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令和3年・大将が作る美味しい料理と蓬莱泉を呑む…一日の疲れを癒すなら、こんなお店が良い。
※2021.05(2021.02~04訪問)更新しました。
2021.01訪問。
東海地方の料理に合う地酒「蓬莱泉」と、熟練した板さんの手によるうそのない料理が楽しめるお店。
酒を頼み、ホワイトボードの季節の料理を眺めながら、迷ったら大将にオススメを尋ねる。
(いや、全部旨いのですが、その時々のお得で美味しいオススメを教えてくれます)
平成時代よりお伺いしております。令和2年までの口コミは前のものをご覧ください。
さて、今回は令和3年になって初訪問です。
コロナ禍のせいか人はまばら…。こんな良いお店なのに。
コロナ対策は必要ですが、ちゃんと対応しているお店も含めて時短になってしまう…。
まして、こちらのお店はひとりでしっぽり呑む人が多いお店。
…何とかならないものですかね。
何はともあれ、日本酒に料理です!
・先付・氷頭なます
新巻鮭の鼻頭軟骨部分の塩を抜いて酢の物にしたもの…なのですが、自分で作ると結構面倒。
こりこりした歯ごたえで丁度良い厚み、綺麗に塩抜きもされており魚の臭みがない。
合わせてある野菜の食感との対比と、味の層の重なりも良い。
最初の酒のアテとしても、食事のスタートとしても、最適。
新春の季節感もあり、コロナ禍で暗い気持ちを少し前向きにさせてくれます。
・昆布締めヒラメ&鮪の造り
ここの混布締めの白身魚は私の大好物。
適度に水分の飛んだ刺身はもっちり、しっかりとした歯ごたえ。
淡泊な魚の旨みが昆布の旨みとの相乗効果で引き立ちます。
醤油と山葵でいただくのも良いのですが、塩昆布と一緒にいただくとなお旨い。
また、大きな縁側もついていてたまりません。
鮪も主逸。赤身のすっきりした旨さの刺身。ひらめとの対比が良い。
こんな時期にこれだけの刺身を用意してくれる…大変だと思います。
深く感謝して、酒杯を空けます。
・わかさぎ天
これまた冬の定番。大き目のそれは卵入り!嬉しい!
勿論、頭から丸ごといただきます。
・牡蠣フライ
文句なしの逸品。
家で作りますが、やっぱり職人の腕には勝てません。
牡蠣は大きさによって酒蒸しなどおすすめの調理法をお伺いして料理してもらってます。
個人的には結構料理をします。
でも、あまり家のみはしないのです。
それは、やはりお店でいただく料理にはかなわない…
と思わせてくれるお店でこそ、私は酒精と一緒に料理をいただきたいのです。
料理人の技と目利きの腕を愉しみ、一日の疲れをいやす…。
そんなお店だからこそ、大切にしたいです。
2021.02訪問。
2月のお酒は立春朝搾りから。
アテは…
・ 蛍烏賊の酢味噌和え。
大きな身が旨みとワタの苦味のバランスが秀逸。
赤味噌の酢味噌も名古屋っぽくって好き。
・ サヨリの造り
銀白色の身が美しい。
食べてみると、魚臭さがなく淡泊な旨みがある。
腹は黒いのに、身は透明で旨い。
・ わかさぎ南蛮漬
酢が骨まで柔らかくしていくれているので、頭から全ていただけます。
酸味と甘味の中に、魚の美味さの全てがある。
・ ポテサラ
大将のおすすめの食べ方で…。それは食べる辣油と一緒に。
半信半疑で頂いてみれば…ポテサラのマヨネーズの風味と食べる辣油のザクザクした食感と辛みが合う。
ポテサラというより…「ポテサラのような美味しい何か」になっている。
・ やまごぼう味噌漬け
酒にはコレ!シャクシャクした食感と、味噌漬けの風味。
・ やいとがつお粕漬け
脂ののったやいとがつおを粕漬けにしたものを焼いてもらう。
脂の旨みがたまらない。粕の風味が強く感じ過ぎてしまう脂を適度に弱めてくれている。
身がぱさつかずジューシー。これは文句なしの味。
・ 鉄火巻
大好物。文句なし。適度の甘味と酸味のシャリに鮪。
ひょいとつまんでいただけます。
2021.03訪問。
今回は知人と一緒に。
二人だと一杯食べれてうれしい。
…ついつい呑みすぎ、食べすぎてしまったかも…。
アテは…
・ ほたるいか酢味噌和え&生
この季節定番のほたるいか。
しかし、生は貴重!生姜醤油でいただきますが…素朴な甘味とワタの苦味の調和がたまらなく旨し。
・ 刺し盛り
二人だからこその贅沢!
盛り合わせで少しずつ、色々な魚をいただきました。
・ ソラマメゆで
ほくほくした身。皮ごと頂くのが私の身上です。春の味。
・ だし巻き玉子
出しの風味がしっかり効いて、しっとりとした玉子焼き。
家ではなかなかできません。
(家で作る時、私は絹ごし豆腐をさいの目に切って玉子と一緒にかき混ぜて細かくしてから焼いてます)
・ 白魚玉子とじ
これも春の味。
淡泊ですが、うま味がある。
・ 蛤のぬた
ここまで大きな身がいただけるとは…。
噛みしめると身から凝縮した貝の旨みが溢れます。
・ 山菜天ぷら
苦味やサクサク感など…山菜は色々な味と風味があります。
春の恵み。
・ 鉄火巻
これか〆にできるととても嬉しい!
