やはり此方のご主人が握る寿司は旨いねー。でも… : ふじさわ

【2019.10.26 初訪問】

ふじさわさんが仮店舗から、元のお店の改装を終え、かなり評判が良いのを、友人や知り合いから聞き、今回、改装後に初訪問！

お店の前にタクシーで乗り付けると、え？こんなところにお店あるの？という感じ。

若干、雰囲気の良い灯りが付いているので、灯りの誘導通りに進む、門の入り口からずっと打ち水されていて、ちゃんとお客さんを迎え入れてる気持ちを感じる。

玄関を開け、廊下へ入ると、やはりリノベされてるだけあって、木のいい香が漂っている。

更に奥に進み、店内へ。

御主人と奥様が、笑顔で出迎えてくれます。

取り敢えず、席に着く前に、トイレに行きたくなったのでトイレへ。

先程も、各仕切りのドアを開け閉めすると、途中まで閉めると、勝手に閉まる建具（ファインモーション機構付き）を使われている。

店内へ戻ると、仲間がビールを頼んでくれていた。

まずは軽く乾杯。

うー、台湾旅行中は、台灣啤酒をよく飲んだが、日本のビールを飲むのは、かなり久々。やはりビールは旨いねー！笑

今回の料理内容は、

△ビール

⚫︎ムカゴと銀杏
⚫︎春菊、占地のお浸し

△シャンパーニュ　マルゲ　アンボネイ　ロゼ　グラン　クリュ　2011

⚫︎毛蟹と蟹味噌とシャリ和え
⚫︎焼鯖棒鮨
⚫︎蒸し鮑と舞茸のお碗

△白岳仙　純米吟醸　秋上

⚫︎鰆、揚げ葱乗せ
⚫︎トロたく手巻き

△鰭酒

⚫︎梨

△宝劔　純米吟醸　酒未来

⚫︎スミイカ
⚫︎鰤
⚫︎ミル貝とミル貝の肝
⚫︎松茸
⚫︎鯛の昆布締め
⚫︎真鯵
⚫︎白甘鯛、栗

△旭興　純米　磨き六割五分　原酒瓶燗壱年熟成酒

⚫︎イクラ
⚫︎九州唐津産赤雲丹
⚫︎車海老
⚫︎鮪赤身漬け
⚫︎大トロ
⚫︎穴子
⚫︎カッパ手巻き
⚫︎玉子焼き

△日本茶

⚫︎柿のラム酒漬け、シャインマスカット、水羊羹、甘酒

相変わらず、ネタとシャリとのバランスが良く、口の中で咀嚼すると、両方共、同時にホロリと崩れてくれる。

最近、お気に入りの若手のお寿司屋さんに、月一で通うが、発想と着眼点、努力に腕、個人的にかなり評価しているが、やはりこの熟練のなせる技みたいなところまでは辿り着いてないんだよね。

そう考えると、僕の中で、此方のお鮨屋さんは、東海圏でNo.1かも。とは思うのだが、今回のお支払いは、4万を超えて来た。

確かに、なかなかなシャンパンを下ろしたのもあるかとは思うが、流石に、支払いが4万超えてくると、んー、と考え込んでしまう。

モノの価値観は、人それぞれなので、全否定するつもりはないが、僕の中では、仮店舗の時のように、気軽に伺う事が難しいなーと。

ご馳走様でした！

【2018.11.25 二回目】

食いしん坊仲間の女友達から、愛知県内で一番好きなお寿司屋さんはどこ？と聞かれ、数少ない知っているお寿司屋さんの中では、この〝ふじさわ〟さんが自分の好みに一番合ってる気がするので、そう答えた。（口にお寿司を含んだ時、ネタとシャリの崩れていく具合が絶妙なのとシャリが赤酢使われてる点。）

すると、その女友達は、かなり昔、此方の移転前の店舗に行った事があるが、その時の印象が、お寿司屋さんというより割烹料理屋さんに近かったとのこと。

僕個人としては、移転前のお店は知らないので、今の居抜き物件での印象として、お酒を飲みながらおつまみ的役割でお料理を食べた後に、ガツンとお寿司尽くしになってたよ！と伝えたところ、別のお寿司好き女友達で行きたい！と言うので、女将さんのLINEのIDをお伝えし、僕も御相伴に預かる事となったという流れなんです。

