【一度は食べたい!!】絶品塩ラーメン 28選 ☆東京23区編☆

【一度は食べたい!!】絶品塩ラーメン 28選 ☆東京23区編☆

ラーメンの中でも本当に難しいと言われている「塩ラーメン」。塩は、醤油や味噌のような発酵調味料と異なり、独自の旨味成分を持っていないため、塩だけで美味しさを十分に引き出すのは一筋縄ではいきません。多くの料理人はミネラル分が豊富な塩を使用したり、異なる特性を持つ複数の塩をブレンドしたりしています。

更新日:2023/10/13 (2014/11/19作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる40632の口コミを参考にまとめました。

シンプルな美学!ようこそ「塩ラーメン」の深遠なる世界へ

東京・23区内のタレで塩を使っているラーメンで
「食べて美味しかった!」「あの店、いいかも!」「オススメ!」
と聞いたお店を、実際にお店に伺ってきたので、ココにまとめます。

塩は、醤油や味噌のような発酵調味料と異なり、独自の旨味成分を持っていないため、塩だけで美味しさを十分に引き出すのは一筋縄ではいきません。そのため、多くの料理人はミネラル分が豊富な塩を使用したり、異なる特性を持つ複数の塩をブレンドしたりしています。さらに、昆布や貝などの食材から抽出した旨味を加えた特製の塩ダレを作ることで、スープの味わいをより豊かにしています。

塩が本来持っていない旨味が、逆にスープの素材の風味がダイレクトに感じられ、塩ラーメンは他の種類のラーメンに比べてごまかしが効かない一面があります。この特性を理解し、塩を主役に据えたラーメンを提供する店は実は少ないのです。

これは、スープに自信があるからこそ成せる一杯を提供されているとも言えます。

SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店

SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店

東京・新宿御苑前の「SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」。
蛤スープの先駆者。
人気と実力を兼ね備えた、ミシュラン一つ星の名に恥じない、独特な香りとスープの深みが特徴の一杯を提供しています。

特製塩そば

SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店

スープは三部構成。
三重県桑名産の新鮮な蛤、愛媛県宇和島産の大量の真鯛、そして本枯れ鰹節と真昆布など数種類の乾物を使用した和風出汁の絶妙な配合が、スープに驚くほどの奥行きを与えています。

自家製の中細ストレート麺は、この特異なスープと完璧に調和。
噛みしめるほどに風味が増し、それぞれの食材の個性を楽しむことができます。

低温調理された豚肩ロースチャーシュー。
そのしっとりとした質感が肉の旨味を引き出し、一杯の中で印象的な存在感を放っています。

白トリュフオイルの使用も忘れてはならないポイント。
この香り高いオイルが、すでに深いスープにさらなる層を加え、食べる者の舌を魅了します。

Ramen Break Beats

Ramen Break Beats

東京・目黒にある、今注目の人気店「Ramen Break Beats」。
新時代の風格が感じられる極上の逸品。
福岡、東京でイタリアンやフレンチに従事した後、カナダのトロントで約8年間創作和食に携わり、独学でラーメンを追求。
店主の世界観が凝縮した一杯がいただけます。

特上塩らぁ麺

Ramen Break Beats

柑橘の香りがふわりと漂うクリアなスープは、地鶏をベースに穴道湖のしじみ、干し貝柱、羅臼昆布、鰹節などを加え、複雑な旨味の絶妙な組み合わせを実現。
塩ダレに使用されたミネラル豊富な海人の藻塩は、スープの味わいを一層引き立てています。

麺は三河屋製麺の中細角ストレート麺で、スープとの調和が最高でした。
トッピングはやまゆり豚の低温スモークチャーシュー、国産豚の肩ロース煮込みチャーシュー、鴨のロース、ワンタン、真っ赤卵の味玉など、全てがこだわり抜かれた究極の逸品でした。

見た目の美しさから、口の中で広がる別次元の世界まで。
言葉で表現しきれないほどの感動が詰まった一杯でした。
絶品としか言いようのない、人気店の実力を体感できる一杯でした。

神名備

神名備 - JR山手線・東京メトロ千代田線西日暮里駅徒歩10分のところにあります。

東京・千駄木の「神名備」。
薬膳やエスニックな香りが心地よく広がり、まさに唯一無二の個性豊かな一杯。
外見からはジャンク系ラーメンと思われがちですが、一口すすればその予想は裏切られ、とても上品で重厚なスープと秀逸なチャーシューが待っています。