定番メニューではないので、あると必ず頼んでしまいます。
知人と愉しんで呑むのも良いですが、やっぱり一人でしっぽりいただきたい。
…今月、もう一度行こうかな…。
2021.04訪問。
今回はゆっくり一人で。
日本酒をいただきつつ、お願いしたのは…
・ 蛍烏賊醤油漬け。
トゥルリとした食感と、身を噛みしめた時の咥内ではじける旨味がたまりません。
・ 刺身(白身)
混布締めにしてあるので余分な水分が飛び、しっかりとした歯ごたえと旨みが堪能できました。
白身に塩昆布は合います。
・ 筍焼き
シャクシャクした新鮮な筍を焼いて、山椒をパラリ。
みずみずしさと噛みしめる度に広がる筍の風味…。
春の味です。秀逸は付け合わせの佃煮。
余りものを利用したものだのですが…これが旨い。酒や白飯にとっても合う味と食感でした。
・ 山菜天
私の好物の行者大蒜を始め、こごみ、わらび、蕗のとうと豪華な一皿。
やはり、毎年山菜を堪能しないと春が来た気になりません。
…今年、そういえばあまり土筆が食べられなかったな…。
蓬莱泉を呑むならここで!~令和編~
*2021.01更新(2020.12口コミ追加)*
*2020.11更新(2020.10~2020.11口コミ追加)*
*2020.10更新(2020.05~2020.09口コミ追加)*
2019.05訪問。
東海地方の料理に合う地酒「蓬莱泉」と、熟練した板さんの手によるうそのない料理が楽しめるお店。
平成時代よりお伺いしておりますが、令和になって初訪問です。
日本酒をいただきつつお願いしたのは小鮎天。大好物の行者大蒜つき。そして、おすすめのアラ蒸し。
魚のアラは大好物!ましてこのお店のアラは下処理もしっかりしており、蒸した汁には魚の旨みがあふれんばかりに染み出している逸品!結構なボリュームですが、あれば必ずお願いします。
ぷりぷりのコラーゲンの塊の唇に目玉。適度な歯ごたえの頬肉(魚に肉という言い方が正しいのかはわかりませんが…)。ヒレの周りもきれいに頂き「鯛の鯛」を見つける。
頭肉を掘り出し、背骨近くの骨ぎしの肉を歯ですきとる。一緒に蒸された玉ねぎは甘く、舞茸は薫り高く。昆布は歯ごたえ良く。
すべてを包み、それらの旨みが染み出した、だし汁はまさに「滋味」そのもの。
匙ですくって一口…。その味の深み~淡泊でありながら魚の脂が溶け出し、野菜の甘味や昆布の旨みと混然一体となり、舞茸の香りが咥内から鼻腔へと抜けていく~に深く一息。
そして、余韻を楽しみつつ、酒で流す。
まさに至福のひと時でした。
2019.07訪問。
鮎の季節になりました。やはり塩焼き。頭から全て堪能させていただきました。
今回いただいたのはアワビのバター焼き。肝もついていました。コクのある肝。たまりませんね。
2019.10訪問。
今回は季節もの松茸の土瓶蒸しです。こちらの土瓶蒸しは出汁の味がしっかりしている。
お酒にはこれ位の濃さが良くあいます。
イクラの醤油漬けと焼いた松茸(香りがたまりません)。
日本酒がとまりませんね。
2019.11訪問。
今回はブリしゃぶ。小鍋でしゃぶしゃぶしていただきます。
白子焼き。昆布の上に白子を載せて焼いたもの。適度に水分が飛び昆布の旨みも染み込んでいてたまりません。
2019.12訪問。
海老芋。車海老の天ぷら。信田巻。
こちらで初めていただく牡蠣鍋。味噌味の出汁にぷりぷりの牡蠣がたっぷり。
一年の締めとして充分満足できるものでした。
2020.01訪問。
美味しいお酒でのどを湿らせつつ、いただきます。
まずは鮪刺し。しっかりとした赤身ですが、しっとり。旨みが濃い。
いつも忘れてしまうのですが、独特の苦味としゃっくりとした歯ごたえが美味しい山菜の天ぷら。
(メジャーじゃないんだよね…)
牡蠣の燻製。ちょっと煮てある?煮てあるのに身が大きい牡蠣。旨み充分。
昆布の船に乗せて焼いたのは、白子。そとはパリッと中はふんわり。にじみ出した旨み汁は昆布の旨み汁と溶けあってたまらない。塩加減も良い塩梅。
小さいですが凝縮された風味を感じる里芋、衣かつぎ。一口でぱくり、といけるのは酒のアテに最適。
2020.02訪問
酒を一杯。
お願いしたのは青柳。この時期の大きな青柳は捨てがたい。
春の天ぷらにお浸し、苦味を感じる春の味。身体がすっきりする感じがする。滋味。
