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「辛痺」って一発で変換できた(笑)
トイレットペーパー&マスク狂騒曲が止まらない日本中。冗談みたいに何もない、ドラッグストアの陳列棚。コロナウイルスより、この事態の方がよっぽど恐怖だよな…根も葉もないデマを平気で流すヤツ、何の確認もしないでそれを拡散するヤツ、みんなが困っているのにネット転売で儲けようとするヤツ…うーん。ワタシはなんとか18ロール1包を確保することが出来、最悪の事態を脱したのですが。この怒りややるせなさ、どこにぶつけたらいいのか。というわけで、ラーメン屋に行きます(^^;)
一ヶ月ぶりくらいか?「羅漢」に訪問。今回は最初から「辛痺ラーメン」辛さ3痺れ1、ニンニクありと固く心に決めています❗️
1130の開店と同時に入店。券売機を見ると一律¥20の値上げになっていましたが、むしろよくぞここまで値段を変えずに頑張ってきたなあと思います。カウンター席一巡目ではありますが、こちらのお店は1ロット3杯ずつの調理になるため、やや待つことに。平日ではありますが、あっという間に壁沿いの待ち合い席まで埋まりました。
さあ着丼! …おお、さすがの3辛!何とも攻撃的な、赤みが勝ったオレンジ色の唐辛子が、白いヤサイの城の周囲にこれでもかとふりかけられています。いつもだったらすぐにヤサイに取りかかりますが、これをそのまま口に入れたら事故になること確実。赤い部分をそぎ落としてスープに沈めます。ヤサイとしばらく格闘してから麺へ。前よりも、気持ちぷりぷり感が増したような?相変わらずの美味しさです。スープも安定の美味しさで、アブラのくどさは感じません。
今回新たに発見したのは、角煮の味わい。開店早々の一杯になったわけですが、その分角煮に味が沁みすぎていなくてむしろ食べやすく、ホロホロになりすぎず肉々しさも感じられました! これが昼営業の終わり頃や閉店間際だったら、そりゃ濃すぎる味になるよなあ。
…で、美味しくいただいた後に気をつけなければいけないのが、…お腹への打撃です。やっぱり、おうちで数回個室対応する羽目になったのでした…お粗末さまでした(^^;)
ガッツリ戦いたい気分。
今日も一日頑張りました。やりきった自分にご褒美。肉系でガッツリ一戦交えたい気分です。では、4月以来10ヶ月ぶりの訪問となりました、横手市「羅漢」。
平日の、閉店も近い時間。横手の行列店ですが、さすがにお客さんは数えるほど。券売機を見ると…あれ? 300円ほど、小銭が放置されています。食券を購入して席に着いてから、ワンオペご主人にお釣りが残っていた旨を伝えると、「それ私かも」と若い女性のお客さん。よかったよかった。
さて、久しぶりのワタシがオーダーしたのは、辛痺ラーメン¥780+野菜増し¥50+トッピング盛り合わせ¥350、かなり贅沢。いくら仕事を頑張っても誰も褒めてくれないので、自分にご褒美です。スタンプカードがあれば麺大盛り無料なのですが、期限が切れてしまいました。トッピングをガッツリ載せることもあり、そこはまあいいか。さあ着丼。
うあ…自分で注文しといて言うのもなんですが、凄え…!(゜∀゜;ノ)ノ 大曲のG5も確かに迫力がありますが、普通盛りではそこまでではないし、ただただ盛りが雑とも言えます(G5さんごめんなさい)それに比べるとこちらは、美しい暴力といった感じです。ヤサイの巨大な牙城を取り囲む、荒々しい角煮の巌とでも言えるでしょうか。さあ、いつまでも見とれていないで、勝負しましょう。
まずはヤサイから、そして角煮、低温調理チャーシューと、山の部分を崩していきます。ようやく水面が見えてきたところで、久しぶりの辛痺スープを一口。お?前よりも山椒が強くなった気が。レベル指定を言い忘れたため、辛さ1痺れ1のデフォルトで提供されましたが、それにしても山椒の主張がストレートに来る感じ。ついついレンゲが進んでしまいます。
そして麺とご対面。全粒粉の麺ですが、前よりもボソボソ感がなくなり、モチモチ度が強くなった気がします。美味い美味い! どんどんいける!
と、実は角煮をあまりやっつけていない自分に気がつきました。こちらのお店の豚は、チャーシューブロックではなく、あくまで角煮です。甘辛く煮付けられた角煮、これだけ量があると残念ながらくどく感じられ始めてしまい…。何でワタシは努力して角煮を食べているのだろう(-_-;)
店主さんが、表に閉店の札を掛けに行きました。ワタシ以外のお客さんも、そろそろ終わりという感じです。何とか食べ終え、名残惜しくスープを味わい、ごちそうさまでした!