塩ラーメン

神名備

スープは、豚や鶏の動物系、昆布、節、煮干しといった魚介系、さらに香味野菜や椎茸などが複雑に絡み合い、無化調ながらも圧倒的な深みと旨味を醸し出しています。
そして、中太の玉子麺はまさに懐かしき中華そばを思い起こさせ、そのコシとモチモチした食感が、この繊細なスープと見事に絡み合います。

こちらのラーメンの特徴である手のひら以上の大きさのチャーシューは、その厚みからは想像もつかないほどの柔らかさを持ち、八角などのスパイスが織り成す香りと味わいは、ここでしか味わえない一枚と言えるでしょう。

外見からはジャンク系ラーメンと思われがちですが、一口すすればその予想は裏切られ、とても上品で重厚なスープと秀逸なチャーシューが待っています。
まさに見た目とは一線を画す、独特な一杯の塩ラーメンです。

Homemade Ramen 麦苗

Homemade Ramen 麦苗

東京・大森の「Homemade Ramen 麦苗」。
単なる言葉では表せないほど深く、次元を超えた、言葉で表すとチープになりそうで申し訳ないほどの逸品。
一杯の中に詰まった多層的な美味しさと、素材と技術へのこだわりが体感できます。

塩らあめん 極上トッピング

Homemade Ramen 麦苗

化学調味料類や酵母エキスを一切使用しない、天然素材由来の出汁へのこだわりがこの一杯の基盤を築いています。
地鶏の丸鶏、ガラ、枕崎産本枯鰹節、煮干、道南産真昆布などから抽出された出汁は、丁寧に配合され、奥深い味わいに仕上げられています。スーッと身体に染み入る感覚は、まさに至福の時間。

自家製の中細麺には国産小麦を使用し、もっちもちの喉越し抜群の食感が楽しめます。
この麺の美味しさは高次元に達しており、一口食べるごとに感動が広がります。

トッピングの豪華さもこの一杯の魅力を高めています。
味玉、黒豚ワンタン、黒毛和牛、海苔、そして特に印象的だったのが、スモークされたチャーシュー。口の中で香りがブワッと広がり、群を抜いた肉肉しさで、思わず「うまい!」の一言が漏れました。

饗 くろ喜

饗 くろ喜

東京・秋葉原の「饗 くろ喜」。
店主の黒木さんは料亭、イタリアンを経てラーメンの業界へ。
「上質・本物」をコンセプトに一杯のらーめんに取り組まれています。
本当に素晴らしい、和食の上品さを感じさせる究極の麺料理を体験できました。

特製塩そば

饗 くろ喜

塩は、岩塩や藻塩など、海・山・湖の5種類の塩を配合しており、塩味・旨味・苦味それぞれの特徴を巧みに生かしています。
スープは丹波黒どり・甲州地どり・京鴨・豚・真昆布・野菜を3段階の温度管理、火の入れ方で旨味を抽出。
その滋味深いスープはまろやかに包み込まれ、最上級に上品な味わいを醸し出しています。
麺は手揉み麺と、細麺から選べ、今回は喉越しの良い細麺を選択。
自家製のストレート細麺で、この麺がその上品なスープと絶妙に絡みます。
チャーシューはスペイン産ガリシア栗豚のバラ肉と国産のシキンボ(外もも)の豚を使用
そのすべてが最上級の品質を誇ります。

らぁ麺や 嶋

らぁ麺や 嶋

東京・西新宿五丁目の「らぁ麺や 嶋」。
平日日中のみの営業という限られた時間にもかかわらずその名声にふさわしく、いつも行列が絶えないお店。
スープ、麺、それぞれのトッピング一つ一つが高次元で、丁寧に仕上げられています。

特製らぁ麺しお

らぁ麺や 嶋

この店のオーナーは、故 佐野実さんの「支那そばや」出身で、その伝統と技術がしっかりと受け継がれています。
師匠から伝授された山水地鶏を使用したスープは、その深みと香りが絶妙です。
そして何と言っても、塩ダレが素晴らしい。
そのキレとスープの香りが口の中で完璧なハーモニーを奏でます。

特製らぁ麺のトッピングには、提供直前に炭火焼される焼豚モモと鶏モモ肉、昆布〆低温鶏胸肉、海老雲呑、肉雲呑、味玉、タルトゥファータが盛りだくさん。
それぞれのトッピングが一つ一つ高次元で、丁寧に仕上げられています。