今回は白子ポン酢。酢のさっぱり感がありながら、白子のコクのある味が良い。
「ぶりが少ないけど…」と大将が言って出してくれたのはぶり大根。
分厚い大根が色よく煮込まれ噛みしめると大根からじゅわりと溢れた汁からはぶりの旨みがたっぷり。
ぶり大根は、大根を食べるためにあると再認識させてくれる逸品でした。
2020.03訪問。
年度最後の月を迎えられたことの感謝し、酒を一献。
おそらく今季最後になるであろう青柳を。
刺身はさより。透き通るほど透明な身。食べると、すっきりとした切れの良い旨さ。
春の旬の山菜は癖があるが、旬の魚はすっきりした味わいが多いような…。不思議なものです。
天ぷらは山菜と小鮎の天ぷら。私の大好物の行者大蒜つき。
小鮎の身は淡泊ですが、頭やワタとまとめていただくとほろ苦さと相まって旨みが増します。
秀逸だったのは若竹煮。旬の若芽と筍をあっさりめの出汁で煮る。素材の味をしっかりかんじらえる。
筍が穂先の柔らかいもの。独特の食感と味わいに春を感じます。
2020.04訪問。
今回は同僚と一緒に。
ホタルイカの沖漬けと酒で同僚を待つ。
少し遅れてやってきた知人と日本酒を酌み交わしながらいただいたのは…
サヨリ刺し、小鮎天、山菜天、ホタルイカ酢味噌、信田巻、山葵のツンツン漬け、カマ焼き、茶そば。
特に美味しかったのはカマ焼き。皮はパリッと香ばしく頂け、身はジューシー、ふっくら。
身に見事に脂ののったカマは旨みも半端なく…至福のひと時を過ごさせていただきました。
あまり長い時間過ごすのもこのご時世ですので難しく。
でも、美味しい料理に大満足。
また、来月よろしくお願いいたします。
2020.05~09訪問。
新型コロナ第一波・第二波でお休みになったり、錦三の営業自粛地域になったりと…本当に大変だったのでは?
折につれ、少人数の知人等をさそってお伺いしました。
基本的にひとり呑みの私ですが、ここのコースは色々趣向を凝らしてくれるので大変楽しいです。
ひとつずつ語りだすと長くなるのでこの期間にいただいた、私のお気に入りの料理を…。
・鮎一夜干し
板さん手作りの逸品。適度な塩味にふんわりとした身が良い塩梅。塩焼きも良いのですが、これは酒に合います。
・巨大焼売
なかなかお目にかかれない。コースで合えるか?位のもの。
元々はまかないだったとお伺いしていますが、大きな焼売は驚くほどジューシーで肉汁が溢れます。
・青柳
こちらの青柳は大きくて身がふっくら。酢味噌も赤味噌なのが嬉しい。
・海老天
車海老など良い物だと頭を付けたまま揚げてくれることが…
頭大好きなので、味噌を吸い、殻ごとついバリバリといただいてしまいます…。
・鉄火巻
以前は定番メニューに入っていたのですが、現在は限定メニューに。あったら万歳!
・土瓶蒸し
9月くらいからの定番。こちらの出汁はちょっと濃い目。で、酒に合う。
具が多いのも嬉しい限り。
・お通しのしめじ
秋にすごく大きなしめじが出ます!これが歯ごたえも良く、うま味も強い。
この時期のお楽しみです。
10月も楽しみです!
2020.10訪問
今回は友人とコース料理をいただきました。美味しい日本酒をいただきたい私は呑み放題はつけず。
・ おつまみ三種
茹で落花生が大粒で旨い。煮物・いくらも良い味。
・ 土瓶蒸し
お願いした一品。味について語ることなし。
・ 刺身
白身でこりこりと。歯ごたえと淡泊な旨み。
・ 秋刀魚奉書焼き(?)
焼きの香ばしさに木の香り(薫香)がついて、秋刀魚の風味を高めてくれる。
秋を逸品。
・ 煮魚
一見濃い味に見えますが、これがこれが。
適度な味付け。旨し。
・ ぶりしゃぶ
自分でしゃぶしゃぶしなくても。蒸したものを提供してもらいました。贅沢。
余分な脂を落としたぶりは、さっぱりとしながら旨みの塊。
・ 鉄火巻
私の大好物の一品。〆はこれです!
全て美味しく、酒がすすんでとまりません!!嬉しい悲鳴です。
2020.11訪問
あっという間に今年もあと2か月。
ラストスパート頑張るためにお伺いしました!
・ 白子
単純に見えますが、とろとろで臭みもない。甘さすら感じるコクの塊。
・ 大しめじ
先付によくいただきます。これ、歯ごたえと旨みが普通のしめじの比ではない!
