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ノスタルジア & 至高のコストパフォーマンス「カツカレー」再び♪
高コストパフォーマンスの極み!
【 (211) メガ盛行脚レビュー その151】
群馬県内「カツカレー」&「カレーライス」の『メガ盛』店、その筆頭はどこか? それを追い求めつつ各店訪問中であるが、こちらは未訪店。残念ながら『メガ盛』筆頭店ではないが、前々からそのコストパフォーマンスととともに、名前を聞き及ぶ優良店である。
ノスタルジックでありながら清潔な店内と、昭和テイストの思い遣りに溢れる温かい接客と、郷愁感じる懐かしい味わいと、そのどれをとっても悪く言う者など見られない、心温まる店舗である。
『林屋食堂』
群馬県渋川市渋川坂下町2147
0279-22-2775
起点を群馬県高崎市若松町の「聖石橋」交差点とし、終点を渋川市「阿久津」交差点〔旧 R17、現 R291 との交点〕とする主要地方道、群馬県道25号高崎渋川線を北進して、JR 渋川駅入口をそのままま通過して、渋川市の中心部から、伊香保温泉、榛名山山頂地区、高崎市倉渕町、地蔵峠を経由し、安中市・松井田地区内を通って国道18号に至る道路、群馬県道33号渋川松井田線(上毛三山パノラマ街道)との交点となっている「四つ角」交差点を直進、そのまま 200m 余り北北東進したところにある、信号のない変型4差路交差点角北側に『林屋食堂』はある。
なお、店舗駐車場は、この信号のない変型4差路交差点を直進して、30m 足らず北進した道路左手(西側)の空き地になるので、ご承知おき戴きたい。
こちら『林屋食堂』、外観・内観ともに、紛うことなき「昭和の定食屋」と言って好いだろう。それはもちろん、貶しているのではなく、好い意味において褒め言葉としての言い回しである。「ノスタルジー(仏 : nostalgie)」または「ノスタルジア(英 : nostalgia)」に満ち溢れたその店舗の様態は、訪れる者の心をふんわりと包み、ほんのりとした温かさを与えてくれるのだ。
「ノスタルジー」と言う語句は、その語義が 2方向で使用される。空間的視点による方向性と、時間的視点による方向性の 2つである。
○「空間的視点」異郷から故郷を懐かしむこと。「郷愁」「望郷」
○「時間的視点」過ぎ去った時代を懐かしむこと。「懐古」「追憶」
…………………………………………
「ノスタルジー」と言う言葉は、1688年にスイスの医学生、ヨハネス・ホーファー〔Johannes Hofer〕によって造られた新しい概念なのだそうだ。2つのギリシャ語、「nostos : 帰郷」と「algos : 心の痛み」を基にして造られた合成語で、「故郷へ戻りたいと願うが、二度と目にすることが叶わないかも知れないという恐れを伴う病人の心の痛み」とされる精神医学用語なのだと言う。当時、前線の兵士達に蔓延する、この「ノスタルジア」の現象は、隊が優勢な時にはそうでもないのに、戦況が不利な場合に多く現れる現象だったそうで、重大な精神病理学の研究対象とされていたしうだが、19世紀末までには、精神医学のカテゴリとしての「ノスタルジア」への関心はほとんど消え失せ、当初の「深刻な医学的疾患」の意味合いはなくなり、一般の日常会話に「ノスタルジア」という言葉が現れるようになったと言う。今では、「過ぎ去った時間や時代、ふるさとを懐かしむ気持ち」として、通常それほど昔ではない過去の、失われた時間や場所を懐かしむ慣用句として用いられている。
…………………………………………
この「ノスタルジー」によって心癒やされ、『林屋食堂』の訪問客は皆々笑顔となる。そうこうしつつメニュー表を眺めると、今度は皆々、驚愕と感動に打ち震えるのだ。「ノスタルジー」を感じさせてくれる「昭和の定食屋」の色彩は、店舗の様態だけではなく、メニューの価格もまた「昭和の定食屋」なのである。メニュー表に載っている各品々の価格、これがまた何ともはやリーズナブル。例えば、「ラーメン」370円、「カレーライス」470円。「麺類大盛」30円、「飯類大盛」50円(税込)と言った具合だ。
この価格、誰もが驚愕と感動の坩堝と化すこと請け合いである。実に素晴らしい。
本日の現着時間は 12:55、まだまだ昼のピーク時間であり、店内は満席。私と同時間に訪問された先客とともに、店外待ちをしていると、退店客があり、一席出来たところで先客が入店する。女性店員が、この方に確認してくれたのであろう。相席を快く承諾して下さったそうで、私も同じ席へと誘導された。
すらっとしたお若いイケメンの方で、学生時代から今も野球を続けてらっしゃるとのこと。基本が小食であるとのことで、高校時代にたくさん食べさせられた頃は、かなりキツかったとの旨、お話し戴いたりしたのだが、この後の私の大食い振りをご覧になって、感心頻りのご様子で、見られてる私としては、内やら心地よい気持ちにして戴けたのであった。
メニュー表には、前述した通り、
「麺類大盛」30円(税込)…… 麺1.5玉
「飯類大盛」50円(税込)
この記述はあるのだが、メニュー表のどこを見ても「特大」「特盛」の記載はない。どうやら、知る人ぞ知ると言うか、周知の事実となってしまった「裏メニュー」的な扱いの様である。実質は「大盛」の「大盛」と言う扱いで、女性店員は、その品を「特大」と称していた。
「麺類特大」60円(税込)…… 麺2玉
「飯類特大」100円(税込)
となっている様である。いや、ほぼ倍量になると言うのにこの価格! 最早、驚愕を越えて信じられない域に達している。