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 東京本店

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 東京本店

東京・蒲田の「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 東京本店」。
一杯一杯に店主の情熱と技術が詰まっていることを感じる、濃厚なしじみ汁の旨味と、それを支える具材たちのハーモニーに、心からの感動を覚えました。

穴道湖しじみ中華蕎麦

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 東京本店

丼を目の前にすると、しじみの香りがふわっと広がります。
この香りは、店主が複数の産地のしじみを食べ比べ、結果として島根県・穴道湖のしじみを厳選して使用した結果です。
この身が肉厚なしじみから抽出されるエキスは、中火で2時間半煮込むことで得られます。
そして、雑味が出るギリギリの瞬間に火を止め、透明感ある、そしてクリアな味わいのスープに仕上げられています。

塩のマイルドな風味が、このスープをストレスなく飲み干すことを可能にしています。
爽やかな辛味を持つ緑鮮やかな芽ねぎが、スープの風味を引き立てます。
そして、薄桃色のチャーシューが透明感あるスープの中で、その美しさを際立たせています。
このチャーシューも、低温調理により、柔らかく、肉の旨味をしっかりと感じることができました。

入鹿TOKYO 六本木

入鹿TOKYO 六本木

東京・六本木にある「入鹿TOKYO 六本木」。
ラーメンの新たな可能性を感じさせる、ミシュランビブグルマン獲得のお店。
店主の小川和弘さんは、AFURI、凪、一燈といった極めて有名なラーメン店で研鑽を積み、その経験を独自のスタイルで確立していました。

特製柚子塩らぁ麺

入鹿TOKYO 六本木

名古屋コーチン、鹿児島の黒豚、宮島のムール貝、そして伊勢海老の4種類のスープを別々に炊き上げ、最終的に一つのスープに仕上げるという業界初の挑戦をされています。
特定の素材が支配的にならず、相乗効果によって香り高く、深みのある味わいが生まれています。
麺は国産小麦「春よ恋」を使用した全粒粉入りの中加水細麺。
清澄な見た目と穀物の風味が口中に広がります。
豚・鶏や鴨チャーシュー、鶏団子や海老団子、そして比内地鶏の煮卵などのトッピングも独特で、スプーンに乗ったイエローコーディアルペーストには季節の果物と数種類のスパイスが組み合わさっています。
モダンな感性を存分に発揮し、一杯のラーメンに高度な複雑さをもたらしています。

中華そば べんてん

中華そば べんてん

東京・成増にある名店「中華そば べんてん」。
1995年に高田馬場で創業。
2016年9月に今の場所に移転してからも名店としてその地位を保つ『べんてん』。
その名声に違わぬ、絶品の一杯がここにはあります。

塩ラーメン・中

中華そば べんてん

美しい自家製麺は、小麦の風味が豊かで、噛みしめる度に溢れ出る味わいが舌を喜ばせます。
モチモチとした食感の中太麺は、食べ応えも十分。
この麺が、豚骨の旨味と節系の豊かな風味が交錯するスープと絶妙に絡み合い、ラーメンの全体像を一層引き立てます。

特筆すべきは、提供直前に熱々のオイルを針生姜とネギの上から「ジュッ」とかけられ、一瞬にして香ばしさが口の中に広がる瞬間。
あの瞬間から、味わいが一気に深みを増し、すべてが一つのハーモニーを奏でます。

迫力満点の大判肉厚な肩ロース煮豚チャーシューは、肉の旨味がギュッと凝縮されており、その食感は柔らかさとほどよい歯応えが共存しています。
自家製メンマも絶妙な仕上がりで、一杯の中で個々の存在感を放ちつつ、全体としてのバランスを崩すことはありません。

ジャパニーズ ラーメン 五感

ジャパニーズ ラーメン 五感

東京・東池袋の隠れた名店「Japanese Ramen 五感」。
店内に入ると、和モダンなおしゃれな空間が広がり、心地よい時間の始まりを感じさせてくれます。
そして、ラーメンに対する新たな理解と感動を与えてくれました。

