誰にも教えたくないような素晴らしいお店 : 食い処あだち

家族が以前利用して大絶賛だったので気になっておりました。食い処 あだち さんに来訪です。

国道296号線、ベイシアの方の南側の方の296です。JR佐倉駅入り口の信号のある交差点のすぐそばです。

京成佐倉からはバスを利用して、鏑木町二丁目で降りれば近いです。JR佐倉駅からは歩いて10分はかかりません。駐車場も店の裏手に5台分ほどございます。

食べログには11：30オープンと書かれており、11：30頃に店前に着くと、店員さんが出てきて、12：00からなんです。しかも今日は予約が入っているので、提供は12：30頃になってしまうかもしれませんと言われました。

昼の部は、12:00オープンのようです。近所のホームセンターで用を済ませて、再び店前に着きましたが、誰もおりませんでした。

店の外には日本酒の瓶が並んでおりますし、かなり私好みの良い日本酒があることは予習済みです。夜は酒とともに楽しむ店ですね。一品メニューもたくさん用意されている模様です。次回は是非夜の部で…！

ランチ営業は、海鮮丼や、松花堂弁当、レディス御膳、ミニ会席など、お食事メインで、食後にドリンクもつくようで、どのメニューも気になります。

食べログには40席以上ある旨がありましたが、通常時は奥のお座敷は開放していない模様です。メインのホールの掘りごたつ小上がりのテーブル席(合計15席ほど)が満席になって、新規のお客様を断っておりました。カウンターも有ったのですが、お客さんを通しておりませんでした。

というのも、メインのカウンター内の厨房では主にお一人で作られているようです。ホールスタッフは3名もおりましたが、厨房も補佐していたようですが、きっと、満足のいくクオリティを保てる範囲でお客さんを回しているように思います。

店内BGMはお琴が。隣の席とは目隠しがあるので落ち着きます。

私は、一番人気の あだちの海鮮丼(1600円)と、100円追加デザートでゆずシャーベットを。連れは、松花堂弁当(1050円)と、くずきりをオーダーいたしました。酢飯か白飯か選べるあたりはさすがです。食後にアイスコーヒーをチョイスいたしました。

メニュー表のお値段は税抜き表示です。

後続客もボチボチと入ってまいります。予約のお客様がなかなか揃わないようでして、30分ほどかかりますと言われましたが、15分ほどで配膳されました。ラッキー良かったです。

配膳されると同時に、思わず、凄い！と声を上げてしまいました。連れの松花堂弁当も、色鮮やかで、盛り付けも丁寧で、一品一品の仕事ぶりが繊細です。かなりの高コスパ！

私の海鮮丼も凄すぎる！！10種類との事でしたが、魚介類だけで、エビ、イカ、生シラス、大トロ、マグロ、サーモン、白身、ぶり、イクラ、とびっこ、ホタテ、ネギトロと、12〜3種類は入っていますし、

それ以外の素材も実に種類が豊富。青しそに、玉ねぎスライスに、ワカメに、穂紫蘇、海藻サラダ麺に、海ブドウに、食用菊、畳鰯のような海苔も敷かれていました。紅芯大根に、キュウリに、ラディッシュに、パセリと、1日30品目を、昼ごはんだけで制覇してしまいます。

数が多いだけではなく、盛り付けが上品で綺麗なのには驚かされます。

漬物と味噌汁と小鉢も付きます。タラコの煮物でした。

これは完全に2000円以上取れると思います。おまけにドリンクも付いてますよ。コスパが高すぎます。驚愕。

早速写真を撮っていただきます。大トロが蕩ける！ホタテには隠し包丁が。仕事が細かくて、丁寧ですね。高級割烹か料亭にいるのかと一瞬錯覚しそうです。生シラスの苦味が良き感じ。酢飯にしてもらったので、これまたお寿司感が強まりナイス。

ワサビがよく効きます。良い店のワサビは強烈な気がします。

紅芯大根なんて初めて食べるかも。色合いが綺麗で見ているだけで癒される。

海藻サラダ麺も初めて食べるかもしれません。透明で面白い食感です。プリッとパツっと。

どの魚介類も鮮度は非常に上質な感じで、切り身の大きさもちょうど良く、臭みなども全くなく、調和のとれた丼になっておりました。魚介類以外にも驚かされました。

味噌汁の赤出汁が甘くて優しいお味で好みです。
柴漬けが美味しい。タラコの煮物も中々良い感じ。

食後のデザート、果実感ムンムンの美味しい柚子のシャーベットで、爽やかに口の中をリセットして、アイスコーヒーで締めとなりました。

カウンターを背にして座っていたので、厨房の様子は見えなかったのですが、背中で感じた気配からは、わちゃわちゃした感じもなく、落ち着いた口調とトーンで、指示を出す様子を感じ取り、店主の腕の良さが伝わってまいりました。

是非とも、夜の部に来訪してみたいですね。美味しい日本酒を飲みながら、一品メニューを頼んでみたいです。

本当は誰にも教えたくないのですが、あまりに幸せな気持ちになってしまい、友人たちに早速報告してしまいました。

ご馳走様でした！また来ます。