日本酒を愉しむための店 : 圓谷

今年も自分の誕生日に圓谷を利用させてもらった。
いつもの通りコースを頼んだのでカウンターが良かったものの料理を置くスペースの都合でテーブル席を勧められた。去年もそうだったかな。

ただし今年は満席の都合だからか当日にカウンターへ変更になった。
少しばかり店の都合が見え隠れしたのは気になったが、カウンターが特等席だと思っているのでいいでしょう。
実際、美しい瓶たちを目の当たりにできるし、バーテンさんとも気軽に会話できる。
記念に摩訶の青色瓶も撮らせてもらった。
この時、最後のグラッパの前に吟と摩訶を迷っていたら吟のグラスをサービスしていただいた。深謝！華やかな日本酒である。なので料理は後回しで酒から。

とっかかりはやはりビール660円から。圓谷とはいえ外せない初手。
次は木樽のくせが気に入った吟乃精ハイボール。
そこからはサーバー酒の杜1合1,540円、特別純米酒生酒1合1,210円、旨みもあって味が濃い料理にも合う一念不動1合1,760円を後半戦に持って行った。
ここで先の吟グラス、最後に季節のグラッパ660円をいただいた。
季節モノの苺は自分には似合わないが、吟醸の粕だけを蒸留したGrappaとはぴったし。

さてコースは簡単に。

先付　アワビの柔らか煮
　　　あいち鴨ロースの蒸し煮
　　　こごみと生木耳の胡麻浸し
椀物　鮎並と筍のお椀
造里　お造り盛り合わせ
焼物　源氏和牛の西京焼き　もずく酢
強肴　鰆の桜葉道明寺揚げ
温物　金目鯛の蕪蒸し
酢物　空豆のゼリー寄せ
　　　赤貝の酢味噌掛け
飯物　名古屋コーチンと山菜の土鍋ご飯　味噌汁
甘味　チーズタルト　苺ソース

豪華かつ日本酒向け。
これで8,800円なのでサービス、店の造りの雰囲気も相まって大満足。
やはりいい店だ。

先付のこごみの歯応えは気持ち良く、鴨の味が濃い！

椀物の筍は表面美しく、味わいはとうもろこしのよう。

造里は蛸だけは普通であったが、黒鯛、鰆、本鮪に牡丹海老、どれも日本酒に最適。
なかでも黒鯛のねっとりさがいい。

焼物は見た目に間違いないし、匂いが旨い。
源氏和牛は米かすを食べているそうだ。
西京漬けだけでも抜群だが、身そのものが日本酒に合う理由であろう。

強肴は大好きな桜風味だが鰆が勝つとは！
桜の香りは後からほんのり追いかけて来る。絶品。

温物は蓋を開けると名通りに見事な蕪が出現する。
餡と金目鯛と3者が掛け算をしている。

酢の物は酢が少し苦手だからか、醤油に付けた赤貝を思い出してしまったが、ゼリーにして巧くまとめている。

飯物も何時も手抜きなし。
それでも今回が一番かも。
たっぷりの山菜にコーチンが出汁役も兼ねて、これだけで商売が出来るであろう。

〆のデザートは意外なくらい洋風であったが、さっぱりもいいけど、しっかり濃い目で転換もありかも。
丁度、苺のグラッパとも相性が良かった。

記念日と言わずに利用したいが特別に取っておきたい気もする店だ。
基本抜かりなし。
ご馳走様でした！！

今年も実はそんなに嬉しくはない誕生日がやって来た。やっぱり齢を取っていくのはつらい。
それでも愛知にいる時には定番となっていた圓谷における夕食を嫁さんが付き合ってくれるという。これは嬉しい。