オーダーを取りに来てくれた店員に、「カツカレー」「特大」を注文すると、「かなり量がありますが」と軽い制止がかかるが、「あっ、大丈夫です」と言うと、すんなりと注文が通る。併せて「チャシュー麺」「大盛」もオーダーするも、さらっと通ってしまった。が、注文した後でつくづく後悔したのは、何故に「チャシュー麺」の「特大」にしなかったのか! であった。「蚤の心臓」を自認する私としては、「カツカレー」「特大」の軽い制止に、小ビビりが入ってしまったのかも知れない。いやはや情けない。。。(T^T)
注文から配膳までは、10分余り。紙ナプキンに包まれたスプーンと一緒に「カツカレー 特大」が先ず配膳となった。私の入店後も、続々と後客が来店し、外待ち客多数となっているのが入口方向に見えると言う混雑振りの中、先ず先ずの配膳時間であろう。
配膳写真撮影、計量と済ませた後に、やおらストップウォッチを押して実食に入る。
先程の相席客が、「いよいよですね、楽しみに拝見します。頑張って下さい」と応援の弁を述べて下さった。こう言うのは、実に嬉しいし、テンションは MAX に跳ね上がったのであった。(^O^)v
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
ペーパーナプキンにくるまれたスプーンと一緒に配膳された『メガ盛』「カツカレー」。
このペーパーナプキン! 昭和の洋食屋では定番の提供の仕方である。最近の店舗では余り見られないようになってしまったが、お洒落感を演出するべく考案された、昭和の贅沢仕様だ。
ペーパーナプキンで包まれたスプーンでの提供は、思いの外に手間がかかるので、洋食屋よりも格下と目される一般的な大衆食堂では、ペーパーナプキンには包まず、テーブルに直接置くことを避けるためにか、コップにスプーンを入れて提供した店舗もあった。ただ、このコップにスプーンを入れて提供するスタイルであるが、その理由に諸説あって、
「テーブルに直接置くことを避けるため」
「スプーンの数を間違えることなく人数分運ぶため」
「スプーンを濡らすことでお米がスプーンに張り付かないようにするため」
「和式のマナーで汁物から食すのに倣って」
などがあるようだ。私は、何となくではあるが、「テーブルに直接置くことを避けるため」説を支持したいと思う。理由は単純、その方がお洒落だからである。d(´∀`*) ネッ !!
『メガ盛』に不慣れな方は、一見して驚くであろうそのビジュアル。何とこの「カツカレー」「特大」、その器はラーメン丼なのであった。直径 23cm、高さ 9cm のラーメン丼に、盛り高 12.5cm と並々盛られている。
今回の配膳時も、周囲から小声ではあったが、驚嘆の声が数件上がっていた。また、それと同じ声で、完食時も溜息交じりの感嘆の声が、何種か聞こえてきた。こう言うのが『メガ盛』を愉しむ醍醐味の一つでもある。もちろん、眼前の相席客は、公然と感嘆の声を上げて下さり、私を思いっ切り喜ばせてくれたものである。
カレーを一口戴くと、最初の印象は兎に角「熱い」。。。だった。食べられない程の熱さではないが、カレールーもご飯も、豚かつも、そのどれもが出来たて感を思わせてくれる熱さ。もちろん、カレーは作り置きであろうが、一品一品しっかりと温め返してくれている様だ。
驚くべきは「豚かつ」、これも揚げ立てのものが提供された。ピーク時間ともあれば、揚げ置きのやや冷めた様な「豚かつ」が提供されることなど、どこでもありがちだろうに、こちら『林屋食堂』では、全て一から揚げ立てを提供してくれている様だ。配膳待ち時間がやや長めだったのはそう言うことだったのかと、心底納得した次第であった。
「豚かつ」はロース肉を使用しており、中心部位は赤身部分だが、意外と柔らかい肉質で、肉の厚さも 10mm 程度と程良く、この熱々のさくさく揚げ立て「豚かつ」は実に食べ易かった。
カレーそのものは業務用カレーであろうか。際立って特徴的なものはなく、マイルドな味わいの食べ慣れた食感である。「ハウス食品 カレーソース 9kg缶(60人分)」3,941円(税込) や、「S&B 大型カレーソース缶詰 テイスティカレーソースS 9kg缶」3,720円(税込)等という品があるが、それらに野菜と豚肉を加えて調味した雰囲気である。コクと香ばしさにはやや乏しいものの、その分、給食カレーを戴いた時のような、優しく懐かしい味わいが感じられた。玉ネギがふんだんに入れられており、特にその甘味が際立っていた。
半分量達成時間は 2分23秒、完食時間は 4分25秒0。やや熱いカレーであったので、出だしはハイペースの爆食も叶わず、ややゆっくりめでの喫食であったが、それでもこの時間と言うことは、その量は推して知るべしであろう。
完食後、器となっているラーメン丼の重量を計量し、早速に総重量(実測値)を計算してみると、1,843g と出た。2kg には届かないであろうと予測していたが、予想通りの重量であった。但し、この重量であるとは言え、その価格はたったの 720円(税込)で、100g単価は、もう正に驚異的、
過去最安値、『御食事処 藤』〔栃木県宇都宮市川俣町59-6〕の 100グラム単価 42.3円 や『あしま園』〔群馬県利根郡みなかみ町湯原107〕の 100グラム単価 45.2円を大きく引き離して、何と、100グラム単価 40円切りの 39.1円 と出た。
このコストパフォーマンスの絶大なる高さは、他の追随を許さないものがる。実に素晴らしい!