・ 桜海老のかき揚げ
綺麗に揚げられたたっぷりのサクラエビ。
香ばしい風味と桜海老の優しい甘味がたまりません。
中に入っている玉ねぎが通常と種類が異なるそう。甘味が抑えめのシャキシャキ食感。
桜海老の味をころさない味に感動。
・ カブ
そのままのカブを出してもらったのですが、甘い。梨のようなシャクシャク感。ほのかな甘味。
塩昆布と合わせても美味。
・ 万願寺唐辛子
焼かれた香ばしさ。辛みはなく旨い。
…今月もまた、酒がすすみます。
2021.12訪問。
年の瀬迫る頃。ひとりでお伺いしました。
大将にオススメをお伺いし、料理を選ぶのがこの店では私の楽しみ。
ぶりしゃぶは今日は腹の身の方がないので、照り焼きの方にしてはとのこと。
あと蟹がオススメと。
白子とあわせてそれらをお願いしました。
定番の白子はクリーミーで臭みもない。酒と合わせると思わず笑みがこぼれます。
蟹もほとんど大将が身をとってくれていて有難い。
でも爪のあたりは殻付きで提供してもらえ、美味しいをほじくりだしていただく楽しさも適度に味わえるもの。
もちろん脳味噌もついており、身に着けて良し、箸でちょっとつまんで酒に合わせても良し…。
一番驚いたのはブリの照り焼き。
ぶり自身肉厚で適度な脂ののりで美味しいのですが…
辛味大根と一緒にいただくと…これが驚くほど美味!
辛味大根の辛みが辛すぎず、ブリの身と絡み合い、適度に脂をさっぱりさせてくれる。
普通の大根だと辛みが少なく、水っぽいのであまり好きではないのですが…
これは旨い!
そして、最後のあては牡蠣フライ…。海のミルク…噛めば旨みがたっぷりの熱々汁が溢れます。
…本当に毎回愉しい。色々な発見もある。
どうか、来年はもっと穏やかに楽しめますように…
蓬莱泉を飲むならここで!
2012.2
愛知県で抜群の人気を誇る日本酒「蓬莱泉」と板さんひと手間かけたの料理が各種楽しめるお店です。
お店は栄駅すぐのそばにあるのですが、入り口が地下にあるせいで隠れ屋のような感じがします。
来店する方も落ち着いた年代の方が多く、他の人の迷惑になる様なさわぎ方をする人は滅多にいません。また、カウンター席が多いので一人でも気兼ねなく来店できます。
蓬莱泉が持つ米の甘さと香りを楽しみつつ季節の料理を楽しめます。
今回はほろ苦さが日本酒とたまらなくあうふきのとうの天ぷらに、鳥皮と赤味噌を絡め鉄鍋で焼かれて供された鳥皮の味噌炒め―赤味噌の甘辛い味が日本酒の甘味を引き立て、味噌の辛みが皮のしつこさを抑え旨味を強調してくれる―などいただきました。
酒も料理も納得できるものですが、値段がちょっと高いのが難点でしょうか。
2015.9 再訪
久々にお伺いしました。
蓬莱泉とつきだしの落花生の煮物(湯で落花生とシイタケ・ニンジンなどとの煮物。落花生の食感とコクのある味が酒にあいます)。
でちびりびいきつつお願いしたのは土瓶蒸し。
カツオだしのよく効いたダシツユをくいっといきつつ、ふたにちょっとずつ具(まつたけ・ぎんなん・はも・みつば)と取り出しつつさけのアテに。
うん。旨い。
単価的には高いと思いますが、アテは旨い。少しのあてで、ちょっとの酒を(とっていも一瓶いったけど)ゆっくりたしなむには良いお店だと思います。
ふう…堪能しました。
2015.12
数日前、ちょっと寄った店の牡蠣フライがとてもまずくて…(冷凍と思われるそれは、揚げすぎで中の旨汁は流れ出し、えぐみとくさみだけが残っていた)。
美味しい牡蠣フライが食べたいな…と思っていたところにこちらのお店に伺ったところメニューに牡蠣フライが。
迷わずお願いしました。
やってきた牡蠣フライは…。
もう見た感じだけで旨そう。不揃いなところも自家製の良いところ。食べてみればサクッという衣の歯ごたえの後に熱々な海の旨み汁が口にあふれます。
美味しい!やっぱり牡蠣フライはこれでなくっちゃ!
2016.01
本日は新酒とふきのとう。サクッとあげられたそれはほろ苦い春の訪れを感じさせるの味でした。
2016.02
本日はひやおろしにきのこ天盛り合わせ。香りの良い舞茸、香りも良し・肉厚ジューシーでたまりません。
2016.05
本日は地ものの山菜天ぷらを。栽培ものとは違った野趣あふれる味に酒が進みます。タラの芽も美味しかったのですが好物の行者ニンニクがあったのが嬉しい!あんまり美味しくて一気呵成にお酒といただいてしまったので写真撮れず…。ま、もともと画像に重きを置いていないわたくしですのでそんなこともあります…。
2016.06
やっと鮎が出てきました!もちろんお願いします!
綺麗に焼かれた鮎は皮はパリッと身はふっくら。降られた塩が良い塩梅で身の甘さと旨みを引き立てます。
そして嬉しかったのはワタがそのままだったこと。この苦味…芳醇。
日本酒が進んで困ります(いや、困らないか…)。
2016.08
今回は早めの松茸が!中国産ということですが、見た目は立派。そのままで漂ってくる香りもある。
焼けば良い香りが引き立ち、噛むとシャキッとした食感。口内には適度に水分が飛んだ旨みの汁があふれます。
てんぷらにすれば、水分の飛びが抑えられ、サクッとした歯ごたえ。そのごジューシーな身から汁があふれ、鼻孔を香りがくすぐります。
私のしっている中国産とは大違い。
聞けば、最近のそれは昔のとは大違いとか。
今は入ってこないとある国のものによく似ているとか?巡って入ってきているのかな?
