家内のお気に入りの店 : グリル ねんりん

今日は2月29日、4年に1度29日があるオリンピックイヤー。全国のスギドラッグでは処方箋による処方薬を管理するシステムがバグり処方薬が出せず、新潟県や神奈川県、岡山県、愛媛県など4県で、運転免許証の更新当日発行システムがバグって運転免許証が発行できないという珍事が起きました。日本って…つくづく平和な国なんだなぁと思います。
政治倫理審査会では現首相と立憲民主党の元首相が政治資金パーティーのことで丁々発止しておりました。「まだやるのか」「もうやめるのか」
どちらも政党も与党時代は突っ込まれれば説明に四苦八苦しているのは同じですね。叩けば埃が出るのはわかっているのに、息の根を止めない程度にジリジリと締め上げるのは江戸時代の奉行所から変わっていません。
本当に日本って…何度も言うけど平和な国♡

そして昭和～平成～令和と平和な時代を見守って来た人気の絶メシ店は、今日も人気最高潮。
第一駐車場には止められず、第二駐車場の端っこに止めてお店へ行きました。
正午からはだいぶ経ったのにまだ混んでいます。

今日は小上がり席へ座りました。
小上がり席のテーブルは全て天然木の切り株。
2つと同じ形は無くて、テーブルの下の空間のサイズもマチマチ。足を投げ出すにはちょっと足が太くて…泣


私
●ハンバーグセット 1120円
◾️手作りハンバーグ デミグラスソース
◾️キャベツ
◾️手作りポテトサラダ
◾️ライス
◾️味噌汁
◾️漬け物
元々この店の好評番なメニューはハンバーグとオムライスだそうで、前回皿うどんを食べた時、次はこのどちらかを食べたいと決めていました。
今日のお腹の空き具合と相談してハンバーグセットに！ライスは多そうなので普通で頼みました。
手作りハンバーグとキャベツ、ポテトサラダはワンプレートに乗っています。
甘味のあるデミグラスソースはキャベツにかかっても、ポテトサラダにかかっても美味しく食べられました。何といっても3日間じっくりと煮込んだデミグラスソースです。これが挽肉を際立たせる名脇役にさせているから凄い。

何よりハンバーグへのこだわりが凄い！
ハンバーグの味を決める挽肉。この元になる肉を店主自らが自分の目で確かめ、合格したものを店内で挽肉にするのだそう。
ナイフを入れるとじんわり染み出てくる肉汁…。
お店こだわりの肉汁は名脇役のデミグラスソースに光を当て、肉汁でキラキラと輝きだします。
思わずご飯を付けて食べたくなりました。
上品でまろやかでほんのり甘いソースとご飯のマリアージュが最高だった！
このお店は料理に命を吹き込んでくれる名店です。
味噌汁はごく普通のわかめとカイワレ、ネギの具材。箸休めに丁度良い塩味の少なさです。
漬け物は蕪の酢漬けにつぼ漬け。下部は食べやすいように細切りになっています。塩味よりも酸味にこだわり、身体に優しい味噌汁と漬け物でした。


家内
●ミニかつ重と半タンメンセット 1020円
◾️ミニかつ重
◾️漬け物
◾️半タンメン
ミニの重ものと半分の麺…数多ある食堂のなかでもあまり見かけないメニューです。
ミニかつ重…チキンカツです。
甘辛ダレがかかっています。揚げたてなので柔らかいと言っていました。
半タンメン…野菜たっぷり、本格タンメンです。
家内は前回のちゃんぽんは最高だったと言っています。重ものメニューだったので
漬け物(蕪の酢漬け·つぼ漬け)付きです。


ごちそうさまでした
値段は税込

お店に入店して左の窓側に小上がり席があり、4人掛けの巨木の切り出しテーブルが4卓あります。
入店して正面の厨房の前にカウンター席が5席あります。
入店して右側の壁際に椅子のテーブル席があり、2人掛けが2卓と奥に4人掛けが2卓あります。
水とお茶はセルフサービスになっています。

お店は単行本(続編と2冊あり)やテレビ番組にもなった『高崎線 絶飯リスト』にリストアップされています。
この本に掲載されている店舗で、本当に閉店したお店もチラホラ見かけますし、掲載されたことにより、後継者が現れて閉店の危機から逃れたおみせもあります。