「チャシュー麺」520円「麺類大盛」30円(税込)
メニュー表に「チャシュー麺」とあって、長音記号の「ー」が一文字抜けているが、それはご愛敬であろう。(笑´∀`)
トッピングされたチャ-シューは 5枚。サイズ 横幅 6cm × 縦長 5cm × 厚さ 4mm、チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 15g、2枚目 17g、3枚目 17g、4枚目 15g、 5枚目 11g の、総重量 75 g。一般的なチャ-シュー麺のチャ-シュー量の満足示準は 100g 当たりかと思われるが、そこには残念ながら届かない。
が、この価格、並盛 520円 で、この量であれば文句の言えようべくもない。これで満足出来ないようでは罰が当たるという価格なのだ。兎に角、恐るべきコストパフォーマンスである。
肉質は、先程の「カツカレー」同様、赤身部分が中心であるが、これは余分な脂肪分を除去しているものと見て良かろう。肩ロース肉と思われるチャーシューは、しっかりとした肉質感があり、一枚一枚の厚さが 4mm 足らずと、昔懐かしいチャルメラサイズでもあったことから、噛み応えは固さを感じることもなく心地よく戴けた。
「ラーメン」370円(税込)には、チャーシュー 1枚、メンマ、鳴門巻き、刻みネギが入るようだが、「チャシュー麺」には、メンマ、鳴門巻きはトッピングされていない。
その分の色味を出すためと言うことはなかろうが、配膳された丼の中に置かれた蓮華はプラスティック製の青いものであった。通常なら、ここに安っぽさのようなものを感じるのであろうが、私の場合、この事実から、よりアットホームな感じを受け、自宅に居るかのようなイメージが浮かんできた。
スープはあっさり系で、鶏がらから採られた穏やかな「出汁」と、香味野菜の甘み、調味料は控え目の使用で強い主張は感じられない。そこに、チャーシューの煮出し醤油を「返し」とする昔ながらの正統派醤油ラーメンの味わいの品である。何ともほっとする味、お袋の自家製ラーメンと言った感じで、一口啜ると安堵感に前身をくるまれたような、ふわふわとした気分になってくる。
麺は機械打ち角刃麺、ストレートの中細麺で、加水率も中程度、鹹水の香りをほんのりと感じる、これまた昔ながらの懐かしい中華麺の原型を見た思いがした。
茹で上げ時間が若干長めのようで、少々延び加減だが、これは恐らくこちらの仕様なのではあるまいか。家庭的な麺は、食べ易いようにと考えて、やや長めの茹で時間を取ることが多い。そんな思い遣りのようなものを感じさせてくれる仕上がりであった。
麺の量は、矢張り 1.5玉 程度だろう。ここは前述の如く、「特大」にしなかったことが大いに悔やまれた。
が、総重量(実測値)は、1,058g と、大盛の品としては不足なし。「カツカレー」「特大」との合わせ技としては、存分な食べ応えがあった。多くの店舗で、「大盛」は 900g~800g と言った重量が平均的であり、1kg を越えてくると、かなりの満足感があるものだが(1.5kg を越えればそれは最早『メガ盛』扱いとなる)、よくぞ 550円(税込)でこの量を提供してくれるものよと、感心頻りの私なのであった。
全体的にバランスがとれている仕上がりのこの「チャシュー麺」! そのコンセプトは「アットホーム」と言ったところであろうか。
ううむ、『林屋食堂』、こちらのコストパフォーマンスは図抜けている。県下屈指のこのコストパフォーマンス、一度は体験しなくてはならないであろう素晴らしさだ。
しかも、「アットホーム」なその味わいは、心温まるものであり、完食して退店する時点では、何やら心洗われた感が芽生えてきて、活力、気力、爽快感が漲ってくる。
ああ、素晴らしい♪ 誠に美味しうござった。
味わいの資質は、確かに高級店の比ではない。が、兎に角そのコストパフォーマンス! 更には、全く飾り立てない、まるで「すっぴん」と言っても好いような、店舗自体や提供品全体の「アットホーム」感。これは実に素晴らしい。今回は、そこに評価点が傾いたと思う。
以下に、これまでのカレー系『メガ盛』メニュー〔1.5kg 以上〕に関しての結果を掲載してみたい。群馬県内の『メガ盛』店はもちろん、県外の訪問店も引用してみた。
以下の記録事項のうち、100g単価の項目を比較して戴けると、こちら『林屋食堂』のコストパフォーマンスの高さ、その秀逸さが見て取れることと思う。
◆『御食事処 藤』〔栃木県宇都宮市川俣町59-6〕
「カツカレー(デカ盛)」1,500円(税込)
総重量(実測値)3,547g、100グラム単価 : 42.3円
完食時間 : 7分16秒3
◆『CoCo 壱番屋 伊勢崎宮子町店』〔群馬県伊勢崎市宮子町3427-1〕
「ポークカレー」「ライス 2,000g(+1,700g)」「ロースカツ」「チキンカツ」2,794円(税込)
総重量(実測値)3,500g、100グラム単価 : 79.8円
完食時間 : 8分53秒5
◆『丸宮』〔群馬県伊勢崎市八斗島町1594-1〕
「3kg チャレンジカレー」制限時間 : 30分 成功無料、失敗 2,000円の支払い
総重量(実測値)3,268g、100グラム単価 : 61.2円〔チャレンジ失敗時〕
完食時間 : 10分6秒1
◆『丸実』〔群馬県高崎市中尾町44-1 ショッピングセンター『アカマル』B館 1F フードコート内〕
「ビッグカレー」1,300円「ライス大盛」100円 × 2(税込)
総重量(実測値)2,965g、100グラム単価 : 50.6円
完食時間 : 6分40秒2
◆『栄久庵』〔群馬県前橋市下小出町2-10-25〕
「3枚 カツ増し増しカレーラース」1,250円「ヨタ盛り」800円(税込)
総重量(実測値)2,929g、100グラム単価 : 70.0円
完食時間 : 8分49秒5
◆『ゴールドカレー 本店』〔石川県金沢市藤江北1丁目393番地〕
「チャレンジメニュー 2kg カレー」1,980円(税込)15分以内完食で無料!
