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香港料理じゃないけど、そんなの関係ない。
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鶏肉の黒胡椒炒め
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鶏肉の黒胡椒炒め（単体）
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ご飯
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スープ
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サラダ
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ザー菜
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杏仁豆腐
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アイスコーヒー
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卓上の調味料
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店内の様子1
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店内の様子2
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外観
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ランチメニュー
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日替わり定食の立て看板
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ランチメニューの立て看板
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おすすめ料理の立て看板
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店舗基本情報
| 店名 |
家
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
|
予約・ お問い合わせ |
047-710-2667 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
新京成電鉄上本郷駅から徒歩13分 上本郷駅から730m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
40席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 店横に6台分有り |
| 空間・設備 | 席が広い |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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上本郷エリアで有望なカレー屋を引き当てた感触が冷めないうちに、このエリアを再訪する。
個人的にほぼ未開の地。
選択肢の多さに自ずと胸が高鳴る。
今日の目的地は「香港料理 家」。
シンプルな店名に惹かれてしまった。
人気店とのことで早めに向かい、開店時刻の11時少し前に到着。
入口そばの立て看板でメニューを確認してると、センサーが反応してドアが開く。
中から「いらっしゃいませー」と店員さんの元気な声。
すでに準備万端のようだ。
ひと通りメニューを見てから入店。
当然一番乗りで、4人掛け席をゆったりと使わせてもらう。
「お水どうぞー」と、水とおしぼりが出されたタイミングでさっそく注文。
ラインナップが豊富で悩ましいところだけど、ランチメニューから「鶏肉の黒胡椒炒め」（780円）を選ぶ。
壁の真ん中あたりに掛けられたテレビから流れるニュースと、厨房から聞こえてくる店員さんの声に、まさに家にいるような感覚を覚える。
内装はいかにも中華といった感じで好ましい。
壁の大部分を覆う手書きのメニューを見ても、「生オレジサワー」や「牛バラ肉クミ味炒め」など、ところどころ「ン」抜きになってたり、拙い文字にかえって好感を抱いてしまう。
そうこうしてるうちに、10分足らずで配膳。
噂に聞いてたとおりのボリューム感。
並盛りとは到底思えないご飯の量を見て、おかわり不要を確信した。
スープはよくある卵スープだけど、わかめとトマトのほかにきゅうりの細切れが入ってるのが珍しい。
食感に変化が出て面白い。
サラダもよく見るタイプ。
大根、にんじん、キャベツの千切りとレタスに醤油ベースのドレッシングの組み合わせは定番。
メインの鶏肉炒めは見た目ほどのスパイシー感はなく、どちらかというと、むしろやさしい味わい。
黒胡椒はアクセントとして利いてる。
鶏肉の表面のとろみのおかげで舌触りと食感がよく、どんどん口に運んでしまう。
野菜も大きめに切られ、歯応えを残してるのがいい。
それでも、大皿にこんもり盛られた山はなかなか減らない。
ご飯はふっくら炊けてないけど、文句を言うほどでもない。
細切りであっさりとしたザー菜も織り交ぜながら食べ進める。
ようやく後半に差しかかると、さすがに単調に感じられ、卓上の調味料に助けを求める。
安いっぽい容器に入った醤油、ラー油、白胡椒の3点セットを振りかけて味変。
変化は生まれたけど、各調味料の質が低いから、あんまり多く使うのはためらわれる。
やっぱり、元の味付けのほうがよさそうだ。
大盛りの皿と茶碗を空けるとお腹いっぱい。
デザートの杏仁豆腐に合わせて飲もうと、1杯無料のアイスコーヒーをもらう。
コーヒーはほぼ酸味がなく、コクと苦味もわずかで広がりに乏しい。
といっても、無料なら許容できるレベル。
杏仁豆腐はいたって普通。
11時半の時点で、後から入ってきた客は6組8人。
今日はたまたまかもしれないけど、全員男性。
ボリューム満点のセットが目白押しのメニューを見れば、ガッツリ食べたい男性に受けるのは間違いないところだろう。
会計時に店員さんから少し話を聞いたところ、衝撃の事実が判明した。
「香港料理」と店名にあるものの、提供してる料理はまったく別物らしい。
店員さんは「香港料理じゃない」と一笑に付すような感じだった。
では、どこの料理かというと、「シンヨウ」とのこと。
「瀋陽」だとしたら、中国の東北部にある遼寧省ってことになるけど、聞き違いかもしれないから、ここは確認が必要だ。
とりあえず香港出身の料理人による香港料理の店でないことは確からしい。
そうなると、この店名のままでいいのかって気がするけど、今さら変える気はないようだ。
ともあれ、この店の人気を支えるコスパの高さはよくわかった。
以前よりは値上がりしてるようだけど、麺と半チャーハンのセットが680円〜というのはたしかに安い。
7月でオープンから丸6年を迎えるという「家」。
お腹いっぱいになれるなら、それが何料理かなんて関係ない。
[2023.2.16訪問]