特上塩らぁめん

ジャパニーズ ラーメン 五感

注文した『特上塩らぁめん』のスープは、名古屋コーチン、比内地鶏、はかた地どり、豚骨を使い、天然羅臼昆布で旨みをプラス。更に、千葉県産天然蛤、北海道産天然あさり、茨城県涸沼しじみ、ホタテ貝柱をふんだんに使用した貝出汁が、上品な味わいを極めていました。

麺は中細ストレート。
ツルツルとした食感と喉越しは、一口ごとに楽しさを感じさせるものでした。

トッピングのお肉は、山形豚ロース大判、鳥取県産大山鶏胸肉、近江鴨胸肉と、それぞれの肉の個性が際立っており、絶品でした。

無化調、無酵母エキスで仕上げられたこの一杯は、まさに日本のおいしいものが凝縮された究極の一杯でした。

ラーメン屋 トイ・ボックス

ラーメン屋 トイ・ボックス - 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」3番出口より徒歩2分。

東京・東日暮里の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
今年の12月15日で開店10周年。
ミシュラン東京のラーメン部門が初めてノミネートされた2015年からビブグルマンに掲載されるなど、その実力は確かなものがあります。

特製ロース塩ラーメン

ラーメン屋 トイ・ボックス

『特製ロース塩ラーメン』は、比内地鶏、山水地鶏、淡海地鶏の3種類を使用したスープを感じ、力強くもまろやかな出汁感が特徴で、水と鶏だけで抽出される深いコクを感じます。
塩ダレは複数の海の塩を使用し、旨みの重層感を楽しめます。
また、山椒油の香りがアクセントとなり、一層の引き立て役を果たしています。

麺は大成食品のストレート細麺。
小麦の風味とモチモチとした食感が絶妙に絡み合います。
豚チャーシューは豚肩ロースと豚バラを使用し、その肉々しさとジューシーさは圧巻です。
さらに穂先メンマ、白髪ネギ、九条ネギ、糸トウガラシがトッピングとして加わり、一杯のラーメンが一段と華やかになっています。

ラーメン巌哲

ラーメン巌哲

東京・早稲田の「ラーメン 巌哲」。
一口いただくと関西の風情が蘇る絶品の世界が広がります。
驚かされるのが、深みと洗練が共存するスープの味わい。
深いこだわりと独自の美味しさを感じることができる一杯でした。

鮪塩

ラーメン巌哲

まず驚かされるのが、深みと洗練が共存するスープの味わいです。
滋賀の淡海地鶏の丸鶏と胴ガラに、豚骨の重厚な味わいを加え、京都のマグロ節の上品な余韻を絶妙に織り交ぜたスープは、その透明感からは想像できないほどの滋味深さを有しています。

そして、そのスープを見事に引き立てる中細ストレートの自家製麺。
真空ミキサーによって小麦の鮮度を保ったこの麺は、オーストラリア産の小麦を使用し、準強力粉の「プライムハード」、さらには希少な中力粉「ASW」をブレンドしています。
この麺は力強い風味と独特の歯応えを持ちながら、一方でなめらかな喉越しを提供してくれます。

チャーシューは、カナダ産のSPFポークを用い、窯でじっくりと焼き上げられ、スモーキーな味わいが口の中に広がります。
さらに、天然マグロのブツ切りは日本酒でふんわりとフランぺされ、絶妙な食感が楽しめます。

創作麺工房 鳴龍

創作麺工房 鳴龍

東京・南大塚の名店「創作麺工房 鳴龍」。
その実力は、2017年から6年連続でミシュラン1つ星の獲得という形で証明されています。
この実力が最大限に発揮された一杯は、上品で華麗で秀逸な一杯で、ラーメンを楽しむという体験そのものを新たな次元へと高めてくれました。

塩拉麺

創作麺工房 鳴龍

スープは、丸鶏、牛骨などの動物系と羅臼昆布、カツオ節、生ガキなど20種類以上の食材が絶妙に組み合わさっており、その重層的な味わいが口の中で広がります。
上品さと深みが共存するそのスープは、一口ごとに新しい発見を与えてくれるものでした。

麺は、全粒粉入り多加水の中細自家製麺で、つるつるとした食感と、スープがよく絡むことが特徴。
この麺とスープのマリアージュは、まさに抜群で、一口食べるごとに幸福感が増していきました。

