家族を呼んで食べてみた・広島居酒屋編 : 仕事人

長文になるので、時々小休止をはさみながら読んでください。

広島旅行も2日目。昨日は店選びを失敗してしまい、連れを不機嫌にさせてしまった今日この頃。
機嫌取りもかねて本命の居酒屋に。
こちらのお店は予約していない場合は確実に弾かれるほどの人気店なので、よほどのことがない限りは問題ないと思いつつ
予定の時間より早い時間で向かいます。
店内は以前のように予約客の方でいっぱいで宴が花咲く状況。早く来てしまったことを詫びつつ店内へ。
以前私が注文した商品を中心に頼みつつ連れが一気に注文をしてゆきます。
その量が多かったのでちょっと心配になりながら一旦商品の大半をオーダーして待ちます。

まずはお通しだったのですが、ナマコの酢漬けだったので私が食べられず連れが好物だったのでそちらに渡します。
連れ曰く”味はいいのだが食感がもっと歯応えがあった方がいい”とのこと。
良く判らないので、続いて来る商品に期待をよせます。
続いては刺身の盛り合わせで、一人前ずつ小皿に乗ってやってきます。
もちろん前回来たときに学習した”下のつまはサラダで再登場する”鉄則に従いもぐもぐ。
やっぱり新鮮で味が違うなと思う切り身に満足しつつ、続々と注文した品物が届いてきます。
漬け物が来たあとはクジラの竜田揚げに怒涛の天ぷら盛り合わせ。
ほとんどの串ものを二人前（2串）で注文したのでお店の計らいで一人前ずつ分けて運ばれてきました。
まずは熱々のうちに牡蠣をさくりと。
濃厚な味とほどよい塩加減にこれが旬なのかとしみじみします。
続いては同じ串もののハラミ。
こちらは柔らかく、昨日食べたものとは全く異なる食感と肉の味に驚愕しました。
こうも料理の出来で違うものなのかと感じつつ、連続して椎茸に蓮根に白身魚と天ぷら串をもぐもぐします。
そこに続いたのは黄色いやつ。
巨漢のだし巻き玉子が到着しました。
あまりにも大きいので撮影しつつ熱いままで実食します。
ほのかに塩味が効いた出汁にふっくらの卵がいい感じ。
粗めにすりおろされた大根がベストで箸が進みます。
しかし頼んだのが油ものが多かったこと、お昼に丼ものを食べたことも相まって連れも私もうっぷうっぷな状態に。
最終的に連れのサラダとだし巻きを食べて胃薬の影がちらつきながらお会計へ。
値段は二人で食べた金額としては少なめに済んだので満足しつつ、胃薬無しで食後の運動をするためにちんちん電車の電停を
1駅分歩いてごまかす広島の夜でした。

つたない文面ではありますがここまで読んでくださりありがとうございます。
このお店はよほどのことがない限り飛び込みでは入店できないほどの人気店で、お店のスタンスも相まって長くのんびりと楽しめるお店です。
特に地酒が多いので、広島で酒も肴もどちらも美味しいお店がいいのならおすすめです。
実は地酒の多さなら別のお店も候補に上がるのですが、そちらは時間制限があることが多いのでゆっくり飲みたい場合にはおすすめできません。
利き酒感覚で向かうのならいいのですが、深酒したい場合はこちらです。
また来店時間は早めにしておかないと、遅く向かった場合には、肝心の商品がない場合が多々あります。
なのでここ目当てで来店するようにしましょう。
もちろん予約は最低でも1・2ヶ月ぐらいは前で予約しましょう。

長文になるので、時々小休止をはさみながら読んでください。

家族の旅行に先だって美味しいお店を探すこととなった広島旅行。
夜の部は今日が最終になるので、注文の多い家族のオーダーを満たす良いお店を探すのには一苦労です。
ざっと挙げると、喫煙可・カードok・飲食時の時間制限無し・美味しいしコ・ス・パ良しとなると、私はまるで注文の多い料理店のにゃんこシェフになった気分です。
そんなわがままを満たしてくれるお店を調べていると、このお店が見つかりました。
さっそく飛び込みで入店できるか電話をかけてみます。
しかしそこは年の瀬の忘年会シーズンなので無理とのこと。
仕方なくもうひとつのお店に向かいつつ明日の予約ができないかと駅に着いたところで再度電話をしてみます。
すると奇跡が・・・。