総重量(実測値)2,579g、100グラム単価 : 76.8円
完食時間 8分29秒2
◆『印度屋』〔群馬県高崎市飯塚町445-1〕
「超大盛りテラカレー」2.5kg 10分 一人で全部食べると 3,000円進呈 挑戦料 1,620円(税込)
総重量(実測値) 2,546g、100グラム単価 : 63.6円
完食時間 4分20秒5
◆『ゴーゴーカレー 小田原中央通店』〔神奈川県小田原市栄町2-8-27 ダイヤビル1F〕
「メジャーカレー WCC(ワールドチャンピオンクラス)」2,550円(税込)
総重量(実測値)2,480g、100グラム単価 : 102.8円
完食時間 : 11分37秒6
◆『ゴーゴーカレー 高崎飯塚スタジアム』〔群馬県高崎市飯塚町367-1 SHOビル 1F〕
「メジャーカレー WCC(ワールドチャンピオンクラス)」2,550円(税込)
総重量(実測値)2,439g、100グラム単価 : 104.6円
完食時間 : 9分49秒6
◆『お食事処 ぽぷら』〔群馬県吾妻郡長野原町大字与喜屋14〕
「ジャンボカツカレー」1,550円(税込)
総重量(実測値)2,335g、100グラム単価 : 66.4円
完食時間 : 6分23秒6
◆『牛八』〔東京都品川区大井1-2-20〕
「牛八スペシャルカレー 2kg」1,500円(税込)
総重量(実測値)2,241g、100グラム単価 : 66.9円
完食時間 : 4分51秒9
◆『あしま園』〔群馬県利根郡みなかみ町湯原107〕
「カツカレー」大盛 1,000円(税込)
総重量(実測値)2,213g、100グラム単価 : 45.2円
完食時間 : 6分4秒2
◆『太田食堂』〔群馬県前橋市粕川町膳487-39〕
「ジャンボカツカレー」完食出来たら 1,000円割引の 1,100円(税込)
総重量(実測値)2,104g、100グラム単価 : 52.3円
完食時間 : 5分28秒1
◆『林屋食堂』〔群馬県渋川市渋川坂下町2147〕
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
総重量(実測値)1,843g、盛り高 12.5cm、100グラム単価 : 39.1円
完食時間 : 4分25秒0
◆『叶食堂』〔群馬県渋川市渋川明保野3664-40〕
「カツカレーライス特盛」1,200円(税込)
総重量(実測値)1,843g、100グラム単価 : 65.1円
完食時間 : 7分26秒3
◆『グリルやまとや』〔栃木県足利市伊勢町1丁目1-20〕
「カツカレー」800円「大盛」200円(税込)
総重量(実測値)1,548g、100グラム単価 : 64.6円
完食時間 : 6分31秒4
さて、今回の実測値は、
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
総重量(実測値)1,843g、盛り高 12.5cm
器サイズ
直径 23cm、高さ 9cm、器重量 939g
「チャシュー麺」520円「麺類大盛」30円(税込)
総重量(実測値)1,058g
うち麺・具材重量 642g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)416g
チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 15g、2枚目 17g、3枚目 17g、4枚目 15g、 5枚目 11g〔総重量 75 g〕
器サイズ
直径 22.5cm、高さ 7.5cm、器重量 647g
合計支払金額 1,270円(税込)
実食総重量 2,901g
「カツカレー」
半分量達成時間 : 2分23秒
完食時間 : 4分25秒0
「チャシュー麺」
麺・具材等完食時間 : 4分24秒
完食時間 : 6分9秒0〔スープ完飲〕
訪問日 : 2018.9.23(日)
ううむ、何とも「アットホーム」なる、こちら『林屋食堂』。今回戴いた「カツカレー」「特大」720円 総重量(実測値)1,843g。。。次回再訪時は、どうだろう。これを 2杯戴いてみようか。それでも価格は、たったの 1,440円 だ。その可否の要は、重量 3.7kg を食し尽くすキャパシティが私にあるかどうかである。これだけのコストパフォーマンスを示してくれる店舗に対して、「残す」などと言ったような失礼なことは絶対にしでかしてはならない。日和って「特大」&「大盛」で試した後に、再度の挑戦。。。先ずはそんなところであろう。
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店名 |
林屋食堂
|
---|---|
ジャンル | 食堂、丼、ラーメン |
お問い合わせ |
0279-22-2775 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR渋川駅徒歩15分 渋川駅から880m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
25席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 店を右に見て通り過ぎ、20m先左側。 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
