☆一番星みぃつけた☆ : 一番星 名駅店

A君とスーパー銭湯で整ったあと、夜飯でラーメンを食べるべくBM店舗から検索して行ってみることになりました。
こちら「一番星名駅店」はナゴヤの台所である"柳橋中央市場"脇にあり、ずっと以前からお店の存在は知っていましたがわざわざBMすることもないままでした。
最近寒くなってきたこともあって、先月実行した"ラーメン強化期間"の最中にラーメン店のラインナップを増やそうとBMしてみたうちの一つです。
ラーメン店のチョイスに悩んだとき、ラインナップが豊富だと助かりますね。今回はまさにこのパターンでした。

夜の名駅エリアに来たのは久しぶりです。
今日は平日ですが街行く人達は楽しそうに歩いていますね。そう、世間のサラリーマン達は忘年会シーズン真っ只中なのでした。
え？私達は一杯呑んできたんじゃないのかって？？
それは来週に持ち越しです。A君や他の友人と呑む約束をしているからです。
酔客や客引きの子たちをかき分けながら「一番星」に到着しました。
時刻はPM19:10、ビル風がからだに痛いほど沁みますね。
ブルブルブル…湯冷めしたかも。
早速入店しましょう。

入店すると店内は先客ゼロ、皆さん〆のラーメンを食べに来るには少し早いようです。
空いているテーブル席に着席し、メニューをひと通り眺めてみると豚骨ラーメンをベースにしたラインナップが揃っていますね。その中から私は一番ベーシックな「らーめん(750円)」を、A君は「みそらーめん(790円)」を注文しました。
(A君の写真は割愛します)
メニューや店内には麺の硬さ指定が書いておらず、こんな時はあえてリクエストしないのもアリでしょう。
因みに数分後に隣席したお客さんは麺の硬さについてお伺いを立てた上、かためリクエストをしていました。
どうやら訊けば対応してくれそうです。

店内はテーブル席ばかりで構成され、カウンター席はありません。テーブル自体は2人用卓しかないので、人数によってフレキシブルに変えられます。
柳橋市場にへばり付くような建物なので店内は広くなく、こうした密室感は男心をくすぐりますね。

注文からおよそ5分、相次いで注文品が運ばれてきました。
それでは、いただきます。

メニュー写真どおりなビジュアルはどこか見覚えがあるような気がしますが…要はどこにでもあるような典型的な豚骨ラーメンだということでしょうね。
スープは見た目からしてあっさりしてそうです。真ん中には紅生姜が、脇にはキクラゲが添えられています。
まずは麺よりも先にスープを飲んで温まりましょう。
やはりあっさりとした味わいです。先日訪ねた「鶴亀堂」とは真逆の豚骨スープだと言えます。
とはいえあっさりしつつもコクや旨味を感じ、思わずスープばかり飲んでしまいそうになります。
コクの正体は黒っぽい液体でしょうか。
メニューの裏を見てみると何が入っているかがひと目でわかり、液体の正体はマー油でした。他にも揚げニンニクやカエシとしてうす口醤油も入っているようです。
なるほど、これならあっさり感じてもウマいはずですね。

替え玉を注文するつもりなのでスープは一旦ストップし、麺をいただきましょう。
茹で加減のリクエストをしていませんが、この麺なら何も言わなくても充分ウマいですね。極細ストレート麺ではなく中細ストレート麺を使っているからです。
喉越し良く歯ごたえもあってウマい！！
この麺でかた茹でリクエストをしたら、恐らくアルデンテ過ぎてイマイチな味わいになるような気がしました。
"豚骨ラーメン＝麺はかた茹で"と思いがちですが、店内やメニューに茹で加減の表記がなければそのままいただいた方がいい場合もありそうです。
麺を啜り、合間にキクラゲのコリコリ食感を愉しみながら食べ進めていきます。チャーシューは…きっとウマいんでしょうが何せペラペラ過ぎてリフトすらできず、麺と一緒に一瞬で胃袋に消えていきました。

あらかた麺を食べたあたりで店員さんに「替え玉(160円)」を注文しました。当然ここでも茹で加減リクエストは訊かれません。
やがて替え玉が平皿に載って到着しました。
皿から直接丼にダイブさせ、よくほぐしていただきます。
卓上グッズにはスープが薄まった時用のタレはなく、代わりにコクを増すべく生ニンニクを入れてみました。
控えめにひと匙…ふた匙、スープに溶かすと…ウマい！！
少しずつ50の大台が見え始めてきた年齢の私にとってニンニクは必須アイテムです。
昔は、それこそ40をちょい過ぎたあたりまではニンニクなど特段欲することもなかったはずなのに…今やあったらあっただけ使いたくなる媚薬のような存在のニンニク。若い頃のようにスピーディーな疲労回復が難しくなったということでしょう。
ふた匙ばかりで済むはずはなく、小瓶のほとんどを使ってしまいました。おかげでスープにコクが出まくり、完食完飲ごちそうさまでした。

さて、東山線に乗って帰りましょう。名古屋駅からだと必ず座れますからね。
いくらニンニクを摂取しても立ったまま地下鉄には乗りたくないです…藤が丘ユーザーは着席が基本なので。