こちらのお店、初めの頃は限定メニューもやっていたのですが、その後は限定も新メニューもなく、デフォルトの羅漢ラーメン、辛痺ラーメン、羅漢海老ラーメン、カレーラーメン、つけ麺のみという状況が続いています。やはり店主さんのワンオペでは限界があったのでしょう。でも、この店主さんならではの新メニューも味わってみたいなあ…。またお邪魔します。
何を食べたいかは、身体に聞いてみる
休日だけどやっぱり仕事、何だか低血糖みたいなフラフラ加減で、運転するのも辛くなり、一度車を停めて休憩。新年度の準備で、休みなく2週間ちょっとハードワークしたのが身体に来たのか?
やや回復して、エネルギーを入れてやれば元気になるかなと思い、身体に聞いてみます。「さあ、何が食べたい?」すると「辛いヤツをガッツリ!」
体調と食欲は反比例するだろ、普通^^;…現在地は横手、なら「羅漢」ですね。しばらくぶりの訪問になりました。「節屋かつら」ももちろん興味アリアリなのですが、今日身体が欲するのはこちらなのです!
13時くらい、カウンター席がほぼ埋まり、待ちはなし。「辛痺ラーメン」をポイントカードの大盛り無料、プラス野菜増し¥50。元気なら「トッピング盛り合わせ」もいいのですが、こちらのお店の甘く煮た角煮は、たくさん食べるにはちょっと辛く感じるようになりました。さあ着丼。
実に、実に素晴らしいビジュアルですね! ちょっと前に大曲のゴールデンファイブヌードルで、かなり残念な体験をしたこともあり、二郎系を名乗るならこうでなければ!というビジュアルをキチンとやってくれていることが、本当に嬉しく感じられます。
スープはもちろん疑いようのない安定感。辛さを指定するのを忘れてしまいました。もうちょっと辛い味でいきたかったな。前は苦手だった山椒が気にならないのは嗜好の変化か? そして何だか以前よりも、デフォルトでアブラが少ない気が。スープに浮かぶ白いツブツブのアブラ塊がそれほど目につかないし、いつもならちょっとしつこめに感じられるアブラフレーバーも、そんなに攻めてきません。ブレなのか進化なのか? ワタシにとっては総合的に食べやすい一杯になった気がします。
ヤサイ増しにすると、250グラムのモヤシが2袋茹で上げられ、丼上に載ります。すばらしい山盛り感! 鳥海山もかくやという姿です。しばらくはヤサイと格闘。大きめの数片のキャベツが青々として、彩りになっているのがいいですね。3分の2ほど減らしたら麺がこんにちは。ツルモチなんだけど、噛みしめるとややボソ感というか小麦の粒感+小麦フレーバーがしっかり感じられる、相変わらずの美味しい麺。大盛りにはしたけれどどんどん行けます。
最後に名残惜しくスープを数回レンゲで味わい、ごちそうさまでした!
帰宅すると、立っていられる気がせず、すぐ横になり、気づいたら夜の7時過ぎ。やっぱり疲れ果てていたのか。そのあとたまたま電話した知人には「羅漢の大盛り食べきれるんなら、十分元気だろ」とバッサリ(笑)ハイ、反論できません…。でも、そのあともベッドに入って寝付けないなんて事はなく、すぐに夢の中へ。せめてこの日曜だけは、スイッチオフの一日にしたいものです。
秋田総県でも際立つ個性
秋田の数少ない二郎系として、もはや説明不要の人気を誇る「羅漢」。秋田の魚醤調味液「しょっつる」を使い、他にはない個性を放っています。
そもそも二郎系と言っても、共通点はもやしマウンテン、ニンニクの有無を聞かれること、麺量の多さくらいのことで、味としてはまったくの別物です。
ワタシはポイントカードを2周してしまい、さすがにそんなに惹かれることは無くなりましたが(笑)どうかするとふと昼飯の選択肢にしそうな自分がいます。
「羅漢ラーメン」
豚と鶏の出汁、それに先述のしょっつる、数種類の醤油を合わせたスープに、最初からかなりの背脂が溶けています。初めて食べたときには、体験したことのない味わいに、ちょっと衝撃を受けました。うまく説明ができないので、興味のある方は実食を(笑)。卓上のカエシで濃さの調整ができます。
「辛痺ラーメン」
十数種類のスパイスが、複雑な辛さと味わいを出しています。辛さ(赤唐辛子)と痺れ(山椒)は、3段階まで指定できます。私は山椒のスースーする風味がどうしても苦手なため、「山椒はごく少なめで」とお願いしたら、ちゃんと調整してくれました。もやしマウンテンにふりかけられた赤唐辛子のパウダーが直接唇に触れれば、そりゃ当然辛いのですが、辛さ3にしても、非常識な辛さではありません。(人によってはおなかにこたえるかも)
「羅漢カレーラーメン」
ごく普通のフルーティーなカレーラーメン、とメニューに書いてありますが、ごく普通ってどういうことなんだろう?(笑)十分おいしいです。意外と刺激は多めです。
「羅漢海老ラーメン」
海老の頭をカリッと焼いて粉砕して、スープに加えてあります。基本のスープに激しくフィットして、とーっっても優しい味わい。よくぞ海老フレーバーの添加アイデアを思い付いたもんだ❗時々うわーっと食べたくなります。
「つけ麺」
魚介豚骨のつけ麺。麺はもちもちでとてもおいしい。あつもりも可能、スープ割りできます。十二分においしいですが、この店でしか食べられないものではないかなと(この辺だとここしかないけど(笑)。辛痺バージョンもあります(ワタシは未食)。
その他、トピックとしては…
・ヤサイはもやしのみ。彩りに食用菊が散らされる。
・豚は甘く煮た角煮、デフォルトで一塊。
・ニンニクは刻みでなくおろし。食券を渡す時に有無を聞かれる。
・トッピング盛り合わせは、燻製玉子、角煮数個、低温調理の豚スライス数枚、海苔とかなり豪華。
・紙エプロン、女性用の髪をまとめるゴムが用意されていて親切。
・全てのオペレーションは店主さん一人で行っている。他の人の手が加わるのが嫌なのか?混んでいる時など、店主さんが倒れてしまわないか心配になる(笑)
・お客さんたちが、二郎的な席の詰め方を知らないし、店主さんも何も言わない(言う暇がない)ので、数人で来た人たちがいつまでも待ちの先頭をふさいで、後の人が長く待たされ迷惑することがけっこうある。
…長々と書いてしまいました。書いてたら食べたくなってきた(笑) またお邪魔します❗
追伸…使われている背脂、なんかワタシにはちょっとくどくて、そのくどさが口に残る感じがします。他のお店のラーメンでは感じることはないので、使われているアブラの種類とか部位が違うんだろうか?
