かき揚げそば : 蕎麦ダイニングそばの里

日が長くなって、晩ごはんの時間になっても明るいですね。そば食べてひとっ風呂浴びていくことにします。
天気もいいので冷たいのでキリッといただくところですが、最近温かいそばの特集をテレビでやってるのを見て、すっかりそっちの気分です。
ここでも温かいの食べたことなかったし。

かき揚げそば、ちょうどいいメニューがありました。普段なら大盛にしたいとこですが体を気づかって普通盛りにします。
そばなら大盛でも大丈夫な気がしますが、そういう気持ちが他の食事でも出てしまうので節制します。

平日の夕方ならそんなに混んでなかったので、比較的すぐにやってきました。
おお、かき揚げは別盛り。ついでに天つゆもついてきて、かき揚げに加えて天ぷらもついてきました。ピーマン、長ねぎ、じゃがいもの3種。
かき揚げはやはりそばつゆに浸してクタッとしたのをいただきたかったのでそれで。
厚みがあるかき揚げはつゆを吸っていい塩梅に美味しいです。
天ぷらはどれも良かったですけど、特にじゃがいもを厚めにスライスした天ぷらが美味しかったですねえ。ほっこりした食感がたまりません。もっとほしいくらい。

結果、普通の盛りでしたけどお腹満足、その後の温泉も楽しめていいリラックスタイムとなりました。

温泉が2月～3月と休業しちゃうので、今のうちに豪雪露天風呂を堪能しにやってきました。
ついでだからそばも食べちゃおっと。

豪雪露天風呂というのは、道内有数の豪雪地帯である幌加内町が、その大変さを逆手に取って冬の間だけやっている露天風呂です。
いや、夏の間も温泉は露天風呂があるのですが、その奥にトンネルをくぐって雪に囲まれる露天風呂を冬季限定で設けているのですね。
2m級の雪が積もるこの辺なので、その露天風呂もつかると周りは雪しか見えません。
さらに外の寒さ（この辺は気温もめっちゃ下がる）と相まって、湯舟の温かさが心地よくいつまでも入っていられるのがたまりません。

さて、話を戻してそばですね。
前は天ざるをいただいたので、温かいそばも気になるところですが、やはり打ち立てのそばは冷たいのがいいような気がして。
（ここはそば打ちブースがあるので時々手打ちの様子を店内から見ることができます）
冷たいつけ汁の知床豚肉、というのにしてみました。
ボリュームありそうな気がして。

あと、食前にニシンの天ぷらをいただきました。
ここは前に天ざる食べたときにもニシンの天ぷらが入ってて、いつも用意があるようですね。
サクッと揚がってて美味しいです。

さて、そばがやってきました。
冷たいつゆに浸ったそば、その上に豚肉が並びます。
全体に冷たい（ちょっと冷たすぎた）ので、豚肉もフワッというよりゴリゴリかぶりつく感じ。
でもその下のそばと合うんですよね。よそでもそばと豚肉を味わってますが、自分は結構鶏より好きなのかも。
こちらは厚めの（生姜焼きくらいの）豚肉に温泉卵乗せ。
濃いめのつゆに豚肉を温泉卵で中和させながら食べるのがいい感じです。

真冬時にちょっと冷えすぎるので、真夏にするか、温泉を後にするか、ですかね。

そばは美味しいのでほんとおすすめです。
温泉は2月から休業ですが、レストランは営業とのことで、寒いうちに温かいの食べに来ようかな。

幌加内道の駅にあるせいわ温泉ルオント内のそば屋さんです。
温泉ついでに食べてくことにしました。

いつも初めてのお店はざるやもりが多いんだけど、季節で変わる天ぷらが盛りだくさんなので、つい。

今日の天ぷらは、海老、ニシン、イカ、ねぎ、なす、ミニトマト、たけのこ、ナルトの8種類。これも親切に掲示しております（ただし掲示ではピーマン）

自分の座った席は、ガラス越しのそば打ち台が見えるところ。
営業時間内には見られないかもだけど、そば打ちって絵になりますよね。

そしてそば湯は幌加内町特産のほろみのりを使ったとのこと（そば湯だけかい！というツッコミはなしで）

お腹空いてきて心待ちにしてたところにやってきました。

天ぷらはグッと立派なエビが主張しております。これだけいろいろな種が揚がっていますとこちらも気分がよくなってきますね。

さて、一口。手打ちの若干の不揃い感が口の中で揺らぎのある食感となって広がります。
うん、なかなか。
つゆはキリッとしていますがそれほど辛めではなく、しっかりそばを浸して食べるのがお勧め。

天つゆが別についているのでめんつゆに天ぷらを浸すのに抵抗がある方もお勧めです。
天ぷら、ニシンなんてのは珍しいですよねえ。そしてこの時期ならではのたけのこ（根曲がり竹とか姫竹とか笹竹とかいう細いもの）も天ぷらだとホクホクして香りがよくて歯ごたえも最高で美味しいんですよねえ。
主役のエビもかなりの存在感。プリプリしてて食べた感がありますね。
どれもサクッと軽やかに揚がってました。

そんな具合にそばと天ぷらをかわりばんこに堪能して、最後はそば湯でシメ。
もっとトロトロかと思ったらそれほどでもなかったのだけ残念。

天そば、というよりもりそばと天ぷら盛り合わせ、ですね。
1800円とはかなりですが、この中身なら満足です。