一人席のカウンターならたった今空いたとの相談が電話から聞こえてきたではありませんか！

もちろん私は快諾してすぐさま来た道を戻りお店へ突撃します。
駅から歩いて10分ほど。川縁のタワープールのエントランスが一階に。そしてその二階にこのお店はありました。
店内は居酒屋を体現しつつ落ち着いた印象のお店で年の瀬もあり奥の座敷では賑やかな声が響いています。
まずは私のわがままに対して謝罪をしつつ飲み物と酒に合う肴を大量に注文してゆきます。

まずはお通しから。
今回は居酒屋のこともあり、お酒をチビりと飲もうと思い、チューハイをオーダー。
待つこと数分、チューハイが到着したので撮影後に実食開始です。
お通しは海鮮サラダのようなもので、マヨネーズのコクが効いていて清酒に良く合うだろうなと感じつつちびちび飲みます。
続いて到着したのは刺身の盛り合わせとたこわさ。
一緒に撮影してこれも実食。
新鮮である身の歯応えと甘味に感動しながらたこわさの塩味で味変しつつ食べ進めます。
お酒も飲みながら双方をある程度食べると漬け物の盛り合わせが到着しました。
今回は白菜・高菜・たくあん・梅干しの取り合わせでどれもちょうど良い塩梅の塩味が効いていて美味です。
とここで揚げ物一団が到着しました。
野菜の天ぷらを中心に穴子や鳥の天ぷらも合わせていただきます。
茄子は天ぷらにするとしっとりとした身に油が絡んで噛む度に旨味が出てきます。
蓮根はほくほくとした食感でこれも良き。
そう食べているうちにテンションも騰がり、追加注文を試みることに。
まずは追加の揚げ物で季節の天ぷらを３種類。
白身の魚？・牡蠣・ほほ肉を追加。
到着次第撮影をして実食。
さらに”くわい揚げ”なるよく判らないものと追加のソフトドリンクを注文して到着を待ちます。
先にソフトドリンクが到着したので二回戦に突入しつつやって来たのは”くわい揚げ”。
見た目は里芋のミニサイズにしたものに芽が生えたようなルックスで、カラリと素揚げになっているようで美味しそうです。
とりあえず食べてみるとこれが里芋のポテトチップスのような感じに芋のほくほくとした食感があってなんとも奇妙な気分です。
とにかく美味しいのでおつまみ感覚で食べ進めながらさらに注文。
鰆の西京焼きがなかったのでぶりの西京焼きに変更して仕上げのお茶漬けをオーダー。
待つことさらに数分、目の前のグリルで仕上げられるぶりを眺めながらしばし瞑想します。
そこの仕上がったぶりが到着。脂が乗っていて見るからに美味しそうです。
完成品を撮影後実食開始！
味噌の甘味にぶりの脂の甘味が相まって白米が欲しくなる一品です。
しかし私が最後に頼んだのはお茶漬けだったのでここは失敗したなと思いつつ先に完食。
締めとしてお茶漬けをわさび入りでさらりと掻き込んでちょっと休憩。
結果としてしこたま食べてうっぷうっぷしながらお会計に向かいました。
お会計は一人で食べた分としては飲まないこともあってちょっと安い感じかなと思いつつ美味しかったので次回の予約を取りつつ年の瀬の広島に溶けてゆく今日この頃でした。

長文とつたない文面ですがここまで読んでくださりありがとうございます。
このお店はこのアプリで見つけたお店ですが、とにかく飲食時間に時間制限を設けているお店が多い中で、時間制限無しというかなり珍しいお店です。
その代わりですが、予約無しでは確実に弾かれる恐れの高いお店でもあります。
また種類は少ないかもしれませんが、クレジットカードが使えるので大喰らい・呑兵衛がいても安心して楽しむことができます。
喫煙も可能で、ゆるりと呑みたい方にはうってつけのお店と言えます。

年の瀬のこともあり営業休止や年初めの準備に忙殺される今日この頃。
年越しそばをすすりつつよくあるコメディアンや有名人の足の引っ張りあいをコミカルに描く番組を見るよりも年の瀬だから贅沢にそばに鴨肉を付けたり、おせちに初詣の屋台の商品を追加したり、お年玉を多めに包んであげてちょっぴり奉仕したりと皆さんの思い思いの贅沢をして新年を迎えてください。


ちなみに”くわい”についてホテルに帰ってから調べたのですが、この広島が日本一の生産量を誇る冬の縁起物だったことが判明しました。
そして食べていた部分は蓮根と同じ地下茎の部分で青いのが新鮮で良いそうです。
ほくほくな食感だったのもうなずける美味しさでした。