そして、トロトロにやわらかく煮込まれた豚バラロールのチャーシューは、その食感と風味で、さらに一杯の印象を高めてくれました。

麺屋一燈

麺屋一燈

東京・新小岩の名店「麺屋一燈」。
まず目を引くのは、その黄金色に輝くスープ。
通常の3倍の鶏ガラを使用して炊き上げられたスープは、澄んだ中にも突き抜ける旨みと深みを秘めています。
その味わいは、従来のあっさりとしたラーメンの概念を一新する、まさに優雅な世界へと誘ってくれます。

特製塩芳醇香味そば

麺屋一燈

まず目を引くのは、その黄金色に輝くスープ。
通常の3倍の鶏ガラを使用して炊き上げられたスープは、澄んだ中にも突き抜ける旨みと深みを秘めています。
その味わいは、従来のあっさりとしたラーメンの概念を一新する、まさに優雅な世界へと誘ってくれます。

麺は自家製のストレート中細麺。
喉越しの良さと、そのスープとの絶妙な絡みは、舌の上で踊るような美味しさ。

トッピングとして添えられる真空低温調理された鶏と豚ロース、バラのチャーシューは、その柔らかさとジューシーさで口の中に広がる肉の旨味が最高のアクセントとなります。

麺処 ほん田 秋葉原本店

麺処 ほん田 秋葉原本店

東京・秋葉原の「麺処 ほん田 秋葉原本店」。
21歳で革命的なラーメンを作り上げ、若き天才と称された本田店主が手掛けるこの一杯。
期待を超える驚きと感動を提供してくれ、単なる一杯のラーメンを超えた、極上のガストロノミー体験でした。

特製塩

麺処 ほん田 秋葉原本店

地鶏、豚、魚介のトリプルスープ。
綺麗に透き通ったスープは、塩加減が絶妙で深みのある味わいが楽しめます。
優雅で洗練されたその風味は、一口飲むごとに多層的な魅力を引き出してくれます。

麺は中細ストレートの自家製麺。
高次元で調和された食感が一杯の完璧さを際立たせています。
喉越しと、スープとの絶妙な絡みは、忘れがたい体験。

特筆すべきは少し厚めにカットされたチャーシューの4種類。
低温調理、吊るし焼き、オーブンでの焼き上げ、そして鶏チャーシュー。
それぞれの調理法が生み出す異なる食感と風味は、まさにアートの域。
一皿に盛り込まれた多種多様なチャーシューの世界は、その独創性で味覚を魅了します。

麺屋 Hulu-lu

麺屋 Hulu-lu

東京・池袋の「麺屋 Hulu-lu」。
ハワイ好きの店主が提供するこのラーメンは、他では味わうことのできない特別な一杯。
心地よいそよ風を感じるような、明るい笑顔と暖かい接客が、このラーメン体験を一層際立たせています。
一杯一杯に込められた愛情は、心にも温かく響くものがありました。

塩SOBA

麺屋 Hulu-lu

スープは地鶏と鶏ガラで仕上がった黄金色の美しい逸品。
煮干しがメインの魚介ダシ入り塩ダレが、その味に奥行きと独特の風味を添えています。
ハワイの水を使用した全粒粉入り中細ストレートの自家製麺が、スープとの絶妙なバランスを成し遂げています。
麺とスープのすっきりとしたクリアな味わいはベストマッチ。

店内の落ち着いた雰囲気は、食事の時間をより一層楽しいものにしてくれます。
ハワイの心地よいそよ風を感じるような、明るい笑顔と暖かい接客が、このラーメン体験を一層際立たせています。
一杯一杯に込められた愛情は、心にも温かく響くものがありました。

麺や金時

麺や金時

東京・江古田の「麺や金時」。
2015年から2019年まで5年連続で『ミシュランガイド東京』のビブグルマンに選ばれるほど、その価値が認められています。
これこそが、高いコストパフォーマンスと品質を両立させた究極の一杯でした。

特製塩らぁ麺

麺や金時

鶏ムネ、モモの挽き肉を低温でじっくりと煮出し、中華料理の技法を用いて現代的なラーメンに仕上げられています。
この澄み切ったスープには、深みと奥行きが感じられます。

麺はストレートな細麺を使用。
その喉越しの良さは、一口すするごとにその品質を確信させてくれます。
チャーシューは鶏肉を使用し、そのふんわりとした食感は口の中で広がります。

また、自家製のエビ団子。
その存在感は一杯の中でも抜群で、ふわふわとした食感が非常に印象的でした。
穂先メンマの歯応えもバツグンで、全体の食感を更に引き立てています。