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【 (270) メガ盛行脚レビュー その151-02】
今回のこちらへの訪問は、ことのついでと言っては何だが、こちらのお隣へ、『らぁめん家 有坂』〔群馬県渋川市渋川2124〕が、高崎から移転してきたことで、先ずはそちらを訪問しようと、この渋川市まで出張ってきたのであった。その上で、せっかくお隣に位置しているのだから、こちらへも行かない手はないだろうと考えて、こうして訪問してみたわけだ。当初は『らぁめん家 有坂』の後に、と考えていたのだが、こちらの方が先に 10:50 に開店したものだから、急遽、先に訪問することにした次第である。
【再訪】
『林屋食堂』
群馬県渋川市渋川坂下町2147
0279-22-2775
起点を群馬県高崎市若松町の「聖石橋」交差点とし、終点を渋川市「阿久津」交差点〔旧 R17、現 R291 との交点〕とする主要地方道、群馬県道25号高崎渋川線を北進して、JR 渋川駅入口をそのままま通過して、渋川市の中心部から、伊香保温泉、榛名山山頂地区、高崎市倉渕町、地蔵峠を経由し、安中市・松井田地区内を通って国道18号に至る道路、群馬県道33号渋川松井田線(上毛三山パノラマ街道)との交点となっている「四つ角」交差点を直進、そのまま 200m 余り北北東進したところにある、信号のない変型4差路交差点 北角 に『林屋食堂』はある。
なお、この同じ交差点の 西角 には『らぁめん家 有坂』があり、両店は道路を挟んで向かい合った形となっている。
また、店舗駐車場は、この信号のない変型4差路交差点を直進して、30m 足らず北進した道路左手(西側)の空き地になるので、ご承知おき戴きたい。
前回訪問時、こちら『林屋食堂』の印象を、「ノスタルジックな昭和の定食屋」と述べたのであるが、このある種、褒め言葉としての言い回しである「ノスタルジー(仏 : nostalgie)」または「ノスタルジア(英 : nostalgia)」に満ち溢れた店内のその印象は、再訪時の今回もまた全く変わらなかった。入店するや否や私の心をふわっと浮揚させてくれ、やんわりとくるまれたその感覚のほの温かさに、心潤う私なのであった。
前回〔2018.9.23(日)訪問時〕も記したのだが、ここでもまた『林屋食堂』の位置付けをより鮮明なものにするべく、「ノスタルジー」の持つ意味について触れておきたい。
「ノスタルジー」と言う語句は、その語義が 2方向で使用される。空間的視点による方向性と、時間的視点による方向性の 2つである。
○「空間的視点」異郷から故郷を懐かしむこと。「郷愁」「望郷」
○「時間的視点」過ぎ去った時代を懐かしむこと。「懐古」「追憶」
…………………………………………
「ノスタルジー」と言う言葉は、1688年にスイスの医学生、ヨハネス・ホーファー〔Johannes Hofer〕によって造られた新しい概念なのだそうだ。2つのギリシャ語、「nostos : 帰郷」と「algos : 心の痛み」を基にして造られた合成語で、「故郷へ戻りたいと願うが、二度と目にすることが叶わないかも知れないという恐れを伴う病人の心の痛み」とされる精神医学用語なのだと言う。当時、前線の兵士達に蔓延する、この「ノスタルジア」の現象は、隊が優勢な時にはそうでもないのに、戦況が不利な場合に多く現れる現象だったそうで、重大な精神病理学の研究対象とされていたそうだが、19世紀末までには、精神医学のカテゴリとしての「ノスタルジア」への関心はほとんど消え失せ、当初の「深刻な医学的疾患」の意味合いはなくなり、一般の日常会話に「ノスタルジア」という言葉が現れるようになったと言う。今では、「過ぎ去った時間や時代、ふるさとを懐かしむ気持ち」として、通常それほど昔ではない過去の、失われた時間や場所を懐かしむ慣用句として用いられている。
…………………………………………
この「ノスタルジー」は、こちら『林屋食堂』を表現するのに、言い得て妙なる語かと思う。
「郷愁」にしろ「追憶」にしろ、入店するとそう言った思いに誰しもが包まれる。丁寧に使い古されたテーブルと椅子、ゆっくりと時間を掛けて色褪せたであろう壁紙や天井、たくさんの顧客に踏み締められ所々ちょっとした彎曲も見られる床、笑顔に溢れ丁寧さと思い遣りに満ちた接客。鄙びて古びた外見ながら、実に清潔に保たれた店内。懐かしさと親しみと安心感、この店にはそれらが満ち溢れている。「ノスタルジー」とは、そう言った環境でのみ感じられる精神状態なのだろう。訪問客は、誰しもが、空間的にも時間的にも、共時的にも通時的にも、居心地が至高の場へ、古き良き時代へと心を遡及させ、いつしかふわりと笑顔を見せる。そんな店、それが『林屋食堂』なのである !! 。。。ううむ、実に素晴らしき店舗だ。
その上でなお、店舗環境ばかりでなく、その営業スタイルの象徴でもある価格体系、これに対しても顧客は「ノスタルジー」を覚える。「ノスタルジックな昭和の定食屋」の面目躍如。メニュー表に載っている提供品の価格、これがまた何ともはや、実にリーズナブル。例えば、「ラーメン」370円、「カレーライス」470円。「麺類大盛」30円、「飯類大盛」50円(税込)と言った具合だ。