2016.09
秋と言えばやはり秋刀魚!当然家で秋刀魚を買って焼きますが、やはり新鮮でないといただけないワタ付きは信頼のできるお店でないといただけません。
綺麗に焼かれた秋刀魚。焼き色の隙間から除く銀色の皮がキラリと光ります。その姿はまさに日本刀!
じゅわじゅわと溢れ出す脂に誘われワタごと身をとります。…そしてぱくり。
適度な塩加減に皮と身の間からあふれる脂。皮はぱりっ、身はふっくら、ワタはぷりぷり。噛むとじゅんわり溢れ出す苦味。でもこれが嫌なものでなく滋味あふれる旨みの塊のようなワタ。そして骨ごといただいておりますのでこりこりとした骨の食感もあります(でもものが良いせいかはたまた見事な焼きのせいで全く固くない!)。
数口咀嚼し、口の中が秋刀魚の旨みすべてが混然一体となったところに流し込む冷酒。
…嗚呼、日本人で本当に良かった…。
頭から尻尾まで丸ごと残さずにいただきました。うまうま。
そして、土瓶蒸し。鰹ダシと松茸の香りと旨みが混然一体となった汁はこれだけでアテになります。もちろん、具の松茸(5切れ位あったかな)・海老(2尾)・ぎんなん(2個)・三つ葉なども美味しくいただきました。
出来立ての手作りはんぺんに歯ごたえが良いクエの造り…もう酒が進んでたまりません。
2016.11
相変わらず、美味しいものを出してくれます。前月お伺いして旨かったものと興味をもった季節ものを合わせていただきました。
<前回から>
穴子あぶり…半生の穴子。骨切りをされているため骨は気になりません。あぶられた身の表面と皮はパリッとして良い香り。奥の身は半生。さっぱりとしつつやさしい旨みが広がります。
たら白子…新鮮なものにちょっとだけ湯通ししてあります。この火の通し加減が絶妙!生臭みなど全くなく、ちょっと固まったそれは旨みの塊。とろりとした食感、噛めば溢れ出す濃いコク。…酒が進みます。
<今回>
マコモタケ…もう入らない季節もの。揚げたものはしゃくりとした食感が楽しい。でもマコモタケ独特の風味が薄れてしまいます。気に入ったのは焼き。マコモのベビーコーンを思わせる甘味が凝縮し薫香と合わさり、よい酒のアテになりました。
あんきも…ちゃんとした店がつくったらこうなるんだ…と感嘆。旨みの塊。フォアグラよりもしっかりしたコク・旨み・ちょっと柔らかめのチーズのような固さはまさに酒のあて。
2016.12
年納めにお伺いしました。
いただいたのはカキフライ・あずきます・鯛の酒蒸しなど。
鯛の酒蒸し1,000円…大皿に鯛のかぶとがどーんとあったので、この半分の頭1個これかな…と、魚の頭…特に鯛大好きな私はお願いしたのですが、そのままの大皿が運ばれてきました。おおう、嬉しい誤算。
大きな昆布が下に敷かれ、上に鯛のお頭、そして周りを埋める野菜に山ほどの茸たち…おどろくほど豪華。
いただいてみると酒の風味を感じるダシ汁は茸・昆布・野菜のうまみが染み出た滋味そのもの。鯛の身もふっくら。身にはダシが染みて魚の旨みと調和していました。
来年も何がいただけるか楽しみです。
2017.01
年始伺いです。
新酒をいただきつつ、アテを愉しみます。新年という事か先付が数の子を使用した者でした。こりこりした食感が良い。
さて、いただいたのはいつもの濃いアンキモに今頃が実は良いものが入ってくるというカキフライ、そして、白子。基本は軽く茹でポン酢でいただくのですが、アンキモと同じポン酢味となってしまうという事で臨機応変な対象の対応で焼いてもらうことに。昆布の船でじっくり焼き上げられた白子は臭みもなくとろりとした食感。口の中に広がる深いコクと昆布からにじみ出た旨み。
…これはたまりません。脱帽です。
2017.02
忙しくて今月いけないかも…と思っていたら、ちょっと栄で時間ができました!
