夏の「みそころ」が正式メニューになったようです : いなや

久しぶりの新メニューでしょうか？

夏季限定「冷たいみそ」始めました、の張り紙が・・・

去年私が気が付かなかっただけならごめんなさい。

すでに符丁は説明しましたが、東海地方では冷たいかけをころと呼びます。「冷やしかけうどん」が「ころうどん」ですがこちらは普通の醤油味。味噌ツユは熱いものしかメニューにはありませんでした。

今回夏季の冷たい味噌ツユが正式メニューになったようで、みそころうどん、みそころきしめん、みそころ中華など一気に誕生です。

さっそく「味噌中華」をころにして「味噌ころ中華天ぷらのせ」を注文しましたが、冷たくすると塩味などを感じにくくなるので、味噌中華は熱い方が好みでした。生卵も冷たいのには合いませんし・・・みそころはもう注文することはないです。

カミさんが体調を崩し鮨屋に行けなくなったので、（自分だけ食べに行く罪悪感もなんとなくあって）いなやで鍋焼きうどんを買ってきて家を出る前に作ってあげました。

火にかけるだけで良いので、このような時にたいへん重宝しますが、全国的に見ても味噌味の鍋焼きうどんは珍しいと言うか、まず見かけないと思います。うどんは名古屋名物になっている味噌煮込み用の固いものではなく、普通の柔らかいうどんです。

鍋焼きうどんは３８０円で、生卵もついています。追加の掻き揚げが１００円です。

後の写真は定番の、味噌中掻き揚げ玉子と、冷麺掻き揚げです。御飯物は一切置いてないのが潔いですね。

念のために符丁をもう一回解説しておきますね。

「ちゅうか」・・・中華そば　温かいつゆのあっさり味ラーメンです。
「ころちゅう」・・中華ころ　冷たいつゆに、冷やした中華麺が入っています。
「ざるちゅう」・・ざる中華　冷やした麺をざるに載のせて水を切り、ざるそばのようにつゆにつけて食べます。
「みそちゅう」・・味噌中華　味噌煮込みのような温かい味噌味のつゆに、中華麺が入っています。
「れいめん」・・・冷やし中華　ご存じ冷たい麺にハム・胡瓜・刻み海苔と紅ショウガに甘いタレです。

猛烈な暑さの中、いなやのれいめん（冷やし中華）です。

あまりの暑さに水道水もぬるいのか、麺はあまり冷えていませんでした。

深く考えずに大盛りを注文しましたが、写真のように麺の量は１．５倍ではなく２倍のような気がします。ちょっと後悔しました(~_~;)

この忙しさと値段なので、麺が冷えていなくてもぶつぶつ申しません！

最近「皿台湾」と言う名前で呼ばれるようになった「台湾焼きそば」。家で作ろうかといなやの一玉１００円のモチモチ極太麺を買いに行ったら、「他にはいいですか？」と言われ、ふと「冬は冷やし中華ないですよね？」と聞いたら、「うちは一年中ありますよ」との返事！

さすが麺のいなやは御飯物はない代わりに、真冬でも冷やし中華（れいめん）作ってました。

早速カミさんと二人で注文して、１００円の天ぷらトッピングです(^o^)

黒ゴマが少し入っていたりして、麺つゆも独特です。もともと冬は、名古屋飯に入れたいこの店の味噌中（味噌味中華そば）を紹介していましたが、冬の冷やし中華もちょっと不思議な感覚で良いですね！いなやでは「冷やし中華」と書いて「れいめん」と呼びます(^^;)


Ｐ．Ｓ．
この店を食べログに紹介した頃は、昼は毎日長蛇の行列でしたが、丸亀製麺がそばに進出してきてから客を一部取られたのか、長い行列はもう見ることがなくなりました。しかし、この写真の駐車場見て下さい！向かいにも二つありますが、これが全部車で埋まるのは壮観です。夕方に行きましたが、こんなガラガラなのは初めて見ました。

Ｐ．Ｓ．２
いなやの、写真の焼きそば用極太麺はお持ち帰り専用で、店では食べられません。家で焼きそば作ると独特のモチモチ感があり美味しいです。

２０１４年

暑くなると人は何故にかくも麺を食べたくなるのか？？？冷たい麺のレビューです。

おなじみになった、麺専門店の「いなや」です。

私の一番のお勧めは２００９年の初レビューに詳しく書いたように、味噌中華＋天ぷら＋玉子ですが、暑くなると「大きな山ちゃん」ご推薦の「冷やし中華＋掻き揚げ」または、前回紹介した「中華ころ＋掻き揚げ」も捨てがたくなります。

いつのまにか、かき揚げの名前が天ぷらに変わり、値段も５０－８０－１００円と上がりました。麺のメニューも消費税アップに合わせたのか、全体的に20円ずつ値上げしたようです。