さてバス、電車、長めの徒歩にて漸く店前に着く。渋めの外観、扉をくぐって360°広がる落ち着いた内観ともに変わらず。この雰囲気が日本酒を飲めと駆り立てる。

何度か来ているので変化を感じた所から。
扉を入って予約名を告げると奥のテーブル席に通された。あれ？カウンターでお願いしたのにと思いつつ、既に小さなカウンターには先客がいたので何も言わずにテーブル席で我慢した。美しい酒瓶を見たり、店員の方と話したりできるカウンターが良かったのだが、以前もコースだとカウンターは狭いが良いか？と確認されたので、逆に気を使ってもらったのかもしれない。ただ、変更するならば一言欲しかった。料理、酒類の提供時も暖かい感じの言葉はやや薄れ、バイトさん感覚の接し方になっていたかと思う。ここら辺はちょっと残念。

それとこんなご時勢なので飲み放題な中止中とのこと。飲み過ぎてしまうので仕方なしだが、懐には痛い。一方で試してみた吟乃精ハイボール787円は後味にグッとくるコクがしっかりあってもの凄く旨かった。毎回頼もうと思う。

さて、全般。
正陽月コース8,800円を予約しておいた。陰暦の4月の異名らしい。

先付
　桜花豆乳豆腐
　常節柔らか煮
　あいちひめと空豆の霰揚げ
椀物
　白魚真丈と丘鹿尾菜のお椀
造里
　お造りの盛り合わせ
温物
　鮎並沢煮
進肴
　青柳と蕗の白和え
焼物
　あいち鴨ロースのホースラディッシュソース掛け
　新じゃが芋とルッコラのサラダ
酢物
　赤貝と山菜の胡麻酢和え
飯物
　真蛸と芯牛蒡の土鍋御飯
　味噌汁
甘味
　抹茶テリーヌ

大好きなスーパードライ中瓶847円（×2）と嫁さんはSAKEサングリア726円で〇歳の誕生日に乾杯。冷えたスーパードライで一旦歳のことは洗い流そう。

残念な所を先に書いたが基本、どの皿も素晴らしい。何と言ってもどれも日本酒のためにある。
先付の豆腐は桜色が美しく目でも楽しめる。
真丈は出汁旨し。真丈自身は味濃い目で酒に合う。
造里はボタン海老、モンゴルイカ、カンパチ、石鯛にマグロ。ここで刺身を食べると美味しいのが当たり前に思いがちだが、名古屋にして有難い新鮮な刺身達だ。それぞれの味がくっきり分かる。
温物は鮎並というのが面白い。あんまり食べれないよなあ。
進肴の白和え。普段は甘みがあり過ぎて好きではないのだが、こちらの白和えは旨過ぎる渋さ。
焼物は大好きな鴨。これだけでも嬉しいのだが、ラディッシュの酸味が鴨の濃い味に合う。添えられたルッコラも新鮮で風味が良い。
酢物もこれまた大好きな赤貝。山菜と胡麻で味付けをされて珍味。日本酒以外だとなかなか合わない気がする。
飯物は土鍋で炊かれてふっくら艶々。蛸と牛蒡の香りがしっかり移って日本人としての幸せを感じる。

これらに合わせたのは、先に書いたハイボールを挟んで
杜一合1,452円
圓谷No.21一合　1,210円
そして〆は摩訶にしたかったが残念ながら販売無し。
吟生　グラス　1,936円
で〆ることになった。甘味が深いので食事に合わせるよりは食前、食後がいいかもしれない。自分も〆で飲めて丁度良かった。

サービス、コスパはやや下げて、酒・ドリンクを上げての再評価。
多少の変化はあれど、日本酒を愉しむのに相応しい場所と言うことに変わりはない。
ご馳走様でした！！

追記
今夜も腹の勢い余って〆のラーメンが食べたくなる。ただ周辺にどんな店があるかを知らないので、行ったことがある伏見駅直上の「侍」で一杯いただいた。変わらず普通に美味しかったので書くのは止めておこう。

本日は結婚記念日の祝いで久しぶりに圓谷を訪れた。昨年、自分の誕生日に利用して以来である。日本酒に合う皿が多い店なので本来は自分の誕生日向きなのだが、その月に圓谷を訪問することが出来ないため嫁さんが歩み寄ってくれたのだった。彼女も料理は好きとはいえ酒が余り飲めないのでありがとう。