牛骨らぁ麺マタドール

牛骨らぁ麺マタドール

東京・北千住の「牛骨らぁ麺マタドール」。
牛骨、牛アキレス、牛筋を組み合わせ、香味野菜、魚介乾物、山菜乾物と共に30品目以上の食材で出汁を取る、独創的な一杯。
これほどの工夫と技が注ぎ込まれたラーメンは稀有で、一度食べれば忘れられません。

贅沢和牛塩らぁ麺

牛骨らぁ麺マタドール

スープは、牛の要素を存分に感じられるしっかりとした味わいでありながら、あっさりとした口当たり。
これほど多くの食材を使用しながらも、バランスを見事に保っています。

麺は三河屋製麺の全粒粉のストレート細麺。
小麦本来の味わいが強く、もっちりとした食感が楽しめます。この麺が、牛骨の独特の風味を引き立てています。

オーストラリア産の牛股肉から作られた自家製ローストビーフ焼牛と国産牛バラ肉の贅沢な組み合わせ。
これらのお肉が、ラーメンの味わいに奥深さと高級感を加えています。

一杯の中に牛の魅力を凝縮した、特別なラーメン体験を提供してくれます。
これほどの工夫と技が注ぎ込まれたラーメンは稀有で、一度食べれば忘れられない一杯です。

らーめん改

らーめん改

東京・蔵前の「らーめん改」。
海の恵みが一杯に凝縮された至福の時を与えてくれます。
店主の木場幸治さんは、東京・青梅市の名店「いつ樹」出身。
ただ美味しいだけでなく、食材一つ一つへの敬意と繊細な調理法が感じられる、まさに極上の一杯でした。

全部入り貝塩らーめん

らーめん改

注目は独特なスープ。
浅利、牡蠣といった貝類と煮干しをベースにした、魚介系だけで作られたスープ。
まるで和のお吸い物を楽しんでいるかのような気分にさせてくれます。
臭みの一切ない、貝の力強い風味が口の中でふわっと広がり、最後まで熱々のうちに楽しむことができました。
また、塩ダレが、魚介の風味と絶妙にマッチ。
そして、柚子の皮が加えるさわやかな香りが、その全体を引き締めています。

麺は店舗2階で自家製造されゆでる直前に手もみで縮れる太麺。
多加水で作られており、スープをしっかりと吸い上げるモチモチとした食感が特徴です。

トッピングもまた、和を感じさせるものが並んでおり、チャーシュー、たけのこ、わかめ、ネギと、一口ごとに様々な食材が口の中で楽しいダンスを演じてくれました。

らぁめん ご恩

らぁめん ご恩

東京・野方の「らぁめん ご恩」。
2022年3月6日にオープン。
毎日400羽分の手羽先の骨を手作業でカットし、その上で7時間も煮込むという、手間暇を惜しまない情熱が詰まっています。
一口すすると、その努力と情熱が口いっぱいに広がり、心まで満たされる瞬間でした。

特製ご恩らぁめん 塩

らぁめん ご恩

スープは鶏の手羽先だけを使い、7時間も炊いて作る鶏清湯スープです。
その手間暇をかけて作られたスープは、日高昆布と干しエビを隠し味に用い、鶏の出汁を引き立てています。
タレには内モンゴル産の岩塩を始めとする4種類の塩を使用。
優しい飲み口でありながらも、味わいが非常に深い一杯が完成しています。

麺は低加水の中細麺で、すすり心地がよく、歯切れも抜群です。
スープとの相性はもちろん、ほろほろとした食感の豚肩ロースチャーシューとしっとりとした鶏胸肉チャーシューも見逃せません。

この極上の一杯は、毎日400羽分の手羽先の骨を手作業でカットし、その上で7時間も煮込むという、手間暇を惜しまない情熱が詰まっています。

一口すすると、その努力と情熱が口いっぱいに広がり、心まで満たされる瞬間でした。

らあめん 元

らあめん 元

東京・蓮根の「らあめん元」。
14年連続である雑誌の賞レースに輝いているのも納得の一杯。
上品な香りが食欲をそそり、一口すすれば鶏油による深いコクが舌の上を滑ります。

特製塩らあめん

らあめん 元

スープは、鶏の首ガラとサンマ節がベース。
その上品な香りが食欲をそそり、一口すすれば鶏油による深いコクが舌の上を滑ります。
昆布や貝柱、そして岩塩の塩ダレは、その旨味をより一層際立たせ、鶏と貝柱の芳醇な味わいを絶妙に引き出しています。