勿論お伺いします。
季節の蓬莱泉をいただきつつ、まず目をやるのはホワイトボード記載のオススメ。
とりあえず魚の蒸し物。魚丸々一匹を蒸しています。昆布のダシに魚の旨みが溶け出したダシは…至福。肉をまったく使っていないのに汁には脂が浮いています。でも嫌味じゃない。旨みだけ。舞茸の香り、そして芽キャベツの甘味とほろ苦さまで汁に伝わっています。つけ汁としてポン酢もついてきましたが使用する必要がないほど味がまとまっていました。
お行儀が悪いかもしれませんが、旨いから仕方ない!汁を飲み干し、魚の骨もしゃぶりつくし身をさらい…もはやハイエナもまたいで通り過ぎるほど綺麗にいただきました。
次いで車海老の天ぷら…身はプリッと!これも頭も尻尾もついていて…ぱりっと見事に揚げられているのです。じゃ、もういただくしかないよね!…というわけで尻尾も頭もパリパリといただきました。頭は味噌のコクと殻の触感そして香ばしい風味…酒が進みます。
最後はタラの白子。もうすぐ旬が終わるということで、食べ納めのつもりでいただきました。家で調理するのはちょっとためらう品(手間かかるし…新鮮なのはなかなか…)。このクリーミーさがたまりません。
ついついお酒をいただきすぎ、予定予算をオーバーしてしまいましたが、納得の至福の時間でした。
2017.03
今回は残念ながら(?)複数で。
事前にいつもは頼めないコース(酒代別4,000円位で、と)をお願いしました。
やはり、料理は素晴らしい。先付・煮物・刺身・焼き物・サラダ・巻き寿しなどボリュームの品数も豊富。
ひとつひとつにちゃんと仕事が施されている…さすがです。舌の肥えた皆さまと一緒でしたがとても満足してくださいました。
…できれば、こんどはゆっくり一人で呑みたいなぁ…
2017.06
再び鮎季節です!たまりません。
今回はその他におすすめのミナミマグロの刺身を。
これがさくっとしたしっかりとした歯ごたえで、噛むとじゅわりと良質の脂が溶けていく…。
聞けば頭近くの身で、ちょっと切り方を工夫したとか。
板さんの技に乾杯!です。
2017.07
今回は知人と来訪。注文大変なのでコース料理をお願いしました。
…いつもは食べたいものをいただくだけなので、今回は色々なものがいただけてうれしい限り。
小ぶりですが身のしまった天然アユ。外はカリッと揚げられた牛カツ。煮物も刺身も隙がない!
酒が進む進む…。
口の肥えた方々も納得の料理でした。
2017.08
お盆後に行きたいな…とおもいお伺いしました。
日本酒4合にはもの落とし(身がふっくら。梅肉あまり好きでないのですが、この梅肉は味が濃く旨い!)、鮎の塩焼き(いつものことながら頭から骨までいただきました)、小あわびの煮物(煮方も旨いが身の切り方が素晴らしい!適度な歯ごたえで貝のうまみを味わえる!そして肝付き!!)、信田巻をいただき大満足でした。
2017.09
ちょっと涼しさが増し、秋の雰囲気が漂う今日この頃…秋のはしりをいただきたくお伺いしました。
お初の土瓶蒸し。ここのそれはだしがしっかり取られたうえで松茸・海老・鱧などの味が染みだした旨みが濃いのですが、エグミのない滋味そのもの。具も旨いのですが、ダシが旨い!ダシだけでも酒がイケマス。
次は秋刀魚。脂がのりすぎる前の適度な今の時期が刺身には最適。綺麗な脂としっかりした秋刀魚の味。塩焼きと違ってワタの苦味という重厚さはありませんが、これはこれで暑さの残る季節の酒のアテには合います。
また、来月お伺いするのが愉しみです。
2018.02
毎月の訪問です。今月は忙しくていけないかと思ってた~~。
蓬莱泉の限定酒で下を濡らしながらいただいたのが、もうそろそろ終わりのタラ白子と牡蠣フライ。
ここのタラ白子は「美味しい」と大将が言うと本当においしい!臭みの全くないコクの塊!クリーミー!!
そして、牡蠣。同じく今季終わりになるであろうアンキモ(これも旨いんだ…)と悩んでいたら、今回は牡蠣をすすめてくれました。さすがに外れなし!外はカリッと中はジューシー♪
みそダレでもイケる。
…この後予定があったので今回はこれで失礼させていただきましたが…
来月が楽しみです。
2018.03
ちょっと時間があいたのでお伺い。
本日のオススメは青柳酢味噌和えと鰆のたたき。
茶色っぽい酢味噌はあまり好きでないのですが…こちらは赤味噌系の酢味噌。
大粒の青柳がたっぷりと!茹でてあるのにこの大きさ!
ぱくりといただくと…むちっとした食感の後に口に溢れる貝の旨みとおどろくほどの甘味が広がります。身がじゅんわりととろけ、酢の酸味と味噌のコクが加わった味を堪能できました。1個食べて酒と合わせ、また一個…と酒が進みます。
次いで鰆。生より焼きが多いイメージですが…。
身と皮の両面を軽くあぶった鰆の切り身に玉ねぎなど野菜をのせ、上からポン酢をかけたもの。
中心は生です。一切れいただきました。
皮の香ばしさ、皮ぎしの脂の甘さ、淡泊で癖のない生部分は焼かれたことによって水分が適度にとび、そこに旨みも凝縮されてました。
やっぱりこのお店ではオススメをいただくのが一番ですね。
白魚の天ぷらなどもいただきつつの早春を感じつつの酒三合。
たまりません。
2018.04
今回のおすすめはホワイトアスパラ。…大きい!軽くゆで、焼いたものを塩でいただいたのですが…。驚くほど甘い!焼き目の香ばしさとあいまったそれは、今までのホワイトアスパラの概念を覆してくれました!
次いでホタルイカのみそ和え、ワラビのおひたし、大好物の小鮎天行者大蒜付。アユのワタの旨さ、頭から骨まで残さずいただきました!また、山菜の中では一番好きな行者大蒜の風味も楽しませていただきました!