しかし何度来ても雰囲気のある店構えである。入口にかかる杉玉をみただけでテンションがあがる。今宵は花咲月コースという圓谷の懐石コース税込8,300円を予約しておいた。消費税の影響もあるのか昨年より300円ほど上がっているようだ。席は嫁さんとは初めての2F席をお願いしておいた。ここは4人掛け程度のテーブルが二つしかなく、1Fからは見えないので落ち着いて酒と皿を楽しめる空間である。日曜だからか昨今の世のせいか、隣のテーブルにはお客が不在で2F席を二人占めした夜であった。静かに二人で食事を楽しむのはいい。

席について直ぐ、前回から1年も経つというのに店の方が挨拶のために態々上がって来てくれた。サービスマンは凄い。自分も仕事で見習わなくてはならない。仕事は人を知ってこそのこと。

さて今回も飲み物をどうしようかと迷う。というのもお手製のメニューが増えており好きな日本酒を飲み続けるのもありかな？と心が揺らいだからだ。ただそれではいくらになるか分からない。やはり飲み放題で気兼ねなく飲んでから少々好きなものを選んでいこう。その飲み放題も1500円から1700円に少し上がっていた。さておき自分は生ビール、嫁さんはノンアルコールビールを頼んで乾杯。いつもありがとう。

コースの内容は
・先付　赤貝と芥子菜の白和え
・椀物　浅蜊真丈のお椀
・造里　お造り盛り合わせ　燻製塩付き
・蒸し物　桜鯛の蕪蒸し
・強肴　筍と菜の花若布の炊き合わせ
・焼物　源氏和牛ロースト
・酢物　北寄貝と柑橘の酢の物
・飯物　山菜のご飯と味噌汁
・甘味　柚子と生姜のクレームダンジュ
と日本酒とがっぷりよっつを組むフルラインアップ。

先鋒たる先付からして白和えが旨い。普段口にする白和えは何だか緩くて苦手なのだが適度な塊で渋みがあっていい。次鋒の浅蜊真丈のお椀は浅蜊の出汁を吸った優しい味わい。この優しさは全皿に共通だ。この辺りで2杯目の生ビールを終えて霞月に切り替える。純米酒なので旨みもあろうが精米歩合は65%だからか濃過ぎず辛過ぎずで皿達の美味しさを引き上げるサポーターと言った感じ。嫁さんにも注いで2回目の乾杯。感謝してます。

造里は名古屋のそれとは異なりどれも新鮮で旨かったが中でもシマアジが抜群。上品でコクあり。加えて分厚い身の切り方がいい。なかなか食べられないなあ。付けられた燻製塩は硬く甘みのあるアオリイカと合う。自分は知らなかった天使の海老はプリプリなのにねっとりとした甘さと旨みあり。頭の味噌も美味しい。造里が旨過ぎて長くなってしまった。。。

続く蒸し物、強肴も料理に合わせた器が美しく、味わいは優しい。その汁を吸った鯛とすりおろしたかぶの柔らか組み合わせからシャキシャキの筍の食感に変わるのが楽しい。この辺りから皿も盛り上がって来たので旨口の秀撰に切り替えた。

焼物は関谷醸造の銘酒「蓬莱泉」の酒かすを与えて育てたという設楽の「源氏和牛」。こんな背景も面白い。見た目の通り赤身が凝縮された脂身の少ない肉で凄く日本酒に合う。いつの間にやらお薦めの立春朝絞りを飲んでいた。危険だ。

〆の飯物の後に酢の物がある取り合わせもいいじゃないか。そんなに酢は得意ではないのだが、北寄貝が濃厚で旨いし、グレープの酸味と玉ねぎの濃い味わいで酢は和らぎ美味しくいただいた。

デザートのクレームダンジュは柚子が効いて味わいサッパリ。
結婚記念日を言い訳に高額ながらワインと思い違えた摩訶で本当の〆にしたのであった。
最後に温かいお茶が提供されるのも嬉しい。
一つ言うならば脂っこいものは日本酒とは合わせにくいであろうが、脂身の少ない鳥や豚と言った肉系の皿がどこかで一品欲しかったか。