この価格、誰もが驚愕と感動の坩堝と化すのは必定である。
昭和という時代は、熱く、激しく、自らの感覚に正直だった。冷めてニヒル、そんなタイプの者も確かに居るには居ただろうが、その実、その深奥は、常に情熱的。誰もが偽らない思いに燃えていたのだ。飾らない日々を力強く生きていたのだ。
色々な意味で、こちら『林屋食堂』、、、昭和の時をノスタルジックに思い返させてくれる。私の心を、熱く、純なものへと導いてくれる。ううむ、相変わらず素敵な店だ♪
さて、能書きはこのくらいにせねばなるまい。
早速に実食へと移っていこう。
本日の現着時間は 10:45、開店時間前に到着し、お隣の『らぁめん家 有坂』で開店待ちをしていると、10:48 頃、『林屋食堂』に暖簾が掛かる。
その暖簾掛けを目にしたと途端、私の心は、熱く、純なるものと化し、最早止まれない。待ってなどいられるものか! 先に「カツカレー」をどーんと戴いてしまおうと言う情熱がこの身にたぎる。
私とほぼ同時に入店された、常連客と思われる方の後に続いて、さっと入店してしまった。悩みは一切なし。昭和の漢は、即断即決! これもまたノスタルジアだ。
メニュー表には、前述した通り、
「麺類大盛」30円(税込)〔麺1.5玉〕
「飯類大盛」50円(税込)
この記述はあるのだが、メニュー表のどこを見ても「特大」「特盛」の記載はない。どうやら、知る人ぞ知ると言うか、周知の事実となってしまった「裏メニュー」的な扱いの様である。実質は「大盛」の「大盛」と言う扱いで、店員は、その品を「特大」と称する。
「麺類特大」60円(税込)〔麺2玉〕
「飯類特大」100円(税込)
実際のところは上記の如くになっている様である。「飯類特大」=「飯類大盛」の「大盛」、その中味は、ほぼ倍量とのことだ。にも関わらず、100円(税込)と言うのこの価格! 『林屋食堂』の昭和魂、それを明瞭に目にする感がある。ここもまたノスタルジアである。
私 :「こちらの最大量は大盛でしたっけ?」
店員 :「いえ、その上に特大があります」
私 :「それじゃあ、『カレーライス』『特大』をください」
店員 :「かなりの量ですが大丈夫ですか?」
私 :「ああ、全然大丈夫です !!」
店員 :「はい、かしこまりました」
店員に、「カレーライス」「特大」を注文し、配膳を大人しく待っていると、しまったと気づく。そう、「カツカレー」にするべきところ、「カレーライス」で注文してしまったのだ。
私 :「すみません、もし無理なら諦めますが、『カレーライス』『特大』を『カツカレー』『特大』に今から変えられますか?」
店員 :「はい大丈夫ですよ♪」
注文から既に 7分程 経過していたのだが快くご了承戴く。有り難い限りだ。そんなこともあって、配膳までの待ち時間は 13分程。開店当初と言うこともあるし、オーダー変更もあったわけだから、ここは致し方なかろう。
いつものように、配膳写真撮影、計量と済ませた後に、やおらストップウォッチを押して実食に入る。さあ、頑張ってタイムトライアルだ~ !! \(^O^)/
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
ペーパーナプキンにくるまれたスプーンと一緒に配膳された『メガ盛』「カツカレー」。
昭和の洋食屋では定番の提供法であったペーパーナプキン包装! 最近の店舗では、まあどこへ行っても先ず目にすることはない。
かつて、私が幼き頃は、このペーパーナプキンこそが、贅沢感とお洒落感の象徴だった。昭和の矜恃、それがこの様式に表現されている。正しく昭和の贅沢仕様だ。
一方で、ペーパーナプキンで包まれたスプーンでの提供は、思いの外に手間がかかるので、洋食屋よりも格下と目される一般的な大衆食堂では、ペーパーナプキンには包まず、テーブルに直接置くことを避けるために、コップにスプーンを入れて提供した店舗もあった。
コップにスプーンを入れて提供するスタイルであるが、その理由に諸説あって、
「テーブルに直接置くことを避けるため」
「スプーンの数を間違えることなく人数分運ぶため」
「スプーンを濡らすことでお米がスプーンに張り付かないようにするため」
「和式のマナーで汁物から食すのに倣って」
などがあるようだ。
配膳品を一目見ると、その器がラーメン丼であることに、『メガ盛』に不慣れな方は、間違いなく目を剥くことだろう。しかも、その器サイズは、直径 23.5cm、高さ 9.5cm、器重量 946g。これは一般的な、「ラーメン」「大盛」で使用される丼である。
ストップウォッチを押してのタイムトライアルなのであるが、こちらのカレーは、兎に角、相当に熱々なのだ。前回も、この熱さに苦労させられたものだが、今回もまた、一口戴いて、思わず知らず「あっつー !!」と小声で口走ってしまった。
食べられない程の熱さではない、しかし、カレールーもご飯も、豚かつも、そのどれもが出来たてそのものの熱さ。特にカレルーの熱さが半端でない。
そう!「豚かつ」もまた揚げ立ての熱さなのだ。人気商品の「カツカレー」であれば、「豚かつ」が作り置きであっても問題なかろうに、そこを譲らず作り立ての提供。。。その品を戴く時点で、配膳までの待ち時間 13分、こんな不満は雲散霧消であった。『林屋食堂』では、常に作り立て、揚げ立ての提供を旨としてくれている。昭和の料理人には、誤魔化しや嘘はあり得ない。美味しいものを更に美味しく提供したい、そんな思い突き動かされての料理なのだ。。。ここにもまたノスタルジアが存在していた。