酒は…もちろん日本酒ですよ!
2018.06
毎月の訪問。本日のおすすめは本マグロ中トロ。900円代という驚きの値段。赤身と同じ値段設定とのこと。なんでも仕入先の魚屋さんで丁度売れ残っていたとか。
なんという幸運!もちろんいただきます。
大きな五切れほどの切り身。小豆色の赤身に走る白い脂身の筋。美しい。
山葵を身に載せ、ほんの少し醤油をつけてパクリ。
まず、下に広がるのは赤身の味。筋肉特有のさっぱりとしていながらじんわりと広がる旨み。かみしめると次にあふれるのはトロの部分の強い脂の味。赤身の合間からじゅわりと溶けてきます。
しかし、適度なサシのおかげでくどくならず、最後は赤身のさっぱり感でおわります。
…これは久々のヒット!一切れでマグロの色々なおいしさを楽しめる!
そして、鮎の塩焼き。ワタ入り!。強めの塩が皮をパリッとさせ、食せばふっくらとした身の甘さを引き立て、ワタノ苦味もまろやかに。…これに酒を煽れば……至福のひととき。
2018.09訪問
いつもはひとりでお伺いすることが多いのですが、今回は呑みの先輩ふたりと一緒にお伺いしました。
複数でお伺いする時はコース料理をお願いします。
こちらのお店のコース料理は手の込んだものがいただけるので楽しみです。
まずは野菜の炊き合わせなど先付の野菜を使った盛り合わせ。濃すぎない良い塩梅の味付けで野菜の旨みや歯ごたえも楽しめます。
次いで小鉢三種。鯵の南蛮漬けやコハダの酢締めはこちらでも良くあるものですが、秀逸はいくらの醤油漬け。プチッとした食感に咥内に溢れる海鮮の旨み。強すぎない醤油の風味が酒の肴として文句なし。日本酒が進みます。
そして、刺し盛り。どの刺身も見事!ですが、秋刀魚の刺身の旨さと言ったら…。脂ののった大きな身を口にするとえも言われぬ甘味が…。
今度は秋刀魚を杉皮ではさんで焼いたもの。しめじにぎんなん、栗も一緒に。
木の香りが身に移って適度に脂の落ちた秋刀魚は刺身とはまた違った味。秋味に酒は風流の極み。
これだけでも酒が進んで困ってしまうのですが、次は豚しゃぶ。もやしと一緒に頂きます。
で、秋の天ぷら盛り合わせに茶そばにデザート。大満足でした。
で、結局どれだけ呑んだか…正直覚えていなかったのですが、流石!一緒に呑んだ姐さんが覚えていてくれ増した。3人で四号瓶2本と別で3合。
…ははは。料理が旨いから仕方ありませんね。
2018.10訪問。
さけ今宵は秋を楽しみます。
まずは枝豆。黒豆の枝豆は大きくて味もしっかり。でも枝豆ですので深緑色です。
そして、あれば必ずお願いするのが海老芋。ちゃんとだしで煮含めないとうまくない。これを揚げ出し風にして。
もっちりとした触感とだしが染み出る地味ですが滋味。
つぎはサンマの刺身。かわぎしの脂が適度にとろける。
そして、この季節はやはり土瓶蒸し。さっぱりしただしよりもしっかりうまみを感じるだしのほうが私の好み。
松茸たっぷりでうまみと香りの溶け込むだしは至福の逸品。
最後はやはり松茸天!少しの塩でいただきます。
しゃくっとした歯ごたえと鼻腔を抜ける香りがたまりません。
…今回も酒二合が進みました。
2018.11訪問
本日は付け出しにゴマ豆腐、土瓶蒸しに牡蠣フライ、筋子醤油漬け。がまんできずに松茸天も(苦笑)。
あと、大好物の海老芋!だしを含んだねっとり感が好きです。たぶん芋のなかで一番好きかも。ちゃんと調理しないと美味しくないので家ではできません。
筋子…いくらはプチプチ。土瓶蒸しは濃いダシがたまりません。
至福のひとときです。
2018.12訪問。
平成最後の仕事おさめにお伺いしました。平成30年最後のお店。
まずは、おすすめのぶりしゃぶ、エビ天、あん肝、海老芋と日本酒を。
あん肝…大将から「今日のあん肝はいいよ!」との言葉どおり、驚くほどのコクと甘み。口のなかで脂がとろりととろけていく。正に海のフォアグラ!フォアグラのように不健康の産物でなく変な臭みもない。美味。
ぶりしゃぶ…本日最大のおどろき。しゃぶしゃぶと言いながら身が厚い!そして、綺麗な身の表面からじわりと脂が染み出ててかっている!これはおいしくないわけないでしょう!軽くしゃぶしゃぶしていただくと…。外は火が通りだしを含んでじゅわりと旨み汁が染み出て、中は生のまま。淡白でありながらしっかりと旨みを感じる身を味わえる…。
これは…至福。
だしをしっかり煮含められた海老芋も秀逸。
どんどん酒が進みます。
最後に追加でたら白子をいただき(これもぷるぷる・臭みのない白子が噛めばコクの塊。上品でクリーミーな味がたまりません)〆とさせていただきました。
来年もよろしくお願いします。
2019.01訪問。
新年最初は複数の同僚と。こんな時でないとお願いできないのでコースを。
先付4種(ふぐの煮凝り?なます、板上のかずのこ?)に煮物盛り合わせ(京人参?綺麗な色の人参と海老芋、茄子、きんぴらなど色々)に始まり、刺し盛り、ぶりの照り焼き牛肉の岩塩焼き茸そえ、天ぷら、茶そば…と大満足。
先付だけで1合いけます(苦笑)。
濃すぎない味付けの煮物盛り合わせは滋味。でもちゃんと味付けが異なります。一品いただくたびに酒で口をリセットして愉しみます。