帰りにも店の方に見送っていただき店を後にしたのであった。
また記念日に、大切な友人と会う時にでも利用したい。
ご馳走様でした！！

お気に入りの店と言えど暫くぶりの再訪である。本当は今年の結婚記念日にと思ったのだが、日本酒が好きな自分向けだろうという嫁さんの提案で今回は自分の誕生日に利用させていただいた。

18時に予約し、やや暗くなってきた街並みにひっそり佇む店の扉をくぐる。最初は2Fのテーブル席、前回はカウンター席、今回は入り口からは奥になるテーブル席を予約した。木造の室内は照明も手伝って静かな雰囲気。隣テーブルとも適度な仕切りがあり自分たちの会話を楽しむことができる。

今回も1人8,000円の懐石コースをお願いしておいたのだが、酒をどうするかで悩んでしまった。というのもペアリングなるものを頼みたかったのだ。店員さんに確認してみると90ccが4種類とのこと。残念ながら量的に不足しそうだ。代わりにちょっと贅沢をして+500円のプレミアム飲み放題を頼むこととした。日本酒が3種類から6種類に増えるので呑み助には嬉しい。ただ嫁さんは酒を飲むことが出来なかったので1人だけにできるかと聴いてみたのだが、それはできなかった。同じテーブルなので止む無し。

メニューでコースの内容を確認すると前回とは月が違うからか内容がかなり異なる。食べる前から楽しみになってきた。トップバッターでやってきたのは馬肉のカルパッチョ。何とチーズのソースだ。濃い目の味付けがまさに酒の肴である先付としてアルコールを進める役割を果たす。ただまずはと飲んでいたビールの方があうかも。一転、椀物の烏賊真丈は染み込む出汁と共にじっくりと日本酒を飲む感じ。続いて造里、種々貝と芹の玉子とじと魚介系が並ぶ。特にフワフワの玉子とじは貝の出汁をたっぷり吸いこんで美味。入っている貝たちもプリプリだ。今回はこれが一番のお気に入り。

旨い皿は続く。次は段戸牛ヒレ肉の炙り。蔵元と同じ奥三河の食材を取り入れているそうで段戸牛もその一つだ。申し分ないそのヒレは炙る程度でいいし濃いソースもいらない。ワサビや柚子胡椒を付けて赤い肉を口に入れれば幸せだ。脂ぎっていないので日本酒にも合う。

車海老の天婦羅は香ばしくてサクサク。ちょいと塩を付けて頭もがぶりといただいた。飯物前の最後に酢のものとして提供されたのは春を感じるのれそれ。のれそれは淡泊だが飯物前にさっぱりとさせる。その飯物は筍御飯でこれまた春めかしい。木の芽が良いインパクトを添えている。

最後の贅沢とばかりに前回驚かされた魔訶も一杯いただいた。今回は経験値があるのでワインという認識よりはやはり日本酒として愉しめた。鼻から抜けるフルーティーさは変わらない。自分を癒したい時にはまた飲もう。

一つ思うにやっぱりカウンターがいい。店の方と話をしながら、日本酒が並ぶセラーを目でも楽しみながら皿と酒を益々旨いものにしてくれるからだ。

是非違う季節に再度訪問しようと思う。
ご馳走様でした！!

お気に入りの店となった圓谷さんを1度目の訪問から1週間後に早速再訪問。
気軽に行ける価格帯ではないが丁度結婚記念日だったので嫁さんも連れて行きたくて思い切ってしまった。とはいえ、全く後悔無し。素敵な結婚記念日を過ごさせて頂いた。

今回は前回座ってみたかったカウンター席を予約。予約時には「少々コースには狭いですがよろしいですか？」という店員さんの対応にも真摯さが伺えた。実際に座ってみるとやはりカウンター越しに眺める酒瓶達が美しい。