「豚かつ」は豚ロース肉を使用、脂身は少なめで、赤身メインの「豚かつ」だが、柔らかさは上々。肉の厚さも 10mm 程度と充分な厚さで、それが、熱々さくさくの揚げ立てで提供されるのだ。サービス精神はかなり高いと考えてよかろう。
カレーそのものは業務用カレーが基盤になっていると思われる。際立ってスパイシーなわけではなく、味わいはマイルド、食べ慣れた家庭的な食感である。
「ハウス食品 欧風カレーソース中辛 3kg 業務用」1,790円 (税込)
「S&B インド風カレーソース S 3kg 業務用」1,750円 (税込)
「ハインツ ビーフカレー 3kg 辛口 業務用」1,780円(税込)
上記のような業務用カレーがレトルト品として販売されているが、かつてはそれが缶詰商品だったなあと、少々感慨に耽る。。。もちろん、確認が取れているわけではないので、『林屋食堂』がこれらの品を用いているか否かは不明である。
いずれにせよ、家庭的な味わいのカレールーに、野菜と豚肉を加えて調味し、じっくりと煮込んだであろう味わいの品だ。コクや香ばしさ、スパイス感にはやや乏しいものの、その分、もの凄くアットホームな雰囲気の、優しく懐かしい味わいが感じられた。
豚肉が煮崩れることなく、しっかりと形を維持しているところが嬉しいところだ。「豚かつ」&「カレー肉」双方が楽しめるのは、矢張り贅沢感が高い♪
今回の半分量達成時間は 2分37秒2、完食時間は 4分31秒4。前回〔2018.9.23(日)訪問時〕は半分量達成時間が 2分23秒、完食時間は 4分25秒0 であったので、わずかながらとは言え、少々遅めになってしまった。最終的な総重量(実測値)が 1,701g と、前回の計量値 1,843g よりも下回っているのにも関わらず遅くなったのは、いささか気になる。加齢ゆえの結果? ううん、、、そうは考えたくないところである。。。
「中華スープ」
「カツカレー」単品には、標準でこの「中華スープ」が付くようだ。その総重量(実測値)は、今回 177g。牛乳瓶1本分に当たる量で、喉湿しには程良い量だろう。
あっさり系の「中華スープ」であり、鶏がら由来の脂分は左程に多くない。鶏がら・豚がらから摂った穏やかな「出汁」に、香味野菜の甘さがほんのりと感じられる品で、通常の「ラーメン」や「チャーシュー麺」で使用しているのと同一のスープであろう。
チャーシューの煮出し醤油を「返し」として使用しているのだろう。昔懐かしい正統派「醤油ラーメン」の味わいを思わせてくれた。このスープの味わいが、『林屋食堂』の在り様を如実に表現しているような気がする。
何ともほっとする味、お袋の味、、、一口スープを啜れば、ふわりと安堵感に前身をくるまれる。そんな味わいであった。
ううむ、それにしても『林屋食堂』、こちらのコストパフォーマンスはずば抜けていると言って好いだろう。県下屈指のこのコストパフォーマンスと称しても、決して過言などではない。
それに加えての、「アットホーム」な安心感の深い味わい。心温まる、心穏やかにしてくれるノスタルジアがそこにはある。。。この店を訪問すると、自らの心が洗われ、活力、気力、爽快感が漲ってくる気がするのは、私だけなのだろうか。
ああ、素晴らしい♪ 誠に美味しうござった。
さて、今回の実測値は、
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
総重量(実測値)1,701g〔2018.9.23(日)訪問時 1,843g〕
器サイズ
直径 23.5cm、高さ 9.5cm、器重量 946g
「中華スープ」
総重量(実測値)177g
器サイズ
直径 12cm、高さ 6.5cm、器重量 90g
支払額総額 720円(税込)
実食総重量 1,871g
半分量達成時間 : 2分37秒2
完食時間 : 4分31秒4
〔2018.9.23(日)訪問時 完食時間 : 4分25秒0〕
訪問日 : 2019.7.20(土)
何度も言って申し訳ないが、こちら『林屋食堂』、何とも「アットホーム」な店舗である。味わいの素地に高級店的なものは一切ないかも知れない。しかしながら、そのコストパフォーマンスと、自らを飾らずに、烏滸がましさが全くない素顔の店舗意識は、小気味好いくらいに爽やかである。
昭和回帰のノスタルジアが、偽らない思い、粉飾を排除した、店と店員の在り様の中に存分に見て取れる。
今回もまた『メガ盛』「カツカレー」を戴いたので、前回お示しした時から間がないが、このレビューから初めてご覧になるレビューワーもいらっしゃるかも知れない。それ故に、これまでのカレー系『メガ盛』メニュー〔1.5kg 以上〕に関しての結果を、以下、総重量(実測値)順に掲載してみたい。群馬県内の『メガ盛』店はもちろん、県外の訪問店も引用してみた。
◆『栄久庵』〔群馬県前橋市下小出町2-10-25〕
「3枚 カツ増し増しカレーラース」「メガトン盛り」2,250円(税込)
総重量(実測値)4,478g、100グラム単価 : 50.2円
完食時間 : 10分35秒1
◆『御食事処 藤』〔栃木県宇都宮市川俣町59-6〕
「カツカレー(デカ盛)」1,500円(税込)