刺身も良い物。冷たいものの後はあったかいものを、と、次は脂ののったブリ。これだけの焼き色で中はふんわりジューシー。魚のさっぱりとしていながら濃厚な脂の後には牛。
岩塩シートの上で片面を焼かれたそれは半面を自分の好みに焼いて仕上げる。余分な水分や雑味を岩塩シートが吸い取ってくれ、逆に肉に程よい塩味を纏わせてくれる。肉本来の旨みを味わえる一品。
添えられた焼き椎茸の芳香も秀逸。
まだ続き、天ぷら。海老と山盛りの山菜。ふきのとうのほろ苦さが日本酒にあう。
〆は個人的にはこのお店の鉄火巻が好きだったのですがメニューから消えてしまい残念。
でも、蕎麦も好きなので。ちゃんと締められました。
どれだけ呑んだかって…。
2019.02
今回はひとり呑み。お通しを先付にいただいたのは車海老刺し。生きたそれは身がぷりぷり。噛めば優しい甘味が咥内をみたしてくれます。美味い。
大好物の青柳。みが大きく、ふっくら。酢味噌が赤みそ系なのも良い。
酒をいただいている間に先ほどの車海老の頭を塩焼きにしていただいたものがやってきました。
かりっとした旨みの殻。味噌のこく…たまりません。
メニューに海老芋があったのでお願いしたら、本日入荷してないと。残念…と思ったら、ちょっと珍しい種類の里芋があり、オススメと。いただいてみると、あっとうてきなもっちり食感。これは里芋でも親芋の味。濃い。大満足。
ぶりしゃぶは美味しかったですが、残念ながら前回を上回るものではなく、やはり春が近いのかな…
海老真丈は揚げたてが身上!あつあつをハフハフいただくと魚のすり身のふんわりした食感と油をまとった独特のコク。熱の入った海老の甘さとぷりっとした食感。玉ねぎの甘味…。至福。
最後はほろにがの野菜で(珍しいので名前を忘れてしまった…)。ほろ苦さの中に野菜の甘さがある春を感じる逸品でした。
仕入れの業者さんとの絆、大将の目利きと技。そして、それを信頼して任せている女将さんの器量。
すべてがしっかり合致したからこその美味。これを旨い酒といただける幸せ。
有難い限りです。
2019.03訪問。
本日のおすすめ、大将が作った稚鮎のオールサーディン。小さな鮎は一匹丸々いただけます。オリーブオイルのしっとり感。適度な塩味がたまりません。程よい塩味です。でも実際、塩の使い方は攻めてると思います。あたりが強い。
刺身でもいける海老は天ぷらに。小鮎天に行者大蒜と山菜付。やはりこちらの海老はひと味違う!火が通ってもみずみずしくぷりぷり。身は甘い。
本当に幸せなひと時を過ごさせていただきました。
2019.04訪問。
本日は酒飲みの職場の同僚と。
季節ものの大きなホタルイカ(茹でてあるのにでかい!わたの苦味と身の旨さがたまりません)。
あさりの酒蒸し(春キャベツの甘さがあさりのダシに染み込んで…滋味)。
新玉・小鮎天・行者大蒜など天ぷら盛り合わせ(新玉が甘い!小鮎天は安定の旨さ)。
鶏肉や小鮎、茸の燻製(独特の燻製香に水分が飛んで凝縮された素材の旨みが、酒に深みを…。ただの燻製香りだけでなく山椒?スパイスの風味もアクセント)。
自家製シュウマイ(包むのをあきらめ、肉と刻んだ皮をまとめて蒸したもの。まかないが元らしいのですが、肉のジューシーさ、皮のもっりち感。この大きさ!肉感が半端ないです)。
筍醤油焼き(シンプルだけど、食感、香ばしさ、身からじゅんわりとあふれる旨みの汁。これがまた!)
日本酒どれだけあっても足りません。
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そうま 竜
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店名 |
閉店
設楽(したら)
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ジャンル | 居酒屋、鍋、海鮮 |
住所 | |
交通手段 |
◆地下鉄栄駅8番出口5分 ◆地下鉄伏見駅5番出口7分 ◆地下鉄矢場町駅6番出口7分 栄駅(名古屋)から428m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、Master、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
お通し料:380円 |
席数 |
55席 |
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個室 |
有 (6人可、8人可、20~30人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙(加熱式たばこ限定) 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、カクテルあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | 2時間半以上の宴会可 |
備考 |
paypayご利用いただけます。 |
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2017/09/17 更新