料理は前回と同じコースかつ1週違いなのでほぼ同じ内容であったが、刺身の真梶木と籠の名古屋コーチンの塩煮が異なっていた。勿論前回と変わらずすべてが美味しいので料理については控えておく。ただお米の旨さを証明する良い写真が取れたので参考にしてほしい。

今回はお酒について少し記したいと思う。これまた同じく飲み放題を付けたのだが、カウンターで飲み物を一手に仕切っている店員さんと話をしながら食事が出来たので色々と教えてもらった。カウンターを利用する醍醐味である。飲み放題は秀撰、霞月と＋αは今回も人生感意気であった。人生感意気はちょっと自分には辛口すぎるので秀撰をメインに楽しんでいたのだが、メニューも見ながら食事をしていると飲んだことがない蓬莱泉も試したくなってきた。店員のお兄さんも商売上手でグラスでも飲ましてくれると言い、私を乗せてくれたので空よりも貴重な吟と魔訶も結婚記念日を理由に頼んでしまった。まず吟は研ぎ澄まされた山田錦を使って熟成されているのでそりゃあ旨みが違う。しかし何より驚いたのが魔訶だ。兵庫の方で自社栽培して作っているという貴重な夢山水という米を30%精米で作り上げた限定品だ。一口飲んで混乱した。これはワインではないかと？旨みだけではなく鼻に抜けてくる香りはフルーティーである。飲むほどに米の旨さが認識されて日本酒なんだと漸く分かる。ここ数年で一番感激した酒である。機会がある方は是非試してほしい。グラスだと2,000円程度だ。写真を撮りますかと店員さんが冷蔵庫から瓶を出して声をかけてくれたので有難く記念に撮影した。

満足して帰路について暫く歩いているとカウンターの店員さんが忘れてしまったお品書きをもって駆けつけてくれた。寒い夜道だったのに有難うございました。

前回よりもサービス、雰囲気、酒の評価を上げさせて頂いた。
是非再度訪問したい名店である。
ご馳走様でした！

大学時代の古い友人が遂に結婚したので嫁さんを紹介してもらうべく、これまた大学の後輩に当店を選んでもらって4人で一席を設けた。冒頭から言ってしまうが大当たりのお店だった。

蔵を利用したようで外観も内観もしっとり落ち着いている。四間道という場所柄も合っている。
レストランスペースとバースペースで分かれているようで今回はバースペースの2F席に通された。2F席のテーブルは二つだけなので落ち着いて話が出来る。ただカウンターも美しく日本酒が並べられているので楽しそうだ。次の機会があれば使ってみたい。

食事は1人8000円の懐石コースに飲み放題1500円を付けた。呑み助の自分は蓬莱泉の空や吟が普通においてあったので非常に飲みたかったが、友人夫妻が主役の場、控えておいた。ただ店で空の4合瓶が8000円以下ならお買い得だと思う。飲み放題は梅酒もあったので友人の嫁さんが頼んでいた。日本酒は秀撰、霞月とその日のチョイスで+2種類が選べる。どれもすっきりもしくは辛口よりでこの値段で十二分に嬉しいが、やや甘口もしくは旨口タイプも欲しかった。そして何より和らぎ水とした提供される仕込み水が旨い！そりゃあ酒が進みます。

食事も先付に始まって飯物までどれも贅沢な味わいだ。特に気に入ったのは出汁の濃さが丁度良かった椀物と、刺身の中でも味噌濃厚、甘み十分だった牡丹海老、カゴに入っていた恐らく食べたことがなかった牛のハムと葉ワサビだ。葉ワサビは辛めの日本酒と抜群の組み合わせだったが、まだまだ知らなくて楽しめる味のコンビがあると感激した。締めのご飯もふっくらつやつや、程よい固さと甘さに幸せを感じた。8000円はそこそこの値段だがCPは高い味と量であった。サーブごとに色々質問して一生懸命応えてくれた店員さんにも感謝。

絶対にまた来る！と決めた。友人夫婦も大満足だったようで楽しい会食の時間を過ごせた。

ご馳走様でした！！