前に、他の人が「アブラ少な目で」と注文していたのを見て、ワタシも言ってみたのですが、アブラは初めからスープに溶け込んでいる形なので、調整は不可能なのかも知れません。
ちなみに、掲載した画像は、撮影がヘタクソなワタシが撮った奇跡の一枚です。我ながら旨そうだー❗
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店名 |
羅漢(ラカン)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
横手駅から747m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
11席 (カウンター席のみ) |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 軽自動車のみ3台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2014年4月14日 |
備考 |
ポイントカードの提示で大盛りがサービス(つけ麺と期間限定メニューは対象外)。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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ログを見てみたら、前回の訪問がほぼ3ヶ月前でした。当時はドラッグストアからトイレットペーパーが消えてしまった頃。この3ヶ月間に事態はどんどん動き、コロナ感染拡大に伴ってステイホームやさまざまな自粛と、日本国中に混乱は広がって今に至ったわけですが…何とも不思議な感慨にとらわれます。こちらのお店「羅漢」も、ゴールデンウイーク前からかなり長めの完全休業となっていましたが、5月20日以降ついに再開。では訪問、お久しぶりです!
暑い日にもかかわらずエアコン稼働はなく、窓が全開。カウンター席に置かれているはずの黒いイスが、4脚だけ壁際の待ち合い用に置いてあり、今まであった丸椅子はなくなっていました。いずれも、わずかでも店内の密度を下げるための措置でしょう。逆に言えば、今までがいかに密だったか…。日常の形なんて、いくらでも変わりうるものなんだなと、改めて不思議な感慨に襲われます。
超人気店のこちら、自粛要請解除とはいってもやはり外食を控える人が多いのでしょうか。以前なら、休日の昼は1時を過ぎても大行列だったりしたのですが、この日はいつになく待ちが少なく、行列もありません。やや待ってカウンター席へ、「辛痺ラーメン」¥800を辛さ2痺れ2、ポイントカード特典の大盛り無料+トッピング盛り合わせ¥380でオーダーします。
ちょっと待つと着丼! ヤサイの量がデフォルトだと、トッピング盛り合わせの肉塊たちが丼上のほとんどを覆い尽くし、背景には3枚の海苔のバックスクリーンが聳え立ちます。彩りも何もない茶色のゴツゴツした内容と、真っ黒な丼のコントラストは地味そのもの(笑)しかしわずかな隙間から、真っ赤な血の池がちらりと覗けます。
肉増しにした場合、肉を早い段階である程度食べてしまわないと、後が辛くなるというのは二郎系の常識。「麺は流し込めるが、肉は流し込めない」というフードファイターの言葉をどこかで聞きました。ワタシは別に流し込まなくてもいいのですが(^^;) 最初に肉塊と野菜をある程度食べ進めてしまいます。それにしてもこれだけの大きさの角煮、「個」ではなく「塊」と表現するのが相応しい。それが3つドカンと載っています。加えて、これまでよりも明らかに分厚くデカい低温調理のチャーシューがべろんと3枚、そして燻玉。
朝食がかなり軽めで、今は昼の1時半過ぎ。結構な内容量の丼内ですが、あっさりスルスルと入っていきます。麺がかなり細くなったような気がするけど気のせいか? しっかり食べ応えがあり、小麦の風味が踊る麺の美味しいこと! スープは相変わらずの、コクと辛さ・痺れのベストマッチング。痺れを2以上にしてみたのは今回が初めてなのですが、悪くない。無理に辛さの度合いを上げるよりは、味をしっかり楽しめるこのレベルの方がいいかも。
しっかり完食して、名残惜しくスープを2,3度味わい、ごちそうさまでした!
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