さて当日、お店の場所は覚えていたのだが、ビルの階数までは覚えちゃいない。約束の時間も差し迫っていたので、女将さんにLINEで階数の確認のメッセージを送り事無きを得ました。女将さんお手数お掛け致しました。笑

今回の料理内容は、

〈一品料理〉
⚫︎あん肝と甘海老の葛餡
⚫︎筍
⚫︎鱈の白子と菊花のお吸い物
⚫︎鯛の湯引き
⚫︎カジキマグロの焼物
⚫︎焼鯖寿司の海苔巻き風
⚫︎雲丹軍艦
⚫︎蟹身と蟹味噌の軍艦
⚫︎煮鮑 肝ソース

〈口直し〉
⚫︎梨 生姜塩風味で

〈握り〉
⚫︎烏賊の胡麻塩
⚫︎コハダの卵そぼろ乗せ
⚫︎赤貝
⚫︎真鰺
⚫︎赤身の漬け
⚫︎煮蛤
⚫︎中トロ
⚫︎皮剥 肝ソース
⚫︎甘鯛の蕪蒸し
⚫︎イクラ雲丹ご飯
⚫︎ネギトロタク手巻き
⚫︎穴子
⚫︎出汁巻玉子
⚫︎洋梨と苺のゼリー寄せ

〈飲み物〉
⚫︎瓶ビール
⚫︎石鎚
⚫︎白岳仙
⚫︎長珍
⚫︎北島
⚫︎大那
⚫︎なんかもう一種類ぐらい飲んだ気がするが、途中から話に夢中になり、写真撮り忘れてる気がしてならない。笑

相変わらず、とっても美味しいお寿司を堪能出来ました！

正直に告白すると、お寿司屋さんでお腹いっぱいになるほど満足するのは此方だけ！他のお寿司屋さんには、死んでも伝えられないけど、帰りにラーメンの一杯ほど食べられるほど、余裕ある事もあったりするんだよね。笑

移転後も行けるといいなぁー。

ご馳走様でした！

【2018.6.7 初訪問】

前々から、とある知り合いがお薦めする此方（ふじさわ）さんへ行きたかったが、なかなか行く機会に恵まれず、今回、その知り合いの方に懇願し、ようやく機会を得る事ができました。

どうやらお店は現在改装中で、今の営業先（高岳）は、年内限りとのこと。

んー、内装は、クラブだかラウンジだかの居抜きのような佇まい。（まぁ、こればっかは仕方ないよね。）

今回のお料理は、

⚫︎ガザミ 土佐酢のジュレ掛け 長芋の寒天寄せ
⚫︎鱧とジュンサイのお椀
⚫︎鯵のタタキ
⚫︎鮑の出汁（鮑の蒸し汁と昆布と塩のみ）
⚫︎鮑の握り
⚫︎炙り鯖の握り
⚫︎雲丹の握り
⚫︎烏賊
⚫︎こはだ
⚫︎鳥貝
⚫︎鯵
⚫︎金目鯛
⚫︎九絵の昆布〆
⚫︎鮪漬け
⚫︎煮ハマ
⚫︎中トロ
⚫︎琵琶鱒の炭火焼き 青海苔の佃煮
⚫︎かまタク
⚫︎穴子
⚫︎だし巻き玉子
⚫︎稲荷寿し
⚫︎季節のフルーツと日本酒のゼリー
⚫︎かつを（知り合いの方のお店への手土産をお裾分けして頂きました。）

どのネタも、口に入れた途端、シャリとネタが渾然となって、ホロホロと溶けていく感じはスゴいね。

特に、気に入ったのが、鮑の出汁（なんで鮑の煮汁と塩だけで、あんなに甘いのか、未だに理解不能。笑）、鮑の握り、炙り鯖の握り、雲丹の握り、鳥貝、煮ハマ、かまタクは、過去に食べた中でも最高かと。

値段はね、正直、安くはありません。上記に、ビールと日本酒鱈腹飲んで約¥24,000/名。でもね、その値段以上の価値ある味なんですよ。

お店の値段設定って、色々あって、その金額に見合う内容かどうかがお客にとって重要なんじゃないか？と思うんだけど、私にとって、此方のお店は、充分見合ったものであると、確信して言い切れます。

ご馳走様でした！