からの晩酌はプリン体、糖質オフの第３のビールに決定です。
この 平取積丹極丼は本当においしかった。
帰る時、厨房から社長さん(若い！)も出てきてくれて挨拶してくれました。
どうもごちそうさまでした！
それに、ありがとう！

お店の意向どおり、点数は低くつけてます。

2015年5月
旬のサクラマスが食べたくなり、北海道積丹方面を目指します。うーむ、何処にしようかな？
またもや、何も決めずに飛び出してきたわけで…
うっすら頭の中では、握り寿司かな？とぼんやり思っていたわけで…しかし昨年偶然に来てアタリだった「田村岩太郎商店」なら何かおいしいものがあるに違いないと思い、積丹郡積丹町美国町にとうちゃこ！です。
４.５月のメニューは焼魚定食と浜カレーと小女子丼です。
お店に入り、「焼魚の瞬間スモーク定食 トロ鱒」
(¥２０００)をたのみます。ごはんは白米か小女子丼のどちらか選べますので小女子丼にしました。お客さんは私一人で、炭焼き場の横の席に座って待ちます。
店長さんが「カマのいいところを焼きますね。」と言って鱒の切り身に串を刺し炭火にて焼き始めました。
鱒は桜チップでほんのり香りがつく程度、スモークされています。
じっくりとていねいに焼いてくれている店長とここに昨年初めて来た時のことや今日は来る予定ではなかったが来てしまったこと
、カミさんを置いて一人で来たことなど会話していました。
外からバイクの音が聞こえて、初老の男性が「トンネルの中はまだ寒い、寒い」と言いながら来店し、同じく焼魚定食を注文します。
さあて、鱒もミディアムレアに焼き上がり、いただいてみましょう。
運んでくれた若い男性の店員さんから甘めの醤油を鱒にはたっぷりと、小女子丼にはさらっとかけてお召し上がりくださいと説明を受けます。
まずは、醤油をかけずに食します。う〜ん！柔らかい味わいなのは、想像通りですが桜チップの香りが嫌みない程度に香り、とてもいい感じです。
醤油をたっぷりかけてと…う〜ん、いいですねぇ〜
炭火にて焼いているため、皮はパリッと身はしっとりとなっております。
身は、箸でホロリと取れます。一つひとつの身も大きく食べ応えのあるものです。
ハラスの部分はトロトロでお口の中でとろけましたよ。
小女子丼は適度な塩加減と甘めの醤油がとてもいいハーモニーを奏でています。
皮も残すがもったいなく、香ばしい香りと共に完食！最後は骨だけが残りました。
店長さんに来月、ウニのぶっかけ丼を食べに来ますと言ったら、「新メニューもありますから。」とのこと。いや〜楽しみが増えましたよ〜！
ただし、ここのお店は、ウニはその日に採れたものを提供しているため、シケ等でウニが採れない日はぶっかけ丼は食べられません。運次第なのです。
いや〜おいしかったー！どうも、ごちそうさまでした！
なお、今回もお店の注意どおり、かなり低めの採点にしています。

2014年6月
2014年6月後半に、何の知識、情報も持たずにウニが食べたいという一心で美国へカミさんと向かいました。色々なノボリがなびく中、ここにしようかと着いたお店でした。中に入ると「ぶっかけでしょ？大丈夫かなぁ？ギリギリだから。」と言われ、初めての来店のため何が何だかわからないまま、生ウニのぶっかけ丼の順番待ちを待つことになりました。「何とか２人前、あるから。」と呼ばれ、大きなステンレスボウルの前に。網にてボウルの奥から手前にすくうようにレクチャーを受けていざ、挑戦！なるほど、自分の食べるウニを自分ですくうのか！残り少ないので上手くいかなかったが、最後ということで、底にあるウニ、全部、丼にのせてくれて超てんこ盛りのぶっかけ丼の完成！生ウニのため、醤油はかけずに食べてみてと言われ食べてみると、ウ、ウ、ウマイ！生ウニなんてここ何年？いや何十年食べていなかったことに気づきマジで涙が出そうでした。なんでも７月に入るともっとウニの甘みが増すそうです。旬なものを旬な時期に現地にて食べることの幸せを感じた日でした。お店の言う通り、点数低くつけましたが、ここのファンになったのは言うまでもありません。