9月後半に、子持ち鮎を食べに行きました : おか多

【2021-9-27】
毎年こちらには、子持ち鮎が出回る9月後半に行くことに決めてます。
前日に予約していきました。
鮎の盛りは過ぎたと思われているのか、平日だからか、我々を含めて4組14名ほどでした。

注文はいつも通り、Aコース3500円（税込）。
赤煮、フライ、塩焼き、鮎の刺身、魚田、鮎雑炊の６品、塩焼きは子持ち鮎と雄の鮎の2匹です。
赤煮はすぐに出てきます。引き続き刺身、フライ、塩焼き、魚田、鮎雑炊と30分以内に次々に出てきます。
赤煮は甘露煮ほど時間をかけて煮てないと言うことですが、頭も骨もそこそこ食べられました。
太い胴体をがぶりとすると、プチプチのたまごが現れてきました。
締めの鮎雑炊には鮎の皮付き切り身が入っていますが、ここに、先ほど食べ終わった塩焼きの頭とヒレ、皮などを入れると、焼き物の香ばしさがプラスされるので、自分の一押しです。
長良川のほとりにある、「鵜の庵　鵜」では、何十年も前に行ったきりですが、鵜飼いで鵜が捕まえたものの、内臓が切れてしまった物とか、そのままでは売り物にならない鮎を軽くあぶって鉄鍋で煮込んで雑炊にしています。その味が今でも忘れられません。

【2019-9-21】
暑かった夏も一息、気がつくと9月後半になっていました。
これは、おか多へ行かねば、と早速予約して出かけました。
予約済みの席には箸が揃えられています。予約は５組くらいでした。
あとから予約無しで来られた人は、箸の置いてないお好きな席にどうぞ、と案内されてました。

注文は、鮎のAコース、税込3500円。これで、６品、鮎７匹です。
鮎の赤煮・鮎のフライ・鮎の塩焼（2尾）・鮎の刺身・鮎魚田・鮎雑炊と、一品ずつ出てきます。
赤煮はたっぷりと卵が入ってました。
塩焼きも2匹のうち一匹は子持ちでした。
5，6月は若鮎で、頭から食べられるくらい、7，8月は盛りで独特のコクが楽しめ、9月後半は子持ち鮎が楽しめる、ということだそうです。卵が苦手な人は、8月までにどうぞ。

何度も行って学習したのは、鮎雑炊に塩焼きの頭を入れることです。
焼鮎の香ばしさがプラスされて、自分的には美味しさアップできたと思います。

【2018-10-13】
家内とまた行こうねと言いながら、2年ぶりになってしまいましたが、土曜日のお昼に伺いました。
予約しておいたので、スムーズでしたが、帰る頃には広い広間は、ほぼ埋まっていました。
土日には予約は必須ですね。

頼んだのは、前回と同じAコース3500円。
赤煮がすぐに出てきます。がぶりとやると、卵。子持ちでした。10月に来て良かったです。
次にフライ、身を開いて揚げてあるので、骨も柔らかで丸ごと行けます。
塩焼きは2匹、これも子持ち、たっぷりとした卵。
刺身、眼がこちらを見ていて食べにくかったです。
魚田、これも子持ち。
〆は鮎雑炊。鮎の身は生のまま切って米と一緒に煮てあるようです。
鮎雑炊は、長良川のほとりにある、鵜匠の店で食べたものが忘れられません。
鵜飼で、鵜が鮎を喉の手前まで飲み込むときに、身を傷つけてしまって売り物にならない物を、焼いて、身をほぐして米と炊き込んであり、鮎のだしがよく出ていて美味しかったのが忘れられません。
こちらの鮎雑炊は、あー、鮎が入ってるね、程度でした。一手間かければもっと美味しくなるのにね。
鮎雑炊はともかくとして、それ以外のものは、子持ちということもあって、夏に来るより断然美味しかったです。
9月後半には子持ち鮎になるそうなので、また来年はその時期に合わせて伺いたいです。

【2016-8-1】
やな鮎に行こうと、色々調べてみると、こちらのお店が、同じお値段で一品多く、座敷でゆったり食べられそうなので、行ってみました。
やな鮎は、季節限定なので、食べるところは小綺麗とは言えず、板の間に長テーブルがずらっと並んでいるところがほとんどと思います。
子供がいれば、やなで水遊びをしたりする楽しみもあるのでしょうが、食べるだけが目的なので、小綺麗でゆったりしたところが良いですね。
こちらは、昔はやな鮎をやっていたそうですが、年間営業できるように、広い場所にお店を作り、魚料理店として再出発したそうです。

2階は団体用の大広間、1階が個人客用の座敷と個室になっています。
予約していきましたが、１階の座敷に案内されました。
長テーブルと、椅子式のテーブル席があります。

注文したのは、鮎のAコース3500円です。
まず赤煮です。鮎の香りを残すため短時間で煮あげているので、骨はそれほど柔らかくなってませんが、頭からかぶりつきました。
次は、フライです。背開きにしたあとフライにしてあります。
次に、刺身です。透き通った身がきれいです。
次に、塩焼きです。2匹出てきます。身を押さえて、骨と身を離し、頭と骨を一緒に引き抜いて、身と分離させます。
次に、魚田です。素焼きした後、田楽味噌を塗って、さらにさっと焼いて香ばしさを出しています。
最後に、雑炊です。切り身をさっと炙って、米と炊きあげています。香ばしさが良いですね。

合計、６匹半食べたことになります。
満足でした。