このお店の創業者は高崎イタリアンの始祖ともいわれる？方です。お店は“なんでもウマい洋食屋店”！
ハンバーグ＆生姜焼きが最高と書かれています。

昭和40年にオープンしたこの「グリルねんりん」は、洋食に加え、麺類や丼ものなどバラエティ豊かな洋食屋として幅広い年代に愛されています。ちなみに創業者である初代は、高崎洋食の礎を築いたイタリアンレストラン「かもしか」の立ち上げメンバーでもあります。このエピソードを聞くだけでも俄然、期待が高まります。

現在の店主は創業者の長男で、2代目を勤めています。フロア担当はその奥さま。奥さまの溢れ出る笑顔が人柄の良さを感じさせてくれます。

駐車場は店の前と小道を挟んだ向かいの土地の幟旗のある側です。違うところに止めないように！

今回は『高崎 絶飯リスト』にある自慢料理ではなく、本場長崎ゆずりの麺類にしました。


私
●皿うどん 830円
こちらは専用の生細麺を長崎から取り寄せて、こちらの店内で丸くカリカリに揚げられています。
たっぷりの餡には野菜、魚介が沢山入っています。
製法は長崎流？昔東京に住んでいた頃、数寄屋橋に長崎皿うどんとちゃんぽんの専門店があって、何回も食べに行きました。
そのお店もビルの立て替えを機に閉店してしまいました。長崎に本店があったと聞いています。

テーブルに配膳されると、辛子が少ないかなと感じました。一緒に届けられた酢をしっかり2回半時計回りに掛けました。
パリパリの細麺、熱々の餡のコントラストが匠の技！"熱いうちに打て"ではありませんが、餡が熱いうちに麺を箸で割って餡と麺を馴染ませます。
最初は熱々の餡とパリパリの麺が馴染まず、かつ熱いものだから、上顎を火傷し、そこに針のような揚げた細麺が平気で突き刺さります。
正しい食べ方…誰か教えて！
だんだん餡が麺に馴染んでくると、餡は少しずつ冷め、麺は餡を吸って柔らかくなってきます。
才所は餡の美味しさ、麺の揚げ具合をよく絡ませて食べていきます。やがて、初めとは別のメニューのような食感と味わいに変化していきます。
久々に本格的な長崎の皿うどんを食べました。
とても感激しています。


家内
●ちゃんぽんラーメン 800円
●野菜増し(1.5倍) ＋100円
(麺の大盛りは＋100円)
辛いもの好きな家内は、ちゃんぽん、皿うどんも好きです。数寄屋橋にあったお店には私とよく通った家内でした。
ひとくちスープを飲んで、麺を啜って言いました。
"美味しい！久しぶりに美味しいちゃんぽんを食べた気がする"。
そうですね数寄屋橋の店は何十年も前のこと、その後はリンガーハット程度ですから、専門店自体が少なくなった気もします。
圧巻の野菜1.5倍の量、そして魚介系の具ですからだいぶ食べる量が多くなると思うのですが、試食程度に私にくれただけ。
コクのあるスープは病み付きになりそうです。
今回は私の皿うどんの試食も食べて、かなり満腹になったような気がします。
後半はやはり酢を回し掛けして食べたようです。


トイレを利用しました。
お店は創業当時の内装からリフォームされ綺麗になっています。ただトイレが店の奥、カウンター席の先にあるのですが、男女兼用の1個室のみで段差アリの和式です。
家族連れや近隣の年配者も常連さんで来店してるのだから、こういった水回りは新しくせねばいけないと思います。
掃除は行き届いています。きれいなんですが設備が古い…。
zocchトイレセレクションは審査対象外とします。
障がいを持ってからトイレにはかなりシビアに見ています。車椅子は使っていませんが、そういったユニバーサル使用にすべきです。
奥行きがあるので手すりを両脇にしっかり作れば出来ないことは無いのかな。調理場への出入りは引き戸式なのに、トイレはドアノブを回して押すタイプ
綺麗な洗面台もあるので、チクハグになっている感じがします。
雰囲気とサービスで減点しました。


ごちそうさまでした


値段は税込