スープをよく支えるのが三河屋製麺のストレート中細麺。
滑らかで優れた喉越しは、鶏の旨みが凝縮されたクリアなスープと見事にマッチしています。

さらに、トッピングにも目を奪われます。
ジューシーな豚チャーシュー、そしてバラ、肉団子、穂先メンマなど、一つ一つの具材がこのらーめんの満足度を高めていました。

中華そば 満鶏軒

中華そば 満鶏軒

東京・錦糸町の「中華そば 満鶏軒」。
鴨にとことんこだわった逸品。
鴨の魅力を存分に感じられる一杯で、その細部に至るまでのこだわりが伝わってきます。
一度食べれば、その独特の風味と深みに心奪われることでしょう。

特製鴨中華そば 塩

中華そば 満鶏軒

このラーメンは、100%地鴨スープが特徴!
大量の鴨を水だけでじっくり炊きあげ、その存分に旨味を抽出。
そこに鴨油とフォアグラ油、塩のみで味付けを施す、まさに鴨の極みを追求した一杯です。
その風味の深みは圧巻で、一口すればその上品な味わいにハマること間違いなし。

麺は歯応えを重視した中細ストレート麺。
その歯応えが、鴨スープのリッチな味わいと相まって、一層の満足感を提供してくれます。

真空低温調理された鴨肉の使用は、肉の質感を最大限に引き出し、その奥深い旨味と共に、鴨中華そばの絶品さを際立たせています。

鴨の魅力を存分に感じられる一杯で、その細部に至るまでのこだわりが伝わってきます。

麺処 しろくろ

麺処 しろくろ

東京・八幡山の「麺処しろくろ」。
独自の世界観の一杯は、味わい深く繊細な魅力が詰まっています。
貝出汁の旨味を極限まで引き立てたこのラーメンは、まるで海を旅しているかのような感覚に浸れます。
淡麗でありながらもその奥深い味わいに大満足です。

浅蜊とムール貝の汐そば

麺処 しろくろ

スープは大量の厳選された国産浅蜊から炊き出され、繊細な旨味が口の中に広がり、その後にムール貝の芳醇な香りが追いかけるように溢れ、貝出汁の旨味が全体を包み込みます。

麺は、三河屋製麺の低加水中細ストレート。
ツルツルとした舌触りと、抜群の歯切れが特徴で、スープと絶妙に絡み合いながら、淡麗ながらも奥深い貝出汁を更に際立たせます。

分厚い豚ロースチャーシューは一口噛むとじゅわっと肉の旨味が広がります。
弾力あふれる鶏チャーシューは、口の中で優雅に踊り、シンプルながらも豊かな味わいを楽しめます。

貝出汁の旨味を極限まで引き立てたこのラーメンは、まるで海を旅しているかのような感覚に浸れます。

MENSHO

MENSHO

東京・護国寺の「MENSHO」。
日本の海や畑で採れた国産食材だけを使用しており、その調理には職人たちの仕事への敬意が感じられます。
美味しさはもちろんのこと、無駄なく、愛情を込めた一杯が提供されています。

奥能登の塩らぁめん

MENSHO

真昆布と貝の出汁が基盤となり、国産親鳥の清湯スープは透明感あふれる味わいです。
奥能登の揚げ浜塩をタレに使用することで、500年前から続く揚浜式製塩のプロセスが、スープにコクと深みを加えています。
太陽の恵みで乾燥し、山の薪で炊いた塩は、里山里海の恵みと味わいが旨味となり、口の中で広がります。

麺は、国産小麦のユキチカラとユメカオリを使用した自家製の平打細麺。
しなやかな食感は、スープとの相性も抜群。
一口食べれば、そのこだわりが感じられることでしょう。

3日かけて麹漬けされたチャーシューは、口の中で溶けるような柔らかさと深い味わいが楽しめます。

成城青果

成城青果

東京・芦花公園の「成城青果」。
店主は、一般の会社員からラーメンの世界へと変わり、多くの先輩ラーメン店大将たちからのアドバイスで夢のラーメン店を開業。
シンプルながらもその奥に深い味わいと情熱を秘めています。