総重量(実測値)3,547g、100グラム単価 : 42.3円
完食時間 : 7分16秒3
◆『CoCo 壱番屋 伊勢崎宮子町店』〔群馬県伊勢崎市宮子町3427-1〕
「ポークカレー」「ライス 2,000g(+1,700g)」「ロースカツ」「チキンカツ」2,794円(税込)
総重量(実測値)3,500g、100グラム単価 : 79.8円
完食時間 : 8分53秒5
◆『丸宮』〔群馬県伊勢崎市八斗島町1594-1〕
「3kg チャレンジカレー」制限時間 : 30分 成功無料、失敗 2,000円の支払い
総重量(実測値)3,268g、100グラム単価 : 61.2円〔チャレンジ失敗時〕
完食時間 : 10分6秒1
◆『忠治食堂』〔群馬県前橋市荒子町530-2〕
「キロカレー」1,200円(税別)「大盛」サービス1,296円(税込)
総重量(実測値)2,986g、100グラム単価 : 43.4円
完食時間 :7分48秒2
◆『丸実』〔群馬県高崎市中尾町44-1 ショッピングセンター『アカマル』B館 1F フードコート内〕
「ビッグカレー」1,300円「ライス大盛」100円 × 2(税込)
総重量(実測値)2,965g、100グラム単価 : 50.6円
完食時間 : 6分40秒2
◆『栄久庵』〔群馬県前橋市下小出町2-10-25〕
「3枚 カツ増し増しカレーラース」1,250円「ヨタ盛り」800円(税込)
総重量(実測値)2,929g、100グラム単価 : 70.0円
完食時間 : 8分49秒5
◆『ゴールドカレー 本店』〔石川県金沢市藤江北1丁目393番地〕
「チャレンジメニュー 2kg カレー」1,980円(税込)15分以内完食で無料!
総重量(実測値)2,579g、100グラム単価 : 76.8円
完食時間 8分29秒2
◆『印度屋』〔群馬県高崎市飯塚町445-1〕
「超大盛りテラカレー」2.5kg 10分 一人で全部食べると 3,000円進呈 挑戦料 1,620円(税込)
総重量(実測値) 2,546g、100グラム単価 : 63.6円
完食時間 4分20秒5
◆『ゴーゴーカレー 小田原中央通店』〔神奈川県小田原市栄町2-8-27 ダイヤビル1F〕
「メジャーカレー WCC(ワールドチャンピオンクラス)」2,550円(税込)
総重量(実測値)2,480g、100グラム単価 : 102.8円
完食時間 : 11分37秒6
◆『ゴーゴーカレー 高崎飯塚スタジアム』〔群馬県高崎市飯塚町367-1 SHOビル 1F〕
「メジャーカレー WCC(ワールドチャンピオンクラス)」2,550円(税込)
総重量(実測値)2,439g、100グラム単価 : 104.6円
完食時間 : 9分49秒6
◆『お食事処 ぽぷら』〔群馬県吾妻郡長野原町大字与喜屋14〕
「ジャンボカツカレー」1,550円(税込)
総重量(実測値)2,335g、100グラム単価 : 66.4円
完食時間 : 6分23秒6
◆『牛八』〔東京都品川区大井1-2-20〕
「牛八スペシャルカレー 2kg」1,500円(税込)
総重量(実測値)2,241g、100グラム単価 : 66.9円
完食時間 : 4分51秒9
◆『あしま園』〔群馬県利根郡みなかみ町湯原107〕
「カツカレー」大盛 1,000円(税込)
総重量(実測値)2,213g、100グラム単価 : 45.2円
完食時間 : 6分4秒2
◆『太田食堂』〔群馬県前橋市粕川町膳487-39〕
「ジャンボカツカレー」完食出来たら 1,000円割引の 1,100円(税込)
総重量(実測値)2,104g、100グラム単価 : 52.3円
完食時間 : 5分28秒1
◆『叶食堂』〔群馬県渋川市渋川明保野3664-40〕
「カツカレーライス特盛」1,200円(税込)
総重量(実測値)1,843g、100グラム単価 : 65.1円
完食時間 : 7分26秒3
◆『林屋食堂』〔群馬県渋川市渋川坂下町2147〕
「カツカレー」620円「飯類大盛」50円×2 =「特大」100円(税込)
総重量(実測値)1,701g、100グラム単価 : 42.3円
完食時間 : 4分31秒4
◆『グリルやまとや』〔栃木県足利市伊勢町1丁目1-20〕
「カツカレー」800円「大盛」200円(税込)
総重量(実測値)1,548g、100グラム単価 : 64.6円
完食時間 : 6分31秒4
総重量は『栄久庵』が断然トップ。
100グラム単価 は、『林屋食堂』、『御食事処 藤』が 42.3円 と同率の首位、その後を『忠治食堂』、『あしま園』が追う。因みに、『林屋食堂』の過去最高量は、総重量(実測値)1,843g〔2018.9.23(日)訪問時〕、この計量値での 100グラム単価 は、39.1円 となり、抜群のコストパフォーマンスとなる。
味わいに関して、個人的な見解では『太田食堂』に強く惹かれるが、『栄久庵』や『忠治食堂』の味わいと量の魅力も実に捨て難い。総重量 第2位 の『御食事処 藤』は、顔見知りになると格段に量がアップするそうなので、この数値のままではないのだろうが、所在地が宇都宮市と、簡単には訪問出来ないことからも、今のところ『栄久庵』、『林屋食堂』、『太田食堂』、『忠治食堂』の四者が、私の心の中で、「カレー系『メガ盛』メニュー」四大カルテットとして燦然と輝きつつ君臨しているところである。