今回は初めての方向けに、中華麺のメニューに関して詳しい説明を符丁付で・・・

「ちゅうか」・・・中華そば　温かいつゆのあっさり味ラーメンです。
「ころちゅう」・・中華ころ　写真のように冷たいつゆに、冷やした中華麺が入っています。
「ざるちゅう」・・ざる中華　冷やした麺をざるに載のせて水を切り、ざるそばのようにつゆにつけて食べます。
「みそちゅう」・・味噌中華　味噌煮込みのような温かい味噌味のつゆに、中華麺が入っています。
「れいめん」・・・冷やし中華　ご存じ冷たい麺にハム・胡瓜・玉子の千切りと紅ショウガに甘いタレです。

何故か？冷やし中華だけは「ひやちゅう」ではなく「れいめん」です。面白いですね！

麺は、うどん、きしめん、ジャンボきしめん、中華、麦（冷や麦と麦ころ）・・・と、さらに大盛りもあるうえに、麺とつゆのこれらの組み合わせですので、メニューは凄い数になります。

ただしカレー味はありません。元従業員がいなやの名前で出している名古屋市自由が丘の店は、カレーうどんもメニューにあります。ご飯類はありませんが、足りない人は二つ注文します。

また、お土産用にアルミ容器に入っていてそのまま温められる鍋焼きうどんがあります。味噌煮込みうどんのような固い麺ではなく、普通の鍋焼きうどんの味噌味版といった感じで、なかなか美味しいです。焼きそばもメニューにはありませんが、焼きそば用の麺を一玉１００円で売ってます。

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２０１２年８月

大きなやまちゃんのレビューで、「冷やし中華にかき揚げ」と言う意表を突いた？注文を知り、コメント欄で今度行ったら試してみますと書いたもののなかなか行く機会が無くてやっと食べてきました。

甘めのたれの冷やし中華はよく食べてきましたし、かき揚げは「味噌中華＋卵とかき揚げ」が定番でしたが、冷やし中華にかき揚げという注文は思いつきませんでした。

固めで冷えたこの店のかき揚げはつゆに浸して柔らかくして初めて美味しくなるのですが、確かに冷やし中華はつゆがタップリかかっていますし、つゆに浸すと美味しくなるような気がして楽しみにしていました。

と言う訳で、写真の「冷やし中華大盛り＋かき揚げ」です。麺を持ち上げてかき揚げの上に置いて上下ひっくり返しすとつゆが浸みて、

「おっ、これはアリ！」

途中で一味を追加して、最後まで美味しく頂けました。

自分では全く思いつかなかった組み合わせだけに、斬新な発想に感謝です。

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２０１１年２月

嬉しいことにやっと食べログでも人気が出てきた「いなや」ですが、最近は飛ぶ鳥を落とす勢いの丸亀製麺に押され気味なのか、お昼時でも待たされることは少なくなってきました。

一方では、メニューに「ころ」や「たぬき」「きつね」の説明が追加されて（写真参照）、食べログ効果であちらこちらからお客さんが来るようになったのかもしれません。

すっかり有名になった（有名にした？）味噌中・かき揚げ・卵の写真もアップしました(^_^)

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２００９年４月

このお店の味噌中（味噌中華そば）は、一度食べる価値があります！

名古屋Ｂ級グル麺シリーズ、きしめん、味噌煮込みうどん、カレーうどん、台湾ラーメン、カレー煮込みうどん、に続き、いなやの「味噌中華そば」（略して味噌中）です。

おそらくは鰹以外も使った削り節の強烈な出汁と八丁味噌で作ったと思われる、「いわゆる味噌煮込み風のつゆ」に、中華麺（ラーメンの麺）を入れた食べ物です。載っているのは薄く小さなハムともやしとネギ。味噌中と呼ばれていますが、時期によるとは言え、お客さんの半分近くが、「味噌中」または「味噌きし」を注文しているように見えます。ちなみに味噌きしはこの味噌つゆにきしめんを入れたもので、名古屋ならどこの店にもありそうで、実際は出す店ほとんど無いです。

テーブルの上には、胡椒と一味と箸と水さししかありませんが、味噌味ですから当然一味唐辛子をかけて食べます。健康に悪いと思いながらも食べ終わった後の汁をついつい全部すすってしまうのは私だけではないようです。

このお店は、うどん、きしめん、そば、中華麺どころか、麦ころからジャンボきしめんまで、あらゆる麺のメニュー札が壁に掛かっているのを見るだけでも圧倒されます。名古屋の自由が丘にも支店？らしき店がありますが、向こうはこちらに無いカレー味があるとはいえ、この店とは麺もまったく違うので、初めて行くなら本店？をお勧めします。

５０年後には「台湾ラーメン」を抜いて「味噌中」こそが名古屋のご当地ラーメンになるのではないかとさえ思うのですが・・・

Ｐ．Ｓ．
いわゆるラーメンはプロのレビューアーに任せますが、名古屋の東この付近は、豚骨魚臭こってり味で超有名な得道、あっさり系のこころ家と龍月・・・など超有名ラーメン店が２キロ以内に集まっています。

のぼりも立っている「ジャンボきしめん」は、きしめんの特盛りではなく、幅広・特厚のきしめんですのでおまちがいないよう・・・（おすすめしません！）