塩そば

成城青果

看板メニューが『塩そば』。
一点の曇りもないクリアなスープ。
その香りは複数の鰹節、羅臼昆布、煮干しを使用した和風だしの結晶で、鼻をくすぐる香り高さ。

スープと一緒に織りなすのが、美しく織り畳まれた麺。
その上に載せられたチャーシューは、見るからに特別。
低温で火入れした桜色の美しさ、薄切りにされたそれは、熱々のスープに触れるたびに、しゃぶしゃぶのように柔らかくとろける。

この『塩そば』は、シンプルながらもその奥に深い味わいと情熱を秘めています。
一杯で、そのすべての感動を味わうことができました。

桜上水 船越

桜上水 船越

東京・桜上水の「桜上水 船越」。
店主は、『渡なべスタイル』の渡辺樹庵氏の下で修業を積んだ実力派。
その技術がふんだんに詰まったラーメンは、多くのラーメンファンを惹きつけ、人気店となりました。
豊富な食材を活かしたこのワンタンメンは、食べ応えが充分。
その豊かな味わいは一度食べたら忘れられないものとなります。

ワンタンメン(塩)

桜上水 船越

「ワンタンメン(塩)」は、上品さと味わい深き魅力が交錯する独自のスタイルが特徴的な一杯。
スープは、豚(豚ゲンコツ&背ガラ)由来の力強いうま味を基調に、鶏と牛も加えて一層のコクを引き立てます。
そして、昆布や煮干し出汁に由来する和風の風味が口の中で広がり、深みのある旨みが凝縮した重厚感ある味わいに多くのファンを魅了しています。

麺は、三河屋製麺の手揉みが入った中加水麺。
小麦の香りが豊かで、モチモチとした食感が特徴で、その存在感はスープに負けない食べ応えがあります。
プリッとした食感と肉の旨みが詰まったワンタンは、卓上のラー油とお酢を加えて、その味わいを多角的に楽しむこともできます。

チャーシューは肩ロースをメインに、スープで煮込んだ煮豚もトッピングされており、その肉々しい香りと存在感は心地よく、食べ応えが十分です。

カネキッチン ヌードル

カネキッチン ヌードル

東京・南長崎の「Kanekitchen Noodles」。
名店「六厘舎」で修業を積んだ店主。
高級地鶏。丹波黒どりと上州せせらぎポークを贅沢に仕様し、旨味の濃さをが加わった至福の一杯をいただけます。

特選潮らぁめん

カネキッチン ヌードル

このラーメンの特徴は地鶏丹波黒どりを贅沢に使用したスープ。
その旨味の濃さが口の中で広がり、鶏本来の風味を存分に楽しむことができます。

麺は三河屋製麺の平打ち中細ストレート麺。
その弾力と滑らかな口当たりが鶏スープと絶妙に絡み合います。

チャーシューは、豚肩ロースの吊し焼きに加え、鶏胸肉、鶏もも肉と、異なる食感と味わいのお肉が組み合わさり、一杯の中でさまざまな楽しみを提供してくれます。
そのバランスの良さは、丁寧な仕事ぶりを感じさせます。

真鯛らーめん 麺魚 本店

真鯛らーめん 麺魚 本店

東京・錦糸町にある「真鯛らーめん 麺魚 本店」。
まさに海の恵みが凝縮された一杯。
スープは愛媛県宇和島産の真鯛の中骨を使い、鯛本来の旨みと風味を最大限に引き出しています。
ただ美味しいだけでなく、食材へのリスペクトと調理法への熟練が感じられました。

特製真鯛らーめん

真鯛らーめん 麺魚 本店

スープは愛媛県宇和島産の真鯛の中骨を使い、鯛本来の旨みと風味を最大限に引き出しています。
ドイツ産の岩塩と、鯛から抽出した鯛脂の使用により、鯛の味わいが一層深まっています。口に含むと、まるで海そのもののような広がりと深みが感じられました。

麺は北海道産小麦を100%使用した石臼挽き全粒粉の中細ストレート麺。
この麺がもつ自然な甘みとコシは、鯛スープと見事にマッチしています。

見逃せないのが、真空低温調理による桜木燻製のチャーシュー。
スモーキーな香りとジューシーな食感は、他のラーメン店で味わえない特別な逸品。
さらに、こだわりが感じられる味玉は、鯛のエキスが注入されており、一杯の中で鯛が織りなすハーモニーを堪能できます。

※本記事は、2023/10/13に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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